JP2005116150A - Nand型不揮発性メモリセルの作動方法 - Google Patents

Nand型不揮発性メモリセルの作動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1つのNANDアレイにおいてセルあたり2つビットを保存することが可能な不揮発性フラッシュメモリを提供することによって、メモリをプログラミングあるいは消去するのに必要な電力を低減し、高密度で小さなピッチを達成する。
【解決手段】メモリセル作動方法は、電荷トラッピング構造を有し、かつNANDストリングの一員であって、電気的に消去可能でプログラミング可能なリード・オンリー・メモリ(EEPROM)セルを準備し、該電荷トラッピング構造内に配置されたEEPROMセルのアップビット及びダウンビットに消去を処理し、該EEPROMセルのアップビット及びダウンビットの少なくとも一つをプログラミングする工程からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に不揮発性メモリ装置に関し、より詳しくはセルあたり多数のビットを収容できる、局所的にトラッピングした電荷メモリセル構造を作動させる方法に関する。
不揮発性半導体メモリ装置は、電力が切られた状態であってもプログラミングした情報を保持するよう設計されている。リード・オンリー・メモリ(ROM)はマイクロプロセッサに基づくデジタル電子機器および携帯可能な電子装置等の電子機器で一般的に用いられている不揮発性メモリである。
ROM装置は、典型的には多数のメモリセルアレイを含む。各メモリセルアレイは、交差するワードラインとビットラインとを含むものとしてイメージすることができる。ワードラインとビットラインのとの各交点は、メモリの1つのビットに対応させることができる。マスクプログラム化の可能な金属酸化物半導体(MOS)ROM装置において、ワードラインとビットラインとの交点でMOSトランジスタが存在するか否かは、保持されている論理“0”と“1”との間で区別される。
プログラム可能なリード・オンリー・メモリ(PROM)は、ユーザがPROMプログラムマーを用いてデータ値を保存できる(すなわち、PROMをプログラミングできる)という点を除けば、マスクプログラミング可能なROMと類似している。PROM装置は、典型的にはワードラインとビットラインとの全ての交点で融合接続して製造されている。このことは、特定の論理値における全てのビットを典型的には“1”とすることに対応している。PROMのプログラマーを用いて、典型的には該所望のビットに対応する融合接続部を揮発させる高電圧を印加することによって所望のビットを反対の論理値に設定する。典型的なPROM装置は、一度だけプログラミングすることが可能である。
消去可能で、プログラミング可能なリード・オンリー・メモリ(EPROM)はPROMと同様プログラミングすることが可能であるが、紫外線に曝すことによって消去処理を行うこともできる(例えば、すべて論理値“1”状態)。典型的なEPROM装置は、ワードラインとビットラインのすべての交点(すなわち、すべてのビット位置)においてフローティングゲートMOSトランジスタを有する。各MOSトランジスタは2つのゲート:フローティングゲートと非フローティングゲートとを有する。フローティングゲートはいずれの導体にも電気的に接続されておらず、高インピーダンスの絶縁材料によって包囲されている。EPROM装置をプログラミングするためには、論理値(例えば、論理“0”)が保存される各ビット位置における不揮発性ゲートに対して高電圧を印加する。これによって、絶縁材料のブレークダウンを引き起こし、フローティングゲートにネガティブ電荷が蓄積することを可能とする。高電圧を除去しても、ネガティブ電荷がフローティングゲートに残留する。その後の読出し動作の間に、MOSトランジスタが選択された場合に、このネガティブ電荷によって、MOSトランジスタがドレイン端子とソース端子との間に低抵抗チャンネルを形成する(すなわち、オンとなる)のを防止する。
EPROM集積回路は通常石英蓋を有するパッケージに収納されるが、EPROM集積回路を石英蓋を通過する紫外線に曝すことによってEPROMの消去処理をする。紫外線に曝されてフローティングゲートを包囲する絶縁材料が多少導電化されると、フローティングゲートに蓄積したネガティブ電荷を消失することを可能とする。
電気的に消去可能でプログラム可能な典型的なリード・オンリー・メモリ(EEPROM)装置は、個々に保存されたビットを電気的に消去可能な点を除けば、EPROM装置と類似している。EEPROM装置のフローティングゲートは非常に薄い絶縁層によって包囲され、プログラミング電圧の極性と反対の極性を有する電圧を非フローティングゲートに印加することによってフローティングゲート上に蓄積したネガティブ電荷を消失することが可能となる。
フラッシュメモリ装置は時としてフラッシュEEPROM装置と呼ばれるが、電気的な消去処理はフラッシュメモリ装置の大きな部分あるいは全体量に関与するという点で、EEPROMとは異なる。
局在的にトラッピングされる電荷装置は、不揮発性メモリにおける比較的最近の発展にかかわるものである。このような装置は一般的に窒化物リード・オンリー・メモリ(NROM)装置と呼ばれ、頭文字“NROM”はサイフンセミコンダクターズ社(Saifun Semiconductors Ltd.)(ネタニャ、イスラエル)の結合商標の一部である。
フラッシュメモリアレイは、NORあるいはNANDのいずれかに配向させることが可能である。NORアレイは、並列に接続させた複数のメモリの集合体である。NANDアレイは直列に接続した複数のメモリの集合体である。プログラムされた検知電流とプログラムされていない検知電流との間の区別をつける場合には、NAND配置よりもNOR配置の方が簡単である。しかしながら、NORはNANDアレイよりも半導体の実際の形態はより大きいことが求められる。従って、NORアレイに比較してNAND配置によって比較的低い電力で作動させることができるので、高集積度が必要な場合にはNAND配置が通常好ましい。
先行技術におけるNANDアレイは、フローティングゲートを有するメモリセルに基づいていた。これらのNANDメモリセルは、セルあたり1ビットを保存することができる。さらに、NANDメモリセルは、高いプログラミング電圧を必要としている。20ボルトのプログラミング電圧がしばしば必要とされる。その上、フローティングゲートを活用するNANDメモリセルは、複雑な組み立て方法および設計回路が依然必要となる。
このように、先行技術では、NANDメモリセルをプログラミングするのに必要とされる電圧を低減する必要性が存在している。さらに、NAND保存密度を増加させかつ組立方法の複雑性を減少させる必要性が依然存在する。
本発明に係るメモリセル作動方法は、電荷トラッピング構造を有し、かつNANDストリングの一員であって、電気的に消去可能でプログラミング可能なリード・オンリー・メモリ(EEPROM)セルを準備し、該電荷トラッピング構造内に配置されたEEPROMセルのアップビット及びダウンビットに消去を処理し、該EEPROMセルのアップビット及びダウンビットの少なくとも一つをプログラミングする工程からなる
本発明は、1つのNANDアレイにおいてセルあたり2つのビットを保存することが可能な不揮発性フラッシュメモリを提供することによって、上記必要性に対処するものである。このNANDアレイの作成は簡単であり、メモリをプログラミングあるいは消去するのに必要な電力は低い。更に、本発明のNANDアレイによって設計上高密度で小さなピッチを達成できる。
本願発明は、電気的に消去可能でプログラミング可能なリード・オンリー・メモリ(EEPROM)セルの作動方法からなる。各EEPROMセルは基板中に形成されかつ基板中に形成されたソースとドレインとを有するトランジスタを有する。本方法の一実施態様では、基板を接地する。基板中のチャンネルによってソースとドレインとを接続する。各トランジスタは、チャンネルの上に位置する電荷トラッピング構造を有する。電荷トラッピング構造は、2つの絶縁層の間に位置する電荷トラッピング層を有する。各トランジスタは、さらに電荷トラッピング構造の上に位置するゲートを有する。各EEPROMセルは、2つのビット情報を保存できる。1つのビットはアップビットとして指定され、他のビットはダウンビットとして指定される。EEPROMセルを作動させる方法の一態様では、EEPROMセルに消去処理をし、アップビットをプログラミングして、ダウンビットをプログラミングする。
本方法の別の態様では、ネガティブゲート対基板消去電圧を印加してソースとドレインとをフローティングさせて、電子をゲートから注入して電荷トラッピング構造中にトラッピングさせることにより、EEPROMセルに対して消去処理をする。本方法のさらに別の態様では、ポジティブゲート対基板消去電圧を印加してソースとドレインとをフローティングさせ、電子をゲートから注入して電荷トラッピング構造中にトラッピングさせることによって、EEPROMセルに対して消去処理をする。
本方法の他の態様では、ゲートにネガティブカットオフ電圧を印加して、EEPROMセルのアップビットをプログラミングする。ソースに対しては、ポジティブ供給電圧を印加する。ドレインは接地をする。電圧をこのように組み合わせることによって、ソース近傍の電荷トラッピング構造の電荷トラッピング層中にホールを注入する。本方法の更に別の態様では、ゲートにネガティブカットオフ電圧を印加することによって、EEPROMセルのダウンビットをプログラミングする。ドレインにポジティブ供給電圧を印加し、ソースを接地する。この方法によって、ドレイン近傍の電荷トラッピング構造の電荷トラッピング層中にホールを注入する。
更に本方法の別の態様では、アップビットを読出すことができる。同様に、ダウンビットを読出すことができる。本方法の別の態様では、ゲートに検知電圧を印加することによってアップビットの読出すことが教示される。さらに、ポジティブ電圧をドレインに印加する。ソースを接地し、ソースあるいはドレイン中の電流を検知する。検知された電流が閾値を超えた場合にアップビットがプログラミングされたと宣言し、検知された電流が閾値を超えない場合にアップビットがプログラミングされていないと宣言する。
更に本方法の別の態様では、ゲートに検知電圧を印加することによってダウンビットの読出すことを提示する。さらに、ポジティブ電圧をソースに印加する。ドレインを接地し、ドレインあるいはソース中の電流を検知する。検知された電流が閾値を超えた場合にダウンビットがプログラミングされたと宣言し、検知された電流が閾値を超えない場合にダウンビットがプログラミングされていないと宣言する。
本発明は、さらにEEPROMセルがNANDストリングの一員である場合に、電気的に消去可能でプログラミング可能なリード・オンリー・メモリ(EEPROM)セルの作動方法を含む。前のものと同様、EEPROMセルは、基板上に形成したトランジスタを有する。本方法の1つの実施態様では、基板を接地することを提示する。トランジスタは、基板中に形成したソースとドレインおよびソースとドレインとの間の基板中のチャンネルとを有する。トランジスタはさらに、チャンネルの上に位置する電荷トラッピング構造を有する。電荷トラッピング構造は、2つの絶縁層の間に配置された電荷トラッピング層を有する。トランジスタは、さらに電荷トラッピング構造上に位置するゲートを有する。各EEPROMセルは、本明細書中アップビットおよびダウンビットと呼ぶ2つのビット情報を保存できるように形成されている。NANDストリングは、ソースをドレインに接続する直列接続したn個のEEPROMセルを有する。NANDストリングの各セルは、該EEPROMセルと実質的に同一である。NANDストリング中のEEPROMセルは、連続的に1からnとインデックスを付けることができる(ただし、nは少なくとも1以上である。NANDストリングはアップエンドおよびダウンエンドを有する。NANDストリングのアップエンドはアップストリングセレクトトランジスタ(SSTU)を含む。SSTUも基板中に形成され、ソースとドレイン、該ソースとドレインとの間の基板中のチャンネルとを有する。SSTUは、さらにチャンネル上に位置する誘電層及び該誘電層上に位置するゲートを有する。SSTUのドレインがインデックス1を有するEEPROMのソースに接続される。SSTUのソースは、アップビットライン(BLU)に接続される。SSTUのゲートがアップストリングセレクトライン(SSLU)に接続される。NANDストリングのダウンエンドは、ダウンストリングセレクトトランジスタ(SSTD)を有する。SSTDは基板中に形成され、ソースとドレイン、該ソースとドレインとの間の基板中のチャンネルとを有する。SSTDは、さらに該チャンネル上に位置する誘電層及び該誘電層上に位置するゲートを含む。該SSTDの該ソースがインデックスnを有するEEPROMのドレインに接続されている。該SSTDの該ドレインがダウンビットライン(BLD)に接続されている。SSTDのドレインは、ダウンビットライン(BLD)に接続されている。STDのゲートがダウンストリングセレクトライン(SSLD)に接続されている。NANDストリングの各EEPROMセルは、そのゲートをワードラインに接続している。各ワードラインは、ワードラインが接続されているEEPROMセルのインデックスに従ってインデックスがつけられている。
NANDストリングの一員であるEEPROMを作動させる方法の一態様では、NANDストリング中の全てのEEPROMに消去処理をし、NANDストリング中のEEPROMセルを同定する。同定したEEPROMのアップビットをプログラミングすることができる。同様に、同定したEEPROMセルのダウンビットもプログラミングすることができる。
NANDストリング中の全てのEEPROMセルに消去処理をする方法の一例は、BLU,BLD,SSLU及びSSLDをフローティングさせながら、全てのワードラインにネガティブの消去電圧を印加する。
NANDストリング中の全てのEEPROMセルに消去処理をする方法の別の例は、全てのワードラインにポジティブ消去電圧を印加し、BLUおよびBLDを接地し、SSLUとSSLDとにポジティブ供給電圧を印加する。
NANDストリングの一員であるEEPROMセルを作動する方法の別の例は、EEPROMセルのアップビットをプログラミングすることができる。アップビットをプログラミングする一方法では、EEPROMセルのゲートに接続されたワードラインにネガティブカットオフ電圧を印加する。BLU,SSTUのゲート及びSSTDのゲートにポジティブ供給電圧を印加する。BLDは接地する。プログラミングするEEPROMセルのゲートに接続したワードライン以外の全てのワードラインに対して高ポジティブ電圧を印加する。
NANDストリングの一員であるEEPROMセルを作動する方法の別の例は、EEPROMセルのダウンビットをプログラミングすることができることを提示する。本発明の方法の一態様では、EEPROMセルのゲートに接続されたワードラインにネガティブカットオフ電圧を印加することによって、ダウンビットをプログラミングする。BLD,SSTUのゲート及びSSTDのゲートにポジティブ供給電圧を印加する。BLUは接地する。同定されたEEPROMセルのゲートに接続したワードライン以外の全てのワードラインに対して高ポジティブ電圧を印加する。
本発明の方法は、さらにNANDストリングの一員であるEEPROMセルのアップビットおよびダウンビットを読出す方法を提示する。アップビット読出し方法の一態様では、EEPROMセルのゲートに接続したワードラインに検知電圧を印加する。その他のワードラインにポジティブ供給電圧を印加する。別のポジティブ電圧をBLDに印加する。BLUを接地し、SSTUのドレインあるいはSSTDのソース中の電流を検知する。検知された電流が閾値を超えた場合に、EEPROMセルのアップビットがプログラミングされたと宣言し、検知された電流が閾値を超えない場合にEEPROMセルのアップビットがプログラミングされていないと宣言する。
本発明の方法の一態様では、ダウンビットを読出すこともできる。本態様は、ダウンビットを読出す工程はEEPROMセルのゲートに接続したワードラインに検知電圧を印加することを含む。その他のワードラインにポジティブ供給電圧を印加する。別のポジティブ電圧をBLUに印加する。BLDを接地し、SSTDのソース中の電流あるいはSSTUのドレイン中の電流を検知する。検知された電流が閾値を超えた場合にEEPROMセルのダウンビットがプログラミングされたと宣言し、検知された電流が閾値を超えない場合にEEPROMセルのダウンビットがプログラミングされていないと宣言する。
さらに、本発明は、NAND型の消去可能で、プログラミング可能なリード・オンリー・メモリ(EEPROM)装置を含む。EEPROM装置の一態様では、基板に形成した実質的に同一の複数のNANDストリングを有する。基板中に形成した実質的に同一の複数のNANDストリングを含む。各NANDストリングは、アップエンドとダウンエンドとを有する。さらに、各NANDストリングは、1からnにインデックスを付され直列に接続した複数のEEPROMセルを含む。異なるNANDストリングにあるが同一のインデックスを有するEEPROMセルは1つのワードラインに接続されている。このワードラインは、ワードラインが接続されているEEPROMのインデックスと同一のインデックスによって同定されている。EEPROM装置は、さらに各NANDストリングに接続したBLU及び同様に各NANDストリングに接続したBLDを含む。さらに、EEPROM装置は、各NANDストリングのアップエンドとNANDストリングと接続したBLUとの間に配置したSSTUを有する。EEPROM装置は、さらにNANDストリングのダウンエンドとNANDストリングと接続したBLDとの間に配置したSSTDを有する。NAND型のEEPROM装置の別の一態様では、各EEPROMセルは、2つのビット情報を保存することができる。
本装置および方法を、機能的説明で文法的に柔軟性をもって記載したが、均等論の法理の下に特許請求の範囲によって与えてある定義の意味および均等物全体の範囲に従って解釈されるべきであることを明確に理解されたい。
本明細書に記載したいずれの特徴あるいはそれら特徴の組み合わせは、これらの任意の組み合わせが相互に矛盾せず、また文脈、本明細書、本技術等業者から明らかである限りは、本発明の範囲内に含まれる。本発明を要約すべく、本発明のある種の視点、利点及び新規な特徴を本明細書に記載する。もちろん、これらの視点、利点あるいは特徴は必ずしも本発明の特定の実施態様に採用されていないことを理解すべきである。本発明のさらに別の利点及び視点は、以下の発明詳細な説明及び請求項から明らかとなる。
以下、本発明の好ましい実施例について、その例示が示された添付図面を参照して詳細に説明する。可能な限り、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号が用いられている。図面は、簡単な形態であり寸法も正確でないことを留意すべきである。この開示について、便宜上および明確化だけのため、頂部、底部、左右、上下、真上、上方、下方、下側、真下、前、後の如き方向を示す用語が、添付図面について用いられている。これら方向を示す用語は、本発明の範囲を任意の態様に限定するものでない。
本開示は、ある図示の実施例に言及している。これらの実施例は、例示のために提示され、本発明を限定するものでない。以下の詳細な説明の目的は、代表的な実施例を述べているが、請求の範囲によって限定された本発明の概念および範囲内に含まれるように、実施例の変形、代替および均等の全てを含むように解釈されるべきである。
ここに述べられたプロセスステップおよび構造は、非揮発性メモリセルを製造するための全プロセスフロ−を含まないことを理解且つ認識すべきである。当業界で通常用いられている種々の集積回路製造技術について本発明を共通に実施することができる幾つかのプロセスステップは、本発明の理解に必要のために、ここに開示される。本発明は、全体的に、半導体装置およびプロセスの分野において適用性を有する。しかし、図示のため、以下の説明がメモリセルを消去し、プログラミングし、読出す方法およびメモリセルを製造する方法に関連する。
より詳細に図面を参照すると、図1は、本発明に係る代表的な非揮発性メモリセルの作動方法のフロー図である。
本発明の一つの特徴によれば、この非揮発性メモリセルは、セルごとに多層ビットを記憶することができるとラッピング電荷メモリセルから成る。図示の実施例では、非揮発性メモリセルは、電気的にプログラミングを消去および再書き込みが可能なメモリセル(EEPROM)を備えている。この代表的な方法によれば、EEPROMセルは、例えば、ポジティブ又はネガティブのフアウラー・ノルドハイムトンネル現象を用いてステップ5で消去される。次いで、このトランジスタのアップビットが、ステップ10でプログラミングされ、即ち、非消去状態に設定される。更に、トランジスタのダウンビットが、同様に、ステップ15でプログラミングされる。今、EEPROMセルのアップビットおよびダウンビットの意味が、説明されよう。
図2は、本発明に従って構成されたEEPROMセルの代表的な実施例の横断面線図である。
この実施例によれば、EEPROMセルは、基板1000に形成されたトランジスタから成っている。この基板は、シリコンを備えることができる。更に、この基板には、ホールを形成することができる。ホールが設けられた基板は、p-型基板と称されている。このトランジスタは、ソース領域1005とドレイン領域1010とを備えている。これらソース領域1005およびドレイン領域1010には、n-型不純物が多量に使用されている。従って、これら領域を、n+型領域として設定することができる。ソース領域1005とドレイン領域1010との間の基板の領域は、トランジスタのチャンネルと称されている。電荷トラッピング構造1015がこのチャンネルを被覆している。図示の実施例では、電荷トラッピング構造1015は、第一の絶縁層と、電荷トラッピング層と、第二の絶縁層とを備える三つの比較的薄い層から成っている。電荷トラッピング構造1015の代表的な実施例によれば、第一の絶縁層は、チャンネルを被覆し、電荷トラッピング層は、第一の絶縁層を被覆し、第二の絶縁層は、電荷トラッピング層を被覆している。通常では、二酸化ケイ素が第一および第二の絶縁層を形成し、窒素ケイ素が電荷トラッピング層を形成する。ゲート1020と称されている導電層は、電荷トラッピング構造1015を被覆している。ゲート1020のコンタクト1025も、図示の実施例に設けられている。上述されたトランジスタの、通常の作用の一例では、基板1000は、接地される。典型的には、電圧がゲートに印加され、EEPROMセルのソース又はドレインが基板について測定される。基板のポテンシャルは、典型的な場合において、“接地”と称される。電圧源を含む外部回路は、ドレイン1010に接続され、この結果、ドレイン1010のポテンシャルは、接地に関してポジティブにされる。ソース1005は、この例では、接地されている。このように構成されたとき、ソース領域1005とドレイン領域1010領域との間のチャンネルに流れる電流を、ゲート1020とソース1005との間に印加された電圧によって制御することができる。チャンネルに流れる電流(ドレイン電流という)を、ドレイン1010に接続された外部回路で現すことができる。(図示の一実施例によれば、電圧は、ゲートコンタクト1025とソース1005との間に印加される。電圧がゲート1020に印加されるかゲートコンタクト1025に印加されるかは、トランジスタの作動に相違はない)。ゲート‐ソース電圧が零であるとき、本質的に、電流がチャンネルに流れない。この結果、零のドレイン電流になる。ゲート‐ソース電圧が上昇するにつれて、ドレイン電流は、閾値電圧、Vtに到達するまで、本質的に零であり続ける。(Vtの値は、トランジスタの構成の多くの要部に基づいて決定されるが、典型的には、1ボルトより小さい値を有する)。ゲート‐ソース電圧がVtを超えたとき、ドレイン電流は、ゲート‐ソース電圧の上昇に伴って上昇するように設定されている。
従来のフローティングゲートEEPROMセルにおいて、情報は、トランジスタの閾値電圧Vtの値を変更することによって、EEPROMセルに記憶される。例えば、Vtが0.5ボルトの値を有する場合、1,5ボルトをトランジスタのゲートに印加すると、検知され得る大きな値のドレイン電流になる。他の例として、Vtが3ボルトの値を有する場合、1.5ボルトをトランジスタのゲートに印加すると、本質的に零のドレイン電流になる。このVtの値を制御することによって、1ビットの情報を、従来のフローティングゲートEEPROMセルに記憶することができる。Vtの値を大きくする一つの方法は、過剰な電子をフローティングゲートに蓄積させることである。従来のフローティングゲートEEPROMセルを用いる一つの方法によれば、セルは、高いVtを有するので、通常のポジティブ電圧がゲートに印加された場合、本質的に零のドレイン電流になる。
従来のフローティングゲートEEPROMセルは、過剰な電子がフローティングゲートにないとき、“プログラミングされる”という。プログラミングされたフローティングゲートEEPROMセルは、低いVtを有し、このため、通常のポジティブ電圧がゲートに印加されたとき、零でないドレイン電流になる。従って、従来のフローティングゲートEEPROMセルは、消去状態とプログラミング状態との二つの状態を取ることができる。例えば、ロジック“1”を消去状態に、ロジック“0”をプログラミング状態に設定することによって、従来のフローティングゲートEEPROMセルが1ビットの情報を記憶することができることが留意されるべきである。
1ビットの情報は、多分、二つの等しい値の一つを形成することができる任意の量に関連する。二進値を記憶することができる装置の他の例は、光スイッチのON/OFF状態、マグネットのN/S磁化、電圧の高/低状態等である。これらの例のそれぞれは、図示のためだけに提示され、本発明の範囲を限定するものでない。
本発明のEEPROMセルにおける電荷トラッピング構造1015の電荷トラッピング層は、きわめて局部的な領域における電荷を蓄えることができる好ましい性質を有する。例えば、一つの実施例によれば、トランジスタのドレイン1010に近い電荷トラッピング層の領域1030は、一つの電荷値を収容することができる。トランジスタのソース1005に近い電荷トラッピング層の領域1035は、別の電荷値を収容することができる。
上記電荷トラッピング層における二つの領域のそれぞれは、過剰な電子(ネガティブ電荷)または過剰でない電子(ニュートラル電荷)のいずれかを保持することができる。既に述べられた従来のフローティングゲートEEPROMのために選択された例と同様な本発明の一例によれば、過剰な電子状態を、“消去状態”と称することができる。過剰な電子が存在しない状態を、“プログラミング状態”と称することができる。本発明のEEPROMセルは、窒化層に、プログラミングまたは消去することができる二つの領域1030、1035を有する。本発明に係るEEPROMセルが2ビットの情報を記憶することができることが明らかである。以下の記載では、ソース1005に近い電荷トラッピング層の領域1035がアップビットを記憶するために用いられ、ドレイン1010に近い電荷トラッピング層の領域1030が、ダウンビットを記憶するために用いられる。
図1に示された方法の変更に続いて、アップビットをステップ20で読出し且つダウンビットをステップ25で読出すことによって、EEPROMセルを問い合わせすることができる。この読出しはそれぞれのビットがプログラミングされるか否かを決定することを含む。
図3は、本発明に係るEEPROMセルを消去する代表的な方法のフロー図である。
この代表的な方法は、EEPROMセルの両ビットを消去するために用いることができる。本発明の代表的な方法一実施例によれば、ファウアー・ノルドハイムトンネル現象が実施され、ネガティブゲート-基板消去電圧がステップ30でEEPROMセルのゲートに印加される。代表的な実施例によれば、約−18ボルトのネガティブ消去電圧が用いられる。EEPROMセルのソースは、ステップ35でフロートされる。同様に、EEPROMセルのドレインは、ステップ40でフロートされる。消去に関するこの開示および下記の開示のための変形例において、ネガティブ消去電圧がゲートに印加された状態で、基板をポジティブに、即ち、接地することができる。再び、図2を参照すると、この方法の本ステップは、過剰な電子を、ゲート1020から注出させて電荷トラッピング層の両領域1030、1035にとラッピングさせる。過剰な電子は、両領域1030、1035のための消去状態に相応する。このため、アップビットおよびダウンビットの両方が、消去されるようになる。
図4A〜Fは、本発明に係るセルを作動するためにEEPROMセルに印加された電圧を説明する概略線図である。図4Aは、ソースSとドレインDとをフローティングしてEEPROMセルのゲートGにネガティブ消去電圧3000を印加することを示す。
図5は、本発明に係るEEPROMセルを消去する他の代表的な方法のフロー図である。
本方法のこの変形例によれば、ファウラー・ノルデハイムトンネル現象が実施され、ポジティブゲート-基板消去電圧が、ステップ45で、EEPROMセルのゲートに印加される。一つの代表的な実施例によれば、約18ボルトのポジティブ消去電圧が用いられる。EEPROMセルのソースは、ステップ50において接地される。同様に、EEPROMセルのドレインは、ステップ505において接地される。消去に関する本開示および以下の開示の変形例において、ポジティブ即ち接地ポテンシャルがゲートに印加されている状態で、基板をネガティブポテンシャルでバイアスすることができる。再度、図2を参照すると、この方法の本ステップは、過剰な電子を基板1000から抽出させて窒化物の両領域1030、1035にとラッピングさせる。過剰な電子は、両領域1030、1035のための消去状態に相応する。従って、アップビットおよびダウンビットの両方は、再び消去されるようになされる。図4Bは、ソースSおよびドレインDが接地されたまま、EEPROMセルのゲートGにポジティブ消去電圧3005を印加することを示している。代表的な実施例において、ソースおよびドレインの電圧は、基板の電圧に等しくされている。
図6は、本発明に係るEEPROMセルのアップビットをプログラミングする代表的な方法のフロー図である。
この代表的な方法によれば、基板は、接地され、ネガティブカットオフ電圧が、ステップ60において、EEPROMセルのゲートに印加される。変形例において、基板をポジティブポテンシャルでバイアスすることができる。ポジティブ供給電圧が、ステップ65において、EEPROMセルのソースに印加され、EEPROMセルのドレインがステップ70で接地される。EEPROMセルの一つの代表的な実施例によれば、約−5ボルトのネガティブカットオフ電圧が用いられる。
この代表的な実施例に係るポジティブ供給電圧を約5ボルトにすることができる。上述の電圧を図2のEEPROMセルに印加すると、ホールを、基板から電荷トラッピング層のアップビット領域1035に充填せしめる。“ホール”は、半導体に原子の電子が存在しないことである。ホールは、電子の電荷に等しく反対のポジティブ電荷を担持する。電荷トラッピング層のアップビット領域1035に充填されるホールは、アップビット領域1035内の電子と再結合してこれを補償する。この再結合と補償とは、アップビット領域1035における過剰な電子を中性化する傾向がある。従って、アップビット領域1035は、プログラミング状態をとる。図4Cは、ポジティブ供給電圧3015がソースSに印加され、且つドレインが接地されている状態で、EEPROMセルのゲートGにネガティブカットオフ電圧3010を印加する場合を示している。
図7は、本発明に係るEEPROMセルのダウンビットをプログラミングする代表的な方法のフロー図である。
この代表例によれば、基板は、再度接地され、ネガティブカットオフ電圧が、再度、ステップ75において、EEPROMセルのゲートに印加される。変形例において、基板をポジティブポテンシャルでバイアスすることができる。ポジティブ供給電圧が、ステップ80において、EEPROMセルのドレインに印加される。EEPROMセルのソースは、ステップ85で接地される。
EEPROMセルの代表的な実施例によれば、約−5ボルトのネガティブカットオフ電圧と約5ボルトのポジティブ供給電圧とを用いることができる。上述の電圧を図2のEEPROMセルに印加すると、ホールを、基板から窒化層のダウンビット領域1030に充填させる。電荷トラッピング層のダウンビット領域1030に充填されるホールは、ダウンビット領域1030に注入されるホールは、ダウンビット領域1030の電子と再結合して補償し、これにより、ダウンビット領域1030の過剰な電子の効果を中性化する傾向がある。このため、ダウンビット領域1030は、プログラミング状態をとる。図4Dは、ポジティブ供給電圧3025がドレインDに印加されソースSが接地されている状態で、EEPROMセルのゲートGにネガティブカットオフ電圧3020を印加していることを示している。
図8は、本発明に係るEEPROMセルのアップビットを読出す代表的な方法のフロー図である。
この代表的な方法の実施例によれば、基板は、接地され、検知電圧がステップ90において、EEPROMセルのゲートに印加される。変形例において、基板をポジティブポテンシャルでバイアスすることができる。小さなポジティブ電圧がステップ95で、EEPROMセルのドレインに印加される。EEPROMセルのソースは、ステップ100で、接地される。上記電圧が印加されると、ソース内の電流は、ステップ105で検知される。この方法の他の変形例によれば、ドレイン内の電流が、検知される。一般に、ドレイン内の電流は、アップビットがプログラミングされない場合、本質的に零である。アップビットがプログラミングされた場合、明らかに述べられるように、測定可能な電流は、ドレインで観察される。より正確には、閾値電流は、電流の値が閾値を超えるときに電流が生ずるように、設定される。電流が閾値を超えないとき、電流は零になるように設定される。代表的な実施例によれば、閾値電流の典型的な値は、約10μAである。本方法の実施例によれば、電流の検知された値は、ステップ110で閾値と比較される。電流が閾値を超えないとき、アップビットがステップ115で、プログラミングされないことを示す決定がなされる。電流が閾値を超えるとき、アップビットがステップ120で、プログラミングされることを示す決定がなされる。図4Eは、小さな(低い)ポジティブ電圧3035がドレインDに印加され、ソースSが接地されて、EEPROMセルのゲートGに検知電圧3030を印加することを示している。電流センサ3040がドレイン電流を検知する。別の実施例では、ソース電流が検知される。
図9は、本発明に係るEEPROMセルのダウンビットを読出す代表的な方法のフロー図である。
この代表的な方法の一実施例は、アップビットを読出すように既に述べられた方法と並行するが、ソースと、これと逆のドレインとの役割を有している。即ち、基板は、再度、接地され(または、ポジティブポテンシャルでバイアスされる)、検知電圧は、再度、ステップ125において、EEPROMセルのゲートに印加される。小さなポジティブ電圧がステップ130で、EEPROMセルのソースに印加される。このEEPROMセルのドレインは、ステップ135で接地される。上記電圧が印加されたことにより、ドレイン内の電流は、ステップ140で検知される。これとは別に、ソース内の電流を、検知してもよい。本方法の一実施例によれば、検知された電流値は、上述された閾値とステップ145において比較される。電流が閾値を超えない場合、ダウンビットがステップ15でプログラミングされないことを示す決定がなされる。電流が閾値を超える場合、ダウンビットがステップ155においてプログラミングされることを示す決定がなされる。図4Fは、小さなポジティブ電圧3050がソースSに印加され且つドレインDが接地された状態でEEPROMセルのゲートGに検知電圧を印加することを示している。電流センサ3055が、ソース電流を検知する。
上記は、小さなポジティブ電圧および検知電圧に関して、EEPROMセルのアップビットおよびダウンビットを読出す方法を述べた。代表的な実施例によれば、検知電圧は、約3ボルトを示す。換言すると、読出し中、ゲートに印加された最低限の検知電圧は、プログラミングされたビットのチャンネルに十分な反転を発生させる電圧である。上述の代表的な実施例によれば、小さなポジティブ電圧の代表的な値は、約1.5ボルトである。
ここに述べられた種々の実施例において、電荷トラッピング構造から成る一つ以上のEEPROMセルは、情報を記憶するのに用いられる。上述したように、EEPROMセルは、NORまたはNANDのいずれかの構造で配置されることが多い。密度の観点から、NAND構造が好ましい。このNAND構造は、主に、NOR構造より消費電力が少ない。
図10は、本発明に係るEEPROMセルのNAND構造の代表的な実施例の横断面線図である。
便宜上、三つのEEPROMセル(A、B、Cで示された中間の三つのトランジスタ)のみが図示されている。(本発明の範囲は、この図面における三つのセルの選択によって限定されない)。図10におけるトランジスタは、基板1000に形成されている。図10に示された形態のEEPROMセルの構造は、本明細書では、“ストリング”という。この図示の実施例におけるEEPROMセルは、ソースからドレインに直列で接続されている。実際、一つのトランジスタのソース領域は、隣接するトランジスタのドレイン領域として作用する。例えば、トランジスタCのソース1050は、トランジスタBのドレイン1050として機能する。同様に、トランジスタBのソースは、トランジスタAのドレインと同じである。このように、EEPROMセルは、配線または他の外部の接続部を必要とすることなく、直列に接続される。ソースおよびドレインのこの役割を除き、ストリングにおける各EEPROMセルは、上記EEPROMセルと実質的に同一である。即ち、各EEPROMセルは、上述の如く構成された、電荷トラッピング構造、ゲート1020およびゲートコンタクト1025を備えている。
この代表的な実施例は、同じ基板1000に形成された二つの追加のトランジスタ1090、1095を含む。これらトランジスタ1090、1095は、EEPROMセルA, B, Cのストリングの両端に配置されている。左のトランジスタ1090は、アップストリング選択トランジスタSSTUといい、右のトランジスタ1095は、ダウンストリング選択トランジスタSSTDという。SSTU1090は、基板1000に配置されたソース1060と、このソース1060に外部の接続部を接続するために用いられるソースコンタクト1065とを備えている。このような外部の接続部は、ここでは、アップビットラインBLUという。SSTU1090のドレイン1100は、左のEEPROMセルAのソース1100と同じである。更に、SSTU1090は、ソース1060とドレイン1100との間で基板1000に形成されたチャンネルを備えている。更に、SSTU1090は、チャンネルを覆う絶縁層1055と、ゲート1110とゲートコンタクト1080とを備えている。ゲート1110は、絶縁層1055を被覆する。外部の接続部をゲート1110に接続するのにゲートコンタクト1080を用いることができる。このような外部の接続部は、ここではアップストリング選択ラインSSLUという。右側のSSTD1095は、図面における左のSSTU1090の形態と対称である。このSSTD1095は、基板1000に配置されたドレイン1070を備える。更に、SSTD1095は、ドレインコンタクト1075を備え、このドレインコンタクトは、外部の接続部をドレイン1070に接続するために用いられる。このような外部の接続部は、ここではダウンビットラインBLDという。SSTD1095のソース1105は、右のEEPROMセルCのドレイン1105と同じである。更に、SSTD1095は、ソース1105とドレイン1070との間で基板に形成されたチャンネルを備える。このSSTD1095は、更に、チャンネルを覆う絶縁層1115を備える。また、このSSTD1095は、ゲート1120と、ゲートコンタクト1085とを備えている。ゲート1120は、絶縁層1115を被覆し、ゲートコンタクト1085を外部の接続部をゲート1120に接続するために用いることができる。このような外部の接続部は、ここではダウンストリング選択ラインSSLDという。図面における各EEPROMセルは、上述のEEPROMセルに設けられたゲートコンタクト1025と実質的に同一のゲートコンタクト1025を備えている。外部の接続部を各EEPROMセルのゲートに接続するために、各ゲートコンタクト1025を用いることができる。この外部接続部は、ここでは、ワードラインという。
便宜上、EEPROMセルを、図10と同様な線図において左から右へインデックスする。一般に、EEPROMセルを1からnにインデックスすることができる。この線図において、EEPROMセルAは、インデックス1を有し、EEPROMセルBは、インデックス2を有し、EEPROMセルCは、インデックスnを有する。この場合、nは、簡単な例では3である。更に便宜上、各EEPROMセルのゲートコンタクト1025に接続されたワードラインもまたこのワードラインが接続されたEEPROMセルのインデックスに従ってインデックスすることができる。従って、この線図において、EEPROMセルAに接続されたワードラインは、インデックス1を有し、EEPROMセルBに接続されたワードラインは、インデックス2を有し、EEPROMセルCに接続されたワードラインは、インデックスnを有し、ここで、再び、nは、この例では3である。上述したn=3の値は、本発明または請求の範囲を限定するものでない。
図11は、図10に示されたNANDストリングの、他の実施例の概略線図である。
この実施例は、アップストリング選択トランジスタSSTU2005とダウンストリング選択トランジスタSSTD2010との間に配置され且つ直列に接続されたnEEPROMセル2000を備えている。各EEPROMセルのゲートは、個々のワードライン2015(上述の如く、1からnにインデックスされた)に接続している。SSTU2005のゲートは、アップストリング選択ライン(SSLU)2020に接続し、SSTD2010のゲートは、ダウンストリング選択ライン(SSLD)2025に接続している。SSTU2005のソースは、アップビットライン(BLU)2030に接続している。同様に、SSTD2010のドレインは、ダウンビットライン(BLD)2035に接続している。図11のトランジスタのそれぞれは、同じ基板(図示せず)に配置され、ここに例示されたように、接地ポテンシャルに保持されている。次に、図11を参照すると、電圧が接地について形成されていることを示す。
NANDストリングのEEPROMセルを作動する方法が上記図10および11、更には、図12乃至18を参照して述べられる。
図12は、本発明に係るNANDストリングの一部材であるEEPROMセルを作動する代表的な方法のフロー図である。
この代表的な方法の一実施例によれば、NANDストリングの全てのEEPROMセルは、ステップ160で消去される。一旦、全てのセルが消去されたら、ある一つのEEPROMセルが、更に考慮のためにステップ165において確認される。次いで、選択されたEEPROMセルのアップビットをステップ170でプログラミングすることができる。同様に、選択されたEEPROMセルのダウンビットをプログラミングすることができる。選択されたEEPROMセルのアップビットをステップ180で読むことができ、また、選択されたEEPROMセルのダウンビットをステップ185で読出すことができる。
図13は、本発明に係るNANDストリングスの複数のEEPROMセルを消去する代表的な方法の線図である。
この代表的な方法の一実施例がEEPROMセルスタンディングだけ(ストリングの部分から成るのでなく)を消去する方法の説明で述べられたガイドラインに付随する。この方法は、図3で述べられ且つ図4Aに示された。この代表的な方法の実施例では、ネガティブ消去電圧を、ステップ190で示したように、全てのワードラインに印加する。アップビットラインBLUは、ステップ195でフロート(浮動)され、ダウンビットラインBLDも、ステップ200でフロートされる。更に、アップストリング選択ラインSSLUは、ステップ205でフロートされ、同様に、ダウンストリング選択ラインSSLDは、ステップ210に示された如くフロートされる。ネガティブワードライン−基板消去電圧(一実施例では約−18ボルト)を全ワードラインに印加すると、ネガティブ消去電圧を全てのEEPROMセルのゲートに印加することになる。各セルは、上述の如く作用する。例えば、図10について、過剰な電子が各ゲートから抽出され電荷トラッピング構造1015の電荷トラッピング層にとラッピングされ、これによって、各EEPROMセルを消去状態に置く。
図14は、本発明に係るNANDストリングの複数のEEPROMセルを消去する他の代表的な方法の線図である。
この代表的な方法の一実施例が、図5で述べられたEEPROMセルスタンディングだけを消去する方法に付随する。この代表的な方法によれば、ポジティブ消去電圧(図示の実施例では約18ボルト)が、ステップ215において、全てのワードラインに印加される。アップビットラインBLUおよびダウンビットラインBLDは、両方ともステップ220および225において、接地される。ポジティブ供給電圧(図示の実施例では約5ボルト)が、ステップ230において、アップストリング選択ラインSSLUに印加され、このポジティブ供給電圧は、また、ステップ235において、ダウンストリング選択ラインSSLUに印加される。
図11を参照すると、BLU2030およびBLD2035が接地されている。ポジティブ電圧をSSTU2005およびSSTD2010のゲートに印加すると、SSTU2005およびSSTD2010を略短絡回路として作用する。従って、第一のEEPROMセル(ワードラインWL1に接続された)のソースも、ほぼ、接地される。同様に、nthEEPROMセル(ワードラインWLnに接続された)のドレインは、ほぼ、接地される。大きな(高い)ポジティブ電圧が、各EEPROMセルのワードライン(従って、ゲート)に印加されると、各セルもほぼ短絡回路となる。従って、ストリングの各EEPROMセルは、そのソースおよびドレインが接地されたとき、図2におけるEEPROMの状態と実質的に同一の状態になる。この状態は、図5の説明で述べられ、且つ図4Bに示された。従って、図11の各EEPROMセルは、基板1000から抽出された過剰電子のために消去され、電荷トラッピング構造1015の電荷トラッピング層にとラッピングされるようになる。変形例において、BLU2030およびBLD2035に印加された電圧を、基板の電圧に等しくするようにしてもよい。
図15は、本発明に係るNANDストリングの一部材であるEEPROMセルのアップビットをプログラミングする代表的な方法のフロー図である。
この代表的な方法の一実施例によれば、図6の説明で述べられ且つ図4Cに示されたEEPROMセルスタンディングだけのアップビットをプログラミングする代表的な方法に付随する。この代表的な方法によれば、プログラミングされるべきEEPROMセルが選択され、ネガティブカットオフ電圧が、選択されたEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインに、ステップ240において印加される。ポジティブ供給電圧が、ステップ245において、アップビットラインBLUに印加される。ダウンビットラインBLDは、ステップ250で接地される。ポジティブ供給電圧は、ステップ255でアップストリング選択トランジスタSSTUのゲートに、また、ステップ260でダウンストリング選択トランジスタSSTDのゲートに印加される。ステップ265においてプログラミングされている選択されたEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインを除き、大きなポジティブ電圧が全てのワードラインに印加される。
この代表的な方法が図6の説明の技術に付随していることをみるため、ネガティブカットオフ電圧が、両方の場合にプログラミングされるEEPROMセルのゲートに印加される。この方法において、ポジティブ供給電圧をSSTU2005およびSSTD2010のゲートに印加すると、SSTU2005およびSSTD2010にほぼ短絡回路になるような効果をもたせる。これらの略短絡回路は、EEPROMセルのストリングを、BLUのポジティブ供給電圧とBLDの接地とに接続する。選択されたEEPROMセルのゲート上のワードラインを除き、全てのワードラインに大きなポジティブ電圧が印加されると、同様に、プログラミングされている一つを除き、全てのEEPROMセルがほぼ短絡回路になる。従って、BLU上のポジティブ供給電圧は、選択されたEEPROMセルのソース上にほぼ現われる。同様に、BLD上の接地ポテンシャルは、選択されたEEPROMセルのドレイン上にほぼ現われる。上述されたストリング状態のための均等な回路が図4Cに合致することが留意される。
図16は、本発明に係るNANDストリングの一部材であるEEPROMセルのダウンビットをプログラミングする代表的な方法のフロー図である。
この方法の一実施例は、EEPROMセルスタンディングだけのダウンビットをプログラミングする方法に付随する。この方法は、図7の説明で述べられ且つ図4Dに示された。この代表的な方法によれば、プログラミングされるべきEEPROMセルが選択され、ネガティブカットオフ電圧が、選択されたEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインに、ステップ270において印加される。アップビットラインBLUは、ステップ275で接地される。ポジティブ供給電圧が、ステップ280において、ダウンビットラインBLDに印加される。このポジティブ供給電圧は、ステップ285でアップストリング選択トランジスタSSTUのゲートに、また、ステップ290でダウンストリング選択トランジスタSSTDのゲートに印加される。ステップ295において、プログラミングされるEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインを除いて、大きなポジティブ電圧が全てのワードラインに印加される。この代表的な方法が図7の説明の技術に付随していることを観察するため、ネガティブカットオフ電圧が、両方の場合にプログラミングされるEEPROMセルのゲートに印加される。ポジティブ供給電圧をSSTU2005およびSSTD2010のゲートに印加すると、SSTU2005およびSSTD2010にほぼ短絡回路になるような効果をもたせる。これらの略短絡回路は、EEPROMセルのストリングをBLDのポジティブ供給電圧およびBLUの接地に接続するように作用する。選択されたEEPROMセルのゲート上のワードラインを除き、全てのワードラインに大きなポジティブ電圧が印加されると、同様に、プログラミングされている一つを除き、全てのEEPROMセルが本質的に短絡回路になる。従って、BLD上のポジティブ供給電圧は、選択されたEEPROMセルのドレイン上にほぼ現われる。同様に、BLU上の接地ポテンシャルは、選択されたEEPROMセルのソース上にほぼ現われる。上述されたストリング状態のための実質的に均等な回路が図4Dに合致することが留意される。
図17は、本発明に係るNANDストリングの一部材であるEEPROMセルのアップビットを読出す代表的な方法を示すフロー図である。
ここに述べられた先の場合のように、この代表的な方法の一実施例は、図8の説明で述べられ且つ図4Eに示されたEEPROMセルスタンディングだけのアップビットを読出す代表的な方法に付随する。この代表的な方法によれば、検知電圧が、選択されたEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインに、ステップ300において印加される。ポジティブ供給電圧が、選択されたEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインを除いて、全てのワードラインに、ステップ305において、印加され、小さなポジティブ電圧がステップ310において、ダウンビットラインBLDに印加される。アップビットラインBLUは、ステップ315で接地され、アップストリング選択トランジスタSSTUのソースの電流は、ステップ320で検知される。これとは別に、ダウンストリング選択トランジスタSSTDのドレインの電流を、ステップ320で検知してもよい。検知された電流は、ステップ325で選択された閾値と比較される。電流がこの閾値より小さい場合、選択されたEEPROMセルのアップビットは、ステップ330でプログラミングされないように知らされる。電流が閾値を超える場合、選択されたEEPROMセルのアップビットは、ステップ335でプログラミングされるように示される。この代表的な方法が図8の説明の技術に付随していることを観察することは、検知電圧が、両方の場合に、選択されたEEPROMセルのゲートに印加されていることを確認することである。ポジティブ供給電圧を残りのワードラインに印加すると、他の全てのEEPROMセルを実質的に短絡回路として作用せしめる。従って、ダウンビットラインBLDに印加された小さなポジティブ電圧は、本質的に、選択されたEEPROMセルのドレインに現われる。同様に、アップビットラインBLUの接地ポテンシャルは、本質的に、選択されたEEPROMセルのソースに現われる。上述のストリング状態のための均等回路が図4Eに合致することが留意される。NANDストリングのBLD内の電流を検知することは、図4EにおけるEEPROMセルのドレインの電流を検知することに実質的に等しい。
図18は、本発明に係るNANDストリングの一部材であるEEPROMセルのダウンビットを読出す代表的な方法のフロー図である。
ここに開示された先の場合のように、この代表的な方法の一実施例は、EEPROMセルスタンディングだけのダウンビットを読出す代表的な方法に付随する。この代表的な方法は、図9の説明で述べられ且つ図4Fに示された。この代表的な方法によれば、検知電圧が、選択されたEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインに、ステップ340において印加される。ポジティブ供給電圧が、選択されたEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインを除いて、全てのワードラインに、ステップ345において、印加される。小さなポジティブ電圧がステップ350で、アップビットラインBLUに印加される。ダウンビットラインBLDは、ステップ355で接地される。ダウンストリング選択トランジスタSSTDのドレインの電流は、ステップ360で検知される。別の実施例によれば、アップストリング選択トランジスタSSTUのソースの電流が、ステップ360で検知される。この検知された電流は、ステップ365で、選択された閾値と比較される。電流がこの閾値を超えない場合、選択されたEEPROMセルのダウンビットは、ステップ370でプログラミングされないように知らされる。電流が閾値を超える場合、選択されたEEPROMセルのダウンビットは、ステップ375でプログラミングされるように示される。この代表的な方法が図9の説明の技術に付随していることを観察することは、検知電圧が、両方の場合に、選択されたEEPROMセルのゲートに印加されていることを確認することである。ポジティブ供給電圧を残りのワードラインに印加すると、他の全てのEEPROMセルを実質的に短絡回路として作用せしめる。従って、アップビットラインBLUに印加された小さなポジティブ電圧は、本質的に、選択されたEEPROMセルのソースに現われる。同様に、ダウンビットラインBLDの接地ポテンシャルは、本質的に、選択されたEEPROMセルのドレインに現われる。上述のストリング状態のための均等回路が図4Fに合致することが留意される。NANDストリングのBLU内の電流を検知することは、図4FにおけるEEPROMセルのソースの電流を検知することに実質的に等しい。
上記説明を通して、小さい、大きい、検知等として特徴付けられた種々の電圧が導入されてきた。ここで、上記電圧の表示した値は、本発明の代表的な実施例に従う参考のためである。ポジティブ消去電圧は、約18ボルトの値を有することができる。ネガティブ消去電圧は、約−18ボルトの値を有することができる。大きいポジティブ電圧は、約10ボルトの値を有することができる。ポジティブ供給電圧は、約5ボルトの値を有することができる。ネガティブカットオフ電圧は、約−5ボルトの値を有することができる。検知電圧は、約3ボルトの値を有することができる。小さなポジティブ電圧は、約1.5ボルトの値を有することができる。これら電圧の値は、例示として含まれ、本発明の範囲を限定するものでない。
図19は、NAND配列の実施例の概略線図である。この実施例におけるNAND配列は、上記形式のNANDストリングの集合体を含む。各NANDストリングは、EEPROMゲート3000の連続集合体と、アップストリング選択トランジスタ(SSTU)3020と、ダウンストリング選択トランジスタ(SSTD)3025とを備えている。各NANDストリングは、更に、アップビットライン(BLU)3010およびダウンビットライン(BLD)3015に接続している。NANDストリングは、図19に示された4つのストリングのみを有する整数によってインデックスされる。この図面は、NANDストリングm‐1、m、m+1およびm+2のみを示し、ここで、mは、1より大きい整数である。任意の数のNANDストリングが可能であり、この図示は、本発明の範囲を限定するものでない。
図19における各NANDは、1からnにインデックスされたnEEPROMセルを備えている。同じインデックスを有するEEPROMセルのゲートは、EEPROMセルと同じインデックスを有するワードライン3005に接続されている。アップストリング選択トランジスタ(SSTU)3020のゲートは、アップストリング選択ライン(SSLU)3030に接続される。同様に、ダウンストリング選択トランジスタSSTD3025のゲートは、ダウンストリング選択ラインSSLD3035に接続される。
ここに述べられた技術は、図19に示された形式のNAND配列の実施例を作動する方法を説明するものである。例えば、NAND配列の全てのEEPROMセルを消去するため図13および図14に示された方法の変形が適用される。他の例として、図19におけるNAND配列のmthNANDストリングのインデックス3を有するEEPROMセル3040のアップビットをプログラミングするため図15に示された方法の変形が適用される。更に他の例によれば、図17に説明に述べられた方法の変形が、図19に示されたNAND配列のmthNANDストリングにおけるインデックス3を有するEEPROMセル3040のアップビットをいかに読むかを教示する。更に他の例によれば、図18の説明に述べられた方法の変形が、図19に示されたNAND配列のmthNANDストリングにおけるインデックス3を有するEEPROMセル3040のダウンビットをいかに読むかを教示する。上述の例のそれぞれにおいて、mthNANDストリングにおけるインデックス3を有するEEPROMセル3040は、ワードライン3がEEPROMセル3040のゲートに接続し、同様に、mthBLDおよびmthBLUがEEPROMセル3040に関連することを留意して選択される。
上述に鑑み、本発明の方法は、リード・オンリー・メモリ装置、特に、集積回路において二重ビットセル構造を示すリード・オンリー・メモリ装置の形成および作動を容易にすることができることが当業者によって理解される。上述の実施例および方法の変形例が例示のために提供されてきたが本発明はこれらの例示に限定されない。開示された実施例に、互いに排除しない程度に多くの変更および変形を、上述の説明を考慮して当業者が行うことができる。追加的に、他の組み合わせ、省略、置換、および変形を、上述の開示を考慮して行えることが当業者には明らかである。従って、本発明は開示された実施例によって限定されないが、上記請求の範囲によって限定される。
本発明に従って電気的に消去可能でプログラミング可能なリード・オンリー・メモリ(EEPROM)セルを作動する例示的方法のフロー図である。 本発明に従って電気的に消去可能でプログラミング可能なリード・オンリー・メモリ(EEPROM)セルの横断面図である。 本発明に係るEEPROMセルを消去する例示的方法のフロー図である。 図4A乃至図4Fは、本発明に係るセルを作動するためのEEPROMセルに印加した電圧を描いた簡略模式的図である。 本発明のEEPROMを消去する別のひとつの例示的方法のフロー図である。 本発明に係るEEPROMセルのアップビットをプログラミングする例示的方法のフロー図である。 本発明に係るEEPROMセルのダウンビットをプログラミングする例示的方法のフロー図である。 本発明に係るEEPROMセルのアップビットを読出す例示的方法のフロー図である。 本発明に係るEEPROMセルのダウンビットを読出す例示的方法のフロー図である。 本発明に係るEEPROMセルのNAND形態の例示的実施態様の横断面図である。 図10に示すNANDストリングの例示的実施態様の簡略化した模式図である。 本発明に係るNANDストリングの一員であるEEPROMセルを作動させる例示的方法のフロー図である。 本発明に係るNANDストリングの一員であるEEPROMセルを消去処理する例示的方法のフロー図である。 本発明に係るNANDストリングの一員であるEEPROMセルを消去処理する別の例示的方法のフロー図である。 本発明に係るNANDストリングの一員であるEEPROMセルのアップビットをプログラミングする例示的方法のフロー図である。 本発明に係るNANDストリングの一員であるEEPROMセルのダウンビットをプログラミングする例示的方法のフロー図である。 本発明に係るNANDストリングの一員であるEEPROMセルのアップビットを読出す例示的方法を示すフロー図である。 本発明に係るNANDストリングの一員であるEEPROMセルのダウンビットを読出す例示的方法を示すフロー図である。 本発明に係るNANDアレイの実施態様の模式図である。
符号の説明
1000・・・基板、
1005・・・ソース領域、
1010・・・ドレイン領域、
1015・・・電荷トラッピング領域、
1020・・・ゲート、
1025・・・コンタクト、
1030,1035・・・電荷トラッピング層領域、
1090,1095・・・トランジスタ、
3000・・・ネガティブ消去電圧、
3005・・・ポジティブ消去領域、
3010,3020・・・ネガティブカットオフ電圧、
3015、3025・・・ポジティブ供給電圧、
3030・・・検知電圧、
3035・・・ポジティブ電圧、
3040・・・電流センサ、
3050・・・ポジティブ電圧、
3055・・・電流センサ、
SSTU・・・アップストリング選択トランジスタ、
SSTD・・・ダウンストリングトランジスタ

Claims (36)

  1. 電荷トラッピング構造を有し、かつNANDストリングの一員であって、電気的に消去可能でプログラミング可能なリード・オンリー・メモリ(EEPROM)セルを準備し、該電荷トラッピング構造内に配置されたEEPROMセルのアップビット及びダウンビットに消去を処理し、該EEPROMセルのアップビット及びダウンビットの少なくとも一つをプログラミングする工程からなる、メモリセル作動方法。
  2. ソース、ドレイン、ソースとドレインとの間の電荷トラッピング構造の下のチャンネル及び電荷トラッピング構造の上に位置するゲートを有するトランジスタを基板上に付与することによってEEPROMセルを準備し、該電荷トラッピング構造は該チャンネル上に位置する第1の絶縁層、第1の絶縁層上に位置する電荷トラッピング層及び電荷トラッピング層上に位置する第2の絶縁層を有する、請求項1に記載の方法。
  3. ネガティブゲート対基板消去電圧を印加し、前記ソースをフローティングさせ、前記ドレインをフローティングさせ、それによって電子をゲートから注入し電荷トラッピング構造中にトラッピングさせることによって前記消去処理を行う、請求項2に記載の方法。
  4. ポジティブゲート対基板消去電圧を印加し、それによって電子を基板から注入し電荷トラッピング構造中にトラッピングさせることによって前記消去処理を行う、請求項2に記載の方法。
  5. 前記プログラミング工程は前記アップビットをプログラミングする工程を含み、該アップビットプログラミング工程は、該前記ゲートにネガティブカットオフ電圧を印加し、前記ソースにポジティブ供給電圧を印加し、前記ドレインを接地し、かつソース近傍の電荷トラッピング構造の電荷トラッピング層にホールを注入する工程を含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記プログラミング工程は前記ダウンビットをプログラミングする工程を含み、該ダウンビットプログラミング工程は、該前記ゲートにネガティブカットオフ電圧を印加し、前記ドレインにポジティブ供給電圧を印加し、前記ソースを接地し、かつドレイン近傍の電荷トラッピング構造の電荷トラッピング層にホールを注入する工程を含む、請求項2に記載の方法。
  7. 前記アップビットを読出し、かつ前記ダウンビットを読出すことを更に含む、請求項2に記載の方法。
  8. 前記アップビットの読出し工程が、前記ゲートにポジティブ電圧を印加し、前記ドレインにポジティブ電圧を印加し、前記ソースを接地し、電流を検知し、検知した電流が閾値を超えた場合にアップビットがプログラミングされたと判断し、検知された電流が閾値を超えない場合にアップビットがプログラミングされていないと判断する工程を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記電流検知工程が前記ドレイン中の電流を検知することからなる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記電流検知工程が前記ソース中の電流を検知することからなる、請求項8に記載の方法。
  11. 前記ダウンビットの読出し工程が、前記ゲートにポジティブ電圧を印加し、前記ソースにポジティブ電圧を印加し、前記ドレインを接地し、電流を検知し、検知された電流が閾値を超えた場合にダウンビットがプログラミングされたと判断し、検知された電流が閾値を超えない場合にダウンビットがプログラミングされていないと判断する工程を含む、請求項7に記載の方法。
  12. 前記電流検知工程が前記ソース中の電流を検知することからなる、請求項11に記載の方法。
  13. 前記電流検知工程が前記ドレイン中の電流を検知することからなる、請求項11に記載の方法。
  14. 前記NANDストリングが、ソースをドレインに接続する直列接続したn個のEEPROMセルを含み、該NANDストリングの該EEPROMセルの各々は準備されたEEPROMセルと実質的に同一である、請求項2に記載の方法。
  15. 前記消去処理はNANDストリング中の全てのEEPROMセルのアップビット及びダウンビットに対し消去処理することからなり、前記消去処理の後にNANDストリング中のEEPROMセルを同定し、前記プログラミング工程を同定されたEEPROMセルのアップビット及びダウンビットの少なくとも一つをプログラミングする工程からなる、請求項14に記載の方法。
  16. 前記NANDストリング中のEEPROMセルは連続的に1からnにインデックスを付け(ただし、nは1より大きい)、該NANDストリングはアップエンドおよびダウンエンドを有し、該アップエンドはアップストリングセレクトトランジスタ(SSTU)を含み、該ダウンエンドはダウンストリングセレクトトランジスタ(SSTD)を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記アップストリングセレクトトランジスタ(SSTU)は前記基板中に形成したソースとドレイン、該ソースとドレインとの間の基板中のチャンネル、該チャンネル上に位置する誘電層及び該誘電層上に位置するゲートを含み、該SSTUの該ドレインがインデックス1を有するEEPROMのソースに接続され、該SSTUの該ソースがアップビットライン(BLU)に接続され、かつ該SSTUの該ゲートがアップストリングセレクトライン(SSLU)に接続されており、
    前記ダウンストリングセレクトトランジスタ(SSTD)は前記基板中に形成したソースとドレイン、該ソースとドレインとの間の基板中のチャンネル、該チャンネル上に位置する誘電層及び該誘電層上に位置するゲートを含み、該SSTDの該ソースがインデックスnを有するEEPROMのドレインに接続され、該SSTDの該ドレインがダウンビットライン(BLD)に接続され、かつ該SSTDの該ゲートがダウンストリングセレクトライン(SSLD)に接続されており、
    ワードラインが前記NANDストリング中の各EEPROMのゲートに接続され、各ワードラインはワードラインが接続されているEEPROMセルのインデックスに従ってインデックスがつけられている、請求項16に記載の方法。
  18. 全てのEEPROMセルに対して前記消去処理をする工程が、ネガティブ消去電圧を全てのワードラインに印加し、該BLUをフローティングさせ、害BLDをフローティングさせ、該SSLUをフローティングさせ、かつ該SSLDをフローティングさせる、請求項17に記載の方法。
  19. 全てのEEPROMセルに前記消去処理をする工程が、全てのワードラインにポジティブ消去電圧を印加し、前記BLUを接地し、前記BLDを接地し、前記SSLUにポジティブ供給電圧を印加し、かつ前記SSLDにポジティブ電圧を印加する工程からなる、請求項17に記載の方法。
  20. 前記プログラミング工程が、同定されたEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインにネガティブカットオフ電圧を印加し、前記BLUにポジティブ供給電圧を印加し、前記BLDを接地し、前記SSTUのゲートにポジティブ供給電圧を印加し、前記SSTDのゲートにポジティブ供給電圧を印加し、かつ同定されたEEPROMセルのゲートに接続されたワードライン以外の全てのワードラインに高いポジティブ電圧を印加する工程を行うことによって、同定されたEEPROMセルのアップビットをプログラミングすることからなる、請求項17に記載の方法。
  21. 前記プログラミング工程が、同定されたEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインにネガティブカットオフ電圧を印加し、前記BLUを接地し、前記BLDにポジティブ供給電圧を印加し、前記SSTUのゲートにポジティブ供給電圧を印加し、前記SSTDのゲートにポジティブ供給電圧を印加し、かつ同定されたEEPROMセルのゲートに接続されたワードライン以外の全てのワードラインに高いポジティブ電圧を印加する工程を行うことによって、同定されたEEPROMセルのダウンビットをプログラミングすることからなる、請求項17に記載の方法。
  22. 前記同定したEEPROMセルのアップビットを読出し、かつ前記同定したEEPROMセルのダウンビットを読出す工程を更に含む、請求項17の方法。
  23. 前記同定したEEPROMセルのアップビットを読出す工程が、同定したEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインに検知電圧を印加し、同定したEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインを除いた全てのワードラインに対してポジティブ供給電圧を印加し、前記BLDにポジティブ電圧を印加し、前記BLUを接地し、電流を検知し、検知された電流が閾値を超えた場合に同定されたEEPROMセルのアップビットがプログラミングされたと判断し、検知された電流が閾値を超えない場合に同定されたEEPROMセルのアップビットがプログラミングさ0れていないと判断する工程を含む、請求項22に記載の方法。
  24. 検知電流は前記SSTDのソース中の検知電流である、請求項23に記載の方法。
  25. 検知電流は前記SSTUのドレイン中の検知電流である、請求項23に記載の方法。
  26. 前記同定されたEEPROMセルのダウンビットの読出し工程が、同定したEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインに検知電圧を印加し、同定したEEPROMセルのゲートに接続されたワードラインを除いた全てのワードラインに対してポジティブ供給電圧を印加し、前記BLUにポジティブ電圧を印加し、前記BLDを接地し、電流を検知し、検知された電流が閾値を超えた場合に同定されたEEPROMセルのダウンビットがプログラミングされたと判断し、検知された電流が閾値を超えない場合に同定されたEEPROMセルのダウンビットがプログラミングされていないと判断する工程を含む、請求項22に記載の方法。
  27. 検知電流は前記SSTUのドレイン中の検知電流である、請求項26に記載の方法。
  28. 検知電流は前記SSTDのソース中の検知電流である、請求項26に記載の方法。
  29. 前記トランジスタ付与工程が窒化物を含む電荷トラッピング層を有するトランジスタを付与することである、請求項2の方法。
  30. 前記トランジスタ付与工程が二酸化ケイ素を含む第1の絶縁層を有するトランジスタを付与することである、請求項2の方法。
  31. 前記トランジスタ付与工程が二酸化ケイ素を含む第2の絶縁層を有するトランジスタを付与することである、請求項2の方法。
  32. 基板中に形成した実質的に同一の複数のNANDストリングと、NANDストリングと接続したアップビットラインと、NANDストリングと接続したダウンビットラインと、NANDストリングのアップエンドとNANDストリングと接続したアップビットラインとの間に配置したアップストリングセレクトトランジスタと、NANDストリングのダウンエンドとNANDストリングと接続したダウンビットラインとの間に配置したダウンストリングセレクトトランジスタとからなるNAND型の消去可能かつプログラミング可能なリード・オンリー・メモリ(EEPROM)装置であって、各NANDストリングはアップエンドとダウンエンドとを有し、各NANDストリングは1からnにインデックスを付され直列に接続した複数のEEPROMセルを含み、同一のインデックスを有するEEPROMセルは該EEPROMセルと同一のインデックスで同定され該EEPROMセルに接続されたワードラインに接続されている、NAND型のEEPROM装置。
  33. 各EEPROMセルは2ビットの情報を保存することができる、請求項32に記載のNAND型のEEPROM装置。
  34. 各EEPPOMは基板上に形成したトランジスタを含み、該トランジスタは該基板中に形成したソース、該基板中に形成したドレイン、該ソースとドレインとの間の基板中のチャンネル、チャンネルの上に位置する電荷トラッピング構造及び該電荷トラッピング構造の上に位置するゲートからなるNAND型のEEPROM装置であって、該電荷トラッピング構造はチャンネル上に位置する第1の絶縁層、該第1の絶縁層の上に位置する電荷トラッピング層及び電荷トラッピング層の上に位置する第2の絶縁層からなる、請求項33のNAND型のEEPROM装置。
  35. 前記電荷トラッピング層が窒化物を含む、請求項34に記載のNAND型のEEPROM装置。
  36. 前記第1の絶縁層及び前記第二の絶縁層が二酸化ケイ素を含む、請求項34に記載のNAND型のEEPROM装置。
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