JP2005115674A - 移動端末装置及び通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 移動端末装置にかかる通信負荷を軽減するとともに、課金対象区域や課金方法の変更に対しても柔軟に対処できる通行料金課金システムを実現する。
【解決手段】 センタ装置1が、通行料金が課金される課金対象区域を示す課金対象区域情報を生成し、準天頂衛星2から課金対象区域情報を配信させ、車両3に搭載された移動端末装置4では車両3の位置を測位するとともに、課金対象区域情報を受信し、課金対象区域情報に示される課金対象区域内に車両3が所在しているか否かを判断し、車両3が課金対象区域内に所在している場合に、課金処理のための通知情報を生成し、携帯電話通信網5を介してセンタ装置1に送信し、センタ装置1では、課金処理装置6に課金処理させるための課金情報を通知情報から生成し、課金処理装置6が課金情報に基づいて課金処理を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 センタ装置1が、通行料金が課金される課金対象区域を示す課金対象区域情報を生成し、準天頂衛星2から課金対象区域情報を配信させ、車両3に搭載された移動端末装置4では車両3の位置を測位するとともに、課金対象区域情報を受信し、課金対象区域情報に示される課金対象区域内に車両3が所在しているか否かを判断し、車両3が課金対象区域内に所在している場合に、課金処理のための通知情報を生成し、携帯電話通信網5を介してセンタ装置1に送信し、センタ装置1では、課金処理装置6に課金処理させるための課金情報を通知情報から生成し、課金処理装置6が課金情報に基づいて課金処理を行う。
【選択図】 図1
Description
この発明は、特定のエリアを走行する車両に対して、道路上の設備を設けることなく、通行料金を課金するシステム(ロードプライシングシステム)、ならびに方法に関するものである。
図14は例えば、特開2003−30704号公報に開示された「課金装置及び課金方法」を示す図である。
次に動作について説明する。
センタ側(道路事業者5000)から携帯電話2000に課金対象区域など、課金に必要な情報をダウンロードして記憶させる。この携帯電話2000を車両1000の運転者は携行しており、車両1000の運転時には携帯電話2000が車載機の役割を果たしている。携帯電話2000では、自己位置検知機能を備えており、自動車走行時に、課金対象区域に車両が進入したときに、自己位置とダウンロードされた情報をもとにその旨を認識し、携帯電話電波を通じて課金対象区域に進入したことをセンタ(道路事業者5000)に通知し、センタ側では課金処理を実施する。
特開2003−30704号公報
従来の技術では、携帯電話端末に課金対象区域をはじめとする課金に関する情報をあらかじめダウンロードしておかなければならず、課金対象区域の変更や、課金方法の条件の変更があれば、変更のたびにデータをダウンロードせねばならないため、携帯電話通信に対する多大な負荷がかかり、動的な運用変更を実施することが難しい、という問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、応答すべき車両の走行している区域の情報、すなわち課金対象区域の情報を放送波によって配信することで通信負荷を軽減し、移動体装置では、位置に関する検知、判断ならびに通信のみを行い、必要な課金処理をセンタ側が担うことで、課金対象区域や課金方法の変更に対しても柔軟に対処できる機能を提供することを目的とする。
本発明に係る移動端末装置は、
車両に搭載された際に、搭載車両の所在位置を検出するとともに、通行料金が課される課金対象区域内に搭載車両が所在しているか否かを判断する移動端末装置であって、
課金対象区域を示す課金対象区域情報を、所定の放送配信装置からの放送配信により受信し、受信した課金対象区域情報に基づき搭載車両が課金対象区域内に所在しているか否かを判断することを特徴とする。
車両に搭載された際に、搭載車両の所在位置を検出するとともに、通行料金が課される課金対象区域内に搭載車両が所在しているか否かを判断する移動端末装置であって、
課金対象区域を示す課金対象区域情報を、所定の放送配信装置からの放送配信により受信し、受信した課金対象区域情報に基づき搭載車両が課金対象区域内に所在しているか否かを判断することを特徴とする。
本発明によれば、課金対象区域情報を放送配信装置からの放送配信により受信するため、移動端末装置にかかる通信負荷を軽減することができ、更に、課金対象区域や課金方法の変更に対しても柔軟に対処できる。
実施の形態1.
図1は本実施の形態に係る通行料金課金システムの構成例を示すブロック構成図である。
図1は本実施の形態に係る通行料金課金システムの構成例を示すブロック構成図である。
図1において、センタ装置1は、通信センタに配置されたコンピュータであり、通行料金が課金される課金対象区域を示す課金対象区域情報を生成し、準天頂衛星2を介して課金対象区域情報を配信する。また、センタ装置1は、移動端末装置4からの通知情報に基づき課金情報を生成し、課金処理装置6に課金情報を送信する。
準天頂衛星2は、センタ装置1から課金対象区域情報を受信するとともに課金対象区域情報を地上に放送配信する。
車両3には、移動端末装置4が搭載されており、移動端末装置4はGPS(Global Positioning System)衛星8からのGPS情報を受信して自己の所在位置の測位が可能であり、また、準天頂衛星2からの課金対象区域情報を受信し、自己の所在位置(車両3の所在位置)が課金対象区域内であるか否かを判断し、課金対象区域内であれば、通知情報を携帯電話通信網5を介してセンタ装置1に送信する。
携帯電話通信網5は、移動端末装置4からセンタ装置1への通知情報の送信に用いられる。課金処理装置6は、課金処理センタに配置されたコンピュータであり、センタ装置1からの課金情報に基づいて利用者の金融機関口座7に対して課金処理を行う。GPS衛星8は、移動端末装置4にGPS情報を供給する。
なお、センタ装置1は、情報処理装置及び外部装置の例であり、準天頂衛星2は放送配信装置の例である。
ここで、準天頂衛星2について説明する。準天頂衛星2は、赤道面から約45度の傾斜角になるように地球の自転に合わせて1日に1周回している。なお、赤道面からの傾斜角は、設計により任意に設定してよい。また、一例として昇交点赤経(赤道面との交点)において120度ずつ離れるように3機が配置されている。地表面上に投影される準天頂衛星軌道の軌跡は、地上を固定して考えた場合に、準天頂衛星は赤道上を交点とする「8の字」または「涙的型」を描くように周回している。3機の準天頂衛星は、軌道面を異にするが8時間ごとに交代(会合)することにより、切れ目なく日本上空に位置している。また、地域を日本で考えた場合、仰角が70度以上の準天頂衛星が常に存在することになる。切れ目なく日本上空に位置しているため、仰角が70度以上の準天頂衛星が常に存在し、受信者が地上で準天頂衛星から電波を受ける際、ビルの谷間でも電波を遮られることが少ない。
次に本実施の形態に係る通行料金課金システムの動作例を概説する。
センタ装置1では、課金対象区域を示す課金対象区域情報を作成し、準天頂衛星2に送信し、準天頂衛星2が課金対象区域情報を放送配信する。図5は、この課金対象区域情報の例であり、緯度、経度の範囲で示された矩形区域情報とした例である。配信には、準天頂衛星2を経由した放送手段を用いて、広く通知する。
一方、車両3に搭載されている移動端末装置4には、自己の位置を検出する機能があり、これをもとに常時自己の位置を把握している。図1では、例として、GPS電波を利用して自己の所在位置を検出する場合を示している。移動端末装置4では、センタ装置1から送信された課金対象区域情報で示された課金対象区域の中に自己の位置がある場合には、通知情報を作成し、センタ装置1に対して携帯電話電波を通じて通知情報を送信する。図6は通知情報の構成例である。移動端末装置4が把握している現在位置情報(所在位置情報)、移動端末装置を一意に特定することにより車両3を特定できる移動端末装置のID(端末識別情報)、ならびに車種の情報(車種情報)が含まれている。この通知情報の内容は、この後のセンタ装置1での処理の対象となる。また、移動端末装置4では、センタ装置1から送信された課金対象区域情報で示された課金対象区域の中に、自己の位置が含まれない場合には、応答せずに処理を終了する。
次に、通知情報を受けたセンタ装置1では、通知情報内の移動端末装置のIDから車を特定し、また、現在位置情報からどの課金対象区域にあるかを判定して、課金ルールに基づいて車ごとに課金情報を作成し、これを課金処理センタの課金処理装置6に送る。
課金処理装置6では、送られてきた課金情報をもとに、利用者の金融機関口座7から通行料金を引き落とす処理を実施する。
次に、本実施の形態に係るセンタ装置1の構成例を図2を参照して説明する。
図2において、課金対象区域データベース101は、課金対象区域の情報を蓄積している。課金対象区域情報生成部102は、準天頂衛星2から放送配信させる課金対象区域情報を課金対象区域データベース101に蓄積されている情報から生成する。衛星送信部103は、課金対象区域情報生成部102により生成された課金対象区域情報を衛星送信アンテナ104を介して準天頂衛星2に送信する。衛星送信アンテナ104は、課金対象区域情報を準天頂衛星2に対して送出するアンテナである。通知情報受信部105は、移動端末装置4から送信された通知情報を携帯電話通信網5を介して受信する。課金情報生成部106は、通知情報受信部105で受信された通知情報及び車両情報データベース107に蓄積されている車両情報(移動端末装置のIDと車両とを対応づける情報)から課金対象となる車両を特定し課金情報を生成する。車両情報データベース107は、移動端末装置のIDと車両とを対応づける車両情報を蓄積している。課金情報送信部108は、課金情報生成部106により生成された課金情報を課金処理装置6に送信する。
なお、センタ装置1は、図示していないが、例えばマイクロプロセッサ等のCPU、半導体メモリ等や磁気ディスク等の記録手段、及び通信手段を有する計算機により実現することができる。記録手段には、センタ装置1に含まれる各構成要素の機能を実現するプログラムが記録されており、CPUがこれらのプログラムを読み込むことによりセンタ装置1の動作を制御し、各構成要素の機能を実現することができる。
次に、本実施の形態に係る移動端末装置4の構成例を図3を参照して説明する。
図3において、GPS受信アンテナ401は、GPS衛星8から配信されるGPS情報を受信するためのアンテナである。放送配信受信アンテナ402は、準天頂衛星2から放送配信される課金対象区域情報を受信するためのアンテナである。通知情報送信アンテナ403は、通知情報を携帯電話通信網5に送信するためのアンテナである。GPS受信部404は、GPS受信アンテナ401を介してGPS情報を受信する。位置検出部405は、GPS受信部404により受信されたGPS情報に基づき自己の所在位置(搭載車両の所在位置)を検出する。放送配信受信部406は、放送配信受信アンテナ402を介して準天頂衛星2からの課金対象区域情報を受信する。位置比較部407は、放送配信受信部406が受信した課金対象区域情報に示された課金対象区域と位置検出部405により検出された自己の所在位置(搭載車両の所在位置)とを比較して、自己(搭載車両)が課金対象区域内に所在しているか否かを判断する。ID・車種等記憶部408は、移動端末装置のID、及び搭載車両の車種の情報を記憶している。通知情報生成部409は、位置比較部407により自己(搭載車両)が課金対象区域内に所在していると判断されたときに、位置検出部405で検出された自己の所在位置(搭載車両の所在位置)、ID・車種等記憶部408に記憶されている移動端末装置のID及び車種の情報から通知情報を生成する。通知情報送信部410は、通知情報生成部409で生成された通知情報を通知情報送信アンテナ403を介して携帯電話通信網5に送信する。
なお、移動端末装置4も、図示していないが、例えばマイクロプロセッサ等のCPU、半導体メモリ等や磁気ディスク等の記録手段、及び通信手段を有する計算機により実現することができる。記録手段には、移動端末装置4に含まれる各構成要素の機能を実現するプログラムが記録されており、CPUがこれらのプログラムを読み込むことにより移動端末装置4の動作を制御し、各構成要素の機能を実現することができる。
次に、図4を参照して本実施の形態に係るシステムの処理フローを説明する。
まず、センタ装置1において、課金対象区域情報生成部102が課金対象区域データベース101に蓄積されている情報に基づいて課金対象区域情報を生成する(ST001)。次に、衛星送信部103が衛星送信アンテナ104を介して課金対象区域情報を準天頂衛星2に送信し、準天頂衛星2から課金対象区域情報を放送配信させる(ST002)。
一方、移動端末装置4では、GPS衛星8からのGPS情報に基づいて位置検出部405が位置検出処理を行うことにより、車両の走行中常時自己の所在位置(車両の所在位置)を測位している(ST003)。そして、準天頂衛星2から配信された課金対象区域情報を受信(ST004)した場合に、位置比較部407が課金対象区域情報に示されている課金課金対象区域と位置検出部405により測位された自己の所在位置(車両の所在位置)とを比較して、自己の所在位置(車両の所在位置)が課金対象区域に入っているか否かを判断する(ST005)。自己の所在位置(車両の所在位置)が課金対象区域に入っていない場合(ステップST005でNoの場合)には、処理を終了する。一方、自己の所在位置(車両の所在位置)が課金対象区域に入っている場合(ステップST005でYesの場合)は、通知情報生成部409が、位置検出部405で検出された自己の所在位置(搭載車両の所在位置)、ID・車種等記憶部408に記憶されている移動端末装置のID及び車種の情報から通知情報を生成し、通知情報送信部410及び通知情報送信アンテナ403から携帯電話通信網5を経由してセンタ装置1に通知情報を送信する(ST006)。
センタ装置1では、通知情報受信部105が携帯電話通信網5から通知情報を受信する(ST007)。そして、課金情報生成部106が、通知情報受信部105で受信された通知情報及び車両情報データベース107に蓄積されている車両情報(移動端末装置のIDと車両とを対応づける情報)から課金対象となる車両を特定し、課金情報を生成し(ST008)、課金情報送信部108が課金情報を課金処理装置6に送信する(ST009)。
センタ装置1から課金情報を受信した課金処理装置6では、送られてきた課金情報をもとに、利用者の金融機関口座7から通行料金を引き落とす処理を実施する(ST010)。この金融機関の口座は、利用者があらかじめ通行料金課金システムに対して登録されたものを使用する。銀行口座をはじめ、クレジットカードを介した課金となる場合もある。
課金運用形態において、例えば1日に1回課金対象区域にいれば所定の課金がなされるとき、ST001からST009までの処理を例えば5分間に1回の割合の周期で常に行っていけば、課金対象区域において1日に1回以上走行する車を実質的に把握して課金処理を実施することができ、課金目的を達成することができる。なお、“5分間に1回”といった通信間隔の値は任意に設定でき、これより短い間隔でも、長い間隔でも設定可能である。
また、課金対象区域情報を配信するための放送手段として、準天頂衛星を経由した放送を用いたが、放送手段としては、地上波デジタル放送、あるいは静止衛星など、他の手段であってもよい。
また、以上の説明では、GPS衛星からのGPS情報を用いて移動端末装置の所在位置を測位することとしたが、GPS情報以外の他の手段によって測位を行ってもよい。また、GPS情報を用いる場合は、準天頂衛星からGPS情報を配信させて準天頂衛星をGPS衛星の一つとしてもよい。
以上のように、放送波を使って、課金対象区域情報を配信し、対象となる車からの応答を得ることによって、道路上の施設を使用しなくても課金対象区域に存在する車を把握でき、課金処理することができる。また、道路の交通状況によって課金対象区域を変更したいようなケースにおいても、配信する課金対象区域情報を変更することで実現でき、動的な課金運用変更に対して柔軟に対応することができる。
実施の形態2.
本実施の形態に係る通行料金課金システムのシステム構成例は図1と同様とし、また、本実施の形態に係るセンタ装置1の構成例は図2と同様とし、本実施の形態に係る移動端末装置4の構成例も図3と同様とするが、本実施の形態では、移動端末装置4にはICカードを挿入し、ICカードの情報を読み取り、記憶する機能が備わっているものとする。
本実施の形態に係る通行料金課金システムのシステム構成例は図1と同様とし、また、本実施の形態に係るセンタ装置1の構成例は図2と同様とし、本実施の形態に係る移動端末装置4の構成例も図3と同様とするが、本実施の形態では、移動端末装置4にはICカードを挿入し、ICカードの情報を読み取り、記憶する機能が備わっているものとする。
次に動作について説明する。図7は、本実施の形態に係るシステムの処理フローを示す。
まず、センタ装置1において、課金対象区域情報生成部102が課金対象区域データベース101に蓄積されている情報に基づいて、課金対象車種情報を含む課金対象区域情報を生成する(ST021)。ここで、本実施の形態の課金対象区域情報は、図8に示すように、課金対象区域を示す課金対象区域範囲情報と課金対象車種情報を含む。課金対象区域範囲情報は、例えば図3のような実施の形態1と同様に緯度、経度の2地点を示すような書式を用いることが可能である。課金対象車種情報は、課金対象となる車種を示す情報である。例えば、“自動車の排気量2000cc以上”、“大型車”といった内容の情報をこの課金対象車種として記述する。また、課金対象となる車種として、環境対策基準を示す情報、例えば、“平成12年排気ガス基準”を示す情報を記述して、平成12年排気ガス基準を達成していない車を課金対象とすることもできる。また、課金対象となる車種として、車両の登録ナンバープレートの特定桁の数字が偶数か奇数かを指定して課金対象とすることもできる。例えば下1桁が偶数を示す情報を記述して、ナンバープレートの下1桁が偶数である車を課金対象とすることもできる。
次に、課金対象車種情報を含む課金対象区域情報の生成後に、衛星送信部103が衛星送信アンテナ104を介して課金対象区域情報を準天頂衛星2に送信し、準天頂衛星2から課金対象区域情報を放送配信させる(ST022)。
一方、移動端末装置4では、GPS衛星8からのGPS情報に基づいて位置検出部405が位置検出処理を行うことにより、車両の走行中常時自己の所在位置(車両の所在位置)を測位している(ST023)。そして、準天頂衛星2から配信された課金対象区域情報を受信(ST024)した場合に、位置比較部407が課金対象区域情報に示されている課金課金対象区域と位置検出部405により測位された自己の所在位置(車両の所在位置)とを比較して、自己の所在位置(車両の所在位置)が課金対象区域に入っているか否かを判断するとともに、搭載車両が課金対象車種に該当するか否かを課金対象区域情報に含まれた課金対象車種情報とID・車種等記憶部408に記憶されている搭載車両の車種とを比較することにより判断する(ST025)。自己の所在位置(車両の所在位置)が課金対象区域に入っていない又は課金対象車種に該当しない場合(ステップST025でNoの場合)には、処理を終了する。一方、自己の所在位置(車両の所在位置)が課金対象区域に入っており、かつ搭載車両が課金対象車種である場合(ステップST025でYesの場合)は、通知情報生成部409が通知情報を生成し、通知情報送信部410及び通知情報送信アンテナ403から携帯電話通信網5を経由してセンタ装置1に通知情報を送信する(ST026)。図9は、本実施の形態に係る通知情報の例を示しており、実施の形態1で説明した移動端末装置ID、現在位置情報、車種情報の他に、ICカード内情報を含んでいる。このICカード内情報は、この後に記述する課金例外処理において、居住地域住民に対する割引や課金免除等の措置を受けるために必要な減免情報である。
センタ装置1では、実施の形態1と同様に、通知情報受信部105が携帯電話通信網5から通知情報を受信する(ST027)。そして、課金情報生成部106が、通知情報受信部105で受信された通知情報及び車両情報データベース107に蓄積されている車両情報(移動端末装置のIDと車両とを対応づける情報)から課金対象となる車両を特定し、課金情報を生成し(ST028)、課金情報送信部108が課金情報を課金処理装置6に送信する(ST029)。ここで、移動端末装置4からの通知情報にICカード内情報(減免情報)が含まれていた場合には、課金情報の生成(ST028)において、課金情報生成部106は、例えば課金対象区域に居住している者であるため課金金額を減額又は免除したり、あるいは公共車両であるため課金金額を減額又は免除するといった、課金例外処理を行う。具体的には、減額された課金金額が示される課金情報を生成する、又は課金金額を0円とする課金情報を生成することにより課金例外処理を行う。
センタ装置1から課金情報を受信した課金処理装置6では、送られてきた課金情報をもとに、利用者の金融機関口座7から通行料金を引き落とす処理を実施する(ST030)。この金融機関口座は実施の形態1と同様にあらかじめ登録された口座である必要がある。なお、口座の代わりにプリペイド方式によってICカード内に金額を蓄積しておき、移動端末装置4からセンタ装置1に対する通知情報の中に、ICカード内のプリペイド情報(通行料金がプリペイド済であることを示す情報)を含ませることによって、センタ装置1を経由して課金処理装置6にプリペイドであることが通知され、ICカードを課金処理装置6や課金処理装置6にネットワークによって接続された機器に持ち込むことによって、そのICカード内の金額から通行料金を差し引き、課金を実施することもできる。
以上のように、通信センタからの課金対象区域情報に課金対象区域の情報以外の情報を付加することで課金対象をきめ細かくして課金することができる。
また、移動端末装置にICカードを付加しておき、移動端末装置からの通知情報にICカード内の情報を付加することで、移動端末装置固有の情報以外に、ICカードを所有する個人の情報や、使用形態の情報を含めることができ、課金処理において、これらの情報をもとに課金割引対象とするなど、課金におけるルール追加が容易に可能となる。
また、ICカードにプリペイド課金情報を蓄積しておくことによって、登録された金融機関口座以外に、プリペイド方式による課金も可能となる。
実施の形態3.
この実施の形態では、課金対象区域を分割したケースの動作について説明する。
この実施の形態では、課金対象区域を分割したケースの動作について説明する。
本実施の形態に係るシステム構成例は図1と同様とし、また、本実施の形態に係るセンタ装置1の構成例は図2と同様とし、本実施の形態に係る移動端末装置4の構成例も図3と同様とする。
図10は、全体の課金対象区域がAであり、これをA1とA2に分割したケースを示すとともに、センタ装置1から移動端末装置4への課金対象区域情報の送信スケジュール及び移動端末装置4からセンタ装置1への通知情報の送信スケジュールを示している。図において、センタ装置1から配信される課金対象区域情報は、まずA1を指定している。これにもとづいて、区域A1を走行している車両の移動端末装置が通知情報を返す。次に、区域A1を示す課金対象区域情報を送付した2分30秒後に(実施の形態1では例として一つの区域において5分ごとの配信を実施しており、それを2分割した2分30秒ごとの配信を例としたが、具体的な数値については任意に設定可能である)A2を課金対象区域として指定してセンタ装置1から配信する。これにもとづいて区域A2を走行している車両の移動端末装置が通知情報を返すことになる。他の動作は、実施の形態1又は実施の形態2と同様である。
センタ装置1から課金対象区域情報を配信すると、課金対象車両の移動端末装置から一斉に通知情報が返ってくるが、このように領域を分割して配信することによって、通知情報を返す車両の数を分割して1回あたりの応答数を減らすことができる。これによって、センタ装置への応答の集中、ならびに処理の集中を緩和する効果がある。
実施の形態4.
図11は本実施の形態に係る移動端末装置4の構成例を示す図である。本実施の形態に係る移動端末装置4は車載を前提としており、現在広く使われているカーナビゲーション装置の機能を備えているものとする。
図11は本実施の形態に係る移動端末装置4の構成例を示す図である。本実施の形態に係る移動端末装置4は車載を前提としており、現在広く使われているカーナビゲーション装置の機能を備えているものとする。
図11において、401〜410は図3に示したものと同様であるため説明を省略する。表示情報生成部411は、搭載車両が課金対象区域内にいる場合に搭載車両が課金対象区域内にいることを示す表示情報を生成し、また、搭載車両が課金対象区域から所定距離以内の位置にいる場合に搭載車両が課金対象区域から所定距離以内の位置にいることを示す表示情報を生成する。また、表示処理部412は、表示情報生成部411で生成された表示情報を所定の表示ディスプレイに出力する。ユーザ入力部413は、移動端末装置4のユーザからの指示を入力する。ナビゲーション処理部414は、ユーザからの指示に従ってカーナビゲーションを行う。通信情報記録部415は、移動端末装置4が他の装置とやりとりした通信情報をすべて記録する。なお、本実施の形態に係るシステム構成例は図1と同様であり、また、センタ装置1の構成例も図2と同様である。
次に動作について説明する。
課金対象区域は、放送電波によって受信された課金対象区域情報から判断することができるが、受信した課金対象区域情報をもとに、この課金対象区域を移動端末装置4の表示ディスプレイに表示することができる。例えば図12のAに車両が位置しているときは、課金対象区域に自車が入っており、表示情報生成部411が図12に示すような表示情報(搭載車両が課金対象区域内のAに所在していることを示す表示情報)を生成し、表示処理部412から表示ディスプレイに出力し、表示ディスプレイに表示情報を表示させる。これにより、運転者は課金対象区域と自車の位置を確認でき、それによって運転者は運転する車両が現在課金対象領域を走行していることを確認できる。
一方、図12のBに車両が位置しており、課金対象区域に接近している場合においても、表示情報生成部411が図12に示すような表示情報(搭載車両が課金対象区域から所定距離以内のBに所在していることを示す表示情報)を生成し、表示処理部412からディスプレイに出力し、ディスプレイに表示情報を表示させることにより、自車が課金対象区域に接近していることを運転者に知らせることが可能である。課金対象区域にどれだけ接近したときに運転者に知らせるかは、例えば“課金対象区域から2キロメートル以内に近づいたとき”のような条件をユーザ入力部413から入力し、当該条件を表示情報生成部411に設定することで実現する。
また、ナビゲーション処理部414により設定された予定走行経路の少なくとも一部が、予定走行経路の設定後に受信した課金対象区域情報に示された課金対象区域と重複する場合には、表示情報生成部411は、例えば図13のような表示情報を生成し、表示処理部412から表示ディスプレイに出力し、運転者は予定走行経路が課金対象区域内を通過することを知ることができる。
本実施の形態に係る移動端末装置によれば、通信記録をすべて記載しておくことにより、車両の運転中あるいは運転終了後にも課金の根拠を確認することができる。
また、課金対象区域に入ったことを運転者に知らせることで課金されている事実を認識させる効果がある。また、自車が課金対象区域に接近していること、ならびに予定走行経路が課金対象区域に入っていることをあらかじめ運転者に知らせることで、課金対象区域に進入しないように運転者に促すことができる。通常ロードプライシングにおいては、交通混雑により進入を防ぎたい区域を課金対象区域として設定する。このように運転者に課金対象区域に侵入しないように促すことができれば、ロードプライシングの目的を達することができる。
ここで、以上の実施の形態1〜4で説明した通行料金課金システムの特徴を以下に示す。
実施の形態1で説明した通行料金課金システムは、
応答すべき車の走行区域を示す情報を配信し、それに対する車からの応答を収集し、応答情報と課金地域情報データベースとを照らし合わせて課金情報を生成する通信センタと、
上記の配信情報を準天頂衛星経由で無線受信し、自己が走行している位置を認識する手段を持ち、自己の走行位置が、無線受信した区域情報で示された区域に含まれているかを判断し、含まれている場合には、自己を一意に決定できる認識番号と現在位置情報を含む応答情報を携帯電話電波を通じて上記通信センタに返す手段をもつ車に搭載された移動体装置と、
上記通信センタで生成された課金情報をもとに、車の利用者の金融機関口座から料金を引き落とす課金処理を実施する課金処理センタとを備えた通行料金課金システムであって、
上記通信センタが配信する情報中の応答すべき車の走行区域は、通行料金課金対象区域となっていることを特徴とする。
応答すべき車の走行区域を示す情報を配信し、それに対する車からの応答を収集し、応答情報と課金地域情報データベースとを照らし合わせて課金情報を生成する通信センタと、
上記の配信情報を準天頂衛星経由で無線受信し、自己が走行している位置を認識する手段を持ち、自己の走行位置が、無線受信した区域情報で示された区域に含まれているかを判断し、含まれている場合には、自己を一意に決定できる認識番号と現在位置情報を含む応答情報を携帯電話電波を通じて上記通信センタに返す手段をもつ車に搭載された移動体装置と、
上記通信センタで生成された課金情報をもとに、車の利用者の金融機関口座から料金を引き落とす課金処理を実施する課金処理センタとを備えた通行料金課金システムであって、
上記通信センタが配信する情報中の応答すべき車の走行区域は、通行料金課金対象区域となっていることを特徴とする。
実施の形態1で説明した通行料金課金システムは、通信センタからの配信を地上波放送電波によって行うことを特徴とする。
実施の形態2で説明した通行料金課金システムは、応答すべき車の情報の中に、走行区域を示す情報とともに、車種情報を記載することを特徴とする。
実施の形態2で説明した通行料金課金システムは、応答すべき車の情報の中に、走行区域を示す情報とともに、自動車排ガス規制に適合しているかを示す、自動車環境対策情報を記載することを特徴とする。
実施の形態2で説明した通行料金課金システムは、応答すべき車の情報の中に、走行区域を示す情報とともに、車のナンバープレート中の特定の桁の数の特徴を記した情報を記載することを特徴とする。
実施の形態3で説明した通行料金課金システムは、応答すべき車の情報の中で示した走行区域を複数に分割し、分割した区域を示す配信情報を時間差をおいて配信することを特徴とする。
実施の形態1〜4で説明した通行料金課金システムは、移動体装置が、自己車両が走行している位置を認識する手段として、GPS(Global Positioning System)を利用することを特徴とする。
実施の形態1〜4で説明した通行料金課金システムは、移動体装置が、自己車両が走行している位置を認識する手段として利用するGPS(Global Positioning System)衛星の電波の中に、準天頂衛星からの電波を利用することを特徴とする。
実施の形態2で説明した通行料金課金システムは、移動体装置にICカードが挿入され、通信センタへの応答情報の中に、ICカードに格納されている搭乗者情報を含めることを特徴とする。
実施の形態2で説明した通行料金課金システムは、ICカードに格納されている情報が車に関する追加情報を含めることを特徴とする。
実施の形態4で説明した通行料金課金システムは、移動体装置が、応答情報を返すとともに、課金対象区域を通過していることを車の運転者に通知することを特徴とする。
実施の形態4で説明した通行料金課金システムは、移動体装置が、自己車両の走行位置が通信センタから配信されて受信した区域情報に含まれていなくても、上記区域に接近している場合に、通信センタに応答情報は返さないが、課金対象区域に接近していることを車の運転者に通知することを特徴とする。
実施の形態4で説明した通行料金課金システムは、移動体装置に車の運転者が予定走行経路をあらかじめ設定したとき、通信センタから配信されて受信した区域情報に上記予定走行経路が含まれている場合に、車の運転者に走行予定経路が課金対象地域に含まれることを通知することを特徴とする。
実施の形態4で説明した通行料金課金システムは、移動体装置において受信した情報、送信した情報を保存する手段を備えることを特徴とする。
実施の形態2で説明した通行料金課金システムは、車の利用者はあらかじめ決められた支払い金額を登録してICカードに記憶しておき、通信センタで生成された課金情報をもとに、課金処理センタがICカードに記憶された上記金額から料金を引き落とす課金処理を実施することを特徴とする。
1 センタ装置、2 準天頂衛星、3 車両、4 移動端末装置、5 携帯電話通信網、6 課金処理装置、7 利用者の金融機関口座、8 GPS衛星、101 課金対象区域データベース、102 課金対象区域情報生成部、103 衛星送信部、104 衛星送信アンテナ、105 通知情報受信部、106 課金情報生成部、107 車両情報データベース、108 課金情報送信部、401 GPS受信アンテナ、402 放送配信受信アンテナ、403 通知情報送信アンテナ、404 GPS受信部、405 位置検出部、406 放送配信受信部、407 位置比較部、408 ID・車種等記憶部、409 通知情報生成部、410 通知情報送信部、411 表示情報生成部、412 表示処理部、413 ユーザ入力部、414 ナビゲーション処理部、415 通信情報記録部。
Claims (14)
- 車両に搭載された際に、搭載車両の所在位置を検出するとともに、通行料金が課される課金対象区域内に搭載車両が所在しているか否かを判断する移動端末装置であって、
課金対象区域を示す課金対象区域情報を、所定の放送配信装置からの放送配信により受信し、受信した課金対象区域情報に基づき搭載車両が課金対象区域内に所在しているか否かを判断することを特徴とする移動端末装置。 - 前記移動端末装置は、
課金対象区域情報を、前記放送配信装置からの放送配信により受信する放送配信受信部と、
搭載車両の所在位置を検出する位置検出部と、
前記放送配信受信部により受信された課金対象区域情報に示された課金対象区域と前記位置検出部により検出された搭載車両の所在位置とを比較して、搭載車両が課金対象区域内に所在しているか否かを判断する位置比較部とを有することを特徴とする請求項1に記載の移動端末装置。 - 前記移動端末装置は、更に、
前記位置比較部により搭載車両が課金対象区域内に所在していると判断された場合に、移動端末装置を一意に識別可能な端末識別情報と前記位置検出部により検出された搭載車両の所在位置を示す所在位置情報とを含む通知情報を生成する通知情報生成部と、
前記通知情報生成部により生成された通知情報を、所定の外部装置に対して送信する送信部とを有することを特徴とする請求項2に記載の移動端末装置。 - 前記通知情報生成部は、
端末識別情報及び所在位置情報とともに、搭載車両の車種を示す車種情報を含む通知情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の移動端末装置。 - 前記通知情報生成部は、
端末識別情報及び所在位置情報とともに、通行料金の課金の減額又は免除のための減免情報を含む通知情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の移動端末装置。 - 前記通知情報生成部は、
端末識別情報及び所在位置情報とともに、通行料金がプリペイド済であることを示すプリペイド情報を含む通知情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の移動端末装置。 - 前記放送配信受信部は、
課金対象区域とともに課金対象の車種を示す課金対象区域情報を受信し、
前記位置比較部は、
課金対象区域情報に基づき、搭載車両が課金対象区域内に所在しているか否かを判断するとともに、搭載車両が課金対象の車種に該当するか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載の移動端末装置。 - 前記移動端末装置は、更に、
前記位置比較部により搭載車両が課金対象区域内に所在していると判断された場合に、搭載車両が課金対象区域内に所在していることを表示する表示情報を生成する表示情報生成部と、
前記表示情報生成部により生成された表示情報を所定の表示装置に出力する表示処理部とを有することを特徴とする請求項2に記載の移動端末装置。 - 前記位置比較部は、
搭載車両が課金対象区域から所定距離以内の位置に所在している否かを判断し、
前記移動端末装置は、更に、
前記位置比較部により搭載車両が課金対象区域から所定距離以内の位置に所在していると判断された場合に、搭載車両が課金対象区域から所定距離以内の位置に所在していることを表示する表示情報を生成する表示情報生成部と、
前記表示情報生成部により生成された表示情報を所定の表示装置に出力する表示処理部とを有することを特徴とする請求項2に記載の移動端末装置。 - 前記位置比較部は、
搭載車両の予定走行経路が設定された場合に、予定走行経路の少なくとも一部が課金対象区域と重複するか否かを判断し、
前記移動端末装置は、更に、
前記位置比較部により予定走行経路の少なくとも一部が課金対象区域と重複すると判断された場合に、予定走行経路の少なくとも一部が課金対象区域と重複することを表示する表示情報を生成する表示情報生成部と、
前記表示情報生成部により生成された表示情報を所定の表示装置に出力する表示処理部とを有することを特徴とする請求項2に記載の移動端末装置。 - 前記移動端末装置は、
準天頂衛星からの放送配信により課金対象区域情報を受信することを特徴とする請求項1に記載の移動端末装置。 - 車両の通行に対して通行料金が課される課金対象区域を示す課金対象区域情報を生成し、生成した課金対象区域情報を所定の放送配信装置に送信し、前記放送配信装置から課金対象区域情報を放送配信させる情報処理装置と、
課金対象区域情報を前記放送配信装置からの放送配信により受信するとともに、自装置が搭載されている搭載車両の所在位置を検出し、課金対象区域内に搭載車両が所在しているか否かを判断する移動端末装置とを有することを特徴とする通信システム。 - 前記移動端末装置は、
登載車両が課金対象区域内に所在していると判断した場合に、移動端末装置を一意に識別可能な端末識別情報と前記位置検出部により検出された搭載車両の所在位置を示す所在位置情報とを含む通知情報を生成し、生成した通知情報を前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置は、
前記移動端末装置から通知情報を受信し、所定の課金処理装置に課金処理を行わせるための課金情報を前記移動端末装置からの通知情報から生成し、生成した課金情報を前記課金処理装置に送信することを特徴とする請求項12に記載の通信システム。 - 前記情報処理装置は、
課金対象区域を複数の分割課金対象区域に分割し、分割したそれぞれの分割課金対象区域ごとに課金対象区域情報を生成し、生成したそれぞれの課金対象区域情報を前記放送配信装置に送信し、それぞれの課金対象区域情報の放送配信の時間に時間差を設けて前記放送配信装置から放送配信させることを特徴とする請求項12に記載の通信システム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2003
- 2003-10-08 JP JP2003349546A patent/JP2005115674A/ja active Pending
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