JP2005115357A - 感光性平版印刷版及びその製造方法 - Google Patents

感光性平版印刷版及びその製造方法 Download PDF

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潔 神谷
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Abstract

【課題】 塗布液膜を効率的に乾燥させ、設備のコンパクト化と生産性の向上とを達成すると共に連続量産ラインでの制御性を向上させて、品質安定化、及び、塗布層の層厚均一化の両者を達成した高品質の感光性平版印刷版及びその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 感光性平版印刷版10を製造する製造ライン12には、ウエブWに塗布液を塗布してなる塗布液膜を急速に乾燥させる急速乾燥部が設けられており、急速乾燥部には、加熱ロールで加熱されたウエブWに対し、新鮮な外気を平行に送風する平行流乾燥部54が設けられている。これにより、平行流乾燥部54で乾燥させる空気流によって塗布液膜に膜厚変動が生じることが回避され、しかも、急速乾燥部で急速に乾燥されるので、レベリングが生じる前に塗布液膜が乾燥して膜厚が均一な塗布層が得られる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、感光性平版印刷版及びその製造方法に関し、更に詳細には、特に複数の塗布層が形成された多層型の場合に最適な感光性平版印刷版及びその製造方法に関する。
感光性平板印刷版の製造ラインでは、ウエブ(アルミ製の長尺支持体)を長手方向に搬送させつつ、凹凸状にされたウエブ片面側に感光性の塗布液を塗布し、この液を乾燥させることにより塗布層(乾膜である感光層)を形成している。そして、この乾燥を効率良く行うことができるように、従来から種々の工夫が試みられている。
例えば、特許文献1では、ウエブ表面に形成された砂目の凹凸に対する感光層の厚みの比率を規定しており、感光液の塗布後、スリットノズルから未乾膜に押圧エアを吹き付けて、感光層表面がウエブ表面の凹凸に沿った形状になるように制御している。なお、感光層が単層か複層かについては特に規定していない。また、特許文献2では、乾燥工程中に遠赤外線を照射して、版面の温度を50℃〜130℃の範囲内にすることにより乾燥工程にかかる時間を短縮し、生産効率を向上させている。特許文献3では、ウエブに熱風を吹き付けた後、接触面積が変更可能なように加熱ロールをウエブに接触させることにより乾燥状態を制御している。特許文献4では、ウエブに熱風を吹き付ける乾燥後半において加熱ロールを使用しており、ウエブ温度をモニターしながら加熱ロールのラップ幅を制御したり、加熱ロールによる加熱と熱風の吹き付けとを併用したりしている。
特開平7−89255号公報 特開平6−317896号公報 特開平6−63487号公報 特開平8−318198号公報
ところで、近年の感光性平版印刷版では、ダイレクト刷版が中心になっており、多機能化に伴う機能分離の必要性から多層型の印刷版が増加してきた。多層型印刷版を連続的に量産するには、従来の塗布乾燥ラインに塗布乾燥部を付加することが必要になるが、コンパクトな設備配置、供給熱量の有効活用によるランニングコストの低減、連続的に変化するウエブサイズにおける品質の安定化、などが必要になるという問題があった。なお、この問題は一般的な感光性平板印刷版であっても生じていた。
また、重層型CTP版では、特に1.0g/m2以下の薄膜層で、塗布層(塗膜)の膜厚分布が不均一になると刷版内の感度が不均一になる。特に砂目の凸部と凹部とで各層内における膜厚差が生じることによって無視できない感度差が生じ、刷版性能に大きく影響を及ぼす。例えば、図5に示すように、アルミ基板86の上に下層84と上層88との2層を形成した場合、上層88の厚みは、アルミ基板86の凸部92の上層部分88Sでd1=0.14μm程度であるのに対し、凹部90の上層部分88Tでd2=1.0μm程度になってしまう。このため、薄くなり過ぎた上層部分88Sでは耐傷性が不良であり、厚くなり過ぎた上層部分88Tでは、現像処理で除去しきれないことによるポツ残膜が発生し、製品歩留まりの向上を妨げている。従って、重層型CTP版では、機能分離させた上層88の機能をうまく引き出すためには、上層88の膜厚均一化による品質向上を達成することも必要になるという問題もあった。この問題は、主流となりつつある重層型CTP版で深刻なものになっており、また、多層型塗布層の上層について解決が急がれている。
ここで、特許文献1に記載されたようなエアースリットノズルからエアを吹き出して乾燥させる方式では、エアの風速が速い。このため、感光液膜が厚い乾燥工程前半にこの方式を適用すると塗布面状が悪化し、一方、塗布面状確保にために風速を下げると急速乾燥の効果が低減するため、感光液膜の乾燥には不向きであった。また、連続的にウエブサイズ(アルミ基板サイズ)が変化する量産ラインでエアースリットノズルを使用すると、乾燥点の微妙な差による品質影響が大きく、更には幅方向に乾燥速度差が生じ、ウエブ端部から乾燥が進む平版印刷版の製造工程にエアースリットノズルによる乾燥方式を適用することは、その制御性の難しさから実用化には至っていない。また、他の特許文献に記載された乾燥方式であっても、上記問題を解決することは困難である。
本発明は、上記事実を考慮して、塗布液膜を効率的に乾燥させ、設備のコンパクト化と生産性の向上とを達成すると共に先行技術で問題となっていた連続量産ラインでの制御性を向上させて、品質安定化、及び、塗布層の層厚均一化の両者を達成した高品質の感光性平版印刷版及びその製造方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、粗面化された表面部を有して連続走行するウエブに塗布層を形成した感光性平版印刷版であって、前記塗布層が、最も薄い層部分で平均層厚の50%以上、最も厚い層部分で平均層厚の150%以下である層厚分布で形成されていることを特徴とする。
これにより、塗布層のミクロな層厚分布が軽減されるので、刷版内のミクロな品質差(主に感度差)を軽減して品質安定化を図ることができ、従来生じていた耐傷性不良及びポツ残膜発生の問題が解消される。ウエブは一般にアルミ製である。なお、本明細書で、塗布液膜とは乾燥が終了していないものを、塗布層とは乾燥が終了したものを、それぞれ意味する。
逐次塗布して重層とする多層型の感光性平版印刷版では、砂目立て処理(ブラシグレイン、電解グレイン)、及び、陽極酸化処理を施したアルミ基板(アルミ支持体)は、波長1〜30μmで波高1〜5μmの範囲内の凹凸を有する。
最近の印刷版では、アルミ基板上に、膜厚としては検出できない0.1g/m2以下の極めて薄い下塗り層を形成することが一般的になっている。この下塗り層の上に感光液を塗布して、膜厚が0.2〜1.0g/m2の範囲内の感光層を下層として形成すると、膜厚に対し砂目の凹凸が大きくなるため、砂目の凸部では膜厚が極端に薄くなったり、砂目の凹部では膜厚が極端に厚くなったりする。この結果、刷版内において膜厚分布に起因するミクロな性能差が発生すると共に、下層表面には砂目の凹凸パターンに類似しその起伏が軽減された凹凸が残存する。
下層上に、感光性や、感熱性、酸素遮断性、酸素透過性制御といった機能を有し、かつ膜厚が0.2〜1.0g/m2の範囲内である中間層又は上層を形成すると、下層と同様、下層表面の凸部部分では上に積層した層の膜厚が薄くなり、下層表面の凹部部分では上に積層した層の膜厚が厚くなる。その結果、上層についても刷版内において膜厚分布に起因するミクロな性能差が発生する。
多層型の感光性平版印刷版では、何れか一層が請求項1に記載した条件を満たしていると、その層で上記のミクロな層厚分布が軽減され、感光性平版印刷版の品質の向上に寄与する。この場合、前記塗布層が最上層又は中間層であると、得られる効果が顕著である。
多層型の感光性平版印刷板においては、膜厚として検出できない0.1g/m2以下の下塗り層を施した砂目支持体上に、平均膜厚0.2〜1.0g/m2の下層感光層を塗布し、通常の熱風乾燥を施すと、下層感光層の表面には、砂目の凹凸パターンに類似し、その起伏が軽減された凹凸が残存する。この残存した凹凸の段差hと、更に逐次重層で塗布する上層の平均膜厚tとの関係は、t/h≦0.7の関係式を満たすように形成されることが多い。
請求項5に記載の発明は、粗面化された表面部を有して連続走行するウエブに塗布液を塗布し、塗布されてなる塗布液膜を乾燥させて塗布層を形成する感光性平版印刷版の製造方法において、前記塗布液を塗布した後に、乾燥室内で前記塗布液膜と略平行に乾燥風を送風することを特徴とする。
乾燥風の風速は、乾燥風によって塗布液膜の膜厚分布が不均一になって乾くことがない程度にする。
このように、請求項5に記載の発明では、乾燥風の送風方向が塗布液膜に対して略平行なので、これにより、乾燥風の風力によって塗布液膜の膜厚分布が不均一になって乾くことを回避できる。また、連続走行するウエブに塗布液を多層に塗布する場合、乾燥設備をコンパクトにすることができる。
ところで、塗布層(特に上層)の膜厚均一化を達成するには、ウエブに塗布液を塗布してなる塗布液膜内でのレベリングを抑制しつつ、可能な限り速やかに乾燥させることが好ましい。このためには、塗布液膜表面に影響を与えないように、塗布液膜に含有される溶剤の分圧比が低い空気(例えば新鮮な外気)を塗布液膜に常に送風し、表面更新による溶剤蒸発を促進させることが有効である。
そこで、請求項6に記載の発明は、前記乾燥風を給気する複数の給気口と、前記乾燥風を排気する複数の排気口と、を前記乾燥室に交互に配設したことを特徴とする。これにより、塗布液膜の表面には、塗布液膜に含有される溶剤の蒸気圧が低い新鮮な外気が常に供給されるので、塗布液膜の乾燥速度を大幅に上げることができる。
ここで、感光性平版印刷版の連続生産工程においては、アルミ基板(ウエブ)もサイズが連続的に変化することが一般的であり、厚みや幅の変化に伴う乾燥状態の変化を、塗布時のウエブ温度と塗布液温度とを生産上支障のない程度の高温に維持し、かつ、塗布直後に速やかに乾燥させる工程を行うことが好ましい。これによって、ウエブサイズ差異の影響、及び、幅方向の乾燥速度差異の影響を、極力排除することができる。
そこで、請求項7に記載の発明は、前記乾燥風の温度を50℃以上とし、前記塗布液を塗布してから2秒以内に前記乾燥風を送風することを特徴とする。塗布液に含有される溶剤の蒸発を促進するには、乾燥風の温度が50℃以上であることが好ましく、また、塗布液膜を速やかに乾燥させるには、塗布液を塗布してから2秒以内に塗布液膜を乾燥風にさらすことが好ましいからである。
請求項7に記載の発明により、ウエブサイズが連続的に変化しても、品質差異を大幅に低減することができる。
請求項8に記載の発明は、前記乾燥室へ前記ウエブが搬送される前に、前記ウエブに加熱ロールを接触させて前記ウエブの温度を制御することを特徴とする。これにより、溶剤の蒸発潜熱によるウエブの温度低下を防止することができる。
この場合、塗布液膜内で極端な流動が生じないように加熱ロールの温度を制御する。また、速やかに乾燥させる観点上、塗布液を塗布してから2秒以内に加熱ロールをアルミ基板(ウエブ)に当接させることが好ましい。
アルミ基板の温度は、塗布液に重量比で10%以上含有されている溶剤成分の沸点以下とすることが望ましい。この沸点よりも高くすると、溶剤が沸騰して良好な塗布層が得られない場合があり得る。なお、塗布液の溶剤成分としては、沸点100℃以下の溶剤が50%以上添加されていることが実用上好ましい。
塗布液はウエブの表面側に塗布されるので、ローラはウエブの裏面側(背面側)に接触させる。なお、ローラが設けられていない搬送位置で、熱風や輻射によって加熱してもよい。
請求項9に記載の発明は、多層型の感光性平版印刷版の製造方法であって、一の塗布液膜の乾燥を終了してから次工程の塗布開始までの前記ウエブの温度を、乾燥終了後の温度の±10℃以内に制御することを特徴とする。
これにより、前工程で加熱されたウエブに対し、塗布に支障がない程度に高温のまま塗布することが可能になるので、熱量を効率的に利用して塗布することができ、ランニングコストの低減化を図ることができる。また、この場合であっても、アルミ基板の温度を、塗布液に重量比で10%以上含有されている溶剤成分の沸点以下とすることが望ましい。
更には、塗布液を予め加熱しておくことで、ウエブとの液温の温度差を小さくすることによっても大きな効果が得られる。例えば、塗布液を加熱して、ウエブ温度に対して±10%以内の温度に制御しておく。特に連続的にサイズが変化するウエブに安定した塗布層を形成する場合、このように、塗布液を塗布する塗布部に搬送されるときのウエブの温度をウエブサイズによらず一定の温度に制御することが好ましく、塗布後速やかに乾燥させることがより好ましい。
また、塗布液として使用する溶剤は、低沸点系の溶剤であることが好ましい。なお、ウエブや塗布液の制御温度は40℃〜90℃の範囲内であることが多い。
請求項10に記載の発明は、前記塗布液膜が乾燥するまで、前記塗布液膜を鉛直面よりも下面側に位置させて搬送することを特徴とする。重力によるレベリングの作用は、塗布液膜がウエブの上面側に位置する場合のほうが大きいため、請求項10に記載の発明により、重力の影響による塗布液膜のレベリング作用を極力抑えることができる。請求項10に記載の発明では、塗布液膜自体の表面張力を低下させて塗布液膜のレベリング性を低下させることも重要である。具体的には塗布液の表面張力を35dyne/cm以下にしておくことが好ましく、この条件を満たすために塗布液に界面活性剤を添加してもよい。また、塗布した直後の塗布液膜の膜厚が5〜25cc/m2の範囲内であることも実用上好ましい。
本発明は、CTP刷版を製造するのに最適であり、また、CTP刷版の最下層ではなく2層目以上の層に適用すると、その効果が大きく顕れる。
本発明は上記構成としたので、刷版内の膜厚分布の変動を抑えることができる。従って、刷版内の性能を均一化した高感度の感光性平版印刷版を製造することができる。
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、本発明の一実施形態では、感光性平版印刷版を製造する製造ライン12では多層の塗布層を形成しており、この製造ライン12で図4に示すような製造工程を行い、図3に示すように、アルミ基板16の凸部18と凹部20とで膜厚(層厚)分布を軽減させた感光性平版印刷版10を製造している。
製造ライン12には、ウエブ(長尺のアルミ製支持体)Wの被塗布面に塗布液を塗布する第1塗布部24と、第1塗布部24から搬出されたウエブWが搬入される第1乾燥ゾーン26と、第1乾燥ゾーン26から搬出されたウエブを冷却する冷却ゾーン28、30と、が製造ライン12に設けられている。なお、第1塗布部24に搬送される前に、ウエブWの被塗布面に下塗り用の塗布液を塗布する下塗り塗布部(図示せず)と、下塗り塗布部で塗布された塗布液膜を乾燥させる乾燥部(図示せず)と、が製造ライン12には設けられており、冷却ゾーン30から送り出されたウエブWには、下塗り塗布層(図示せず)と、その上に形成された感光層(下層)34と、が形成されている。
更に、製造ライン12には、冷却ゾーン30から搬出されてきたウエブWをハンドリングする高温ハンドリング部36と、高温ハンドリング部36から送り出されたウエブWに塗布液を塗布する第2塗布部38と、第2塗布部38から送り出されたウエブWを急速に乾燥させる急速乾燥部42と、急速乾燥部42から送り出されたウエブWを更に乾燥させる第2乾燥ゾーン46と、が設けられている。第2乾燥ゾーン46から搬出されたウエブWには、感光層34の上に上層としてOC層48(上層)が形成されている。
急速乾燥部42には、ウエブWの非塗布面側に当接する加熱ロール(ヒートロール)50と、加熱ロール50に接触した後、第2塗布部38で塗布された塗布液膜を、ウエブWに対して平行に乾燥風を送風して乾燥させる平行流乾燥部54(図2参照)と、が設けられている。加熱ロール50及び平行流乾燥部54の配置位置は、第2塗布部38で塗布液を塗布した後、平行流乾燥部54に搬送されるまでの間が2秒以内となるように、ウエブWの走行速度を考慮して決められている。
図2に示すように、平行流乾燥部54には、多段で排気できるように、所定間隔毎に設けられた排気口56及び給気口58が設けられており、給気口58は隣り合う排気口の中間位置にそれぞれ設けられている。従って、塗布によって形成された塗布液膜62(図3参照)の表面には、塗布液膜62に含有される溶剤成分の分圧比が常に低い新鮮な空気(外気)が供給されるようになっている。また、給気口58には、供給された空気(外気)がウエブWと平行方向に流れるように整流板60が設けられている。従って、OC層48を形成する際、乾燥させる空気流による塗布液膜62の膜厚変動を回避している。
また、第2塗布部38では、ウエブ温度と同程度になるように塗布液を加温しており、高速、高温で塗布するようになっている。また、第2塗布部38で塗布する塗布液の溶剤としては蒸発し易いものを使用している。
図3の2点鎖線で示すように、第2塗布部38での塗布直後では、下層である感光層34の上に形成された塗布液膜62の上面62Uはほぼ水平な平面である。例えば、アルミ基板16の凸部18と凹部20との高さ差がh=3μmである場合、この塗布液膜62の厚みは、凸部18でt1=5μm、凹部20でt2=8μmであり、平均値が6μmである。
この状態でウエブWが急速乾燥部42で乾燥されると、塗布液膜62の表面から溶剤ガスが蒸発し、上層であるOC層48の上面48Uは、下層である感光層34の上面34Uにほぼ沿った形状になる。従って、凸部18と凹部20とで上層(OC層)48の厚み分布を軽減できる。
以上説明したように、本実施形態では、平行流乾燥部54によって新鮮な外気(溶剤成分の分圧比が低い空気)がウエブWに対して平行に流れるので、塗布液膜62には乾燥風による膜厚変動は生じず、しかも平行流乾燥部54での乾燥速度が速い。また、第2塗布部38で塗布液膜62を形成後、直ちに急速乾燥部42で乾燥させており、塗布液膜62にレベリングが生じる前に塗布液膜62を乾燥させてOC層(上層)48を形成することができる。従って、アルミ基板16の凸部18と凹部20とでのOC層48の厚み分布を軽減できるので、膜厚が均一な感光性平版印刷版10を製造することができる。
(実施例)
[基板の作製1]
厚さ0.24mmのアルミニウム板(Si:0.06質量%、Fe:0.30質量%、Cu:0.014質量%、Mn:0.001質量%、Mg:0.001質量%、Zn:0.001質量%、Ti:0.03質量%を含有し、残部はAlと不可避不純物であるアルミニウム合金)に対し、以下に示す表面処理を連続的に行った。
60Hzの交流電流を用いて連続的に電気化学的な粗面化処理を行った。このときの電解液は、硝酸10g/リットル水溶液(アルミニウムイオンを5g/リットル、アンモニウムイオンを0.007質量%含む。)であり、温度は80℃であった。
電気化学的な粗面化処理後、前記アルミニウム板を水洗し、苛性ソーダ濃度26質量%、アルミニウムイオン濃度6.5質量%のアルカリ溶液でスプレーによるエッチング処理を32℃で行い、アルミニウム板を0.20g/m2溶解した。
前記エッチング処理後、アルミニウム板をスプレーで水洗し、温度65℃、硫酸濃度25質量%(アルミニウムイオンを0.5質量%含む。)の酸性溶液で、スプレーによるデスマット処理を行い、次いでスプレーによる水洗を行った。
デスマット処理および水洗を行ったアルミニウム板に対し、二段給電電界処理法による陽極酸化装置を用いて陽極酸化処理を行った。電界部には硫酸を供給した。陽極酸化処理後、スプレーによる水洗を行った。最終的な酸化皮膜量は2.7g/m2であった。
陽極酸化処理によって得られたアルミニウム支持体を、温度30℃の3号珪酸ソーダの1質量%水溶液の処理層中に10秒間浸漬してアルカリ金属珪酸塩処理(シリケート処理)した。その後スプレーによる水洗を行った。
上記の手順で作製されたアルカリ金属珪酸塩処理後のアルミニウム支持体上に、下記組成の下塗り液を塗布し、80℃で15秒間乾燥し、塗膜を形成した。乾燥後の塗膜の被覆量は15mg/m2であった。
[下塗り液の組成]
・下記化合物([化1]) 0.3g
・メタノール 100g
・水 1g
Figure 2005115357
1.実施例1
[平版印刷版原版の作製]
上記の手順によって得られた基板に、図1に示す製造ライン12を用いて塗布層を形成した。なお、製造ライン12においては、第1塗布部24および第2塗布部38の何れにもバーコータを用いた。
まず、下層用塗布液1を、乾燥後の塗布量が0.85g/m2になるように第1塗布部24で塗布した後、第1乾燥ゾーン26で178℃で35秒間乾燥し、直ちに、冷却ゾーン28および30において17〜20℃の冷風で、支持体の温度が50℃になるまで冷却した。
続いて、高温ハンドリング部36で支持体の温度を50℃に保持しながら、50℃に保温した上部感熱層用塗布液1を乾燥後の平均塗布量が0.22g/m2になるように第2塗布部38で塗布し、その直後に、表面温度を70℃に設定した加熱ロール50で支持体の背面(下層用塗布液1および上部感熱層用塗布液1を塗布した側とは反対側の面)を加熱し、更に平行流乾燥部54(熱風温度120℃)で2秒間乾燥し、上部感熱層が流動性を有しない状態になるまで乾燥させた。更に、149℃で20秒間乾燥し、20〜26℃の冷風で除冷して平版印刷版原版1を作製した。
平版印刷版原版1においては、上部感熱層の膜厚の不均一さが改善され、上部感熱層の最も薄い部分の膜厚が0.12μm、最も厚い部分の膜厚が0.3μmであった。
以下に、下層用塗布液1および上部感熱層用塗布液1の組成を示す。
(下層用塗布液1)
・N−(4−アミノスルホニルフェニル)メタクリルアミド/アクリロニトリル/メタクリル酸メチル共重合体(共重合モル比=36/34/30、重量平均分子量=50,000、酸価=2.65) 2.133g
・シアニン染料A(下記[化2]に示す。) 0.134g
・4,4´−ビスヒドロキシフェニルスルホン 0.126g
・無水テトラヒドロフタル酸 0.190g
・p−トルエンスルホン酸 0.008g
・3−メトキシー4−ジアゾジフェニルアミンヘキサフルオロホスフェート
0.032g
・エチルバイオレットの対イオンを6−ヒドロキシナフタレンスルホン酸に変えたもの
0.781g
・ポリマー1(下記[化3]に示す。) 0.035g
・メチルエチルケトン 25.41g
・1−メトキシ−2−プロパノ−ル 12.97g
・γ−ブチロラクトン 13.18g
Figure 2005115357
Figure 2005115357
(上部感熱層用塗布液1)
・m,p−クレゾールノボラック(m/p比=6/4、重量平均分子量=4500、未反応クレゾール0.8質量%含有) 0.3479g
・シアニン染料A(上記[化2]に示す。) 0.0192g
・エチルメタクリレート/イソブチルメタクリレート/アクリル酸共重合体(共重合比=37/37/26wt%)30%MEK溶液 0.1403g
・ポリマー1(上記[化3]に示す。) 0.015g
・ポリマー2(下記[化4]に示す。) 0.00328g
・メチルエチルケトン 10.39g
・1−メトキシ−2−プロパノ−ル 20.78g
Figure 2005115357
[感度評価]
上記手順に従って作製した平版印刷版原版を、Trendsetter(商品名、Creo社製)で、ビーム強度2〜10W、ドラム回転速度150rpmでベタ画像を書き込んだ。次いで、PSプロセッサLP940H(富士写真フイルム(株)製)に、現像液DT−2(富士写真フイルム(株)製、1:8に希釈)とフィニッシャーFG−1(富士写真フイルム(株)製、1:1に希釈)とを仕込み、液温を30℃に保ち、現像時間12秒で現像した。このときの現像液の電導度は43mS/cmであった。
現像後の版を25倍のルーペで観察し、実質上印刷汚れにならないレベルの残膜の有無を評価し、残膜が観察されない部分の露光ビーム強度から実際の露光エネルギーを計算し、感度を求めた。評価結果を表1に示す。なお、露光エネルギーが小さい平版印刷版ほど高感度である。
[現像ラチチュードの評価]
上記手順に従って作製した平版印刷版原版を、前記Trendsetterでビーム強度9W、ドラム回転速度150rpmでテストパターンを書き込み、現像した。現像は、現像液DT−2R(富士写真フイルム(株)製、1:5に希釈、電導度が37mS/cmになるまで炭酸ガス吹き込み)とフィニッシャーFG−1(富士写真フイルム(株)製、1:1に希釈)とをPSプロセッサLP940Hに仕込み、液温30℃、現像時間12秒で現像した。次いで、前記現像液にDT−2R(1:5に希釈)を適量加え、電導度を39mS/cmに調整し、前記テストパターンを書き込んだ平版印刷版原版を現像した。そして、前記現像液に更にDT−2R(1:5に希釈)を添加して電導度を2mS/cmづつ上げ、画像の現像による膜減りが顕著に観察されるまでこの作業を継続した。
各電導度において現像した平版印刷版原版の表面を目視観察して現像不良の感熱像残膜に起因する汚れや着色が無いかどうかを確認し、良好に現像が行えた現像液の電導度を求め、次に、実質上耐刷性に影響を及ぼさない程度に現像膜減りが維持される限界の電導度を求めた。良好に現像が行えた現像液の電導度と実質上耐刷に影響を及ぼさない程度に現像膜減りが維持される限界の電導度の巾を現像ラチチュードとした。結果を表1に示す。
Figure 2005115357
2.比較例1
図1に示す製造ライン12を使用し、まず、下層用塗布液1を、乾燥後の塗布量が0.85g/m2になるように第1塗布部24で塗布した後、第1乾燥ゾーン26で178℃で35秒間乾燥し、直ちに、冷却ゾーン28および30において17〜20℃の冷風で、支持体の温度が35℃になるまで冷却した。
続いて、液温25℃の上部感熱層用塗布液1を乾燥後の平均塗布量が0.22g/m2になるように第2塗布部38で塗布し、直ちに支持体の背面を平行流乾燥部54(熱風温度120℃)で2秒間加熱し、更に、149℃で20秒間乾燥し、20〜26℃の冷風で除冷して平版印刷版原版2を作成した。
平版印刷版原版2においては、上部感熱層の膜厚の不均一さは僅かに改善されたが、上部感熱層の最も薄い部分の膜厚は0.09μm、最も厚い部分の膜厚は0.6μmあった。
更に、平版印刷版原版2につき、実施例1と同様の手順に従って感度および現像ラチチュードを評価した。結果を表1に示す。
3.比較例2
図1に示す製造ライン12を使用し、まず、下層用塗布液1を、乾燥後の塗布量が0.85g/m2になるように第1塗布部24で塗布した後、第1乾燥ゾーン26で178℃で35秒間乾燥し、直ちに、冷却ゾーン28および30において17〜20℃の冷風で、支持体の温度が35℃になるまで冷却した。
続いて、液温25℃の上部感熱層用塗布液1を乾燥後の平均塗布量が0.22g/m2になるように第2塗布部38で塗布し、直ちに149℃で20秒間乾燥し、20〜26℃の冷風で除冷して平版印刷版原版3を作成した。
平版印刷版原版3は、上部感熱層の膜厚が不均一であり、上部感熱層の最も薄い部分の膜厚は0.06μm、最も厚い部分の膜厚は1.0μmあった。
更に、平版印刷版原版3につき、実施例1と同様の手順に従って感度および現像ラチチュードを評価した。結果を表1に示す。
表1から明らかなように、実施例1では、上部感熱層の最小膜厚を平均膜厚の50%(0.11μm)より厚くし、最大膜厚を平均膜厚の150%(0.33μm)よりも薄くすることにより、ポツ残膜の発生が抑制され、比較例1および2に比較して感度と定活性現像液での現像性が良好なことが判った。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、上記実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
本発明の一実施形態で感光性平版印刷版を製造する製造ラインを示す模式的な側面図である。 本発明の一実施形態で用いる製造ラインに設けられた平行流乾燥部で乾燥する原理を示す模式図である。 本発明の一実施形態で製造された感光性平版印刷版の側面部分拡大断面図である。 本発明の一実施形態の製造工程を示すフロー図である。 従来の感光性平版印刷版の問題点を示す側面部分拡大断面図である。
符号の説明
10 感光性平版印刷版
16 アルミ基板(ウエブ)
18 凸部
20 凹部
48 OC層
50 加熱ロール
86 アルミ基板(ウエブ)
88 上層(塗布層)
90 凹部
92 凸部

Claims (10)

  1. 粗面化された表面部を有して連続走行するウエブに塗布層を形成した感光性平版印刷版であって、
    前記塗布層が、最も薄い層部分で平均層厚の50%以上、最も厚い層部分で平均層厚の150%以下である層厚分布で形成されていることを特徴とする感光性平版印刷版。
  2. 多層型の感光性平版印刷版であって、前記塗布層が最上層又は中間層であることを特徴とする請求項1に記載の感光性平版印刷版。
  3. 前記塗布層の平均層厚が0.2μm〜1.0μmの範囲内であることを特徴とする請求項1又は2に記載の感光性平版印刷版。
  4. 前記ウエブの被塗布面の凹部と凸部との高さ差hと、前記塗布層の平均層厚tとが、t/h≦0.7の関係式を満たすことを特徴とする請求項3に記載の感光性平版印刷版。
  5. 粗面化された表面部を有して連続走行するウエブに塗布液を塗布し、塗布されてなる塗布液膜を乾燥させて塗布層を形成する感光性平版印刷版の製造方法において、
    前記塗布液を塗布した後に、乾燥室内で前記塗布液膜と略平行に乾燥風を送風することを特徴とする感光性平版印刷版の製造方法。
  6. 前記乾燥風を給気する複数の給気口と、前記乾燥風を排気する複数の排気口と、を前記乾燥室に交互に配設したことを特徴とする請求項5に記載の感光性平版印刷版の製造方法。
  7. 前記乾燥風の温度を50℃以上とし、前記塗布液を塗布してから2秒以内に前記乾燥風を送風することを特徴とする請求項5又は6に記載の感光性平版印刷版の製造方法。
  8. 前記乾燥室へ前記ウエブが搬送される前に、前記ウエブに加熱ロールを接触させて前記ウエブの温度を制御することを特徴とする請求項5〜請求項7のうち何れか1項に記載の感光性平版印刷版の製造方法。
  9. 多層型の感光性平版印刷版の製造方法であって、
    一の塗布液膜の乾燥を終了してから次工程の塗布開始までの前記ウエブの温度を、乾燥終了後の温度の±10℃以内に制御することを特徴とする請求項8に記載の感光性平版印刷版の製造方法。
  10. 前記塗布液膜が乾燥するまで、前記塗布液膜を鉛直面よりも下面側に位置させて搬送することを特徴とする請求項5〜請求項9のうち何れか1項に記載の感光性平版印刷版の製造方法。
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