JP2005115006A - 偽造防止部材、コードマーク読取システムおよび偽造防止部材の製造方法 - Google Patents

偽造防止部材、コードマーク読取システムおよび偽造防止部材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 偽造が困難であるコードマークの形成を実現する偽造防止部材、コードマーク読取システムおよび偽造防止部材の製造方法を提供する
【解決手段】 低反射基材層2の一方の面に低反射基材層2よりも照射光の反射率の高い鱗片顔料含有樹脂層を1設け、他方の面に接着剤を塗布して粘着層3を設ける。
また、鱗片顔料含有樹脂層1側にCO2レーザを照射して、低反射基材層2に達しない程度に鱗片顔料含有樹脂層1を昇華させて万線状の溝部4を形成する。
さらに、溝部4にCO2レーザを照射して、低反射基材層2に達するまで鱗片顔料含有樹脂層1を昇華させて貫通孔5を生成して、コードマークをマーキングする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、偽造防止部材、コードマーク読取システムおよび偽造防止部材の製造方法に関し、特に、レーザでコードマークを刻印する偽造防止部材、コードマーク読取システムおよび偽造防止部材の製造方法に関する。
従来、コードマークなどが形成された偽造防止用のシールを製品などに貼付し、製品の偽造を防止していた。
上記のような従来技術の1つに、特許文献1が開示するところの真偽判別デバイス及び貴重印刷物があった。
特許文献1では、基材の色調と異なる所定の色調のインキを用いて画線が印刷された印刷物上に、通常時において反射光のもとで正面から目視しにくい多数の穿孔を形成することにより、印刷物の偽造および変造を防止していた。
特開2002−154261号公報
しかしながら、特許文献1では、画線上に穿孔が設けられた印刷物を、その印刷物の基材と同じ色調の白紙上に重ねて反射光のもとで観察することにより、穿孔により形成されるコードマークを簡易な道具で容易に認識することができるため、その印刷物の偽造が容易になってしまう虞があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、コードマークが簡易な道具で容易に認識することができないように隠蔽されているために偽造が困難であるコードマークの形成を実現する偽造防止部材、コードマーク読取システムおよび偽造防止部材の製造方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明は、低反射基材層の一方の面上に鱗片顔料含有樹脂層が積層された偽造防止部材であって、低反射基材層に達しない深さで、鱗片顔料含有樹脂層に所定の模様を形成する溝部が設けられ、万線状の溝部に低反射基材層に達する深さでコードマークが刻印されたことを特徴とする。
また、本発明によれば、溝部は、万線状の模様を形成することを特徴とする。
また、本発明によれば、溝部およびコードマークは、CO2レーザにより刻印されることを特徴とする。
また、本発明によれば、コードマークは、2次元コードであることを特徴とする。
また、本発明によれば、低反射基材層の他方の面には接着剤層が設けられていることを特徴とする。
また、本発明によれば、万線の縁部の反射濃度は、低反射基材層の反射濃度の近傍の値であることを特徴とする。
また、本発明によれば、低反射基材層の一方の面上に鱗片顔料含有樹脂層が積層された偽造防止部材と、高反射基材層に刻印されたコードマークを読み取るコードマーク読取装置と、を有するコードマーク読取システムであって、偽造防止部材は、低反射基材層に達しない深さで、鱗片顔料含有樹脂層に万線状の溝部が設けられ、万線状の溝部に低反射基材層に達する深さでコードマークが刻印され、コードマーク読取装置は、高反射基材層のコードマークが刻印された面に対して非垂直方向から自装置に設けられた光源の光を照射し、コードマークを読み取ることを特徴とする。
また、本発明によれば、万線状の溝部は、コードマークが刻印された面に対して非垂直方向から、光源の光が照射されると、溝部の内壁に照射された光の乱反射により発光することを特徴とする。
また、本発明によれば、コードマーク読取装置は、万線の略垂直方向で、かつ高反射基材層のコードマークが刻印された面に対して20°〜40°の方向から光源の光を照射し、反射光の強度差に基づいて、コードマークを読み取ることを特徴とする。
また、本発明によれば、低反射基材層の一方の面上に鱗片顔料含有樹脂層を積層する積層工程と、鱗片顔料含有樹脂層にCO2レーザを照射し、レーザ照射部分を加熱し気化させ、低反射基材層に達しない深さで、鱗片顔料含有樹脂層に万線状の溝部を形成する溝部形成工程と、万線状の溝部にCO2レーザを照射し、レーザ照射部分を加熱し気化させ、低反射基材層に達する深さでコードマークを刻印する刻印工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、溝部形成工程は、縁部の反射濃度が、低反射基材層の反射濃度の近傍の値である万線状の溝部を形成することを特徴とする。
また、本発明によれば、低反射基材層の一方の面上にホログラム層が積層された偽造防止部材であって、ホログラム層は所定の模様に型取られた型取部を形成しており、型取部に低反射基材層に達する深さでコードマークが刻印されたことを特徴とする。
また、本発明によれば、コードマークは、CO2レーザにより刻印されることを特徴とする。
また、本発明によれば、コードマークは、2次元コードであることを特徴とする。
また、本発明によれば、低反射基材層の他方の面には接着剤層が設けられていることを特徴とする。
また、本発明によれば、低反射基材層の一方の面上にホログラム層が積層された偽造防止部材と、ホログラム層に刻印されたコードマークを読み取るコードマーク読取装置と、を有するコードマーク読取システムであって、偽造防止部材は、ホログラム層に所定の模様に型取られた型取部が形成され、型取部に低反射基材層に達する深さでコードマークが刻印され、コードマーク読取装置は、ホログラム層のコードマークが刻印された面に対して非垂直方向から自装置に設けられた光源の光を照射し、コードマークを読み取ることを特徴とする。
また、本発明によれば、コードマーク読取装置は、ホログラム層に記録されたホログラム像の回折格子を無効にする角度から、光源の光を照射し、照射光の反射光の強度を検出して、コードマークを読み取ることを特徴とする。
また、本発明によれば、低反射基材層の一方の面上にホログラム層を積層する積層工程と、ホログラム層にCO2レーザを照射し、レーザ照射部分を加熱し気化させ、低反射基材層に達する深さでコードマークを刻印する刻印工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、偽造が困難なコードマークの形成を実現することが可能となる。
本発明の実施の形態では、低反射基材層の一方の面に低反射基材層よりも照射光の反射率の高い鱗片顔料含有樹脂層を設け、他方の面に接着剤を塗布して粘着層を設ける。
また、鱗片顔料含有樹脂層側にレーザを照射して、低反射基材層に達しない程度に鱗片顔料含有樹脂層を昇華させて模様状の溝部を形成する。ここでいう模様状の溝部とは、万線、文字またロゴ等をレーザで描くことができる任意の形状からなる図形のことをいう。
さらに、溝部にレーザを照射して、低反射基材層に達するまで鱗片顔料含有樹脂層を昇華させて貫通孔を生成して、コードマークをマーキングする。
図1は、本発明の実施例1における偽造防止部材の正面図である。
また、図2は、本発明の実施例1における偽造防止部材の断面図であって、図1の点線Aの断面を示すものである。
以下、図1および図2を用いて、本実施例における偽造防止部材について説明する。
図2に示されているように、偽造防止部材は、鱗片顔料含有樹脂層1と、低反射基材層2と、粘着層3とからなる。粘着層3上には低反射基材層2が積層されている。また、低反射基材層2上には、鱗片顔料含有樹脂層1が積層されている。
鱗片顔料含有樹脂層1は、鱗片顔料を含有する樹脂からなる層であって、光輝性を有する。その鱗片顔料としては、例えば各種雲母、セリサイト(絹雲母)、タルク、カオリン、ムライトなどの天然鉱物、または合成雲母などの鱗片状の合成化合物が用いられるとしてもよい。
低反射基材層2は、鱗片顔料含有樹脂層1よりも反射濃度の低い基材からなる層である。例えば、低反射基材層2は、黒色の紙または樹脂からなるとしてもよい。
粘着層3は、例えば感圧接着剤などからなり、偽造防止の対象の物品に偽造防止部材を接着するための層である。
また、鱗片顔料含有樹脂層1がCO2レーザにより低反射基材層2に達しない深さで掘削されたことにより、万線状の溝部4が所定間隔で形成されている。また、溝部4と鱗片顔料含有樹脂層1表面との境界である内壁がすり鉢状に形成された縁部分6は、CO2レーザ光照射による溝部4形成時に、そのレーザ熱により低反射基材層2の色と近い反射濃度の色(例えば茶色)に変色している。
さらに、図1および図2に示されているように、万線状の溝部4上には、CO2レーザにより低反射基材層2に達する深さで掘削されたことにより、貫通孔5が形成されている。なお、貫通孔5の幅は、万線状の溝部4の幅よりも小さいものとする。万線状の溝部4それぞれに設けられた貫通孔5の集合により、偽造防止部材にコードマークが形成される。
例えば、コードマークには、偽造防止部材が貼付された製品の識別情報または管理情報(例えばロットナンバー、製造日、製造地など)が含まれるとしてもよい。偽造防止部材上のコードマークを読取装置で読み取ることにより、偽造防止部材が貼付された物品の製造、流通の管理が容易になる。
なお、コードマークは、スタック型2次元コードであってもよいし、マトリックス型2次元コードであってもよい。さらに、偽造防止部材上に刻印されるコードマークは、2次元コードに限らず、バーコード、ロゴまたは文字パターンのような他のコードマークであってもよい。
以下、本実施形態における偽造防止部材の製造工程について図2を用いて説明する。
まず、透明樹脂に鱗片顔料を練り込んで、20〜100μmの厚さに圧延処理し、シート化して鱗片顔料含有樹脂層1を作成する。このとき、鱗片顔料は、鱗片顔料含有樹脂層1全体に対して10〜50%、好ましくは20〜30%の体積比で混入させるとよい。
次に、低反射基材層2の一方の面上に光輝性を有する鱗片顔料を含有する鱗片顔料含有樹脂層1を貼り合わせ、低反射基材層2上に鱗片顔料含有樹脂層1を積層する。
次に、低反射基材層2の他方の面に接着剤を塗布して粘着層3を設ける。
図4は、本発明の実施例1における鱗片顔料含有樹脂層1上に溝部4を形成する工程を説明するための偽造防止部材の正面図である。また、図5は、本発明の実施例1における万線状の溝部4形成後の偽造防止部材の正面図である。
図4に示されているように、CO2レーザマーカからCO2レーザを鱗片顔料含有樹脂層1に照射し、鱗片顔料含有樹脂層1を昇華させる。このとき、CO2レーザビーム及び/又は偽造防止部材を所定方向に移動させながらCO2レーザを鱗片顔料含有樹脂層1上に照射させ、この動作を繰り返して、図5に示されるような所定間隔の万線状の溝部4を形成する。鱗片顔料含有樹脂層1の昇華の際、溝部4における内壁がすり鉢状に形成された縁部分6は、レーザ照射時に発生した熱により低反射基材層2の反射濃度近傍の値の色に変色する。
ここで、鱗片顔料含有樹脂層1の厚さを100μmとした場合、好ましくは溝部4の最深部の深さは20μm、溝部4の幅は110μmである。
図6は、本発明の実施例1における万線状の溝部4形成後の偽造防止部材の断面図であって、図5の点線Bにおける断面を示す。
図6に示されるように、溝部4は、CO2レーザ照射により鱗片顔料含有樹脂層1が低反射基材層2に達しない深さまで掘削されて形成される。
次に、溝部4にCO2レーザを照射し、低反射基材層2に達する深さまで鱗片顔料含有樹脂層1を昇華させて、貫通孔5を形成する。
CO2レーザマーカは、この貫通孔5形成を繰り返し、コードマークを刻印する。
ここで、鱗片顔料含有樹脂層1の厚さを100μmとした場合、好ましくは、貫通孔5の、溝部4の最深部からの深さは80μm、貫通孔5の内径は110μm以下である。
このようにして、図1および図2に示されるような偽造防止部材が完成する。
なお、ここで使用するCO2レーザマーカは、堀内電機製作所製の「12W CO2レーザマーカ LSS−S050VAH」であるとしてもよい。
以下、偽造防止部材上のコードマークの読み取りについて説明する。偽造防止部材上に刻印されたコードマークを読取装置により読み取る。読取装置は、自装置に設けられている光源から対象となる物体に光を照射して、その反射光を受光し、その受光した反射光の強度を測定してコードを読み取る装置である。
人間が実際に肉眼で偽造防止部材上のコードマークを観察する場合、図1に示されるように、偽造防止部材を目視する際、例えば茶色に変色した縁部分6が強調され、かつ溝部4の幅は極めて狭いので、各溝部4は1本の線のように認識される。また、貫通孔5は、その1本の線状に認識される溝部4上に、溝部4の縁部分6の色に近い色で形成されるため、コードマークを形成する貫通孔5は変色した縁部分6により目視が困難となる。
このようにして、コードマークを形成する貫通孔5の存在自体を気付かせることなく、単に万線状の模様があるとしか認識できないので、偽造防止部材の偽造を防止することが可能となる。すなわち、偽造防止部材に偽造防止のための処理が施されていること自体を第三者に対して隠蔽することが可能となる。
図7は、本発明の実施例1において、読取装置が照射面に対して垂直に光を照射した場合の偽造防止部材の断面図である。
また、図8は、本発明の実施例1において、読取装置が照射面に対して垂直に光を照射した場合の読取画像を示す図である。
以下、読取装置が、照射面(鱗片顔料含有樹脂層1の上面)に対して垂直に光を照射し、その反射光によりコードマークを読み取る場合について説明する。
図7に示されているように、読取装置は、照射面に対して垂直に光を照射した場合、光輝性を有する鱗片顔料含有樹脂層1の上面に比べて、黒色の貫通孔5(低反射基材層2)および縁部分6では、光が吸収されるためにその反射光の強度は小さなものとなる。
また、溝部4の縁部分6がすり鉢状であるため、読取装置から縁部分6へ照射された光は、読取装置方向へ反射しない。このことにより、読取装置の受光部分で受光される縁部分6からの反射光の光量は少なくなり、その結果、縁部分6からの反射光の強度がより小さくなる。
一方、読取装置から、溝部4が形成されていない鱗片顔料含有樹脂層1表面へ照射された光は、読取装置方向へ反射される。このことにより、溝部4が形成されていない鱗片顔料含有樹脂層1表面からの反射光の強度は、縁部分6からの反射光と比べて著しく高い値となる。
このようにして、読取装置は、この反射光の強度差に基づいて偽造防止部材上の画像を読み取る。
読取装置が照射面に対して垂直に光を照射した場合の読取装置による偽造防止部材上の読取画像は図8のようになる。この場合、読取装置は、図8に示されるように、肉眼で観察した場合と同様に、偽造防止部材上の反射光の強度が低い画像(黒色に近い画像)として、貫通孔5とともに、溝部4の縁部分6も読み取ってしまうため、貫通孔5の集合により形成されるコードマークを認識することが困難となる。
図9は、本発明の実施例1において、読取装置が照射面に対して斜め方向から光を照射した場合の偽造防止部材の断面図である。
以下、図9を用いて、読取装置が、照射面(鱗片顔料含有樹脂層1の上面)に対して斜め方向から光を照射し、その反射光によりコードマークを読み取る場合について説明する。
ここで、「照射面に対して斜め方向」とは、複数の溝部6により形成される万線に略垂直な方向で、かつ偽造防止部材の鱗片顔料含有樹脂層1側の面(照射面)に対して所定角度をなす方向(垂直方向を除く)を意味する。
読取装置は、複数の溝部6により形成される万線に垂直な方向で、かつ照射面に対して所定角度をなす方向から照射面へ読み取り用の光を照射すると、その照射光が鱗片顔料含有樹脂層1の溝部4の内壁で乱反射し、溝部4が白色に発光する。このことから、溝部4の縁部分6からの反射光の強度が増加するため、読取装置は、偽造防止部材上の反射光の強度が低い画像(黒色に近い画像)として、貫通孔5の部分だけを読み取ることとなる。
また、図10は、本発明の実施例1において、読取装置が照射面に対して斜め方向から光を照射した場合の読取画像を示す図である。
図10に示されているように、読取装置は、照射光の乱反射により反射光の強度が増した溝部4の縁部分6を読み取らずに、貫通孔5により形成されたコードマーク刻印部分のみを読み取る。
このようにして、読取装置は、複数の溝部6により形成される万線に略垂直な方向で、かつ偽造防止部材の照射面と所定角度をなす方向から照射光を照射面上に照射し、その反射光の強度を検出した場合においてのみ、貫通孔5により形成されるコードマークを容易に読み取ることができる。
従って、偽造防止部材に刻印されたコードマークを形成する貫通孔5の存在自体を気付かせることなく、単に万線状の模様があるとしか認識できないので、偽造防止部材の偽造を防止することが可能となる。また、読取装置を用いて斜め方向から照射光を照射してコードマークの有無を確認することにより、その偽造防止部材が設けられた物品の真贋判定を容易に行うことが可能となる。
なお、鱗片顔料含有樹脂層1の厚さを100μm、溝部4の最深部の深さを20μm、溝部4の幅を110μm、貫通孔5の、溝部4の最深部からの深さを80μm、貫通孔5の内径を110μmとし、読取装置が溝部4の縁部分6の画像を除いたコードマーク刻印部分のみを読み取る場合、読み取り用の照射光を、偽造防止部材の照射面に対して20°から40°、好ましくは30°±2.5°をなす方向から照射し、その反射光の強度を検出するとしてよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、CO2レーザにより鱗片顔料含有樹脂層1を低反射基材層2に達しない程度で昇華させて、鱗片顔料含有樹脂層1上に複数の溝部6からなる万線状のコードマークを刻印する。
さらに、その溝部6に対して、CO2レーザにより鱗片顔料含有樹脂層1を低反射基材層2に達するまで昇華させて、鱗片顔料含有樹脂層1上に複数の貫通孔5からなる万線状のコードマークを刻印する。
人間が実際に肉眼で偽造防止部材上のコードマークを観察する場合、コードマークを形成する貫通孔5は溝部4の変色した縁部分6により目視が困難となる。また、偽造防止部材の鱗片顔料含有樹脂層1側の面に対して非垂直方向から読み取り用の光を照射し、その反射光の強度を測定してコードマークを読み取る場合、溝部4の縁部分6は白色に発光するため、貫通孔5により構成されるコードマークのみ読み取り可能となる。
このことにより、肉眼で認識困難な貫通孔5により構成されるコードマークの偽造を防止することが可能となる。また、貫通孔5により構成されるコードマークの読み取りを容易に行うことが可能となる。
さらに、この偽造防止部材を物品に貼付することにより、物品の偽造を防止するとともに、読取装置を用いて斜め方向から照射光を照射してコードマークの有無を確認することにより、真贋判定を容易に行うことが可能となる。
図11は、本発明の実施例2における偽造防止部材の正面図である。
また、図12は、本発明の実施例2における偽造防止部材の断面図であって、図11の点線Cにおける断面である。
以下、図11および図12を用いて、本実施例における偽造防止部材について説明する。なお、本実施例において、実施例1と同符号が付されているものについては実施例1と同様であるものとし、特記しない限り実施例1と同様の構成を有しているものとする。
図12に示されているように、本実施例における偽造防止部材は、低反射基材層2と、接着剤層3と、ホログラム層7とからなる。粘着層3上には低反射基材層2が積層されている。また、低反射基材層2上には、ホログラム層7が積層されている。
ホログラム層7は透過性を有する熱可塑樹脂層であって、例えば、ポリエチレンテレフタレートを素材とするとしてよい。また、ホログラム層7には、複数のホログラム像の干渉縞が多重記録されている。ホログラム層7に対して所定方向からの白色光が照射されると、2Dおよび3Dの複数のホログラム像が再生される。また、ホログラム層7に対して所定方向からのレーザ光が照射されると、記録物のフーリエ変換パターンにより形成された干渉縞による可視像が再生される。
図11に示されているように、ホログラム層7は、模様状に型取られて低反射基材層2上に積層されている。なお、ホログラム層7は、例えば、万線、図形、文字またはロゴなどを型取ったものであってもよい。
低反射基材層2は、ホログラム層7よりも反射濃度の低い基材からなる層である。例えば、低反射基材層2は、黒色の紙または樹脂からなるとしてもよい。
粘着層3は、例えば感圧接着剤などからなり、偽造防止の対象の物品に偽造防止部材を接着するための層である。
さらに、図11および図12に示されているように、ホログラム層7表面には、CO2レーザにより低反射基材層2に達する深さまで掘削されたことにより、貫通孔5が形成されている。ホログラム層7上に設けられた貫通孔5の集合により、偽造防止部材にコードマークが形成される。
以下、本実施形態における偽造防止部材の製造工程について図12を用いて説明する。
まず、白色光により再生映像を再生可能なレインボーホログラムとしての干渉縞と、赤色レーザ光によってのみ再生映像を再生可能なフーリエ変換ホログラムとしての干渉縞とが多重に記録された記録材料をマスターホログラムとして用い、マスターホログラムと同様の干渉縞を記録することによってマスターホログラムと同じ再生映像を再生し得るホログラムフィルムを作成する。このホログラムフィルムに二酸化チタンを蒸着して、ホログラム層7を作成する。
ホログラム層7は、白色光下では、再生光の照射方向を変えると異なる再生映像が1種類以上観察可能なホログラムであり、かつ赤色レーザを照射したときのみ特定の再生映像が観察し得るホログラム(フーリエ変換ホログラム)である。
次に、ホログラム層7をロゴなどの所定の形に型取る。この所定の形に型取られたホログラム層7を、低反射基材層2の一方の面上に貼り合わせ、低反射基材層2上にホログラム層7を積層する。
次に、ホログラム層7表面にCO2レーザを照射し、低反射基材層2に達する深さまでホログラム層7を昇華させて、貫通孔5を形成する。
CO2レーザマーカは、この貫通孔5形成を繰り返し、コードマークを刻印する。
次に、低反射基材層2の他方の面に接着剤を塗布して粘着層3を設ける。
このようにして、本実施例における偽造防止部材が完成する。
以下、偽造防止部材上のコードマークの読み取りについて説明する。
読取装置は、ホログラム層7表面に読み取り用の光を照射し、ホログラム層7表面からの反射光の強度と貫通孔5(低反射基材層2表面)からの反射光の強度との間の差に基づいて、貫通孔5により形成された偽造防止部材上のコードマークを読取装置により読み取る。読取装置は、実施例1と同様のものを使用するものとする。
以下、図12に示されるように、読取装置が、ホログラム層7表面に対して垂直方向から照射した読み取り用の光の反射光の強度を検出して偽造防止部材上のコードマークを読み取る場合について説明する。
図13は、読取装置がホログラム層7表面に対して垂直方向から読み取った偽造防止部材上の画像を示す図である。なお、図13の画像は、図11の点線Dで囲まれた領域を読み取ったものである。
図13に示されているように、読取装置がホログラム層7に対して垂直方向から読み取り用の光を照射すると、光が照射されたホログラムの回折格子における明度の明暗が繰り返されて、ホログラム層7に記録されたホログラム像8(図13では実線で示された「kp」の文字パターン)が再生されるので、貫通孔5で形成されたコードマークの読み取りが困難になってしまう可能性がある。
次に、図12に示されるように、読取装置が、ホログラム層7表面に対して斜め方向から照射した読み取り用の光の反射光の強度を検出して偽造防止部材上のコードマークを読み取る場合について説明する。
なお、「斜め方向」とは、ホログラム層7表面に対して非垂直方向であって、ホログラム層7に対して所定の角度をなす方向を意味するものとする。
図14は、読取装置がホログラム層7表面に対して斜め方向から読み取った偽造防止部材上の画像を示す図である。なお、図14の画像は、図11の点線Dで囲まれた領域を読み取ったものである。
図14に示されているように、読取装置が、ホログラム層7表面に対して斜め方向から読み取り用の光を照射して偽造防止部材上の画像を読み取ると、ホログラム層7に記録されたホログラム像8(図14では点線で示された「kp」の文字パターン)が不鮮明となるので、ホログラム層7上の貫通孔5で形成されたコードマークのみを明確に読み取ることが可能となる。
このように、読取装置からの読み取り用の光が照射される方向によって、ホログラム層7に記録されたホログラム像8は、明確になったり、不鮮明になったりする。ホログラム像8が不鮮明に読み取られるような方向から、読取装置が読み取り用の光を照射することにより、貫通孔5により形成された偽造防止部材上のコードマークのみを鮮明に読み取ることが可能となる。
以上説明したように、本実施例によれば、低反射基材層2上にホログラム層7を設け、そのホログラム層7にコードマークを形成する貫通孔5を刻印する。
ホログラム層7表面に対して所定の方向から読み取り用の光を照射しなければ、コードマークを形成する貫通孔5の画像を鮮明に読み取れないため、この偽造防止部材の偽造を防止することが可能となる。
さらに、この偽造防止部材を物品に貼付することにより、物品の偽造を防止するとともに、読取装置を用いて斜め方向から照射光を照射してコードマークの有無を確認することにより、真贋判定を容易に行うことが可能となる。
なお、上記の実施例1、2は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施例は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
本発明の実施例1における偽造防止部材の正面図である。 本発明の実施例1における偽造防止部材の断面図であって 本発明の実施例1における各層を積層する工程を説明するための偽造防止部材の断面図である。 本発明の実施例1における鱗片顔料含有樹脂層上に溝部を形成する工程を説明するための偽造防止部材の正面図である。 本発明の実施例1における万線状の溝部形成後の偽造防止部材の正面図である。 本発明の実施例1における万線状の溝部形成後の偽造防止部材の断面図である。 本発明の実施例1において、読取装置が照射面に対して垂直に光を照射した場合の偽造防止部材の断面図である。 本発明の実施例1において、読取装置が照射面に対して垂直に光を照射した場合の読取画像を示す図である。 本発明の実施例1において、読取装置が照射面に対して斜め方向から光を照射した場合の偽造防止部材の断面図である。 本発明の実施例1において、読取装置が照射面に対して斜め方向から光を照射した場合の読取画像を示す図である。 本発明の実施例2における偽造防止部材の正面図である。 本発明の実施例2における偽造防止部材の断面図である。 本発明の実施例2において、読取装置がホログラム層表面に対して垂直方向から読み取った偽造防止部材上の画像を示す図である。 本発明の実施例2において、読取装置がホログラム層表面に対して斜め方向から読み取った偽造防止部材上の画像を示す図である。
符号の説明
1 鱗片顔料含有樹脂層
2 低反射基材層
3 粘着層
4 溝部
5 貫通孔
6 縁部分
7 ホログラム層
8 ホログラム像

Claims (18)

  1. 低反射基材層の一方の面上に鱗片顔料含有樹脂層が積層された偽造防止部材であって、
    前記低反射基材層に達しない深さで、前記鱗片顔料含有樹脂層に所定の模様を形成する溝部が設けられ、該万線状の溝部に前記低反射基材層に達する深さでコードマークが刻印されたことを特徴とする偽造防止部材。
  2. 前記溝部は、
    万線状の模様を形成することを特徴とする請求項1記載の偽造防止部材。
  3. 前記溝部および前記コードマークは、CO2レーザにより刻印されることを特徴とする請求項1または2記載の偽造防止部材。
  4. 前記コードマークは、2次元コードであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の偽造防止部材。
  5. 前記低反射基材層の他方の面には接着剤層が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の偽造防止部材。
  6. 前記万線の縁部の反射濃度は、前記低反射基材層の反射濃度の近傍の値であることを特徴とする請求項5記載の偽造防止部材。
  7. 低反射基材層の一方の面上に鱗片顔料含有樹脂層が積層された偽造防止部材と、前記高反射基材層に刻印されたコードマークを読み取るコードマーク読取装置と、を有するコードマーク読取システムであって、
    前記偽造防止部材は、
    前記低反射基材層に達しない深さで、前記鱗片顔料含有樹脂層に万線状の溝部が設けられ、該万線状の溝部に前記低反射基材層に達する深さでコードマークが刻印され、
    前記コードマーク読取装置は、
    前記高反射基材層の前記コードマークが刻印された面に対して非垂直方向から自装置に設けられた光源の光を照射し、前記コードマークを読み取ることを特徴とするコードマーク読取システム。
  8. 前記万線状の溝部は、
    前記コードマークが刻印された面に対して非垂直方向から、前記光源の光が照射されると、前記溝部の内壁に照射された光の乱反射により発光することを特徴とする請求項記載のコードマーク読取システム。
  9. 前記コードマーク読取装置は、
    前記万線の略垂直方向で、かつ前記高反射基材層のコードマークが刻印された面に対して20°〜40°の方向から前記光源の光を照射し、該反射光の強度差に基づいて、前記コードマークを読み取ることを特徴とする請求項7または8記載のコードマーク読取システム。
  10. 低反射基材層の一方の面上に鱗片顔料含有樹脂層を積層する積層工程と、
    前記鱗片顔料含有樹脂層にCO2レーザを照射し、レーザ照射部分を加熱し気化させ、前記低反射基材層に達しない深さで、前記鱗片顔料含有樹脂層に万線状の溝部を形成する溝部形成工程と、
    前記万線状の溝部にCO2レーザを照射し、レーザ照射部分を加熱し気化させ、前記低反射基材層に達する深さでコードマークを刻印する刻印工程と、
    を有することを特徴とする偽造防止部材の製造方法。
  11. 前記溝部形成工程は、
    縁部の反射濃度が、前記低反射基材層の反射濃度の近傍の値である前記万線状の溝部を形成することを特徴とする請求項10記載の偽造防止部材の製造方法。
  12. 低反射基材層の一方の面上にホログラム層が積層された偽造防止部材であって、
    前記ホログラム層は所定の模様に型取られた型取部を形成しており、該型取部に前記低反射基材層に達する深さでコードマークが刻印されたことを特徴とする偽造防止部材。
  13. 前記コードマークは、CO2レーザにより刻印されることを特徴とする請求項12記載の偽造防止部材。
  14. 前記コードマークは、2次元コードであることを特徴とする請求項12または13記載の偽造防止部材。
  15. 前記低反射基材層の他方の面には接着剤層が設けられていることを特徴とする請求項12から14のいずれか1項に記載の偽造防止部材。
  16. 低反射基材層の一方の面上にホログラム層が積層された偽造防止部材と、前記ホログラム層に刻印されたコードマークを読み取るコードマーク読取装置と、を有するコードマーク読取システムであって、
    前記偽造防止部材は、
    前記ホログラム層に所定の模様に型取られた型取部が形成され、該型取部に前記低反射基材層に達する深さでコードマークが刻印され、
    前記コードマーク読取装置は、
    前記ホログラム層の前記コードマークが刻印された面に対して非垂直方向から自装置に設けられた光源の光を照射し、前記コードマークを読み取ることを特徴とするコードマーク読取システム。
  17. 前記コードマーク読取装置は、
    前記ホログラム層に記録されたホログラム像の回折格子を無効にする角度から、前記光源の光を照射し、該照射光の反射光の強度を検出して、前記コードマークを読み取ることを特徴とする請求項16記載のコードマーク読取システム。
  18. 低反射基材層の一方の面上にホログラム層を積層する積層工程と、
    前記ホログラム層にCO2レーザを照射し、レーザ照射部分を加熱し気化させ、前記低反射基材層に達する深さでコードマークを刻印する刻印工程と、
    を有することを特徴とする偽造防止部材の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015054405A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 独立行政法人 国立印刷局 模様形成体
JP2015199267A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 大日本印刷株式会社 偽造防止絵柄付きクーポン製造システム

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