JP2005114769A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 中間転写ベルトのベルト速度及びその中間転写ベルトの部分的な伸縮を高精度で検出して、ベルト速度を正確に補正制御できるようにする。
【解決手段】 中間転写ベルト10に、スリット5aを所定のピッチで配置したスケール5を全周に亘って設け、そのスケール5を光センサ6で読み取った情報を基にして、中間転写ベルト10のベルト速度を補正制御する。光センサ6は、光源と、スリット5aのベルト移動方向の幅Wと、そのスリット5aの隣合うスリット間の長さLの両方(いずれか一方にしてもよい)を一度に検知可能にする複数個のフォト素子をベルト移動方向に隣接させて配置したフォト素子群12とによって構成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、中間転写ベルトに形成したスケールをスケール読取手段で読み取って、その情報から中間転写ベルトのベルト表面の速度を検知し、その結果を用いて中間転写ベルトのベルト速度を補正制御するようにした画像形成装置に関する。
近年、電子写真方式を使用した画像形成装置である例えば複写機やプリンタは、市場からの要求にともない、フルカラーの画像を形成可能なものが多くなってきている。
このような、フルカラーの画像を形成可能な画像形成装置には、例えば異なる色のトナーで現像をする現像装置をそれぞれ設け、各感光体上にそれぞれ単色トナー画像を形成し、その単色のトナー画像をベルト上あるいはシート上に順次転写していくことによりベルト上あるいはシート上にフルカラーの合成カラー画像を形成する、いわゆるタンデム型のものがある。
このタンデム型の画像形成装置では、各感光体上に形成した異なる色のトナー画像をシート上あるいは中間転写ベルト上に重ね合わせてカラー画像を形成するため、その各色の画像の重ね合わせ位置が狙いの位置に対してずれてしまうと、画像上において色ズレや微妙な色合いに変化が生じてしまうようになるので画像品質が低下してしまう。したがって、その各色のトナー画像の位置ズレ(色ズレ)は重要な問題であった。
その色ズレが発生する原因の一つとして、中間転写ベルトを使用しているものでは、その中間転写ベルトの速度ムラに要因があることが解っている。
そこで、従来の転写ベルトを使用したカラーの画像形成装置には、例えば特許文献1に記載されているように、転写ベルトの速度ムラを補正するようにしたものがある。
特開平11−24507号公報(第3〜4頁、第1図)
この特許文献1に記載のカラー複写機は、駆動ローラを1本含む5本の支持ローラ間に中間転写ベルト(転写ベルト)を回動可能に張架し、その中間転写ベルトの外周面に、シアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの4色のトナー画像を順次重ね合わせ状態に転写していくことによりフルカラーの画像を形成するようにしている。
そして、このカラー複写機の中間転写ベルトの内面には、微細且つ精密な目盛で形成したスケールを設けて、そのスケールを光学型の検出器(センサ)で読み取って中間転写ベルトの移動位置を正確に検知し、その検出した移動位置をフィードバック制御系によりフィードバック制御して中間転写ベルトを正確な移動位置になるように制御している。
しかしながら、特許文献1に記載されているような中間転写ベルトは、一般的にゴム等の弾性体で形成されているため、それが移動しているときには部分的に伸縮しやすい。したがって、その中間転写ベルトのベルト表面の速度を正確に検出するのは難しいということがあった。
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、中間転写ベルトのベルト速度及びその中間転写ベルトの部分的な伸縮を高精度で検出して、ベルト速度を目標とする速度に補正制御することができるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、スリットを所定のピッチで配置したスケールを全周に亘って形成した中間転写ベルトと、上記スケールを読み取るスケール読取手段とを備え、そのスケール読取手段が読み取ったスケールの情報から中間転写ベルトのベルト表面の速度を検出し、その結果を用いて中間転写ベルトのベルト速度を補正制御するようにした画像形成装置において、上記スケール読取手段を、光源と、上記スリットのベルト移動方向の幅とそのスリットの隣合うスリット間の長さの少なくともいずれか一方を一度に検知可能にする複数個のフォト素子を上記ベルト移動方向に隣接させて配置したフォト素子群とからなる光センサとしたものである。
上記光センサは、アナログ信号を予め設定した閾値で2値化する機能を有し、上記複数個の各フォト素子の出力を2値化信号に変えてそれぞれ出力するセンサにするとよい。
上記と同様な中間転写ベルトのベルト速度を補正制御するようにした画像形成装置において、上記スケール読取手段を、光源と、上記スリットのベルト移動方向の幅と隣合う上記スリット間の長さの少なくともいずれか一方を一度に検知可能にする長さの読取部とからなる密着型イメージセンサにしていよい。
あるいは、そのスケール読取手段を、光源と、上記スリットのベルト移動方向の幅と隣合う上記スリット間の長さの少なくともいずれか一方を一度に検知可能にする長さの読取部とからなるCCDにしてもよい。
上記画像形成装置において、光センサの各フォト素子から得た信号により中間転写ベルトの伸縮値を演算し、その演算した伸縮値に応じて中間転写ベルトを駆動するベルト駆動モータを制御する手段を設けるとよい。
同様に、上記密着型イメージセンサから得た信号により中間転写ベルトの伸縮値を演算し、その演算した伸縮値に応じて中間転写ベルトを駆動するベルト駆動モータを制御する手段を設けるようにしてもよい。
あるいは、上記CCDから得た信号により中間転写ベルトの伸縮値を演算し、その演算した伸縮値に応じて中間転写ベルトを駆動するベルト駆動モータを制御する手段を設けるようにしてもよい。
上記光センサをアレー状に形成して、上記複数個のフォト素子を複数のフォト素子群に分割し、その分割したいずれかのフォト素子群により上記スケールの継ぎ目を検知するようにするとよい。
同様に、上記密着型イメージセンサの読取部を部分的に分割し、その分割したいずれかの読取部により上記スケールの継ぎ目を検知するようにしてもよい。
あるいは、上記CCDの読取部を部分的に分割し、その分割したいずれかの読取部により上記スケールの継ぎ目を検知するようにしてもよい。
上記光センサの複数個のフォト素子の分割は2分割にするとよい。
同様に、上記密着型イメージセンサの読取部の分割も2分割にするとよい。
さらに、上記CCDの読取部の分割も2分割にするとよい。
あるいは、上記光センサの複数個のフォト素子の分割は3分割とし、そのセンサの両端部に位置する分割部を同じ種類のベルト情報を得るために使用するとよい。
同様に、上記密着型イメージセンサの読取部の分割は3分割とし、そのセンサの両端部に位置するセンサ分割部は同じ種類のベルト情報を得るために使用するとよい。
さらに、上記CCDの読取部の分割も3分割とし、そのCCDの両端部に位置するCCD分割部は同じ種類のベルト情報を得るために使用するとよい。
また、上記いずれかの画像形成装置において、中間転写ベルトの雰囲気温度を検知するベルト温度検知手段と、上記スケール読取手段が読み取ったスケールの情報に加えて、ベルト温度検知手段が検知した中間転写ベルトの雰囲気温度を配慮して中間転写ベルトを駆動するベルト駆動モータを制御する手段とを設けるとよい。
この発明によれば、スケール読取手段のフォト素子群を、スリットのベルト移動方向の幅と隣合うスリット間の長さの少なくともいずれか一方を一度に検知可能に構成したので、中間転写ベルトの部分的な伸縮をも高精度で検出することができる。それにより、中間転写ベルトのベルト速度を目標とする速度に正確に補正制御することができる。
また、スケール読取手段を密着型イメージセンサとした画像形成装置においても、センサの読取部を、スリットのベルト移動方向の幅と隣合うスリット間の長さの少なくともいずれか一方を一度に検知可能にする長さに構成したので、中間転写ベルトの部分的な伸縮をも高精度で検出することができる。それにより、中間転写ベルトのベルト速度を目標とする速度に正確に補正制御することができる。
さらに、スケール読取手段をCCDとした画像形成装置においても、読取部をスリットのベルト移動方向の幅と隣合うスリット間の長さの少なくともいずれか一方を一度に検知可能にする長さに構成したので、中間転写ベルトの部分的な伸縮をも高精度で検出することができる。それにより、中間転写ベルトのベルト速度を目標とする速度に正確に補正制御することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明による画像形成装置の実施例1のスケールとそれを読み取るスケール読取系を示す概略図、図2は同じくその画像形成装置の作像系を中間転写ベルトのベルト速度を制御する制御系と共に示す概略構成図、図3は同じくその画像形成装置を示す全体構成図である。
図3に画像形成装置の一例として示すカラー複写機は、中間転写ベルト10を使用したタンデム型の電子写真装置であり、中間転写ベルト10には図1に示すように、スリット5aを所定のピッチPiでそれぞれ配置したスケール5を全周に亘って形成している。
そして、このカラー複写機は、スケール5を読み取るスケール読取手段である光センサ6を備えており、その光センサ6が読み取ったスケール5の情報から中間転写ベルト10のベルト表面の速度を検出し、その結果を用いて中間転写ベルト10のベルト速度を補正制御する制御装置70(図2参照)を設けている。
光センサ6は、光源(図示を使用略している)と、スリット5aのベルト移動方向(矢示C方向)の幅Wと、そのスリット5aの隣合うスリット間の長さL(ピッチPiに一致)の両方(いずれか一方にしてもよい)を一度に検知可能にする複数個のフォト素子をベルト移動方向に隣接させて配置したフォト素子群12とによって構成されている。
そのフォト素子群12を構成している各フォト素子は、例えばフォトトランジスタ、あるいはフォトダイオードである。
なお、この光センサ6、及び中間転写ベルト10のベルト速度の補正制御についての詳しい説明は後述する。
このカラー複写機は、図3に示すように、給紙テーブル2上に複写機本体1を載置している。その複写機本体1の上にはスキャナ3を取り付けると共に、その上に自動原稿給送装置(ADF)4を取り付けている。
複写機本体1内には、その略中央に無端ベルト状の中間転写ベルト10を有する転写装置20を設けており、中間転写ベルト10は駆動ローラ9と2つの従動ローラ15,16の間に張架されて図3で時計回り方法に回動するようになっている。また、この中間転写ベルト10は、従動ローラ15の左方に設けられているクリーニング装置17により、その表面に画像転写後に残留する残留トナーが除去されるようになっている。
その中間転写ベルト10の駆動ローラ9と従動ローラ15の間に架け渡された直線部分の上方には、その中間転写ベルト10の移動方向に沿って、イエロー,シアン,マゼンタ,ブラックの4つの画像形成部18を構成するドラム状の感光体40Y,40C,40M,40K(以下、特定しない場合には単に感光体40と呼ぶ)を、それぞれ図3で反時計回り方向に回転可能に設けている。そのドラム状の各感光体40の回りには、帯電装置60、現像装置61、1次転写装置62、感光体クリーニング装置63、除電装置64をそれぞれ設けている。
そして、その感光体の上方に、露光装置21を設けている。
一方、中間転写ベルト10の下側には、2次転写装置22を設けている。その2次転写装置22は、2つのローラ23,23間に無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡したものであり、その2次転写ベルト24が中間転写ベルト10を介して従動ローラ16に押し当たるようになっている。この、2次転写装置22は、2次転写ベルト24と中間転写ベルト10との間に送り込まれる記録材であるシートPに、中間転写ベルト10上のトナー画像を一括転写する。
その2次転写装置22のシート搬送方向下流側には、シートP上のトナー画像を定着する定着装置25があり、そこでは無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27が押し当てられている。
なお、2次転写装置22は、画像転写後のシートを定着装置25へ搬送する機能も果たす。また、この2次転写装置22は、転写ローラや非接触のチャージャを使用した転写装置であってもよい。
その2次転写装置22の下側には、シートの両面に画像を形成する際にシートを反転させるシート反転装置28を設けている。
このカラー複写機は、カラーのコピーをとるときは、自動原稿給送装置4の原稿台30上に原稿をセットする。また、手動で原稿をセットする場合には、自動原稿給送装置4を開いてスキャナ3のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、自動原稿給送装置4を閉じてそれを押える。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、自動原稿給送装置4に原稿をセットしたときは、その原稿がコンタクトガラス32上に給送される。また、手動で原稿をコンタクトガラス32上にセットしたときは、直ちにスキャナ3が駆動し、第1走行体33及び第2走行体34が走行を開始する。そして、第1走行体33の光源から光が原稿に向けて照射され、その原稿面からの反射光が第2走行体34に向かうと共に、その光が第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読取りセンサ36に入射して、原稿の内容が読み取られる。
また、上述したスタートスイッチの押下により、中間転写ベルト10が回動を開始する。さらに、それと同時に各感光体40Y,40C,40M,40Kが回転を開始して、その各感光体上にイエロー,シアン,マゼンタ,ブラックの各単色画像を形成する動作を開始する。そして、その各感光体上に形成された各色の画像は、図3で時計回り方向に回動する中間転写ベルト10上に重ね合わせ状態に順次転写されていき、そこにフルカラーの合成カラー画像が形成される。
一方、上述したスタートスイッチの押下により、給紙テーブル2内の選択された給紙段の給紙ローラ42が回転し、ペーパーバンク43の中の選択された1つの給紙カセット44からシートPが繰り出され、それが分離ローラ45により1枚に分離されて給紙路46に搬送される。
そのシートPは、搬送ローラ47により複写機本体1内の給紙路48に搬送され、レジストローラ49に突き当たって一旦停止する。
また、手差し給紙の場合には、手差しトレイ51上にセットされたシートPが給紙ローラ50の回転により繰り出され、それが分離ローラ52により1枚に分離されて手差し給紙路53に搬送され、レジストローラ49に突き当たって一旦停止状態になる。
そのレジストローラ49は、中間転写ベルト10上の合成カラー画像に合わせた正確なタイミングで回転を開始し、一旦停止状態にあったシートPを中間転写ベルト10と2次転写装置22との間に送り込む。そして、そのシートP上に2次転写装置22でカラー画像が転写される。
その画像が転写されたシートPは、搬送装置としての機能も有する2次転写装置22により定着装置25へ搬送され、そこで熱と加圧力が加えられることにより転写画像が定着される。その後、そのシートPは、切換爪55により排出側に案内され、排出ローラ56により排紙トレイ57上に排出されてそこにスタックされる。
また、両面コピーモードが選択されているときには、片面に画像を形成したシートPを切換爪55によりシート反転装置28側に搬送し、そこで反転させて再び転写位置へ導き、今度は裏面に画像を形成した後に、排出ローラ56により排紙トレイ57上に排出する。
次に、中間転写ベルト10の駆動系及びその中間転写ベルト10のベルト速度検出系について、詳しく説明する。
図2に示した中間転写ベルト10は、例えば弗素系樹脂,ポリカーボネート樹脂,ポリイミド樹脂等で形成するベルトであり、そのベルトの全層や、その一部を弾性部材で形成するようにした弾性ベルトである。
その中間転写ベルト10は、ベルト駆動モータ7によって図2の矢示C方向に回動される。すなわち、ベルト駆動モータ7の回転力が、中間転写ベルト10を回動可能に張架すると共にそのベルトを駆動する駆動ローラ9に伝達され、その駆動ローラ9が図2で時計回り方向に回転することにより、中間転写ベルト10が矢示C方向に回動する。
なお、ベルト駆動モータ7から駆動ローラ9への回転力の伝達は、直接であってもよいし、その間にギヤを介したものであってもよい。
なお、中間転写ベルト10の内面には、前述したようにスリット5aを当間隔に連続させて形成したスケール5を全周に亘って設けているが(図2では図示の都合上、一部のみ図示している)、そのスケール5のベルト幅方向の位置は感光体の一方の端部に対応する位置にしている。
また、この実施例1では、スケール5を中間転写ベルト10の画像を担持しない内面側に設けた場合の例を示したが、そのスケール5は中間転写ベルト10の外側の面に設けるようにしてもよい。そして、そのスケール5を検知する光センサ6は、図2に示した位置に限ることなしに、中間転写ベルト10が直線となる部分であれば、いずれの場所に配置するようにしてもよい。
その光センサ6は、アナログ信号を予め設定した閾値で2値化する機能を有しており、図1に示したように複数個の各フォト素子の出力を2値化信号に変えて、それぞれ出力するセンサである。
すなわち、図示しない光源から光をスケール5に向けて照射し、ベルト移動方向に隣接させて複数設けている各フォト素子(図1では図示の都合上スケール5に対して位置をずらして図示している)が、スケール5のスリット5aとそれ以外の部分5bとで異なる反射率の違いにより、High又はLowの2値の信号を出力する。
そして、この光センサ6のフォト素子群12は、例えば28個のフォト素子をベルト移動方向に沿って並べることにより、スリット5aのベルト移動方向の幅Wと、そのスリット6aの隣合うスリット間の長さLの両方を一度に検知可能にしている。
このように、28個のフォト素子はスケール5のピッチ間方向に並んでいるので、その各フォト素子のHighとLowの出力数で、隣合うスリット5a,5aのピッチ間における中間転写ベルト10の伸縮量(伸縮値)を検出することができる。
また、その28個のフォト素子による28ビットのフォト出力で、スケール5のスリット5aの幅Wと、スリット間の長さLを計測することにより、中間転写ベルト10の伸縮レベルも検知することができる。
さらに、一つのフォト素子がスリット5a、あるいはそれ以外の部分5bを検知している出力の時間における出力変化から、中間転写ベルト10のベルト速度を検出する。なお、このベルト速度の検出は、フォト素子群12を構成している複数のフォト素子を使用して検出するようにしてもよい。
このカラー複写機では、中間転写ベルト10のベルト速度補正制御は、図4に示す制御装置70のモータ制御部71が行う。
そのモータ制御部71は、まずベルト駆動モータ7に対し、基本となる速度(目標速度)で回転するよう中間転写ベルト10を駆動制御する。
ベルト駆動モータ7が回転することにより、その回転力が駆動伝達部8を介して中間転写ベルト10に伝達され、それにより中間転写ベルト10が回動すると、そのベルト表面上に設けられているスケール5もベルトと一体で回動する。したがって、そのスケール5を光センサ6が読み取って、図1に示したようにLow,Highの2値の信号を出力する。
その2値化信号は、図4のモータ制御部71へフィードバックされ、CPU(中央処理装置)73で中間転写ベルト10の伸縮値(伸縮量)とベルト速度を演算し、その演算したベルト速度を目標速度と比較器72が比較する。コントローラ部74では、その比較による差分に応じて、ベルト駆動モータ7を中間転写ベルト10が目標速度になるように制御する。
このように、この実施例1では、モータ制御部71が、光センサ6の各フォト素子群12から得た信号(2値化信号)により中間転写ベルト10の伸縮値を演算し、その演算した伸縮値に応じて中間転写ベルト10を駆動するベルト駆動モータ7を制御する手段として機能する。
このようにして、このカラー複写機は、図1に示したようにフォト素子群12を構成する28個のフォト素子をベルト移動方向に沿って並べた光センサ6により、スリット5aのベルト移動方向の幅Wと、そのスリット6aの隣合うスリット間の長さLの両方を一度に検知可能にし、それにより各フォト素子が出力するLow,Highの出力数で、隣合うスリット5a,5aのピッチ間における中間転写ベルト10の伸縮量を検出する。
また、一つのフォト素子がスリット5a、あるいはそれ以外の部分5bを検知している出力の時間の変化から、中間転写ベルト10のベルト速度を検出する。
したがって、中間転写ベルト10のベルト速度及びそのベルトの部分的な伸縮を高精度で検出し、それに応じてベルト速度を目標速度に正確に補正することができる。
〔実施例2〕
図5はこの発明による画像形成装置の実施例2を示す図1と同様な概略図であり、図1と対応する部分には同一の符号を付してある。
この画像形成装置であるカラー複写機は、基本的には実施例1のカラー複写機と、光センサ6′をアレー状に形成して、複数個のフォト素子を2つのフォト素子群12A,12Bに分割し、その分割した一方のフォト素子群12Aによりスケール5の継ぎ目11を検知するようにした点のみが異なる。
したがって、カラー複写機全体の構成は図3で説明したカラー複写機と同様であるためその図示を省略し、必要に応じて図3で使用した符号を使用して説明する。
図5に示すように、帯状に長いスケール5を中間転写ベルト10の内面に周方向に沿って貼り付けると、そのスケール5の開始端部5sと終端部5eとからなる継ぎ目11には図示のように隙間Sができたりする。
このようにスケール5の継ぎ目11に隙間Sができると、その継ぎ目11の部分ではスケール信号が発生しないため、ベルト速度の制御はその継ぎ目11が光センサ6を通過するまでの間は不正確となる。したがって、この場合には中間転写ベルト10上に転写される各色のトナー像の重ね合わせ位置がずれたり、色の濃淡が発生したりして異常画像となる。
そこで、この実施例2のカラー複写機では、上述したようにスケール5を検知する光センサ6′をアレー状に形成し、複数個のフォト素子をフォト素子群12A,12Bに2分割し、その分割したフォト素子群12A,12Bを、スケール検知とスケールの継ぎ目検知の異なるベルト情報を得る目的でそれぞれ使用するようにしている。
そして、矢示C方向に移動する中間転写ベルト10の移動方向上流側に継ぎ目11の検知用としてフォト素子群12Aを、下流側にスケール5のスリット5aのピッチPi及びスリット5aの幅Wを検知することによりスケール5の伸縮とベルト速度を検知(センシング)するスケール検知用のフォト素子群12Bを、それそれ配置している。
この光センサ6′は、継ぎ目11がフォト素子群12Aに存在する間は、そのフォト素子群12Aにより継ぎ目11を検知し、そのフォト素子群12Aが継ぎ目11を検知している間は、そのフォト素子群12Aが得たベルト情報によるベルト駆動モータ7(図2参照)の制御はしない。
そして、継ぎ目11がフォト素子群12Bによって検知される位置になると、本来は継ぎ目11の検知用であるフォト素子群12Aを、スケール5を検知する検知部として切換えて使用する。それにより、フォト素子群12Aから得たベルト情報により、ベルト駆動モータ7(図2参照)を中間転写ベルト10が目標速度になるように駆動制御する。
そして、この制御は、図2で説明した制御装置70と同様な構成の制御装置(制御装置70と制御する内容のみが異なるだけであるので図示を省略)が全て行う。
なお、継ぎ目検知用のフォト素子群12Aとスケール検知用のフォト素子群12Bをそれぞれ構成するフォト素子の個数は、それらを互いに同じ個数で構成するようにしておけば、上述した継ぎ目検知とスケール検知の切換えが簡単になると共に、その回路も簡単になる。
また、継ぎ目検知用のフォト素子群12Aは、中間転写ベルト10の移動方向の長さLaを、継ぎ目11の中間転写ベルト10の移動方向の隙間Sよりも長くなるようにする必要がある。
それにより、スケール5の継ぎ目11を、フォト素子群12Aにより一度(同時)に精度良く検知することができる。
この実施例2によれば、光センサ6′のフォトトランジスタあるいはフォトダイオードであるフォト素子を複数個隣接させたフォト素子群12をフォト素子群12A,12Bに分割し、そのうちフォト素子群12Aを継ぎ目検知用として切り換え使用可能に構成したので、専用の継ぎ目検知用のセンサを設ける必要がない分だけ、部品点数を少なくすることができると共に、装置を安価にすることができる。
〔実施例3〕
図6はこの発明による画像形成装置の実施例3を示す図1と同様な概略図であり、図1及び5と対応する部分には同一の符号を付してある。
この画像形成装置であるカラー複写機は、基本的には実施例2と同様に、実施例1のカラー複写機と、光センサ6″をアレー状に形成し、そのアレー状に形成した複数個のフォト素子を3つのフォト素子群12A,12B,12Cに分割し、その光センサ6″の両端部に位置する分割部となるフォト素子群12A,12Cを共にスケール5の伸縮とベルト速度をセンシングするスケール検知用として同じ種類のベルト情報を得るために使用し、中間に位置するフォト素子群12Bをスケール5の継ぎ目11を検知するための情報を得るために使用するようにした点のみが、実施例2と異なる。
したがって、カラー複写機全体の構成は図3で説明したカラー複写機と同様であるためその図示を省略し、必要に応じて図3で使用した符号を使用して説明する。
この実施例3では、上述したように継ぎ目11を検知するためのフォト素子群12Bを挾んで、その両側にスケール5の伸縮とベルト速度を検知するためのフォト素子群12A,12Cをそれぞれ配置している。
そして、主にフォト素子群12Cでスケール5の伸縮とベルト速度を検知し、最も上流側に位置するフォト素子群12Aは、継ぎ目11の部分がフォト素子群12Cの検知領域に突入する前に、そのスケール5の伸縮とベルト速度の検知をそのフォト素子群12A側にスムーズに切り換えるために使用する。
すなわち、フォト素子群12Bが継ぎ目11を検知し、そのフォト素子群12Bがスケール5のスリット5aを検知したら、そのタイミングでスケール5の検知をフォト素子群12Cによる検知からフォト素子群12Aに切り換える。
そして、継ぎ目11がフォト素子群12Cの検知領域を通過したら、再びフォト素子群12Cによりスケール5のの検知を再開するように、スケール5の検知に使用するフォト素子群の切り換えを行う。
この実施例3によれば、光センサ6″のフォトトランジスタあるいはフォトダイオードであるフォト素子を複数個隣接させたフォト素子群をフォト素子群12A,12B,12Cに分割し、そのうちフォト素子群12Bを継ぎ目検知用として使用すると共に、その両側にスケール5の伸縮とベルト速度を検知するフォト素子群12A,12Cをそれぞれ配置し、そのフォト素子群12A,12Cを所定のタイミングで切り換えてスケール5の伸縮とベルト速度を検知するようにしたので、中央に位置するフォト素子群12Bが両側のフォト素子群12A,12Cでスケール5の検知を切り換える際のスケール検知部間におけるインターバル部になる。したがって、フォト素子群の切換えをスムーズに行うことができる。
なお、この実施例3においても、継ぎ目検知用のフォト素子群12Bは、その中間転写ベルト10の移動方向(矢示C方向)の長さLaが、継ぎ目11の中間転写ベルト10の移動方向の隙間Sよりも長くなるようにする。
〔実施例4〕
図7はこの発明による画像形成装置の実施例4を示す図1と同様な概略図であり、図1と対応する部分には同一の符号を付してある。
この画像形成装置であるカラー複写機は、基本的には実施例1と同様であって、そこに使用するスケール読取手段であるセンサを、光源(図示省略)と、スリット5aの矢示Cのベルト移動方向の幅Wと隣合うスリット間の長さLを共に(幅Wと長さLのいずれか一方としてもよい)一度に検知可能にする長さLbの読取部86aとからなる密着型イメージセンサ86とした点のみが、実施例1と異なる。
したがって、カラー複写機全体の構成は図3で説明したカラー複写機と同様であるためその図示を省略し、必要に応じて図3で使用した符号を使用して説明する。
この実施例4においても、密着型イメージセンサ86から得た信号により中間転写ベルト10の伸縮値を演算し、その演算した伸縮値に応じて中間転写ベルト10を駆動するベルト駆動モータ7(図2参照)を制御装置が制御する。
なお、この制御装置は、図2で説明した制御装置70と同様な構成のものであり、入力する信号が密着型イメージセンサ86からのものである点のみが異なるだけであるので、その図示を省略する。
この実施例4においても、スリット5aのベルト移動方向の幅Wと隣合うスリット間の長さLを共に密着型イメージセンサ86の読取部86aで一度に検知することができるので、高い精度で中間転写ベルト10上のスケール5の伸縮を検知し、それによりベルト速度を正確に検出することができる。
この実施例4によれば、スケール5の検知に密着型イメージセンサ86を用い、その密着型イメージセンサ86が検知した情報により中間転写ベルト10の伸縮値を演算し、その演算結果に応じてベルト駆動モータ7を駆動制御するので、演算に使用する係数を容易に変更できる。
なお、この密着型イメージセンサ86を使用したカラー複写機においても、密着型イメージセンサ86の読取部86aを図5で説明した実施例2と同様に2分割し、その分割した一方の読取部によりスケール5の継ぎ目11(図5参照)を検知するようにすれば、密着型イメージセンサ86の読取部86aの半分に分けた前半部と後半部で、中間転写ベルト10の伸縮及び速度検知を行うことができる。
また、密着型イメージセンサ86の読取部86aを、図6で説明した実施例3と同様に3分割し、その3分割したベルト移動方向の中央に位置する読取部によりスケール5の継ぎ目11(図6参照)を検知し、両側の各読取部(センサ分割部)でスケール5をそれぞれ検知(同じ種類のベルト情報)するようにすれば、その中央に位置する読取部が両側に分離した前半部と後半部の各読取部でスケール5をそれぞれ検知する際の読取部間におけるインターバル部になる。
〔実施例5〕
図8はこの発明による画像形成装置の実施例5を示す図1と同様な概略図であり、図7と対応する部分には同一の符号を付してある。
この画像形成装置であるカラー複写機は、基本的には実施例4と同様であって、そこに使用するスケール読取手段を、光源(図示省略)と、スリット5aの矢示Cのベルト移動方向の幅Wと隣合うスリット間の長さLを共に(幅Wと長さLのいずれか一方としてもよい)一度に検知可能にする長さLaの読取部96aとからなるCCD96とした点のみが、実施例4と異なる。
したがって、カラー複写機全体の構成は図3で説明したカラー複写機と同様であるためその図示を省略し、必要に応じて図3で使用した符号を使用して説明する。
この実施例5においても、CCD96から得た信号により中間転写ベルト10の伸縮値を演算し、その演算した伸縮値に応じて中間転写ベルト10を駆動するベルト駆動モータ7(図2)を制御装置が制御する。
なお、この制御装置も、図2で説明した制御装置70と同様な構成であり、そこに入力する信号がCCD96からのものである点のみが異なるだけであるので、その図示を省略する。
この実施例5においても、スリット5aのベルト移動方向の幅Wと隣合うスリット間の長さLを共にCCD96の読取部96aによる読取領域で一度に検知することができるので、高い精度で中間転写ベルト10上のスケール5の伸縮を検知し、それによりベルト速度を正確に検出することができる。
また、CCD96が検知した情報により中間転写ベルト10の伸縮値を演算し、その演算結果に応じてベルト駆動モータ7を駆動制御するので、演算に使用する係数を容易に変更できる。
なお、このCCD96を使用したカラー複写機においても、CCD96の読取部96aを図5で説明した実施例2と同様に2分割し、その分割した一方のベルト移動方向上流側に位置する読取部によりスケール5の継ぎ目11(図5参照)を検知するのにも使用するようにしたときには、その読取部が継ぎ目11を検知したときには、その継ぎ目11を検知した情報を中間転写ベルト10の伸縮値を検出するための情報として使わないようにする。
それにより、中間転写ベルト10に継ぎ目11がある場合には、その継ぎ目11をベルト駆動制御の情報として使用したときにはベルトの駆動制御がうまく行われない虞があるが、それを防止して、中間転写ベルト10を正確に目標速度に制御することができる
また、CCD96の読取部96aを、図6で説明した実施例3と同様に3分割し、その3分割したベルト移動方向の中央に位置する読取部によりスケール5の継ぎ目11(図6参照)を検知し、両側の各読取部(CCD分割部)でスケール5をそれぞれ検知(同じ種類のベルト情報)するようにすれば、その中央に位置する読取部が両側に分離した前半部と後半部の各読取部でスケール5をそれぞれ検知する際の読取部間におけるインターバル部になる。
〔実施例6〕
図9はこの発明による画像形成装置の実施例6を示す図4と同様なブロック図であり、図4と対応する部分には同一の符号を付してある。
この画像形成装置であるカラー複写機は、実施例1に対し、中間転写ベルト10の雰囲気温度を検知するベルト温度検知手段である温度センサ100と、光センサ6が読み取ったスケール5の情報に加えて、温度センサ100が検知した中間転写ベルト10の雰囲気温度を配慮して中間転写ベルト10を駆動するベルト駆動モータ7を制御する制御装置80とを設けた点のみが異なる。
したがって、カラー複写機全体の構成は図3で説明したカラー複写機と同様であるためその図示を省略し、必要に応じて図3で使用した符号を使用して説明する。
中間転写ベルト10は、実施例1で説明したように樹脂等を用いた弾性ベルトであり、それは温度により熱膨張をする。したがって、ベルト雰囲気温度によっては中間転写ベルト10全体の伸び率が変化する。
そこで、この実施例6では、ベルト駆動制御の制御因子としてベルト温度を盛り込むことにより、中間転写ベルト10のベルト速度制御の精度を高めている。
すなわち、温度センサ100を中間転写ベルト10の付近に設け、それにより中間転写ベルト付近の雰囲気温度を検知し、その検知温度に対応して変化する中間転写ベルト10の伸縮を配慮して、中間転写ベルト10を最適なベルト速度に制御するようにしている。
それにより、より高精度のベルト速度制御ができる。
なお、制御装置80は、図2で説明した制御装置70と同様な構成であり、行う制御内容のみが制御装置70と異なる。
〔実施例7〕
図10はこの発明による画像形成装置の実施例7を示す図9と同様なブロック図であり、図7及び図9と対応する部分には同一の符号を付してある。
この画像形成装置であるカラー複写機は、実施例6に対し、そこに使用するスケール読取手段であるセンサに、図7で説明した密着型イメージセンサ86を使用した点のみが異なる。
したがって、カラー複写機全体の構成は図3で説明したカラー複写機と同様であるためその図示を省略し、必要に応じて図3で使用した符号を使用して説明する。
なお、制御装置90は、図2で説明した制御装置70と同様な構成であり、行う制御内容のみが制御装置70と異なる。
制御装置90のモータ制御部71′が有するセンサコントローラ91は、密着型イメージセンサ86を制御するために、アナログ出力の蓄放電時間を決めるクロックと読取部(フォト素子)を選択するための信号を密着型イメージセンサ86に対して所定のタイミングで出力する。
その密着型イメージセンサは、センサコントローラ91からの信号によりアナログ信号をモータ制御部71′のCPU73に対して出力し、モータ制御部71′はそのCPU73からの信号により中間転写ベルト10の伸縮と速度を検出する。
また、CPU73は、密着型イメージセンサ86から入力した信号を、中間転写ベルト10の伸縮量とベルト速度のデータとして処理する。
そして、その伸縮量とベルト速度のデータを使用して、前述した実施例と同様にベルト駆動モータ7を駆動制御して中間転写ベルト10を目標速度に制御する。
この実施例7においても、中間転写ベルト10の付近に配設した温度センサ100により中間転写ベルト10の付近の雰囲気温度を検知し、その検知した温度に対応する中間転写ベルト10の伸縮を配慮して、中間転写ベルト10を最適なベルト速度に制御する。
〔実施例8〕
図11はこの発明による画像形成装置の実施例8を示す図9と同様なブロック図であり、図8及び図9と対応する部分には同一の符号を付してある。
この画像形成装置であるカラー複写機は、実施例6に対し、そこに使用するスケール読取手段であるセンサに、図8で説明したCCD96を使用するようにした点のみが異なる。
したがって、カラー複写機全体の構成は図3で説明したカラー複写機と同様であるためその図示を省略し、必要に応じて図3で使用した符号を使用して説明する。
なお、制御装置110は、図2で説明した制御装置70と同様な構成であり、行う制御内容のみが制御装置70と異なる。
制御装置110のモータ制御部71″が有するCCDコントローラ101は、CCD96を駆動するための信号を生成し、それをCCD96に対して所定のタイミングで出力する。
CCD96は、CCDコントローラ101からの信号によりアナログ信号をモータ制御部71″のCPU73に対して出力し、モータ制御部71″はそのCPU73からの信号により中間転写ベルト10の伸縮と速度を検出する。
また、CPU73は、CCD96から入力した信号を、中間転写ベルト10の伸縮量とベルト速度のデータとして処理する。
そして、その伸縮量とベルト速度のデータを使用して、前述した実施例と同様にベルト駆動モータ7を駆動制御して中間転写ベルト10を目標速度に制御する。
この実施例7においても、中間転写ベルト10の付近に配設した温度センサ100により中間転写ベルト10の付近の雰囲気温度を検知し、その検知した温度に対応する中間転写ベルト10の伸縮を配慮して、中間転写ベルト10を最適なベルト速度に制御する。
この発明は、中間転写ベルトを用いて、そのベルト上に2色以上のカラー画像を重ね合わせるカラーの画像形成装置に広く適用することができる。
この発明による画像形成装置の実施例1のスケールとそれを読み取るスケール読取系を示す概略図である。(実施例1) 同じくその画像形成装置の作像系を中間転写ベルトのベルト速度を制御する制御系と共に示す概略構成図である。(実施例1) 同じくその画像形成装置を示す全体構成図である。(実施例1) 図2の中間転写ベルトのベルト速度補正系を示すブロック図である。(実施例1) この発明による画像形成装置の実施例2を示す図1と同様な概略図である。(実施例2) この発明による画像形成装置の実施例3を示す図1と同様な概略図である。(実施例3)
この発明による画像形成装置の実施例4を示す図1と同様な概略図である。(実施例4) この発明による画像形成装置の実施例5を示す図1と同様な概略図である。(実施例5) この発明による画像形成装置の実施例6を示す図4と同様なブロック図である。(実施例6) この発明による画像形成装置の実施例7を示す図9と同様なブロック図である。(実施例7) この発明による画像形成装置の実施例8を示す図9と同様なブロック図である。(実施例8)
符号の説明
5:スケール、5a:スリット、6,6′,6″:光センサ(スケール読取手段)、7:ベルト駆動モータ、10:中間転写ベルト、11:継ぎ目、12,12A,12B,12C:フォト素子群(分割部)、70,80,90,110:制御装置、71,71′,71″:モータ制御部、86:密着型イメージセンサ、86a:読取部、96:CCD、96a:読取部、100:温度センサ(温度検知手段)

Claims (17)

  1. スリットを所定のピッチで配置したスケールを全周に亘って形成した中間転写ベルトと、前記スケールを読み取るスケール読取手段とを備え、該スケール読取手段が読み取った前記スケールの情報から前記中間転写ベルトのベルト表面の速度を検出し、その結果を用いて前記中間転写ベルトのベルト速度を補正制御するようにした画像形成装置において、
    前記スケール読取手段を、光源と、前記スリットのベルト移動方向の幅と該スリットの隣合うスリット間の長さの少なくともいずれか一方を一度に検知可能にする複数個のフォト素子を前記ベルト移動方向に隣接させて配置したフォト素子群とからなる光センサとしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記光センサは、アナログ信号を予め設定した閾値で2値化する機能を有し、前記複数個の各フォト素子の出力を2値化信号に変えてそれぞれ出力するセンサであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. スリットを所定のピッチで配置したスケールを全周に亘って形成した中間転写ベルトと、前記スケールを読み取るスケール読取手段とを備え、該スケール読取手段が読み取った前記スケールの情報から前記中間転写ベルトのベルト表面の速度を検知し、その結果を用いて前記中間転写ベルトのベルト速度を補正制御するようにした画像形成装置において、
    前記スケール読取手段を、光源と、前記スリットのベルト移動方向の幅と隣合う前記スリット間の長さの少なくともいずれか一方を一度に検知可能にする長さの読取部とからなる密着型イメージセンサとしたことを特徴とする画像形成装置。
  4. スリットを所定のピッチで配置したスケールを全周に亘って形成した中間転写ベルトと、前記スケールを読み取るスケール読取手段とを備え、該スケール読取手段が読み取った前記スケールの情報から前記中間転写ベルトのベルト表面の速度を検知し、その結果を用いて前記中間転写ベルトのベルト速度を補正制御するようにした画像形成装置において、
    前記スケール読取手段を、光源と、前記スリットのベルト移動方向の幅と隣合う前記スリット間の長さの少なくともいずれか一方を一度に検知可能にする長さの読取部とからなるCCDとしたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記光センサの各フォト素子から得た信号により前記中間転写ベルトの伸縮値を演算し、その演算した伸縮値に応じて前記中間転写ベルトを駆動するベルト駆動モータを制御する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項3記載の画像形成装置において、前記密着型イメージセンサから得た信号により前記中間転写ベルトの伸縮値を演算し、その演算した伸縮値に応じて前記中間転写ベルトを駆動するベルト駆動モータを制御する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項4記載の画像形成装置において、前記CCDから得た信号により前記中間転写ベルトの伸縮値を演算し、その演算した伸縮値に応じて前記中間転写ベルトを駆動するベルト駆動モータを制御する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記光センサはアレー状に形成されていて、前記複数個のフォト素子を複数のフォト素子群に分割し、その分割したいずれかのフォト素子群により前記スケールの継ぎ目を検知するようにしたことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  9. 前記密着型イメージセンサの読取部を部分的に分割し、その分割したいずれかの読取部により前記スケールの継ぎ目を検知するようにしたことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  10. 前記CCDの読取部を部分的に分割し、その分割したいずれかの読取部により前記スケールの継ぎ目を検知するようにしたことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  11. 前記光センサの複数個のフォト素子の分割は2分割とすることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  12. 前記密着型イメージセンサの読取部の分割は2分割とすることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  13. 前記CCDの読取部の分割は2分割とすることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  14. 前記光センサの複数個のフォト素子の分割は3分割とし、該センサの両端部に位置する分割部は同じ種類のベルト情報を得るために使用することを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  15. 前記密着型イメージセンサの読取部の分割は3分割とし、該センサの両端部に位置するセンサ分割部は同じ種類のベルト情報を得るために使用することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  16. 前記CCDの読取部の分割は3分割とし、該CCDの両端部に位置するCCD分割部は同じ種類のベルト情報を得るために使用することを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  17. 請求項1乃至16のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記中間転写ベルトの雰囲気温度を検知するベルト温度検知手段と、前記スケール読取手段が読み取った前記スケールの情報に加えて、前記ベルト温度検知手段が検知した前記中間転写ベルトの雰囲気温度を配慮して前記中間転写ベルトを駆動するベルト駆動モータを制御する手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
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