JP2005114258A - 給湯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 コージェネレーションシステムやソーラーシステムに組込まれ、給湯温度が安定した給湯システムを提供する。
【解決手段】 給湯システム10は、温度成層式蓄熱槽20と、ミキシングユニット24と、熱源機22とを備えている。蓄熱利用状態であるときにはミキシングユニット24による調温が行われるため、ミキシングユニット24の下流側にある混合水サーミスタ54が検出する温度を利用して調温制御を行う。熱源機利用状態であるときには熱源機22による調温が行われるため、熱源機22の下流側にある給湯サーミスタ65が検出する温度を利用して調温制御を行う。このとき、混合水サーミスタ54が検出する温度と給湯サーミスタ65が検出する温度の誤差を算出し、この誤差を補正値として設定温度を補正し、給湯サーミスタ65が検出する温度が補正後の設定温度となるように調温制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、給湯システムに関する。詳しくは、コージェネレーションシステム(熱伝併給システム)やソーラーシステムに配設される給湯システムであり、蓄熱利用状態から熱源機利用状態へ切換える時に使用者へ与える不快感を低減させるための技術に関する。
発電熱や太陽熱で加熱された温水を蓄熱槽に貯湯し、貯湯しておいた温水を温水利用箇所に供給する給湯システムが開発されている。このような給湯システムでは、蓄熱槽に貯湯しておいた温水を使い切ってしまった場合を想定し、蓄熱槽の温水を熱源機を通過させてから温水利用箇所に供給する。温水利用箇所で要求される湯温よりも低温の温水が貯湯されていれば、熱源機で加熱して要求温度に調温する。このような給湯システムは総合的な熱効率が高く、省エネルギーを可能にする。
例えば特許文献1に示されている給湯設備は、蓄熱槽内の温水の温度が給湯箇所で要求されている温度より高い場合、熱源機を利用せず、蓄熱槽内の温水と水道水を混合して調温して給湯する(蓄熱利用状態とする)。また、蓄熱されている温水の温度が給湯箇所で要求されている温度より低い場合、熱源機で加熱し、調温して給湯する(熱源機利用状態とする)。給湯される温水を給湯設定温度に調温する場合、給湯温度の検出手段(給湯温サーミスタ)が検出する温度が給湯設定温度になるようにフィードバック制御を行う。
特開2001−165458号公報
特許文献1の給湯設備では、温水の調温は、蓄熱槽内の温水と水道水とを混合する混合手段(混合弁)の動作と、熱源機の動作を制御することによって行われる。換言すれば、熱源機を利用せず、蓄熱槽内の温水と水道水を混合して調温して給湯する蓄熱利用状態であるとき、温水の調温は混合手段の動作を制御することによって行われている。蓄熱槽内の温水を熱源機で加熱し、調温して給湯する熱源機利用状態であるとき、温水の調温は熱源機の動作を制御することによって行われる。
特許文献1の給湯設備では、給湯温度の検出手段は給湯経路の末端近傍に配設されており、混合手段や熱源機とは離れている。蓄熱利用状態であるときに給湯温度の低下を検出した時、給湯温度の検出手段と混合手段との間の配管内には給湯設定温度より低温の温水が残っている。このとき、混合手段に対して温水の温度を上昇させるべく制御したとしても、混合手段より下流の配管内に残っていた低温の温水は加熱されることなく給湯されてしまい、給湯温度が一時的に設定温度より低下する。また、熱源機利用状態であるときに給湯温度の低下を検出した時、給湯温度の検出手段と熱源機との間の配管内には給湯設定温度より低温の温水が残っている。このとき、熱源機に対して温水の温度を上昇させるべく制御したとしても、熱源機より下流の配管内に残っていた低温の温水は加熱されることなく給湯されてしまい、給湯温度は一時的に設定温度より低下する。給湯温度検出手段が検出する温度のみで、混合手段の動作も熱源機の動作もフィードバック制御する技術では、温水の温度変化に追随させることが困難であり、給湯温度を安定化させることができない。
本発明では、コージェネレーションシステムやソーラーシステムに組込まれ、給湯温度が安定した給湯システムを提供することを目的とする。
本発明の給湯システムは、外部装置(例えば、燃料電池やエンジン式発電装置やソーラー集熱機)の運転によって発生した熱で加熱された温水を貯える蓄熱槽と、蓄熱槽内の温水と水道水を混合するミキシングユニットと、ミキシングユニットを通過した温水を加熱する熱源機を備えている。蓄熱槽からの温水がミキシングユニットを通過し、水道水と混合されないこともある。熱源機は通過するだけで、加熱しないこともある。
本発明の給湯システムは、ミキシングユニットの下流側の温水の温度を検出する混合水温度検出手段と、熱源機の下流側の温水の温度を検出する給湯温度検出手段と、給湯温度を設定する温度設定手段と、熱源機の非運転中に混合水温度検出手段が検出する温度と給湯温度検出手段が検出する温度の誤差を算出する手段を備えている。
本発明の給湯システムは、さらに、熱源機の非運転中は混合水温度検出手段が検出する温度によってミキシングユニットを制御して給湯温度が設定温度に一致するように調温制御し、熱源機の運転中は給湯温度検出手段が検出する温度によって熱源機を制御して給湯温度が設定温度に一致するように調温制御するコントローラを有している。そして、このコントローラは、熱源機の非運転中に混合水温度検出手段が検出する温度と設定温度のいずれか一方に誤差算出手段で算出した誤差を加味した温度が他方に一致するように制御するか、あるいは、熱源機の運転中に給湯温度検出手段が検出する温度と設定温度のいずれか一方に誤差算出手段で算出した誤差を加味した温度が他方に一致するように制御する。
本発明によれば、熱源機が非運転中であるとき、即ち蓄熱利用状態のときの調温制御は、ミキシングユニットの下流側にある混合水温度検出手段の検出する温度を用いて行う。一方、熱源機が運転中であるとき、即ち熱源機利用状態のときの調温制御は、熱源機の下流側にある給湯温度検出手段が検出する温度を用いて行う。これによれば、温水の温度低下を検出しても、すぐそれを制御の対象であるミキシングユニットあるいは熱源機に伝達し、速やかに温度変化に対処することができる。これによって、一時的な温度低下を最小限に抑えることができる。
混合水温度検出手段が検出する温度と、給湯温度検出手段が検出する温度にばらつきがあることがある。このようなとき、これらの温度検出手段は同一の温水経路に配設されていても、異なる温度を検出してしまう。検出温度にばらつきがあると、蓄熱利用状態のときと熱源機利用状態のときとで、調温される湯温に差が生じてしまう。
本発明の給湯システムでは、蓄熱利用状態であって温水の温度が安定しているときに、混合水温度検出手段の検出温度と給湯温度検出手段の検出温度との誤差を算出することができる。そしてこの誤差によって検出温度あるいは設定温度を補正する。
なお、補正には以下の4つのパターンがある。蓄熱利用状態であり、混合水温度検出手段によって調温制御しているときは、混合水温度検出手段の検出温度を補正するか、あるいは設定温度を補正する。熱源機利用状態であり、給湯温度検出手段によって調温制御しているときは、給湯温度検出手段の検出温度を補正するか、あるいは設定温度を補正する。これらの4つのパターンのいずれかの補正を行うことによって、蓄熱利用状態から熱源機利用状態に切換わっても、同一の温度検出手段を用いて調温制御しているのと同じ作用が得られ、調温される温水の温度は変化することなく、安定化する。
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。
(形態1)
給湯システムは、コージェネレーションシステムやソーラーシステムに組込まれる。蓄熱槽の下部から流出した温水は、コージェネレーションシステムやソーラーシステムで発生した熱によって加熱され、蓄熱槽の上部から流入するため、蓄熱槽内には温度成層が形成される。
(形態2)
温水利用箇所において給湯要求があった場合は、蓄熱槽内の蓄熱が不足する恐れのある場合を除き、蓄熱を優先的に利用して給湯する。
本発明の給湯システムを具現化した一実施例を、この給湯システムがコージェネレーションシステムに組込まれた形態で、図面を参照しながら説明する。図1は本実施例に係る給湯システムが組込まれたコージェネレーションシステムの系統図である。
本実施例のコージェネレーションシステムは、図1に示すように、発電ユニット110と給湯システム10等を備えている。
発電ユニット110は、改質器112、燃料電池114、熱交換器116、118、熱媒放熱器120、熱媒三方弁122、それらを接続する経路等を備えている。
改質器112には、バーナ131が設けられている。バーナ131が作動して熱を発生すると、改質器112は炭化水素系のガスから水素ガスを生成する。熱交換器116を燃焼ガス経路126が通過している。燃焼ガス経路126の一端は改質器112に接続され、他端は外部に開放されている。燃焼ガス経路126は、熱交換器116にバーナ131が発生する燃焼ガスを導き、熱交換によって温度が低下した燃焼ガスを外部に排出する。熱交換器116には、循環経路128も通過している。循環経路128は、循環復路128aと、循環往路128bから構成されており、給湯システム10と接続される。循環経路128が給湯システム10にどのように接続されているのかについては、後述にて詳細に説明する。循環経路128は、温水を流通させる。循環経路128を流れる温水は、熱交換器116を通過することによって燃焼ガス経路126を流れる燃焼ガスに加熱され、温度が上昇する。
燃料電池114は、複数のセルを有している。燃料電池114と改質器112は、水素ガス供給経路121によって接続されている。改質器114で生成された水素ガスは、水素ガス供給経路121を流れて燃料電池114に供給される。燃料電池114は、改質器112から供給された水素ガスと、空気中の酸素とを反応させて発電を行う。燃料電池114は、発電すると発電熱を発生する。
熱媒循環経路124は、燃料電池114、熱交換器118、リザーブタンク125、熱媒ポンプ127、熱媒三方弁122を通って燃料電池114に戻る循環経路を形成している。熱媒循環経路124の燃料電池114の下流側には、熱媒温度センサ117が装着されている。熱媒温度センサ117は、熱媒循環経路124を流れる熱媒の温度を検出する。熱媒温度センサ117の検出信号は、給湯システム10に装着されているコントローラ21に出力される。
熱媒三方弁122は、1つの入口122aと、2つの出口122b、122cを備えている。熱媒三方弁122は、入口122aと出口122bを連通させるか、入口122aと出口122cを連通させるかを切換える。
熱媒三方弁122の出口122bと、熱媒循環経路124の熱媒三方弁122の出口122cの下流側とを接続する冷却経路129が設けられている。熱媒循環経路124と冷却経路129は、熱媒としての純水を流通させる。冷却経路129の途中には、熱媒放熱器120が装着されている。熱媒放熱器120に隣接して、熱媒冷却ファン119が設けられている。熱媒冷却ファン119を運転すると、空気が熱媒放熱器120に吹付けられ、冷却経路129を流れる熱媒が冷却される。
改質器112、燃料電池114、バーナ131、熱媒三方弁122、熱媒ポンプ127、熱媒冷却ファン119は、コントローラ21によって制御される。
燃料電池114が作動すると、熱媒三方弁122の入口122aと出口122cが連通されるとともに、熱媒ポンプ127が運転される。熱媒ポンプ127が運転されると、熱媒循環経路124を熱媒が循環する。熱媒循環経路124を熱媒が循環することにより、燃料電池114から発電熱が回収される。熱媒によって回収された発電熱は、熱媒とともに熱交換器118まで運ばれ、循環経路128を流れる温水を加熱する。循環経路128については後述する。
熱媒温度センサ117が検出した熱媒温度が高くなりすぎると、熱媒三方弁122の入口122aと出口122bが連通される。また、同時に熱媒冷却ファン119が運転される。熱媒三方弁122の入口122aと出口122bが連通されると、熱媒は冷却経路129に流入し、熱媒放熱器120を通過する。熱媒は、熱媒放熱器120を通過することによって冷却される。熱媒放熱器120は、熱媒冷却ファン119から空気が吹付けられることにより、高い効率で熱を放熱する。熱媒の温度が低下すると、熱媒三方弁122の入口122aと出口122cが再び連通される。このような熱媒三方弁122の切換えが繰返されることにより、熱媒の温度は、所定範囲内に維持される。
給湯システム10は、蓄熱槽20、熱源機22、ミキシングユニット24、これらを連通する複数の経路、コントローラ21等を備えている。
蓄熱槽20の底部には、蓄熱槽20に水道水を給水する給水経路26が接続されている。給水経路26の入口26aの近傍には、減圧弁28が装着されている。給水経路26の減圧弁28の下流側とミキシングユニット24の給水入口24aは、ミキシングユニット給水経路30によって接続されている。減圧弁28は、蓄熱槽20とミキシングユニット24への給水圧力を調整する。蓄熱槽20内の温水が減少したり、ミキシングユニット24の給水入口24aが開いたりすると、減圧弁28の下流側圧力が低下する。減圧弁28は、下流側圧力が低下すると開き、その圧力を所定の調圧値に維持しようとする。このため、蓄熱槽20内の温水が減少したり、ミキシングユニット24の給水入口24aが開いたりすると、それらに水道水が給水される。
蓄熱槽20の上部には出口部20aが設けられており、さらにその上にリリーフ弁31が装着されている。リリーフ弁31の開弁圧力は、減圧弁28の調圧値よりも僅かに大きく設定されている。減圧弁28の調圧が不能になった場合には、リリーフ弁31が開き、蓄熱槽20内の圧力が耐圧々力を超えるのを防止する。リリーフ弁31には、圧力開放経路32の一端32aが接続されている。圧力開放経路32の他端32bは、蓄熱槽20の外部に開放されている。
蓄熱槽20の底部と、圧力開放経路32の他端32b近傍を接続する排水経路33が設けられている。排水経路33の途中には、排水弁34が装着されている。排水弁34は手動で開閉することができる。排水弁34を開くと、蓄熱槽20内の水が排水経路33と開放経路32を通って外部に排水される。
蓄熱槽20は、発電ユニット110の循環経路128(循環復路128a、循環往路128b)と接続されている。詳しくは、循環復路128aが蓄熱槽20の上部に接続され、循環往路128bが蓄熱槽20の下部に接続されている。これによって、蓄熱槽20と発電ユニット110との間の循環経路が形成されている。循環往路128bの途中には、循環ポンプ40が装着されている。循環復路128aに復路サーミスタ45が取付けられ、循環往路128bに往路サーミスタ44が取付けられている。復路サーミスタ45は循環復路128a内の温水の温度を検出し、往路サーミスタ44は循環往路128b内の温水の温度を検出する。復路サーミスタ45と往路サーミスタ44の検出信号は、コントローラ21に出力される。
循環ポンプ40が作動すると、蓄熱槽20の底部から温水が吸出される。蓄熱槽20から吸出された温水は、循環往路128bを流れてから発電ユニット110の熱交換器118、116を通過することによって加熱されて温度が上昇する。温度が上昇した温水は、循環復路128を流れて蓄熱槽20の上部に戻される。このように、蓄熱槽20の底部から吸出された温水が、発電ユニット110の熱交換器118、116によって加熱されてさらに高温になり、蓄熱槽20の上部に戻される循環が行われることにより、蓄熱槽20に高温の温水が貯えられる。蓄熱槽20内の温度が低い状態から、蓄熱槽20に発電ユニット110から高温の温水が供給されると、その供給が蓄熱槽20の上部に行われることから、蓄熱槽20に貯められている温水の上部に、高温の温水の層(以下、「温度成層」と言う)が形成される。温度成層よりも深くなると、温水の温度は急激に低下する。蓄熱槽20に高温の温水の供給が継続されると、温度成層の厚さ(深さ)は次第に大きくなり、蓄熱槽20にフルに蓄熱された状態では、蓄熱槽20の全体に高温の温水が貯まった状態になる。温度成層が形成されることにより、蓄熱槽20にフルに蓄熱が行われていなくても、蓄熱槽20の最上部に設けられている出口部20aからは、高温の温水が送り出される。
コントローラ21は、CPU、ROM、RAM等を備えており、CPUがROMに格納されている制御プログラムを処理することにより、給湯システム10を制御する。RAMには、コントローラ21に入力される各種信号や、CPUが処理を実行する過程で生成される種々のデータが一時的に記憶される。コントローラ21には、リモコン23が接続されている。リモコン23には、給湯システム10を操作するためのスイッチやボタン、給湯システム10の動作状態を表示する液晶表示器等が設けられている。
蓄熱槽20の上部から30リットルの箇所に上部サーミスタ35が取付けられ、下部に下部サーミスタ36が取付けられている。上部サーミスタ35と下部サーミスタ36は、蓄熱槽20内の温度を検出する。上部サーミスタ35と下部サーミスタ36の検出信号は、コントローラ21に出力される。
ミキシングユニット24は、温水入口24c、温水出口24b、第1水量センサ67、温水サーミスタ50、給水サーミスタ48、混合水サーミスタ54、ハイカットサーミスタ55、および既に説明した給水入口24aを有している。蓄熱槽20の出口部20aとミキシングユニット24の温水入口24cは、温水経路42によって接続されている。第1水量センサ67は、温水出口24bから流出する温水の流量を検出する。温水サーミスタ50は、温水入口24cに流入する温水の温度を検出する。給水サーミスタ48は、給水入口24aに流入する水道水の温度を検出する。混合水サーミスタ54とハイカットサーミスタ55は、温水出口24bから流出する温水の温度を検出する。第1水量センサ67、温水サーミスタ50、給水サーミスタ48、混合水サーミスタ54、ハイカットサーミスタ55の検出信号は、コントローラ21に出力される。
コントローラ21は、混合水サーミスタ54の検出信号を用いて、温水入口24c側の開度と、給水入口24a側の開度を変化させる。温水入口24c側の開度と、給水入口24a側の開度を変化させると、蓄熱槽20からの温水と、水道水(冷水)とのミキシング割合が調整される。蓄熱槽20からの温水と水道水とのミキシング割合が調整されると、温水出口24bから流出する温水の温度が所定値に維持される。コントローラ21は、ハイカットサーミスタ55によって温水が前記所定値を大きくオーバーしたことが検出された場合(すなわち、混合水サーミスタ54、あるいはミキシングユニット24が故障した可能性が高い場合)に、温水出口24bを閉じる。温水出口24bが閉じると、前記所定値を大きくオーバーした温度の温水が、熱源機22に供給されてしまうのが防止される。
ミキシングユニット24の温水出口24bと熱源機22のバーナ熱交換器52(後述する)は、温水経路51によって接続されている。温水経路51には、第2水量センサ47が装着されている。第2水量センサ47の検出信号は、コントローラ21に出力される。
熱源機22は、バーナ熱交換器52、60、バーナ56、57、追焚き熱交換器58、補給水弁59、シスターン61等を備えている。
バーナ熱交換器52には、温水経路51を経由してミキシングユニット24から温水が流入する。ガス燃焼式のバーナ56は、バーナ熱交換器52を加熱する。バーナ熱交換器52の下流側と、給湯栓64は、給湯栓経路63によって接続されている。給湯栓64は、浴室、洗面所、台所等に配置されている(図1では、これら複数の給湯栓64を1つで代表している)。給湯栓経路63には、給湯サーミスタ65が装着されている。給湯サーミスタ65は、バーナ熱交換器52から流出する温水の温度を検出する。給湯サーミスタ65の検出信号は、コントローラ21に出力される。
熱源機22内の温水経路51の途中から、シスターン入水経路62が分岐している。シスターン入水経路62の開放端は、シスターン61の上部に差し込まれている。シスターン入水経路62の途中には、補給水弁59が設けられている。補給水弁59は、コントローラ21によって制御され、内蔵しているソレノイドが駆動されることによって開閉する。補給水弁59が開かれると、ミキシングユニット24からの温水がシスターン61に供給される。
シスターン61内には、水位電極66が装着されている。水位電極66は、棒状のハイレベルスイッチ66aとローレベルスイッチ66bを有している。ハイレベルスイッチ66aの下端は、シスターン61のハイレベル水位に位置している。ローレベルスイッチ66bの下端は、シスターン61のローレベル水位に位置している。ハイレベルスイッチ66aとローレベルスイッチ66bは、水に触れていると検出信号をコントローラ21に出力する。コントローラ21は、水位電極66からの検出信号によって、シスターン61の水位がハイレベル水位を超えているか、ハイレベル水位とローレベル水位の間にあるか、ローレベル水位よりも低いかを判別する。シスターン61として適正なのは、水位がハイレベルとローレベルの間に位置している状態である。コントローラ21は、水位電極66からの水位検出信号に基づいて補給水弁59を開閉制御し、シスターン61の水位を適正範囲に維持する。
シスターン61の底部には、シスターン出水経路68の一端が接続されている。シスターン出水経路68の途中には、暖房ポンプ69が装着されている。暖房ポンプ69は、コントローラ21によって制御される。シスターン出水経路68の他端は、バーナ上流経路71と低温水経路70とに分岐している。バーナ上流経路71は、シスターン出水経路68とバーナ熱交換器60の上流側とを接続している。バーナ上流経路71には、内部を流れる温水の温度を検出する暖房低温サーミスタ72が装着されている。暖房低温サーミスタ72の検出信号は、コントローラ21に出力される。
ガス燃焼式のバーナ57は、バーナ熱交換器60を加熱する。バーナ熱交換器60の下流とシスターン61は、高温水経路73によって接続されている。高温水経路73には、上流側から順に、暖房高温サーミスタ74、暖房端末熱動弁75、暖房端末機76が装着されている。
暖房高温サーミスタ74は、高温水経路73を流れる温水の温度を検出する。暖房高温サーミスタ74の検出信号は、コントローラ21に出力される。
暖房端末機76は、熱交換器76bと、操作スイッチ76aと、電動ファン(図示省略)を備えている。熱交換器76bは、高温水経路73を流れる温水と空気との間で熱交換を行う。操作スイッチ76aは、暖房端末熱動弁75とコントローラ21に接続されている。
暖房端末熱動弁75は、膨張エレメントと、膨張エレメントと機械的に連結された開閉弁を内蔵している。暖房端末機76の操作スイッチ76aがオンにされると、暖房端末熱動弁75の膨張エレメントに通電が行われる。通電された膨張エレメントは高温になって膨張する。膨張した膨張エレメントは開閉弁を駆動し、これによって暖房端末熱動弁75が開かれる。また、操作スイッチ76aがオンにされると、コントローラ21は、暖房ポンプ69を作動させる。このように、操作スイッチ76aがオンにされたことによって、暖房端末熱動弁75が開かれるとともに、暖房ポンプ69が作動すると、シスターン61から温水が吸出される。コントローラ21は、暖房低温サーミスタ72と暖房高温サーミスタ74が検出した温水温度に基づいて、バーナ57を制御し、バーナ熱交換器60から流出する温水の温度を所定範囲に維持する。暖房端末機76の電動ファンは、操作スイッチ76aがオンにされると回転し、熱交換器76bに空気を吹付ける。熱交換器76bに吹付けられた空気は、熱交換器76bを介して温水と熱交換を行って暖められる。暖められた空気は暖房端末機76から吹出し、部屋を暖房する。熱交換器76bで空気と熱交換を行うことによって、温水の温度は低下する。温度が低下した温水は、高温水経路73を流れてシスターン61に戻る。
高温水経路73の暖房高温サーミスタ74の下流側と、高温水経路73のシスターン61への入口部の上流側とは、追焚き経路77によって接続されている。追焚き経路77は、追焚き熱交換器58を通過している。追焚き経路77の追焚き熱交換器58の下流側には、追焚き熱動弁78が装着されている。追焚き熱動弁78は、コントローラ21によって制御される。
浴槽79には、吸出口79aと供給口79bが設けられている。吸出口79aと供給口79bは、風呂循環経路80によって接続されている。風呂循環経路80は、追焚き熱交換器58を通過している。上述したように、追焚き経路77も追焚き熱交換器58を通過している。このため、追炊き熱交換器58では、風呂循環経路80と追焚き経路77との間で熱交換が行われる。風呂循環経路80の追焚き熱交換器58の上流側には、風呂水位センサ81、風呂循環ポンプ82、湯張り量センサ83、風呂水流スイッチ84が装着されている。風呂循環ポンプ82は、コントローラ21によって制御される。風呂水位センサ81、湯張り量センサ83、風呂水流スイッチ84は、コントローラ21に検出信号を出力する。風呂水位センサ81は、水圧を検出する。コントローラ21は、風呂水位センサ81が検出した水圧から、浴槽79に張られている湯の水位を推定する。湯張り量センサ83は、風呂循環経路80を流れる水量を検出することにより、浴槽79への湯張りの際に、それがどの程度行われたかを推定する。風呂水流スイッチ84は、風呂循環経路80を水が流れるとオンになる。
風呂循環経路80の風呂水位センサ81の上流側には、浴槽79から吸出された温水の温度を検出する風呂サーミスタ85が装着されている。風呂サーミスタ85の検出信号は、コントローラ21に出力される。
バーナ57と暖房ポンプ69が作動している状態で追焚き熱動弁78が開くと、温水が追炊き経路77に流入して追炊き熱交換器58を通過する。風呂循環ポンプ82が作動すると、温水が浴槽79の吸出口79aから吸出され、風呂循環経路80を流れて再び供給口79bから浴槽79に戻る循環が行われる。風呂循環経路80を流れる温水は、追炊き熱交換器58で追炊き経路77を流れる温水によって加熱され、浴槽79の湯が追炊きされる。
給湯栓経路63の途中と、風呂循環経路80の風呂循環ポンプ82の下流側とを接続する湯張り経路25が設けられている。湯張り経路25には、ソレノイド駆動タイプの注湯弁27が装着されている。注湯弁27は、コントローラ21によって制御され、湯張り経路25を開閉する。
浴槽79に湯を張るときには、注湯弁27が開かれ、補給水弁59が閉じられる。注湯弁27が開かれ、補給水弁59が閉じられると、温水が給湯栓経路63から湯張り経路25を経て風呂循環経路80に流入する。風呂循環経路80に流入した温水は、吸出口79aと供給口79bから浴槽79に供給され、浴槽79を湯張りする。このときには、風呂循環ポンプ82は駆動されず、湯張り経路25に加わっている水圧によって浴槽79への湯張りが行われる。
三方弁86は、Aポート86a、Bポート86b、Cポート86cを備えている。三方弁86は、コントローラ21に制御されて、Aポート86aとCポート86cを連通させるか、Bポート86bとCポート86cを連通させるかを切換える。
シスターン出水経路68と三方弁86のCポート86cは、低温水経路70によって接続されている。低温水経路70の途中には、低温サーミスタ94、床暖房熱動弁90、床暖房機91が設けられている。低温サーミスタ94は、低温水経路70を流れる温水の温度を検出する。低温サーミスタ94の検出信号は、コントローラ21に出力される。床暖房熱動弁90は、コントローラ21によって制御される。床暖房機91は、低温水経路70を流れる温水によって床を暖める。
高温水経路73の暖房端末熱動弁75の上流側と、低温水経路70の床暖房機91の下流側とは、バイパス経路92によって接続されている。バイパス経路92の途中には、バイパス熱動弁93が装着されている。バイパス熱動弁93は、コントローラ21によって開閉制御される。
床暖房を行う場合には、床暖房熱動弁90が開かれ、温水が床暖房機91に導かれる。導かれた温水は、床暖房機91を暖める。床暖房を行わない場合には、床暖房熱動弁90が閉じられる。
低温水戻り経路87が設けられており、三方弁86のBポート86bと、高温水経路73の暖房端末機76の下流側とを接続している。低温水戻り経路87には、低温戻りサーミスタ89が装着されている。低温戻りサーミスタ89は、低温水戻り経路87を流れる温水の温度を検出する。低温戻りサーミスタ89の検出信号は、コントローラ21に出力される。
三方弁86のAポート86aと、低温水戻り経路87の途中とを接続する蓄熱槽経路88が設けられている。蓄熱槽経路88には、蓄熱槽20の上部を通過する熱交換部88aが形成されている。
コントローラ21は、低温サーミスタ94と上部サーミスタ35が検出した温度を比較し、その結果によって三方弁86を切換える。具体的には、低温サーミスタ94が検出した温度よりも上部サーミスタ35が検出した温度の方が低い場合には、三方弁86のBポート86bとCポート86cが連通するように切換える。Bポート86bとCポート86cを連通すると、低温水経路70からの温水は、蓄熱槽経路88をバイパスし、低温水戻り経路87と高温水経路73を流れてシスターン61に戻る。シスターン61に戻った温水は、再びシスターン出水経路68に吸込まれる。低温サーミスタ94が検出した温度よりも上部サーミスタ35が検出した温度の方が高い場合には、三方弁86のAポート86aとCポート86cが連通される。Aポート86aとCポート86cが連通すると、低温水経路70からの温水は、蓄熱槽経路88を流れる。蓄熱槽経路88を流れる温水は、熱交換部88aで蓄熱槽20の上部に貯められている温水によって加熱され、温度が上昇する。温度が上昇した温水は、低温水戻り経路87と高温水経路73を流れてシスターン61に戻される。すなわち、蓄熱槽20の上部に貯められている温水が蓄熱槽経路88の熱交換部88aを加熱することができる場合にのみ、蓄熱槽経路88に温水が導かれる。
給湯システム10における温水の調温制御処理について、図2と図3に示すフローチャートを用いて説明する。なお、以下で用いる符号は図1で用いた符合に準ずる。
図2に示すように、最初のステップS10で熱源機22内の第2水量センサ47が検出する水量x(リットル/min)が2.7(リットル/min)以上となると、給湯栓64が開かれたとみなされ、ステップS12に進む。ステップS12では、給水サーミスタ48が検出する温度a(℃)と、上部サーミスタ35が検出する温度b(℃)と、リモコン23操作によって設定された設定温度c(℃)をそれぞれ記憶する。そして、ステップS14では、これらの値から、供給継続可能時間p(分)を算出する。
供給継続可能時間p(分)とは、蓄熱槽20から設定温度以上の温水を供給し続けることができる時間をいい、〔供給継続可能時間p(分)=蓄熱量(kJ)/必要熱量(kJ/min)〕の式で求めることができる。ここで蓄熱量とは、設定温度の温水を供給するのに利用できる熱量である。なお、以下では水の比熱を4.19{kJ/(リットル・℃)}とする。本実施例では、上部サーミスタ35は蓄熱槽20の上部30リットルの位置に配設されているため、蓄熱量は、少なくとも〔4.19×(b−c)×30〕(kJ)以上であることがわかる。また必要熱量とは、設定温度の温水を必要量得るのに必要な熱量であり、〔必要熱量(kJ/min)=4.19×(c−a)×x〕の式で求めることができる。
例えば、水量10(リットル/min)、給水温度5(℃)、蓄熱槽上部の温度70(℃)、設定温度40(℃)であるとき、蓄熱量は、〔4.19×(70−40)×30=3771(kJ)〕となり、必要熱量は、〔4.19×(40−5)×10=1466.5(kJ/min)〕となる。従って、湯供給継続可能時間p(分)は、〔3771/1466.5≒2.6(分)〕となる。即ち、このとき、蓄熱槽20から設定温度である40℃以上の温水を2.6分間以上供給し続けることができる。湯供給継続可能時間p(分)を算出した後、ステップS16に進む。
ステップS16では、湯供給継続可能時間p(分)が1分以内であるか否かを判別する。湯供給継続可能時間p(分)が1分を超えていれば(ステップS16でNOあれば)、蓄熱利用状態の継続が可能であるとみなされ、処理A(図3を用いて後述する)に進む。湯供給継続可能時間p(分)が1分以内であれば(ステップS16でYESであれば)、蓄熱量が不足し、蓄熱利用状態の継続が困難であるとみなされ、ステップS18に進む。
蓄熱を使い切る直前は、温水の温度低下が急激であり、温水の温度が設定温度より低下したことを検出してから熱源機を点火させる技術では、温水の温度低下に追随できず、蓄熱利用状態から熱源機利用状態に切換わる時に給湯温度が設定温度より大きく低下してしまいかねない。
本実施例の給湯システム10では、蓄熱槽20から設定温度以上の温水を供給し続けることができる時間、すなわち供給継続可能時間p(分)を算出し、これが所定時間pをきった時点で、熱源機22の運転を開始させる(ステップS18)。熱源機22はすぐには点火せず、所定時間後に点火して加熱し始める。
本実施例では、蓄熱槽20に貯湯されていた温水の温度が大きく低下する前に、熱源機22の運転を開始させるために、蓄熱利用状態から熱源機利用状態への切換時に給湯温度が大きく温度低下することを抑制することができる。
ステップS20では、熱源機22の点火時に加熱されて上昇する温水の温度d(℃)を算出する。温度d(℃)は、〔d(℃)=最小給湯能力(kJ/h)/x(リットル/min)〕の式で求めることができる。本実施例の熱源機22の最小給湯能力は約37710(kJ/h)である。水量が10(リットル/min)であれば、〔10(リットル/min)=600(リットル/h)〕であるから、温度d(℃)は、〔37710/(600×4.19)=15(℃)〕となる。即ち、この場合、熱源機22の点火時に、温水は加熱されて15℃以上温度上昇する。温度d(℃)を算出した後、ステップS22に進む。
ステップS22では、p+r分後に、ミキシングユニット24で、蓄熱槽20からの温水と水道水とのミキシング割合を調整し、混合水サーミスタ54が検出する温度e(℃)が、〔e(℃)=c(℃)−d(℃)〕となるように調温する。即ち、熱源機22の最小給湯能力で加熱されると、温水は温度d(℃)だけ温度上昇するため、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)が、設定温度c(℃)よりd(℃)低くなるように調温する。設定温度c(℃)が40(℃)であり、ステップS20で算出した温度d(℃)が15(℃)であれば、温水を〔40−15=25(℃)〕に調温する。調温後、ステップS24に進む。
ここで、時間pは供給継続可能時間であり、時間rは蓄熱槽20から送り出された温水がミキシングユニット24を通過するのに要する時間である。時間rは後記する図3の処理で測定されている。時間p後に蓄熱槽20から設定温度に満たない温水が供給され始め、それが時間p+r分後にミキシングユニット24を通過する。ミキシングユニット24では、設定温度以上の温水が供給されるうちは設定温度に調温し、設定温度に満たない温水が供給されるようになると、熱源機22による加熱に適した温度に調温する。
時間p+r分後にミキシングユニット24で加熱に適した温度に調温された温水は、それから時間q後に、熱源機22を通過する。すなわち、供給継続可能時間pが、所定時間p1(この場合1分)をきった時点から数えると、所定時間p1後に蓄熱槽20から設定温度に満たない温水が供給され始め、所定時間p1+r後に設定温度に満たない温水がミキシングユニット24に供給され始め、所定時間p1+r+q後に設定温度に満たない温水が熱源機22に供給され始める。供給継続可能時間pが所定時間p1をきった時点で熱源機22の運転を開始すると、p1+r+q後に熱源機22は点火され加熱を開始する。加熱を開始すると、温水は温度d(℃)だけ上昇する。それを見越して、所定時間p1+r以後は、ミキシングユニット24によってc(℃)−d(℃)の温度に調温しておく。熱源機22の運転を開始してから加熱を開始するまでの時間が、p1+r+qに等しくなる供給継続可能時間の最低時間p1が設定されているために、蓄熱利用状態から熱源機利用状態への切換時に給湯温度が大きく温度低下することを抑制することができる。
ステップS24にまで進むと、それ以後は、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)が設定温度c(℃)に補正値h(℃)を加えた温度となるように調温する。なお、補正値h(℃)については、図3を用いて後述する。
ステップS26で水量x(リットル/min)が2.7(リットル/min)以下となったら(YESとなったら)、給湯栓64が閉じられたとみなされ、ステップS28に進んで熱源機22の燃焼を停止させ、処理を終了する。
ステップS14からステップS22の処理によれば、以下の作用効果が得られる。蓄熱利用状態から熱源機利用状態に切換えるとき、熱源機22を点火させると、熱源機22内を通過する温水は加熱され、ステップS20で算出される温度d(℃)だけ温度上昇する。従って、熱源機22を点火させる前に、熱源機22の上流側のミキシングユニット24で、設定温度c(℃)より温度d(℃)だけ低い温度で調温しておく(ステップS22)。この温度d(℃)分低温の温水が熱源機22に到達するのは時間q(分)後であるから、ミキシングユニット24で温度d(℃)に調温してから時間q(分)後に、熱源機22が点火して加熱を始める。ステップS16で供給継続可能時間pと比較される所定時間(この場合1分)は、ステップS18で運転を開始した熱源機22が、設定温度c(℃)より温度d(℃)だけ低い温度で調温された温水が熱源機22に到達する時に、点火して加熱を始める関係に設定されている。燃焼が開始すると、熱源機22内を通過する温水は加熱されて温度上昇する。しかし、温水はミキシングユニット24でこの温度上昇分を差し引いた温度に調温されており、また、このように調温された温水が熱源機22に到達するタイミングで熱源機22が点火される関係に設定されていることにより、蓄熱利用状態から熱源機利用状態に切換わる時も、給湯温度は不安定になることなく、設定温度で給湯される。設定温度より高温の温水が給湯されたり、設定温度より低温の温水が給湯されたりすることを抑制し、給湯温度を安定化させることができる。
図2に示す処理のステップS16で、湯供給継続可能時間p(分)が1分を超えていれば(NOあれば)、蓄熱利用状態の継続が可能であるとみなされ、処理Aに進む。処理A以降の処理について、さらに図3を用いて説明する。
図3に示すように、ステップS40で蓄熱利用運転を行っている最中に、ステップS42で給湯サーミスタ65が検出する温度f(℃)が設定温度のc(℃)近傍で安定しているか否かを判別する。給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)が低温であるか、温度上昇中であって不安定であるとき(ステップS42でNOであるとき)、ステップS44に進み、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)が設定温度c(℃)の近似値である温度g(℃)に達したか否かを判別する。〔e=g(≒c)〕となったら(ステップS44でYESとなったら)、ステップS46に進み、給湯運転を開始してから、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)が設定温度c(℃)の近似値に近づくのに要した時間rを計時する。次に、ステップS48では、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)が設定温度c(℃)の近似値である温度g(℃)に達したか否かを判別する。〔f=g(≒c)〕となったら(ステップS48でYESとなったら)、ステップS50に進み、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)が設定温度c(℃)の近似値に達してから、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)が設定温度c(℃)の近似値に達するのに要した時間qを計時する。
計時された時間rは、蓄熱槽22から送り出された温水がミキシングユニット24を通過するのに要した時間であり、計時された時間qは、ミキシングユニット24を通過した温水が熱源機22を通過するのに要した時間である。
給湯開始時の温水経路42の流量は、第2水量センサ47で測定される温水経路51の流量に等しい。そこで、ステップS52では、蓄熱槽22とミキシングユニット24間の配管容量t(リットル)と、ミキシングユニット24と熱源機22間の配管容量s(リットル)をそれぞれ算出する。蓄熱槽22とミキシングユニット24間の配管容量t(リットル)は、〔t(リットル)=x(リットル/min)×r(分)〕の式で求めることができる。また、ミキシングユニット24と熱源機22間の配管容量s(リットル)は、〔s(リットル)=x(リットル/min)×q(分)〕の式で求めることができる。水量が10(リットル/min)、計時された時間が0.5(分)であれば、配管容量s(リットル)は、〔10×0.5=5(リットル)〕となる。配管容量s(リットル)の算出後は、処理Bから図2のステップS16に戻る。
混合水サーミスタ54と給湯サーミスタ65は同一経路上にあり、熱源機22が運転しておらず、経路内の温水が温度上昇中であるとき、経路の上流側の混合水サーミスタ54の検出温度が設定温度に近い温度まで上昇してから、下流側の給湯サーミスタ65の検出温度が設定温度に近い温度まで上昇するまでに、タイムラグが生じる。このタイムラグは、ミキシングユニット24と熱源機22との間の配管の容量によって生じるものである。従って、このタイムラグとこのときの水量から、ミキシングユニット24と熱源機22の間の配管容量を算出することができる。
従来であれば、この配管容量は施工状態によって異なってくるため、制御に利用することができなかった。しかし、本実施例では給湯システム10に既存のサーミスタやセンサを利用して、給湯システム10の運転中に配管容量を算出することができる。これによって、図2の処理の説明で述べたように、ミキシングユニット24で、熱源機22に加熱されて温度上昇する分を差し引いた温度に調温しておいた温水が熱源機22に到達するタイミングを捕えることができる。
もしこのタイミングより早く熱源機22を点火させてしまうと、設定温度以上の温度の温水が熱源機22で加熱されてしまい、設定温度よりさらに加熱された高温の温水が給湯されてしまう恐れがある。あるいは、もしこのタイミングより熱源機22を点火させるのが遅れてしまうと、設定温度より低温に調温された温水が熱源機22で加熱されることなく給湯されてしまい、給湯温度が大きく低下して快適な使用感を損なう。
このことから、ミキシングユニット24と熱源機22の間の配管容量を調温制御に利用することによって、給湯温度をさらに安定化させることができる。
図3のステップS42で給湯サーミスタ65が検出する温度f(℃)が安定しているとき(YESであるとき)、ステップS54に進む。ステップS54では、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)と、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)との誤差h(℃)を算出する。誤差h(℃)は、〔誤差h(℃)=e(℃)−f(℃)〕の式で求めることができる。この誤差h(℃)は補正値h(℃)として図2のステップS24で利用される。詳しくは以下に説明する。
本実施例の給湯システム10では、蓄熱利用状態のときは、ミキシングユニット24の下流側にある混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)が設定温度c(℃)となるように調温制御される。また、熱源機利用状態のときは、熱源機22の下流側にある給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)が設定温度c(℃)となるように調温制御される。即ち、蓄熱利用状態のときと熱源機利用状態のときとでは、制御に利用されるサーミスタが異なっている。
混合水サーミスタ54と給湯サーミスタ65は同一経路上にあるため、本来であれば同一値を検出するはずであるが、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)と給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)とに誤差が生じてしまうことがある。誤差が生じると、蓄熱利用状態のときと熱源機利用状態のときとで、調温される湯温に差が生じてしまう。
本実施例の給湯システム10では、蓄熱利用状態であって温水の温度が安定しているときに、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)と給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)との誤差h(℃)を算出することができる。そしてこの誤差h(℃)によって設定温度c(℃)を補正する。
例えば、設定温度が40.0(℃)であり、ミキシングユニット24で調温される温水の温度が安定しており、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)が40.0(℃)であり、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)が40.8(℃)であるとする。このときの誤差h(℃)は〔40.8−40.0=0.8(℃)〕である。蓄熱利用状態のときには混合水サーミスタ54が調温に利用されるため、温水の温度は混合水サーミスタ54による40.0(℃)に調温される。ところが、熱源機利用状態に切換わると給湯サーミスタ65が調温に利用されるため、混合水サーミスタ54であれば40.0(℃)と検出する温度であっても給湯サーミスタ65によって40.8(℃)と検出されてしまう。このため、このままでは、設定温度である40(℃)に調温しようとして、0.8(℃)温度を低下させてしまう。混合水サーミスタ54が検出する温度であれば〔40.0−0.8(℃)=39.2(℃)〕に相当する。
しかし、本実施例の給湯システム10では、熱源機利用状態のときは、設定温度c(℃)に補正値h(℃)を加味し、設定温度(℃)を補正する。即ち、蓄熱利用状態から熱源機利用状態に切換わると、設定温度40.0(℃)に補正値0.8(℃)を加え、設定温度(℃)を40.0(℃)から40.8(℃)に補正する。給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)が、補正後の設定温度40.8(℃)となるように調温するため、熱源機利用状態の温水の温度は、混合水サーミスタ54が検出する温度の40.0(℃)に相当する温度に調温されることとなる。これによって、蓄熱利用状態から熱源機利用状態に切換わっても、調温される温水の温度は変化することなく、安定化する。
本実施例では、熱源機利用状態のときに、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)と給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)との誤差h(℃)によって設定温度c(℃)を補正する。しかし、補正を以下に示すように行っても同様の効果が得られる。
(1)例えば、設定温度が40.0(℃)であり、ミキシングユニット24で調温される温水の温度が安定しており、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)が40.0(℃)であり、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)が40.8(℃)であるとする。このときの誤差h(℃)は0.8(℃)である。蓄熱利用状態のときには、温水の温度は混合水サーミスタ54による40.0(℃)に調温される。以上は実施例と同様である。熱源機利用状態のときは、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)に補正値h(℃)を加味し、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)を補正する。即ち、検出温度f(℃)から補正値0.8(℃)を減じ、検出温度f(℃)を40.8(℃)から40.0(℃)に補正する。給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)の補正後温度が設定温度である40.0(℃)となるように調温される。給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)の補正後温度は、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)に相当するため、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)の補正後温度によって40.0(℃)に調温される温度と、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)によって40.0(℃)に調温される温度は等しくなる。これによって、蓄熱利用状態から熱源機利用状態に切換わっても、調温される温水の温度は変化することなく、安定化する。
(2)例えば、設定温度が40.0(℃)であり、ミキシングユニット24で調温される温水の温度が安定しており、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)が40.0(℃)であり、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)が40.8(℃)であるとする。このときの誤差h(℃)は0.8(℃)である。蓄熱利用状態のときに、設定温度40(℃)に補正値0.8(℃)を加え、設定温度(℃)を40.0(℃)から40.8(℃)に補正する。混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)が、補正後の設定温度40.8(℃)となるように調温する。熱源機利用状態に切換わった後、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)によって40.0(℃)に調温される温度は、蓄熱利用状態のときに混合水サーミスタ54が検出する温度の40.8(℃)に相当する温度に調温されることとなる。これによって、蓄熱利用状態から熱源機利用状態に切換わっても、調温される温水の温度は変化することなく、安定化する。
(3)例えば、設定温度が40.0(℃)であり、ミキシングユニット24で調温される温水の温度が安定しており、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)が40.8(℃)であり、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)が40.0(℃)であるとする。このときの誤差h(℃)は0.8(℃)である。蓄熱利用状態のときに、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)に補正値h(℃)を加味し、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)を補正する。即ち、検出温度e(℃)から補正値0.8(℃)を減じ、検出温度e(℃)を40.8(℃)から40.0(℃)に補正する。混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)の補正後温度が設定温度である40.0(℃)となるように調温される。混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)の補正後温度は、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)に相当するため、混合水サーミスタ54の検出温度e(℃)の補正後温度によって40.0(℃)に調温される温度と、熱源機利用状態に切換わった後、給湯サーミスタ65の検出温度f(℃)によって40.0(℃)に調温される温度は等しくなる。これによって、蓄熱利用状態から熱源機利用状態に切換わっても、調温される温水の温度は変化することなく、安定化する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
本実施例に係る給湯システムを組込んだコージェネレーションシステムの系統図。 本実施例に係る調温制御処理のフローチャート(1)。 本実施例に係る調温制御処理のフローチャート(2)。
符号の説明
10:給湯システム
20:蓄熱槽、20a:出口部
21:コントローラ
22:熱源機
23:リモコン
24:ミキシングユニット、24a:給水入口、24b:温水出口24c:温水入口
25:湯張り経路
26:給水経路、26a:入口
27:注湯弁
28:減圧弁
30:ミキシングユニット給水経路
31:リリーフ弁
32:圧力開放経路、32a:一端、32b:他端
33:排水経路
34:排水弁
35:上部サーミスタ
36:下部サーミスタ
40:循環ポンプ
42:温水経路
44:往路サーミスタ
45:復路サーミスタ
47:第2水量センサ
48:給水サーミスタ
50:温水サーミスタ
51:温水経路
52:バーナ熱交換器
54:混合水サーミスタ
55:ハイカットサーミスタ
56、57:バーナ
58:追炊き熱交換器
59:補給水弁
60:バーナ熱交換器
61:シスターン
62:シスターン入水経路
63:給湯栓経路
64:給湯栓
65:給湯サーミスタ
66:水位電極、66a:ハイレベルスイッチ、66b:ローレベルスイッチ
67:第1水量センサ
68:シスターン出水経路
69:暖房ポンプ
70:低温水経路
71:バーナ上流経路
72:暖房低温サーミスタ
73:高温水経路
74:暖房高温サーミスタ
75:暖房端末熱動弁
76:暖房端末機、76a:操作スイッチ、76b:熱交換器
77:追炊き経路
78:追炊き熱動弁
79:浴槽、79a:吸出口、79b:供給口
80:風呂循環経路
81:風呂水位センサ
82:風呂循環ポンプ
83:湯張り量センサ
84:風呂水流スイッチ
85:風呂サーミスタ
86:三方弁、86a:Aポート、86b:Bポート、86c:Cポート
87:低温水戻り経路
88:蓄熱槽経路、88a:熱交換部
89:低温戻りサーミスタ
90:床暖房熱動弁
91:床暖房機
92:バイパス経路
93:バイパス熱動弁
94:低温サーミスタ
110:発電ユニット
112:改質器
114:燃料電池
116:熱交換器
117:熱媒温度センサ
118:熱交換器
119:熱媒冷却ファン
120:熱媒放熱器
121:水素ガス供給経路
122:熱媒三方弁、122a:入口、122b:出口、122c:出口
124:熱媒循環経路
125:リザーブタンク
126:燃焼ガス経路
127:熱媒ポンプ
128:循環経路、128a:循環復路、128b:循環往路
129:冷却経路
131:バーナ

Claims (1)

  1. 外部装置の運転によって発生した熱で加熱された温水を貯える蓄熱槽と、
    蓄熱槽内の温水と水道水を混合するミキシングユニットと、
    ミキシングユニットを通過した温水を加熱する熱源機と、
    ミキシングユニットの下流側の温水の温度を検出する混合水温度検出手段と、
    熱源機の下流側の温水の温度を検出する給湯温度検出手段と、
    給湯温度を設定する温度設定手段と、
    熱源機の非運転中に混合水温度検出手段が検出する温度と給湯温度検出手段が検出する温度の誤差を算出する手段と、
    熱源機の非運転中は混合水温度検出手段が検出する温度によってミキシングユニットを制御して給湯温度が設定温度に一致するように調温制御し、熱源機の運転中は給湯温度検出手段が検出する温度によって熱源機を制御して給湯温度が設定温度に一致するように調温制御するコントローラを有し、
    前記コントローラは、熱源機の非運転中に混合水温度検出手段が検出する温度と設定温度のいずれか一方に誤差算出手段で算出した誤差を加味した温度が他方に一致するように制御するか、あるいは、熱源機の運転中に給湯温度検出手段が検出する温度と設定温度のいずれか一方に誤差算出手段で算出した誤差を加味した温度が他方に一致するように制御することを特徴とする給湯システム。
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JP2018173228A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 株式会社ガスター 熱源装置
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