JP2005113880A - ピストンポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ピストンポンプにて、ピストンと摺動リングを組付ける両シリンダ部材の製作コスト低減と、構成部品点数の低減を図る。
【解決手段】 ピストンポンプは、第1シリンダ部材13のシリンダ穴13aにポンプ室Roを形成するピストン17と、ピストン17に設けられてポンプ室Roの容積増減時に開閉する吸入弁V1と、ポンプ室Roの吐出側に設けられてポンプ室Roの容積減増時に開閉する吐出弁V2とを備え、第1シリンダ部材13に組付けた第2シリンダ部材15のシリンダ穴15aに吸入室R1と吐出室R2を区画形成し軸方向に往復動することで吸入室R1から吐出室R2に充填される流体をポンプ室Roに充填する摺動リング19を備えている。第1シリンダ部材13はピストンの一端部17aを収容するシリンダ穴13aを有した無切削加工品であり、第2シリンダ部材15は摺動リング19を収容するシリンダ穴15aを有する無切削加工品である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ピストンポンプ、例えば、車両用ブレーキ装置のポンプとして採用されるピストンポンプに関する。
この種のピストンポンプの一つとして、吸入口と吐出口を有するポンプハウジングに組付けられる第1シリンダ部材のシリンダ穴にポンプ室を形成し軸方向に往復動されることにより前記ポンプ室の容積を増減するピストンと、このピストンに設けられて前記ポンプ室の容積増大時に開き容積減少時に閉じる吸入弁と、前記ポンプ室の吐出側に設けられて前記ポンプ室の容積減少時に開き容積増大時に閉じる吐出弁とを備えるとともに、前記第1シリンダ部材の吸入側に同軸的に配置されて前記ポンプハウジングに組付けられる第2シリンダ部材のシリンダ穴に吸入口に連通する吸入室と前記ポンプ室または前記吸入室に連通する吐出室を区画形成し前記ポンプ室の容積の増減に同期して前記ピストンおよび前記第2シリンダ部材に対して軸方向に往復動することにより前記吸入室から前記吐出室に充填される流体を前記ポンプ室に充填する摺動リングを備えているものがあり、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
特許第3278982号公報
上記した従来のピストンポンプでは、ピストンとによりポンプ室を形成する第1シリンダ部材にシリンダ穴(上記公報では摺動孔)と吐出通孔(上記公報では吐出通路)が穿設され、また、摺動リングを収容する第2シリンダ部材にピストン支持孔(上記公報ではピストン孔)、シリンダ穴(上記公報では大径孔)、および複数の径方向連通孔(上記公報では吸入口)が穿設されていて、両シリンダ部材が共に切削加工品とされている。このため、両シリンダ部材の部品コストが大となる。
また、上記した従来のピストンポンプでは、第1シリンダ部材と第2シリンダ部材間にワッシャが介装されるとともに、ピストンと第2シリンダ部材間にピストン用シールリングが介装されている。また、第2シリンダ部材の外周にシリンダ用シールリングが組付けられていて、このシリンダ用シールリングは第2シリンダ部材とポンプハウジング間に介装されるように構成されている。このため、上記した従来のピストンポンプでは、第1シリンダ部材、第2シリンダ部材、ピストン、吸入弁、吐出弁、摺動リング等が必要であるとともに、ワッシャ、ピストン用シールリングおよびシリンダ用シールリング等の部品が必要である。
そこで、本発明は、当該ピストンポンプにおいて、両シリンダ部材の製作コスト低減と、構成部品点数の低減を図ることを課題としている。
本発明は、上記した課題を解決するために、吸入口と吐出口を有するポンプハウジングに組付けられる第1シリンダ部材のシリンダ穴にポンプ室を形成し軸方向に往復動されることにより前記ポンプ室の容積を増減するピストンと、このピストンに設けられて前記ポンプ室の容積増大時に開き容積減少時に閉じる吸入弁と、前記ポンプ室の吐出側に設けられて前記ポンプ室の容積減少時に開き容積増大時に閉じる吐出弁とを備えるとともに、前記第1シリンダ部材の吸入側に同軸的に配置されて前記ポンプハウジングに組付けられる第2シリンダ部材のシリンダ穴に吸入口に連通する吸入室と前記ポンプ室または前記吸入室に連通する吐出室を区画形成し前記ポンプ室の容積の増減に同期して前記ピストンおよび前記第2シリンダ部材に対して軸方向に往復動することにより前記吸入室から前記吐出室に充填される流体を前記ポンプ室に充填する摺動リングを備えてなるピストンポンプにおいて、前記第1シリンダ部材は前記ピストンの一端部を収容するシリンダ穴を有した無切削加工品であり、前記第2シリンダ部材は前記摺動リングを収容するシリンダ穴を有する無切削加工品であることに特徴がある。
このピストンポンプにおいては、第1シリンダ部材と第2シリンダ部材が共に無切削加工品(例えば、鍛造品、プレス成形品、樹脂成形品等)であるため、第1シリンダ部材と第2シリンダ部材を共に切削加工品とする場合に比して、第1シリンダ部材と第2シリンダ部材の製作コストを低減することが可能である。また、第1シリンダ部材と第2シリンダ部材が共に無切削加工品であるため、その製作時にバリ等の異物の発生を抑えることが可能であり、同異物の当該ピストンポンプ内への侵入を防ぐことが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記第2シリンダ部材は一端部にて前記第1シリンダ部材の外周に圧入嵌合されていて、同第2シリンダ部材の他端には前記摺動リングまたは前記ピストンと係合可能で前記ピストンを抜け止めする突起が形成されていることも可能である。この場合には、シンプルな構成で第1シリンダ部材、第2シリンダ部材、ピストン、摺動リング等をポンプハウジングに組付ける前にサブアッセンブリとすることが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記第2シリンダ部材は樹脂成形品であり、この第2シリンダ部材にはフィルタが組付けられていることも可能である。この場合には、第2シリンダ部材がフィルタの支持部材を兼用する。また、本発明の実施に際して、前記ピストンの他端部は前記第2シリンダ部材を非接触で貫通して突出しており、同突出部にて前記ピストンは環状のシール部材を介して前記ポンプハウジングに軸方向へ移動可能に支持されていることも特徴がある。
この場合には、従来のピストンポンプにおいて、ピストンと第2シリンダ部材間に介装されるピストン用シールリングの機能(第2シリンダ部材内と外部との連通を遮断する機能)と、第2シリンダ部材とポンプハウジング間に介装されるシリンダ用シールリングの機能(ポンプハウジング内と外部との連通を遮断する機能)とを、本発明においてピストンの突出部とポンプハウジング間に介装される環状のシール部材が兼ね備えるため、当該ピストンポンプにて使用するシール部材の数を少なくして部品点数の減少を図ることが可能である。
また、この場合において、前記ピストンの突出部に対応して設けた前記シール部材は前記ポンプハウジングに組付けられていて、同シール部材は前記第2シリンダ部材の他端部により軸方向移動を規制されていることも可能である。この場合には、第2シリンダ部材の他端部をシール部材の抜け止めストッパとして機能させることができる。
また、本発明の実施に際しては、前記摺動リングの外周が摺接する前記第2シリンダ部材の内周部に軸方向に延びる微細な溝を形成することも可能である。この場合には、当該ピストンポンプに流体を充填する際のエア抜き作業時(真空引きする作業時)に微細な溝を通して吐出室からエアを的確に抜くことが可能である。
以下に、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明によるピストンポンプの第1実施形態を示していて、この第1実施形態のピストンポンプでは、吸入口11aおよび吐出口11bを有するポンプハウジング11の内孔11cに、第1シリンダ部材13と第2シリンダ部材15とピストン17と摺動リング19等が組み込まれるとともに、吸入弁V1と吐出弁V2が組み込まれている。
第1シリンダ部材13は、プレス成形品(例えば、鍛造品、樹脂成形品等であってもよい)であって無切削加工品であり、シリンダ穴13aを有するとともに、吐出弁V2の弁孔13bおよび弁座13cと環状の膨出部13dを有していて、膨出部13dにてポンプハウジング11の内孔11cに液密的に嵌合されている。また、第1シリンダ部材13は、キャップ21によって抜け止めされていて、そのシリンダ穴13aには、ピストン17の一端部17aが環状のシール部材23および吸入弁V1と共に組付けられるとともに、ピストンリターンスプリング25が組付けられている。
第2シリンダ部材15は、樹脂成形品(例えば、鍛造品、プレス成形品等であってもよい)であって無切削加工品であり、シリンダ穴15aを有するとともに、他端に径内方に向けて突出する環状の突起15bを有していて、一端部にて第1シリンダ部材13の他端部外周に同軸的に圧入嵌合されている状態にて、ポンプハウジング11の内孔11c内に液密的に嵌合されている。また、第2シリンダ部材15には、図1〜図3にて示したように、その軸方向中間部に複数の吸入孔15cが形成されていて、これら吸入孔15cに対応してフィルタ16が一体的に組付けられている。なお、フィルタ16は、円筒状に形成された単一物である。
また、第2シリンダ部材15のシリンダ穴15aには、摺動リング19が軸方向へ移動可能に組付けられていて、ピストン17の外周に吸入室R1と吐出室R2が区画形成されている。また、摺動リング19の外周が摺接する第2シリンダ部材15の内周部には、図2および図3にて示したように、軸方向に延びる微細な溝15dが一対形成されている。
ピストン17は、他端部17bが第2シリンダ部材15を非接触で貫通して突出していて、同突出部にて樹脂製で環状のガイドリング27とゴム製で環状のシール部材29を介してポンプハウジング11の内孔11c内に液密的かつ軸方向へ摺動可能に嵌合されており、他端にて電気モータ(図示省略)によって回転駆動される偏心体31の外周面の摺動可能に係合している。
また、ピストン17は、その一端部17aとこれに装着した環状のシール部材23とによって、シリンダ穴13aにポンプ室Roを形成している。このピストン17は、偏心体31の回転により、ピストンリターンスプリング25の付勢力に抗して軸方向に往動されたときポンプ室Roの容積を減少させ、ピストンリターンスプリング25の付勢力によって軸方向に復動されたときポンプ室Roの容積を増大させるように構成されている。
また、ピストン17には、軸心にて軸方向に延びて一端を吸入弁V1の弁孔とする連通孔17cと、この連通孔17cに径内端にて連通する径方向の連通孔17d,17eが形成されるとともに、摺動リング19の内周部を軸方向へ所定量移動可能に収容するとともに底部に連通孔17dが径外端にて開口する環状の取付溝17fが形成されている。
摺動リング19は、第2シリンダ部材15内でピストン17の外周に吸入室R1と吐出室R2を区画形成していて、ピストン17の軸方向移動に伴うポンプ室Roの容積の増減に同期して、ピストン17および第2シリンダ部材15に対して軸方向に往復動することにより、吸入室R1からピストン17の取付溝17f、連通孔17d,17c,17eを通して吐出室R2に充填される液体を、吐出室R2からピストン17の連通孔17e,17cと吸入弁V1を通してポンプ室Roに充填する。なお、吸入室R1には、ポンプハウジング11の吸入口11aから第2シリンダ部材15の吸入孔15cとフィルタ16を通して液体が吸入される。
ピストンリターンスプリング25は、圧縮コイルスプリングであり、第1シリンダ部材13とピストン17間に所定の予備荷重を付与して介装されていて、ピストン17、摺動リング19、吸入弁V1等を偏心体31に向けて付勢している。
吸入弁V1は、ピストン17のポンプ室側端部に設けられていて、ピストン17に形成した弁座17gに着座・離座するボール弁体33と、このボール弁体33とスプリングリテーナ35(ピストン17に固定されている)間に介装されてボール弁体33を弁座17gに向けて小荷重にて付勢するスプリング37を備えており、ポンプ室Roの容積増大時に開き容積減少時に閉じるように構成されている。
吐出弁V2は、第1シリンダ部材13の吐出側端部すなわちポンプ室Roの吐出側に設けられていて、第1シリンダ部材13に形成した弁座13cに着座・離座するボール弁体41と、このボール弁体41とキャップ21間に介装されてボール弁体41を弁座13cに向けて小荷重にて付勢するスプリング43を備えており、ポンプ室Roの容積増大時に閉じ容積減少時に開くように構成されている。
上記のように構成した第1実施形態のピストンポンプにおいては、電気モータ(図示省略)によって偏心体31が回転駆動されることに伴う偏心体31とピストンリターンスプリング25の協同作用より、ピストン17が軸方向に往復動されて、ポンプ室Roの容積が増減され、また吸入弁V1と吐出弁V2がそれぞれ機能して、吸入口11aから吐出口11bに向けて液体が流動する。
また、このときには、ポンプ室Roの容積が増加する際に、吸入室R1と吐出室R2との連通を摺動リング19が遮断して、容積が減少する吐出室R2から各連通孔17e,17cと吸入弁V1を介してポンプ室Roへ液体が充填されるとともに、容積が増加する吸入室R1に吸入口11aからフィルタ16を通して液体が充填され、ポンプ室Roの容積が減少する際に、吸入室R1と吐出室R2とを摺動リング19が図示したように連通させて、容積が減少する吸入室R1から容積が増加する吐出室R2へ液体が充填される。
ところで、この第1実施形態のピストンポンプにおいては、第1シリンダ部材13と第2シリンダ部材15が共に無切削加工品であるため、第1シリンダ部材と第2シリンダ部材を共に切削加工品とする場合に比して、第1シリンダ部材13と第2シリンダ部材15の製作コストを低減することが可能である。また、第1シリンダ部材13と第2シリンダ部材15が共に無切削加工品であるため、その製作時にバリ等の異物の発生を抑えることが可能であり、同異物の当該ピストンポンプ内への侵入を防ぐことが可能である。
また、この第1実施形態のピストンポンプにおいては、第2シリンダ部材15が一端部にて第1シリンダ部材13の外周に圧入嵌合され、第2シリンダ部材15の他端にはピストン17の段部と係合可能でピストン17を抜け止めする突起15bが形成されている。このため、第2シリンダ部材15に突起15bを形成するといったシンプルな構成で、第1シリンダ部材13、第2シリンダ部材15、ピストン17、摺動リング19等をポンプハウジング11に組付ける前にサブアッセンブリ化(一体化)することが可能である。
また、この第1実施形態のピストンポンプにおいては、第2シリンダ部材15が樹脂成形品であり、この第2シリンダ部材15にはフィルタ16が組付けられている。このため、第2シリンダ部材15がフィルタ16の支持部材を兼用する。また、この第1実施形態のピストンポンプにおいては、ピストン17の他端部17bが第2シリンダ部材15を非接触で貫通して突出しており、同突出部にてピストン17は環状のガイドリング27とシール部材29を介してポンプハウジング11に軸方向へ移動可能に支持されている。
このため、従来のピストンポンプにおいて、ピストンと第2シリンダ部材間に介装されるピストン用シールリングの機能(第2シリンダ部材内と外部との連通を遮断する機能)と、第2シリンダ部材とポンプハウジング間に介装されるシリンダ用シールリングの機能(ポンプハウジング内と外部との連通を遮断する機能)とを、本実施形態のピストン17の突出部とポンプハウジング11間に介装される環状のシール部材29が兼ね備える。したがって、当該ピストンポンプにて使用するシール部材の数を少なくして部品点数の減少を図ることが可能である。
また、この第1実施形態のピストンポンプにおいては、ピストン17の突出部に対応して設けたシール部材29がポンプハウジング11に組付けられていて、同シール部材29は第2シリンダ部材15の他端部すなわち突起15bにより軸方向移動を規制されている。このため、第2シリンダ部材15の突起15bをシール部材29の抜け止めストッパとしても機能させることができる。
また、この第1実施形態のピストンポンプにおいては、摺動リング19の外周が摺接する第2シリンダ部材15の内周部に軸方向に延びる微細な溝15dを形成した。このため、摺動リング19が軸方向に移動することにより得られる充填機能を損なうことなく、当該ピストンポンプを本実施形態のように液体ポンプとして使用する際のエア抜き作業時に微細な溝15dを通して吐出室R2からエアを的確に抜くことが可能である。
上記した第1実施形態においては、ポンプハウジング11とピストン17間に介装されて外部との連通を遮断する環状のシール部材29をポンプハウジング11側に組付けて実施したが、図4に示した第2実施形態のように、ポンプハウジング11とピストン17間に介装されて外部との連通を遮断する環状のシール部材29をピストン17側に組付けて実施することも可能である。
図4に示した第2実施形態では、上述したようにシール部材29がピストン17側に組付けられていること、および、ピストン17に段部が無くて、第2シリンダ部材15の他端に形成した突起15bが摺動リング19と係合可能で摺動リング19を介してピストン17を抜け止めすることを除いて、上記した第1実施形態と実質的に同じであるため、同一符号を付してその説明は省略する。また、この第2実施形態の作用効果は、上記した第1実施形態の作用効果と実質的に同じであるため、その説明は省略する。
本発明によるピストンポンプの第1実施形態を示す全体構成図である。 図1に示した第2シリンダ部材の拡大断面図である。 図2の3−3線に沿う断面図である。 本発明によるピストンポンプの第2実施形態を示す全体構成図である。
符号の説明
11…ポンプハウジング、11a…吸入口、11b…吐出口、13…第1シリンダ部材、13a…シリンダ穴、13b…弁孔、13c…弁座、13d…膨出部、15…第2シリンダ部材、15a…シリンダ穴、15b…突起、15c…吸入孔、15d…微細な溝、16…フィルタ、17…ピストン、17a…一端部、17b…他端部、17c,17d,17e…連通孔、17f…取付溝、17g…弁座、19…摺動リング、21…キャップ、23…シール部材、29…シール部材、V1…吸入弁、V2…吐出弁、Ro…ポンプ室、R1…吸入室、R2…吐出室

Claims (6)

  1. 吸入口と吐出口を有するポンプハウジングに組付けられる第1シリンダ部材のシリンダ穴にポンプ室を形成し軸方向に往復動されることにより前記ポンプ室の容積を増減するピストンと、このピストンに設けられて前記ポンプ室の容積増大時に開き容積減少時に閉じる吸入弁と、前記ポンプ室の吐出側に設けられて前記ポンプ室の容積減少時に開き容積増大時に閉じる吐出弁とを備えるとともに、前記第1シリンダ部材の吸入側に同軸的に配置されて前記ポンプハウジングに組付けられる第2シリンダ部材のシリンダ穴に吸入口に連通する吸入室と前記ポンプ室または前記吸入室に連通する吐出室を区画形成し前記ポンプ室の容積の増減に同期して前記ピストンおよび前記第2シリンダ部材に対して軸方向に往復動することにより前記吸入室から前記吐出室に充填される流体を前記ポンプ室に充填する摺動リングを備えてなるピストンポンプにおいて、前記第1シリンダ部材は前記ピストンの一端部を収容するシリンダ穴を有した無切削加工品であり、前記第2シリンダ部材は前記摺動リングを収容するシリンダ穴を有する無切削加工品であることを特徴とするピストンポンプ。
  2. 請求項1に記載のピストンポンプにおいて、前記第2シリンダ部材は一端部にて前記第1シリンダ部材の外周に圧入嵌合されていて、同第2シリンダ部材の他端には前記摺動リングまたは前記ピストンと係合可能で前記ピストンを抜け止めする突起が形成されていることを特徴とするピストンポンプ。
  3. 請求項1または2に記載のピストンポンプにおいて、前記第2シリンダ部材は樹脂成形品であり、この第2シリンダ部材にはフィルタが組付けられていることを特徴とするピストンポンプ。
  4. 請求項1〜3の何れか一つに記載のピストンポンプにおいて、前記ピストンの他端部は前記第2シリンダ部材を非接触で貫通して突出しており、同突出部にて前記ピストンは環状のシール部材を介して前記ポンプハウジングに軸方向へ移動可能に支持されていることを特徴とするピストンポンプ。
  5. 請求項4に記載のピストンポンプにおいて、前記ピストンの突出部に対応して設けた前記シール部材は前記ポンプハウジングに組付けられていて、同シール部材は前記第2シリンダ部材の他端部により軸方向移動を規制されていることを特徴とするピストンポンプ。
  6. 請求項1〜5の何れか一つに記載のピストンポンプにおいて、前記摺動リングの外周が摺接する前記第2シリンダ部材の内周部に軸方向に延びる微細な溝を形成したことを特徴とするピストンポンプ。
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