JP2005112373A - 飛灰の袋詰め方法および飛灰の袋詰めシステム - Google Patents

飛灰の袋詰め方法および飛灰の袋詰めシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 飛灰を袋詰めして回収する際に、飛灰が飛散しないように袋に充填する。
【解決手段】 ホッパ105下端に袋状の開口部保持部材118を具備し、この開口部保持部材118を回収袋113の開口部を覆うようにして固定する。この固定は、開口部保持部材118を回収袋113に密着させるだけでもよいし、密着させてからリング部材で固定してもよいし、開口部保持部材118にシール部材を設けて回収袋113に吸着させてもよい。
【選択図】 図2

Description

本発明は、有機物質、無機物質、含水物質等の原料を加熱により熱分解して、乾燥品、炭化品、灰化品、土壌類の洗浄品(汚染度上の浄化)等を得る技術に係り、特に原料が熱分解する際に生じる排ガスに含まれる灰分を飛灰としてバグフィルタ装置で捕集回収し、これを空気輸送により搬送して袋詰めにする技術に関するものである。
近年、各種汚泥、有機性廃棄物、生産活動で発生した端材などは、産業廃棄物として乾燥処理、熱分解処理(炭化など)などの加熱処理に供されている。
前記加熱処理としては、通常、間接加熱方式が採用されている。間接加熱の利点は、被処理物を直接加熱しないで、熱分解により水分を除去して乾燥物を得るか、またはさらに加熱して可燃性の揮発成分を除去して炭化物を得ているので、被処理物の素材の特徴を活かすことができる。
図3は間接加熱方式を採用した加熱処理装置を備えた施設の概略図である。加熱処理装置200は、乾燥炉201と熱分解炉202とを備えている。乾燥炉201及び熱分解炉202は、ロータリーキルン方式を採用し、被処理物が供される回転炉203,204と、回転炉203,204を加熱する加熱ジャケット205,206を備えている。加熱ジャケット205,206には熱風炉207から熱風ガスが供される。乾燥炉201や熱分解炉202で得た乾燥物及び炭化物等は、肥料資材、園芸用土壌資材等として有効利用されている。一方、乾燥炉201及び熱分解炉202で発生した水蒸気及び熱分解ガスは、ガス燃焼炉208に供されて燃焼処理される。
ガス燃焼炉208で燃焼処理したガスは、ダイオキシンの再合成を回避するため、熱交換器209において急速冷却した後、バグフィルタ210において排ガス中のダストを除去して浄化処理することが行われている。浄化処理したガスは、ブロアによって煙突から系外に排気される。
図4は通常運転時のバグフィルタ装置の概略図、図5は濾布洗浄時のバグフィルタ装置の概略図である。図4および図5に示されたバグフィルタは、パルスジェット方式に基づくもので、被処理ガス(例えば熱交換器から排出されたガス)が供給される濾布301を設けた処理室302と、濾布301を通気したガス(処理ガス)が捕集される排気室303を備えている。
処理室302と排気室303は、区画板304によって区画されている。区画板304、処理室302内において円筒器状の濾布301を複数配置している。濾布301は、区画板304の開口部に着脱自由に取り付けた図示省略した円筒器状の支持フレームに支持されている。また、処理ガスが排出される濾布301の開口部にはベンチュリ305が設けられ、系外から導入した圧縮空気による濾布の洗浄を効果的なものにしている。
圧縮空気は圧縮空気導入管306を介して導入される。圧縮導入配管306には圧縮空気を濾布301に供給するためのノズル配管307が接続される。ノズル配管307には電磁弁等のバルブ308が具備されている。ノズル配管307は処理室302内に設けられる濾布301の数に応じて設けられる。圧縮空気導入管306にはバグフィルタ内に火災が発生したとき圧縮空気の導入を遮断するバルブ309が設けられている。
また、処理室302の下部は濾布301によって分離した飛灰等のダストを捕集するホッパー部310が形成されている。ホッパー部310には、コンベアモータによって駆動するスクリューコンベア311が設けられ、捕集したダストをバグフィルタ外に移送できるようにしてある。ここでは、ロータリーバルブ312を介して回収タンク313に移送される。回収タンク313は、バグフィルタと気密に連設することが望ましい。バグフィルタと回収タンク313とが気密に連絡されていないと、処理ガスを排出するためのブロア314の運転を継続した場合、両者の接続部から空気が流入し、バグフィルタ内の火災を助長させてしまうからである。
次いで、図4、図5を参照しながら、バグフィルタの動作例を説明する。
通常運転時には、被処理ガスがブロア314の運転によってバグフィルタ内の処理室302に導入される。導入された被処理ガスは濾布301を通過し排気室303を経て系外に排出される。この際、ガス中の飛灰等のダストが濾布301によって除去される。このとき、適時、圧縮空気による濾布洗浄が実行される。すなわち、圧縮空気供給管306から圧縮空気が瞬時供給される。このとき、濾布301に付着して飛灰等のダストが払い落とされる。ホッパー部310に捕集されたダストはスクリューコンベア311によって回収タンク313に移送される。
上述のようにして廃棄物等を処理することで発生する粉塵、飛灰等を回収する技術として、空気輸送により粉塵を回収する技術(例えば、特許文献1参照。)、空気輸送により飛灰を回収する技術(例えば、特許文献2、3参照。)等が開示されている。
特開2003−80188号公報 特開平10−238749号公報 特開2002−71119号公報
回収タンクに回収された飛灰は、別の容器に移し替えてから処分場に運搬される。飛灰は微細で且つ軽い性質を有しているので、飛灰を容器に移し替える作業中に大気中に飛散する可能性がある。これを防止するために、水を噴霧する等の対策が施され、作業員の作業環境の保護が図られているが、十分とは言えない。
一方、灰類などの微粉末の搬送方法として空気輸送を用いることが知られているが、搬送後の灰類の取り扱いに関する技術ついては何ら開示されておらず、搬送後の灰類等の処理が問題となる。
本発明はかかる事情に鑑みなされたもので、その目的は、飛灰を袋詰めして回収するにあたり、飛灰の飛散を防止して作業環境の適切な維持を行うため、バグフィルタ装置において捕集回収した飛灰を空気輸送により所定箇所に搬送し、搬送された飛灰が飛散しないように袋に充填することを目的とする。
そこで請求項1に記載の飛灰の袋詰め方法は、原料を加熱処理する際に生じた排ガス中の飛灰をバグフィルタで捕集してから回収タンクに回収した後に、飛灰が大気中に飛散しないように袋詰めを行う方法であって、前記回収タンク内の飛灰を空気輸送装置によりホッパに導入する第1工程と、前記ホッパに導入された飛灰を該ホッパに具備される定量を行う手段により規定の体積または重量に分別する第2工程と、前記分別した飛灰を大気中に飛散しないように袋詰めにする第3工程と、前記袋詰めした回収袋を密封する第4工程とからなることを特徴とする。
また、請求項2に記載の飛灰の袋詰め方法は、請求項1記載の飛灰の袋詰め方法において、前記第1工程の空気輸送装置は、前記回収タンクに取り付ける吸引ノズルと、この吸引ノズルを前記ホッパに接続する配管と、前記ホッパに接続し空気の吸引を行うコンプレッサと、このコンプレッサへの飛灰の侵入を防止するフィルタとから構成されることを特徴とする。
また、請求項3に記載の飛灰の袋詰め方法は、請求項1または2記載の飛灰の袋詰め方法において、前記第2工程の定量を行う手段は前記ホッパの下部に具備される定量計測部と第1開閉ダンパと第2開閉ダンパとからなり、前記第1開閉ダンパを開放して前記ホッパに導入された飛灰を前記定量計測部に導入し、規定した体積または重量の飛灰を前記定量計測部に堆積させてから前記第1開閉ダンパを閉じ、前記第2開閉ダンパを開放して規定した体積または重量の飛灰を袋詰めにすることを特徴とする。
また、請求項4に記載の飛灰の袋詰め方法は、請求項1〜3いずれかに記載の飛灰の袋詰め方法において、前記第3工程は、前記ホッパ下端の開口部に装着した回収袋に前記分別された飛灰を導入するもので、前記回収袋を袋保持枠により保持し、前記ホッパ下端の開口部を前記回収袋の開口部で覆うようにして該回収袋を装着し、前記ホッパ下端には袋状の開口部保持部材を設置し、この開口部保持部材の開口部で前記回収袋を封止してから袋詰めを行うことを特徴とする。
また、請求項5に記載の飛灰の袋詰めシステムは、原料を加熱処理する際に生じた排ガス中の飛灰をバグフィルタで捕集してから回収タンクに回収した後に、飛灰が大気中に飛散しないように袋詰めを行うシステムであって、前記回収タンクに取り付ける吸引ノズルと、この吸引ノズルをホッパに接続する配管と、前記ホッパに接続し空気の吸引を行うコンプレッサと、このコンプレッサへの飛灰の侵入を防止するフィルタと、前記ホッパに設置された飛灰の定量を行う手段と、前記ホッパ下端の開口部に装着する回収袋と、この回収袋を密封する手段とからなることを特徴とする。
また、請求項6に記載の飛灰の袋詰めシステムは、請求項5記載の袋詰めシステムにおいて、前記飛灰の定量を行う手段は、前記ホッパの下部に具備される定量計測部と第1開閉ダンパと第2開閉ダンパとからなり、前記第1開閉ダンパを開放して前記ホッパに導入された飛灰を前記定量計測部に導入し、規定した体積または重量の飛灰を前記定量計測部に堆積させてから前記第1開閉ダンパを閉じ、前記第2開閉ダンパを開放して規定した体積または重量の飛灰を袋詰めにすることを特徴とする。
また、請求項7に記載の飛灰の袋詰めシステムは、請求項5または6記載の飛灰の袋詰めシステムにおいて、前記前記ホッパ下端の開口部に取り付けられている回収袋は、袋保持枠により保持され、前記ホッパ下端の開口部を前記回収袋の開口部で覆うようにして該回収袋を装着し、前記ホッパ下端には袋状の開口部保持部材を設置し、この開口部保持部材の開口部で前記回収袋を封止してから袋詰めを行うことを特徴とする。
請求項1の飛灰の袋詰め方法において、原料としては、各種汚泥、有機性廃棄物、生産活動で発生した端材などの産業廃棄物等がある。また、加熱処理は図3に示した施設を用いて行うことができる。また、バグフィルタには図4、5に示したものを用いることができる。この袋詰め方法では、第2工程で飛灰を規定の体積または重量に分別することで、袋詰めする際に飛灰が袋からあふれることが無い。この効果は、飛灰を規定の体積または重量以下に分別した場合も同様である。また、第4工程における回収袋の密封にはシーラ等の装置、シール部材、リング状部材、ひも部材等を用いて行うことができるが、回収袋を密封できるものであればよい。
請求項2の飛灰の袋詰め方法において、ホッパに導入された飛灰は、ホッパ内に堆積するか、フィルタに付着する。このフィルタに駆動源を設置して、付着した飛灰を除去するようにしてもよい。
請求項3の飛灰の袋詰め方法において、(1)定量計測部の側壁に目盛りと覗き窓とを設置する方法、(2)定量計測部を完全に充填することで飛灰を一定の体積または重量とする方法、(3)第1開閉ダンパを開放した時間と飛灰の導入速度とから飛灰の体積または重量を算出する方法、(4)堆積した飛灰の上面を感知するセンサを定量計測部に設置する方法等により飛灰の体積または重量を測定することができる。
請求項4の飛灰の袋詰め方法において、開口部保持部材の開口部で回収袋を封止するとは、回収袋に飛灰を詰める際に飛散した飛灰が大気中にまで飛散しない程度に開口部保持部材の開口部が回収袋に装着されていればよい。
請求項5の飛灰の袋詰めシステムにおいて、原料としては、各種汚泥、有機性廃棄物、生産活動で発生した端材などの産業廃棄物等がある。また、加熱処理は図3に示した施設を用いて行うことができる。また、バグフィルタには図4、5に示したものを用いることができる。定量を行う手段により飛灰を規定の体積または重量に分別することで、袋詰めする際に飛灰が袋からあふれることが無い。この効果は、飛灰を規定の体積または重量以下に分別した場合も同様である。また、回収袋を密封する手段にはシーラ等の装置、シール部材、リング状部材、ひも部材等を用いることができるが、回収袋を密封できるものであればよい。
請求項6の飛灰の袋詰めシステムにおいて、(1)定量計測部の側壁に目盛りと覗き窓とを設置する方法、(2)定量計測部を完全に充填することで飛灰を一定の体積または重量とする方法、(3)第1開閉ダンパを開放した時間と飛灰の導入速度とから飛灰の体積または重量を算出する方法、(4)堆積した飛灰の上面を感知するセンサを定量計測部に設置する方法等により飛灰の体積または重量を測定することができる。
請求項7の飛灰の袋詰めシステムにおいて、開口部保持部材の開口部で回収袋を封止するとは、回収袋に飛灰を詰める際に飛散した飛灰が大気中にまで飛散しない程度に開口部保持部材の開口部が回収袋に装着されていればよい。
本発明によれば、飛灰を空気輸送によりホッパに移送し、移送した飛灰を大気中に飛散させないように袋詰めすることができるので、飛灰の処理に際し良好な作業環境を確保することができ、さらには処理施設から環境への排出を低減することができる。
図1は空気輸送装置100により飛灰を袋詰めするシステムの概略図である。なお、本システムは、前記図3〜5に記載のバグフィルタ等により回収した飛灰、その他の各種粉塵等に適用できる。
図1において、飛灰が堆積する回収タンク101には飛散防止保護蓋102が取り付けられており、この飛散防止保護蓋102を貫通して吸引ノズル103が挿入されて着脱自由に取り付けられている。吸引ノズル103には配管104が接続されており、この配管104はホッパ105に通じている。
ホッパ105の上部にはベンチュリ108を介して、空気の吸引を行うコンプレッサ109が接続されている。また、コンプレッサ109にはコンプレッサ109内に飛灰を流入させないようにするために、飛灰を付着するフィルタ106が取り付けられている。また、フィルタ106はフィルタ106表面に付着した飛灰を振動等により除去する手段としてフィルタ駆動源107を具備している。
ホッパ105の下部には定量計測部110が具備され、この定量計測部110は第1、第2開閉ダンパ111、112を備える。ホッパ105下端の開口部には回収袋(通気性の無いプラスチック、紙類等)113を装着できるようになっており、飛灰を充填した回収袋113はコンベア114によりシーラ115に移送されて密封される。
次いで、図1に記載の空気輸送装置100による飛灰移送の動作例について説明する。
まずコンプレッサ109により空気の吸引を行う。この吸引により回収タンク101内の飛灰が吸引ノズル103、配管104を介してポッパ105に導入される。ホッパ105に導入された飛灰はフィルタ106の表面に付着するか、第1開閉ダンパ111の上部に堆積するが、フィルタ106の表面に付着した飛灰はフィルタ駆動源107により除去されるので、結果的にはホッパ105に導入された全ての飛灰は第1開閉ダンパ111の上部に堆積する。
第1開閉ダンパ111を開いて、堆積した飛灰を定量計測部110に導入し、定量計測部110に一定の体積または重量の飛灰を堆積させた後に、第1開閉ダンパを閉じてから第2開閉ダンパを開き、ホッパ105下端の開口部から一定の体積または重量の飛灰を回収袋113に充填する。
定量計測部110で飛灰の体積または重量を測定する方法としては、(1)定量計測部110の側壁に目盛りと覗き窓とを設置する方法、(2)定量計測部110を完全に充填することで一定の体積または重量とする方法、(3)第1開閉ダンパ111を開放した時間と飛灰の導入速度とから飛灰の体積または重量を算出する方法、(4)堆積した飛灰の上面を感知するセンサを定量計測部110に設置する方法等がある。なお定量計測部110、第1、第2開閉ダンパ111、112に制御装置(図示省略)を接続して、前記(2)〜(4)の方法における第1、第2開閉ダンパ111、112の開閉動作を定量分離制御により行うことができる。
飛灰が一定量充填された回収袋113はコンベア114でシーラ115に移送されて、シーラ115により回収袋の開口部を密封する。
ここで図2a〜cにより回収袋113への飛灰の充填について詳しく説明する。図2aは回収袋113への飛灰の充填を示す正面図、図2bは回収袋113への飛灰の充填を示す側面図、図2cは袋保持枠117の上方視図である。袋保持枠117はその一側面に観音開きに開閉自由な開閉扉116を備えており、この開閉扉116を開口して回収袋113の取り付け、取り外しを行うことができる。回収袋113を袋保持枠117の中に保持して、回収袋113の開口部でホッパ105下端の開口部を覆うようにしてホッパ105下端の開口部に回収袋113を装着する。この装着は、回収袋113の開口部をホッパ105下端の開口部に密着させてもよいし、密着させてからリング部材、ひも部材等で嵌着、締着、巻着等により固定してもよいし、回収袋113の開口部を伸縮自在に構成してホッパ105下端の開口部に固定してもよいし、回収袋113の開口部にシール部材を設けてホッパ105下端の開口部に吸着させてもよい。
ホッパ105下端には袋状の開口部保持部材118が具備され、飛灰の充填中に飛灰が大気中に飛散しないように開口部保持部材118の開口部で回収袋113を緊密に封止する。この封止は、開口部保持部材118の開口部を回収袋113に密着させてもよいし、密着させてからリング部材、ひも部材等で嵌着、締着、巻着等により固定してもよいし、開口部保持部材118の開口部を伸縮自在に構成して回収袋113に固定してもよいし、開口部保持部材118にシール部材を設けて回収袋113に吸着させてもよい。
開口部保持部材118は柔軟性を有する袋状の部材、または、弾性を有する袋状の部材により構成することができる。なお袋状の開口部保持部材118はホッパ105下端と袋保持枠117とに渡って設けてもよい。この場合は開口部保持部材118の開口部を袋保持枠117に密着させて固定してもよいし、密着させてからリング部材、ひも部材等で嵌着、締着、巻着等により固定してもよいし、開口部保持部材118の開口部を伸縮自在に構成して袋保持枠117に固定してもよいし、開口部保持部材118の開口部にシール部材を設けて袋保持枠117に吸着させて固定してもよい。
上述の構成によれば、ホッパ105下端の開口部および回収袋113の開口部は袋状の開口部保持部材118により封止されているので、回収袋113への飛灰の充填を行う際に、ホッパ105下端の開口部および回収袋113の開口部から飛灰が大気中に飛散するのを防止することができる。
空気輸送装置により飛灰を袋詰めするシステムの概略図。 回収袋への飛灰の充填を示す図。 間接加熱方式を採用した加熱処理装置を備えた施設の概略図。 通常運転時のバグフィルタ装置の概略図。 濾布洗浄時のバグフィルタ装置の概略図。
符号の説明
100…空気輸送装置
101…回収タンク
102…飛散防止保護蓋
103…吸引ノズル
104…配管
105…ホッパ
106…フィルタ
107…フィルタ駆動源
108…ベンチュリ
109…コンプレッサ
110…定量計測部
111…第1開閉ダンパ
112…第2開閉ダンパ
113…回収袋
114…コンベア
115…シーラ
116…開閉扉
117…袋保持枠
118…開口部保持部材

Claims (7)

  1. 原料を加熱処理する際に生じた排ガス中の飛灰をバグフィルタで捕集してから回収タンクに回収した後に、飛灰が大気中に飛散しないように袋詰めを行う方法であって、
    前記回収タンク内の飛灰を空気輸送装置によりホッパに導入する第1工程と、
    前記ホッパに導入された飛灰を該ホッパに具備される定量を行う手段により規定の体積または重量に分別する第2工程と、
    前記分別した飛灰を大気中に飛散しないように袋詰めにする第3工程と、
    前記袋詰めした回収袋を密封する第4工程とからなることを特徴とする飛灰の袋詰め方法。
  2. 前記第1工程の空気輸送装置は、前記回収タンクに取り付ける吸引ノズルと、この吸引ノズルを前記ホッパに接続する配管と、前記ホッパに接続し空気の吸引を行うコンプレッサと、このコンプレッサへの飛灰の侵入を防止するフィルタとから構成されることを特徴とする請求項1記載の飛灰の袋詰め方法。
  3. 前記第2工程の定量を行う手段は前記ホッパの下部に具備される定量計測部と第1開閉ダンパと第2開閉ダンパとからなり、
    前記第1開閉ダンパを開放して前記ホッパに導入された飛灰を前記定量計測部に導入し、
    規定した体積または重量の飛灰を前記定量計測部に堆積させてから前記第1開閉ダンパを閉じ、前記第2開閉ダンパを開放して規定した体積または重量の飛灰を袋詰めにすることを特徴とする請求項1または2記載の飛灰の袋詰め方法。
  4. 前記第3工程は、前記ホッパ下端の開口部に装着した回収袋に前記分別された飛灰を導入するもので、
    前記回収袋を袋保持枠により保持し、前記ホッパ下端の開口部を前記回収袋の開口部で覆うようにして該回収袋を装着し、
    前記ホッパ下端には袋状の開口部保持部材を設置し、この開口部保持部材の開口部で前記回収袋を封止してから袋詰めを行うことを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の飛灰の袋詰め方法。
  5. 原料を加熱処理する際に生じた排ガス中の飛灰をバグフィルタで捕集してから回収タンクに回収した後に、飛灰が大気中に飛散しないように袋詰めを行うシステムであって、
    前記回収タンクに取り付ける吸引ノズルと、
    この吸引ノズルをホッパに接続する配管と、
    前記ホッパに接続し空気の吸引を行うコンプレッサと、
    このコンプレッサへの飛灰の侵入を防止するフィルタと、
    前記ホッパに設置された飛灰の定量を行う手段と、
    前記ホッパ下端の開口部に装着する回収袋と、
    この回収袋を密封する手段とからなることを特徴とする飛灰の袋詰めシステム。
  6. 前記飛灰の定量を行う手段は、前記ホッパの下部に具備される定量計測部と第1開閉ダンパと第2開閉ダンパとからなり、
    前記第1開閉ダンパを開放して前記ホッパに導入された飛灰を前記定量計測部に導入し、
    規定した体積または重量の飛灰を前記定量計測部に堆積させてから前記第1開閉ダンパを閉じ、前記第2開閉ダンパを開放して規定した体積または重量の飛灰を袋詰めにすることを特徴とする請求項5記載の飛灰の袋詰めシステム。
  7. 前記前記ホッパ下端の開口部に取り付けられている回収袋は、袋保持枠により保持され、前記ホッパ下端の開口部を前記回収袋の開口部で覆うようにして該回収袋を装着し、
    前記ホッパ下端には袋状の開口部保持部材を設置し、この開口部保持部材の開口部で前記回収袋を封止してから袋詰めを行うことを特徴とする請求項5または6記載の飛灰の袋詰めシステム。
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