JP2005112303A - カウルルーバーのシール構造 - Google Patents

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Akihiko Kozuka
明彦 小塚
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Abstract

【課題】 本発明は、材料費及び加工費を低減することによりコーキングコストが安価となるカウルルーバーのシール構造を実現することを目的とする。
【解決手段】 フロントカウルを上方から覆うカウルルーバー20の裏面に止水、異音防止、緩衝、塗膜保護のためのシール部材22を設けた自動車のカウルルーバーのシール構造において、前記カウルルーバー20に設けるシール部材22には、合成ゴム系ホットメルトにガスを混入してフォーム化した材料を用いて成るように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カウルルーバーのシール構造に関する。詳しくは、自動車のフロントカウルを覆うカウルルーバーに止水、異音防止、緩衝、塗膜保護のために設けるシール部材を安価に形成できるカウルルーバーのシール構造に関する。
図3に、従来のカウルルーバーのシール構造の1例を示す。同図において1は自動車の車体、2は車室、3はエンジンルームであり、該車室2とエンジンルーム3との間には板金製のインナカウル4とアウタカウル5とが最中状に接合されたフロントカウル6が配設されている。また、車室2の上部前面側には斜め後上方に向かって延びるフロントウィンドシールド7が設けられ、このフロントウィンドシールド7の下部は接着剤8によりフロントカウル6の上部後縁に結合されている。
一方、前記エンジンルーム3の上方には開閉自在に閉じられるフード9が設けられ、エンジンルーム3の左右にはフロントフェンダ10,10′が設けられている。また、フロントカウル6の上方には、該フロントカウル6を覆うようにしてカウルルーバー11が設けられている。このカウルルーバー11は樹脂製で、その前後方向に長いスリット12が車幅方向に多数並設されている。
前記カウルルーバー11は、その前端13がクリップ14によりフロントカウル6の上部前端に係止されることによりフロントカウル6に取り付けられている。また、前記カウルルーバー11の前端とフロントカウル6の上部前端との間には、車幅方向に延びるフードシール15が介設され、カウルルーバー11とフロントカウル6との間をシールしている。
また、このフードシール15の突出端がフード9の後端下面に圧接することにより、フロントカウル6とフード9との間のシールがなされている。
また、カウルルーバー11の後縁端16はフロントウィンドシールド7に沿って斜め上方に折り曲げられて接着剤17によりフロントウィンドシールド7接着されている。
また、他の例として前記カウルルーバー11とフロントカウル6との間に設けられて、止水、異音防止、緩衝、相手カウルの塗膜保護を行うため、カウルルーバー11の裏側にEPDMゴムよりなるコーキングスポンジを張り付ける場合がある。
実開平4−74116号公報
前記のような従来の他の例のカウルルーバーのシール構造においては、カウルルーバー11の裏側に張り付けられたコーキングスポンジがEPDMゴムの優れた耐候性、耐熱性、耐熱老化性を生かして止水性、気密性に優れているが、材料費及び組付費(加工費)が高く、コーキングコストが高くなるという問題があった。なお、組付費は貼り付け個所に正比例するため、特に組付費がコスト中に占める割合が大きい。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、材料費及び加工費を低減することによりコーキングコストが安価となるカウルルーバーのシール構造を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1のカウルルーバーのシール構造においては、フロントカウルを上方から覆うカウルルーバー20の裏面に止水、異音防止、緩衝、塗膜保護のためのシール部材22を設けた自動車のカウルルーバーのシール構造において、前記カウルルーバー20に設けるシール部材22には、合成ゴム系ホットメルトにガスを混入してフォーム化した材料を用いることを特徴とする。また、請求項2は、前記合成ゴム系ホットメルトは、オレフィンゴム系ホットメルトであることを特徴とする。また、請求項3は、前記ガスは空気または窒素であることを特徴とする。
この構成を採ることにより、コーキングコストが安価となるカウルルーバーのシール構造を実現することができる。
本発明のカウルルーバーのシール構造に依れば、シール部材に、熱可塑性のオレフィンゴム系のホットメルトにエアまたは窒素ガスを用いて3倍に発泡させ、フォーム化させたシール材を用いたことにより材料費が安価となる。また前記シール材が自動機による自動塗布が可能であるため、自動塗布装置により塗布することにより、加工費が安価となる。これによりコーキングコストが安価となる。また、オレフィンゴム系のホットメルトはシール性及び耐熱性を有し、他のシリコン系、ウレタン系に比して価格面で有利である。
なお、本発明は、カウルルーバーのシール構造として説明したが、シール部材を止水、異音防止、緩衝、相手部材の塗膜保護に使用している構造物に対して応用可能である。また接着性能も材料により可変することが可能であるため、接着性(粘着性)も付加することができる。
図1は本発明のカウルルーバーのシール構造の実施の形態を示す図である。同図はカウルルーバーを裏面より見た図であり、符号20は樹脂で形成されたカウルルーバー、21はスリッと、22はカウルルーバー裏面の所定位置に塗布されたシール部材である。そして、該シール部材22の材料には熱可塑性のオレフィンゴム系のホットメルトが用いられ、カウルルーバーへの塗布時にはエア又は窒素ガスが混入されてフオーム化される。なお、塗布には自動塗布装置を用いることが好ましい。
実際例として、前記シール部材22には、材料として日本NSC(株)の、高耐熱タイプ、軟化点154℃、比重0.9のオレフィンゴム系ホットメルトを用い、作業条件としては、自動塗布装置を用い、温度180〜220℃で、フオーム化するためのエアを混入しつつ、塗布速度100mm/秒で塗布した。なお、発泡による体積増加率は3倍とした。
このようにして作成した試料について90℃×20時間の耐熱試験を行った結果は表1の通りであった。なお、測定個所は図2(a)に示す1〜7の7ヶ所であり、図2(b)に示すシール部材22の高さ寸法aを試験前後において測定した。
Figure 2005112303
試験結果は表1の如く、シール部材22の鉄板に接していた部分の永久変形は+0.3〜−0.9mmであり、鉄板に接していなかった部分の永久変形は+0.3mmであった。そして、鉄板に強く接していた部位は熱により変形し復元性は失われたが、強い粘着力でシール性は保たれており、十分使用に耐えるものと判定された。
本発明のカウルルーバーのシール構造の実施の形態を示す図である。 本発明の実施例の耐熱試験における寸法測定位置を説明するための図である。 従来のカウルルーバーのシール構造を示す図で、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
符号の説明
20…カウルルーバー
21…スリット
22…シール部材

Claims (3)

  1. フロントカウルを上方から覆うカウルルーバー(20)の裏面に止水、異音防止、緩衝、塗膜保護のためのシール部材(22)を設けた自動車のカウルルーバーのシール構造において、
    前記カウルルーバー(20)に設けるシール部材(22)には、合成ゴム系ホットメルトにガスを混入してフォーム化した材料を用いたことを特徴とするカウルルーバーのシール構造。
  2. 前記合成ゴム系ホットメルトは、オレフィンゴム系ホットメルトであることを特徴とする請求項1記載のカウルルーバーのシール構造。
  3. 前記ガスは空気または窒素であることを特徴とする請求項1記載のカウルルーバーのシール構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103253212A (zh) * 2013-05-28 2013-08-21 无锡同捷汽车设计有限公司 通风盖板装饰件及汽车
WO2014196745A1 (ko) * 2013-06-05 2014-12-11 주식회사 성창오토텍 카울탑 커버의 실링구조
CN104648082A (zh) * 2015-03-20 2015-05-27 上海长安汽车工程技术有限公司 一种轿车暖风机压力室板密封结构

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