JP2005111382A - 集砂装置 - Google Patents

集砂装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005111382A
JP2005111382A JP2003349903A JP2003349903A JP2005111382A JP 2005111382 A JP2005111382 A JP 2005111382A JP 2003349903 A JP2003349903 A JP 2003349903A JP 2003349903 A JP2003349903 A JP 2003349903A JP 2005111382 A JP2005111382 A JP 2005111382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
sand
sand collecting
pipe
collecting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003349903A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Sakamoto
裕史 坂本
Akira Yamane
彰 山根
Takafumi Matsuoka
隆文 松岡
Fumio Hirota
二三男 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishihara Environment Co Ltd
Original Assignee
Nishihara Environmental Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishihara Environmental Technology Co Ltd filed Critical Nishihara Environmental Technology Co Ltd
Priority to JP2003349903A priority Critical patent/JP2005111382A/ja
Publication of JP2005111382A publication Critical patent/JP2005111382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Abstract

【課題】 噴射ノズルを容易に交換することができる集砂装置を得る。
【解決手段】 水を導く水導管41と、水に空気を混ぜる混合管43と、空気を導く空気導入管43bと、水を噴射する噴射ノズル42と、中間フランジ42aとからなる集砂装置において、噴射ノズル42と中間フランジ42aを一体としたことにより、点検や修理が容易で、砂を効率的に集める。
【選択図】 図1

Description

この発明は、浄水、下水、廃水などを処理する水処理プラントに設置され、水槽の内部に堆積した砂を集める集砂装置に関する。
従来のこの種の集砂装置の一つとして、沈砂池における沈砂の集砂装置(移送装置)がある。この装置において、水処理プラントに複数設けられた沈砂池は、その上部をスラブにて覆われており、該スラブと沈砂池の底部の中間位置には沈砂池の壁部と連続する台座が形成され、該台座上には、ポンプ等の流体送給装置を接続した管路が固定配置されている。そして、該管路からは分岐管路が分岐され、該分岐管路は沈砂池の壁部に沿って垂下され、底部近傍で折曲されて底部上に水流方向と略直交する方向に複数配列されている。この複数配列された分岐管路の各々には、複数の噴射ノズルが水流方向に向けて所定間隔をおいて配設されており、ポンプから送られ、管路、分岐管路を通って送給される圧力水を水流方向に略平行に下流側に向けて噴射可能としてある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63−62508号公報(第2頁上右欄最下行〜同下右欄第1行、ならびに第1図および第2図)
上記の集砂装置では、堆積した砂をまんべんなく集めるためには、多数の噴射ノズルを密に設置する必要がある。したがって、噴射ノズルの目詰まりなどが多くなり、点検や修理が容易でないうえに、砂を効率的に集めることができない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、噴射ノズルを容易に交換することができる集砂装置を得るものである。
また、第2の目的は、砂を効率的に集めることができる集砂装置を得るものである。
この発明に係る集砂装置は、水を導く水導管と、水に空気を混ぜる混合管と、空気を導く空気導入管と、水を噴射する噴射ノズルと、中間フランジとからなる集砂装置において、噴射ノズルと中間フランジを一体としたことを特徴とする。
また、この発明に係る集砂装置は、上記噴射ノズルの先端が上記空気導入管と混合管との接合部近傍に位置していることを特徴とする。
さらに、上記混合管と空気導入管との成す角度θが90度以下になっていることを特徴とする。
この発明は、水を導く水導管と、水に空気を混ぜる混合管と、空気を導く空気導入管と、水を噴射する噴射ノズルと、中間フランジとからなる集砂装置において、噴射ノズルと中間フランジを一体としただけの簡単な構造で、分解可能に組み立てて成るので、噴射ノズルを容易に交換することができる。したがって、噴射ノズルを容易に点検したり修理したりすることができ、管理維持費の削減が可能となる。
また、噴射ノズルの先端が空気導入管と混合管との接合部近傍に位置し、および/または混合管と空気導入管との成す角度θが90度以下になっていれば、砂を効率的に集めることができる。
図1は水槽1に設けた集砂装置2の平面図、図2は図1のA−A線断面図である。集砂装置2は分解が可能としてあるうえに、支持機構34によって高さを調節できるようにしてある。集砂装置2は、下部分岐管路32cからの水を導く水導管41、この水導管41からの水を噴射する噴射ノズル42、およびこの噴射ノズル42からの水に空気を混ぜる混合管43、噴射ノズル42と一体に設けられた中間フランジ42aから構成してある。そして、集砂装置2には、水導管41、噴射ノズル42および混合管43の間をシールするパッキン44、および水導管41、噴射ノズル42、混合管43およびパッキン44を連結する複数のボルト45とナット46も含めてある。限定するわけではないが、水導管41、噴射ノズル42および混合管43の材料にはSUS304を用いることができる。
集砂装置2について更に説明すると、水導管41の基端部には、下部分岐管路32cと連結するためのフランジ41aを設けてある。水導管41の末端部には、噴射ノズル42と混合管43を連結するためのフランジ41bを設けてある。噴射ノズル42に一体に中間フランジ42aを設けてある。混合管43は、噴射ノズル42から噴射した水の進行方向に延びる管本体43a、およびこの管本体43aに横方向から連結した空気導入管43bによって構成してある。管本体43aの基端部には、水導管41と混合管43を連結するためのフランジ43cを設けてある。そして、空気導入管43bの上端にはソケット43dを設けてある。したがって、集砂装置2を組み立てる際には、フランジ41b、中間フランジ42a、フランジ43cの間にパッキン44を配置し、それらのフランジ41b、中間フランジ42a、フランジ43cをボルト45とナット46によって締め付ければよい。フランジ41bとフランジ43cについては、それぞれ水導管41と、混合管43と一体に作られても良い。
一方、支持機構34は、槽本体1の底壁11に固定可能なベースプレート51、このベースプレート51に立設した下部パイプ52、および下部パイプ52の内部に上方から嵌合した上部パイプ53によって構成してある。上部パイプ53の上端は水導管41の外周面に固定してある。したがって、集砂装置2の高さを調節する際には、上部パイプ53を下部パイプ52に嵌合したまま上下方向へ移動し、下部パイプ52の上端面と上部パイプ53の外周面を溶接部54によって溶着すればよい。なお、上部パイプ53は中が空洞の管でなくてもよい。
噴射ノズル42について更に説明すると、図3に示すように、噴射ノズル42の噴射口42bの径は例えば13mm×15mmの楕円形とし、噴射ノズル42の前端面にはU字形状の切込42cを設けてある。噴射ノズル42と中間フランジ42aは予め一体に形成することができるが、既存の噴射ノズル42に中間フランジ42aを後付けすることができる。すなわち、噴射ノズル42がネジ接続可能なものである場合には、その噴射ノズル42に中間フランジ42aと同等なものを螺合することができる。また、ネジ接続可能でない噴射ノズル42の場合には、中間フランジ42aと同等なものを噴射ノズル42の基端部に溶着などによって取り付けることができる。
ここで、図2において最も明らかなように、噴射ノズル42と混合管43との位置関係において、噴射ノズル42の前端面は混合管43の管本体43aと空気導入管43bとの接合部近傍47に位置させてある。また、混合管43の管本体43aと空気導入管43bとの角度関係において、上記管本体43aと空気導入管43bとの成す角度θを80度としてある。この角度θは80度とするのが最も好ましいが、90度以下であれば支障はない。なお、管本体43aは噴射ノズル42の噴流によって発生する負圧によって空気を空気導入管43bから自然吸入するようになっているが、空気導入管43bへの管路に風量調整弁を設け、空気を空気導入管43bから均一に噴射させるようにすることができる。
このように構成した集砂装置においては、水導管41、噴射ノズル42および混合管43によって分解可能に構成したので、ナット46を取り外すだけで中間フランジ42aと一体の噴射ノズル42を容易に交換することが可能となる。したがって、ノズル組立体31の点検や修理を容易に実施することができ、維持管理費を削減することができる。また、噴射ノズル42の先端を混合管43の空気導入管43bの接合部近傍に位置させ、上記管本体43aと空気導入管43bとの成す角度θを80度としたので、噴射ノズル42からの水の噴流の中に空気を効率良く混ぜることができ、砂を効率良く集めることができる。さらに、集砂装置2の位置を流入口17側から流出口19側へ、底部からの距離を順次増加させたので、集砂装置2が砂に埋まることはなく、砂の移動を邪魔することがなく、堆積した砂を効率良く集めることができる。
図4はこの発明を実施するための実施の形態における水槽1と集砂装置2の部分水平断面図、図5はそれらの部分垂直断面図、そして図6はそれらの横断面図である。この実施の形態における水槽1は沈殿池、集泥槽、沈砂池と呼ぶこともあり、砂が溜まり易い槽や溝を指している。水槽1は浄水、下水、廃水などの原水を収容し、原水中の砂を沈殿させるようになっている。限定するわけではないが、この実施の形態では水槽1の外形を略長方体とし、その横断面は水流方向に向かって左右に対称な形状としてある。したがって、以下の説明では対称な位置の部分または部材を同一の符号で示してある。
水槽1は、水平に設置した底11、この底11の両側縁にそれぞれ立設した左右の両側壁12、これらの底11と両側壁12の前端を接続した前壁13、および底11と両側壁12の後端を接続した後壁14から構成してある。槽本体1の内部には幅方向の中間に隔壁15を設け、水槽1の内部を2つの室16に分けてある。前壁13には原水の流入口17を設けてある。隔壁15の後端部に壁開口18を設け、双方の室16を連通させてある。そして、水流方向に向かって左側の室16に対する後壁14には、水と砂の流出口19を設けてある。なお、集砂装置2を支持するための図示しない支持手段を水槽1に設けてあることは言うまでもない。
図6において最も明らかなように、各室16の左右のほぼ中間には、底11の上面11aから上方へ突出する境界構造物20を設けてある。この境界構造物20の横断面は左右に対称な低い山の形状とし、左右の傾斜面20aと中央の水平面20bとによって形成してある。底11と側壁12の交差部に傾斜面11bを設け、底11と隔壁15の交差部には傾斜面11cを設けてある。したがって、各室16には上面11a、傾斜面11bおよび傾斜面20a、または上面11a、傾斜面11cおよび傾斜面20aから成る2本ずつの溝21を設けてある。これらの溝21は、図1から明らかなように後壁14に到る前で終端させてある。その理由は、後で詳細に説明するように、各溝21に堆積した砂を流出口19へ向けて流すためである。
図5および図6において最も明らかなように、集砂装置2を各溝21に複数設置し、これらの集砂装置2に洗浄水を導く管路32、および管路32に水を圧送する洗浄水ポンプ33から構成してある。管路32は、各室16の上部においてほぼ水平に延びる2本の本管路32a、各本管路32aから分岐して下方に延びる複数の上部分岐管路32b、これらの上部分岐管路32bから更に分岐して溝21内に延びる複数の下部分岐管路32cなどから構成し、集砂装置2は下部分岐回路32cの下端部に設けてある。そして、管路32には洗浄水ポンプ33に加えて図示しない洗浄水弁、流量計などを設けてあるとともに、集砂装置2には洗浄水ポンプ33、洗浄水弁などを制御する図示しない制御手段を備えてある。
ここで、図4において最も明らかなように、4つの溝21には例えば10個の集砂装置2をそれぞれ配置してある。また、壁開口18の前後には、例えば7個の集砂装置2を配置してある。溝21内の10個の集砂装置2は直線的にほぼ等間隔で配置し、残りの7個の集砂装置2は各溝21からの砂を流出口19に向けて流すように適当な間隔と方位で配置してある。そして、図5において最も明らかなように、集砂装置2の噴射ノズル42と水槽1の底11との距離は、水流方向へ向かって例えば25mmずつ順次上部へ増加させてある。
槽本体1の内部に堆積した砂を集める際、つまり槽本体1を洗浄する際に、制御手段は図7に示すようなフローチャートに基づいて洗浄水ポンプ33および洗浄水弁を制御する。制御手段はCRTによる制御が可能としてある。制御手段によって洗浄水ポンプ33を作動させて洗浄水弁を開くと、水が噴射ノズル42の先端から噴射する。これにより、噴射した水の周囲に負圧が発生し、混合管43の空気導入管43bから空気が水に混合し、水と空気の混合水が混合管43の先端から噴射する。このようにして混合水が噴射すると、混合水の周囲に負圧が発生し、混合水は堆積した砂を吸引混合しながら水流となって移動し、溝21内に堆積した砂を流出口19から排出する。
すなわち、制御手段は次のように処理する。ステップST1では4つの室16のうちの1つの室16を選択する。ステップST2では手動運転または自動運転を選択する。手動運転を選択した場合は、ステップST3でスタートスイッチをオンにする。自動運転を選択したときは、サイクルタイマが作動を開始する。ステップST4では、起動条件が合っているか否かを判断する。起動条件が合っていない場合にはステップST5´へ移行し、洗浄水ポンプ33は作動させず、洗浄水弁は閉じておく。起動条件が合っているときはステップST5へ移行し、洗浄水ポンプ33の運転を開始させるとともに、最上流のノズル組立体31に対する第1−1番の洗浄水弁を開き、サイクルタイマの作動を開始させる。例えば30秒が経過すると、ステップST6において第1−1番の洗浄水弁を閉じるとともに、上流側から2番目の集砂装置2に対する第1−2番の洗浄水弁を開き、同時にサイクルタイマの作動を開始させる。同様にして、ステップST7〜ステップST14における処理を完了し、ステップST15において洗浄水ポンプ33の作動を停止し、最後のノズル組立体31に対する第1−10番の洗浄水弁を閉じる。
上述の起動条件には、洗浄水ポンプ33が正常であること、洗浄水弁が正常であること、選択した室16の水位が所定以上であることなどを含めることができる。何れかの洗浄水弁が故障した場合には、そのステップを省いて次のステップに移行させる。洗浄水弁を単独運転する場合には、最初に洗浄水弁を全開位置に設定し、その後に洗浄水ポンプ33を作動させる。洗浄水ポンプ33が故障した場合には、全ての洗浄水弁を閉じて洗浄行程を終了する。サイクルタイマは処理状況、投入量などに基づいて設定することができ、例えば1日に数回から1週に1回の割合で設定することができる。風量調整弁は、空気導入管43bから空気が均一に噴射するように調整するのが好ましい。
また、この集砂装置は次のような効果を達成することができる。すなわち、集砂装置2は全てを配管によって構成してあるので、消耗するものがなく、維持管理費を削減することができる。集砂装置2の支持機構34を下部パイプ52と上部パイプ53で構成したので、集砂装置2の高さを容易に変化させることができる。混合管43内の水に空気を自然吸入するようにしたので、ブロワを用意する必要がなく、設備費を削減することができる。制御手段によって自動運転可能としたので、維持管理が容易となる。集砂装置2の列と列の間に境界構造物20を設けたので、集砂装置2の列と列の間に砂が堆積することを防止できるうえに、砂を順次に流すことができる。集砂装置2は上流側で直線的に配置し、流出口19側では緩やかな曲線で配置したので、砂を流出口19から円滑に排出することができる。そして、底11の底面11aを傾斜させたり集砂装置2を密に配置したりする必要がないので、建設費を削減することができる。
以上、この発明を1つの実施の形態に基づいて説明したが、当業者であれば次のような態様も容易に考えることができる。すなわち、2つの室16と4つの溝21をもった槽本体1は複数の槽本体1とすることができる。境界構造物20の横断面形状を山形としたが、矩形としても支障はなく、砂溜まりを防止できるのであれば必ずしも設ける必要はない。底11の上面11aを平坦にしたが、階段状やトラフ(V字)状としても同様な効果を得ることができる。底壁11の上面11aは水平にしたが、流入口17から流出口19側に向かって低下するように傾斜させれば、集砂装置2の数を削減することができる。噴射ノズル42と中間フランジ42aは、一体化することができる。導水管41、噴射ノズル42および混合管43を連結するボルト45とナット46は、両ナットボルトとすることができる。噴射ノズル42にはスプレーノズルの形状も用いることができる。そして、制御手段のフローチャートは現場の状況に応じて変化させることができ、そのサイクルタイマは原水の処理状況および投入量に応じて設定することができる。
噴射ノズル42の噴射口42bの径を13mm×15mmとし、その周囲の切込42cをU字形状とした。そして、噴射ノズル42の前端面は混合管43と空気導入管43bの接合部近傍47に位置させ、管本体43aと空気導入管43bとの成す角度θを80度とした。噴射ノズル42の噴射圧力は6kg/cm、噴射水量は0.25〜0.3m/分・個とした。なお、噴射圧力や噴射水量は槽の形状や、大きさ、除砂量などにより変更可能である。集砂装置2を図7に示したフローチャートに基づいて作動させたところ、砂の運搬範囲は1m(幅方向)×2.5m〜3m(集砂方向)となり、堆積した砂を効率良く排出することができた。
管本体43aと空気導入管43bとの成す角度θを60度とし、それ以外は実施例1と同様とした。砂の運搬範囲は実施例1と同様に1m(幅方向)×2.5m〜3m(集砂方向)となり、堆積した砂を効率良く排出することができた。
2つの槽本体1を設け、各槽本体1の幅を4.7m(2つで9.4m)、その長さを30m、その深さを4mとした。底壁11の上面11aは水平とし、境界構造物20は山の形とした。各溝21の底面の幅は0.8mとした。各溝21に10個の集砂装置2の列(2つの槽本体1では8列)を直線的に配置し、下流側では集砂装置2を緩やかな曲線状に配置した。集砂装置2は水流方向へ向かって25mmずつ順次、集砂装置2の底面からの設置距離を上部へ高くした。なお、集砂装置2の底面からの設置距離を上部へ高く25mmずつ変化させたが、25mmに限らず、砂の排除量や砂の堆積量などの状況により設置距離を変更することができる。集砂装置2を図7に示したフローチャートに基づいて作動させたところ、堆積した砂を効率良く排出することができた。この際に、雪解けの時期を除いて、集砂装置2を1週間に1回程度稼動させることによって砂の堆積を防止することができた。また、底11の上面11aをトラフ状としても同様な結果を得ることができた。このように、境界構造物20を設け、集砂装置2の底面からの設置距離を順次高くし、下流側では集砂装置2を緩やかな曲線状に配置したことで、堆積した砂を効率良く排出することができた。
図8および図9に示すように、集砂ピット60の幅を2m、その長さを5.5mとしてある。集砂ピット60は、水流方向に向かって低下するように傾斜する傾斜底61、この傾斜底61の末端から水平に延在する水平底62、および傾斜底61と異なる傾斜角度の脇傾斜底63から構成し、水平底62の平面形状はほぼ正方形としてある。水平底62には揚砂装置65のノズル66と吸入管67を下方から順次に設け、吸入管67の上部には砂を吸い込むための図示しない吸入ポンプを設けてある。そして、傾斜底61には、例えば4個の集砂装置2を配置してある。これらの4個の集砂装置2のうち、上流側の2個の集砂装置2は側壁64に寄せて、方位を所定の角度(例えば5度)だけ内側に向けて配置してある。また、下流側の2個の集砂装置2は中心線側に寄せて、方位を中心線に沿わせて配置してある。この実施例4においても、砂を効率良く排出することができた。また、底壁61を階段状としても同様な結果を得ることができた。
集砂装置の平面図である。 図1のA−A線断面図である。 噴射ノズルの斜視図である。 この発明の実施の形態を示す水槽と集砂装置の部分水平断面図である。 水槽の部分垂直断面図である。 水槽の横断面図である。 制御手段の処理行程を示すフローチャートである。 実施例4において用いた集砂ピットを示す部分水平断面図である。 集砂ピットの部分垂直断面図である。
符号の説明
1 水槽
2 集砂装置
17 流入口
19 流出口
20 境界構造物
41 水導管
41b フランジ
42 噴射ノズル
42a 中間フランジ
43 混合管
43a 管本体
43b 空気導入管
43c フランジ
47 接合部近傍

Claims (3)

  1. 水を導く水導管と、水に空気を混ぜる混合管と、空気を導く空気導入管と、水を噴射する噴射ノズルと、中間フランジとからなる集砂装置において、噴射ノズルと中間フランジを一体としたことを特徴とする集砂装置。
  2. 上記噴射ノズルの先端が上記空気導入管と混合管との接合部近傍に位置していることを特徴とする請求項1記載の集砂装置。
  3. 上記混合管と空気導入管との成す角度θが90度以下になっていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のいずれかに記載の集砂装置。
JP2003349903A 2003-10-08 2003-10-08 集砂装置 Pending JP2005111382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003349903A JP2005111382A (ja) 2003-10-08 2003-10-08 集砂装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003349903A JP2005111382A (ja) 2003-10-08 2003-10-08 集砂装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005111382A true JP2005111382A (ja) 2005-04-28

Family

ID=34541640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003349903A Pending JP2005111382A (ja) 2003-10-08 2003-10-08 集砂装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005111382A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005111383A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Nishihara Environment Technology Inc 集砂槽
JP2009039698A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Ebara Environmental Engineering Co Ltd 集砂装置
JP2015180503A (ja) * 2015-06-19 2015-10-15 アクアインテック株式会社 沈砂池
JP2019022869A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 株式会社日立製作所 移送装置、沈殿物除去装置及び移送方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005111383A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Nishihara Environment Technology Inc 集砂槽
JP2009039698A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Ebara Environmental Engineering Co Ltd 集砂装置
JP2015180503A (ja) * 2015-06-19 2015-10-15 アクアインテック株式会社 沈砂池
JP2019022869A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 株式会社日立製作所 移送装置、沈殿物除去装置及び移送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4754462B2 (ja) 沈砂池の集砂装置
JP2000334217A (ja) 揚砂装置
JP2008086997A5 (ja)
JP2000288312A (ja) 揚砂装置
JP6900061B2 (ja) 移送システム
KR101280529B1 (ko) 오폐수의 거품 제거장치
JP2005111383A (ja) 集砂槽
JP2005111382A (ja) 集砂装置
JP4869308B2 (ja) 揚砂装置
JP2013202570A (ja) 集砂ノズル及び集砂ノズル装置
JP5957591B1 (ja) 水処理設備
RU1836301C (ru) Устройство дл очистки сточных вод
JP5155433B2 (ja) 揚砂方法
JP6727027B2 (ja) 沈砂池の除砂装置
JPH09141007A (ja) 汚水池における揚砂装置
JP2014076449A (ja) 揚砂方法
JP3786376B2 (ja) 水位変動用スカム除去装置
JP5728723B2 (ja) 揚砂方法
JP2008093552A (ja) 移床式ろ過装置
JP2004202493A (ja) スカム除去装置
JP6718074B2 (ja) 沈砂池
DK2226450T3 (en) Flood water overflow collection system for swimming pools, whirlpools, spa baths, therapy baths and the like
JP6727100B2 (ja) 沈砂池の除砂装置
KR200426865Y1 (ko) 립필터 방식을 활용한 하천수의 수질정화장치
KR100738972B1 (ko) 파이프 노즐형 오니 수집장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060818

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20071018

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080909

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080916

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080930

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090428

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02