JP2005110662A - テナガエビ及びホワイトエビの海運方法 - Google Patents
テナガエビ及びホワイトエビの海運方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 エビの生存時間を延長するテナガエビ及びホワイトエビの海運方法を提供する。
【解決手段】 低温タンクに淡水と海水を含む混合水を注入して、混合水の水温を調整し、混合水に酸素供給装置によって酸素を供給すると共に、エビの糞を分解するフミン酸ナトリウムを添加し、目的地に到着するまでの間、定期的に低温タンクの混合水を交換すると共に、混合水にフミン酸ナトリウムを添加することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 低温タンクに淡水と海水を含む混合水を注入して、混合水の水温を調整し、混合水に酸素供給装置によって酸素を供給すると共に、エビの糞を分解するフミン酸ナトリウムを添加し、目的地に到着するまでの間、定期的に低温タンクの混合水を交換すると共に、混合水にフミン酸ナトリウムを添加することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、特にエビの生存時間を延長するテナガエビ及びホワイトエビの海運方法に関するものである。
テナガエビはタイエビと言われ、体積が大きく、雌のエビは卵黄が大量に含まれているので、エビ料理には最良の素材である。しかし、この種の主要な産地は熱帯性地域であり、淡水又は近海で成長するものであるので、人工養殖の生存率が他のエビより低く、又、熱帯性地域以外の場所では、気温が低く及び繁殖時間が短いなどの原因から、長時間にかけなければテナガエビを予定の大きさに成長させることができない。
又、原産地が中南米の太平洋岸であるホワイトエビは、前記テナガエビと同様に人工養殖が難しいので、通常熱帯性地域以外の場所には空運又は海運によって運ばれている。又、テナガエビ及びホワイトエビを生きたまま目的地に運ぶために、従来の海運方法では、船にエビを保存するための大量の淡水を有する低温タンクを用意し、そして、エビを該低温タンクに入れる。また、このテナガエビ及びホワイトエビの海運方法は公知のものであるため、特に特許文献や非特許文献には記載されていない。
従来のテナガエビ及びホワイトエビの海運方法は、エビの生存時間を延長するために、毎日新鮮な淡水に交換しなければならなく、そのようにしないと、エビの糞などの異物により水が汚染され、低温タンクにおけるエビが死亡しやすくなる。しかし、毎日淡水を交換するとなると、運送コストが高くなる問題や、船で大量の交換用淡水を用意する必要があるなどの問題が出てくる。、又、船で大量の清水を用意した後、エビの運送空間が少なくなるので、運送量は高くない。更に、運送には数日もかかるので、エビは運送後の生存率が極めて低くなっている。
そこで、出願されたのが本発明であって、エビの生存時間を延長するテナガエビ及びホワイトエビの海運方法を提供することを目的としている。
本願の請求項1の発明は、低温タンクに淡水と海水を含む混合水を注入して、混合水の水温を調整し、混合水に酸素供給装置によって酸素を供給すると共に、エビの糞を分解するフミン酸ナトリウムを添加し、目的地に到着するまでの間、定期的に低温タンクの混合水を交換すると共に、混合水にフミン酸ナトリウムを添加することを特徴とするテナガエビ及びホワイトエビの海運方法及び、
本願の請求項2の発明は、前記淡水と海水の混合比例は各50wt%であることを特徴とする請求項1に記載のテナガエビ及びホワイトエビの海運方法、を提供する。
本願の請求項2の発明は、前記淡水と海水の混合比例は各50wt%であることを特徴とする請求項1に記載のテナガエビ及びホワイトエビの海運方法、を提供する。
本発明は上記の課題を解決する方法であり、海水含む混合水を用いることで淡水の使用量を減らすことにより、運送コストを軽減でき、また、エビの糞を分解できるフミン酸ナトリウムを添加することによって混合水を清潔に保つので、エビの生存時間を延長させることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1に示すように、これは本発明に係るテナガエビ及びホワイトエビの海運方法のフローチャートである。本発明に係るテナガエビ及びホワイトエビの海運方法(10)は、運送前に、船で淡水及びエビの保存用低温タンクを用意し、該低温タンクに所定量の淡水及び海水を注入し、該淡水と海水の混合水の温度を調整した後、エビを該混合水に入れ、また、エビの生存時間を延長するため、定期的に低温タンクの混合水を更新する。
前記低温タンクにおける混合水の用意は、予定比例の淡水と海水を混合すると共に、アイス又は冷却装置によって混合水の水温を降下し、降下後の水温は18℃〜20℃のほうが望ましく、また、淡水と海水の混合比例は各50wt%のほうが望ましい。また、低温タンクの外側に酸素供給装置が設けられることにより、混合水にエビが生き続けるため酸素を供給する。
また、テナガエビ及びホワイトエビが我慢できる量の海水を混合するので、淡水の使用量は降下し、使用の海水は直接に海から取得することができるので、非常に便利である。エビを水温を調整した混合水を有する低温タンクに入れた後、該混合水にエビの糞を分解するフミン酸ナトリウムを添加することにより、混合水の清潔度を維持する。該フミン酸ナトリウムの添加量は1トンの混合水に3〜4グラムのフミン酸ナトリウムを添加するほうが望ましい。
また、海運で運送過程中、毎日一回で混合水を交換すると共に、混合水にフミン酸ナトリウムを添加するだけでよい。
本発明は上記の方法を有するので、海水含む混合水を用いることで淡水の使用量を減らすことにより、運送コストを軽減でき、また、エビの糞を分解できるフミン酸ナトリウムを添加することによって混合水を清潔に保つので、エビの生存時間を延長させることができる。
10 海運方法
Claims (2)
- 低温タンクに淡水と海水を含む混合水を注入して、混合水の水温を調整し、混合水に酸素供給装置によって酸素を供給すると共に、エビの糞を分解するフミン酸ナトリウムを添加し、目的地に到着するまでの間、定期的に低温タンクの混合水を交換すると共に、混合水にフミン酸ナトリウムを添加することを特徴とするテナガエビ及びホワイトエビの海運方法。
- 前記淡水と海水の混合比例は各50wt%であることを特徴とする請求項1に記載のテナガエビ及びホワイトエビの海運方法。
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