JPS5813336A - 活魚の輸送方法 - Google Patents
活魚の輸送方法Info
- Publication number
- JPS5813336A JPS5813336A JP10949981A JP10949981A JPS5813336A JP S5813336 A JPS5813336 A JP S5813336A JP 10949981 A JP10949981 A JP 10949981A JP 10949981 A JP10949981 A JP 10949981A JP S5813336 A JPS5813336 A JP S5813336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- live fish
- water
- hydrochloric acid
- sodium bicarbonate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、魚を生きたまま輸送する方法に関する。
更に詳しくは、活魚を麻酔状態に導き密度高く包装して
輸送する方法に関する。
輸送する方法に関する。
従来から活魚を輸送する方法としては、多量の水を入れ
たおけやタンクに魚を 入れ、酸素の欠亡を防ぐために空気又は酸素を水中にば
っ気しながら輸送している。
たおけやタンクに魚を 入れ、酸素の欠亡を防ぐために空気又は酸素を水中にば
っ気しながら輸送している。
しかしこのような方法では、まず輸送用タンクに魚を移
す際、および輸送用タンクから取り出す際、活発に遊泳
する魚を玉網で追いまわすため器壁や他の魚に衝突して
傷NO3 つき、又玉網内で暴れるため傷つきやすくそれがために
アジやイワシ等の弱い魚は数日で死亡する事が多い。
す際、および輸送用タンクから取り出す際、活発に遊泳
する魚を玉網で追いまわすため器壁や他の魚に衝突して
傷NO3 つき、又玉網内で暴れるため傷つきやすくそれがために
アジやイワシ等の弱い魚は数日で死亡する事が多い。
更に魚の遊泳スペースを保ち、かつ魚の呼吸による二酸
化炭素、排せつする尿中のアンモニアやふんの分解物等
の置物の影響を避けるために、水/トン当り約!;OK
gの魚を約10時間輸送するのが限度であった。
化炭素、排せつする尿中のアンモニアやふんの分解物等
の置物の影響を避けるために、水/トン当り約!;OK
gの魚を約10時間輸送するのが限度であった。
最近活魚の需用が増えるにつれて、上記のような問題を
解決するために活魚輸送タンクの水を、活性炭ゼオライ
ト又はイオン交換樹脂等を充てんした塔に循還させたり
微生物による分解浄化装置に循環させるなどの方法が考
案されている。しかし浄化設備など余分の空間、重量i
1を必要とするものは、トラツ久鉄道はまだしも航空機
などに積み込むことは輸送効率が悪く、不可能な場合が
多い。
解決するために活魚輸送タンクの水を、活性炭ゼオライ
ト又はイオン交換樹脂等を充てんした塔に循還させたり
微生物による分解浄化装置に循環させるなどの方法が考
案されている。しかし浄化設備など余分の空間、重量i
1を必要とするものは、トラツ久鉄道はまだしも航空機
などに積み込むことは輸送効率が悪く、不可能な場合が
多い。
更に近年輸送の効率を上bブるため番こ、炭特開昭58
− 13336(2) 酸ガスと酸素との混合物を水中に吹きこんで活魚を麻酔
させ、そのまま麻酔状態で魚密度を高くして輸送し、目
的地において通常の水槽に移して覚せいさせる方法が研
究されている。しかし、長時間麻酔状態に置くと魚が死
亡するとか、炭酸ガス吹込時呼吸困難のため暴れ、他の
魚や器壁に衝突して傷つくなどの問題点を残し、実用化
には解決しなければならない問題が多い。
− 13336(2) 酸ガスと酸素との混合物を水中に吹きこんで活魚を麻酔
させ、そのまま麻酔状態で魚密度を高くして輸送し、目
的地において通常の水槽に移して覚せいさせる方法が研
究されている。しかし、長時間麻酔状態に置くと魚が死
亡するとか、炭酸ガス吹込時呼吸困難のため暴れ、他の
魚や器壁に衝突して傷つくなどの問題点を残し、実用化
には解決しなければならない問題が多い。
本発明者らは、このような問題を解決するために鋭意検
討を重ねた結果活魚の遊泳する水に炭酸水素ナトリウム
を添加し、又は添加しないで塩酸を徐々に添加してこれ
を麻酔させた後、酸素が充分供給される水に移して輸送
する方法を見い出したのである。
討を重ねた結果活魚の遊泳する水に炭酸水素ナトリウム
を添加し、又は添加しないで塩酸を徐々に添加してこれ
を麻酔させた後、酸素が充分供給される水に移して輸送
する方法を見い出したのである。
更に詳しく説朗する。炭酸水素ナトリウムは添加しなく
ともPH17−5まで塩酸によりPHを低下させると、
空気中から溶解したり魚が排出した二酸化炭素が遊離し
遊泳水中O5 の二酸化炭素濃度が上り、且つPH低下により血液の正
常状態からバランスが崩れるためか、魚は麻ひし腹を上
に逆転して麻酔する。強く麻酔するとけいれんを起しこ
れが長時間続くと呼吸もとまり死亡する事がある。
ともPH17−5まで塩酸によりPHを低下させると、
空気中から溶解したり魚が排出した二酸化炭素が遊離し
遊泳水中O5 の二酸化炭素濃度が上り、且つPH低下により血液の正
常状態からバランスが崩れるためか、魚は麻ひし腹を上
に逆転して麻酔する。強く麻酔するとけいれんを起しこ
れが長時間続くと呼吸もとまり死亡する事がある。
炭酸水素ナトリウムを遊泳水に溶解させると淡水の場合
PHに〜1.2前後、海水の場合PH7,7前後を示し
、魚に対する影響は何ら現れない。しかしここに塩酸を
加えPHを下げて行くと(1)式の平衡が右にずれ水中
に二酸化炭素が遊離し、上述のごとく魚は麻酔する。
PHに〜1.2前後、海水の場合PH7,7前後を示し
、魚に対する影響は何ら現れない。しかしここに塩酸を
加えPHを下げて行くと(1)式の平衡が右にずれ水中
に二酸化炭素が遊離し、上述のごとく魚は麻酔する。
1’allCl)i ? HCl マ=プ)r九〇
ノナ/−16す1.、、、、(1) 式炭酸水素ナト
リウムを多く添加するとPHが高い所で麻酔させる事が
できる。例えば海水中の真鯛を麻酔させる場合、炭酸水
素ナトリウム100g/立方未添加するとPH乙、O−
乙、夕で、又これを1000g/宜方米添加するとPH
乙、lI−乙、ざとするNO6 のが適当である。炭酸水素ナトリウムを、2000g/
立方米以上とするとPH乙、O〜7.0で麻酔するが、
呼吸困難が麻酔よす先に来るためか、暴走する事が多く
、又麻酔作業中弱いものは死亡する事が多くなる。
ノナ/−16す1.、、、、(1) 式炭酸水素ナト
リウムを多く添加するとPHが高い所で麻酔させる事が
できる。例えば海水中の真鯛を麻酔させる場合、炭酸水
素ナトリウム100g/立方未添加するとPH乙、O−
乙、夕で、又これを1000g/宜方米添加するとPH
乙、lI−乙、ざとするNO6 のが適当である。炭酸水素ナトリウムを、2000g/
立方米以上とするとPH乙、O〜7.0で麻酔するが、
呼吸困難が麻酔よす先に来るためか、暴走する事が多く
、又麻酔作業中弱いものは死亡する事が多くなる。
ここで塩酸を添加してPHを下げる場合短時間に塩酸を
添加してPHを速く下げると、魚は麻ひする以前に呼吸
困難となり、苦しくなって暴れ互に傷つけ合うため、徐
々にPHを下げる事が必要である。塩酸の添加適正速度
は魚種及び固体によって異なるが、アジでは麻酔のため
に塩酸を加え終るまでに70分以上、真鯛も70分以上
、鯉では5分以上かければ余り暴れる事はない。しかし
3時間以上かけてゆっくりPHヲ下げて行くと同魚種で
も固体差があって早く麻酔するものがあり、この魚は長
時間二酸化炭素過多の状態におかれて死亡してしまうか
、衰弱が激しく輸送中に死亡してNO7 しまう恐れがあり720分以内に塩酸を添加し終える事
が好ましく、200分以上かける事は望ましくない。
添加してPHを速く下げると、魚は麻ひする以前に呼吸
困難となり、苦しくなって暴れ互に傷つけ合うため、徐
々にPHを下げる事が必要である。塩酸の添加適正速度
は魚種及び固体によって異なるが、アジでは麻酔のため
に塩酸を加え終るまでに70分以上、真鯛も70分以上
、鯉では5分以上かければ余り暴れる事はない。しかし
3時間以上かけてゆっくりPHヲ下げて行くと同魚種で
も固体差があって早く麻酔するものがあり、この魚は長
時間二酸化炭素過多の状態におかれて死亡してしまうか
、衰弱が激しく輸送中に死亡してNO7 しまう恐れがあり720分以内に塩酸を添加し終える事
が好ましく、200分以上かける事は望ましくない。
麻酔の程度は口およびえらでの呼吸は
止らず、且つ手で触れても反応がない程度までとする事
が適当である。又麻酔作業中水面近くに浮んだものが空
気を吸って暴走する事があるので、水面真下に網などを
張ると好都合である。
が適当である。又麻酔作業中水面近くに浮んだものが空
気を吸って暴走する事があるので、水面真下に網などを
張ると好都合である。
このようにして麻酔させた活魚は、炭酸水素ナトリウム
をSO〜1000g/立方米含み、そのまま又は塩酸に
よってPH乙、Q〜7.1に調整され、かつ酸素が充分
供給される水に移して輸送される。
をSO〜1000g/立方米含み、そのまま又は塩酸に
よってPH乙、Q〜7.1に調整され、かつ酸素が充分
供給される水に移して輸送される。
ここで炭酸水素ナトリウムは、活魚の排出する二酸化炭
素によるPH変化を緩衝し遊・:1 離二酸化炭素濃度の増加が綴和され麻酔した活魚に良い
影響を与える。炭酸水素ナトリウムが30g7立方米以
下では緩衝効果が少く、輸送水中の二酸化炭素濃度が著
し特開昭58− 13336(3) く高くなって長時間の輸送に耐えられない。
素によるPH変化を緩衝し遊・:1 離二酸化炭素濃度の増加が綴和され麻酔した活魚に良い
影響を与える。炭酸水素ナトリウムが30g7立方米以
下では緩衝効果が少く、輸送水中の二酸化炭素濃度が著
し特開昭58− 13336(3) く高くなって長時間の輸送に耐えられない。
又1000g/立方米以上これを含むとPHが少し低下
しただけで水中の遊離二酸化炭素濃度が高くなり、輸送
中死亡しやすいとか、目的地で通常水にもどしても覚せ
い径の健康回復が思わしくない等の危険性が増大する。
しただけで水中の遊離二酸化炭素濃度が高くなり、輸送
中死亡しやすいとか、目的地で通常水にもどしても覚せ
い径の健康回復が思わしくない等の危険性が増大する。
炭酸水素ナトリウムを含む活魚の輸送水は、塩酸により
PHをご・O程度まで下げてもよいが、塩酸を添加しな
いでもよい。
PHをご・O程度まで下げてもよいが、塩酸を添加しな
いでもよい。
しかしPHが高い場合は輸送中に覚せいし暴れる事があ
るので輸送用水槽の形態を充分工夫する必要がある。
るので輸送用水槽の形態を充分工夫する必要がある。
輸送水のPHは麻酔時のPHか又はその近傍にしておい
て、”軽い麻酔状態にしておくと輸送中の暴れi少く、
かつ体力の消耗も1i1□1 少く長時間輸送が可能となる。又目的地において通常の
水槽に投入し覚せいさせた後も、健康回復に問題はない
。
て、”軽い麻酔状態にしておくと輸送中の暴れi少く、
かつ体力の消耗も1i1□1 少く長時間輸送が可能となる。又目的地において通常の
水槽に投入し覚せいさせた後も、健康回復に問題はない
。
麻酔させた魚を輸送中保持する水槽は、NO9
効率を上げるために点密度を上げる必要がある。ここで
魚が暴れた場合、その背ビレや歯で他の魚を傷つけたり
、暴走して器壁に衝突し外傷を自から負う事を避けるた
めに、魚は一尾づつ隔離して水槽に入れる。
魚が暴れた場合、その背ビレや歯で他の魚を傷つけたり
、暴走して器壁に衝突し外傷を自から負う事を避けるた
めに、魚は一尾づつ隔離して水槽に入れる。
この水槽は、魚体より少し大きめであればよく、魚体に
合わせて細長くするのが好ましい。水槽の形状は一尾一
水槽とする際は硬質プラスチックス製、軟質プラスチッ
クス製で箱状、袋状にする。とか、プラスチック板、網
などで仕切りを設は複数尾を一箱に保持するなど一尾づ
つ隔離できる仕様であればいかなる水槽でもよい。
合わせて細長くするのが好ましい。水槽の形状は一尾一
水槽とする際は硬質プラスチックス製、軟質プラスチッ
クス製で箱状、袋状にする。とか、プラスチック板、網
などで仕切りを設は複数尾を一箱に保持するなど一尾づ
つ隔離できる仕様であればいかなる水槽でもよい。
本発明の方法では活魚をコンパクトな水槽に保持する事
ができるため公知のごとく酸素の供給には充分配慮して
酸素不足の状態に置かない様にしなければならない。そ
□のためには、酸素又は空気に充分ばつ気して酸素を
充分含む水を大量に活魚に供給し010 個別に酸素又は空気をエアーストーンにより保持水をば
っ気するなどの工夫が必要である。
ができるため公知のごとく酸素の供給には充分配慮して
酸素不足の状態に置かない様にしなければならない。そ
□のためには、酸素又は空気に充分ばつ気して酸素を
充分含む水を大量に活魚に供給し010 個別に酸素又は空気をエアーストーンにより保持水をば
っ気するなどの工夫が必要である。
本発明の方法により、7kgの真鯛や鯉を水/〜2リッ
トルの水槽に入れる事が可能で、従来の方法より20−
I/lO倍も効率高く、コンパクトに輸送する事が可能
となり、特に航空機による活魚輸送が可能となって来た
。
トルの水槽に入れる事が可能で、従来の方法より20−
I/lO倍も効率高く、コンパクトに輸送する事が可能
となり、特に航空機による活魚輸送が可能となって来た
。
又麻酔状態で輸送用水槽に入れるため暴れる事がなく、
魚体を傷つける事も少く、覚せい後も長時間生きるのみ
ならず、商品価値も高く維持できる。
魚体を傷つける事も少く、覚せい後も長時間生きるのみ
ならず、商品価値も高く維持できる。
本発明の方法によると、2に〜10時間も活魚をコンパ
クトな状態に保つ事ができるため、従来の2〜II倍も
遠隔地に運搬する事が可能となった訳である。目的地に
おいて、通常の水槽に移した場合、PH7以上の水に入
れて輸送した場合は、すでに覚N0II 合は、麻酔後10〜/j時間後覚せV)させると、数時
間は衰弱しているが一日後は麻酔させなかった他の魚と
区別が出来なし1程に回復する。
クトな状態に保つ事ができるため、従来の2〜II倍も
遠隔地に運搬する事が可能となった訳である。目的地に
おいて、通常の水槽に移した場合、PH7以上の水に入
れて輸送した場合は、すでに覚N0II 合は、麻酔後10〜/j時間後覚せV)させると、数時
間は衰弱しているが一日後は麻酔させなかった他の魚と
区別が出来なし1程に回復する。
本方法では、炭酸水素ナトリウムと塩酸との二種のみの
薬品を用いるのみで、ツマルビタール酸ナトリウム、亜
酸イヒ窒素などの有害な物質を用いなlx。従って本発
明の方法により麻酔輸送した魚は直ちに食用番と供して
も安全性には全く問題lよなに’。
薬品を用いるのみで、ツマルビタール酸ナトリウム、亜
酸イヒ窒素などの有害な物質を用いなlx。従って本発
明の方法により麻酔輸送した魚は直ちに食用番と供して
も安全性には全く問題lよなに’。
魚の酸素消費量を減らし、かつ魚を病気から守るために
輸送中の水温を209C以下に保つ事は一般に行なわれ
ている。本発明においても水温は温帯性のタイ、ノ\マ
チ。
輸送中の水温を209C以下に保つ事は一般に行なわれ
ている。本発明においても水温は温帯性のタイ、ノ\マ
チ。
ヒラメなどの場合は一〇〇C以下、好ましくは、j〜/
56Cにて麻酔させ輸送し、寒帯性のサケ、マス、タ
ラな′身は、3〜106Cとスルコとが好ましい。この
ように水温を下げて麻酔させると、゛麻酔作業時に魚力
S暴れる事も少く又麻酔状態での生存時間も長く特開昭
58− 13336(4) なり、輸送時間も長くとる事が出来る。
56Cにて麻酔させ輸送し、寒帯性のサケ、マス、タ
ラな′身は、3〜106Cとスルコとが好ましい。この
ように水温を下げて麻酔させると、゛麻酔作業時に魚力
S暴れる事も少く又麻酔状態での生存時間も長く特開昭
58− 13336(4) なり、輸送時間も長くとる事が出来る。
次に実施例により本発明の方法を具体的に述べる。
013
実施例/−3第1表
体重約100gの真鯛5尾をPH7,915’の海水7
00リツトルを入れた水槽に投入し、ここに炭酸水素ナ
トリウム30gを溶解したところ、PHは7.74’に
なった。次に/規定の塩酸270ミリリツトルを約3倍
に希釈し、これを30分かけて徐々に添加して行った所
、PH値が乙、7あたりから腹を上に逆転するものが現
れ、塩酸を添加し終った時はPH乙、aSとなり、全量
とも逆転し、呼吸は正常なるも手で触れても体を動かす
などの反応はなかった。
00リツトルを入れた水槽に投入し、ここに炭酸水素ナ
トリウム30gを溶解したところ、PHは7.74’に
なった。次に/規定の塩酸270ミリリツトルを約3倍
に希釈し、これを30分かけて徐々に添加して行った所
、PH値が乙、7あたりから腹を上に逆転するものが現
れ、塩酸を添加し終った時はPH乙、aSとなり、全量
とも逆転し、呼吸は正常なるも手で触れても体を動かす
などの反応はなかった。
次にこれらの鯛を一尾づつ、表/に記すように、炭酸水
素ナトリウム20gを添加し、PH値は同程度又は高く
した海水2リツトルを、鯛が丁度入る程度の幅の狭い水
槽に鯛と共に入れ、底から空気又は酸素をエアーストー
ンを用いて吹き込んだ所、正常な呼吸が続き26〜17
時間後に呼吸がO14 施例3)、37時間後(実施例≠)に通常の水に移した
ものは2〜ノ2時間後(こ(よ正常に回復した。これら
実施例より呼吸が止る前に通常水槽に鯛をもどせば元気
を回復する事がわかった。
素ナトリウム20gを添加し、PH値は同程度又は高く
した海水2リツトルを、鯛が丁度入る程度の幅の狭い水
槽に鯛と共に入れ、底から空気又は酸素をエアーストー
ンを用いて吹き込んだ所、正常な呼吸が続き26〜17
時間後に呼吸がO14 施例3)、37時間後(実施例≠)に通常の水に移した
ものは2〜ノ2時間後(こ(よ正常に回復した。これら
実施例より呼吸が止る前に通常水槽に鯛をもどせば元気
を回復する事がわかった。
実施例に〜g第2表
実施例/において一尾の鯛を用い麻酔させる際の炭−水
素ナトリウム濃度、塩酸添加時間及びPH,輸送時の炭
酸水素ナトリウム濃度、PHを第2表のようにかえ、以
下同様に実施した所、真鯛は//〜/ざ時間生き続けた
。結果を第2表(こ合わせて記す。
素ナトリウム濃度、塩酸添加時間及びPH,輸送時の炭
酸水素ナトリウム濃度、PHを第2表のようにかえ、以
下同様に実施した所、真鯛は//〜/ざ時間生き続けた
。結果を第2表(こ合わせて記す。
実施例9〜IO第3表
実施例/において、麻酔時及び輸送時の水温を常温から
2時間かけてf’c&こさ6ブ、麻酔及び輸送条件を第
3表の様各こ変えた所麻酔時には暴れる事もなく又輸送
用/IX型水槽水槽中素をはつきすると生存時間も’1
2No 15 比較例/第1表 実施例7において麻酔時における塩酸添加時間を7分と
短かくすると暴れがひどく、水槽壁に衝突し好ましくな
かった。又生存時間も短かくなった。
2時間かけてf’c&こさ6ブ、麻酔及び輸送条件を第
3表の様各こ変えた所麻酔時には暴れる事もなく又輸送
用/IX型水槽水槽中素をはつきすると生存時間も’1
2No 15 比較例/第1表 実施例7において麻酔時における塩酸添加時間を7分と
短かくすると暴れがひどく、水槽壁に衝突し好ましくな
かった。又生存時間も短かくなった。
比較例!
実施例ににおいて炭酸水素ナトリウム量を麻酔時及び輸
送時に、300g/100リットルに増やすと生存時間
が短かくなり好ましくなかった。
送時に、300g/100リットルに増やすと生存時間
が短かくなり好ましくなかった。
実施例//
実施例/において真鯛にかえて体重gOg前後のアジを
5尾用い同条件下で麻酔させ、輸送条件下においた所、
2/〜2f時間生きつづけた。充分実用に供する事がわ
かった。 ・: 実施例/2 実m/において海水にかえて淡水を用い、体重的soo
gの鯉−尾を麻酔させた所、PH乙、35であった。他
に同様に処理した。
5尾用い同条件下で麻酔させ、輸送条件下においた所、
2/〜2f時間生きつづけた。充分実用に供する事がわ
かった。 ・: 実施例/2 実m/において海水にかえて淡水を用い、体重的soo
gの鯉−尾を麻酔させた所、PH乙、35であった。他
に同様に処理した。
特開昭58− 13336 (5)
生存時間は3/時間で充分に実用に供する事がわかった
。
。
第77 、よ766.ッ、1.より、詮※正常海
水に投じた所、健康を回復した。
水に投じた所、健康を回復した。
017
Claims (5)
- (1)活魚の遊泳する水に、炭酸水素ナトリウムを添加
又は添加しないで、塩酸を添加してこれを麻酔させた後
、酸素が充分供給され、かつ炭酸水素ナトリウムを含む
水に移して輸送する事を特徴とする活魚の輸送方法 - (2)活魚を麻酔せしむるに際し、炭酸水素ナトリウム
を0−2000g/立方米添加し塩酸を加えてPH≠、
O〜乙、ざに調整する事を特徴とする特許請求範囲第−
項記載の活魚の輸送方法 - (3)塩酸を添加して麻酔させるに際し、これを3分以
上200分以下の時間内で徐々に添加する事を特徴とす
る特許請求の範囲第−項又は第二項記載の活魚の輸送方
法 - (4)麻酔させた活魚を輸送するために保持する水は、
炭酸水素ナトリウムを50〜100O02 PH1,Q〜7.1rに調整したものを用いる事を特徴
とする特許請求範囲第一項、第二項又は第三項記載の活
魚の輸送方法 - (5)麻酔させた後の活魚は一尾づつ隔離して輸送する
事を特徴とする特許請求範囲第−項又は第二項又は第三
項又は第四項記載の活魚の輸送方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10949981A JPS5813336A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 活魚の輸送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10949981A JPS5813336A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 活魚の輸送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5813336A true JPS5813336A (ja) | 1983-01-25 |
Family
ID=14511801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10949981A Pending JPS5813336A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 活魚の輸送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813336A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4697546A (en) * | 1986-05-30 | 1987-10-06 | Purdue Research Foundation | Method for production of tetraploid channel catfish |
JPS6381021A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-04-11 | Tsutsunaka Plast Kogyo Kk | 熱可塑性合成樹脂積層成形品の製造方法 |
JPS649719A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-13 | Toppan Printing Co Ltd | Thermoforming method |
US4807615A (en) * | 1987-09-08 | 1989-02-28 | Seitetsu Kagaku Co., Ltd. | Method for anesthetizing aquatic animals |
JPH03274139A (ja) * | 1990-03-23 | 1991-12-05 | Yooken Syst:Kk | 容器の製造方法 |
JPH0428526A (ja) * | 1990-05-24 | 1992-01-31 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 熱可塑性樹脂シート成形におけるプラグアシスト成形装置のプラグ |
KR20020080040A (ko) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | 김진경 | 관상어 운반에 아산화질소를 이용하는 방법 |
US6905947B2 (en) | 2002-03-28 | 2005-06-14 | Applied Materials, Inc. | Monatomic boron ion source and method |
JP2007186476A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Fisheries Research Agency | 魚類用の麻酔剤とその使用方法 |
WO2008017104A1 (en) * | 2006-08-07 | 2008-02-14 | Buhi International Group (Big) Pty Ltd | Method of conditioning fish |
US7518124B2 (en) | 2002-03-28 | 2009-04-14 | Applied Materials, Inc. | Monatomic dopant ion source and method |
WO2015122021A1 (ja) * | 2014-02-17 | 2015-08-20 | マリンバイオテクノロジー株式会社 | 魚介類の麻酔方法および装置 |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP10949981A patent/JPS5813336A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4697546A (en) * | 1986-05-30 | 1987-10-06 | Purdue Research Foundation | Method for production of tetraploid channel catfish |
JPS6381021A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-04-11 | Tsutsunaka Plast Kogyo Kk | 熱可塑性合成樹脂積層成形品の製造方法 |
JPH0544901B2 (ja) * | 1987-07-01 | 1993-07-07 | Toppan Printing Co Ltd | |
JPS649719A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-13 | Toppan Printing Co Ltd | Thermoforming method |
US4807615A (en) * | 1987-09-08 | 1989-02-28 | Seitetsu Kagaku Co., Ltd. | Method for anesthetizing aquatic animals |
EP0306570A1 (en) * | 1987-09-08 | 1989-03-15 | Seitetsu Kagaku Co., Ltd. | Method for anesthetizing aquatic animals |
JPH03274139A (ja) * | 1990-03-23 | 1991-12-05 | Yooken Syst:Kk | 容器の製造方法 |
JPH0428526A (ja) * | 1990-05-24 | 1992-01-31 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 熱可塑性樹脂シート成形におけるプラグアシスト成形装置のプラグ |
KR20020080040A (ko) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | 김진경 | 관상어 운반에 아산화질소를 이용하는 방법 |
US6905947B2 (en) | 2002-03-28 | 2005-06-14 | Applied Materials, Inc. | Monatomic boron ion source and method |
US7518124B2 (en) | 2002-03-28 | 2009-04-14 | Applied Materials, Inc. | Monatomic dopant ion source and method |
JP2007186476A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Fisheries Research Agency | 魚類用の麻酔剤とその使用方法 |
WO2008017104A1 (en) * | 2006-08-07 | 2008-02-14 | Buhi International Group (Big) Pty Ltd | Method of conditioning fish |
WO2015122021A1 (ja) * | 2014-02-17 | 2015-08-20 | マリンバイオテクノロジー株式会社 | 魚介類の麻酔方法および装置 |
JP5897133B2 (ja) * | 2014-02-17 | 2016-03-30 | マリンバイオテクノロジー株式会社 | 魚介類の麻酔方法および装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0202952B1 (en) | Fish transport system | |
Valenti et al. | Recirculation hatchery systems and management | |
Mcnamara et al. | Husbandry, general care, and transportation of Xenopus laevis and Xenopus tropicalis | |
JPS5813336A (ja) | 活魚の輸送方法 | |
Oestmann et al. | Special considerations for keeping cephalopods in laboratory facilities | |
van de Vis et al. | Welfare of farmed fish in different production systems and operations | |
Tait | The first filling of the swim bladder in salmonoids | |
Stevens | Change in body weight caused by handling and exercise in fish | |
Magid | Breathing and function of the spiracles in Polypterus senegalus | |
JPH01144916A (ja) | 寒冷炭酸ガス麻酔による活魚輸送法 | |
Sneddon et al. | Ornamental fish (Actinopterygii) | |
Urakov | Hydrogen peroxide can replace gaseous oxygen to keep fish alive in hypoxia | |
Gil et al. | Anesthetic effect and physiological response in olive flounder (Paralichthys olivaceus) to clove oil in a simulated transport experiment | |
Treasurer | Changes in pH during transport of juvenile cod Gadus morhua L. and stabilisation using buffering agents | |
JPH10191830A (ja) | 泉水を用いた魚介類の生産方法 | |
MiMS et al. | Propagation and culture of paddlefish | |
Saini et al. | Anesthetic efficacy of clove oil in the transportation of carp (Cyprinus carpio) seed | |
Cerreta et al. | A novel approach to ornamental fish transportation for the aquarium hobbyist | |
Guest et al. | Transportation techniques for blueback herring | |
Muzaddadi et al. | Live table fish transportation-a means of innovative value addition in the fish retail markets of Ludhiana, Punjab | |
JP2005110662A (ja) | テナガエビ及びホワイトエビの海運方法 | |
Coyle et al. | Harvest and transport of Largemouth Bass | |
Ganjoor | To reduce mortality of fry fish (Oncorhynchus mykiss) caused with viral infection (Ipnv and Vhsv) by water treatment with Chloramin-T as disinfectant | |
JP5803026B2 (ja) | 海水魚の延命および/または外傷回復方法、ならびにこの方法で処理した海水魚 | |
JPH11341934A (ja) | 魚介類の輸送・蓄養方法及び発生卵の孵化期間延長方法 |