JP2005109890A - Ip電話システム、サーバ装置およびルータ制御方法 - Google Patents

Ip電話システム、サーバ装置およびルータ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 音声通話からTV電話への切り替えにおける装置切り替えのときに発生してしまう通話途切れをなくし、音声通話を維持したままTV電話に切り替え可能にしたIP電話システムを提供する。
【解決手段】 ルータ装置400と、ルータ装置400に接続された複数の機能部500、800と、複数の機能部に対するルータ装置400によるルーティングを制御するサーバ装置700とを有する構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、IP電話機等のVoIPに対応した装置を用いたIP電話システム、サーバ装置およびルータ制御方法に関する。
近年、インターネットまたはIP(Internet Protocol)網を介してVoIP(Voice over IP)により音声通信を可能とするIP電話が実用化されている。そして、近い将来、音声だけでなく動画のやり取りも可能なTV(テレビ)電話が実用化されると考えられる。そのとき、IP電話とTV電話の両サービスが混在することになる。
現在、広く普及している携帯電話機や固定電話機のアナログ電話機での通話中心の利用を考えると、TV電話が実用化されても、一般的には通話が行われ、必要に応じて通話だけの利用から、相手先の動画像を見ながらの通話に切り替えることが多くなると推測している。
現在のIP電話の利用では、音声のみの通話に、専用のIP電話機を用いるのではなく、一般に使われているアナログ電話機をIP電話機として利用可能になるTA(Terminal Adapter)タイプのIP電話アダプタをアナログ電話機に用いている場合が多い。
IP電話システムについて説明する。
図8は従来のIP電話システムの一構成例を示すブロック図である。
図8に示すように、従来のIP電話システムは、従来のアナログ電話機(以下、単に電話機と称する)600に接続されたIP電話アダプタとなるVoIP−TA500と、VoIP−TA500にLAN(Local Area Network)を介して接続されたルータ400とを有する。ルータ400はモデム(メディアコンバータ)300を介してインターネットに接続されている。なお、モデム300は、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)およびFTTH(Fiber to the Home)等のいずれかの高速伝送技術を用いた媒体を介してインターネットと接続されているが、図に示すことを省略している。
ルータ400は、VoIP−TA500がインターネットを介して外部の端末とデータを送受信する際に、パケット化されたデータであるIPパケットを中継する。また、インターネット上のグローバルIPアドレスとLAN内のローカルIPアドレスとを変換し、データの送信先となるポート番号を指定する機能であるNAT(Network Address Translation)を備えている。
外部にはインターネットに接続されたモデム200を介してVoIP端末100が接続されている。VoIP端末100は、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)であり、音声を取り込むためのマイクと音声を出力するためのスピーカとを有するヘッドセットを備えている。また、動画を取り込むためのビデオカメラと、動画を出力するためのビデオモニタとを備え、TV電話機能を有する構成である。
IP電話機およびVoIP端末等のIPアドレスを登録するためのVoIPサーバ900がインターネットに接続されている。そして、操作者X側に電話機600を備え、操作者Y側にVoIP端末100を備えているものとする。
上記構成のIP電話システムの動作について説明する。
操作者Xがモデム300と、ルータ400と、電話機600に接続されたVoIP−TA500の電源を入れると、VoIP−TA500は電話機600の電話番号とローカルIPアドレスBをルータ400に登録する。ルータ400は、電話機600の電話番号と自分のグローバルIPアドレスとなるIPアドレスAとをモデム300を介してVoIPサーバ900に登録する。
操作者YがVoIP端末100の電源を入れると、VoIP端末100は自分の電話番号とグローバルIPアドレスとをVoIPサーバ900に登録する。続いて、操作者がVoIP端末100を操作して電話機600の電話番号を入力すると、VoIP端末100は入力された電話番号への接続を確立するための接続要求信号をモデム200およびインターネットを介してVoIPサーバ900に送信する。VoIPサーバ900はVoIP端末100から電話番号を含む接続要求信号を受信すると、電話機600の電話番号に相当するグローバルIPアドレスを調べ、グローバルIPアドレスがAとわかると、ルータ400宛に接続要求信号を送信する。
ルータ400は接続要求信号を受信すると、接続要求信号に含まれる電話番号から、IPアドレスBのVoIP−TA500に接続要求信号を送信する。
VoIP−TA500はルータ400から接続要求信号を受信すると、着信があったことを示す着信信号を電話機600に送出する。電話機600は着信信号を受信すると、ベルを鳴らすとともに、呼び出し中であることを示す呼び出し信号をVoIP−TA500に送出する。そして、VoIP−TA500は受信した呼び出し信号をVoIPサーバ900を介してVoIP端末100に送信する。
操作者Xが電話機600の受話器を取り上げると、電話機600はオフフック信号をVoIP−TA500に送出する。VoIP−TA500は受信したオフフック信号をVoIPサーバ900を介してVoIP端末100に送信する。
VoIP端末100はVoIP−TA500からオフフック信号を受信すると、確認応答信号をVoIPサーバ900を介してVoIP−TA500に送信する。VoIP−TA500がVoIP端末100から確認応答信号を受信することで、VoIP端末100と、VoIP−TA500につながれた電話機600との間で接続が確立する。
その後、操作者Xと操作者Yの通話による音声は、RTP(Real−time Transport Protcol)で変換されたIPパケットによりVoIP端末100と電話機600との間で送受信される。
上述のようにして、操作者Xと操作者Yの間で通話が可能となるが、TV電話を利用する場合には、操作者X側に予め上記VoIP端末100と同様な構成のVoIP端末(不図示)を備え、このVoIP端末をルータ400に接続して起動させておけば、操作者Xと操作者Yは初めからTV電話を利用できる。
一方、通信先と動画および音声をやり取りする際、動画を見るための端末と通話するための端末を別の構成にした装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この公報に開示されたパケット通信端末装置は、本体部で着信を受けた後、本体部と別構成の音声端末部で通話を可能にするものである。
特開2002−290938号公報
上述したようにして音声による通話を開始した後、TV電話に切り替えようとしたとき、TV電話機能を備えた装置に電源が入っていなければ、その装置を起動させてTV電話が利用できるようになるまで、相手を待たせることになる。また、通話に用いていた電話機からTV電話機能を備えた装置で音声をやり取りしようとすると、TV電話機能を備えた装置のマイクとスピーカを利用しなければならない。この場合、電話機と外部の端末との接続を一旦切った後電話をかけ直さなければならず、手間がかかるという問題があった。
さらに、上述した公報に示されるパケット通信端末装置では、家庭内で音声端末部を複数備えていても、音声端末部を誰か1人が使っていると、他の人が使えなくなり、複数の人が同時に使用できないという問題があった。
本発明は上記したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、音声通話からTV電話への切り替えにおける装置切り替えのときに発生してしまう通話途切れをなくし、音声通話を維持したままTV電話に切り替え可能にしたIP電話システム、サーバ装置およびルータ制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のIP電話システムは、
ルータ装置と、
前記ルータ装置に接続された複数の機能部と、
前記複数の機能部に対する前記ルータ装置によるルーティングを制御するサーバ装置と、
を有することを特徴とする。
本発明では、サーバ装置により複数の機能部に対するルーティングを制御することで、ルータ装置のルーティングを設定し直すことが可能となり、外部から受信するデータをデータの種類に応じて複数の機能部に振り分けることができる。
また、上記本発明のIP電話システムにおいて、前記機能部はテレビ電話機であることとしてもよく、前記機能部はIP電話機であることとしてもよい。
本発明では、機能部がテレビ電話機であれば、画像をTV電話機にルーティングするようにルータ装置を制御することで、テレビ電話機で画像が再生され、機能部がIP電話機であれば、音声をIP電話機にルーティングするようにルータ装置を制御することで、IP電話機で音声が再生される。
また、上記本発明のIP電話システムにおいて、前記ルーティングは、音声および画像の種類を含むデータについて、少なくとも一方の種類のデータを前記複数の機能部のうちいずれかの機能部に送信し、該一方の種類のデータを受信する機能部を除くいずれかの機能部に他方の種類のデータを送信することとしてもよい。
本発明では、音声データを送受信可能な機能部に音声データが送信され、画像データを送受信可能な機能部に画像データが送信される。そのため、音声データと画像データを別々の機能部に送信するようにしても、これらの2台の機能部を用いて通信することで、TV電話機と同様な利用形態を実現できる。
また、上記本発明のIP電話システムにおいて、外部と前記一方の種類のデータを通信する機能部が前記他方の種類のデータの送信先となる機能部を前記サーバ装置に指示することとしてもよい。
本発明では、一方の種類のデータが音声データで、他方の種類のデータが画像データであると、操作者が音声データの送受信可能な機能部を利用して通話し始めた後、その機能部を操作して画像データの転送先を入力することで、画像データの転送先となる機能部を指示する情報がサーバ装置に入力される。そのため、音声通話を維持したままTV電話に切り替えられる。
一方、上記目的を達成するための本発明のサーバ装置は、複数の機能部が接続されたルータ装置によるルーティングを制御するサーバ装置であって、
前記複数の機能部について機能部毎に受信可能なデータの種類を特定し、該機能部毎に受信可能なデータの種類に対応して前記ルータ装置に前記複数の機能部に対するルーティングを実行させるものである。
本発明では、各機能部で受信可能なデータの種類が特定されるため、外部から受信するデータの種類に対応して複数の機能部に振り分けてルーティングすることできる。
また、上記本発明のサーバ装置において、前記ルーティングは、音声および画像の種類を含むデータについて、少なくとも一方の種類のデータを前記複数の機能部のうちいずれかの機能部に送信し、該一方の種類のデータを受信する機能部を除くいずれかの機能部に他方の種類のデータを送信することとしてもよい。
また、上記本発明のサーバ装置において、外部と前記一方の種類のデータを通信する機能部から前記他方の種類のデータの送信先となる機能部の情報を受信することとしてもよい。
また、上記目的を達成するための本発明のルータ制御方法は、複数の機能部が接続されたルータ装置によるルーティングを制御するためのルータ制御方法であって、
前記複数の機能部について機能部毎に受信可能なデータの種類を特定し、
前記機能部毎に受信可能なデータの種類に対応して前記ルータ装置に前記複数の機能部に対するルーティングを実行させるものである。
また、上記本発明のルータ制御方法において、前記ルーティングは、音声および画像の種類を含むデータについて、少なくとも一方の種類のデータを前記複数の機能部のうちいずれかの機能部に送信し、該一方の種類のデータを受信する機能部を除くいずれかの機能部に他方の種類のデータを送信することとしてもよい。
さらに、上記本発明のルータ制御方法において、前記複数の機能部について機能部毎に受信可能なデータの種類を特定した後、
外部と前記一方の種類のデータを通信する機能部から前記他方の種類のデータの送信先となる機能部の情報を受信することにより、前記ルーティングを実行させることとしてもよい。
本発明では、音声通話からTV電話への切り替えにおける装置切り替えのときに発生してしまう通話途切れをなくし、音声通話を維持したままTV電話に切り替えられる。そのため、通話中にTV電話機能を備えたPCを起動させると、TV電話を利用できるまで1分以上かかる場合もあるが、その間、相手との通話が途切れてしまうことを防止できる。
また、最初に音声通話を開始した電話機などの音声用端末がワイヤレスであれば、音声用端末を持ったままTV電話機のある部屋に移動し、音声通話を維持したまま、その部屋のTV電話機で動画をやり取りできる。
さらに、TV電話機を複数備えている場合、各TV電話機で外部とTV電話を利用できる。
本発明のIP電話システムは、IP電話機を含むVoIP端末が複数接続されたルータによる、複数のVoIP端末に対するルーティングを制御するサーバを備えたものである。
本発明のIP電話システムについて説明する。
図1は本発明のIP電話システムの一構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、IP電話システムは、TV電話が可能なVoIP端末800と、VoIP−TA500および電話機600からなるIP電話機と、VoIP端末800およびIP電話機等の機能部とLANを介して接続されたルータ400と、機能部の通信を管理するローカルVoIPサーバ700とを有する構成である。ルータ400はLANを介してローカルVoIPサーバ700とモデム300と接続され、モデム300はインターネットに接続されている。
なお、従来と同様に、外部にはインターネットに接続されたモデム200を介してVoIP端末100が接続されている。また、IP電話機およびVoIP端末等のIPアドレスを登録するためのVoIPサーバ900がインターネットに接続されている。そして、操作者X側に電話機600を備え、操作者Y側にVoIP端末100を備えているものとする。
次に、各構成について詳細に説明する。
図2はローカルVoIPサーバ700の一構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、ローカルVoIPサーバ700は、LANを介してデータを送受信するためのLANインターフェイス710と、IPアドレスとポート番号を記憶するためのローカル端末情報部740と、データの送信先となるIPアドレスとポート番号を指示するためのルーティングの情報であるルータ制御情報を作成するルータリモート制御部720と、外部装置と接続を確立するための呼制御部730と、VoIP制御部750と、操作者による指示入力と操作者への出力のための操作入力UI(User Interface)表示部760とを有する。
呼制御部730、VoIP制御部750およびルータリモート制御部720は、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU(Central Processing Unit)(不図示)と、プログラムを格納するためのメモリ(不図示)とを有する。
VoIP制御部750は、UPnP(Universal Plug and Play)によりLANに接続されたルータ400および機能部とアクセス可能になると、ルータ400と機能部からIPアドレスとポート番号を受信する。続いて、ルータ400と機能部の装置に対応してローカルIPアドレスとポート番号をローカル端末情報740に格納する。このとき、機能部がIP電話機であれば機能部に対応してローカルIPアドレス、ポート番号および電話番号をローカル端末情報740に格納する。そして、自分のグローバルIPアドレスと機能部の電話番号とをVoIPサーバ900に登録する。
ルータリモート制御部720は、LANインターフェイス710を介してVoIP−TA500から音声については受信可能である旨の情報を受信すると、ローカル端末情報740を参照して、音声データの送り先のIPアドレスおよびポート番号としてIPアドレスAおよびポート番号N1の情報を含む音声許可信号を作成してVoIPサーバ900に送信する。また、ルータ400に対して、ルータ400のポート番号N1に届くデータをローカルIPアドレスBのポート番号N2に転送する旨のルータ制御情報を送信する。
ルータリモート制御部720は、LANインターフェイス710を介してVoIP端末800から動画については受信可能である旨の情報を受信すると、動画像データの送り先のIPアドレスおよびポート番号としてIPアドレスAおよびポート番号N3の情報を含む動画許可信号をVoIPサーバ900に送信する。また、ルータ400に対して、ルータ400のポート番号N3に届くデータをローカルIPアドレスCのポート番号N4に転送する旨のルータ制御情報を送信する。
なお、IPアドレスAはルータ400のグローバルIPアドレスであり、IPアドレスBはVoIP−TA500のローカルIPアドレスであり、IPアドレスCはVoIP端末800のローカルIPアドレスである。
次に、ルータ400の構成について説明する。
図3はルータ400の一構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、ルータ400は、インターネットなどの外部のネットワークとデータを送受信するためのWANインターフェイス410と、アドレス/ポート変換部420と、アドレスとポート番号の情報が格納された変換テーブル430と、各部を制御するルータ制御部440と、LANを介してデータを送受信するためのLANインターフェイス450と、その他のルータ機能部460とを有する。ルータ制御部440は、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU(不図示)と、プログラムを格納するためのメモリ(不図示)とを有する。
ルータ制御部440は、LANを介してローカルVoIPサーバ700からルータ制御情報を受信すると、ルータ400側のポート番号であるルータポート番号に対応して、機能部側のローカルIPアドレスと、機能部側のポート番号であるローカルポート番号とを変換テーブル430に格納する。
変換テーブル430には、LANに接続されるVoIP−TA500およびVoIP端末800等の機能部毎に、ルータポート番号に対応して、機能部のローカルIPアドレスとローカルポート番号とが格納される。
アドレス/ポート変換部420は、WANインターフェイス410からIPパケットを受け取ると、NAT機能により、IPパケットに添付されたルータポート番号を読み出し、変換テーブル430からルータポート番号に対応するローカルIPアドレスとローカルポート番号とを読み出し、送信先IPアドレスとしてローカルIPアドレスおよびローカルポート番号をIPパケットに添付してLANインターフェイス450に送出する。
また、LANインターフェイス450からIPパケットを受け取ると、IPパケットに添付された送信元のIPアドレスとして、ローカルIPアドレスの代わりにルータ400のグローバルIPアドレスを添付してWANインターフェイス410に送出する。
次に、VoIP−TA500の構成について説明する。
図4はVoIP−TA500の一構成例を示すブロック図である。
図4に示すようにVoIP−TA500は、送受信する音声データを変換するする音声データ変換部510と、音声データ変換部510を制御するシステム制御部560と、外部装置と接続を確立するための呼制御部570と、操作者による指示入力と操作者への出力のための操作入力UI表示部580とを有する。音声データ変換部510は、LANインターフェイス520と、電話機インターフェイス530と、受信するデータを変換して電話機インターフェイス530に送出する受信データ変換部540と、電話機インターフェイス530からのデータを変換してLANインターフェイス520に送出する送信データ変換部550とを有する。呼制御部570およびシステム制御部560は、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU(不図示)と、プログラムを格納するためのメモリ(不図示)とを有する。
受信データ変換部540は、LANインターフェイス520からIPパケットを受信するパケット受信部542と、IPパケットを元の音声データに戻すデパケット化部544と、音声データを復号化するボイスデコーダ546とを有する。送信データ変換部550は、電話機インターフェイス530から受信する音声データを符号化するボイスエンコーダ556と、音声データをパケット化するパケット化部554と、音声データがパケット化されたIPパケットをLANインターフェイス520に送出するパケット送信部552とを有する。
システム制御部560は、通信先の端末にオフフック信号を送信する際、どのようなデータを受信可能であるかを通信先の端末に通知するために、音声については受信可能である旨の情報をローカルIPサーバ700に送信する。
次に、VoIP端末800の構成について説明する。
図5は機能部となるVoIP端末800の一構成例を示すブロック図である。なお、VoIP端末100はVoIP端末800と同様な構成のため、VoIP端末100についての詳細な説明を省略する。
VoIP端末800はTV電話機能を備えたPCである。図5に示すようにVoIP端末800は、画像および音声のデータを変換して外部と送受信するためのTV電話部810と、TV電話部810を制御するシステム制御部860と、外部装置と接続を確立するための呼制御部870と、操作者による指示入力と操作者への出力のための操作入力UI表示部880とを有する。呼制御部870およびシステム制御部860は、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPUと、プログラムを格納するためのメモリとを有する。システム制御部860のメモリにはTV電話アプリケーションソフト(以下では、TV電話APと称する)が格納され、TV電話APを実行することでTV電話部810を動作させてTV電話が利用可能となる。
TV電話部810は、LANインターフェイス812と、ビデオモニタ892およびビデオカメラ894に接続された画像データ変換部814と、スピーカ896およびマイク898に接続された音声データ変換部816とを有する。
画像データ変換部814は、ビデオモニタ892に接続された画像データ受信部820と、ビデオカメラ894に接続された画像データ送信部830とを有する。
画像データ受信部820は、LANインターフェイス812からIPパケットを受信するパケット受信部822と、IPパケットを元の画像データに戻すデパケット化部824と、画像データをビデオモニタ892に出力するために画像データを復号化するビデオデコーダ826とを有する。画像データ送信部830は、ビデオカメラ894による画像データを符号化するビデオエンコーダ832と、画像データをパケット化するパケット化部834と、画像データがパケット化されたIPパケットをLANインターフェイス812に送出するパケット送信部836とを有する。
音声データ変換部816は、スピーカ896に接続された音声データ受信部840と、マイク898に接続された音声データ送信部850とを有する。
音声データ受信部840は、LANインターフェイス812からIPパケットを受信するパケット受信部842と、IPパケットを元の音声データに戻すデパケット化部844と、音声データをスピーカ896に出力するために復号化するボイスデコーダ846とを有する。音声データ送信部850は、マイク898で取り込まれた音声データを符号化するボイスエンコーダ852と、音声データをパケット化するパケット化部854と、音声データがパケット化されたIPパケットをLANインターフェイス812に送出するパケット送信部856とを有する。これにより、音声データ変換部816は、マイク898を介して入力された音声をデジタル化して符号化した後、RTPによりIPパケットにして外部に送信する。また、外部より受信するIPパケットを復号化して音声に戻してスピーカ896から出力する。
なお、ビデオモニタ892は表示部であり、例えば、CRT(Cathode−ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)である。
システム制御部860は、操作者の入力により動画データを送受信可能になると、どのようなデータを受信可能であるかを通信先の端末に通知するために、動画については受信可能である旨の情報をローカルIPサーバ700に送信する。
次に、上述した構成のIP電話システムの動作手順を説明する。
図6は動作手順を示すフローチャートである。図7は音声データおよび画像データの送受信の経路を示す模式図である。なお、図6では、確認応答信号等のセッションのための信号について図に示すことを一部省略している。また、図7では、データの送受信の経路をわかりやすくするために、図1に示した構成の一部を図に示すことを省略している。
操作者Xがルータ400、ローカルVoIPサーバ700、およびVoIP−TA500の電源を入れると、ルータ400が自分のグローバルIPアドレスAとルータポート番号N1、N3をローカルVoIPサーバ700に登録し、VoIP−TA500が電話機600の電話番号とローカルIPアドレスBおよびローカルポート番号N2とをローカルVoIPサーバ700に登録する。
ローカルVoIPサーバ700は、IPアドレスAに対応してルータポート番号N1、N3をローカル端末情報部740に格納し、IPアドレスBに対応してローカルポート番号N2と電話機600の電話番号とをローカル端末情報部740に格納する。また、ローカルVoIPサーバ700は自分のグローバルIPアドレスDと、電話機600の電話番号とをVoIPサーバ900に登録する。
一方、操作者YがVoIP端末100の電源を入れると、VoIP端末100はVoIPサーバ900に自分のグローバルIPアドレスを登録する。続いて、操作者YがVoIP端末100を操作して、電話機600の電話番号を入力すると、VoIP端末100は動画および音声を送信したい旨と電話番号の情報を含む接続要求信号をVoIPサーバ900に送信する。VoIPサーバ900は接続要求信号を受信すると、接続要求信号に含まれる電話番号に一致する電話番号があるかを検索する。検索により一致する電話番号があると、その電話番号とともに登録されたグローバルIPアドレスを読み出し、グローバルIPアドレスがDとわかると、ローカルVoIPサーバ700に接続要求信号を送信する。
ローカルVoIPサーバ700はVoIP端末100からVoIPサーバ900を介して接続要求信号を受信すると、接続要求信号に含まれる電話番号で特定されるVoIP−TA500に接続要求信号を送信する。
VoIP−TA500はローカルVoIPサーバ700から接続要求信号を受信すると、着信があったことを示す着信信号を電話機600に送出する。電話機600は着信信号を受信すると、ベルを鳴らすとともに、呼び出し中であることを示す呼び出し信号をVoIP−TA500に送出する。そして、VoIP−TA500は受信した呼び出し信号をローカルVoIPサーバ700に送信する。
ローカルVoIPサーバ700は、VoIP−TA500から受信した呼び出し信号をVoIPサーバ900を介してVoIP端末100に送信する。
操作者Xが電話機600の受話器を取り上げると、電話機600はオフフック信号をVoIP−TA500に送出する。VoIP−TA500は、受信したオフフック信号と、音声については受信可能である旨の情報とをローカルVoIPサーバ700に送信する。ローカルVoIPサーバ700は、VoIP−TA500からオフフック信号と音声については受信可能である旨の情報とを受信すると、ローカル端末情報740を参照して、音声データの送り先のIPアドレスおよびポート番号としてIPアドレスAおよびルータポート番号N1の情報を含む音声許可信号を作成し、オフフック信号と音声許可信号をVoIPサーバ900を介してVoIP端末100に送信する。
また、ローカルVoIPサーバ700は、ルータ400に対して、ルータポート番号N1に届くデータをローカルIPアドレスBのローカルポート番号N2に転送する旨のルータ制御情報を送信する。ルータ400はローカルVoIPサーバ700から受信したルータ制御情報を変換テーブル430に格納する。
VoIP端末100は、ローカルVoIPサーバ700からオフフック信号と音声許可信号を受信すると、音声データの送り先のIPアドレスとルータポート番号をシステム制御部のメモリに格納する。続いて、確認応答信号をVoIPサーバ900およびローカルVoIPサーバ700を介してVoIP−TA500に送信する。VoIP−TA500がVoIP端末100から確認応答信号を受信することで、VoIP端末100と、VoIP−TA500につながれた電話機600との間で接続が確立する。
上記接続が確立した後、操作者YがVoIP端末100の受話器から音声を入力すると、VoIP端末100は、音声データのIPパケットをルータ400のグローバルIPアドレスAのルータポート番号N1に送信する。ルータ400は、ルータポート番号N1に対応してIPアドレスBのローカルポート番号N2が変換テーブル430に格納されているため、ルータポート番号N1に届いた音声データをVoIP−TA500のローカルポート番号N2に送信する。
一方、操作者Xが電話機600の受話器から音声を入力すると、電話機600は音声データをVoIP−TA500に送信する。VoIP−TA500は電話機600から音声データを受信すると、音声データのIPパケットに送信先となるVoIP端末100のグローバルIPアドレスを添付してルータ400に送信する。ルータ400はVoIP−TA500からIPパケットを受信すると、送信元のIPアドレスとしてローカルIPアドレスBの代わりに自分のグローバルIPアドレスAをIPパケットに添付してVoIP端末100に送信する。
上述のようにして、電話機600とVoIP端末100との間で操作者同士が通話可能となる。
次に、上述の音声による通話を続けたまま、TV電話を用いて動画のやり取りを追加する場合について説明する。
操作者Xは電話機600で操作者Yとの通話を続けながら、VoIP端末800の電源を入れると、VoIP端末800は自分のローカルIPアドレスCとローカルポート番号N4をローカルVoIPサーバ700に登録する。操作者XがVoIP端末800を操作してVoIP端末800に格納されたTV電話APを起動させる。VoIP端末800のTV電話APの操作が可能になると、操作者XはVoIP端末800で動画のやりとりができるように、動画を要求する旨を入力する。VoIP端末800は、操作者Xの入力により、動画を要求する信号である動画要求信号をローカルVoIPサーバ700に送信する。
ローカルVoIPサーバ700は、VoIP端末800から受信した動画要求信号を受信すると、ローカル端末情報740を参照して、動画像データの送り先のIPアドレスおよびポート番号としてIPアドレスAおよびルータポート番号N3の情報を含む動画許可信号を作成し、動画要求信号と動画許可信号をVoIPサーバ900を介してVoIP端末100に送信する。続いて、VoIP端末800に動画像データの送受信を開始する信号を送信する。
また、ルータ400に対して、ルータポート番号N3に届くデータをローカルIPアドレスCのローカルポート番号N4に転送するように指示するためのルータ制御情報を送信する。ルータ400はローカルVoIPサーバ700から受信したルータ制御情報を変換テーブル430に格納する。
VoIP端末100は、ローカルVoIPサーバ700から動画要求信号と動画許可信号とを受信すると、動画像データの送り先のIPアドレスとルータポート番号をシステム制御部のメモリに格納する。続いて、ビデオカメラを動作させて、ビデオカメラの撮影による動画像データのIPパケットをルータ400のIPアドレスAのルータポート番号N3に送信する。
ルータ400は、ルータポート番号N3に対応してIPアドレスCのローカルポート番号N4が変換テーブル430に格納されているため、ルータポート番号N3に届いたIPパケットをVoIP端末800のローカルポート番号N4に送信する。VoIP端末800はローカルポート番号N4に動画像データのIPパケットを受信すると、画像データ受信部820でIPパケットから元の動画像データに戻して復号化し、動画をビデオモニタ892に出力する。
一方、VoIP端末800は、ビデオカメラ894の撮影による動画像データのIPパケットに送信先となるVoIP端末100のグローバルIPアドレスを添付してルータ400に送信する。ルータ400はVoIP端末800からIPパケットを受信すると、送信元のIPアドレスとしてローカルIPアドレスBの代わりに自分のグローバルIPアドレスAをIPパケットに添付してVoIP端末100に送信する。
上述のようにして、電話機600とVoIP端末100との間で音声通信を続けたまま、VoIP端末800とVoIP端末100との間で動画像データのやり取りが可能となる。
その後、操作者Xと操作者YのTV電話の利用が終了し、操作者XがVoIP端末800を操作して、接続の切断を要求する旨入力すると、VoIP端末800は切断信号をローカルVoIPサーバ700に送信する。ローカルVoIPサーバ700は、VoIP端末800から切断信号を受信すると、VoIP−TA500に切断信号を送信し、VoIPサーバ900を介してVoIP端末100に切断信号を送信する。VoIP−TA500はローカルVoIPサーバ700から切断信号を受信すると、VoIP端末100との接続を切る。また、VoIP端末100はVoIPサーバ900から切断信号を受信すると、VoIP端末800およびVoIP−TA500との接続を切る。
本発明では、上述のようにして、VoIP端末100から送信された音声データはルータ400におけるIPアドレスおよびポート番号の変換機能によりVoIP−TA500に転送され、電話機600とVoIP端末100との間で音声が送受信される。その後、VoIP端末800を起動させることで、VoIP端末100からの動画像データはルータ400におけるIPアドレスおよびポート番号の変換機能によりVoIP端末800に転送され、VoIP端末800との間で動画の送受信が開始される。このとき、VoIP端末100と電話機600との間の音声通信は中断されることはないので、操作者は音声通話を維持したままTV電話に切り替えることが可能となる。
本発明では、音声通話からTV電話への切り替えにおける装置切り替えのときに発生してしまう通話途切れをなくし、音声通話を維持したままTV電話に切り替えられる。そのため、通話中にTV電話機能を備えたPCを起動させると、TV電話を利用できるまで1分以上かかる場合もあるが、その間、相手との通話が途切れてしまうことを防止できる。
また、最初に音声通話を開始した電話機などの音声用端末がワイヤレスであれば、音声用端末を持ったままTV電話機のある部屋に移動し、音声通話を維持したまま、その部屋のTV電話機で動画をやり取りできる。
また、本発明のIP電話システムではLAN内にルータを備えているため、VoIPに対応した端末を並列に備えることが可能である。そのため、TV電話機を複数備えている場合、各TV電話機で外部とTV電話を利用できる。例えば、家庭内LANでルータに接続されたTV電話機を家族の人数分備えていれば、各人がTV電話を同時に利用でき、資源を有効に活用できる。
この場合、複数のTV電話機のうちどのTV電話機に動画を転送するかをVoIP−TA500に接続された電話機600を操作して動画の転送先をローカルVoIPサーバ700に指示できるようにしてもよい。操作者Xが電話機600で通話を開始してからTV電話機に動画を転送させようとしたとき、家族の誰かが複数のTV電話機のうちいずれかを使用していれば、使用されていないTV電話機に動画を転送させることが可能となる。以下に、具体例を説明する。
予め、TV電話機の内線番号をローカルVoIPサーバ700に登録しておき、電話機600で音声通話中に転送ボタンや「♯」ボタンを押し、続けて転送したいTV電話機の内線番号を入力すると、ローカルVoIPサーバ700は転送ボタンや「♯」ボタンが押されたことを感知して、内線電話に対応するTV電話機に動画を配信するようルータを制御する。
従来、VoIP端末にPCを使ったVoIPサービスは、PCの電源が常時ONでないことや、PCの起動に時間がかかることがネックとなって利用数が伸びなかった。本発明では、上述したように、そのネックを解決することができるため、PCベースのVoIPサービスがより利用されやすいものになる。
なお、上述の実施形態では、VoIP端末100、800がTV電話機能を備えたPCとして説明したが、VoIP端末100、800は専用のTV電話機であってもよい。また、VoIP端末100、800が上述したようにPCであれば、通話を維持しながら、PC間でIM(Instant Messaging)やファイル転送を行ってもよい。上述の音声データおよび画像データのやりとりの他に、チャットによる文字データの送受信であってもよい。画像データは上述の動画の場合に限らず静止画であってもよい。
また、ネットワークはインターネットに限らずIP網であってもよい。
さらに、ルータ400とローカルVoIPサーバ700とが一体であってもよい。
本発明のIP電話システムの一構成例を示すブロック図である。 ローカルVoIPサーバの一構成例を示すブロック図である。 ルータの一構成例を示すブロック図である。 VoIP−TAの一構成例を示すブロック図である。 VoIP端末の一構成例を示すブロック図である。 本発明のIP電話システムの動作手順を示すフローチャートである。 本発明のIP電話システムにおける音声データおよび画像データの送受信の経路を示す模式図である。 従来のIP電話システムの一構成例を示すブロック図である。
符号の説明
100、800 VoIP端末
200、300 モデム
400 ルータ
500 VoIP−TA
600 電話機
700 ローカルVoIPサーバ
900 VoIPサーバ

Claims (11)

  1. ルータ装置と、
    前記ルータ装置に接続された複数の機能部と、
    前記複数の機能部に対する前記ルータ装置によるルーティングを制御するサーバ装置と、
    を有することを特徴とするIP電話システム。
  2. 前記機能部はテレビ電話機であることを特徴とする請求項1記載のIP電話システム。
  3. 前記機能部はIP電話機であることを特徴とする請求項1または2記載のIP電話システム。
  4. 前記ルーティングは、音声および画像の種類を含むデータについて、少なくとも一方の種類のデータを前記複数の機能部のうちいずれかの機能部に送信し、該一方の種類のデータを受信する機能部を除くいずれかの機能部に他方の種類のデータを送信するものである請求項1乃至3のいずれか1項記載のIP電話システム。
  5. 外部と前記一方の種類のデータを通信する機能部が前記他方の種類のデータの送信先となる機能部を前記サーバ装置に指示する請求項4記載のIP電話システム。
  6. 複数の機能部が接続されたルータ装置によるルーティングを制御するサーバ装置であって、
    前記複数の機能部について機能部毎に受信可能なデータの種類を特定し、該機能部毎に受信可能なデータの種類に対応して前記ルータ装置に前記複数の機能部に対するルーティングを実行させるサーバ装置。
  7. 前記ルーティングは、音声および画像の種類を含むデータについて、少なくとも一方の種類のデータを前記複数の機能部のうちいずれかの機能部に送信し、該一方の種類のデータを受信する機能部を除くいずれかの機能部に他方の種類のデータを送信するものである請求項6記載のサーバ装置。
  8. 外部と前記一方の種類のデータを通信する機能部から前記他方の種類のデータの送信先となる機能部の情報を受信する請求項7記載のサーバ装置。
  9. 複数の機能部が接続されたルータ装置によるルーティングを制御するためのルータ制御方法であって、
    前記複数の機能部について機能部毎に受信可能なデータの種類を特定し、
    前記機能部毎に受信可能なデータの種類に対応して前記ルータ装置に前記複数の機能部に対するルーティングを実行させるルータ制御方法。
  10. 前記ルーティングは、音声および画像の種類を含むデータについて、少なくとも一方の種類のデータを前記複数の機能部のうちいずれかの機能部に送信し、該一方の種類のデータを受信する機能部を除くいずれかの機能部に他方の種類のデータを送信するものである請求項9記載のルータ制御方法。
  11. 前記複数の機能部について機能部毎に受信可能なデータの種類を特定した後、
    外部と前記一方の種類のデータを通信する機能部から前記他方の種類のデータの送信先となる機能部の情報を受信することにより、前記ルーティングを実行させる請求項10記載のルータ制御方法。
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