JP2005109709A - 多機能クレードル及び情報送信システム - Google Patents

多機能クレードル及び情報送信システム Download PDF

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Abstract

【課題】 クレードルに装着された撮像装置に記録されている画像や、クレードルと家庭内LAN等の通信ネットワークを介して接続する機器からの情報や映像を、外部機器で閲覧又は確認可能とする、多機能クレードル及び情報送信システムの提供。
【解決手段】 クレードル100−1にカメラ500−2が接続されると撮影された画像がクレードル100−1に取り込まれ、所定のトリガによりADSL及びインターネット50を介して外部情報端末に送信可能となる。クレードル200−1にカメラ500−1が接続された場合も同様である。また、クレードル100−2にカメラ500−mが接続されると撮影された画像がクレードル100−2に取り込まれ、所定のトリガにより画像等がイーサネット20に接続するオフィス内端末宛て送信可能となる。クレードル200−2にカメラ500−nが接続された場合も同様である。また、PC21−1、21−2からクレードル100−1、200−1を遠隔操作することもできる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、撮像装置に記録されている画像や家電や設備機器、センサ等からのホーム機器情報や映像の外部機器への送信や外部装置からの確認を可能とする多機能クレードル、屋内情報送信システムに関する。
デジタルカメラをパーソナルコンピュータ(パソコン)に接続するために、デジタルカメラを装着し、デジタルカメラに充電を行うともにUSBケーブルなどでパソコンに接続して、デジタルカメラ内に記憶されている画像をパソコンに転送する一種の中継器としてのクレードル・アセンブリが知られている(例えば、特許文献1参照)。なお、特許文献1のクレードル・アセンブリはデータをデータコネクタに接続されるデータケーブルを介して転送する。データケーブルは、無線システム、ケーブル・モデム、非対称デジタル加入者線(ADSL)モデム、ローカル・エリア・通信ネットワーク・インターフェース装置、統合サービス・デジタル網(ISDN)インターフェイス装置または音声回線モデムなどの通信装置への通信接続を提供する。無線システムには、無線通信ネットワークに通信的に接続されたモデム及び無線トランシーバが含まれる。再充電処理とデータ転送処理は、写真を撮影した後にカメラがクレードルに装着された時に実行される。
また、デジタルカメラ等の携帯機器とクレードルを一体型ステーションシステムとし、 クレードルの前面に、クレードルの電源をオンオフするための電源スイッチとモード設定スイッチを配設し、モード設定スイッチは少なくとも、充電モードスイッチ、外部機器接続モードスイッチ、監視カメラモードスイッチ、自動撮影カメラモードスイッチを含み、また、各モード設定スイッチは電源オンスイッチも兼ねるように構成し、クレードルに装着されたデジタルカメラのモードをクレードルで設定できるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、カメラ又はパソコンを直接操作することなく容易にカメラを遠隔操作することが可能なカメラのクレードル装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に記載のクレードル装置は、リモコン装置が発する赤外線等の無線信号を受信して電気信号に変換し、受信した無線信号に基づいて当該クレードル装置に装着されている電子カメラのモードの切り替え指示、又は電子カメラの記録手段に記録されている画像の再生指示等の各種の制御指示を出力し、それらの指示を当該クレードル装置に装着されている電子カメラに送ることにより装着されている電子カメラ等を直接操作することなく遠隔操作可能に構成されている。
特開2000−232599号公報 特開2003−75907号公報 特開2003−069882号公報
上記特許文献1に記載のクレードルアッセンブリは一種の中継機として機能するだけであるから、画像の転送を受ける外部装置側では転送された画像を利用するには、転送を受けた画像を当該外部画像装置側で保存メモリに保存してから読み出して処理し、利用(例えば表示)する必要があり、クレードルに装着されたデジタルカメラ等の撮像装置に記録されている画像を通信ネットワークを介して外部装置からいつでも閲覧するといった利用方法はできないといった課題があった。
また、上記特許文献2に記載の一体型ステーションシステムでは、クレードル側で撮影モード等のデジタルカメラの動作モードを設定できるが、デジタルカメラからパソコン側に画像を送信する際には単に中継機能を果たしているだけであり、特許文献1の場合と同様の課題があった。
ここで、家庭内の家電や設備機器、センサ等からのホーム機器情報やTV映像等からのホーム機器情報やTV映像等をクレードルを介して該クレードルと通信ネットワークを介して接続する外部装置から確認したり視聴できれば、ホーム機器やTV等とのデータの授受が一本化されて便利であるが、上記特許文献3に記載のクレードルはリモコン装置でクレードルを操作するものであり、外部機器から通信ネットワークを介してクレードルを操作しクレードルに装着された装置からの情報を確認したり、視聴したりすることはできないという課題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、クレードルに装着された撮像装置に記録されている画像やクレードルと家庭内LAN等の通信ネットワークを介して接続する機器からの情報や映像を外部機器で閲覧又は確認可能とする、多機能クレードル及び情報送信システムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、撮像装置を装着するクレードル部と、クレードル部に装着された撮像装置との間でデータを授受するための撮像装置接続手段と、屋内通信ネットワークに接続するための屋内通信ネットワーク接続手段と、屋内通信ネットワークに接続する外部通信ネットワークを介して外部情報端末から撮影画像送信要求があったとき、撮像装置による撮影画像の画像データを送信要求元の外部情報端末に転送する画像データ送信手段と、外部情報端末から撮像装置の操作要求があったとき、操作要求に対応する撮像装置制御信号を撮像装置に送信して該撮像装置の動作を制御する遠隔制御手段と、遠隔制御手段によって制御された撮像装置による撮影画像の画像データ及び該撮像装置の操作結果データを操作要求元の外部情報端末に転送する遠隔制御結果送信手段と、を備えたことを特徴とする多機能クレードルを提供する。
これにより、ユーザは携帯電話機等の外部情報端末から通信ネットワークを介して自宅やオフィスに設置されたクレードルにアクセスしてクレードルに装着されている撮像装置で撮影した画像を外部情報端末に転送させて閲覧することができる。また、ユーザは携帯電話機等の外部情報端末から通信ネットワークを介して自宅やオフィスに設置されたクレードルに操作要求を出して該クレードルに装着された撮像装置を遠隔操作し、撮影した画像等を閲覧することができる。
また、請求項2に記載の発明では、撮像装置を装着するクレードル部と、クレードル部に装着された撮像装置との間でデータを授受するための撮像装置接続手段と、屋内通信ネットワークに接続するための屋内通信ネットワーク接続手段と、屋内通信ネットワークに接続する外部通信ネットワークを介して外部情報端末から撮影画像送信要求があったとき、撮像装置による撮影画像の画像データを送信要求元の外部情報端末に転送する画像データ送信手段と、外部情報端末から撮像装置の操作要求があったとき、操作要求に対応する撮像装置制御信号を撮像装置に送信して該撮像装置の動作を制御する遠隔制御手段と、遠隔制御手段によって制御された撮像装置による撮影画像の画像データ及び該撮像装置の操作結果データを操作要求元の外部情報端末に転送する遠隔制御結果送信手段と、定期的な時刻や間欠時間の到来を検出する時間計測手段と、各種屋内情報を検出する1又は複数の異なる種類の屋内情報検出手段と、指示操作により所定のトリガを発生するトリガ手段と、時間計測手段が定期的な時刻又は間欠時間の到来を検出したとき、又は、複数の屋内情報検出手段のいずれかが異常な屋外情報を検出したとき、又はトリガ手段によりトリガが発せられたときに撮像装置に撮像装置制御信号を送信して該撮像装置の動作を制御する自動制御手段と、自動制御手段によって制御された撮像装置による撮影画像の画像データ及び通報メッセージデータを所定の外部情報端末に転送する自動制御結果送信手段と、を備えたことを特徴とする多機能クレードルを提供する。
これにより、定期的又は間欠的な自動通報時間になったり、センサが異常を検知したり、或いは、クレードルのトリガスイッチが入るとデジタルカメラをリモート制御して自動的に撮影し、撮影画像をクレードル内のメモリに記録すると共に、外部の連絡先に撮影画像ファイルや通報メッセージデータを通報連絡する。従って、出先からいちいち確認しなくても何かあった時には画像やメッセージが自動的に送られてくるので、ユーザはその時だけ外部情報端末で画像を見たり、メッセージで何が起きたかを知ることができる。
また、請求項3に記載の発明では、更に、屋内通信ネットワークに接続する屋内情報端末と通信接続したとき、撮像装置による撮影画像の画像データを該屋内情報端末に転送する画像データ転送手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の多機能クレードルを提供する。これにより、オフィス等の屋内通信ネットワーク(イーサネット等)に接続するクレードルから同じ通信ネットワークに接続するパソコン等の情報端末にクレードルに装着した撮像装置で撮影した画像を転送できる。
また、請求項4に記載の発明では、更に、撮像装置で撮影した画像データや撮像装置の操作結果データを保存メモリに記録する記録手段と、メモリに記録されたデータを検索する検索手段と備え、データ送信手段は、屋内通信ネットワークに接続する外部通信ネットワークを介して外部情報端末からメモリに記録されているデータの送信要求があったとき、検索手段によって保存メモリから取り出されたデータを送信要求元の外部情報端末に転送する手段を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の多機能クレードルを提供する。これにより、ユーザは携帯電話機等の外部情報端末から通信ネットワークを介して自宅やオフィスに設置されたクレードルに記録されている画像等を外部情報端末に転送させて閲覧することもできる。
また、請求項5に記載の発明では、更に、屋内情報検出手段により検出された屋内情報を記憶するメモリを備えたことを特徴とする請求項2記載の多機能クレードルを提供する。これにより、屋内の情報端末や外部情報端末からクレードルにアクセスしてメモリに記憶された屋内情報を調べることができる。
また、請求項6に記載の発明では、更に、自動制御結果送信手段は、自動制御手段によって制御された撮像装置による撮影画像の画像データ及びクレードル自体のURLを含む通報メッセージデータを含む電子メールを作成する電子メール作成手段と作成された電子メールを所定の外部情報端末に送信する電子メール送信手段とからなることを特徴とする請求項2記載の多機能クレードルを提供する。
これにより、ユーザは、出先からいちいち端末を操作して確認をしなくても何かあった時には画像やクレードルのURLを含むメッセージ文が自動的に送られてくるので、ユーザはその時だけメールに添付されている画像ファイルを開いて画像を見たり、メッセージを見てURLにアクセスして確認すればよい。
また、請求項7に記載の発明では、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多機能クレードルと、該多機能クレードルと屋内通信ネットワークを介して接続される、家庭内設備機器や、家電機器、防犯・防災機器等のホーム機器と、屋内通信ネットワークを介して接続する外部通信ネットワークと、該外部通信ネットワークに接続する外部情報端末とからなり、多機能クレードルは、更に、ホーム機器からの情報を外部情報端末に送信する手段と、ホーム機器からのトリガに基づいて該多機能クレードルに装着されている撮像装置を制御する手段と、外部情報端末から撮像装置の操作要求があったとき、操作要求に対応する撮像装置制御信号を撮像装置に送信して該撮像装置の動作を制御する手段と、撮像装置制御信号によって制御された撮像装置による撮影画像の画像データと通報情報を外部情報端末に送信する手段と、緊急指示操作により発せられたトリガにより、緊急通報情報を外部情報端末に送信する手段と、を含むことを特徴とする情報送信システムを提供する。
これにより、クレードルが家庭の内外の設備機器や家電機器、各種センサやアクチュエータ、通信装置、防犯や防災機器等と接続されたホームネットワークに接続されると、撮像装置による撮影画像やクレードルに内蔵されているセンサ手段からのセンサ情報だけでなく、ホームネットワークに接続されている機器からのホーム機器情報や家族の情報や緊急通報情報等もクレードルから外部情報端末に送信したり、或いはホームネットワークに接続されている機器からの情報によりクレードルによる撮像装置の制御動作をトリガすることもできる。また、ホームネットワークに接続されている機器からの情報や画像もクレードルのメモリに記録したり、或いはクレードルを介してホーム機器やその一部、或いは他のカメラも併せて外部から遠隔制御することもできる。また、緊急の場合、クレードルからセキュリティサービスを契約をしている警備会社にも通報連絡して救難・救急を依頼するなど、ホームネットワークシステムやセキュリティシステムの通報連絡手段やサービスなどを連携して利用することもできる。
また、請求項8に記載の発明では、撮像装置と、この撮像装置を装着可能なクレードルと、屋内通信ネットワークに接続するための屋内通信ネットワーク接続手段と、屋内通信ネットワークに接続する外部通信ネットワークを介して送られる外部情報端末からの撮影画像送信要求を受けて、撮像装置による撮影画像の画像データを送信要求元の外部情報端末に転送する画像データ送信手段と、を備え、データ送信手段は、撮像装置による撮影画像の画像データを含む通報メッセージデータを含む電子メールを作成する電子メール作成手段と、作成された電子メールを所定の外部情報端末に送信する電子メール送信手段とを含むことを特徴とする情報送信システムを提供する。
これにより、ユーザは、出先から情報端末を操作すれば画像を含むデータが自動的に送られてくるので、ユーザは、その後、任意の時期にメールに添付されている画像ファイルを開いて画像を見たりできる。
また、請求項9に記載の発明では、撮像装置と、この撮像装置を装着可能なクレードルと、屋内通信ネットワークに接続するための屋内通信ネットワーク接続手段と、屋内通信ネットワークに接続する外部通信ネットワークを介して撮像装置による撮影画像の画像データを送信要求元の外部情報端末に転送する画像データ送信手段と、を備え、データ送信手段は、撮像装置による撮影画像の画像データ及び前記クレードル自体のURLを含む通報メッセージデータを含む電子メールを作成する電子メール作成手段と、作成された電子メールを所定の外部情報端末に送信する電子メール送信手段とを含むことを特徴とする情報送信システムを提供する。
これにより、ユーザは、出先からいちいち情報端末を操作して確認をしなくても、何かあった時や所定の時間毎に画像やクレードルのURLを含むメッセージ文がクレードルから自動的に送られてくるので、ユーザはその時だけメールに添付されている画像ファイルを開いて画像を見たり、メッセージを見てURLにアクセスして確認すればよい。
本発明の多機能クレードルは、従来のようにパソコンへのデータ転送装置としてではなく、簡単な設置方法で屋内情報収集・送信機器として利用することができる。
(実施形態1)
本実施例では、LAN接続コネクタと、LAN接続インターフェイスと、通信制御プログラムと、画像ファイルサーバ機能と、画像ファイルメモリと、接続したカメラのリモート制御機能と、カメラの向きを水平若しくは垂直(上下)に回転して変更操作できる回転台とを設けた多機能クレードルについて説明する。
図1は、本発明の多機能クレードル(以下、クレードル)及びクレードルに装着するデジタルカメラの一実施例の外観図であり、クレードルに回転台を備えた例である。クレードル100はクレードル部110と、クレードル部110が取り付けられ、クレードル部110を上下左右に回転可能とする回転台130及び回転台130を軸支する支持台140からなっている。
クレードル部110は図示のようにデジタルカメラ本体500とのカメラ接続用コネクタ部111を備えている。また、支持台140は回転台130を軸支する軸部(図示せず)と外部電源をクレードル部110に供給するためのAC電源プラグ(又は、ACアダプタ)141、USB接続コネクタ142、LAN接続コネクタ143を有している。
デジタルカメラ500本体の底面にはクレードル100との接続端子531が設けられており、デジタルカメラ500がクレードル100のクレードル部110に装着されると、接続端子531がクレードル部110に設けられている接続コネクタ111と接続し、デジタルカメラ500への電源供給及び各種データの授受が可能となる。なお、図1で符号510はデジタルカメラの正面図、520はデジタルカメラの背面図であり、符号541はデジタルカメラ500の背面に設けられた液晶モニタ画面を示す。なおクレードル100の充電機能は必須ではない。また、回転台130も必須でなく、図2に示すようにクレードル部110を支持台140で軸支するか、或いは、支持台140に固定されていてもよい。更に、クレードル部110に図2に示すような無線LAN用のアンテナを設けるようにしてもよい。
図2は、本発明の多機能クレードルの他の一実施例の外観図であり、無線LAN接続機能を備えた多機能クレードルの例である。クレードル200はクレードル部110と、クレードル部110を軸支する支持台140とからなっており、クレードル部110は左右に回転可能である。
クレードル部110は、無線LAN用のアンテナ211と、図示していないが図1に示したようなデジタルカメラ本体500とのカメラ接続用コネクタ部111を備えている。また、支持台140はクレードル部110を軸支する軸部(図示せず)を備えている。なお、図1に示したような外部電源をクレードル部110に供給するためのAC電源プラグ(又は、ACアダプタ)、USB接続コネクタ、LAN接続コネクタを備えるようにしてもよい。支持台140による軸支も必須ではなく、クレードル部110を支持台140に固定するようにしてもよい。
また、回転台130はクレードル部110を水平若しくは垂直(上下)方向に回転して姿勢を変化させることにより、撮像装置500の姿勢を変えて撮像装置の視野を変化させる。回転台130はモータによる駆動制御の代わりに、撮像装置500の光軸の途中にミラー(鏡)やプリズム等の光軸変換手段を設けて、ミラーの角度をモータ等で駆動操作して撮像装置500の撮影方向を制御したり、切り替えるようにしてもよい。
また、支持台140にクレードル500操作用のスイッチや状態表示用のLEDランプや表示部を設けてもよい。また、回転台130を回転させてもクレードルが安定設置されるように、支持台140の底部に錘(おもり)や重い部材等を設置するようにしてもよい。
なお、デジタルカメラ500は、少なくとも、被写体像を取り込んで電気信号に変換し画像データを得る撮像部と、画像データを一時的に記憶する一時記憶メモリと、撮影画像を記録する保存メモリ、画像を表示する表示部(以上図示せず)を有し、クレードル部110と接続する接続端子部531を備えたもので、クレードル部110に装着可能なサイズであればよい。
図3は、多機能クレードルとLANやインターネットの接続システムの一実施例を示す図であり、ADSL/LAN/無線LANを利用した例を示す。
図3で、符号1は家庭内の、LAN接続のクレードル100−1(図1参照)や無線LAN接続のクレードル200−1(図2参照)に装着されたデジタルカメラ500−1、500−2、・・・をADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)を介してインターネット50に接続可能に構築した家庭内通信ネットワークシステムを示す。なお、通信ネットワークはADSLに限定されず、例えば、FTTH(Fiber To The Home)やCATV等の通信ネットワークでもよい。
符号2はオフィス内の、LAN接続のクレードル100−2や無線LAN接続のクレードル200−2に装着されたデジタルカメラ500−m、500−n、・・・をイーサネット(Ethernet)などの通信ネットワークを介してインターネット50に接続可能に構築したオフィス通信ネットワークシステムを示す。
家庭通信ネットワークシステム1で、LAN接続クレードル100−1はブロードバンドルータ14を介してADSLモデム15に接続している。また、無線LAN接続クレードル200−1はアンテナを介して無線LANのAP(Access Point)11に通信接続可能であり、AP11はHUB12を介してADSLモデム15に接続している。また、パーソナルコンピュータ(以下、パソコン)/ホームサーバ等13もHUB12を介してADSLモデム15に接続している。なお、ADSLモデム15はスプリッタ16を介して公衆電話回線に接続し、電話局40のスプリッタ42及びDSLAN41を介してインターネット50と接続可能である。
オフィス通信ネットワークシステム2で、LAN接続クレードル100−2はイーサネット20のHUB22に接続し、HUB22を介してパソコン21−1、21−2に接続し、パソコン21−1、21−2との間のデータ授受ができる。また、LAN接続クレードル100−2は、HUB22、HUB25、ルータ26、IP−GW28を介してインターネット50に接続可能であり、インターネット50に接続する外部情報端末との間のデータ授受が可能である。
また、無線LAN接続クレードル200−2はアンテナを介して無線LANのAP23に通信接続可能であり、AP23は無線LAN/BT24を介してイーサネット20に接続し、HUB25及びHUB22を介してパソコン21−1、21−2に接続し、パソコン21−1、21−2との間のデータ授受ができる。また、HUB25、ルータ26、IP−GW28を介してインターネット50に接続可能であり、インターネット50に接続する外部情報端末との間のデータ授受が可能である。なお、サーバ27はルータ26、IP−GW28を介してインターネット50に接続している。
家庭内通信ネットワークシステム1で、クレードル100−1にデジタルカメラ500−1が装着されクレードル100−1に接続すると、デジタルカメラ500−1による撮影画像の画像データがクレードル100−1に取り込まれ、所定のトリガ(例えば、外部情報端末からの送信要求等)により画像データ等がブロードバンドルータ14、ADSLモデム15等及び公衆電話回線及びインターネット50を介して外部情報端末宛て送信可能となる。
同様に、無線LAN接続クレードル200−1にデジタルカメラ500−2が装着されクレードル200−1に接続すると、デジタルカメラ500−2による撮影画像の画像データがクレードル200−1に取り込まれ、所定のトリガにより画像データ等がアンテナを介して無線LANのAP11、HUB12、ADSLモデム15等及び電話回線を介してインターネット50を介して外部情報端末宛て送信可能となる。
また、オフィス内通信ネットワークシステム2で、クレードル100−2にデジタルカメラ500−mが装着されクレードル100−2に接続すると、デジタルカメラ500−mによる撮影画像の画像データがクレードル100−2に取り込まれ、所定のトリガ(例えば、パソコン21−1、21−2等のイーサネット20に接続するオフィス内端末からの送信要求等)により画像データ等が無線LANのAP23、HUB24、HUB22等を介してイーサネット20に接続するオフィス内端末宛て送信可能となる。
同様に、無線LAN接続クレードル200−2にデジタルカメラ500−nが装着されクレードル200−2に接続すると、デジタルカメラ500−nによる撮影画像の画像データがクレードル200−2に取り込まれ、所定のトリガにより画像データ等がアンテナを介して無線LANのAP23、HUB24、HUB22等を介してイーサネット20に接続するオフィス内端末宛て送信可能となる。
これにより、オフィス内通信ネットワークシステム2に接続するパソコン21−1、21−2、・・等の情報端末から家庭内通信ネットワークシステム1のクレードル100−1、200−1を介してデジタルカメラ500−1、500−2で撮影した画像を閲覧したり、クレードル100−1、200−1に保持されている画像を閲覧することができる。また、オフィス内通信ネットワークシステム2に接続するパソコン21−1、21−2、・・から家庭内通信ネットワークシステム1に接続するクレードル100−1、200−1を遠隔操作することもできる。
また、オフィス内通信ネットワークシステム2に接続するパソコン21−1、21−2、・・等の情報端末からオフィス内通信ネットワークシステム2に接続するクレードル100−2、200−2を介してデジタルカメラ500−m、500−nで撮影した画像を閲覧したり、クレードル100−2、200−2に保持されている画像を閲覧することができる。
なお、セキュリティ上の所定の要件を満たせば、家庭内通信ネットワークシステム1に接続するホームサーバ13等の端末からオフィス内通信ネットワークシステム2のクレードル100−2、200−2に保持されている画像を閲覧したり、遠隔操作するようにすることもできる。
図4は、クレードル部110の回路構成の一実施例を示す図であり、クレードル部110は、デジタルカメラ本体500との間で画像データやカメラ制御信号等のデータ信号を送受するためのカメラ接続用コネクタ部111、クレードル部110全体を制御すると共にプログラム格納メモリ114に格納されている各種プログラムに従って所定の処理の実行制御を行う制御回路(CPU等)112、計時回路113、プログラム格納メモリ114、デジタルカメラ500から取り込んだ画像データを記録するメモリ115、通信先/通信設定メモリ116、LAN通信インターフェイス117、USB通信インターフェイス118、モーター120、144の動作を制御するモータ制御回路119、垂直方向回転モータ120、ユーザによる指示等を入力する各種キーを備えた入力部121、充電制御回路122、平滑回路123、無線LAN通信部210、無線LAN用アンテナ211と図8に示すような構成のACアダプタ及び充電回路(図示せず)を備えている。
なお、プログラム格納メモリ114には、サーバソフト1141(図5参照)、カメラ制御ソフト1142、TCP/IP制御ソフト1143、LAN制御ソフト1144、画像検索ソフト1145等のプログラムが格納されている。また、無線LAN通信部210は、送受信部212、変復調部213、及び無線LAN通信制御部214を有している。
また、図4の下方に示した破線内の部分は支持台140に設けられたコネクタ等を示し、支持台140には、AC電源プラグ141、USB接続コネクタ142、LAN接続コネクタ143、及び水平方向回転モータ144が設けられている。
図5は、クレードル部110内のサーバソフト1141とLAN接続ソフトの機能概要の説明図である。なお、この例ではパソコン又は情報端末にはインターネット標準のTCP/IPプロトコル上で動作するWWWブラウザがインストールされているものとしているが、これに限定されない(サーバソフト1141についても同様である)。
図示の例で、サーバソフト1141は、インターネット標準のTCP/IPプロトコル上で動作するWWWサーバソフト(またはFTPサーバソフト)からなり、メモリ115内にはクレードル100(又は、200)に装着されたデジタルカメラ500で撮影した画像の画像ファイル(1フレーム分の画像データ等)がHTML文書(又は、XML文書)に変換されて蓄積されている。
デジタルカメラ500がクレードル100(又は200)に装着されているとき、クレードル部150のLAN通信インターフェイス117(又は、無線LAN通信部210)を介してインターネット50に接続する遠隔のパソコンからURL(Uniform Resource Locator)を含むカメラ操作要求及び画像要求を受け取ると、サーバソフト1141はCGI(Common Gateway Interface)160−1に操作要求を渡し、CGI160−1は、まず、カメラ制御ソフト1142を起動してデジタルカメラ500に制御信号を送ってデジタルカメラ500を操作すると共に、デジタルカメラ500の操作結果をHTML文書(又は、XML文書)に変換してメモリ115に保持させる。
次に、サーバソフト1141が画像検索要求をCGI160−2に渡すと、CGI160−2はメモリ115に記録されている画像ファイルを検索し、HTML文書(又は、XML文書)に変換してメモリ115に保持させる。
次に、サーバソフト1141は、メモリ115内に保持したHTML文書(又はXML文書)に変換された画像ファイル等をインターネット50を介して画像要求のあったパソコンや情報端末に送信する。これにより、パソコンや情報端末のユーザはブラウザの画面を見ながらクレードル100(又は、200)に装着されたデジタルカメラ500を遠隔操作し、デジタルカメラ500で撮影した画像を閲覧できる。
(画像の転送動作)
図6は、画像転送時のデジタルカメラとクレードルの動作例を示すフローチャートであり、図6(a)はデジタルカメラ側の動作例を示すフローチャート、図6(b)はクレードル側の動作例を示すフローチャートである。以下、図1に示したデジタルカメラ500及び図1及び図2に示したクレードル100を例として説明する。なお、図6で破線はカメラとクレードル間でのデータ送受信を示す。
<画像転送時のデジタルカメラ側の動作>
図6(a)で、デジタルカメラ500で撮影を行うと(ステップS1)、カメラの視野内の被写体像をデジタル信号に変換して取り込み、撮影画像を圧縮処理して内部メモリに記録する(ステップS2)。
ユーザがデジタルカメラ500をクレードル部110に装着した場合、つまり、接続端子部531がクレードル100側のカメラ接続用コネクタ部111と接続した場合はステップS4に進み、そうでない場合はステップS1に戻る(ステップS3)。
デジタルカメラ500がクレードル100に装着された場合は、デジタルカメラ500の制御部はクレードル100との間で接続通信処理を行い(ステップS4)、接続が正常に行われているか否かを調べ、適正に行われている場合はステップS8に進み、そうでない場合はステップS6に進む(ステップS5)。
接続が適正に行われていない場合は、接続通信処理時間が所定時間を超過したか否か(又は、接続通信処理回数が所定回数を超過したか否か)を調べ、超過していない場合は再度接続通信処理を行うためにステップS4に戻り(ステップS6)、超過した場合はエラー処理を行って動作を終了する(ステップS7)。
クレードル100との接続が適正に行われている場合は、画像ファイルをクレードル100に送信し(ステップS8)、クレードル100から画像データの受信/記録OKの応答があったか否かを調べ、OKの場合はステップS10に進み、そうでない場合はステップS7に進む(ステップS9)。
次に、送信した画像ファイルが最後のファイルであったか否かを調べ、最後のファイルの場合はステップS12に進み(ステップS10)、そうでない場合は、次の画像ファイルの転送準備を行ってステップS5に戻る(ステップS11)。
送信した画像ファイルが最後のファイルであった場合は、転送終了(例えば、クレードル100への転送終了通知の送信)を行い(ステップS12)、転送済みファイルの自動削除設定がされているか否かを調べ、自動削除設定がされている場合はステップS14に進み、自動削除設定がされていない場合は動作を終了する(ステップS13)。自動削除設定がされている場合は転送済み画像を内部メモリから削除して動作を終了する(ステップS14)。
<画像転送時のクレードル側の動作>
図6(b)で、クレードル100の制御回路112はカメラ接続用コネクタ部111からの信号を調べ(ステップS21)、デジタルカメラ500が接続された場合はデジタルカメラ500との間で通信処理を行い(ステップS22)、デジタルカメラ500から画像ファイルを受信すると(ステップS23)、通信先/通信設定メモリ116を調べ、画像をメモリに記録するように設定されている場合はステップS25に進み、パソコンに転送するように設定されている場合はステップS26に進み、それ以外の処理に設定されている場合はステップS27に進む(ステップS24)。
画像をメモリに記録するように設定されている場合は、受信した画像ファイルをクレードル100のメモリ115に保存し、ステップS28に進み(ステップS25)、パソコンに転送するように設定されている場合は、受信した画像ファイルをUSB通信インターフェイス118を介してパソコンに転送してステップS28に進み、(ステップS26)、それ以外の処理に設定されている場合は、その他の処理を実行してステップS28に進む(ステップS27)。
制御回路112は上記ステップS23〜S27の受信&記録処理等が正常に行われたか否かを調べ、正常に行われた場合はステップS29に進み、そうでない場合はステップS32に進む(ステップS28)。
受信&記録処理等が正常に行われた場合は、デジタルカメラ500に受信&記録OK通知を送信し(ステップS29)、クレードル100から転送終了通知を受信した場合は、最後の画像ファイルの受信が終了したものとしてステップS31に進み、そうでない場合はステップS23に戻って次の画像ファイルの受信を待つ(ステップS30)。最後の画像ファイルの受信が終了した場合は受信終了処理を行ってクレードル100側の動作を終了する(ステップS31)。
受信&記録処理等が正常に行われなかった場合は、受信/記録エラー通知をデジタルカメラ500に送信し(ステップS32)、エラー処理を行ってクレードル100側の動作を終了する(ステップS33)。
(デジタルカメラの遠隔操作)
図7は、外部情報端末からクレードルに画像転送要求をしたり、デジタルカメラを遠隔操作する時の、外部情報端末、クレードル、及びデジタルカメラの動作例を示すフローチャートであり、図7(a)はパソコン等の外部情報端末の動作例を示すフローチャート、図7(b)はクレードルの動作例を示すフローチャート、図7(c)はデジタルカメラの動作例を示すフローチャートである。以下、図1に示したデジタルカメラ500及び図1及び図2に示したクレードル100を例として説明する。また、以下の説明では外部情報端末としてパソコンを用いるが外部情報端末はパソコンに限定されず、例えば、携帯電話機等の情報端末を用いることもできる。なお、図7で破線は外部情報端末とクレードル、クレードルとカメラ間でのデータ送受信を示す。
<遠隔操作時の外部情報端末の動作>
図7(a)で、パソコン21(図3参照)が通信ネットワークに接続された場合はステップT2に進み、接続されない場合はステップT13に進む(ステップT1)。
通信ネットワークに接続された場合は、パソコン21はクレードル100との間でLAN接続又は無線LAN接続により通信プロトコルの確立等の通信接続処理を行い(ステップT2)、接続OKの場合はステップT4に進み、そうでない場合は通信接続処理を繰り返す(ステップT3)。
接続OKの場合は、ユーザがカメラ画像の受信指示を出しているか否かを調べ、受信指示がある場合はステップT5に進み、そうでない場合はステップT7に進む(ステップT4)。
カメラ画像を受信する場合は、カメラ画像要求メッセージをクレードル100に送信し(ステップT5)、クレードル部110から転送された画像ファイルを受信して表示する(ステップT6)。
ユーザはマウス等のポインティングデバイスを操作してデジタルカメラ500の遠隔操作指示を出すので、ユーザがデジタルカメラ500の遠隔操作指示を出しているか否かを調べ、遠隔操作指示を出している場合はステップT8に進み、そうでない場合はステップT10に進む(ステップT7)。
ユーザがデジタルカメラ500の遠隔操作指示を出した場合は、デジタルカメラ500の遠隔操作要求メッセージをクレードル100に送信し(ステップT8)、クレードル100から転送された画像ファイル、つまり、遠隔操作要求によるデジタルカメラ500の動作の結果として撮影された画像の画像ファイルを受信し、表示する(ステップT9)。
次に、ユーザがサーバ内画像の受信指示、つまり、クレードル100のメモリ115に蓄積されている画像ファイルの受信指示を出しているか否かを調べ、受信指示を出している場合はステップT11に進み、そうでない場合はステップT13に進む(ステップT10)。
ユーザがサーバ内画像の受信指示を出している場合は、画像メニューを表示し、ユーザが指定した画像の送信要求メッセージをクレードル100に送信し(ステップT11)、クレードル100から指定した画像の画像ファイルが送信されると、それを受信して表示し、終了指示があると動作を終了する(ステップT12)。
また、上記ステップT1で通信ネットワークに接続されない場合はその他の処理を行い、処理が終わると動作を終了する(ステップT13)。
<リモート動作時のクレードルの動作>
図7(b)で、クレードル100が通信ネットワークに接続された場合はステップT22に進み(ステップT21)、クレードル100はパソコン21との間でLAN接続又は無線LAN接続により通信プロトコルの確立等の通信接続処理を行い(ステップT22)、接続OKの場合はステップT24に進み、そうでない場合は通信接続処理を繰り返す(ステップT23)。
接続OKの場合は、パソコン21からカメラ画像の送信要求を受信したか否かを調べ、送信要求がある場合はステップT25に進み、そうでない場合はステップT27に進む(ステップT24)。
カメラ画像の送信要求を受信した場合は、デジタルカメラ500との通信接続処理を行うと共に、カメラ制御ソフト1142を起動してデジタルカメラ500に制御信号を送ってデジタルカメラ500の動作を制御し(ステップT25)、デジタルカメラ500から画像を受信すると受信した画像をメモリ115に記録してから、パソコン21宛て通信ネットワークを介して送信する(ステップT26)。
次に、パソコン21からデジタルカメラ500の操作要求があるか否かを調べ、操作要求があった場合はステップT28に進み、そうでない場合はステップT30に進む(ステップT27)。
デジタルカメラ500の操作要求があった場合は、操作要求に従い回転台130の動作を制御すると共にデジタルカメラ500に制御信号を送ってその動作を制御し(ステップT28)、デジタルカメラ500から送信される撮影画像を受信してメモリ115に記録してからパソコン21宛て通信ネットワークを介して送信する(ステップT29)。
次に、パソコン21からサーバ内画像の送信要求、つまり、クレードル100のメモリ115に記録されている画像の送信要求があるか否かを調べ、送信要求があった場合はステップT31に進み、そうでない場合はステップT33に進む(ステップT30)。
サーバ内画像の送信要求があった場合は、画像検索ソフト1145を起動して指定された画像の画像ファイルを検索し(ステップT31)、検索した画像ファイルをパソコン21宛て通信ネットワークを介して送信して動作を終了する(ステップT32)。また、サーバ内画像の送信要求がなかった場合はその他の処理を行ってから動作を終了する(ステップT33)。
<リモート動作時のデジタルカメラの動作>
図7(c)で、クレードル100に装着されているデジタルカメラ500がクレードル100と接続されている場合はステップT42に進み、クレードル100と接続されていない場合はステップT44に進む(ステップT41)。
クレードル100と接続されている場合は、クレードルとの通信、つまり、制御データの授受等を行い(ステップT42)、カメラ電源をオンにして撮影を行い撮影画像をクレードル100に送信する(ステップT43)。
次に、パソコン21からデジタルカメラ500の遠隔操作要求があった場合にクレードルから送信される操作用の制御信号を受信したか否かを調べ、受信した場合はステップT45に進み、受信しなかった場合は動作を終了する(ステップT44)。
操作用の制御信号を受信した場合はクレードルとの通信、つまり、制御データの授受等を行い(ステップT45)、操作要求に該当する処理を行い、撮影画像をクレードル100に送信して動作を終了する(ステップT46)。
上記図7(b)のフローチャートに示した動作により、パソコンや情報端末のユーザはブラウザの画面を見ながらクレードル100(又は、200)に装着されたデジタルカメラ500を遠隔操作し、被写体を所望のアングルで撮影した画像を閲覧できる。
図8はクレードル部内のACアダプタと充電回路の構成例を示す図である。AC/DC変換回路81はACアダプタとしてコンセント側筐体に内蔵したり、別筐体として構成してもよい。また、図8(b)に示すように充電回路は電磁結合方式や電磁誘導方式による非接触(ワイヤレス)充電方式として構成してもよい。
[変形例1]
上記実施形態ではクレードルと通信ネットワークとの接続は図3に示すようにLAN接続又は無線LAN接続を用いる例について述べたが、クレードルと通信ネットワークとの接続手段はこれらに限定されない。例えば、無線LAN接続の代わりに、ブルートゥース(Bluetooth)やウルトラワイドバンド(UWB(Ultra Wide Band))等の近距離無線リンク手段やPHS又はW−CDMAを用いた無線AP(アクセスポイント)通信ネットワーク接続するようにしてもよい。以下、無線リンクによる画像通信及びカメラの遠隔操作について説明する。
図9は無線リンク(Bluetooth)による画像通信及びカメラの遠隔操作時の概略動作例を示すフローチャートであり、図9(a)はデジタルカメラを装着している無線リンク機能付きクレードルから通信ネットワークを介してパソコン等の外部情報端末に画像を送信する場合の概略動作例を示すフローチャート、図9(b)は通信ネットワークを介してデジタルカメラを装着している無線リンク機能付きクレードルから送信された画像データを受信する場合の外部情報端末側の概略動作例を示すフローチャート、図9(c)は通信ネットワークを介して無線リンク機能付きクレードルに装着されているデジタルカメラを遠隔操作する場合の外部情報端末側の概略動作例を示すフローチャートである。なお、外部情報端末としてパソコンを用いるが外部情報端末はパソコンに限定されず、例えば、携帯電話機やPHS電話機等の情報端末を用いることもできる。
<画像送信時のクレードルの概略動作>
図9(a)で、無線リンク機能付きクレードルは通信ネットワーク側の無線リンク端子と無線リンク接続による通信接続を試み、外部情報端末との間で通信プロトコルの確立等の通信接続処理を行い(ステップU1)、通信接続が成立すると外部情報端末側に仕様情報送信要求を送信して外部情報端末の仕様や容量情報等を取得する(ステップU2)。
次に、無線リンク機能付きクレードルは、外部情報端末から画像送信要求を受信すると、ユーザが選択した画像の画像データをデジタルカメラから取得して近距離送信用の送信データに変換し(ステップU3)、通信ネットワークを介して外部情報端末宛て送信データを送信し(ステップU4)、次の画像を送信する場合はステップU3に戻り(ステップU5)、そうでない場合は通信接続を切断して動作を終了する(ステップU6)。
<画像受信時の外部情報端末の概略動作>
図9(b)で、外部情報端末は通信ネットワークと通信接続を試み、通信ネットワークの無線リンク端子を介して無線リンク機能付きクレードルとの間で通信プロトコルの確立等の通信接続処理を行い(ステップU11)、通信接続が成立するとクレードル側にデジタルカメラの仕様情報送信要求を送信してクレードルを介してデジタルカメラの仕様や容量情報等を取得する(ステップU12)。
次に、外部情報端末は、クレードルを介してデジタルカメラに記録されている画像データやクレードルに記録されている画像のリスト(一覧)を取得して、リストを一覧表示してユーザに画像の選択を促す(ステップU13)。
ユーザが画像を選択すると、外部情報端末は選択された画像の画像データの内容情報(サイズ、符号化方式等のプロパティ)を取得し(ステップU14)、通信ネットワークを介して外部情報端末宛て選択した画像情報を含む画像送信要求を送信して、通信ネットワークを介してクレードルから選択した画像の画像データを受信して表示すると共に保存メモリに記録し(ステップU15)、ユーザが次の画像を選択する場合はステップU13に戻り(ステップU16)、そうでない場合は通信接続を切断して動作を終了する(ステップU17)。
<デジタルカメラの遠隔操作時の外部情報端末の概略動作>
図9(c)で、外部情報端末は、クレードルとの通信接続処理を行い(ステップU21)、通信接続が成立するとクレードル側にデジタルカメラの仕様情報送信要求を送信してクレードルを介してデジタルカメラの仕様や容量情報等を取得する(ステップU22)。
次に、外部情報端末は、クレードルを介してデジタルカメラが撮影している現在の映像(モニタ画像)の送信要求を行い、クレードルを介して現在の映像(モニタ画像)を取得して表示する(ステップU23)。
次に、ユーザがマウス等のポインティングデバイスを操作してデジタルカメラの操作指示(例えば、シャッター操作指示)を行うと、外部情報端末は、通信ネットワークを介してクレードルにデジタルカメラの操作制御信号を送信し、クレードルからデジタルカメラに操作制御信号を送信させてデジタルカメラを遠隔操作(例えば、シャッター操作)し(ステップU24)デジタルカメラが操作指示に従って撮影し、メモリに取り込んだ画像データをクレードルから通信ネットワークを介して転送させ、受信した画像データを表示すると共に保存メモリに記録し(ステップU25)、ユーザが遠隔操作を続行する場合はステップU23に戻り(ステップU26)、そうでない場合は通信接続を切断して動作を終了する(ステップU27)。
[変形例2]
上記各実施例では、パソコン等の外部情報端末からインターネット等の外部通信ネットワーク及び屋内の通信ネットワークを介してクレードルに撮影画像送信要求を出し、クレードルからデジタルカメラで撮影した画像の画像データを送信させる例について述べたが、外部情報端末からクレードルに撮影画像送信要求を出すと、画像を電子メールの添付ファイルとして要求元の外部情報端末にメール送信するようにしてもよい。
つまり、図10(後述の実施形態2参照)のように、図4のクレードル部110のプログラム格納メモリ114に外部への画像付き電子メール送信手段としてのメーラーソフト1140を格納し、クレードル100(又は200)がパソコン21からカメラ画像の送信要求を受信した場合には、メーラーソフト1140に従って、デジタルカメラ500に撮影制御信号を送ってデジタルカメラで撮影を行わせて撮影画像をメモリ115に記録すると共に、撮影画像ファイル(添付ファイル)やメッセージをLAN通信インターフェイス117、USB通信インターフェイス118、無線LAN通信部210等を介してパソコン21にメール送信等の送信方法で送信するように構成してもよい。なお、この場合、パソコン21から、カメラ画像の送信要求に代えて単にメール送信要求を意味する信号を送信するようにし、クレードル100(又は200)はメール送信要求を意味する信号を受信した場合はメーラーソフト1140に従ってデジタルカメラ500に撮影制御信号を送ってデジタルカメラで撮影を行わせて撮影画像をメモリ115に記録すると共に、撮影画像ファイル(添付ファイル)やメッセージをメール送信するように構成してもよい。
これにより、ユーザは、出先から情報端末を操作すれば画像を含むデータが自動的に送られてくるので、ユーザは、その後、任意の時期にメールに添付されている画像ファイルを開いて画像を見たりできる。
(実施形態2)
上記実施形態1では、外部情報端末から通信ネットワークを介して多機能クレードル内のサーバにアクセスし、デジタルカメラで撮影した画像をクレードルに転送させ、閲覧可能に構成した例について説明したが、本実施形態では外部情報端末からいちいち通信ネットワークを介して多機能クレードル内のサーバにアクセスしなくても、所定条件下で多機能クレードルから自動的にデジタルカメラによる撮影画像を外部情報端末にメール送信等で送信し、外部情報端末側でメールを開いて画像やメッセージ等を閲覧可能とする例について説明する。
本実施形態により、多機能クレードルは、下記(1)〜(3)の場合に、自動的にデジタルカメラに撮影制御信号を送ってデジタルカメラで撮影を行わせて撮影画像をクレードル内のメモリに記録すると共に、撮影画像やクレードルURLを所定の外部連絡先にメール送信等の送信方法で送ることにより、自動通報連絡を行うことができる。
(1)定期的な時刻や間欠時間毎;
(2)デジタルカメラの視野を人やペット等が通過したときやセンサが異常を検知したとき;
(3)多機能クレードルの撮影送信スイッチや緊急スイッチを家族が押した時:
以下の説明でセンサ付きクレードルの外観は図1に示したクレードル100(又は200)と同様とし、センサ付きクレードル(以下、クレードル)は、図1に示すようにデジタルカメラを装着するクレードル150と回転台130と、支持台140からなる。
図10は、センサ機能付きクレードルのクレードル部150の回路構成の一実施例を示す図であり、プログラム格納メモリ114に外部への画像付き電子メール送信手段としてのメーラーソフト1140を格納した点、入力部121に、カメラ撮影/画像送信指示を行うカメラ撮影/画像送信スイッチや、タイマ撮影指示を行うタイマ撮影指示スイッチや、外部への連絡用のボタンスイッチなどのトリガ手段(図示せず)を設けた点、センサAMP(アンプ)、A/D変換回路からなるセンサ駆動入力回路252と赤外線人体センサなどの防災センサや防犯センサ、或いは温度やガスセンサなどの環境センサ等のセンサ251からなる各種センサ手段250を備えた点、USBコネクタ142とLANコネクタ143を設けた点以外の構成及び機能は図4に示したクレードル部110のカメラ接続用コネクタ部111〜モータ120、充電制御回路122〜整流回路124までの構成及び機能と同様である。
また、図10の下方に示した破線内の部分は支持台140を示し、支持台140には、AC電源プラグ141及び水平方向回転モータ144が設けられている。なお、上記説明でセンサ計測データをメモリ115に記憶するようにしたが、センサ計測データを記憶するメモリを別途クレードル150に設けるようにしてもよい。
図11はセンサ手段の構成例を示す図であり、図11(a)に熱電対又は熱電堆(サーモパイル)による非接触式の赤外線放射温度計センサ手段の構成例を、図11(b)に焦電型赤外線センサによる人体センサ手段の構成例を、図11(c)に半導体光センサ式の煙センサ手段の構成例を、図11(d)に金属酸化物半導体式のガスセンサ手段の構成例を示す。
図11(a)で、センサ手段250−1は、熱電対又は熱電堆による非接触式の赤外線放射温度計センサ251−1と、アンプ&信号処理回路252−1及びA/D変換回路252−3を備えたセンサ駆動入力回路からなる。
赤外線放射温度計センサ251−1は炎等の赤外線発生源からの赤外線を検知して赤外線量に比例する電気信号(アナログ信号)をアンプ&信号処理回路252−1に出力し、アンプ&信号処理回路252−1は赤外線放射温度計センサ251−1からの電気信号を増幅してA/D変換回路252−3に出力する。A/D変換回路252−3はアンプ/信号処理回路252−1からの電気信号をデジタルデータに変換して制御回路112に送出する。
制御回路112はA/D変換回路252−3からのデジタル信号を得てメモリ115に記憶すると共にアンプ/信号処理回路252−1及びA/D変換回路252−3に制御信号を送ってそれらを制御する。また、受け取ったデジタル信号を基に所定の処理を行ってから処理結果をクレードル部150のインターフェイス等(LAN通信インターフェイス117、USB通信インターフェイス118、無線LAN通信部210等)に渡す。
図11(b)で、センサ手段250−2は、焦電型赤外線センサによる人体センサ251−2と、センサ駆動回路&アンプ252−2及びA/D変換回路252−3を備えたセンサ駆動入力回路からなる。
人体センサ251−2は人や動物から発せられる赤外線を基に人や動物の動きを検知して電気信号(アナログ信号)をセンサ駆動回路&アンプ252−2に出力し、センサ駆動回路&アンプ252−2は人体センサ251−2からの電気信号を増幅してA/D変換回路252−3に出力すると共に制御回路112からの制御信号により人体センサ251−2を駆動する。A/D変換回路252−3はセンサ駆動回路&アンプ252−2からの電気信号をデジタルデータに変換して制御回路112に送出する。
制御回路112はA/D変換回路252−3からのデジタル信号を得てメモリ115に記憶すると共にセンサ駆動回路&アンプ252−2及びA/D変換回路252−3を制御する。また、受け取ったデジタル信号を基に所定の処理を行ってから処理結果をクレードル部150のインターフェイス等に渡す。
図11(c)で、センサ手段250−3は、半導体光センサ式の煙センサ251−3と、センサ駆動回路&アンプ252−2及びA/D変換回路252−3を備えたセンサ駆動入力回路からなる。
煙センサ251−3は煙を検知すると電気信号(アナログ信号)をセンサ駆動回路&アンプ252−2に出力し、センサ駆動回路&アンプ252−2は煙センサ251−3からの電気信号を増幅してA/D変換回路252−3に出力すると共に制御回路112からの制御信号により煙センサ251−3を駆動する。A/D変換回路252−3はセンサ駆動回路&アンプ252−2からの電気信号をデジタルデータに変換して制御回路112に送出する。
制御回路112はA/D変換回路252−3からのデジタル信号を得てメモリ115に記憶すると共にセンサ駆動回路&アンプ252−2及びA/D変換回路252−3を制御する。また、受け取ったデジタル信号を基に所定の処理を行ってから処理結果をクレードル部150のインターフェイス等に渡す。
図11(d)で、センサ手段250−4は、金属酸化物半導体式のガスセンサ251−4と、センサ駆動回路&アンプ252−2及びA/D変換回路252−3を備えたセンサ駆動入力回路からなる。
ガスセンサ251−4はガス検知すると電気信号(アナログ信号)をセンサ駆動回路&アンプ252−2に出力し、センサ駆動回路&アンプ252−2はガスセンサ251−4からの電気信号を増幅してA/D変換回路252−3に出力すると共に制御回路112からの制御信号によりガスセンサ251−4を駆動する。A/D変換回路252−3はセンサ駆動回路&アンプ252−2からの電気信号をデジタルデータに変換して制御回路112に送出する。
制御回路112はA/D変換回路252−3からのデジタル信号を得てメモリ115に記憶すると共にセンサ駆動回路&アンプ252−2及びA/D変換回路252−3を制御する。また、受け取ったデジタル信号を基に所定の処理を行ってから処理結果をクレードル部150のインターフェイス等に渡す。
図12は、センサ手段、デジタルカメラ、クレードル部、及び通信ネットワーク間のデータ授受の説明図である。
上述したようにセンサ手段250からのセンサ入力(デジタル信号)を受け取った制御回路112はデジタル信号をメモリ115に記憶すると共にセンサ駆動回路&アンプ252−2及びA/D変換回路252−3に制御信号を送って制御する。
また、受け取ったデジタル信号を基に、デジタルカメラに撮影制御信号を送ってデジタルカメラで撮影を行わせて撮影画像をメモリ115に記録すると共に、撮影画像ファイルやクレードルのURLをLAN通信インターフェイス117、USB通信インターフェイス118、無線LAN通信部210等を介して所定の外部連絡先にメール送信する。
これにより、クレードル100(又は200)は、センサが異常を検知すると外部連絡先にメール送信等の送信方法で撮影画像ファイルやクレードルのURLを自動通報連絡することができる。
図13は、図10に示した構成のセンサ機能付きのクレードルと該クレードルに装着されているデジタルカメラの概略動作例を示すフローチャートであり、図13(a)はクレードル100側の概略動作を示すフローチャート、図13(b)はクレードル100に装着されているデジタルカメラ側の概略動作を示すフローチャートである。以下、図1に示したデジタルカメラ500及び図1及び図2に示したクレードル100と図10に示したクレードル部150を例として説明する。また、図13で破線は外部情報端末とクレードル、クレードルとカメラ間でのデータ送受信を示す。なお、外部情報端末としてパソコンを用いるが外部情報端末はパソコンに限定されず、例えば、携帯電話機等の情報端末を用いることもできる。
<クレードル側の概略動作>
図13(a)で、クレードル部150の制御回路112はサーバソフト1141に基づき、計時カウンタに所定時間を設定してから計時回路113からの時刻信号に従って減算を開始し(ステップV1)、図11に示したような赤外線放射温度計センサ251−1や、人体センサ251−2、煙センサ251−3、ガスセンサ251−4等の防災防犯センサからの値の計測処理を行い(ステップV2)、いずれかのセンサからの検出値が異常か否か(つまり、検出値が当該センサに係わる所定の閾値を超えたか)否かを調べ、異常値が検出された場合はステップV4に進み、そうでない場合はステップV6に進む(ステップV3)。
異常値が検出された場合、制御回路112はカメラ接続用コネクタ部111を介してデジタルカメラ500と通信接続し、リモート撮影を行わせるための制御信号をデジタルカメラ500に送信し(ステップV4)、デジタルカメラ500から撮影画像の画像ファイルを受信するとそれをメモリ115に記録すると共に、メーラーソフト1140を起動してメールを作成し、異常値を検出したセンサに応じた異常発生を意味する通報メッセージ(例えば、”ガスがつけっぱなしです”)と受信した画像ファイル等をユーザの外部情報端末にメール送信する(ステップV5)。
次に、制御回路112は計時カウンタの値が0以下か否かを調べ、0以下の場合には定期的撮影の時間が到来したものとしてステップV7に進み、そうでない場合はステップV9に進む(ステップV6)。
計時カウンタの値が0以下の場合は、カメラ接続用コネクタ部111を介してデジタルカメラ500と通信接続し、リモート撮影を行わせるための制御信号をデジタルカメラ500に送信し(ステップV7)、デジタルカメラ500から撮影画像の画像ファイルを受信するとそれをメモリ115に記録すると共に受信した画像ファイル等をユーザの外部情報端末に転送する(ステップV8)。
また、制御回路112はユーザの家族や(オフィスの場合は当直社員や警備員等)が入力部121の操作ボタン(カメラ撮影/画像送信スイッチや、タイマ撮影指示を行うタイマー撮影指示スイッチや、外部への連絡用のボタンスイッチなどのトリガ手段)を操作したか否かを入力部121からの信号を基に調べ、操作された場合はステップV10に進み、そうでない場合はステップV12に進む(ステップV9)。
入力部121の操作ボタンが操作された場合はデジタルカメラ500と通信接続し、操作内容に従った制御信号、つまり、操作されたトリガ手段の種類に対応する制御信号、をデジタルカメラ500に送信し(ステップV10)、デジタルカメラ500から撮影画像の画像ファイルを受信するとそれをメモリ115に記録すると共に受信した画像ファイル等をユーザの外部情報端末に転送してステップV1に戻る(ステップV11)。また、入力部121の操作ボタンが操作されなかった場合は、その他の処理を実行してからステップV1に戻る(ステップV12)。
<デジタルカメラ側の概略動作>
図13(b)で、クレードル100に装着されているデジタルカメラ500の制御部は、デジタルカメラ500がクレードル100と接続したか否かを調べ、クレードル100と接続した場合はステップV22に進み、接続されていない場合はステップV24に進む(ステップV21)。
クレードル100と接続されている場合は、クレードルとの通信、つまり、制御データの授受等を行い(ステップV22)、カメラ電源をオンにして撮影を行い撮影画像をクレードル100に送信する(ステップV23)。
また、デジタルカメラ500の制御部は、デジタルカメラ500がクレードル100と接続したか否かを調べ、クレードル100と接続した場合はステップV25に進み、接続されていない場合はステップV27に進む(ステップV24)。
クレードル100と接続されている場合は、クレードルとの通信、つまり、制御データの授受等を行い(ステップV25)、カメラ電源をオンにして撮影を行い撮影画像をクレードル100に送信する(ステップV26)。
更に、デジタルカメラ500の制御部は、デジタルカメラ500がクレードル100と接続したか否かを調べ、クレードル100と接続した場合はステップV28に進み、接続されていない場合はステップV21に戻る(ステップV27)。
クレードル100と接続されている場合は、クレードルとの通信、つまり、制御データの授受等を行い(ステップV28)、クレードル100の操作要求に対応する処理を行ってから撮影を行ない、撮影画像をクレードル100に送信する(ステップV29)。
上述したように、計時タイマにより定期的又は間欠的な自動通報時間になったり、センサが異常を検知したり、或いは、クレードルのトリガスイッチが入るとデジタルカメラをリモート制御して自動的に撮影し、撮影画像をクレードル内のメモリに記録すると共に、外部の連絡先に撮影画像ファイルやクレードルのURLを通報連絡できるようにしたので、実施形態1のように出先からいちいち確認しなくても何かあった時に、画像や連絡元のURLが自動的に送られてくるので、ユーザはその時だけ外部情報端末で画像を見たり、URLにアクセスして確認すれば、具体的な(例えば、家庭内の)様子をリアルタイムな画像で確認できて便利である。
また、防犯・防災や監視用だけでなく(例えば、家族が)、クレードルのスイッチを押すだけで携帯情報端末のユーザの出先に撮影画像が送られてくるので、例えば、子供から父母へ自分の写真を撮って送信するなど、家族との連絡やコミュニケーションにも利用できる。
なお、上記の撮影画像のほかに、デジタルカメラに設けたマイクロフォンや録音機能により音声情報を同時に録音して送信するように構成したり、センサ情報をも併せて送信するようにしてもよい。
また、上述したセンサ手段やトリガ手段はユニットやモジュール化して交換や変更ができるようにしたり、他のトリガ手段を用いて自動撮影できるようにしてもよい。
また、上記の計時手段やセンサやスイッチ、トリガ手段による自動撮影手段及び画像送信手段は単に静止画像を一枚撮影するだけでなく、前後の時間の複数枚の連続画像を撮影したり、数分間の短時間のクリップビデオ動画像を撮影して送るようにしたり、或いは、自動的にクレードルを180度左右に回転操作させて周囲画像を連続して撮影した動画像を送信するようにしてもよい。
また、計時手段やセンサや、スイッチ、トリガ手段による撮影動作や、フラッシュや照明などの撮影条件の設定や、動作する機能とその順序など、多様なリモートコントロール動作を任意にプログラム設定できるようにして、通信ネットワークを介して出先のパソコンや携帯電話機等からプログラムを設定したり選択できるようにして、リモートカメラの制御プログラムをパソコンや携帯電話機端末内に実装して操作できるようにしたり、或いは、パソコンや携帯電話機にはWWWブラウザしか実装していなくとも、クレードル内のサーバのWWWページのHTML文書やXML文書内のCGIプログラムなどによりカメラ制御ソフト(プログラム)や設定ソフト(プログラム)を起動させて、デジタルカメラを遠隔操作できるようにしたり、設定プログラムファイルを外部から送信してクレードルやデジタルカメラ内に設定できるようにしてもよい。
(実施形態3)
上記実施形態2では、定期的或いは間欠的な撮影時間の到来や、撮影画像やクレードルに設けられたセンサ手段により異常を検知した場合や、各種スイッチ等のトリガ手段が操作された場合にデジタルカメラの視野内の被写体を撮影してクレードル及び通信ネットワークを介して外部情報端末に撮影した画像ファイルやメッセージをメール送信したり、転送する利用例について説明したが、家庭内のホームネットワーク、或いはホーム制御システム、或いはホームセキュリティシステムなどのような他のネットワークにクレードルを接続し、それら他のネットワークからの情報を基に家庭内をクレードルに装着されているデジタルカメラで撮影して撮影画像と共に通報メッセージ等をクレードルから外部装置に通報(送信)するようにしてもよい。
図14は、クレードルとホームネットワークや外部ネットワークの接続例の説明図であり、符号170は家庭の内外の設備機器や家電機器、各種センサやアクチュエータ、通信装置、防犯や防災機器等と接続するホームネットワーク、符号171はクレードル200とホームネットワーク140を接続する機器アダプタであり、破線の円内はクレードル200(図2参照)とクレードル200に装着されたデジタルカメラ500を示す。
なお、ホームネットワーク170は上記実施形態1及び実施形態2のようにイーサネットによるLANや無線LAN又はブルートゥースやUWBなどの近距離無線リンク手段、或いは省電力無線や赤外線通信等でも構成することができるが、家庭内の電灯線を利用したエコーネット(Echonet)によるネットワークが望ましい。
図14に示すように、クレードル200(又は、クレードル100、以下、単にクレードル200と記す)が家庭の内外の設備機器や家電機器、各種センサやアクチュエータ、通信装置、防犯や防災機器等と接続されたホームネットワーク170に接続されると、デジタルカメラ500による撮影画像やクレードル200に内蔵されているセンサ手段からのセンサ情報だけでなく、ホームネットワーク170に接続されている機器からのホーム機器情報や家族の情報や緊急通報情報等もクレードル200から外部情報端末に送信したり、或いはホームネットワーク170に接続されている機器からの情報によりクレードル200によるデジタルカメラ500の制御動作をトリガすることもできる。
また、ホームネットワーク170に接続されている機器やカメラ機器からの情報や画像もクレードル200のサーバソフト1141で規定する仕様に合わせてメモリ115に記録したり、或いはクレードル200を介してホーム機器やその一部、或いは他のカメラも併せて外部から遠隔制御することもできる。
また、緊急の場合、クレードル200からセキュリティサービスを契約をしている警備会社にも通報連絡して救難・救急を依頼するなど、ホームネットワークシステムやセキュリティシステムの通報連絡手段やサービスなどを連携して利用することもできる。
また、デジタルカメラ500を装着したクレードル200をホームネットワークシステムやセキュリティシステムの一部としてアドホックに任意に設置できる監視カメラや増設カメラ装置として利用することもできる。
図15は、図10に示したクレードル部150内のサーバソフト1141とLAN接続ソフトの機能概要の説明図である。なお、この例ではパソコン又は情報端末にはインターネット標準のTCP/IPプロトコル上で動作するWWWブラウザがインストールされているものとしているが、これに限定されない(サーバソフト1141についても同様である)。
図示の例で、サーバソフト1141は、インターネット標準のTCP/IPプロトコル上で動作するWWWサーバソフト(またはFTPサーバソフト)からなり、メモリ115内にはクレードル100に装着されたデジタルカメラ500で撮影した画像の画像ファイル(1フレーム分の画像データ等)がHTML文書(又は、XML文書)に変換されて蓄積されている。
デジタルカメラ500がクレードル100に装着されているとき、クレードル部150のLAN通信部インターフェイス117(又は、無線LAN通信部210)を介してインターネット50に接続する遠隔のパソコンからURLを含むカメラ操作要求及び画像要求を受け取ると、サーバソフト1141はCGI160−1に操作要求を渡し、CGI160−1は、まず、カメラ制御ソフト1142を起動してデジタルカメラ500に制御信号を送ってデジタルカメラ500を操作すると共に、デジタルカメラ500の操作結果をHTML文書(又は、XML文書)に変換してメモリ115に保持させる。次に、サーバソフト1141が画像検索要求をCGI160−2に渡すと、CGI160−2は画像検索ソフト1145を起動してメモリ115に記録されている画像ファイルを検索し、HTML文書(又は、XML文書)に変換してメモリ115に保持させる。
次に、サーバソフト1141は、メモリ115内に保持したHTML文書(又はXML文書)に変換された画像ファイル等をインターネット50を介して画像要求のあったパソコンや情報端末に送信する。これにより、パソコンや情報端末のユーザはブラウザの画面を見ながらクレードル100に装着されたデジタルカメラ500を遠隔操作し、デジタルカメラ500で撮影した画像を閲覧できる。
また、クレードル100が、クレードル部150のLAN通信インターフェイス117(又は、無線LAN通信部210)を介してインターネット50に接続する遠隔のパソコンからURLを含むホーム情報要求を受け取ると、サーバソフト1141はCGI160−3にホーム情報要求を渡し、CGI160−3は、まず、プログラム格納メモリ114に格納されているホーム機器制御ソフトを読み出して起動し、家庭内に設置されているホーム機器に制御信号を送ってホーム機器を制御し、ホーム情報を取得し、HTML文書(又は、XML文書)に変換してメモリ115に保持させる。
次に、サーバソフト1141は、メモリ115内に保持したHTML文書(又はXML文書)に変換されたホーム情報をインターネット50を介して画像要求のあったパソコンや情報端末に送信する。これにより、パソコンや情報端末のユーザはブラウザの画面を見ながらクレードル100を介して家庭内のホーム機器やクレードル100に装着されているデジタルカメラ500を制御してホーム情報や画像及び緊急通報等を閲覧できる。
(実施形態4)
上記実施形態1〜実施形態3では多機能クレードルにデジタルカメラを装着した場合を例としたが、クレードルに装着する撮像装置はデジタルカメラに限定されない。例えば、カメラ付き携帯電話機で撮影された画像についても本発明の多機能クレードルを適用できる。
図16は、多機能クレードル及び該クレードルに装着する開閉型携帯電話機の一実施例の外観図であり、図16(a)は携帯電話機600をクレードル700に装着した場合の外観図であり、蓋部の内側面にはメインディスプレイ601が設けられている。また、図16(b)は閉じた状態の携帯電話機600の正面外観図であり、図16(c)は閉じた状態の携帯電話機600の背面外観図であり、背面にはサブディスプレイ611が設けられている。
ここで、クレードル700は図4又は図10に示したクレードル部110、150からモータ120を取り除いた構成のクレードル部(図示せず)を有している。また、クレードル700の符号711はアンテナを示す。
カメラ付き携帯電話機600をクレードル700に装着すると、実施形態1の図6に示したフローチャートと同様の動作により、携帯電話機600から画像ファイルがクレードル700に転送されてクレードル700のメモリに記憶される。また、通信ネットワークを介してパソコン等の外部情報端末に画像ファイルを転送することもできる。
更に、図7に示したフローチャートと同様の動作により、パソコンや情報端末のユーザはブラウザの画面を見ながらクレードル100(又は、200)に装着されたデジタルカメラ500を遠隔操作し、被写体を所望のアングルで撮影した画像を閲覧できる。
また、実施形態2のクレードルのクレードル部150のようにクレードル700のクレードル部にセンサ手段250を設けた場合は、実施形態2の図13のフローチャートに示したと同様の動作により、計時タイマにより定期的又は間欠的な自動通報時間になったり、センサが異常を検知したり、或いは、クレードル700のトリガスイッチが入るとデジタルカメラ600をリモート制御して自動的に撮影し、撮影画像をクレードル700内のメモリに記録すると共に、外部の連絡先に撮影画像ファイルやクレードル700のURLを通報連絡できる。これにより、出先からいちいち確認しなくても何かあった時に、画像や連絡元のURLが自動的に送られてくるので、ユーザはその時だけ外部情報端末で画像を見たり、URLにアクセスして確認すれば、例えば、家庭内の様子を携帯電話機に表示されるリアルタイムな画像で確認できる。
また、実施形態3の図14に示すクレードルのように、家庭内のホームネットワーク170、或いはホーム制御システム、或いはホームセキュリティシステムなどのような他のネットワークに携帯電話機600を装着したクレードル700を接続し、それら他のネットワークからの情報を基に家庭内をクレードルに装着されているデジタルカメラで撮影して撮影画像と共に通報メッセージ等をクレードルから外部装置に通報(送信)するように構成することもできる。
以上、本発明の幾つかの実施例について説明したが本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。また、上記各説明ではデジタルカメラ及びカメラ付き携帯電話機を撮像装置の例として説明したが撮像装置という用語はデジタルカメラやカメラ付き携帯電話機に限定されない。例えば電子カメラや撮像装置という用語は、撮像部を有する情報機器などにも適用でき、更に、静止画カメラに限らず動画カメラにも適用し得るものである。動画カメラにおいて静止画の転送に適用できることはもちろん、動画ファイルのファイル名やファイル情報を上記各実施の態様に置き換えて適用することができる。
多機能クレードル及びクレードルに装着するデジタルカメラの一実施例の外観図である。 多機能クレードルの他の実施例の外観図である。 多機能クレードルとLANやインターネットの接続システムの一実施例を示す図である。 クレードル部の回路構成の一実施例を示す図である。 クレードル部内のサーバソフトの構成例を示す図である。 画像転送時のデジタルカメラとクレードルの動作例を示すフローチャートである。 デジタルカメラ遠隔操作時の外部情報端末、クレードル、及びデジタルカメラの動作例を示すフローチャートである。 クレードル部内のACアダプタと充電回路の構成例を示す図である。 無線リンク(Bluetooth)による画像通信及びカメラの遠隔操作時の概略動作例を示すフローチャートである。 センサ機能付きのクレードルのクレードル部の回路構成の一実施例を示す図である。 センサ手段の構成例を示す図である。 センサ手段、デジタルカメラ、クレードル部、及び通信ネットワーク間のデータ授受の説明図である。 図10に示した構成のセンサ機能付きのクレードルと該クレードルに装着されているデジタルカメラの動作例を示すフローチャートである。 クレードルとホームネットワークや外部ネットワークの接続例の説明図である。 クレードル部内のサーバソフトの構成例を示す図である。 多機能クレードル及びクレードルに装着する携帯電話機の一実施例の外観図である。
符号の説明
1 家庭内通信ネットワークシステム
2 オフィス内通信ネットワークシステム
20 イーサネット(屋内通信ネットワーク)
21−1,21−2 パーソナルコンピュータ(情報端末)
50 インターネット(外部通信ネットワーク)
51 パソコン/サーバ (外部情報端末)
115 メモリ(保存メモリ)
100、200、700 多機能クレードル
110、150 クレードル部
111 カメラ接続コネクタ部(撮像装置接続手段)
112 制御回路
117 LAN通信インターフェイス(LAN接続手段)
143 LANコネクタ(LAN接続手段)
500、500−1、500−2、500−m、500−n デジタルカメラ(撮像装置)
600 携帯電話機(撮像装置)

Claims (9)

  1. 撮像装置を装着するクレードル部と、前記クレードル部に装着された撮像装置との間でデータを授受するための撮像装置接続手段と、
    屋内通信ネットワークに接続するための屋内通信ネットワーク接続手段と、
    前記屋内通信ネットワークに接続する外部通信ネットワークを介して外部情報端末からの撮影画像送信要求を受けて、前記撮像装置による撮影画像の画像データを送信要求元の外部情報端末に転送する画像データ送信手段と、
    前記外部情報端末からの撮像装置の操作要求を受けて、該操作要求に対応する撮像装置制御信号を前記撮像装置に送信して該撮像装置の動作を制御する遠隔制御手段と、
    前記遠隔制御手段によって制御された撮像装置による撮影画像の画像データ及び該撮像装置の操作結果データを前記操作要求元の外部情報端末に転送する遠隔制御結果送信手段と、
    を備えたことを特徴とする多機能クレードル。
  2. 撮像装置を装着するクレードル部と、前記クレードル部に装着された撮像装置との間でデータを授受するための撮像装置接続手段と、
    屋内通信ネットワークに接続するための屋内通信ネットワーク接続手段と、
    前記屋内通信ネットワークに接続する外部通信ネットワークを介して外部情報端末からの撮影画像送信要求を受けて、前記撮像装置による撮影画像の画像データを送信要求元の外部情報端末に転送する画像データ送信手段と、
    前記外部情報端末からの撮像装置の操作要求を受けて、該操作要求に対応する撮像装置制御信号を前記撮像装置に送信して該撮像装置の動作を制御する遠隔制御手段と、
    前記遠隔制御手段によって制御された撮像装置による撮影画像の画像データ及び該撮像装置の操作結果データを前記操作要求元の外部情報端末に転送する遠隔制御結果送信手段と、
    定期的な時刻や間欠時間の到来を検出する時間計測手段と、
    各種屋内情報を検出する1又は複数の異なる種類の屋内情報検出手段と、
    指示操作により所定のトリガを発生するトリガ手段と、
    前記時間計測手段が定期的な時刻又は間欠時間の到来を検出したとき、又は、前記複数の屋内情報検出手段のいずれかが異常な屋外情報を検出したとき、又は前記トリガ手段によりトリガが発せられたときに前記撮像装置に撮像装置制御信号を送信して該撮像装置の動作を制御する自動制御手段と、
    前記自動制御手段によって制御された撮像装置による撮影画像の画像データ及び通報メッセージデータを所定の外部情報端末に転送する自動制御結果送信手段と、
    を備えたことを特徴とする多機能クレードル。
  3. 更に、前記屋内通信ネットワークに接続する屋内情報端末と通信接続したとき、前記撮像装置による撮影画像の画像データを該屋内情報端末に転送する画像データ転送手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の多機能クレードル。
  4. 更に、前記撮像装置で撮影した画像データや撮像装置の操作結果データを保存メモリに記録する記録手段と、
    前記保存メモリに記録されたデータを検索する検索手段と備え
    前記データ送信手段は、前記屋内通信ネットワークに接続する外部通信ネットワークを介して外部情報端末から前記保存メモリに記録されているデータの送信要求があったとき、前記検索手段によって該保存メモリから取り出されたデータを送信要求元の外部情報端末に転送する手段を含む
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の多機能クレードル。
  5. 更に、前記屋内情報検出手段により検出された屋内情報を記憶する屋内情報メモリを備えたことを特徴とする請求項2記載の多機能クレードル。
  6. 更に、前記自動制御結果送信手段は、前記自動制御手段によって制御された撮像装置による撮影画像の画像データ及びクレードル自体のURLを含む通報メッセージデータを含む電子メールを作成する電子メール作成手段と、
    作成された電子メールを前記所定の外部情報端末に送信する電子メール送信手段とからなることを特徴とする請求項2記載の多機能クレードル。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多機能クレードルと、該多機能クレードルと屋内通信ネットワークを介して接続される、家庭内設備機器や、家電機器、防犯・防災機器等のホーム機器と、前記屋内通信ネットワークを介して接続する外部通信ネットワークと、該外部通信ネットワークに接続する外部情報端末とからなり、
    前記多機能クレードルは、更に、
    前記ホーム機器からの情報を前記外部情報端末に送信する手段と、
    前記ホーム機器からのトリガに基づいて該多機能クレードルに装着されている撮像装置を制御する手段と、
    前記外部情報端末から前記撮像装置の操作要求があったとき、前記操作要求に対応する撮像装置制御信号を前記撮像装置に送信して該撮像装置の動作を制御する手段と、
    前記撮像装置制御信号によって制御された撮像装置による撮影画像の画像データと通報情報を前記外部情報端末に送信する手段と、
    緊急指示操作により発せられたトリガにより、緊急通報情報を前記外部情報端末に送信する手段と、
    を含むことを特徴とする情報送信システム。
  8. 撮像装置と、この撮像装置を装着可能なクレードルと、
    屋内通信ネットワークに接続するための屋内通信ネットワーク接続手段と、
    前記屋内通信ネットワークに接続する外部通信ネットワークを介して送られる外部情報端末からの撮影画像送信要求を受けて、前記撮像装置による撮影画像の画像データを送信要求元の外部情報端末に転送する画像データ送信手段と、
    を備え、
    前記データ送信手段は、撮像装置による撮影画像の画像データを含む通報メッセージデータを含む電子メールを作成する電子メール作成手段と、作成された電子メールを前記所定の外部情報端末に送信する電子メール送信手段と、を含むことを特徴とする情報送信システム。
  9. 撮像装置と、この撮像装置を装着可能なクレードルと、
    屋内通信ネットワークに接続するための屋内通信ネットワーク接続手段と、
    前記屋内通信ネットワークに接続する外部通信ネットワークを介して前記撮像装置による撮影画像の画像データを送信要求元の外部情報端末に転送する画像データ送信手段と、
    を備え、
    前記データ送信手段は、撮像装置による撮影画像の画像データ及び前記クレードル自体のURLを含む通報メッセージデータを含む電子メールを作成する電子メール作成手段と、作成された電子メールを前記所定の外部情報端末に送信する電子メール送信手段とを含むことを特徴とする情報送信システム。
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