JP2005108908A - 光結合型半導体リレー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 受光ダイオードの段数が少なくて済むノーマリオン型の光結合型半導体リレー装置を提供する。
【解決手段】 入力端子11a、11b間への電気信号の供給/非供給により発光ダイオード12および受光ダイオード13で電気信号→光信号→電気信号に変換/非変換される。受光ダイオード13から制御回路16への電気信号の供給/非供給によりトランジスタ17がオン/オフされ、電界効果トランジスタ15のゲート電荷が放電/電界効果トランジスタ15のゲートに電荷が充電され、電界効果トランジスタ15のゲート・ソース間電圧が閾値電圧VTN以下/以上になる。その結果、電界効果トランジスタ15がオフ/オンされて、出力端子14a、14b間は非導通/導通状態となり、ノーマリオンの出力接点信号が得られる。
【選択図】図1
Description
本発明は、スイッチング素子として電界効果トランジスタを用いたノーマリオン型の光結合型半導体リレー装置に関する。
従来、光結合型半導体リレー装置として、ノーマリオン型のものが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。以下、特許文献1を参考に従来のノーマリオン型の光結合型半導体リレー装置について、図3を参照して説明する。光結合型半導体リレー装置100は、入力端子1a、1b間に接続された発光ダイオード2と、発光ダイオード2と光結合された複数個直列接続の受光ダイオード3と、受光ダイオード3のカソード側の端子がゲートに接続されるとともにアノード側の端子がソースに接続され、ドレイン・ソースが出力端子4a、4bに接続されたデプレション型(ノーマリオン型)Nチャネル電界効果トランジスタ5とを有している。入力端子1a、1b間に電気信号を供給していないとき、電界効果トランジスタ5はオン状態である。入力端子1a、1b間に電気信号を供給すると、発光ダイオード2で光信号に変換される。この光信号は受光ダイオード3で電気信号に変換される。この電気信号は、電界効果トランジスタ4のゲート・ソース間に供給され、電界効果トランジスタ5をオフさせる。この構成により出力端子4a、4b間にノーマリオンの出力接点信号を得るようにしている。
特開昭61−247079号公報(「発明の詳細な説明」、図1)
ところで、従来の光結合型半導体リレー装置100は、電界効果トランジスタ4をオフさせるために、電界効果トランジスタ4のゲート・ソース間に供給される電圧VGSとして、電界効果トランジスタ4の閾値電圧VT(<0)以下の負の電圧が必要である。また、受光ダイオード3の光起電力により電圧VGSを供給するとき、受光ダイオード3の温度による光起電力の低下を考慮する必要がある。そのため、例えば、VT=−3vとし、また、受光ダイオード3の1段当たりの光起電力を高温での光効率低下を考慮して0.3vとすると、受光ダイオード3は10段(0.3v×10=3.0v)以上を直列接続する必要があり、受光ダイオードのチップ上でのレイアウト面積が大きくなり、受光ダイオードを含むチップのサイズが大きくなるという問題があった。
従って、本発明の目的は、半導体受光素子の段数が少なくて済むノーマリオン型の光結合型半導体リレー装置を提供することである。
従って、本発明の目的は、半導体受光素子の段数が少なくて済むノーマリオン型の光結合型半導体リレー装置を提供することである。
本発明の光結合型半導体リレー装置は、入力端子間に接続された半導体発光素子と、半導体発光素子に光結合された半導体受光素子と、出力端子間に接続されたエンハンスメント型の電界効果トランジスタと、半導体受光素子と電界効果トランジスタ間に接続された制御回路とを具備したノーマリオン型の光結合型半導体リレー装置であって、前記制御回路は、前記半導体受光素子がベースとエミッタ間に接続され前記電界効果トランジスタがゲートとソースでコレクタとエミッタ間に接続されたバイポーラトランジスタを有し、前記電界効果トランジスタがバイポーラトランジスタのオンのときオフ、バイポーラトランジスタがオフのときオンに制御されるようにしたことを特徴とする。
本手段によれば、バイポーラトランジスタのオン/オフにより電界効果トランジスタをオフ/オン制御でき、半導体受光素子としてバイポーラトランジスタをオンさせるだけの光起電力があればよい。
本手段によれば、バイポーラトランジスタのオン/オフにより電界効果トランジスタをオフ/オン制御でき、半導体受光素子としてバイポーラトランジスタをオンさせるだけの光起電力があればよい。
本発明によれば、半導体受光素子の段数が少なくて済み半導体受光素子を構成するチップサイズを小さくできる。
以下に、本発明の第1実施形態の光結合型半導体リレー装置200について図1を参照して説明する。光結合型半導体リレー装置200は、入力端子11a、11b間に接続された半導体発光素子としての発光ダイオード12と、発光ダイオード12と光結合された半導体受光素子としての複数個直列接続の受光ダイオード13と、ドレイン・ソースが出力端子14a、14bに接続されたエンハンスメント型(ノーマリオフ型)Nチャネル電界効果トランジスタ15と、電界効果トランジスタ15のゲートを制御する制御回路16とを有している。出力端子14a、14bには、負荷21と、交流電源22と、オフセット電源23とが接続される。尚、電界効果トランジスタ15の閾値電圧をVTNとすると、オフセット電源23の電圧VDCとして、VDC>交流電源22のピーク電圧Vp+VTNの電圧を供給する必要がある。
制御回路16は、NPNトランジスタ17および抵抗18,19を有している。トランジスタ17は、ベースが受光ダイオード13のアノード側の端子に接続され、エミッタが受光ダイオード13のカソード側の端子と電界効果トランジスタ15のソースとに接続され、コレクタが電界効果トランジスタ15のゲートに接続されている。抵抗18は、電界効果トランジスタ15のゲートとドレイン間に接続されている。抵抗19は、受光ダイオード13と並列にトランジスタ17のベース・エミッタ間に接続されている。受光ダイオード13の個数は、トランジスタ17がオンするベース・エミッタ間電圧(例えば、0.6v)以上の光起電力を供給できる個数が必要であるが、受光ダイオード13およびトランジスタ17の温度特性を考慮しても、3個(0.3v×3=0.9v)で十分である。従って、受光ダイオード13のチップ上でのレイアウト面積が小さくなり、受光ダイオードを含むチップのサイズを小さくすることができる。
入力端子11a、11b間に電気信号が供給されていない状態で、出力端子14a、14b間に負荷21、交流電源22およびオフセット電源23が接続されると、トランジスタ17はオフ状態であり、電界効果トランジスタ15のゲートに抵抗18を介して電荷が充電され電界効果トランジスタ15のゲート・ソース間電圧が閾値電圧VTN以上となる。その結果、電界効果トランジスタ15はオンし、出力端子14a、14b間は導通状態となる。
入力端子11a、11b間に電気信号が供給されると、発光ダイオード12で光信号に変換され、受光ダイオード13で再び電気信号に変換される。このとき、制御回路16に用いているトランジスタ17がオンして電界効果トランジスタ15のゲート電荷がオンしたトランジスタ17を介して強制的に放電され電界効果トランジスタ15のゲート・ソース間電圧が閾値電圧VTN以下となる。その結果、電界効果トランジスタ15はオフし、出力端子14a、14b間は非導通状態となる。
次に、入力端子11a、11b間に供給されていた電気信号が供給されなくなると、トランジスタ17がオフとなり、電界効果トランジスタ15のゲートに抵抗18を介して電荷が充電され電界効果トランジスタ15のゲート・ソース間電圧が閾値電圧VTN以上となる。その結果、電界効果トランジスタ15はオンし、出力端子14a、14b間は導通状態となる。
以上のように、入力端子11a、11b間への電気信号の供給/非供給により制御回路16のトランジスタ17がオン/オフされ、電界効果トランジスタ15のゲート・ソース間電圧が閾値電圧VTN以下/以上になることにより電界効果トランジスタ15がオフ/オンされて、出力端子14a、14b間にノーマリオンの出力接点信号を得るようにしている。
次に、本発明の第2実施形態の光結合型半導体リレー装置300について図2を参照して説明する。光結合型半導体リレー装置300は、入力端子31a、31b間に接続された半導体発光素子としての発光ダイオード32と、発光ダイオード32と光結合された半導体受光素子としての複数個直列接続の受光ダイオード33と、ソース・ドレインが出力端子34a、34bに接続されたエンハンスメント型(ノーマリオフ型)Pチャネル電界効果トランジスタ35と、電界効果トランジスタ35のゲートを制御する制御回路36とを有している。出力端子34a、34bには、負荷41と、交流電源42と、オフセット電源43とが接続される。尚、電界効果トランジスタ35の閾値電圧をVTPとすると、オフセット電源43の電圧VDCとして、VDC>交流電源42のピーク電圧Vp+VTPの電圧を供給する必要がある。
制御回路36は、PNPトランジスタ37および抵抗38,39を有している。トランジスタ37は、ベースが受光ダイオード33のカソード側の端子に接続され、エミッタが受光ダイオード33のアノード側の端子と電界効果トランジスタ35のソースとに接続され、コレクタが電界効果トランジスタ35のゲートに接続されている。抵抗38は、電界効果トランジスタ35のゲートとドレイン間に接続されている。抵抗39は、受光ダイオード33と並列にトランジスタ37のベース・エミッタ間に接続されている。受光ダイオード33の個数は、トランジスタ37がオンするベース・エミッタ間電圧(例えば、0.6v)以上の光起電力を供給できる個数が必要であるが、受光ダイオード33およびトランジスタ37の温度特性を考慮しても、3個(0.3v×3=0.9v)で十分である。従って、受光ダイオード33のチップ上でのレイアウト面積が小さくなり、受光ダイオードを含むチップのサイズを小さくすることができる。
入力端子31a、31b間に電気信号が供給されていない状態で、出力端子34a、34b間に負荷41、交流電源42およびオフセット電源43が接続されると、トランジスタ37はオフ状態であり、電界効果トランジスタ35のゲートに抵抗38を介して電荷が充電され電界効果トランジスタ35のゲート・ソース間電圧が閾値電圧VTP以上となる。その結果、電界効果トランジスタ35はオンし、出力端子34a、34b間は導通状態となる。
入力端子31a、31b間に電気信号が供給されると、発光ダイオード32で光信号に変換され、受光ダイオード33で再び電気信号に変換される。このとき、制御回路36に用いているトランジスタ37がオンして電界効果トランジスタ35のゲート電荷がオンしたトランジスタ37を介して強制的に放電され電界効果トランジスタ35のゲート・ソース間電圧が閾値電圧VTP以下となる。その結果、電界効果トランジスタ35はオフし、出力端子34a、34b間は非導通状態となる。
次に、入力端子31a、31b間に供給されていた電気信号が供給されなくなると、トランジスタ37がオフとなり、電界効果トランジスタ35のゲートに抵抗38を介して電荷が充電され電界効果トランジスタ35のゲート・ソース間電圧が閾値電圧VTP以上となる。その結果、電界効果トランジスタ35はオンし、出力端子34a、34b間は導通状態となる。
以上のように、入力端子31a、31b間への電気信号の供給/非供給により制御回路36のトランジスタ37がオン/オフされ、電界効果トランジスタ35のゲート・ソース間電圧が閾値電圧VTP以下/以上になることにより電界効果トランジスタ35がオフ/オンされて、出力端子34a、34b間にノーマリオンの出力接点信号を得るようにしている。
11a,11b、31a,31b 入力端子
12、32 発光ダイオード
13、33 受光ダイオード
14a,14b、34a,34b 出力端子
15 エンハンスメント型Nチャネル電界効果トランジスタ
35 エンハンスメント型Pチャネル電界効果トランジスタ
16、36 制御回路
17 NPNトランジスタ
37 PNPトランジスタ
18,19、38,39 抵抗
21、41 負荷
22、42 交流電源
23、43 オフセット電源
12、32 発光ダイオード
13、33 受光ダイオード
14a,14b、34a,34b 出力端子
15 エンハンスメント型Nチャネル電界効果トランジスタ
35 エンハンスメント型Pチャネル電界効果トランジスタ
16、36 制御回路
17 NPNトランジスタ
37 PNPトランジスタ
18,19、38,39 抵抗
21、41 負荷
22、42 交流電源
23、43 オフセット電源
Claims (1)
- 入力端子間に接続された半導体発光素子と、半導体発光素子に光結合された半導体受光素子と、出力端子間に接続されたエンハンスメント型の電界効果トランジスタと、半導体受光素子と電界効果トランジスタ間に接続された制御回路とを具備したノーマリオン型の光結合型半導体リレー装置であって、
前記制御回路は、前記半導体受光素子がベースとエミッタ間に接続され前記電界効果トランジスタがゲートとソースでコレクタとエミッタ間に接続されたバイポーラトランジスタを有し、前記電界効果トランジスタがバイポーラトランジスタのオンのときオフ、バイポーラトランジスタがオフのときオンに制御されるようにしたことを特徴とする光結合型半導体リレー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003336600A JP2005108908A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | 光結合型半導体リレー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003336600A JP2005108908A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | 光結合型半導体リレー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005108908A true JP2005108908A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34532650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003336600A Pending JP2005108908A (ja) | 2003-09-29 | 2003-09-29 | 光結合型半導体リレー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005108908A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103017898A (zh) * | 2011-09-21 | 2013-04-03 | 夏普株式会社 | 光传感器以及电子设备 |
WO2014057797A1 (ja) * | 2012-10-12 | 2014-04-17 | シャープ株式会社 | 光センサおよび電子機器 |
-
2003
- 2003-09-29 JP JP2003336600A patent/JP2005108908A/ja active Pending
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TWI484651B (zh) * | 2011-09-21 | 2015-05-11 | Sharp Kk | 光感測器及電子機器 |
US9176007B2 (en) | 2011-09-21 | 2015-11-03 | Sharp Kabushiki Kaisha | Optical sensor including light-receiving element having two terminals and electronics device including the optical sensor |
WO2014057797A1 (ja) * | 2012-10-12 | 2014-04-17 | シャープ株式会社 | 光センサおよび電子機器 |
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