JP2005108797A - 回転灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】騒音を生じず、小型で軽量な回転灯を提供する。
【解決手段】光束回転中心に光源部1を固定して備え、光透過面状態と反射鏡面状態に切り替えが可能な調光機能部3を備えた調光ミラー2を用いて複数の調光機能部3を光源部1側に向け、光源部1の周囲をほぼ360度囲む様に並べて固定して備え、これらの調光機能部3を、光束を回転させる方向に順次光透過面状態と反射鏡面状態に切り替える制御・駆動手段4と接続したことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】光束回転中心に光源部1を固定して備え、光透過面状態と反射鏡面状態に切り替えが可能な調光機能部3を備えた調光ミラー2を用いて複数の調光機能部3を光源部1側に向け、光源部1の周囲をほぼ360度囲む様に並べて固定して備え、これらの調光機能部3を、光束を回転させる方向に順次光透過面状態と反射鏡面状態に切り替える制御・駆動手段4と接続したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、反射板として光源部の周囲を囲う調光ミラーによって、これに備える複数の調光機能部を回転方向に光透過面と反射鏡面に切り替え制御することで光束の回転を実現した回転灯に関するものである。
従来の回転灯は光源部から発せられた光を特定方向に反射する反射板をモーターで回転駆動することによって光束を回転させる構造となっていた。
従来の回転灯には、モーターによる回転機構があるため、機械的磨耗による寿命が早く、駆動騒音を生じ、モーターを備える容積と重量のため大きく重くなるという欠点があった。
本発明は、これらの欠点を失くすためになされたものである。
本発明は、これらの欠点を失くすためになされたものである。
回転灯の光束回転中心に、光源部(1)を固定して備え、光透過面と反射鏡面が切り替え可能な調光機能部(3)を備えた調光ミラー(2)を用いて複数の調光機能部(3)を光源部(1)側に向けて光源部(1)の周囲をほぼ360度囲む様に並べて備え、これらの複数の調光機能部(3)を、制御・駆動手段(4)によって光束を回転させようとする方向に順次光透過面と反射鏡面に切り替えることで、光源(1)が発した光が反射鏡面状態となった調光機能部(3b)で反射し、光透過面状態となった調光機能部(3a)を透過して回転灯の外部に光束が放射されることによって回転灯として機能させる。
本発明により、回転灯からモーターおよび可動部を無くすことが出来るため、故障率が低く駆動騒音を発生せず、小型軽量の回転灯を提供することが可能となった。
本発明では光束を回転照射させるための反射板として調光ミラー(2)を用いる。調光ミラーとは、同一面で光透過面状態と反射鏡面状態が切り替え可能な調光機能部(3)を備えたデバイスであり、たとえば特開2003−261356号公報にて開示されているものなどがある。同様な機能があれば、他方式の調光ミラーを用いても良い。調光ミラーの駆動方式にはガスクロミック方式、サーモクロミック方式、エレクトロクロミック方式などがあるが、本発明の用途にはエレクトロクロミック方式が、切り替え制御を電圧制御によって容易に行うことが出来るため適している。
回転灯に設計設定する回転灯外部に照射させる光束回転中心に、電球およびソケット器具等から成る光源部(1)を台座(6)に固定して設ける。
この周囲に調光ミラー(2)を以下の条件を満たす様に台座(6)に設置する。複数の調光機能部(3)が光源部(1)を中心にこれをほぼ360度囲むように並べる。又、各調光機能部(3)の面は光源部(1)側に向け、台座(6)からの各調光機能部(3)の高さは光源部(1)と重なる高さとする。
この周囲に調光ミラー(2)を以下の条件を満たす様に台座(6)に設置する。複数の調光機能部(3)が光源部(1)を中心にこれをほぼ360度囲むように並べる。又、各調光機能部(3)の面は光源部(1)側に向け、台座(6)からの各調光機能部(3)の高さは光源部(1)と重なる高さとする。
調光ミラー(2)は1枚の調光ミラー(2)に1箇所の調光機能部(3)を備えたものを複数並べて用いてもよいし、1枚の調光ミラー(2)に複数の調光機能部(3)を備えたものを用いてもよい。後者の場合は調光ミラー(2)の使用枚数を減らせ、組み立て性の向上等のメリットがある。調光機能部(3)は光束回転角度をなるべく細かく分割するように多数備える方が、光束の回転を滑らかに見せることが出来るが、コストや生産性を考慮し、妥当な数を設定する。
各調光機能部(3)の形状は平面形状でも良いが、パラボラ凹面形状とする方が光の指向性を高めることが出来るため理想的である。
光源部(1)と調光ミラー(2)の間の距離は、求める光束指向性が得られるように調光ミラー(2)の形状を考慮して最適に設定する。接近させすぎると、調光機能部(3)を多く並べることが困難となる上、調光ミラー(2)に光源部(1)が発する熱の影響が及ぶといった弊害が生じる恐れがあるため、これらの条件を考慮して設定する。
光源部(1)と調光ミラー(2)の間の距離は、求める光束指向性が得られるように調光ミラー(2)の形状を考慮して最適に設定する。接近させすぎると、調光機能部(3)を多く並べることが困難となる上、調光ミラー(2)に光源部(1)が発する熱の影響が及ぶといった弊害が生じる恐れがあるため、これらの条件を考慮して設定する。
前述の全ての各調光機能部(3)を、制御・駆動手段(4)と接続する。
制御・駆動手段(4)は回転灯筐体内部に備えても、外部に備えても良い。
図1では接点ゴム(7)を用いて制御・駆動手段(4)を備える基板上の
接続パターンに圧接することで電気的に接続している。制御・駆動手段(4)は光束を回転させる方向に光透過面と反射鏡面に順次切り替えを行う。
(図3,図4,図5参照)
制御・駆動手段(4)は回転灯筐体内部に備えても、外部に備えても良い。
図1では接点ゴム(7)を用いて制御・駆動手段(4)を備える基板上の
接続パターンに圧接することで電気的に接続している。制御・駆動手段(4)は光束を回転させる方向に光透過面と反射鏡面に順次切り替えを行う。
(図3,図4,図5参照)
反射鏡面状態となった調光機能部(3b)が反射板の役目を果たし、この対抗面に位置する調光機能部(3a)を光透過面状態とすることで、光源部(1)の直接光および、調光機能部(3b)で反射された光を調光機能部(3a)を透過して外部に照射する。この反射鏡状態の範囲と光透過面状態の範囲を、光源部(1)を中心に角度位置を回転移動させる様に切り替え制御することで、光束の回転照射を実現する。たとえば調光機能部(3)を図3、図4、図5の順序で光透過面状態と反射鏡面状態の個所を切り替えていくと光束は左回転(回転灯上部から見ると右回転)し、この逆の順序では右回転する。
調光ミラー(2)の外側にはレンズカバー(5)を備える。レンズカバー(5)は内部の構造を雨風塵等から保護する。回転灯の発光色は、このレンズカバー(5)に半透明着色しても良いし、調光ミラー(3)に半透明着色しても良いし、光源部(1)の発光色を調整しても良いが、従来の回転灯ではレンズカバー(5)を着色するのが一般的である。また、レンズカバー(5)には光を拡散するための凹凸形状を設けても良い。
制御・駆動手段(4)による調光機能部(3)のコントロールには、ロジックICを用いても良いし、マイコンを用いても良い。図6にロジックICを用いる場合の実施例としてその構成を示す。たとえば、1周16個所の調光機能部(3)を用いる場合、常に連続して並んだ8個所を光透過面状態に、残り8箇所を反射鏡面状態に保ちながら1箇所ずつ右回転方向、もしくは左回転方向にシフトさせる制御を行う。まず、図6中の発振部(8)が周期的信号を発生する。
これをカウンタ(9)に出力し、カウンタ(9)はこの信号の入力回数を16進数の0からFまでループカウントする。このカウント値をパラレル信号(A〜D)でデコーダ1(10)に出力する。デコーダ1(10)は、カウンタ(9)から出力されたカウント値を、その値に該当する16個の個別の出力信号に変換し、独立した16個の端子から出力する。
これをカウンタ(9)に出力し、カウンタ(9)はこの信号の入力回数を16進数の0からFまでループカウントする。このカウント値をパラレル信号(A〜D)でデコーダ1(10)に出力する。デコーダ1(10)は、カウンタ(9)から出力されたカウント値を、その値に該当する16個の個別の出力信号に変換し、独立した16個の端子から出力する。
ところで、この信号をそのまま用いて駆動すると、光透過面と鏡面反射面の数は常にどちらかが1/16個所で、どちらかが15/16個所となってしまう。
これでは回転灯として適切な光の指向性が得られない。そこで、デコーダ1(10)の出力をデコーダ2(11)に入力し、デコーダ1(10)から出力された16個の信号を8個ずつが組となる様に変換する。例えば、16個所の調光機能部(3)を調光機能部1〜調光機能部16と呼ぶとすると、調光機能部1を駆動する信号はデコーダ1の0番から7番の出力のOR値、調光機能部2はデコーダ1の2番から8番の出力のOR値という具合に以下、調光機能部16まで同様にデコーダ2(11)によって変換出力させる。デコーダ2(11)の16個の出力はトリガー信号として調光ミラー駆動手段(12)に入り、調光ミラー駆動手段(12)はトリガー信号を受けたタイミングで各調光機能部(3)を駆動せしめるための適正な電圧を発生し、各調光機能部(3)に伝達することによってこれらを駆動する。
これでは回転灯として適切な光の指向性が得られない。そこで、デコーダ1(10)の出力をデコーダ2(11)に入力し、デコーダ1(10)から出力された16個の信号を8個ずつが組となる様に変換する。例えば、16個所の調光機能部(3)を調光機能部1〜調光機能部16と呼ぶとすると、調光機能部1を駆動する信号はデコーダ1の0番から7番の出力のOR値、調光機能部2はデコーダ1の2番から8番の出力のOR値という具合に以下、調光機能部16まで同様にデコーダ2(11)によって変換出力させる。デコーダ2(11)の16個の出力はトリガー信号として調光ミラー駆動手段(12)に入り、調光ミラー駆動手段(12)はトリガー信号を受けたタイミングで各調光機能部(3)を駆動せしめるための適正な電圧を発生し、各調光機能部(3)に伝達することによってこれらを駆動する。
1 光源部
2 調光ミラー
3 調光機能部
3a 光透過面状態の調光機能部
3b 反射鏡面状態の調光機能部
4 制御・駆動手段
5 レンズカバー
6 台座
7 接点ゴ厶
8 発振部
9 カウンタ
10 デコーダ1
11 デコーダ2
12 調光ミラー駆動手段
2 調光ミラー
3 調光機能部
3a 光透過面状態の調光機能部
3b 反射鏡面状態の調光機能部
4 制御・駆動手段
5 レンズカバー
6 台座
7 接点ゴ厶
8 発振部
9 カウンタ
10 デコーダ1
11 デコーダ2
12 調光ミラー駆動手段
Claims (1)
- 光束回転中心に光源部(1)を固定して備え、光透過面状態と反射鏡面状態に切り替えが可能な調光機能部(3)を備えた調光ミラー(2)を用いて複数の調光機能部(3)を光源部(1)側に向け、光源部(1)の周囲をほぼ360度囲む様に並べて固定して備え、これらの調光機能部(3)を、光束を回転させる方向に順次光透過面状態と反射鏡面状態に切り替える制御・駆動手段(4)と接続したことを特徴とする回転灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003376312A JP2005108797A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 回転灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003376312A JP2005108797A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 回転灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005108797A true JP2005108797A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34544356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003376312A Pending JP2005108797A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 回転灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005108797A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015529849A (ja) * | 2012-08-02 | 2015-10-08 | フレーン・コーポレーシヨン | 低プロファイル複数レンズのtir |
-
2003
- 2003-09-30 JP JP2003376312A patent/JP2005108797A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015529849A (ja) * | 2012-08-02 | 2015-10-08 | フレーン・コーポレーシヨン | 低プロファイル複数レンズのtir |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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