JP2005108040A - ディスク装置のデータ保護方法及びディスク装置 - Google Patents

ディスク装置のデータ保護方法及びディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005108040A
JP2005108040A JP2003342558A JP2003342558A JP2005108040A JP 2005108040 A JP2005108040 A JP 2005108040A JP 2003342558 A JP2003342558 A JP 2003342558A JP 2003342558 A JP2003342558 A JP 2003342558A JP 2005108040 A JP2005108040 A JP 2005108040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
area
disk device
address
duplex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003342558A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Kojima
秀一 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003342558A priority Critical patent/JP2005108040A/ja
Publication of JP2005108040A publication Critical patent/JP2005108040A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 指定されたデータのみを2重化することでデータ領域が極端に減少することを防ぎ、2重化の処理を磁気ディスク装置単体でアクセスが無い時に行うことでライトの処理性能を低下させないようなデータ保護機能を有するディスク装置のデータ保護法方及びディスク装置を提供する
【解決手段】 ホストからのコマンドにより指定されるデータを2重化するディスク装置のデータ保護方法であって、前記ディスク装置に前記ホストからのアクセス履歴を保存するステップと、前記ディスク装置に保存された前記アクセス履歴に基づいて前記ディスク装置にアクセスの無い時間に、前記ホストから指定されたデータの2重化処理を行うステップとからなる。
【選択図】 図9

Description

この発明は、データ保護技術に関し、特に磁気ディスク装置単体でデータの2重化を行うデータ保護機能を有する磁気ディスク装置のデータ保護法方及び磁気ディスク装置に関する。
従来は、ディスク装置に格納するデータの格納時の信頼性を向上させる技術として、データをディスクに格納する際にパリティチェックを行う技術が存在していた。
先行技術文献である特開平9−34648には、OS(オペレーション・システム)による特別な制御や磁気ディスク装置の増設を必要とせずに、磁気ディスク装置内の複数のヘッドを同時に利用して、データのアクセスを高速化させると共に、複数のディスク媒体面の一つをデータのパリティ格納用として用いることで、データの信頼性をアップさせる技術が開示されている。この先行技術文献では、交換可能なディスク媒体を利用することで、ディスク媒体に障害が発生した場合、交換部位をディスク媒体のみに限定でき、ディスク制御機構等の正常動作可能な部位の継続利用を可能にし、安価なシステムの構築が可能としている。
具体的説明すると、先行技術文献の図3はデータ分割格納手順を示す図であり、1つのデータを分割して得られた分割データD1〜D9をディスク媒体4の両面及びディスク媒体5の片面に、データヘッド2a〜2dを用いて、同時又は順次格納する状態を示す説明図である。また、図3において、P0〜P2はパリティデータであり、パリティデータP0は分割データD1〜D3に基づいて形成され、パリティデータP1は分割データD4〜D6に基づいて形成され、パリティデータP3は分割データD6〜D9に基づいて形成されるものである。
また、データのライト要求が発生し、例えばデータヘッド2aに対応するディスク媒体面の2セクタ目にデータを書き込むことを考えた場合、図3に示すように、上記2セクタ目に書き込みを行う前のデータD7と、データヘッド2dに対応するディスク媒体面の2セクタ目のデータP2と、新たに書き込むデータの排他的論理和を計算することでパリティを計算し、データヘッド2aとデータヘッド2dに対応するディスク面の2セクタ目に、新しいデータ(D7)とパリティデータ(P2)を同時に書き込む様にしている。
特開平9−34648号公報(概要、図3)
上述した先行技術文献の場合には、ディスク面を1つパリティーデータ用として確保しているため、例えばディスク枚数が1枚でデータヘッドが4つの磁気ディスク装置の場合にはデータ容量が3/4となってしまい現実的ではない。また、データライト時にパリティーの書き込みも同時に行うため、データ読み取りの時間やパリティー計算の時間等が余計に掛かり、ライトの処理性能が悪くなる可能性があった。
すなわち、従来技術では、1つのディスク面をパリティー専用のデータ領域とする方式となっていたため、容量が大幅に減少し、またパリティー生成をデータライト時に同時に行っているため処理に時間がかかるという問題があった。
この発明の目的は上記の問題を解決するためになされたものであり、指定されたデータのみを2重化することでデータ領域が極端に減少することを防ぎ、2重化の処理を磁気ディスク装置単体でアクセスが無い時に行うことでライトの処理性能を低下させないようなデータ保護機能を有する磁気ディスク装置及び及びデータ保護法方を提供することにある。
上記した課題を解決するために、この発明に係るディスク装置のデータ保護方法は、ホストからのコマンドにより指定されるデータを2重化するディスク装置のデータ保護方法であって、前記ディスク装置に前記ホストからのアクセス履歴を保存するステップと、前記ディスク装置に保存された前記アクセス履歴に基づいて前記ディスク装置にアクセスの無い時間に、前記ホストから指定されたデータの2重化処理を行うステップとからなることを特徴とするものである。
また、本発明のディスク装置は、ホストからのコマンドにより指定されるデータを2重化する2重化手段を有するディスク装置であって、前記ディスク装置に前記ホストからのアクセス履歴を保存するアクセス履歴保存手段と、前記ディスク装置のアクセス履歴保存手段により前記ディスク装置に保存された前記アクセス履歴に基づいて前記ディスク装置にアクセスの無い時間に、前記ホストから指定されたデータの2重化処理を行う2重化処理手段とを具備することを特徴とするものである。
この発明によれば、上記のような構成にすることで、重要なデータを別の領域に2重に保存することにより、一方のデータが万が一失われた場合でも、他方のデータを利用して再生が可能となるため磁気ディスク装置そのものの信頼性を控除言うすることが可能となる。また、全てのデータをバックアップするのではなく、重要なデータを選択的にバックアップするため、バックアップデータのためにデータ領域が極端に少なくなることを防止することが可能となる。更には、重要なデータを選択的にバックアップするため、磁気ディスク装置のデータの書き込み処理に多くの時間が費やされることを防止することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施形態に係るディスク装置である磁気ディスク装置(HDD)の構造を図1を用いて説明する。
磁気ディスク装置1は、上面の開口した矩形箱状のベース2と、複数のねじによりベースにねじ止めされてベースの上端開口を閉塞する(図示しない)トップカバーを有している。
ベース2内には、ディスク状の記録媒体(ディスク媒体)としての二枚の磁気ディスク3、この磁気ディスク3を支持および回転させる駆動手段としてのスピンドルモータ4、磁気ディスク3に対して情報の書き込み・読み出しを行う複数の磁気ヘッド5、これらの磁気ヘッド5を磁気ディスク4に対して移動自在に支持したヘッドアクチュエータ6、ヘッドアクチュエータ6を回転および位置決めするボイスコイルモータ(以下、VCMと称する)7、磁気ヘッド5が磁気ディスク4の最外周の退避位置に移動した際、磁気ヘッド5を磁気ディスク4から離間した位置に保持するランプロード機構8、ヘッドアクチュエータ6を退避位置に保持するイナーシャラッチ機構9、およびヘッドIC等を有する基板ユニット10などが収納されている。
前記VCMは、磁性体から成るトップヨーク91およびボトムヨーク92(図示しない)ボイスコイルモータ用マグネット、ヘッドアクチュエータ6の磁気ヘッド8が搭載される端部と逆の端部に設けられた(図示しない)ボイスコイルで構成されている。
イナーシャラッチ機構9は、回転中心からずれた位置に重心を有することで外部からの衝撃加速度により正逆両方向に回転するイナーシャアーム、およびこのイナーシャアームの回転により付勢されて一方向に回転するラッチアームを有し、非動作時における衝撃発生時、ラッチアームの回動の先端に突設されたラッチ爪がヘッドアクチュエータ6と係合することによりヘッドアクチュエータ6を退避位置に保持するような構造になっている。
まず、一般的なデータ保護の方法として、RAID装置のように複数の磁気ディスクをミラーリング等により冗長化させるという方法が知られているが、本発明では特に1つの磁気ディスク装置1自身で、すなわち、磁気ディスク装置1単体でのデータ保護を可能にするものである。
磁気ディスク装置1単体で全てのデータを2重化しようとする場合には、処理時間が掛かりすぎるという問題と、容量が極端に減少するという問題があり、この方法を単純に採用することは現実的ではない。
そこで本発明では、特定の重要なデータのみを選択的に2重化してデータ保護を行うようにした。これにより、全てのデータのバックアップをとり、2重化する方式によって起こる磁気ディスクのデータ領域が極端な減少を防止することが可能となる。
また、予めホストから磁気ディスク装置1へのアクセスの履歴を記録しておき、2重化処理をこのアクセス履歴を元に後で行う、すなわち、磁気ディスク装置の空き時間等を利用して行うことにより、通常の書き込み性能、すなわち書き込み処理速度を維持したまま磁気ディスク装置の信頼性を向上することが可能となる。以下に具体的な処理について説明する。
まず、ホストから磁気ディスク装置1に書き込みの要求が成されるデータが重要かどうかについては、新たなコマンドを規定してホスト側がそのコマンドを使用することにより判別するよう規定する。
そのコマンドの形態としては、ライト系コマンドに置き換わるものを新たに規定し、そのコマンドにより書かれたデータは2重化による保護の対象とするよう定義する。また別の形態として、SET FEATUREコマンドのサブコマンドを用いてデータを選択的に2重化するかどうかを切りかえることも可能である。
すなわち、サブコマンドにより2重化が有効(enable)になっている間に発行されたライトコマンドによって書き込まれるデータをすべて重要なデータとして2重化の対象とするものである。
再び通常の状態へ戻すには同じようにサブコマンドにより無効(disable)に設定すればよい。
次に、本発明のデータの保護機能について以下に説明する。
図2はこのデータ保護機能をホスト側がどのように利用するかを説明する図である。このホストからのコマンドはOS(オペレーションシステム)のファイルシステムにより使用されることを想定している。ユーザはOS(オペレーションシステム)を通してどのファイルが重要であるかを指定する。その指定された情報をもとにして、磁気ディスク装置1側でデータを保存する際にファイルシステムがどのコマンドにより書き込みを行うかを判断する。
上述の新たに規定するコマンドの仕様は、通常のライトコマンドに準ずるものである。すなわち、アドレスやブロック数の指定の方法は従来の通常のライトコマンドの通り行えるようにし、コマンドコードの変更のみでデータを2重化の対象とすることが可能となる。
次に、アクセス履歴の記録手順について図3を用いて以下に説明する。
データを後で、すなわち、磁気ディスク装置1に書き込み、あるいは読み出し等のコマンドが発行されていない空き時間に、予め履歴として記憶しておいた重要なデータを2重化できるようにアクセスログを残すものである。
ログの形式として、磁気ディスク媒体3上に2重化処理を行うべきデータがあるかどうかなどの管理情報を格納した管理用のログ領域31と、2重化データのアドレス情報などを格納したアドレスログ領域(ログ情報セクタ)32との2種類を用意する。
図3はこれらのログを磁気ディスク媒体3上のどの領域に格納するかを示した図である。
管理情報31に関する管理用ログは、磁気ディスク媒体3の外周側にシステム領域を確保してその中に配置し、高速にアクセスできるようにする。一般的に、磁気ディスク媒体3が一定の回転数で回転している場合、外周側に方が内周側より周速が早くなるため、データへのアクセス速度が内周よりも高速になる。
複製データのアドレス情報に関するログは、各トラックにこのログ用の情報領域を確保してその領域内に作成する。このような情報の領域は図7で示されるような初期化処理によって形成される。
この初期化処理について図7のフローチャートを用いて説明する。
この初期化処理を開始するためのコマンドを用意し、このコマンドにより初期化が開始される(S71)と、管理情報領域31の確保と各トラック内の情報セクタの初期化が行われる。
図4は2種類のログ情報によりデータの2重化がどのように実現されるかを示した図である。管理情報領域31には未処理データの管理テーブル311を保持し、そのテーブル内に未処理データの先頭位置のアドレス321を格納する。また2重化処理が途中で中断された場合には、中断されたアドレスの情報312もこの領域に書く。また複製データの保存可能な領域リスト313についてもテーブルをこの領域に格納する。2重化処理の際にはまずこの管理情報領域31を参照して処理を開始する。
図4に示すように保護対象データが存在する場合には、複製データ格納可能領域313を参照して複製データの書き込みアドレスを決定し、そのアドレスを各トラック内の情報セクタに格納してから複製データを作成する。データの読み取りの際にエラーとなった場合には、このアドレス情報を参照して複製データを読み取る。
図5は各トラック内の情報セクタの構成内容を示した図である。この情報領域には、保護の対象となるデータの有無51、2重化処理が完了しているかどうか52、保護すべきデータの開始セクタ番号55と終了セクタ番号56、同一のコマンドにより書かれたデータが書き込まれた次のアドレス58、もしくはデータがこのトラックで終了であるという印59、複製データのアドレス情報57などを書きこむ。保護すべきデータが離れた位置に複数ある場合は開始セクタ番号55と終了セクタ番号56を複数書きこむ。
図6は複製データの記録位置決定アルゴリズムのフローチャートである。ディスク媒体3が複数枚で構成される場合には異なるディスク媒体とし、またヘッド5はディスク媒体3に対して反対側に位置しているものを選択する。さらにディスク媒体3内の記録位置ができるだけ遠い位置を計算する。例えば内周側のデータは、外周側に複製データを記録する。複製データ保存先が保存しても良い場所であるかどうかの判定は、各トラック内の情報領域にフラグを立てることで行う。保存先の領域は予め各ヘッド、各領域毎に確保して置く。ただし領域の残りが少なくなった場合には拡張をする。
なお、上記実施例では複製データのアドレス情報に関するログは、各トラックにこのログ用の情報領域を確保してその領域内に作成しているが、他の領域に確保しても同様の効果が得られる。
図8は2重化処理を開始するタイミングを判断する処理のフローチャートである。データを2重化するタイミングは、磁気ディスク装置1にアクセスが無く比較的余裕のある時である。具体的には磁気ディスク装置1がスタンバイ状態に移行するタイミング、もしくはアイドル状態になってから予め規定した時間以上の時間が経過したタイミングで処理を開始する。自動的にスタンバイ状態に移行するような設定になっている場合には、スタンバイ状態に移行する前に2重化の処理を行い、終了後にスタンバイ状態へ移行する。予め規定した時間が経過したタイミングで移行する場合には、処理の終了後に再びアイドル状態に戻る。
図9は2重化の処理についてのフローチャートである。未処理データの2重化の手順は、まず管理情報のテーブルから未処理データを探し、その位置に移動する(S91)。複製データの保存先アドレスを計算(S94)してデータのコピーを行い、コピー完了後にトラック内の情報領域にコピー先アドレスを書きこみ、2重化完了のフラグを立てる(S95)。そして情報領域に次の未処理データアドレスが書かれている場合にはそのデータについて同様の処理を行う。このトラックで未処理データが終了である場合(S97のY)には処理を終了し、管理テーブルからこの処理に関する項目を1件削除する(S98)。また処理の途中でホストからのアクセス等により処理が中断された場合には、中断処理に関するテーブルに処理が中断したアドレスを書きこみ、管理テーブルのこの処理に関する項目にフラグを立てる。
図10はリード時のアルゴリズムを示したものである。2重化により保護されたデータに欠損があった場合(S103、S104、S105)には、複製データを読み取る(S109〜S1011)ことでデータ損失を防ぐことができる。
図11は保護データを削除する場合のフローチャートである。この処理を開始するために新たなコマンドを設け、必要な処理を実行する。
このようにすることで、重要なデータを別の領域に2重に保存することにより、一方のデータが万が一失われた場合でも、他方のデータを利用して再生が可能となるため磁気ディスク装置そのものの信頼性を控除言うすることが可能となる。また、全てのデータをバックアップするのではなく、重要なデータを選択的にバックアップするため、バックアップデータのためにデータ領域が極端に少なくなることを防止することが可能となる。更には、重要なデータを選択的にバックアップするため、磁気ディスク装置のデータの書き込み処理に多くの時間が費やされることを防止することが可能となる。
なお、本発明は、磁気ディスク装置に限らず、情報をディスク状の媒体に記録する他のディスク装置、例えば、光磁気ディスク装置、オプティカルディスク装置にも適用可能であることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る磁気ディスク装置(HDD)の構造を示す斜視図 本実施形態に係るデータ保護機能をホスト側で利用する動作を説明する概念図 本実施形態に係る磁気ディスク媒体上での管理情報領域、ログ情報領域の配置を説明する概念図 本実施形態に係る2種類のログ情報によるデータの2重化の状態を説明する概念図 本実施形態に係るディスク媒体上の各トラック内の情報セクタの構成を示す概念図 本実施形態に係る複製データの記録位置決定アルゴリズムを説明するフローチャート 本実施形態に係る磁気ディスク装置での初期化処理を説明するフローチャート 本実施形態に係る2重化処理を開始するタイミングを判断する処理を説明するフローチャート 本実施形態に係る2重化処理のアルゴリズムを説明するフローチャート 本実施形態に係る磁気ディスク装置でのリード動作のアルゴリズムを説明するフローチャート 本実施形態に係る保護データを削除する処理のアルゴリズムを説明するフローチャート
符号の説明
1……磁気ディスク装置
2……ベース
3……磁気ディスク媒体
4……スピンドルモータ(SPM)
5……磁気ヘッド
6……アクチュエータ
7……ボイスコイルモータ(VCM)
8……ランプ機構
9……イナーシャラッチ機構
10……回路基板
31……管理情報領域
311……未処理の保護対象データのアドレス領域
312……処理が中断した時の中断アドレス領域
313……複製データの格納領域
32……ログ情報領域
321……保護データ開始マーク
322……保護対象データ領域
323……保護データ終了マーク
324……複製データ
325……複製データ格納領域
51……保護対象データが存在するかどうかのフラグ領域
52……2重化処理が完了しているかどうかのフラグ領域
53……保護対象データの開始トラックが存在するかどうかのフラグ領域
54……複製データの書き込みが可能かどうかのフラグ領域
55……開始セクタ
56……終了セクタ
57……複製データのアドレス領域
58……データのつづきのアドレス領域
59……保護対象データの終了を示すフラグ領域

Claims (11)

  1. ホストからのコマンドにより指定されるデータを2重化するディスク装置のデータ保護方法であって、
    前記ディスク装置に前記ホストからのアクセス履歴を保存するステップと、
    前記ディスク装置に保存された前記アクセス履歴に基づいて前記ディスク装置にアクセスの無い時間に、前記ホストから指定されたデータの2重化処理を行うステップと
    からなることを特徴とするディスク装置のデータ保護方法。
  2. 前記ディスク装置はデータを保持するディスク媒体と、
    前記ディスク媒体上に、前記アクセス履歴として、前記ホストから指定されたデータを2重化処理すべきかどうかの管理情報を格納する管理情報ログ領域と、前記ホストから指定された2重化データのアドレス情報を格納したアドレス情報ログ領域とを有し、
    前記各領域に格納された前記管理情報と前記アドレス情報に基づいて、前記ディスク媒体上に前記ホストから指定されたデータの2重化をするステップと
    からなることを特徴とする請求項1記載のディスク装置のデータ保護方法。
  3. 前記管理情報ログ領域は、前記ディスク媒体の外周側のシステム領域内に配置され、
    前記管理情報には未処理データの管理テーブルを保持してそのテーブル内に未処理データの先頭位置のアドレスを格納するステップと、
    前記2重化処理が中断された場合、前記中断された2重化データのアドレス情報を前記管理情報ログ領域に格納するステップと、
    前記2重化処理により複製された複製データの保存可能な領域をリスト形式で前記管理情報ログ領域に格納するステップと
    からなることを特徴とする請求項2記載のディスク装置のデータ保護方法。
  4. 前記アドレス情報ログ領域には、前記2重化処理の対象となるデータの有無と、前記2重化処理が完了しているかどうか、前記2重化処理すべきデータの開始セクタ番号と終了セクタ番号、前記2重化処理により同一のコマンドで書かれたデータが書き込まれた次のアドレス、もしくはデータがこのトラックで終了である情報を格納すると共に、
    前記2重化処理すべきデータが、複数の非連続セクタに格納された場合、前記格納されたデータの開始セクタ番号と終了セクタ番号を複数書き込むステップと
    からなることを特徴とする請求項2記載のディスク装置のデータ保護方法。
  5. 前記ディスク媒体が複数枚で構成される場合には異なるディスクを選択するステップと、
    同一のディスク媒体が選択された場合には当該ディスク媒体の各面に対向するヘッドが前記ディスク媒体に対して反対側に位置するものを選択するステップと、
    前記ディスク媒体内の前記2重化データの記録位置が、できるだけ離れた位置に配置するように前記2重化データの記録位置を決定するステップと
    からなることを特徴とする請求項2記載のディスク装置のデータ保護方法。
  6. 前記管理情報に、前記2重化データの記録位置が、前記2重化データの格納を許可する領域であるか否かを判定する情報として、前記各トラック内の情報領域にフラグとして格納するステップと、
    前記2重化データの記録位置を、事前に前記ヘッド毎及び前記領域毎に確保するステップと、
    前記領域が所定の量より少なくなった場合には、前記領域を拡張するステップと
    からなることを特徴とする請求項2記載のディスク装置のデータ保護方法。
  7. 前記ディスク装置のアクセスの無い時間として、前記ディスク装置がスタンバイ状態に移行するタイミング、若しくは前記ディスク装置がアイドル状態になってから所定の時間以上経過したタイミングで前記2重化処理を開始するステップを含む
    ことを特徴とする請求項1記載のディスク装置のデータ保護方法。
  8. 管理情報の未処理データに関するテーブルから未処理データを探してその位置に移動するステップと、
    前記2重化データの保存先アドレスを計算して前記2重化データをコピーするステップと、
    前記ステップの後、前記トラック内の情報領域にコピー先アドレスを書き込むステップと、
    前記2重化処理の完了を示すフラグを前記アドレス領域に格納するステップと、
    前記情報領域に次の未処理データアドレスが格納されている場合には、前記未処理データについて、前記コピーステップ、アドレス書込みステップ、フラグ格納ステップを行うステップと、
    前記未処理データが、現在のトラックで終了である場合には、前記コピーステップ、アドレス書込みステップ、フラグ格納ステップを中断し、前記管理テーブルから前記管理情報を1件分削除するステップと、
    前記処理の途中で、前記ホストからの前記処理の中断が指定された場合、前記中断時のアドレスを前記管理情報ログ領域に書きこむステップと、
    前記管理テーブルの前記中断が指定された処理に関する項目にフラグを立てるステップと
    からなることを特徴とする請求項1記載のディスク装置のデータ保護方法。
  9. ホストからのコマンドにより指定されるデータを2重化する2重化手段を有するディスク装置であって、
    前記ディスク装置に前記ホストからのアクセス履歴を保存するアクセス履歴保存手段と、
    前記ディスク装置のアクセス履歴保存手段により前記ディスク装置に保存された前記アクセス履歴に基づいて前記ディスク装置にアクセスの無い時間に、前記ホストから指定されたデータの2重化処理を行う2重化処理手段と
    を具備することを特徴とするディスク装置。
  10. 前記ディスク装置はデータを保持するディスク媒体と、
    前記ディスク媒体上に、前記アクセス履歴として、前記ホストから指定されたデータを2重化処理すべきかどうかの管理情報を格納する管理情報ログ領域と、前記ホストから指定された2重化データのアドレス情報を格納したアドレス情報ログ領域とを有し、
    前記2重化処理手段は、前記各領域に格納された前記管理情報と前記アドレス情報に基づいて、前記ディスク媒体上に前記ホストから指定されたデータの2重化をする実行する手段と
    を含む請求項9記載のディスク装置。
  11. 前記管理情報ログ領域は、前記ディスク媒体の外周側のシステム領域内に配置されると共に、未処理データの管理テーブルを保持してそのテーブル内に未処理データの先頭位置のアドレスを格納する先頭位置アドレス格納手段と、
    前記2重化処理が中断された場合、前記中断された2重化データのアドレス情報を前記管理情報ログ領域に格納する2重化データアドレス情報格納手段と、
    前記2重化処理により複製された複製データの保存可能な領域をリスト形式で前記管理情報ログ領域に格納する複製データ保存可能領域情報格納手段と
    を具備することを特徴とする請求項9記載のディスク装置。
JP2003342558A 2003-09-30 2003-09-30 ディスク装置のデータ保護方法及びディスク装置 Pending JP2005108040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003342558A JP2005108040A (ja) 2003-09-30 2003-09-30 ディスク装置のデータ保護方法及びディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003342558A JP2005108040A (ja) 2003-09-30 2003-09-30 ディスク装置のデータ保護方法及びディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005108040A true JP2005108040A (ja) 2005-04-21

Family

ID=34536800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003342558A Pending JP2005108040A (ja) 2003-09-30 2003-09-30 ディスク装置のデータ保護方法及びディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005108040A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005038590A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Samsung Electronics Co Ltd 強靭なエラー処理能力を有するデータ記録/再生方法、並びにそれに適した記録/再生装置
JP2007193886A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Fujitsu Ltd ディスク装置、データ書込み制御方法およびコマンド制御方法
JP2010066848A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Toshiba Storage Device Corp 記憶装置の管理方法及び記憶装置、並びに記憶システム
JP2014021999A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Hitachi Ltd ハードディスクシステム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005038590A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Samsung Electronics Co Ltd 強靭なエラー処理能力を有するデータ記録/再生方法、並びにそれに適した記録/再生装置
JP4541790B2 (ja) * 2003-07-16 2010-09-08 三星電子株式会社 強靭なエラー処理能力を有するデータ記録/再生方法、並びにそれに適した記録/再生装置
JP2007193886A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Fujitsu Ltd ディスク装置、データ書込み制御方法およびコマンド制御方法
US7478195B2 (en) 2006-01-18 2009-01-13 Fujitsu Limited Disk device with degree of multiplexing based on a received logical block address
JP2010066848A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Toshiba Storage Device Corp 記憶装置の管理方法及び記憶装置、並びに記憶システム
JP2014021999A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Hitachi Ltd ハードディスクシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6996668B2 (en) Synchronized mirrored data in a data storage device
JP3316500B2 (ja) 移動されたデータの完全性を維持しながらraidセットにおけるドライブ数の拡張
US20020019959A1 (en) Automatic read reassignment method and a magnetic disk drive
JP2009020986A (ja) ディスク・ドライブ装置及びディスク・ドライブ装置において不揮発性半導体メモリ領域上のデータを管理するテーブルを保存する方法
RU2005100843A (ru) Носитель информации, на который записываются данные дисковода, и способ записи информации на носитель информации
KR100778603B1 (ko) 계층형 스토리지 장치 및 그 기록 매체 관리 방법
US20020138694A1 (en) Magnetic disc drive, method for recording data, and method for reproducing data
JP3860967B2 (ja) リードの自動交替方法及びこれを用いた磁気ディスク装置
US6493160B1 (en) Pseudo raid implementation within a single disk drive
JP2005108040A (ja) ディスク装置のデータ保護方法及びディスク装置
JP4398596B2 (ja) ディスクアレイ装置
JPH04372776A (ja) 媒体交換型磁気ディスク装置
JP2562753B2 (ja) 光磁気ディスク装置の読出し制御方式
JP2003271318A (ja) ディスク記憶装置における自己ミラーリング方法及び同方法を適用するディスク記憶装置
JP2009217890A (ja) ディスクアレイ装置およびディスクアレイ装置の記録制御方法
US20090063770A1 (en) Storage control apparatus, storage control program, and storage control method
US20070101056A1 (en) Micro-journaling of data on a storage device
JP2000099279A (ja) データ二重化方法
JP2008217953A (ja) 磁気テープ装置及びデータ記録方法
JP2006277042A (ja) アレイコントローラ、ディスクアレイ制御方法及びプログラム
JP2005071468A (ja) 情報記録装置、情報再生装置、情報記録方法および情報再生方法
JPH02113467A (ja) デイスク制御方式
JP2003296043A (ja) 複製データの記録復元方法
JPH0520792A (ja) フロツピーデイスク
JPH06175793A (ja) 光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050415

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606