JP2005106996A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本願発明は、画像印刷動作と待機動作の時間を制御することによって、画像印刷動作を続けてトナー容器内の温度が上昇しすぎる事がないようにすることを目的としたものである。
【解決手段】 本発明は、電子写真プロセスを用いた画像形成装置であって、所定の時点を起点として画像形成動作の累積時間を計測する第1の計時手段と前記所定の時点を起点として画像形成動作以外の動作の累積時間を計測する第2の計時手段とを有する。また、コントローラによって、前記画像形成動作の累積時間に第1の重み係数を掛けた時間と前記画像形成動作以外の動作の累積時間に第2の重み係数を掛けた時間との時間差が所定閾値以下になるように制御することによって、トナー容器内の温度上昇を抑えるようにしている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電子写真プロセスを用いた画像形成装置に関し、特に現像材としてトナーを有する画像形成装置に関する。
従来、電子写真プロセスを用いた画像形成装置においては、常に印刷動作を行っているわけではなく、待機状態となっている時間の方が長い場合が多い。待機状態のときには、定着ヒータに供給する電力を遮断したり、あるいは、定着ヒータの温度を印刷動作時よりも低く設定したり、紙搬送や画像形成動作に使用する各種モータ、アクチュエータ等を停止させたりして消費電力を抑えている。しかも、冷却用のファンを回転させつづけて装置内の温度を低く保つ事が行われている。
特開平07−13460号公報
しかしながら、画像形成動作を連続して行う、いわゆる連続プリント状態になると、定着ヒータの温度は高く保持し、紙搬送や画像形成動作に必要な各種モータを連続で回転させつづける等の動作を行う必要があるため、冷却用のファンを回転しても装置内の温度が上昇しすぎてしまう現象がおきていた。特にトナー容器内の温度が上昇すると、トナー固着等の問題を発生させてしまうという課題があった。
この問題は両面印刷の場合には特に顕著となるものである。両面印刷時には特に紙が熱くなるので、トナー容器内の温度が上昇しやすくなって、トナーの溶解を引き起こし、トナー固着の問題が生じるのである。トナー固着が起こったり、熱によるトナーの色に変化が生じてしまうと、結局印刷動作及び印刷された画像の画質に悪影響を与えることになる。
本発明は、上記問題点を解決するために、画像印刷動作と待機動作の時間を制御することによって、画像印刷動作を続けてトナー容器内の温度が上昇しすぎる事がないようにすることを目的としたものである。
上記の問題を解決するために、本発明による画像形成装置は、電子写真プロセスを用いた画像形成装置であって、所定の時点を起点として画像形成動作の累積時間を計測する第1の計時手段と前記所定の時点を起点として画像形成動作以外の動作の累積時間を計測する第2の計時手段と、前記画像形成動作の累積時間に第1の重み係数を掛けた時間と前記画像形成動作以外の動作の累積時間に第2の重み係数を掛けた時間との時間差が所定閾値以下になるように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明による画像形成装置は、両面プリントモードを備えた画像形成装置であって、所定の時点を起点として片面プリントモードでの画像形成動作の累積時間を計測する第1の計時手段と、前記所定の時点を起点として両面プリントモードでの画像形成動作の累積時間を計測する第2の計時手段と、前記所定の時点を起点として画像形成動作以外の動作の累積時間を計測する第3の計時手段と、前記片面プリントモードでの画像形成動作の累積時間に第1の重み係数を掛けた時間と前記両面プリントモードでの画像形成動作の累積時間に第2の重み係数を掛けた時間とを合わせた時間と前記画像形成動作以外の動作の累積時間に第3の重み係数を掛けた時間との時間差が所定閾値以下になるように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
さらに、本発明による画像形成装置は、両面プリントモードを備えた画像形成装置であって、所定の時点を起点としてプリント紙面の表面における画像形成動作の累積時間を計測する第1の計時手段と、前記所定の時点を起点として前記プリント紙面の裏面における画像形成動作の累積時間を計測する第2の計時手段と、前記所定の時点を起点として画像形成動作以外の動作の累積時間を計測する第3の計時手段と、前記表面における画像形成動作の累積時間に第1の重み係数を掛けた時間と前記裏面における画像形成動作の累積時間に第2の重み係数を掛けた時間とを合わせた時間と前記画像形成動作以外の動作の累積時間に第3の重み係数を掛けた時間との時間差が所定閾値以下になるように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明による画像形成装置は、記録媒体の一方の面にプリントされた画像を定着した後、その記録媒体の他方の面にプリント可能な画像形成装置において、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、両面プリントを連続して行う場合に、前記画像形成手段への記録媒体の給紙タイミングを制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、両面プリントを連続して行う場合に、一方の面に画像が定着された記録媒体によってその搬送路近傍のトナーの温度上昇を抑制するべく、連続プリントの途中で、前記画像形成手段に給紙される記録媒体の間隔が大きくなるように、給紙タイミングを制御することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の温度が上昇しすぎることがない画像形成装置を提供できる。
また、本発明によれば、両面プリントを行う際にも、画像形成装置の温度が上昇しすぎることがない画像形成装置を提供できる。
以下、実施例1及び2によって、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明の実施例の電子写真プリンタを示す本体構成図である。電子写真プリンタは、外部情報処理機器5からのコードデータを外部インターフェイス4を介して受信し、画素データに変換するコントローラ部2と、その画素データを電子写真プロセスにより記録材に印字する電子写真エンジン部1からなり、コントローラ部2と電子写真エンジン部1は内部インターフェイス3を介して通信される。
図2は、コントローラ部2を説明するための概略ブロツク図である。外部情報処理機器からのコードデータは外部インターフェイス(例えばセントロニクス、RS232C)を介してコントローラ部2に送られる。コントローラ部2では、外部インターフェイス回路4で受けたコード情報をCPU22に内部バス23を介して送る。CPU22はこのコード情報をいくらか加工してコード情報格納用のRAM24に格納するとともに、そのコード情報をドットイメージの画素情報に変換し画素データ格納用のRAM25に格納する。RAM25に格納されたデータはDMAコントローラ26で読みだされ、ラスタ変換回路27に送出される。ラスタ変換回路27ではDMAコントローラ26より受けたパラレルの画素データをシリアルの画素データに変換する。この画素データを内部インターフェイス3を介して電子写真エンジン部1へ送出する。
図3は、電子写真エンジン部を説明するための略断面図である。内部インターフェイス3を介して送出された画素データは電子写真エンジン部の動作を制御する制御部31で受信し、一部加工、又はそのままレーザドライバ(不図示)に送出され、半導体レーザ(不図示)を変調する。変調されたレーザ光はポリゴンミラーを含むレーザスキャナ32により、感光ドラム34上にラスタスキャンされる。感光ドラム34はアモルファスシリコン、有機光導電体等を用いることができるが、この実施例では有機光導電体を使用しており、感光体表面は帯電ローラ、コロナ放電器等の帯電手段33により均一に帯電され(この実施例ではACにDC電圧を重畳した高圧を印加する帯電ローラを用いている)、レーザ光が照射されることにより、感光体上に暗部電位と明部電位の差が生じ静電潜像が形成される。この静電潜像は所望の極性に帯電されたトナーを有する現像器35によりレーザ照射部にトナーを現像する反転現像方式により可視化される(この実施例では負極性の1成分磁性トナーをジャンピング現像方式で反転現像している)。感光ドラム34上のトナー像は給紙ローラ36、レジストローラ37により転写部位まで給紙搬送された記録材上に転写ローラ38により静電転写される。感光ドラム34上の転写残トナーはクリーニングブレード等のクリーニング手段を有するクリーナ39により清掃され、再び同じ画像形成プロセスを繰り返す。一方トナー像が転写された記録材は内部にヒータ40cを有する加熱ローラ40a、加圧ローラ40bからなる加熱ローラ定着装置40に搬送され、そこでトナーが永久定着され、その後記録材は機外へ排出される。また、41は、例えばファンなどの冷却装置を示している。さらに、42は全体として両面プリント用のパスを示している。
以上のような電子写真プリンタを用いて、この実施例では外部情報機器5よりコントローラ部2がコード情報を受信し、コントローラ部2によるコード情報を画素情報に変換する作業の進行状況に応じてレーザスキャナ32の起動を制御すると同時に感光ドラム前回転を制御することを特徴としており、この実施例ではコントローラ部2より電子写真エンジン部1に対してプレプリント信号(前回転の開始、給紙動作の開始の司令)、プレスキャン信号(レーザスキャナの起動開始の司令)を用いて電子写真エンジン部の印字準備動作を制御する。
続いて、図4のフローチャートを用いて本実施例のエンジンコントローラ2の動作を説明する。
ステップS1においてプリント動作が開始されると、ステップS2においてエンジンコントローラ2は1枚のプリント動作が終了するたびにプリント時間を計測する。そして、ステップS3に移行し、次の計算式(1)によって、プリント動作を続けるか、プリント動作を終了して待機状態に移るかが判定される。
α・Ts − β・Tstb ≧ Tth・・・式(1)
ここで、α、β:あらかじめ決められた所定の係数
Ts:累積プリント時間
Tstb:累積スタンバイ時間
Tth:あらかじめ決められた所定時間
なお、α及びβはプリンタに応じて決められる係数である。つまり、印刷動作を続けるとプリンタの温度が上がり、スタンバイ状態になることによりプリンタの温度が下がる。式(1)における係数αとβは、プリンタに対して規定される最大温度(Tmax)にならないように決定されるものである。
ステップS3でNoの場合、つまり式(1)を満足しない場合には、プリント動作が続けられ、動作はステップS2に戻る。なお、図2のフローチャートには表れてはいないが、式(1)を満足しない場合にそのままプリント動作が終了する場合がある。その場合にはスタンバイ状態に入ることになる。
ステップS3でYesの場合、つまり式(1)を満足する場合には、動作はステップS4に移行し、プリンタはスタンバイ状態(待機状態)に入る。そしてあらかじめ決められた所定時間、例えば1枚プリントするのに要する時間だけスタンバイ状態を持続する。
この所定時間のスタンバイ状態(待機状態)が終了すると動作はステップS5に移行する。ステップS5ではプリントジョブがあるか否かが判断され、プリントジョブがあると判断された場合は、動作はステップS6に移行し、1枚プリント動作が行われ、その後動作がステップS4に戻り、スタンバイ状態(待機状態)が繰り返される。従って、プリントジョブがある状態が続くときには、ステップS4(スタンバイ状態)→ステップS5(ジョブの有無判断でYes)→ステップS6(1枚プリント動作)が繰り返されることになる。
ステップS5でプリントジョブがないと判断された場合は、スタンバイ状態を持続するとともに、処理はステップS7に移行し、スタンバイ時間がカウントされる。このスタンバイ時間は、ステップS4でスタンバイ状態に入ってからの累積スタンバイ時間をカウントすることになる。
次に処理はステップS8に移行し、プリントジョブの有無が再度判断される。プリントジョブがあると判断された場合には、処理はステップS2に戻り、プリント動作が行われ、プリントジョブがないと判断された場合には処理はステップS9に移行する。なお、再度プリントジョブの有無を判断するのは、次のプリントジョブが発生した場合に備えて確認するためである。
ステップS9では、式(2)を満足するか否かが判断される。つまり、式(2)によって、プリント動作の累積時間とスタンバイ時間の累積時間それぞれに所定の係数をかけた時間同士の差が0になるか判定する。
α・Ts − β・Tstb=0 ・・・ 式(2)
ここで、α、β:あらかじめ決められた所定の係数
Ts:累積プリント時間
Tstb:累積スタンバイ時間
なお、α及びβについては、式(1)のそれらと同じものであり、式(1)の場合と同様に求められる。
ステップS9において、式(2)を満足すると判断された場合、つまり上記時間差が0になると判断された場合には、それ以後プリント動作を開始するまでスタンバイ時間を計測する必要はなく、処理はステップS1に戻る。このときには累積プリント時間及び累積スタンバイ時間の計測は一旦リセットされる。そして、このリセット後の最初のプリント動作開始時点を起点としてそれぞれの累積時間が再度計測されるように制御される。
なお、式(2)が0未満、つまり負の時間になる場合には、プリント動作の累積時間とスタンバイ時間の累積時間との時間差が0であるとみなして処理を制御するようにしても良い。
また、ステップS9において、式(2)を満足しないと判断された場合には、処理はステップS7に戻る。従って、上記時間差が0になる前に、次のプリントが開始される場合(ステップS8)は、処理はステップS2に戻って上記説明した動作と同様の動作が繰り返されることになる。
次に、図5を用いて上記動作の具体例を説明する。
図5において、縦軸は画像形成装置(プリンタ)の温度、横軸は時間を示している。プリント動作が開始されると、画像形成装置の温度は上昇していく。そのままプリント動作を続けるとトナー固着が発生する温度まで上昇していくので、ある時間経過時点でプリント動作を停止する必要がある。その後は、所定時間だけスタンバイ状態にした後、1枚プリント動作を行い、また、スタンバイ状態にするという動作を繰り返す。この動作を行うことによって、トナー固着を防止することができる。
図6を用いて上記動作の他の具体例を説明する。
図6は、図5と同様に、縦軸は画像形成装置の温度、横軸は時間を示している。プリント動作が開始されると、画像形成装置の温度は上昇していく。しかし、プリント動作からスタンバイ状態に移行すると温度は低下する。例えば、プリント動作の時間より長い時間だけスタンバイ状態が続くと、画像形成装置の温度は初期の温度に戻る。よってそれ以上スタンバイ状態が続く場合も、式(2)の左辺は0にリセットする。そして、次のプリント動作が開始されてから再びプリント時間とスタンバイ時間の計測および式(2)を使用しての演算を行い、プリント制御を行う。
これらの動作により、画像形成装置の温度が上昇しすぎてトナー固着を起こしてしまうことを防止することができる。
図7は本実施例を説明するフローチャートである。このフローチャートを用いて、本実施例のエンジンコントローラ2の動作を説明する。
本実施例では画像形成装置は両面プリントモードを備えている。ステップS11においてプリント動作が開始されると、続いてステップS12においてエンジンコントローラ2はプリント時間をカウントする。そのとき、両面プリントを行っているか片面プリントを行っているかをあわせて記憶する。両面プリントか片面プリントかはプリント指示時に入力される。この指示はユーザによって入力されても良いし、プリンタが両面印刷を自動で検知するようにしても良い。
両面プリントの場合には、片面のプリントを行い、そのプリントされた画像が定着された後、他面のプリント動作を行うようにする。
そして、ステップS13に処理が移行し、式(3)によってプリント動作を続けるか、プリント動作を終了してスタンバイ状態(待機状態)に移るかが判定される。
α・Ts − β・Tstb +γ・Td ≧ Tth ・・・式(3)
ただし、α、β、γ:あらかじめ決められた所定の係数
Ts:片面プリント時間
Tstb:スタンバイ時間
Td:両面プリント時間
Tth:あらかじめ決められた所定時間
なお、両面プリントしているときのプリンタの温度上昇率は、片面プリントのときとは異なる場合がある。その場合に重み係数γによってその差異を補正するのである。仮に、両面プリントと片面プリントの温度上昇が等しければ、α=γとなる。ただし、温度上昇率とはプリントを実行している時間に対してプリンタの温度上昇の割合を言うものとする。また、本実施例では、式(3)における片面プリント時間Tsとは片面プリントモードでのプリント動作の累積時間をいい、両面プリント時間Tdとは両面プリントモードでのプリント動作の累積時間をいう。ただし、別の態様として、片面プリント時間Tsとは、片面プリントモード及び両面プリントモード両方のモードにおける表面の累積印刷時間をいい、両面プリント時間Tdとは両面プリントモードにおける裏面の累積印刷時間を示すものであっても良い。
図7のフローチャートの説明に戻る。ステップS13において、式(3)を満足しない場合(プリント動作を続ける場合)は処理はステップS12に戻り、プリント動作が続けられる。
ステップS13において、式(3)を満足する場合には、処理はステップS14に移行し、スタンバイ状態(待機状態)に入る。そして、あらかじめ決められた所定時間(例えば両面プリントを1枚プリントするのに要する時間)だけスタンバイ状態を持続する。その後処理はステップS15に移行し、そこでプリントジョブがあるか否かが判断される。プリントジョブがあると判断された場合には、処理はステップS16に移行し、1枚プリント動作あるいは両面プリント動作が行われる。プリント終了後は処理はステップS14に戻り、スタンバイ状態に再度入る。従って、従って、プリントジョブがある状態が続くときには、ステップS14(スタンバイ状態)→ステップS15(ジョブの有無判断でYes)→ステップS16(プリント動作)が繰り返されることになる。
ステップS15でプリントジョブがないと判断された場合は、ステップS17に処理が移行し、スタンバイ状態を持続するとともに、そこでスタンバイ時間がカウントされる。 そして、ステップS18において、再度プリントジョブの有無の判断がなされる。ステップS18でプリントジョブがないと判断された場合には、処理はステップS12に戻り、印刷動作が再開される。また、ステップS18でプリントジョブがないと判断された場合にはステップS19に処理が移行し、そこで式(4)を満足するか否かが判断される。つまり、次の式(4)によって、プリント動作の累積時間とスタンバイ時間の累積時間それぞれに所定の係数をかけた時間同士の差が0になるか判定する。累積時間の計算の始点は電源開始後最初のプリント開始からの累積時間である。
α・Ts − β・Tstb +γ・Td=0 ・・・式(4)
ただし、α、β、γ:あらかじめ決められた所定の係数
Ts:片面プリント時間
Tstb:スタンバイ時間
Td:両面プリント時間
Tth:あらかじめ決められた所定時間
なお、重み係数α、β、γは、式(3)と同じで係数である。
ステップS19で式(4)を満たすと判断されると、つまり上記時間差が0であると判断されると、それ以後プリント動作を開始するまでスタンバイ時間を計測する必要はない。この場合、処理はステップS11に戻る。このときには累積プリント時間及び累積スタンバイ時間の計測は一旦リセットされる。そして、このリセット後の最初のプリント動作開始時点を起点としてそれぞれの累積時間が再度計測されるように制御される。
ステップS19で式(4)を満たさないと判断されると、処理はステップS17に戻る。そして、上記時間差が0になる前に、ステップS18でプリントジョブの存在が検知され、次のプリントが開始される場合は処理はステップS2に戻って上記説明した動作と同様の動作が繰り返されることになる。
次に、図8を用いて上記動作の具体例を説明する。
図8の縦軸は画像形成装置(プリンタ)の温度、横軸は時間を示している。プリント動作が開始されると、画像形成装置の温度は上昇していく。そのままプリント動作を続けるとトナー固着が発生する温度まで上昇していくのである時間経過時点でプリント動作を停止する。その後は、所定時間だけスタンバイ状態にした後、1枚プリント動作を行い、また、スタンバイ状態にするという動作を繰り返す。この動作を行うことによって、トナー固着を防止することができる。つまり、両面プリントモードで、両面プリントを連続して行う場合には、一枚一枚給紙するタイミング(給紙間隔)が、温度上昇の状態に従って大きくなるように制御されることになる。これによって、一方の紙面に画像をプリントすることによる搬送路近傍のトナーの温度上昇を抑制することができようになるる。
図8から分かるように、両面プリントと片面プリントでは、動作しているアクチュエータの動作時間や数、定着ヒータの温度の違いなどにより、温度上昇の傾きが異なる。
本発明を適用する画像形成装置の概略図である。 本発明を適用する画像形成装置のコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明を適用する画像形成装置のエンジン部の概略図である。 本発明の実施例1における画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1における画像形成装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施例1における画像形成装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施例2における画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2における画像形成装置の動作を説明するための図である。

Claims (16)

  1. 電子写真プロセスを用いた画像形成装置であって、
    所定の時点を起点として画像形成動作の累積時間を計測する第1の計時手段と
    前記所定の時点を起点として画像形成動作以外の動作の累積時間を計測する第2の計時手段と、
    前記画像形成動作の累積時間に第1の重み係数を掛けた時間と前記画像形成動作以外の動作の累積時間に第2の重み係数を掛けた時間との時間差が所定閾値以下になるように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記時間差が0となる場合には、前記第1及び第2の計時手段の計測動作をリセットすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記画像形成動作の累積時間に第1の重み係数を掛けた時間から前記画像形成動作以外の動作の累積時間に第2の重み係数を掛けた時間を引いた時間差が負となる場合には、前記時間差を0であるとみなして、前記第1及び第2の計時手段の計測動作をリセットすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1及び第2の計時手段による累積時間の計測の起点となる所定の時点は、前記画像形成装置の電源投入後の最初の画像形成動作開始時点であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1及び第2の計時手段の計測動作をリセットし、当該リセット後に生じる最初の画像形成動作開始時点を起点として、再度前記第1及び第2の計測動作を開始するように制御することを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成動作以外の動作は、前記画像形成装置のスタンバイ状態であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 両面プリントモードを備えた画像形成装置であって、
    所定の時点を起点として片面プリントモードでの画像形成動作の累積時間を計測する第1の計時手段と、
    前記所定の時点を起点として両面プリントモードでの画像形成動作の累積時間を計測する第2の計時手段と、
    前記所定の時点を起点として画像形成動作以外の動作の累積時間を計測する第3の計時手段と、
    前記片面プリントモードでの画像形成動作の累積時間に第1の重み係数を掛けた時間と前記両面プリントモードでの画像形成動作の累積時間に第2の重み係数を掛けた時間とを合わせた時間と前記画像形成動作以外の動作の累積時間に第3の重み係数を掛けた時間との時間差が所定閾値以下になるように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記時間差が0となる場合には、前記第1、第2及び第3の計時手段の計測動作をリセットすることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記片面プリントモードでの画像形成動作の累積時間に第1の重み係数を掛けた時間と前記両面プリントモードでの画像形成動作の累積時間に第2の重み係数を掛けた時間とを合わせた時間から前記画像形成動作以外の動作の累積時間に第3の重み係数を掛けた時間を引いた時間差が負となる場合には、前記時間差を0であるとみなして、前記第1、第2及び第3の計時手段の計測動作をリセットすることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1、第2及び第3の計時手段による累積時間の計測の起点となる所定の時点は、前記画像形成装置の電源投入後の最初の画像形成動作開始時点であることを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記第1、第2及び第3の計時手段の計測動作をリセットし、当該リセット後に生じる最初の画像形成動作開始時点を起点として、再度前記第1、第2及び第3の計測動作を開始するように制御することを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 両面プリントモードを備えた画像形成装置であって、
    所定の時点を起点としてプリント紙面の表面における画像形成動作の累積時間を計測する第1の計時手段と、
    前記所定の時点を起点として前記プリント紙面の裏面における画像形成動作の累積時間を計測する第2の計時手段と、
    前記所定の時点を起点として画像形成動作以外の動作の累積時間を計測する第3の計時手段と、
    前記表面における画像形成動作の累積時間に第1の重み係数を掛けた時間と前記裏面における画像形成動作の累積時間に第2の重み係数を掛けた時間とを合わせた時間と前記画像形成動作以外の動作の累積時間に第3の重み係数を掛けた時間との時間差が所定閾値以下になるように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 電子写真プロセスを用いた画像形成装置における画像形成方法であって、
    所定の時点を起点として画像形成動作の累積時間を計測する第1の計時工程と
    前記所定の時点を起点として画像形成動作以外の動作の累積時間を計測する第2の計時工程と、
    前記画像形成動作の累積時間に第1の重み係数を掛けた時間と前記画像形成動作以外の動作の累積時間に第2の重み係数を掛けた時間との時間差が所定閾値以下になるように制御する制御工程と、
    を備えたことを特徴とする画像形成方法。
  14. 両面プリントモードを備えた画像形成装置における画像形成方法であって、
    所定の時点を起点として片面プリントモードでの画像形成動作の累積時間を計測する第1の計時工程と
    前記所定の時点を起点として両面プリントモードでの画像形成動作の累積時間を計測する第2の計時工程と、
    前記所定の時点を起点として画像形成動作以外の動作の累積時間を計測する第3の計時工程と、
    前記片面プリントモードでの画像形成動作の累積時間に第1の重み係数を掛けた時間と前記両面プリントモードでの画像形成動作の累積時間に第2の重み係数を掛けた時間とを合わせた時間と前記画像形成動作以外の動作の累積時間に第3の重み係数を掛けた時間との時間差が所定閾値以下になるように制御する制御工程と、
    を備えたことを特徴とする画像形成方法。
  15. 両面プリントモードを備えた画像形成装置における画像形成方法であって、
    所定の時点を起点としてプリント紙面の表面における画像形成動作の累積時間を計測する第1の計時工程と
    前記所定の時点を起点として前記プリント紙面の裏面における画像形成動作の累積時間を計測する第2の計時工程と、
    前記所定の時点を起点として画像形成動作以外の動作の累積時間を計測する第3の計時工程と、
    前記表面における画像形成動作の累積時間に第1の重み係数を掛けた時間と前記裏面における画像形成動作の累積時間に第2の重み係数を掛けた時間とを合わせた時間と前記画像形成動作以外の動作の累積時間に第3の重み係数を掛けた時間との時間差が所定閾値以下になるように制御する制御工程と、
    を備えたことを特徴とする画像形成方法。
  16. 記録媒体の一方の面にプリントされた画像を定着した後、その記録媒体の他方の面にプリント可能な画像形成装置において、
    記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    両面プリントを連続して行う場合に、前記画像形成手段への記録媒体の給紙タイミングを制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、両面プリントを連続して行う場合に、一方の面に画像が定着された記録媒体によってその搬送路近傍のトナーの温度上昇を抑制するべく、連続プリントの途中で、前記画像形成手段に給紙される記録媒体の間隔が大きくなるように、給紙タイミングを制御することを特徴とする画像形成装置。
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