JP2005106682A - 放射線像変換パネル及び放射線像変換パネルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】粒状性に優れ、放射線画像の画質を格段に向上させることのできる放射線像変換パネル及び放射線像変換パネルの製造方法を提供する。
【解決手段】放射線像変換パネルは、支持体11上に輝尽性蛍光体を含有する輝尽性蛍光体層12と、この輝尽性蛍光体層12を被覆する保護層とを備える。そして、輝尽性蛍光体層12は、支持体11側に設けられて粒子状蛍光体を含有する粒子状結晶構造の層12aと、保護層側に設けられて柱状蛍光体を含有する柱状結晶構造の層12bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、支持体上に輝尽性蛍光体を含有する輝尽性蛍光体層が形成され、該輝尽性蛍光体層が保護層で被覆されてなる放射線像変換パネル及び放射線像変換パネルの製造方法に関する。
従来より、放射線画像を得るために銀塩を使用した、いわゆる放射線写真法が利用されているが、銀塩を使用しないで放射線像を画像化する方法が開発されている。すなわち、被写体を透過した放射線を輝尽性蛍光体に吸収させ、その後、この輝尽性蛍光体をある種のエネルギーで励起してこの輝尽性蛍光体が蓄積している放射線エネルギーを輝尽性蛍光体として放射させ、この蛍光を検出して画像化する方法が開示されている。
具体的な方法としては、支持体上に輝尽性蛍光体層を設けたパネルを用い、励起エネルギーとして可視光線及び赤外線の一方又は両方を用いる放射線画像変換方法が知られている(特許文献1参照)。
ところで、近年、高輝度、高感度、高鮮鋭性の輝尽性蛍光体を用いた放射線像変換方法として、CsBrなどのハロゲン化アルカリを母体にEuを賦活した輝尽性蛍光体を用いた放射線画像変換パネルが提案されている。特にEuを賦活剤とすることで、従来不可能であったX線変換効率の向上が可能になるとされている。
一方、診断画像の解析においてより高鮮鋭性の放射線画像変換パネルが要求されており、鮮鋭性改善のための手段として、例えば形成される輝尽性蛍光体の形状そのものをコントロールし感度及び鮮鋭性の改良を図る試みがされている。
これらの試みの1つとして、例えば、気相堆積法によって支持体上に、支持体の法線方向に対し一定の傾きをもった細長い柱状結晶を形成した輝尽性蛍光体層を有する放射線像変換パネルが提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、上記柱状結晶構造を有する輝尽性蛍光体層は、支持体界面において結晶構造が乱れ、励起半導体レーザーが拡散することが原因で鮮鋭性を低下させるという問題がある。
そこで、蛍光体の母体成分からなる柱状結晶構造を電子線蒸着法により形成し、この柱状結晶構造の上に蛍光体の母体成分と賦活剤成分とからなる柱状結晶構造を、電子線蒸着法により積層することによって蛍光体層を形成した放射線像変換パネルが知られている(特許文献3参照)。
米国特許第3,859,527号明細書 特開平2−58000号公報 特開2003−50298号公報
しかしながら、上記特許文献3に記載の放射線像変換パネルは、輝尽性蛍光体の母体成分からなる柱状結晶構造の層と、母体成分と賦活剤成分とからなる柱状結晶構造の層とを備え、柱状結晶構造の重層構造とされているため、粒状性(ノイズ)に優れない。つまり、柱状結晶構造を構成する各結晶のばらつきにより画像ムラが生じたり、各結晶の発光の差で画像がぼけてしまうことがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、粒状性に優れ、放射線画像の画質を格段に向上させることのできる放射線像変換パネル及び放射線像変換パネルの製造方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、支持体上に輝尽性蛍光体を含有する輝尽性蛍光体層が形成され、該輝尽性蛍光体層が保護層で被覆されてなる放射線像変換パネルであって、
前記輝尽性蛍光体層は、前記支持体側に設けられて粒子状蛍光体を含有する粒子状結晶構造の層と、前記保護層側に設けられて柱状蛍光体を含有する柱状結晶構造の層とを備えていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、輝尽性蛍光体層は、支持体側に設けられた粒子状結晶構造の層と、保護層側に設けられた柱状結晶構造の層とを備えているので、粒状性に優れ、柱状結晶構造の層を構成する各結晶のばらつきを均一とすることができ、画像ムラをなくすことができる。また、柱状結晶構造の層の各結晶の発光の差を低減でき、画像のザラツキを防止することができる。よって、放射線画像の画質を格段に向上させることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の放射線像変換パネルにおいて、
前記粒子状結晶構造の層の膜厚は、0.5μm以上で、かつ、前記輝尽性蛍光体層の膜厚の半分以下であることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、粒子状結晶構造の層の膜厚は、0.5μm以上で、かつ、輝尽性蛍光体層の膜厚の半分以下であるので、粒状性に極めて優れたものとすることができる。
ここで、粒子状結晶構造の層の膜厚を上記範囲に規定したのは、0.5μm未満である場合には、粒子状結晶構造の層が薄く、柱状結晶構造の層の各結晶のばらつきや発光の差を十分に均一とすることができないためである。また、輝尽性蛍光体層の膜厚の半分よりも厚くした場合には、逆に粒子状結晶構造の層の結晶自体のムラや発光に差が出てしまうためである。
特に、粒子状結晶構造の層の膜厚は、3μm以上が好ましく、さらに好ましくは5μm以上である。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の放射線像変換パネルにおいて、
前記粒子状蛍光体の平均粒子径が、前記柱状蛍光体の平均柱状径に対して0.1倍以上10倍以下であることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、粒子状蛍光体の平均粒子径が、柱状蛍光体の平均柱状径に対して0.1倍以上10倍以下であるので、粒状性に極めて優れたものとすることができる。
ここで、粒子状蛍光体の平均粒子径を上記範囲に規定したのは、平均粒子径を平均柱状系に対して0.1倍未満とすると、粒子径が小さく製造が困難なためであり、平均粒子径を平均柱状系に対して10倍より大きくすると、逆に粒子状結晶構造の層の結晶自体のムラや発光に差が出るため、画像のザラツキが増加してしまう。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の放射線像変換パネルにおいて、
前記粒子状結晶構造の層及び前記柱状結晶構造の層がともに結着剤を含有しないことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の放射線像変換パネルにおいて、
前記輝尽性蛍光体層が、CsBr柱状結晶で構成されていることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、輝尽性蛍光体層がCsBr柱状結晶で構成されているので、高感度、高精鋭性を両立する輝尽性蛍光体層とすることができ、放射線画像の画質を格段に向上させることができる。
請求項6の発明は、支持体上に粒子状蛍光体を含有する粒子状結晶構造の層と、該粒子状結晶構造の層上に柱状蛍光体を含有する柱状結晶構造の層とをともに気相堆積法によって形成した後、該輝尽性蛍光体層を保護層により被覆することによって放射線像変換パネルを製造することを特徴とする。
請求項6の発明によれば、支持体上に粒子状結晶構造の層と、該粒子状結晶構造の層上に柱状結晶構造の層とをともに気相堆積法によって形成した後、該輝尽性蛍光体層を保護層により被覆するので、粒状性に優れ、柱状結晶構造の層を構成する各結晶のばらつきを均一とすることができ、画像ムラをなくすことができる。また、柱状結晶構造の層の各結晶の発光の差を低減でき、画像のザラツキを防止することができる。よって、放射線画像の画質を格段に向上させることができる。
本発明に係る放射線像変換パネル及び放射線像変換パネルの製造方法によれば、支持体上に形成された粒子状蛍光体を含有する粒子状結晶構造によって、粒状性に優れたものとすることができ、放射線画像の画質を格段に向上させることができる。
以下、本発明に係る放射線像変換パネル及び放射線像変換パネルの製造方法について詳細に説明する。
本発明の放射線像変換パネルは、図1に示すように支持体11と、該支持体11上に形成されて輝尽性蛍光体を含有する輝尽性蛍光体層12と、該輝尽性蛍光体層12を被覆する保護層(図示しない)とを備えている。
輝尽性蛍光体層12は、支持体11側に設けられて粒子状蛍光体を含有する粒子状結晶構造の層12aと、保護層側に設けられて柱状蛍光体を含有する柱状結晶構造の層12bとを備えている。なお、柱状結晶構造の層12bにおいて、輝尽性蛍光体の柱状結晶13間には間隙14が形成されている。
このように、本発明者等は、輝尽性蛍光体層12を支持体11側に設けられた粒子状結晶構造の層12aと保護層側に設けられた柱状結晶構造の層12bとから構成することによって、粒状性に優れ、放射線画像の画質を格段に向上させることができることを見いだした。
本発明で使用される支持体は、従来の放射線像変換パネルの支持体として公知の材料から任意に選ぶことができるが、気相堆積法により蛍光体層を形成する際の支持体となる場合には、石英ガラスシート、アルミニウム、鉄、スズ、クロムなどからなる金属シート及び炭素繊維強化シートが好ましい。
また、支持体には、その表面を平滑な面とするために樹脂層を有することが好ましい。
樹脂層は、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、パラフィン、グラファイト等の化合物を含有することが好ましく、その膜厚は、約5μm〜50μmであることが好ましい。この樹脂層は、支持体の表面に設けても裏面に設けても両面に設けても良い。
また、支持体上に樹脂層を設ける手段としては、貼合法、塗設法等の手段が挙げられる。
貼合は加熱、加圧ローラを用いて行い、加熱条件としては約80〜150℃が好ましく、加圧条件としては4.90×10〜2.94×102N/cm、搬送速度は0.1〜2.0m/秒が好ましい。
本発明の輝尽性蛍光体層の膜厚は、放射線像像変換パネルの使用目的によって、また輝尽性蛍光体の種類により異なるが、本発明の効果を得る観点から50μm〜2000μmであり、好ましくは50μm〜1000μmであり、さらに好ましくは100μm〜800μmである。
特に、輝尽性蛍光体層のうちの、粒子状結晶構造の層の膜厚は、0.5μm以上で、かつ、輝尽性蛍光体層の膜厚の半分以下であることが好ましい。特に、3μm以上が好ましく、さらに好ましくは5μm以上である。
ここで、膜厚を上記範囲に規定したのは、0.5μm未満である場合には、粒子状結晶構造の層が薄く、柱状結晶構造の層を構成する各結晶のばらつきや発光の差を十分に均一とすることができないためである。また、輝尽性蛍光体層の膜厚の半分よりも厚くした場合には、逆に粒子状結晶構造の層の結晶自体のムラや発光に差が出てしまうためである。
また、粒子状蛍光体の平均粒子径が、柱状蛍光体の平均柱状径に対して0.1倍以上10倍以下であることが好ましい。
ここで、平均粒子径を上記範囲に規定したのは、平均粒子径を平均柱状系に対して0.1倍未満とすると、粒子径が小さく製造が困難なためであり、平均粒子径を平均柱状系に対して10倍より大きくすると、逆に粒子状結晶構造の層の結晶自体のムラや発光に差が出るため、画像のザラツキが増加してしまう。
さらに、粒子状結晶構造の層及び柱状結晶構造の層は、ともに結着剤を含有しないことが好ましい。これによって、結着剤の含有量により放射線に対する放射線像変換パネルの感度が低下することを防ぐことができる。
また、輝尽性蛍光体層は、下記一般式(1)で表される輝尽性蛍光体を含有することが好ましい。
一般式(1)
1X・aM2X’2・bM3X”3:eA[式中、M1はLi、Na、K、Rb及びCsの各原子から選ばれる少なくとも1種のアルカリ金属原子であり、M2はBe、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Cd、Cu及びNiの各原子から選ばれる少なくとも1種の二価金属原子であり、M3はSc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Al、Ga及びInの各原子から選ばれる少なくとも1種の三価金属原子であり、X、X’、X”はF、Cl、Br及びIの各原子から選ばれる少なくとも1種のハロゲン原子であり、AはEu、Tb、In、Ce、Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、Yb、Er、Gd、Lu、Sm、Y、Tl、Na、Ag、Cu及びMgの各原子から選ばれる少なくとも1種の金属原子であり、また、a、b、eはそれぞれ0≦a<0.5、0≦b<0.5、0<e≦0.2の範囲の数値を表す。]
上記一般式(1)で表される輝尽性蛍光体において、M1は、Na、K、Rb及びCs等の各原子から選ばれる少なくとも1種のアルカリ金属原子を表し、中でもRb及びCsの各原子から選ばれる少なくとも1種のアルカリ土類金属原子が好ましく、さらに好ましくはCs原子である。
2は、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Cd、Cu及びNi等の各原子から選ばれる少なくとも1種の二価の金属原子を表すが、中でも好ましく用いられるのは、Be、Mg、Ca、Sr及びBa等の各原子から選ばれる二価の金属原子である。
3は、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Al、Ga及びIn等の各原子から選ばれる少なくとも1種の三価の金属原子を表すが、中でも好ましく用いられるのはY、Ce、Sm、Eu、Al、La、Gd、Lu、Ga及びIn等の各原子から選ばれる三価の金属原子である。
Aは、Eu、Tb、In、Ce、Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、Yb、Er、Gd、Lu、Sm、Y、Tl、Na、Ag、Cu及びMgの各原子から選ばれる少なくとも1種の金属原子である。
輝尽性蛍光体の輝尽発光輝度向上の観点から、X、X’及びX”はF、Cl、Br及びIの各原子から選ばれる少なくとも1種のハロゲン原子を表すが、F、Cl及びBrから選ばれる少なくとも1種のハロゲン原子が好ましく、Br及びIの各原子から選ばれる少なくとも1種のハロゲン原子が更に好ましい。
また、一般式(1)において、b値は0≦b<0.5であるが、好ましくは、0≦b<10-2である。
そして、特に本発明においては、前述の一般式(1)において、原子(M1;Cs、X;Br)の組み合わせであるCsBrを母体とする輝尽性蛍光体を用いることが好適である。
本発明の一般式(1)で表される輝尽性蛍光体は、例えば以下に述べる方法により製造される。
蛍光体原料としては、
(a)NaF、NaCl、NaBr、NaI、KF、KCl、KBr、KI、RbF、RbCl、RbBr、RbI、CsF、CsCl、CsBr及びCsIから選ばれる少なくとも1種もしくは2種以上の化合物が用いられる。
(b)MgF2、MgCl2、MgBr2、MgI2、CaF2、CaCl2、CaBr2、CaI2、SrF2、SrCl2、SrBr2、SrI2、BaF2、BaCI2、BaBr2、BaBr2・2H2O、BaI2、ZnF2、ZnCl2、ZnBr2、ZnI2、CdF2、CdCl2、CdBr2、CdI2、CuF2、CuCl2、CuBr2、CuI、NiF2、NiCl2、NiBr2及びNiI2の化合物から選ばれる少なくとも1種又は2種以上の化合物が用いられる。
(c)前記一般式(1)において、Eu、Tb、In、Cs、Ce、Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、Yb、Er、Gd、Lu、Sm、Y、Tl、Na、Ag、Cu及びMg等の各原子から選ばれる金属原子を有する化合物が用いられる。
上記の数値範囲の混合組成になるように前記(a)〜(c)の蛍光体原料を秤量し、純水にて溶解する。
この際、乳鉢、ボールミル、ミキサーミル等を用いて充分に混合しても良い。
次に、得られた水溶液のpH値Cを0<C<7に調整するように所定の酸を加えた後、水分を蒸発気化させる。
次に、得られた原料混合物を石英ルツボあるいはアルミナルツボ等の耐熱性容器に充填して電気炉中で焼成を行う。焼成温度は500〜1000℃が好ましい。焼成時間は原料混合物の充填量、焼成温度等によって異なるが、0.5〜6時間が好ましい。
焼成雰囲気としては少量の水素ガスを含む窒素ガス雰囲気、少量の一酸化炭素を含む炭酸ガス雰囲気等の弱還元性雰囲気、窒素ガス雰囲気、アルゴンガス雰囲気等の中性雰囲気あるいは少量の酸素ガスを含む弱酸化性雰囲気が好ましい。
なお、前記の焼成条件で一度焼成した後、焼成物を電気炉から取り出して粉砕し、しかる後、焼成物粉末を再び耐熱性容器に充填して電気炉に入れ、前記と同じ焼成条件で再焼成を行えば輝尽性蛍光体の発光輝度を更に高めることができ、また、焼成物を焼成温度より室温に冷却する際、焼成物を電気炉から取り出して空気中で放冷することによっても所望の輝尽性蛍光体を得ることができるが、焼成時と同じ、弱還元性雰囲気もしくは中性雰囲気のままで冷却しても良い。
また、焼成物を電気炉内で加熱部より冷却部へ移動させて、弱還元性雰囲気、中性雰囲気もしくは弱酸化性雰囲気で急冷することにより、得られた輝尽性蛍光体の輝尽による発光輝度をより一層高めることができ好ましい。
また、本発明の輝尽性蛍光体層は気相堆積法によって形成される。
輝尽性蛍光体の気相堆積法としては、蒸着法、スパッタリング法、CVD法、イオンプレーティング法、その他を用いることができるが、本発明では特に蒸着法が好ましい。
以下、本発明に好適な蒸着法について説明する。なお、ここでは図3に示す蒸着装置を使用して支持体に輝尽性蛍光体を蒸着するので、蒸着装置の説明とともに説明する。
図3に示すように、蒸着装置1は、真空容器2と、該真空容器2内に設けられて支持体11に蒸気を蒸着させる蒸発源3と、支持体11を保持する支持体ホルダ4と、該支持体ホルダ4を蒸発源3に対して水平方向に往復移動させることによって該蒸発源3からの蒸気を蒸着させる支持体搬送機構5と、支持体11と蒸発源3との間に設けられて蒸発源3から支持体11に至る空間を遮断するようにスリット6が形成された防着板7と、真空容器2内の排気及び大気の導入を行う真空ポンプ8等を備えている。なお、スリット6は、支持体11の搬送方向Aと直交する方向に形成されている。
蒸発源3は、輝尽性蛍光体を収容して抵抗加熱法で加熱するため、ヒータを巻いたアルミナ製のるつぼから構成しても良いし、ボートや、高融点金属からなるヒータから構成しても良い。また、輝尽性蛍光体を加熱する方法は、抵抗加熱法以外に電子ビームによる加熱や、高周波誘導による加熱等の方法でも良いが、本発明では、比較的簡単な構成で取り扱いが容易、安価、かつ、非常に多くの物質に適用可能である点から抵抗加熱法が好ましい。また、蒸発源3は分子源エピタキシャル法による分子線源でも良い。
支持体搬送機構5は、例えば、支持体ホルダ4を水平方向に搬送する搬送用ワイヤ5aとガイドレール5b、駆動源であるモータ(図示しない)等から構成されている。
また、支持体ホルダ4には、支持体11を加熱する加熱ヒータ4aを備えることが好ましい。支持体11を加熱することによって、支持体11表面の吸着物を離脱・除去し、支持体11表面と輝尽性蛍光体との間に不純物層の発生を防いだり、密着性の強化や輝尽性蛍光体層の膜質調整を行うことができる。
このように構成された蒸着装置1を使用して、支持体11に輝尽性蛍光体層12を形成するには、はじめに粒子状蛍光体を含有する粒子状結晶構造の層12aを形成した後、柱状蛍光体を含有する柱状結晶構造の層12bを形成する。
すなわち、まず、輝尽性蛍光体が収容された蒸発源3を真空容器2内に設置し、支持体ホルダ4に支持体11を取り付ける。
次いで、真空容器2内を真空排気する。このとき、Arガス、Neガス等の不活性ガスを導入しても良い。
その後、支持体搬送機構5により支持体ホルダ4を水平方向に往復移動させ、蒸着可能な真空度(例えば1×10-5〜1×10-2Pa程度)に真空容器2が達したら、加熱された蒸発源3から輝尽性蛍光体を蒸発させて、防着板7のスリット6を介して支持体11表面に粒子状蛍光体を含有する粒子状結晶構造の層12aを所望の厚さに成長させる。
また、この蒸着の際に、例えば、真空度を10-1Pa以上と制御することにより、粒子状結晶構造の層12a上に、柱状蛍光体を含有する柱状結晶構造の層12bを所望の厚さに成長させる。
なお、蒸発源として使用する輝尽性蛍光体は、加圧圧縮によりタブレットの形状に加工しておくことが好ましい。
また、輝尽性蛍光体の代わりにその原料もしくは原料混合物を用いても構わない。
図2は、支持体11上に輝尽性蛍光体層12が蒸着により形成される具体的な様子を示す図である。支持体ホルダ4に固定された支持体11面の法線方向(R)に対する輝尽性蛍光体の蒸気流15の入射角度をθ2(図では60°)とし、形成される柱状結晶13の支持体面の法線方向(R)に対する角度をθ1(図では30°)とすると、経験的にはθ1はθ2の約半分となり、この角度で柱状結晶13が形成される。なお、図3では、蒸気流15の入射角度θ2が0°に設定されている場合である。
ここでは、結着剤を含有しない輝尽性蛍光体層12が形成されるが、柱状結晶13の間に形成された間隙14に結着剤等の充填物を充填しても良く、輝尽性蛍光体層12の補強となるほか、高光吸収の物質、高光反射の物質を充填しても良い。これにより補強効果をもたせるほか、輝尽性蛍光体層12に入射した輝尽励起光の横方向への光拡散の低減に有効である。
また、前記蒸着工程では複数回に分けて輝尽性蛍光体層を形成することも可能である。さらに、前記蒸着工程では複数の抵抗加熱器あるいはエレクトロンビームを用いて共蒸着し、支持体上で目的とする輝尽性蛍光体を合成すると同時に輝尽性蛍光体層を形成することも可能である。
また、蒸着法においては、蒸着時、必要に応じて、被蒸着体(支持体、保護層又は中間層)を冷却あるいは加熱しても良い。
さらに、蒸着終了後、輝尽性蛍光体層を加熱処理しても良い。また、蒸着法においては必要に応じてO2、H2等のガスを導入して蒸着する反応性蒸着を行っても良い。
上記の気相堆積法による輝尽性蛍光体層の形成にあたり、輝尽性蛍光体層が形成される支持体の温度は、室温(rt)〜300℃に設定することが好ましく、さらに好ましくは50〜200℃である。
以上のようにして、粒子状結晶構造の層と柱状結晶構造の層とを備えた輝尽性蛍光体層を形成した後、必要に応じて輝尽性蛍光体層の支持体とは反対の側に保護層を設けることにより本発明の放射線画像変換パネルを製造する。保護層は、保護層用の塗布液を輝尽性蛍光体層の表面に直接塗布して形成してもよいし、また、予め別途形成した保護層を輝尽性蛍光体層に接着してもよい。
保護層の材料としては、酢酸セルロース、ニトロセルロース、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン、ナイロン、ポリ四フッ化エチレン、ポリ三フッ化−塩化エチレン、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体などの通常の保護層用材料が用いられる。他に透明なガラス基板を保護層として用いることもできる。
また、この保護層は蒸着法、スパッタリング法等により、SiC、SiO2、SiN、Al23等の無機物質を積層して形成してもよい。これらの保護層の層厚は0.1μm〜2000μmが好ましい。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明の実施態様はこれに限定されるものではない。
下記の方法にしたがって実施例1〜実施例7、比較例1、比較例2の放射線像変換パネルを作製した。
[実施例1]
(放射線像変換パネルの作製)
1mm厚の結晶化ガラス(日本電気ガラス社製)支持体の表面に図3で示した蒸着装置1(但し、図2においてθ1=5度、θ2=5度に設定する)を用いて、粒子状蛍光体を含有する粒子状結晶構造の層(CsBr:Eu)、次いで、柱状蛍光体を含有する柱状結晶構造の層(CsBr:Eu)を形成した。
すなわち、図3に示した蒸着装置1においては、アルミニウム製の防着板7を用い、支持体11と防着板7との距離を60cmとして、支持体11と平行な方向に支持体11を搬送しながら蒸着を行った。
蒸着装置1内を一旦排気した後、Arガス導入にて1.0×10-1Paに真空度を調整し、支持体11の温度を約150℃に保持しながら蒸着し、粒子状蛍光体を含有する粒子状結晶構造の層の膜厚が3μmとなったところで蒸着を終了した。
そして、この蒸着中に真空度を1.0×10-2Paに制御することにより蒸着し、柱状蛍光体を含有する柱状結晶構造の層の膜厚が500μmとなったところで蒸着を終了した。
次いで、乾燥空気内で輝尽性蛍光体層を保護層袋に入れ、輝尽性蛍光体層が密封された構造の放射線像変換パネルを得た。
このとき、得られた放射線像変換パネルの粒子状蛍光体の平均粒子径は3μmで、柱状蛍光体の平均柱状径は3μmであった。
[実施例2]
粒子状結晶構造の層の膜厚を10μmとした以外は、実施例1と同様にして放射線像変換パネルを作製した。このとき、得られた放射線像変換パネルの粒子状蛍光体の平均粒子径は3μmで、柱状蛍光体の平均柱状径は3μmであった。
[実施例3]
粒子状結晶構造の層の膜厚を100μmとした以外は、実施例1と同様にして放射線像変換パネルを作製した。このとき、得られた放射線像変換パネルの粒子状蛍光体の平均粒子径は3μmで、柱状蛍光体の平均柱状径は3μmであった。
[実施例4]
粒子状結晶構造の層の膜厚を400μmとした以外は、実施例1と同様にして放射線像変換パネルを作製した。このとき、得られた放射線像変換パネルの粒子状蛍光体の平均粒子径は3μmで、柱状蛍光体の平均柱状径は3μmであった。
[実施例5]
粒子状結晶構造の層の膜厚を600μmとした以外は、実施例1と同様にして放射線像変換パネルを作製した。このとき、得られた放射線像変換パネルの粒子状蛍光体の平均粒子径は3μmで、柱状蛍光体の平均柱状径は3μmであった。
[実施例6]
防着板と支持板との距離を100cmとし、粒子状結晶構造の層の膜厚を10μmとした以外は、実施例1と同様にして放射線像変換パネルを作製した。このとき、得られた放射線像変換パネルの粒子状蛍光体の平均粒子径は1μmで、柱状蛍光体の平均柱状径は3μmであった。
[実施例7]
防着板と支持板との距離を30cmとし、粒子状結晶構造の層の膜厚を400μmとし、さらに、粒子状結晶構造の層を形成後、防着板と支持板との距離を60cmに戻し、柱状結晶構造の層を形成した。その他、実施例1と同様にして放射線像変換パネルを作製した。このとき、得られた放射線像変換パネルの粒子状蛍光体の平均粒子径は40μmで、柱状蛍光体の平均柱状径は3μmであった。
[比較例1]
粒子状結晶構造の層を形成せずに、支持体上に直接、柱状結晶構造の層を、膜厚が500μmとなるように形成した以外は、実施例1と同様にして放射線像変換パネルを作製した。このとき、得られた放射線像変換パネルの柱状蛍光体の平均柱状径は3μmであった。
[比較例2]
粒子状結晶構造の層を形成せずに、支持体上に、柱状結晶構造の層を、膜厚が10μmとなるように形成し、さらに、この柱状結晶構造の層上に柱状結晶構造の層を、膜厚が500μmとなるように形成した以外は、実施例1と同様にして放射線像変換パネルを作製した。このとき、得られた放射線像変換パネルの支持体側の柱状結晶構造の層を構成する柱状蛍光体、保護層側の柱状結晶構造の層を構成する柱状蛍光体ともに、その平均柱状径は3μmであった。
そして、以上のようにして得られた放射線像変換パネルについて下記のような評価を行った。
《粒状性(ノイズ)》
粒状性は、放射線像変換パネルに管電圧80kVpのX線を照射した後、パネルをHe−Neレーザー光(633nm)で走査して励起し、輝尽性蛍光体層から放射される輝尽発光を受光器(分光感度S−5の光電子増倍管)で受光して電気信号に変換し、これを画像再生装置によって画像として再生しレーザーイメージャで出力し、得られた画像を目視により観察しノイズを評価した。ノイズについて下記のように1〜5までの5段階のランク評価を行った。表1にその結果を示す。
5:ほとんどノイズが認められない
4:ノイズはあるが問題ない
3:若干のノイズが認められる
2:ノイズがやや多い
1:ノイズが多く評価に耐えない
上記ランクにおいて3以上であれば、実用上問題ないと判定した。
Figure 2005106682
以上、表1の結果から明らかなように、支持体上に粒子状結晶構造の層が形成されて、粒子状結晶構造の層の上に柱状結晶構造の層が形成されてなる実施例1〜実施例7の放射線像変換パネルは、支持体上に、粒子状結晶構造の層を形成しない比較例1、比較例2に比べて、ノイズのランクが良く粒状性に優れていた。
また、特に、実施例1、実施例2の結果より、粒子状結晶構造の層の膜厚は10μm〜100μmであることが好ましく、粒子状蛍光体の平均粒子径は柱状蛍光体の平均柱状径に対して同等であることが好ましいことがわかる。
したがって、支持体上に粒子状蛍光体を含有する粒子状結晶構造の層を形成した後に、該粒子状結晶構造の層上に柱状蛍光体を含有する柱状結晶構造の層を形成することによって輝尽性蛍光体層を形成し、該輝尽性蛍光体層を保護層により被覆することにより、ノイズを実用上問題のない程度とすることができ、放射線画像の画質を向上させることができる。
支持体上に形成した輝尽性蛍光体層の一例を示す概略断面図である。 支持体上に輝尽性蛍光体層が蒸着法により形成される様子を示す図である。 蒸着装置の概略構成を示す断面図である。
符号の説明
1 蒸着装置
2 真空容器
3 蒸発源
5 支持体搬送機構
6 スリット
7 防着板
11 支持体
12 輝尽性蛍光体層
12a 粒子状結晶構造
12b 柱状結晶構造

Claims (6)

  1. 支持体上に輝尽性蛍光体を含有する輝尽性蛍光体層が形成され、該輝尽性蛍光体層が保護層で被覆されてなる放射線像変換パネルであって、
    前記輝尽性蛍光体層は、前記支持体側に設けられて粒子状蛍光体を含有する粒子状結晶構造の層と、前記保護層側に設けられて柱状蛍光体を含有する柱状結晶構造の層とを備えていることを特徴とする放射線像変換パネル。
  2. 前記粒子状結晶構造の層の膜厚は、0.5μm以上で、かつ、前記輝尽性蛍光体層の膜厚の半分以下であることを特徴とする請求項1に記載の放射線像変換パネル。
  3. 前記粒子状蛍光体の平均粒子径が、前記柱状蛍光体の平均柱状径に対して0.1倍以上10倍以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線像変換パネル。
  4. 前記粒子状結晶構造の層及び前記柱状結晶構造の層がともに結着剤を含有しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の放射線像変換パネル。
  5. 前記輝尽性蛍光体層が、CsBr柱状結晶で構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の放射線像変換パネル。
  6. 支持体上に粒子状蛍光体を含有する粒子状結晶構造の層と、該粒子状結晶構造の層上に柱状蛍光体を含有する柱状結晶構造の層とをともに気相堆積法によって形成した後、該輝尽性蛍光体層を保護層により被覆することによって放射線像変換パネルを製造することを特徴とする放射線像変換パネルの製造方法。
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