JP2005106189A - 伸縮自在シャフト - Google Patents
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Abstract
【課題】伸縮自在シャフトにおいて、組み立て易くて静粛であり、しかも安価であること。
【解決手段】内軸部2と筒状の外軸部3とを嵌め合わせた後、外軸部3の端部4に環状の締め付け部材5を嵌め合わせる。外軸部3の開口端8から所定長さで延びるスリット9を設け、開口端8から所定長さの領域に縮径可能部10を設ける。外軸部3のスリット9の長手方向の中間部に、締め付け部材5が外軸部3の軸方向へ移動することを規制するための幅広部9を形成する。スリット9の相対向する縁部9a,9bに相対向する一対の凹溝11,12を形成し、凹溝11,12間に幅広部13を区画する。締め付け部材5の第1および第2の縁部16,17がスリット9の各凹溝11,12の第1および第2の端部14,15にそれぞれ係合可能とする。
【選択図】 図1
【解決手段】内軸部2と筒状の外軸部3とを嵌め合わせた後、外軸部3の端部4に環状の締め付け部材5を嵌め合わせる。外軸部3の開口端8から所定長さで延びるスリット9を設け、開口端8から所定長さの領域に縮径可能部10を設ける。外軸部3のスリット9の長手方向の中間部に、締め付け部材5が外軸部3の軸方向へ移動することを規制するための幅広部9を形成する。スリット9の相対向する縁部9a,9bに相対向する一対の凹溝11,12を形成し、凹溝11,12間に幅広部13を区画する。締め付け部材5の第1および第2の縁部16,17がスリット9の各凹溝11,12の第1および第2の端部14,15にそれぞれ係合可能とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は伸縮自在シャフトに関するものである。
上記の伸縮自在シャフトは、例えば自動車のステアリングシャフトとして用いられる。 また、伸縮自在シャフトは、例えば自動車のステアリングシャフトとラックアンドピニオン機構等の舵取り機構とを接続するインターミディエイトシャフトとして用いられる。この場合、伸縮機能は、車両走行時のステアリングギヤとコラムの相対変位を吸収するためのインターミディエイトシャフトの長さ調整、あるいは、組付時のインターミディエイトシャフトの長さ調整に用いられる。
伸縮自在シャフトに含まれる内軸部および筒状の外軸部を嵌合させる構造として、一般的には、スプライン結合構造が採用されている。
しかしながら、この種のスプライン結合構造を採用した伸縮自在シャフトでは、内軸部および外軸部の互いに嵌合するスプライン歯の間にクリアランスがなければ、組み付け時に内軸部を外軸部に挿入することができない。しかしながら、このクリアランスが災いして、使用時において、内軸部と外軸部が径方向や周方向に相対的に変位し、がたつき音(ラトル音) による不快な騒音を運転乗員に与える原因となる。
しかしながら、この種のスプライン結合構造を採用した伸縮自在シャフトでは、内軸部および外軸部の互いに嵌合するスプライン歯の間にクリアランスがなければ、組み付け時に内軸部を外軸部に挿入することができない。しかしながら、このクリアランスが災いして、使用時において、内軸部と外軸部が径方向や周方向に相対的に変位し、がたつき音(ラトル音) による不快な騒音を運転乗員に与える原因となる。
そこで、外軸部の端部に軸方向に延びるスリットを設けて弾性的に縮径可能とし、外軸部の端部に環状の締め付け部材を被せて締め付ける伸縮自在シャフトが提案されている(例えば特許文献1)。
この場合、締め付け部材を取り外した状態で内軸部を外軸部にスムーズに挿入して組み立てた後に、外軸部の端部に締め付け部材を装着するようにすることで、組み立て易さと組立後の騒音発生の防止とを両立できるという利点がある。
この場合、締め付け部材を取り外した状態で内軸部を外軸部にスムーズに挿入して組み立てた後に、外軸部の端部に締め付け部材を装着するようにすることで、組み立て易さと組立後の騒音発生の防止とを両立できるという利点がある。
特許文献1では、外軸部の外周面に環状溝を形成し、環状溝に締め付け部材を嵌め合わせることで、締め付け部材の抜け止めとしている。しかし、筒状の外軸部の全周に環状溝を形成するので、加工コストが高い。また、外軸部の肉厚が薄い場合には、強度が弱くなり過ぎるので、適用できない。
そこで、外軸部の一部に係合凹部を設け、締め付け部材の一部に径方向内方へ突出する係合凸部を設けて、該係合凸部を係合凹部に嵌め合わせることで締め付け部材の抜け止めを達成する伸縮自在シャフトが提供されている(例えば特許文献2)。
実公昭63−17862号公報
特開平11−344044号公報
そこで、外軸部の一部に係合凹部を設け、締め付け部材の一部に径方向内方へ突出する係合凸部を設けて、該係合凸部を係合凹部に嵌め合わせることで締め付け部材の抜け止めを達成する伸縮自在シャフトが提供されている(例えば特許文献2)。
特許文献2では、締め付け部材に係合凸部を設ける必要があり、製造コストの低減が十分でない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、組み立て易くて静粛であり、しかも安価な伸縮自在シャフトを提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、組み立て易くて静粛であり、しかも安価な伸縮自在シャフトを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、雌スプラインを軸方向に形成した筒状の外軸部の嵌合孔に、上記雌スプラインに係合する雄スプラインを軸方向に形成した内軸部を挿入してなる伸縮自在シャフトにおいて、上記外軸部に設けられた外軸部の開口端から軸方向に所定長さで延びるスリットと、上記スリットを形成することで外軸部の開口端から上記所定長さの領域に設けられた弾性的に縮径可能な縮径可能部と、この縮径可能部の周囲を取り囲んでこれを弾性的に締め付ける環状の締め付け部材と、少なくとも1つのスリットに設けられ締付け部材に係合して締め付け部材が外軸部の軸方向へ移動することを規制するための幅広部とを備えることを特徴とするものである。
本発明では、締め付け部材の装着前の外軸部に内軸部をスムーズに組み付けた後、締め付け部材を外軸部に嵌め合わせることで、両軸部のガタを除去し、騒音発生を抑制することができる。特に、環状の締め付け部材の縁部がスリットの幅広部に係合することで、締め付け部材の移動を規制できる。したがって、外軸部の全周に環状溝を加工する必要がなく、また、締め付け部材に係合凸部を設ける必要がないので、製造コストを格段に安くすることができる。
上記スリットの相対向する縁部に相対向する一対の凹溝が形成され、これら一対の凹溝間に上記幅広部が区画され、各凹溝の端部が締め付け部材の対応する縁部に係合可能とされている場合には、凹溝付きのスリットを形成すれば良いので、製造がし易いという利点がある。
特に、上記スリットおよび対応する一対の凹溝はプレスにより打ち抜き形成されてなる場合には、幅広部付きのスリットを一括して形成でき、製造コストをより安くすることができて好ましい。
特に、上記スリットおよび対応する一対の凹溝はプレスにより打ち抜き形成されてなる場合には、幅広部付きのスリットを一括して形成でき、製造コストをより安くすることができて好ましい。
本発明の好ましい実施の形態の添付図面を参照しつつ説明する。
図1Aおよび図1Bは本発明の一実施の形態の伸縮自在シャフト1の組立工程を順次に示す伸縮自在シャフト1の要部の概略側面図である。伸縮自在シャフト1は、図1Aに示すように内軸部2と筒状の外軸部3とを嵌め合わせた後、図1Bに示すように、外軸部3の端部4に環状の締め付け部材5を嵌め合わせてなる。内軸部2の外周2aには雄スプライン歯6が軸方向に延びて形成されている。筒状の外軸部3の嵌合孔3aの内周3bには、上記雄スプライン歯6に回動不能且つ摺動可能に係合する雌スプライン歯7が形成されている。
図1Aおよび図1Bは本発明の一実施の形態の伸縮自在シャフト1の組立工程を順次に示す伸縮自在シャフト1の要部の概略側面図である。伸縮自在シャフト1は、図1Aに示すように内軸部2と筒状の外軸部3とを嵌め合わせた後、図1Bに示すように、外軸部3の端部4に環状の締め付け部材5を嵌め合わせてなる。内軸部2の外周2aには雄スプライン歯6が軸方向に延びて形成されている。筒状の外軸部3の嵌合孔3aの内周3bには、上記雄スプライン歯6に回動不能且つ摺動可能に係合する雌スプライン歯7が形成されている。
上記外軸部3の端部4には、開口端8から所定長さで外軸部3の軸線方向に延びる複数のスリット9が形成されている。これら複数のスリット9は、図2Aに示すように、外軸部3の周方向に等間隔で配置されており、例えば図示の例のように4つのスリット9を設ける場合は90°間隔で配置される。仮に2つのスリット9を設けるとすると、180°間隔で配置することになる。上記のスリット9の働きで、外軸部3において、開口端8から上記所定長さの領域Aが弾性的に縮径可能な縮径可能部10となっている。
再び図1Aを参照して、少なくとも1つのスリット9、好ましくは各スリット9の長手方向の中間部には、締め付け部材5が外軸部3の軸方向へ移動することを規制するための幅広部13が形成されている。具体的には、スリット9の相対向する縁部9a,9bに相対向する一対の凹溝11,12が形成されており、これら一対の凹溝11,12間に幅広部13が区画されている。各凹溝11,12は矩形状をなしてスリット9内に開放しており、外軸部3の先端寄りの第1の端部14と、これの反対側の第2の端部15とを有している。スリット9とこれに設けられる一対の凹溝11,12はプレスにより一括して同時に打ち抜き形成されてなる。
上記の締め付け部材5は縮径可能部10の周囲を取り囲んでこれを弾性的に締め付けるように機能する。締め付け部材5の第1および第2の縁部16,17が、図1Bおよび図3に示すように、スリット9の各凹溝11,12の第1および第2の端部14,15にそれぞれ係合可能とされることで、締め付け部材5が外軸部3の軸方向へ移動することが規制される。
図2Bに示すように、外軸部3の嵌合孔3aの内周3bには、本来、雌スプライン歯7を設けるべきところの歯を無くした欠歯領域Bが形成されており、スリット9は外軸部3の欠歯領域Bに対応して形成されている。具体的には、スリット9が欠歯領域Bを包含して形成されるようになっており、外軸部3にスリット9を形成するときに、同時に欠歯領域Bも形成されることになり、加工性が良い。
図4を参照して、締め付け部材5の周方向の第1の端部5aは二股状に分かれると共に、第2の端部5bはその二股の間に延びており、各端部5a,5bの先端はそれぞれ径方向外方へ直角状に折り曲げられた操作部18,19となっている。これら操作部18,19に対してこれらが周方向に互いに近づくように力を付加することで、締め付け部材5を弾力的に拡径できるようになっている。透孔20は締め付け荷重を均等化するために設けられる例えば逆三角形の孔である。
締め付け部材5を取り外した状態の外軸部3に対して内軸部2を容易に挿入することができるように、両スプライン歯6,7間のクリアランスが設定されている。
図5を参照して、内軸部2の雄スプライン歯6が、スリット9に対応する第1雄スプライン歯6aと、スリット9に対応しない第2雄スプライン歯6b(通常のスプライン歯に相当)とを含み、第1雄スプライン歯6aの歯たけL1が第2雄スプライン歯6bの歯たけL2に比べて低くされている。これにより、第1雄スプライン歯6aの歯先円直径D1が第2雄スプライン歯6bの歯先円直径D2よりも小さくなっている。
図5を参照して、内軸部2の雄スプライン歯6が、スリット9に対応する第1雄スプライン歯6aと、スリット9に対応しない第2雄スプライン歯6b(通常のスプライン歯に相当)とを含み、第1雄スプライン歯6aの歯たけL1が第2雄スプライン歯6bの歯たけL2に比べて低くされている。これにより、第1雄スプライン歯6aの歯先円直径D1が第2雄スプライン歯6bの歯先円直径D2よりも小さくなっている。
仮にスリット9の近傍にプレス加工等により外軸部3の内方へ突出するバリ等が生じていたとしても、摺動時にバリ等が内軸部2と干渉することがない。したがって、摺動抵抗が増加するおそれがない。多少のバリは許容できることから、バリ取り作業を簡素化でき、製造コストを安くすることができる。
スリット9を外軸部3の欠歯領域Bに対応付けて形成することで、スリット9の縁部に生ずるバリ等を格段に小さくできるので、摺動時にバリ等が内軸部2と干渉することをより確実に防止することができる。
スリット9を外軸部3の欠歯領域Bに対応付けて形成することで、スリット9の縁部に生ずるバリ等を格段に小さくできるので、摺動時にバリ等が内軸部2と干渉することをより確実に防止することができる。
本実施の形態によれば、締め付け部材5を取り外した状態の筒状の外軸部3に対して内軸部2を容易に挿入して組み立てることができる。また、組立後に、締め付け部材5を装着することで、両スプライン歯6,7間のクリアランスを詰めてガタ殺しを達成でき、その結果、ガタに起因する騒音発生を確実に抑制することができる。
特に、環状の締め付け部材5の第1および第2の縁部16,17がスリット9の幅広部13に係合することで、締め付け部材5の移動を規制できるので、外軸部3の全周に締め付け部材保持用の環状溝を加工する必要がなく、しかも、締め付け部材5に係合凸部を設ける必要がないので、製造コストを格段に安くすることができる。
特に、環状の締め付け部材5の第1および第2の縁部16,17がスリット9の幅広部13に係合することで、締め付け部材5の移動を規制できるので、外軸部3の全周に締め付け部材保持用の環状溝を加工する必要がなく、しかも、締め付け部材5に係合凸部を設ける必要がないので、製造コストを格段に安くすることができる。
また、凹溝11,12付きのスリット9を形成すれば良いので、製造がし易く、特に、スリット9および対応する一対の凹溝11,12をプレスにより打ち抜き形成することで、製造コストを格段に安くすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、締め付け部材5としては、本実施の形態のような有端のものに限らず、無端状のリングを用いることもできる。また、外軸部3の外周において、スリット9の内奥側の端部の近傍位置に周溝を設けて、縮径可能部10をより撓み易くするようにしても良い。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、締め付け部材5としては、本実施の形態のような有端のものに限らず、無端状のリングを用いることもできる。また、外軸部3の外周において、スリット9の内奥側の端部の近傍位置に周溝を設けて、縮径可能部10をより撓み易くするようにしても良い。
1 伸縮自在シャフト
2 内軸部
2a 外周
3 外軸部
3a 嵌合孔
3b 内周
3c 外周
4 端部
5 締め付け部材
5a 第1端部
5b 第2端部
6 雄スプライン歯
6a 第1雄スプライン歯
6b 第2雄スプライン歯
7 雌スプライン歯
8 開口端
9 スリット
10 縮径可能部
11,12 凹溝
13 幅広部
14 第1の端部
15 第2の端部
16 第1の縁部
17 第2の縁部
18,19 操作部
A 開口端から所定長さの領域
2 内軸部
2a 外周
3 外軸部
3a 嵌合孔
3b 内周
3c 外周
4 端部
5 締め付け部材
5a 第1端部
5b 第2端部
6 雄スプライン歯
6a 第1雄スプライン歯
6b 第2雄スプライン歯
7 雌スプライン歯
8 開口端
9 スリット
10 縮径可能部
11,12 凹溝
13 幅広部
14 第1の端部
15 第2の端部
16 第1の縁部
17 第2の縁部
18,19 操作部
A 開口端から所定長さの領域
Claims (3)
- 雌スプラインを軸方向に形成した筒状の外軸部の嵌合孔に、上記雌スプラインに係合する雄スプラインを軸方向に形成した内軸部を挿入してなる伸縮自在シャフトにおいて、
上記外軸部に設けられた外軸部の開口端から軸方向に所定長さで延びるスリットと、
上記スリットを形成することで外軸部の開口端から上記所定長さの領域に設けられた弾性的に縮径可能な縮径可能部と、
この縮径可能部の周囲を取り囲んでこれを弾性的に締め付ける環状の締め付け部材と、 少なくとも1つのスリットに設けられ締付け部材に係合して締め付け部材が外軸部の軸方向へ移動することを規制するための幅広部とを備えることを特徴とする伸縮自在シャフト。 - 請求項1において、上記スリットの相対向する縁部に相対向する一対の凹溝が形成され、これら一対の凹溝間に上記幅広部が区画され、各凹溝の端部が締め付け部材の対応する縁部に係合可能とされていることを特徴とする伸縮自在シャフト。
- 請求項2において、上記スリットおよび対応する一対の凹溝はプレスにより打ち抜き形成されてなることを特徴とする伸縮自在シャフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003340761A JP2005106189A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 伸縮自在シャフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003340761A JP2005106189A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 伸縮自在シャフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005106189A true JP2005106189A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34535560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003340761A Pending JP2005106189A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 伸縮自在シャフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005106189A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2270734A1 (es) * | 2006-07-07 | 2007-04-01 | Melchor Dalmau Castellon | Disposicion para arbol telescopico. |
-
2003
- 2003-09-30 JP JP2003340761A patent/JP2005106189A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2270734A1 (es) * | 2006-07-07 | 2007-04-01 | Melchor Dalmau Castellon | Disposicion para arbol telescopico. |
WO2008003794A1 (es) * | 2006-07-07 | 2008-01-10 | Melchor Daumal Castellon | Disposición para árbol telescópico |
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