JP2005106085A - エンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置 - Google Patents

エンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ピストンピンが止め輪溝の受圧側周壁部分を崩して、C形止め輪が止め輪溝から外れ出すことを無くす。このための構成を極めて簡単なものにする。
【解決手段】 左右一対の各C形止め輪8の左右一対の止め輪操作爪10の先端部分からピン端面圧え部11を延出させる。各C形止め輪8の各ピン端面圧え部11はC形止め輪8よりもピストンピン7側に偏倚させて、ピストンピン7の左右の各ピン端面9に弾圧接当させる。これとともに、各C形止め輪8は各ピン端面9との間に遊動許容隙間12を空けて対面させる。 各C形止め輪8の左右一対の止め輪操作爪10の両方の先端部分からそれぞれピン端面圧え部11を延出させる。一方のピン端面圧え部11はC形止め輪8よりもピストンピン7側に偏倚させるのに対して、他方のピン端面圧え部11はC形止め輪8よりもピストンピン7側とは反対側に偏倚させた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジン用ピストンのピンボスのピン孔に挿入されたピストンピンをC形止め輪で抜け止めする、ピストンピンの抜け止め装置に関する。
[ 前提構成 ]
本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置は、例えば図1・図2(本発明)、または図5(従来技術)に示すように、次の前提構成を有するものを対象とする。
図1・図2は本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置の実施形態1を示す。図1(A)はピストンピン用のC形止め輪の正面図、図1(B)は図1(A)のB−B線断面図、図1(C)は図1(A)のC−C線断面図である。図1(D)はピンボス内のピストンピンをC形止め輪で抜け止めしている状態を示す要部の縦断正面図である。 図2(A)はピストンにコンロッドをピストンピンで接続した状態の縦断正面図、図2(B)は図2(A)の右側面図である。
図5は従来技術のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置を示す。図5(A)はピストンピン用のC形止め輪の正面図、図5(B)は図5(A)のB−B線断面図、図5(C)は図5(A)のC−C線断面図である。図5(D)はピンボス内のピストンピンをC形止め輪で抜け止めしている状態を示す要部の縦断正面図である。
エンジン用ピストン(1)の左右一対のピンボス(2)(2)の各ピン孔(3)(3)の外端寄り部分の孔内周面に沿って断面半円形の止め輪溝(4)(4)を形成する。
両ピンボス(2)(2)間にコンロッド(5)の小端部(6)を挿入する。左右一対の両ピン孔(3)(3)およびコンロッド小端部(6)に亙ってピストンピン(7)を挿入する。左右の各止め輪溝(4)(4)に断面円形の各C形止め輪(8)(8)を内嵌する。両C形止め輪(8)(8)でピストンピン(7)の左右の両ピン端面(9)(9)を受け止めることにより、このピストンピン(7)を両ピン孔(3)(3)に対して抜け止めするように構成する。
各C形止め輪(8)のC形両端部から左右一対の各止め輪操作爪(10)(10)をそのC形内に突入する形に曲げ込んで構成したものである。
この両止め輪操作爪(10)(10)をラジオペンチで摘まんで互いに近づけ合うと、C形止め輪(8)の外径が小さくなる。この状態で、C形止め輪(8)をピン孔(3)に出し入れして、止め輪溝(4)に嵌合させたり離脱させたりすることができる。
[ 従来の技術 ]
上記前提構成において、前記C形止め輪(8)の構成として、従来技術では図5に示すものがある。
図5は従来技術のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置を示す。図5(A)はピストンピン用のC形止め輪の正面図、図5(B)は図5(A)のB−B線断面図、図5(C)は図5(A)のC−C線断面図である。図5(D)はピンボス内のピストンピンをC形止め輪で抜け止めしている状態を示す要部の縦断正面図である。
この従来技術では、各C形止め輪(8)は、そのC形両端部から左右一対の各止め輪操作爪(10)(10)をそのC形内に突入する形に曲げ込んだだけの構成に止まっていた。
[ 従来技術の問題点 ]
上記従来技術では、次の問題がある。
[ 問題点イ. エンジン運転に伴う衝撃力で自由往復振動させられているピストンピン(7)は、C形止め輪(8)に強い力で衝突し、このC形止め輪(8)を介して、止め輪溝(4)の受圧側周壁部分(4a)は衝撃的な過大な面圧で叩かれ続けて変形されて崩れだす。その結果、C形止め輪(8)が止め輪溝(4)から外れ出して、ピストンピン(7)がピン孔(3)外へとび出し、ピストンピン(7)がシリンダライナに摺擦して焼き付いたり、ピストンピン(7)がリンダライナを傷つけてブローバイガス量が異常増大したりする。 ]
周知のとおり、エンジンの運転中においては、ピストン(1)・ピストンピン(2)・コンロッド(5)間で、爆発圧力などによる衝撃力が高速度で激しく繰り返し作用し続ける。この高速度で激しく繰り返す衝撃力により、ピン孔(3)内でピストンピン(7)がその軸心方向へ自由往復振動させられ続ける。
上記従来技術ては、ピストンピン(7)のピン端面(9)がC形止め輪(8)に接当した状態で、ピストンピン(7)が上記のエンジン運転に伴う衝撃力でC形止め輪(8)に打ち付けられたときに、このC形止め輪(8)を受け止めている止め輪溝(4)の受圧側溝周壁部分(4a)が衝撃的な過大な面圧で、ハンマーで繰り返し叩かれるようにして、次第に変形されて行って崩れていく。
この受圧側溝周壁部分(4a)の変形・崩れだしは、C形止め輪(8)の両端の各止め輪操作爪(10)(10)の曲げ出し基部(21)において最も起こり易い。そして、C形止め輪(8)が止め輪溝(4)内で自由に回転することに伴って、前記の受圧側溝周壁部分(4a)の変形・崩れだしが、止め輪溝(4)の周方向に広がって行き、やがてこの受圧側溝周壁部分(4a)が崩れた止め輪溝(4)からC形止め輪(7)が外れ出してしまう。
すると、ピストンピン(7)がピン孔(3)外へとび出して、ピストンピン(7)がシリンダライナに摺擦して焼き付いたり、ピストンピン(7)がシリンダライナを傷つけてブローバイガス量が異常増大するという問題が発生する。
特開平9−133212号公報
本発明の課題は、次のようにすることにある。
(イ). エンジン運転に伴う衝撃力で自由往復振動させられているピストンピンが、両ピン端面圧え部の弾圧力の抵抗を受けながら遊動許容隙間を空走してその移動力が弱まるようにすることにより、止め輪溝の受圧側周壁部分が変形されて崩れることが無くなる結果、C形止め輪が止め輪溝から外れ出すことが無くなるようにする。
(ロ). C形止め輪の止め輪操作爪の先端部からピン端面圧え部を延出させるだけで、上記課題(イ)を達成するための構成を極めて簡単なものにする。
(ハ). C形止め輪を止め輪溝に組み付けた状態では、必ずどちらかの止め輪操作爪がピストンピンを正常に圧えることにより、C形止め輪の組み付け間違いを無くす。
(ニ). ピン端面圧え部のピン端面接当部は、その全長に亙ってピン端面に弾圧接当することにより、長期に亙る使用においても塑性変形されにくくして耐久性に優れる。
(ホ). C形止め輪を止め輪溝に組み付けた状態では、必ずピン端面接当部の基端側部分または先端側部分がピストンピンを正常に圧えることにより、C形止め輪の組み付け間違いを無くす。
本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置は、上記前提構成において、上記課題を解決するために、例えば図1・図2、図3、または図4に示すように、次の特徴構成を追加したことを特徴とする。
図1・図2は本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置の実施形態1を示す。図1(A)はピストンピン用のC形止め輪の正面図、図1(B)は図1(A)のB−B線断面図、図1(C)は図1(A)のC−C線断面図である。図1(D)はピンボス内のピストンピンをC形止め輪で抜け止めしている状態を示す要部の縦断正面図である。 図2(A)はピストンにコンロッドをピストンピンで接続した状態の縦断正面図、図2(B)は図2(A)の右側面図である。
図3は本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置の実施形態2を示す。図3(A)はピストンピン用のC形止め輪の正面図、図3(B)は図3(A)のB−B線断面図、図3(C)は図3(A)のC−C線断面図である。図3(D)はピンボス内のピストンピンをC形止め輪で抜け止めしている状態を示す要部の縦断正面図である。
図4は本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置の実施形態3を示す。図4(A)はピストンピン用のC形止め輪の正面図、図4(B)は図4(A)のB−B線断面図、図4(C)は図4(A)のC−C線断面図である。図4(D)はピンボス内のピストンピンをC形止め輪で抜け止めしている状態を示す要部の縦断正面図である。
○ 請求項1の発明. 図1・図2、図3、または図4参照.
前記各C形止め輪(8)の左右一対の止め輪操作爪(10)(10)のうちの少なくとも一方の先端部分からピン端面圧え部(11)を延出させる。各C形止め輪(8)(8)の各ピン端面圧え部(11)(11)はC形止め輪(8)(8)よりもピストンピン(7)側に偏倚させて、ピストンピン(7)の左右の各ピン端面(9)(9)に弾圧接当させる。これとともに、各C形止め輪(8)(8)は各ピン端面(9)(9)との間に遊動許容隙間(12)(12)を空けて対面させて構成した、 ことを特徴とする。
○ 請求項2の発明. 図1または図3参照.
請求項2の発明は、上記請求項1の発明において、次の特徴構成を追加したことを特徴とする。
前記各C形止め輪(8)の左右一対の止め輪操作爪(10)(10)の両方の先端部分からそれぞれピン端面圧え部(11)(11)を延出させる。一方のピン端面圧え部(11)はC形止め輪(8)よりもピストンピン(7)側に偏倚させる。これに対して、他方のピン端面圧え部(11)はC形止め輪(8)よりもピストンピン(7)側とは反対側に偏倚させて構成した、 ことを特徴とする。
○ 請求項3の発明. 図1参照.
請求項3の発明は、上記請求項2の発明において、次の特徴構成を追加したことを特徴とする。
前記左右一対の各ピン端面圧え部(11)(11)の先端の各ピン端面接当部(11a)(11a)は、前記ピストンピン(7)のピン端面(9)の周方向に沿う形に形成する。各ピン端面接当部(11a)(11a)はその全長に亙ってピン端面(9)に弾圧接当するように構成した、 ことを特徴とする。
○ 請求項4の発明. 図4参照.
請求項4の発明は、上記請求項1の発明において、次の特徴構成を追加したことを特徴とする。
前記各C形止め輪(8)の左右一対の止め輪操作爪(10)(10)のうちの一方の先端部分から前記ピン端面圧え部(11)を延出させる。このピン端面圧え部(11)の先端のピン端面接当部(11b)は、前記ピストンピン(7)のピン端面(9)の周方向に沿う形に形成するとともに、前記C形止め輪(8)の軸心を含む仮想平面(13)に対して交差する形に形成する。
このピン端面接当部(11b)の基端側部分(11c)と先端側部分(11d)とは互いに、C形止め輪(8)よりもピストンピン(7)に近づく側と遠ざかる側との相反する方向に偏倚させて構成した、 ことを特徴とする。
本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置は、次の効果を奏する。
○ 請求項1の発明. 図1、図3、または図4参照.
[ 効果イ. エンジン運転に伴う衝撃力で自由往復振動させられているピストンピン(7)は、両ピン端面圧え部(11)(11)の弾圧力の抵抗を受けながら遊動許容隙間(12)(12)を空走してその移動力が弱められるため、このピストンピン(7)はC形止め輪(8)(8)に強い力では衝突しなくなり、止め輪溝(4)の受圧側周壁部分(4a)は衝撃的な過大な面圧で叩かれ続けることが無くなって変形されて崩れることが無くなる。その結果、C形止め輪(8)が止め輪溝(4)から外れ出すことが無くなり、ピストンピン(7)がピン孔(3)外へとび出して、ピストンピン(7)がシリンダライナに摺擦して焼き付いたり、ピストンピン(7)がシリンダライナを傷つけてブローバイガス量が異常増大したりするという従来技術の問題を、解消する。 ]
周知のとおり、エンジンの運転中においては、ピストン(1)・ピストンピン(2)・コンロッド(5)間で、爆発圧力などによる衝撃力が高速度で激しく繰り返し作用し続ける。この高速度で激しく繰り返す衝撃力により、ピン孔(3)内でピストンピン(7)がその軸心方向へ自由往復振動させられ続ける。
請求項1の発明は、つぎの特徴構成を有する。
前記各C形止め輪(8)の左右一対の止め輪操作爪(10)(10)のうちの少なくとも一方の先端部分からピン端面圧え部(11)を延出させる。各C形止め輪(8)(8)の各ピン端面圧え部(11)(11)はC形止め輪(8)(8)よりもピストンピン(7)側に偏倚させて、ピストンピン(7)の左右の各ピン端面(9)(9)に弾圧接当させる。これとともに、各C形止め輪(8)(8)は各ピン端面(9)(9)との間に遊動許容隙間(12)(12)を空けて対面させて構成した。
この特徴構成から、ピストンピン(7)が左右の両C形止め輪(8)(8)の両ピン端面圧え部(11)(11)の弾圧力で左右から圧し付けられているため、このピストンピン(7)は左右の各C形止め輪(8)(8)に対して、遊動許容隙間(12)(12)を空けて離れた状態に弾圧保持され続けられる。
上記のエンジン運転に伴う衝撃力でピストンピン(7)が自由往復振動させられようとしている状態において、このピストンピン(7)は両ピン端面圧え部(11)(11)の弾圧力の抵抗を受けながら遊動許容隙間(12)(12)を空走してその移動力が弱められて行く。このため、このピストンピン(7)はC形止め輪(8)(8)に衝突しなくなり、または弱い力でしか衝突しなくなる。
これにより、止め輪溝(4)の受圧側周壁部分(4a)は衝撃的な過大な面圧で叩かれ続けることが無くなって、変形されて崩れることも無くなり、正常な溝形状のままに保持される。
その結果、C形止め輪(8)が止め輪溝(4)から外れ出すことが無くなり、ピストンピン(7)がピン孔(3)外へとび出して、ピストンピン(7)がシリンダライナに摺擦して焼き付いたり、ピストンピン(7)がシリンダライナを傷つけてブローバイガス量が異常増大したりするという前記従来技術の問題を、解消することが出来るのである。
[ 効果ロ. C形止め輪(8)の止め輪操作爪(10)の先端部からピン端面圧え部(11)を延出させるだけで、上記[効果イ]を達成するための構成を極めて簡単なものにして、その実施コストを安価にできる。 ]
上記[効果イ]を達成するための構成としては、左右の各C形止め輪(8)の左右一対の止め輪操作爪(10)(10)のうちの少なくとも一方の先端部からピン端面圧え部(11)を延出させるだけで良く、このピン端面圧え部(11)はC形止め輪(8)と一体に連続して形成できるので、独立部品として製造・組付けしなくとも済む分だけ、上記[効果イ]を達成するための構成を極めて簡単なものにして、その実施コストを安価にできる。
○ 請求項2の発明. 図1または図3参照.
請求項2の発明は、上記請求項1の発明の[効果イ]・[効果ロ]に加えて、つぎの効果を奏する。
[ 効果ハ. C形止め輪(8)を止め輪溝(4)に組み付けた状態では、必ずどちらかの止め輪操作爪(10)がピストンピン(7)を正常に圧えるので、C形止め輪(8)の組み付け間違いを無くすことができる。 ]
請求項2の発明は、つぎの特徴構成を有する。
前記各C形止め輪(8)の左右一対の止め輪操作爪(10)(10)の両方の先端部分からそれぞれピン端面圧え部(11)(11)を延出させる。一方のピン端面圧え部(11)はC形止め輪(8)よりもピストンピン(7)側に偏倚させる。これに対して、他方のピン端面圧え部(11)はC形止め輪(8)よりもピストンピン(7)側とは反対側に偏倚させて構成した。
この特徴構成から、C形止め輪(8)を止め輪溝(4)に組み付けた状態では、左右一対の止め輪操作爪(10)(10)が互いに左右反対側に偏倚するので、必ずどちらかの止め輪操作爪(10)がピストンピン(7)を正常に圧える。
これにより、C形止め輪(8)の組み付け間違いを無くすことができ、このC形止め輪(8)の組み付け間違いから生じるC形止め輪(8)の止め輪溝(4)からの外れだしの問題も無くすことができる。
○ 請求項3の発明. 図1参照.
請求項3の発明は、上記請求項1の発明の[効果イ]・[効果ロ]、および上記請求項2の発明の[効果ハ]に加えて、つぎの効果を奏する。
[ 効果ニ. ピン端面圧え部(11)のピン端面接当部(11a)(11a)は、その全長に亙ってピン端面(9)(9)に弾圧接当するので、長期に亙る使用においても塑性変形されにくくなり、耐久性に優れる。 ]
請求項3の発明は、つぎの特徴構成を有する。
前記左右一対の各ピン端面圧え部(11)(11)の先端の各ピン端面接当部(11a)(11a)は、前記ピストンピン(7)のピン端面(9)(9)の周方向に沿う形に形成する。各ピン端面接当部(11a)(11a)はその全長に亙ってピン端面(9)(9)に弾圧接当するように構成した。
この特徴構成から、ピン端面圧え部(11)のピン端面接当部(11a)(11a)は、その全長に亙ってピン端面(9)(9)に弾圧接当するので、長期に亙る使用においても塑性変形されにくくなり、耐久性に優れる。
○ 請求項4の発明. 図4参照.
請求項4の発明は、上記請求項1の発明1の[効果イ]・[効果ロ]に加えて、つぎの効果を奏する。
[ 効果ホ. C形止め輪(8)を止め輪溝(4)に組み付けた状態では、必ずピン端面接当部(11b)の基端側部分(11c)または先端側部分(11d)がピストンピン(7)を正常に圧えるのでC形止め輪(8)の組み付け間違いを無くすことができる。 ]
請求項4の発明は、つぎの特徴構成を有する。
前記各C形止め輪(8)の左右一対の止め輪操作爪(10)(10)のうちの一方の先端部分から前記ピン端面圧え部(11)を延出させる。このピン端面圧え部(11)の先端のピン端面接当部(11b)は、前記ピストンピン(7)のピン端面(9)の周方向に沿う形に形成するとともに、前記C形止め輪(8)の軸心を含む仮想平面(13)に対して交差する形に形成する。
このピン端面接当部(11b)の基端側部分(11c)と先端側部分(11d)とは互いに、C形止め輪(8)よりもピストンピン(7)に近づく側と遠ざかる側との相反する方向に偏倚させて構成した。
この特徴構成から、C形止め輪(8)を止め輪溝(4)に組み付けた状態では、ピン端面接当部(11b)の基端側部分(11c)と先端側部分(11d)とが互いに左右反対側に偏倚するので、必ず基端側部分(11c)または先端側部分(11d)がピストンピン(7)を正常に圧える。
これにより、C形止め輪(8)の組み付け間違いを無くすことができ、このC形止め輪(8)の組み付け間違いから生じるC形止め輪(8)の止め輪溝(4)からの外れだしの問題も無くすことができる。
以下、本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置の実施の形態を、図面に基づき説明する。
○ 実施形態1. 請求項1・2・3・4の発明. 図1・図2参照.
図1・図2は本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置の実施形態1を示す。図1(A)はピストンピン用のC形止め輪の正面図、図1(B)は図1(A)のB−B線断面図、図1(C)は図1(A)のC−C線断面図である。図1(D)はピンボス内のピストンピンをC形止め輪で抜け止めしている状態を示す要部の縦断正面図である。 図2(A)はピストンにコンロッドをピストンピンで接続した状態の縦断正面図、図2(B)は図2(A)の右側面図である。
図1・図2に示すように、エンジン用ピストン(1)の左右一対のピンボス(2)(2)の各ピン孔(3)(3)の外端寄り部分の孔内周面に沿って、断面半円形の止め輪溝(4)(4)を形成する。
両ピンボス(2)(2)間にコンロッド(5)の小端部(6)を挿入する。左右一対の両ピン孔(3)(3)およびコンロッド小端部(6)に亙ってピストンピン(7)を挿入する。左右の各止め輪溝(4)(4)に断面円形の各C形止め輪(8)(8)を内嵌する。両C形止め輪(8)(8)でピストンピン(7)の左右の両ピン端面(9)(9)を受け止めることにより、このピストンピン(7)を両ピン孔(3)(3)に対して抜け止めするように構成する。
各C形止め輪(8)のC形両端部から左右一対の各止め輪操作爪(10)(10)をそのC形内に突入する形に曲げ込んで構成した。
図1に示すように、前記各C形止め輪(8)の左右一対の止め輪操作爪(10)(10)の各先端部分からピン端面圧え部(11)(11)を延出させる。各C形止め輪(8)(8)の各ピン端面圧え部(11)(11)はC形止め輪(8)(8)よりもピストンピン(7)側に偏倚させて、ピストンピン(7)の左右の各ピン端面(9)(9)に弾圧接当させる。これとともに、各C形止め輪(8)(8)は各ピン端面(9)(9)との間に遊動許容隙間(12)(12)を空けて対面させて構成した。
一方のピン端面圧え部(11)はC形止め輪(8)よりもピストンピン(7)側に偏倚させる。これに対して、他方のピン端面圧え部(11)はC形止め輪(8)よりもピストンピン(7)側とは反対側に偏倚させて構成した。
前記左右一対の各ピン端面圧え部(11)(11)の先端の各ピン端面接当部(11a)(11a)は、前記ピストンピン(7)のピン端面(9)の周方向に沿う形に形成する。各ピン端面接当部(11a)(11a)はその全長に亙ってピン端面(9)に弾圧接当するように構成したものである。
○ 実施形態2. 請求項1・2の発明. 図3参照.
この実施形態2は、上記実施形態1の構成において、その一部を次のように変更したものである。
図3は本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置の実施形態2を示す。図3(A)はピストンピン用のC形止め輪の正面図、図3(B)は図3(A)のB−B線断面図、図3(C)は図3(A)のC−C線断面図である。図3(D)はピンボス内のピストンピンをC形止め輪で抜け止めしている状態を示す要部の縦断正面図である。
この図3に示す実施形態2は、図1に示す上記実施形態1の構成において、この実施形態1の構成中のピン端面接当部(11a)を省略したものである。
○ 実施形態3. 請求項1・4の発明. 図4参照.
この実施形態3は、上記実施形態1の構成において、その一部を次のように変更したものである。
図4は本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置の実施形態3を示す。図4(A)はピストンピン用のC形止め輪の正面図、図4(B)は図4(A)のB−B線断面図、図4(C)は図4(A)のC−C線断面図である。図4(D)はピンボス内のピストンピンをC形止め輪で抜け止めしている状態を示す要部の縦断正面図である。
前記各C形止め輪(8)の左右一対の止め輪操作爪(10)(10)のうちの一方の先端部分からは前記ピン端面圧え部(11)を延出させる。その他方の止め輪操作爪(10)の先端部分からは前記ピン端面圧え部(11)を延出させないでおく。
上記ピン端面圧え部(11)の先端のピン端面接当部(11b)は、前記ピストンピン(7)のピン端面(9)の周方向に沿う形に形成するとともに、前記C形止め輪(8)の軸心を含む仮想平面(13)に対して交差する形に形成する。
このピン端面接当部(11b)の基端側部分(11c)と先端側部分(11d)とは互いに、C形止め輪(8)よりもピストンピン(7)に近づく側と遠ざかる側との相反する方向に偏倚させて構成したものである。
本発明は、エンジン用ピストンのピンボスのピン孔に挿入されたピストンピンをC形止め輪で抜け止めする、ピストンピンの抜け止め装置として利用される。
図1・図2は本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置の実施形態1を示す。図1(A)はピストンピン用のC形止め輪の正面図、図1(B)は図1(A)のB−B線断面図、図1(C)は図1(A)のC−C線断面図である。図1(D)はピンボス内のピストンピンをC形止め輪で抜け止めしている状態を示す要部の縦断正面図である。 図2(A)はピストンにコンロッドをピストンピンで接続した状態の縦断正面図、図2(B)は図2(A)の右側面図である。
図3は本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置の実施形態2を示す。図3(A)はピストンピン用のC形止め輪の正面図、図3(B)は図3(A)のB−B線断面図、図3(C)は図3(A)のC−C線断面図である。図3(D)はピンボス内のピストンピンをC形止め輪で抜け止めしている状態を示す要部の縦断正面図である。 図4は本発明のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置の実施形態3を示す。図4(A)はピストンピン用のC形止め輪の正面図、図4(B)は図4(A)のB−B線断面図、図4(C)は図4(A)のC−C線断面図である。図4(D)はピンボス内のピストンピンをC形止め輪で抜け止めしている状態を示す要部の縦断正面図である。
図5は従来技術のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置を示す。図5(A)はピストンピン用のC形止め輪の正面図、図5(B)は図5(A)のB−B線断面図、図5(C)は図5(A)のC−C線断面図である。図5(D)はピンボス内のピストンピンをC形止め輪で抜け止めしている状態を示す要部の縦断正面図である。
符号の説明
1…エンジン用ピストン、 2…ピンボス、 3…ピン孔、 4…止め輪溝、 5…コンロッド、 6…小端部、 7…ピストンピン、 8…C形止め輪、 9…ピン端面、 10…止め輪操作爪、 11…ピン端面圧え部、 11a…ピン端面接当部、 11b…ピン端面接当部、 11c…基端側部分、 11d…先端側部分、 12…遊動許容隙間、 13…仮想平面。

Claims (4)

  1. エンジン用ピストン(1)の左右一対のピンボス(2)(2)の各ピン孔(3)(3)の外端寄り部分の孔内周面に沿って断面半円形の止め輪溝(4)(4)を形成し、
    両ピンボス(2)(2)間にコンロッド(5)の小端部(6)を挿入し、左右一対の両ピン孔(3)(3)およびコンロッド小端部(6)に亙ってピストンピン(7)を挿入し、左右の各止め輪溝(4)(4)に断面円形の各C形止め輪(8)(8)を内嵌し、両C形止め輪(8)(8)でピストンピン(7)の左右の両ピン端面(9)(9)を受け止めることにより、このピストンピン(7)を両ピン孔(3)(3)に対して抜け止めするように構成し、
    各C形止め輪(8)のC形両端部から左右一対の各止め輪操作爪(10)(10)をそのC形内に突入する形に曲げ込んで構成した、
    エンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置において、
    前記各C形止め輪(8)の左右一対の止め輪操作爪(10)(10)のうちの少なくとも一方の先端部分からピン端面圧え部(11)を延出させ、各C形止め輪(8)(8)の各ピン端面圧え部(11)(11)はC形止め輪(8)(8)よりもピストンピン(7)側に偏倚させて、ピストンピン(7)の左右の各ピン端面(9)(9)に弾圧接当させるとともに、各C形止め輪(8)(8)は各ピン端面(9)(9)との間に遊動許容隙間(12)(12)を空けて対面させて構成した、
    ことを特徴とするエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置。
  2. 請求項1に記載のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置において、
    前記各C形止め輪(8)の左右一対の止め輪操作爪(10)(10)の両方の先端部分からそれぞれピン端面圧え部(11)(11)を延出させ、一方のピン端面圧え部(11)はC形止め輪(8)よりもピストンピン(7)側に偏倚させるのに対して、他方のピン端面圧え部(11)はC形止め輪(8)よりもピストンピン(7)側とは反対側に偏倚させて構成した、
    ことを特徴とするエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置。
  3. 請求項2に記載のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置において、
    前記左右一対の各ピン端面圧え部(11)(11)の先端の各ピン端面接当部(11a)(11a)は、前記ピストンピン(7)のピン端面(9)の周方向に沿う形に形成し、各ピン端面接当部(11a)(11a)はその全長に亙ってピン端面(9)に弾圧接当するように構成した、
    ことを特徴とするエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置。
  4. 請求項1に記載のエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置において、
    前記各C形止め輪(8)の左右一対の止め輪操作爪(10)(10)のうちの一方の先端部分から前記ピン端面圧え部(11)を延出させ、このピン端面圧え部(11)の先端のピン端面接当部(11b)は、前記ピストンピン(7)のピン端面(9)の周方向に沿う形に形成するとともに、前記C形止め輪(8)の軸心を含む仮想平面(13)に対して交差する形に形成し、
    このピン端面接当部(11b)の基端側部分(11c)と先端側部分(11d)とは互いに、C形止め輪(8)よりもピストンピン(7)に近づく側と遠ざかる側との相反する方向に偏倚させて構成した、
    ことを特徴とするエンジン用ピストンのピストンピンの抜け止め装置。
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