JP2005104696A - 空気輸送粉粒体積込装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気輸送される粉粒体を伸縮シュートを通して貯蔵タンクへ投入する際に伸縮シ
ュートへの空気量を少なくできるようにする。
【解決手段】伸縮可能な内筒9と外筒11にて形成される二重筒構造の伸縮シュート6の
内筒9の上端部にサイクロン25の粉粒体出口26を接続する。サイクロン25に空気輸
送ライン1を接続する。サイクロン25の空気排出管29を排気ライン32を介し集塵機
31に接続する。外筒11に接続した空気抜出ライン22を排気ライン32に接続する。
空気輸送ライン1内を空気輸送される粉粒体2を、サイクロン25で搬送用空気27と分
離させた後、伸縮シュート6の内筒9を通して輸送車両の貯蔵タンク4へ落下投入させる
。投入される粉粒体2と置換される貯蔵タンク4内の空気8は、伸縮シュート6の内外筒
間の空気抜出流路12、空気抜出ライン22を経て排気ライン32へ導き、搬送用空気2
7と一緒に集塵機31で集塵処理させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気輸送される粉粒体を貯蔵タンク付き輸送車両等の貯蔵タンクへ直接積み
込むために用いる空気輸送粉粒体積込装置に関するものである。
たとえば、セメントプラントにおいては、焼成した粉粒体状のセメントを、タンクロー
リ等の貯蔵タンク付きの輸送車両によって搬送する場合がある。
このように、輸送車両に装備された貯蔵タンクへ粉粒体の積み込みを行なう場合に用い
る粉粒体積込装置は、受け入れ側となる輸送車両の貯蔵タンクの投入口の高さ位置が車両
ごとに異なるため、図2にその一例の概略を示す如く、空気輸送ライン1を通して空気輸
送される粉粒体2を受け入れて一旦貯留できるようにしてあるタンク3を、下方に貯蔵タ
ンク4付きの輸送車両が進入可能となる所要高さ位置に配置して、図示しない支持架台に
て支持させて設け、且つ上記タンク3の下端の開閉器5aを備えた排出口5の下側に、上
下方向の長さ寸法を伸縮できるようにした伸縮シュート6を接続してなる構成として、伸
縮シュート6の長さ寸法を変えて該伸縮シュート6の下端の粉粒体排出口7の高さ位置を
調整することにより、上記輸送車両ごとの貯蔵タンク4の投入口4aの高さ位置の変化に
対応できるようにしてある。
又、上記輸送車両の貯蔵タンク4へ粉粒体2を積み込むときには、投入される粉粒体2
と置換される上記貯蔵タンク4内の空気8を速やかに抜き出す必要があることから、上記
伸縮シュート6は、上下方向に伸縮でき且つ上端部を上記タンク3の排出口5に接続して
、該タンク3より受け入れた粉粒体2を内側の粉粒体通路10を通して下方へ導いて粉粒
体排出口7となる下端開口部より排出させるようにしてある内筒9と、該内筒9の外周に
、内筒9の伸縮に追従して伸縮できるように取り付けた外筒11とからなる二重筒構造と
してあり、上記タンク3の排出口5より内筒9内の粉粒体通路10を通して導かれる粉粒
体2を、輸送車両の貯蔵タンク4へ落下投入するときに、該投入される粉粒体2と置換さ
れる上記貯蔵タンク4内の空気8を、上記内筒9と外筒11との間に形成した空気抜出流
路12を通して外部へ抜き出すことができるようにしてある。
上記伸縮シュート6の具体的構成としては、たとえば、以下のようなものが従来提案さ
れている。すなわち、上端部の内径よりも下端部の外径が小さくなるよう下方に向けて縮
径するコーン型の円筒体13を、同軸心上に並ぶよう上下方向に多数配置して、該各円筒
体13を、各々上端部外周の周方向所要間隔個所に突設してある支持片14を介して上下
方向に延びるワイヤ15の所要間隔個所に順次吊下げて内筒9を形成している。更に、粉
粒体排出口7となる内筒9の最下位置にある円筒体13は、その外周に、外筒部材16が
、図示しない放射方向の連結部材を介し一体に取り付けられて二重筒構造としてあり、外
筒部材16には、上記外筒11、たとえば、ベローズ構造として伸縮自在としてある外筒
11の下端部が取り付けてある。又、上記外筒部材16の外周部に設けたアーム部材17
には、伸縮シュート6の上端部付近に支持部材18を介し設置したウインチ19のドラム
に巻き付けてあるワイヤ20の先端部が接続してある。かかる構成により、上記ウインチ
19にてワイヤ20を巻き出すと、上記外筒部材16と一体に内筒9の最下位置の円筒体
13を自重により下降させて内筒9の全長、すなわち、伸縮シュート6の全長を、ワイヤ
15が伸びきる寸法まで伸長させることができるようにしてある。一方、ウインチ19に
てワイヤ20を巻き取ることにより、上記外筒部材16と一体に最下位置の円筒体13を
引き上げ、ワイヤ15に吊られた各円筒体13を下から順に重ねるようにして該各円筒体
13同士の間隔を縮めることで、内筒9の全長と一致する伸縮シュート6の全長を収縮さ
せることができるようにしてある(たとえば、特許文献1参照)。
なお、上記タンク3には、図示しない脱気装置を接続して、空気輸送ライン1を経て空
気輸送されてタンク3に受け入れられる粉粒体2を、脱気した状態でタンク3内に貯留で
きるようにしてある。21は外筒の上端部に空気抜出ライン22を介し接続した集塵機、
23は上記集塵機21の下流側に設けた集塵ファンである。
上記構成としてある粉粒体積込装置を用いて輸送車両の貯蔵タンク4へ粉粒体の積み込
みを行なう場合には、空気輸送ライン1を通して空気輸送される粉粒体2を、開閉器5a
により排出口5を閉じた状態のタンク3内へ受けて一旦貯留させると共に、該タンク3に
接続された脱気装置により上記タンク3内に貯留される粉粒体2を脱気させるようにして
おく。又、ウインチ19によりワイヤ20を巻き取った状態として伸縮シュート6の全長
を収縮させた状態としておく。この状態にて、上記タンク3の下方位置に輸送車両の貯蔵
タンク4の投入口(開口部)4aが配置されると、ウインチ19よりワイヤ20を巻き出
して伸縮シュート6を伸長させ、該伸縮シュート6の下端の外筒部材16を上記輸送車両
の貯蔵タンク4の投入口4aに嵌合させるようにする。その後、集塵ファン23を稼動さ
せた状態にて開閉器5aを操作してタンク3の排出口5を開放させ、タンク3内に貯留さ
れている粉粒体2を、上記排出口5より伸縮シュート6の内筒10内に形成してある粉粒
体通路10へ導き、該粉粒体通路10を経て輸送車両の貯蔵タンク4内へ落下投入させる
ようにする。この際、落下投入される粉粒体2と置換される上記貯蔵タンク4内の空気8
は、伸縮シュート6の最下位置の円筒体13と外筒部材16との間を通して内外筒間に形
成してある空気抜出流路12へ抜き出された後、該空気抜出流路12内にて上方へ導かれ
、その後、空気抜出ライン22を通して集塵機21に導かれ、含まれる粉粒体2のダスト
を集塵してクリーンな空気としてから外部へ排出させられることになる。
なお、上記伸縮シュート6の内筒9としては、図2に示した如く、ワイヤ15に吊られ
たコーン型の円筒体13同士の間隔を変化させることで全長を伸縮できるようにした形式
のものに代えて、図3に示す如く、順次径の異なる多数の円筒24を、内外方向に隣接す
る円筒24同士が軸心方向にスライドできるように繋いだ構成として、この内外方向に隣
接する円筒24同士のスライド量を変化させることで全長を伸縮できるようにしたテレス
コピック形式の内筒9aも従来提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開平8−301417号公報 特開平11−79415号公報
ところが、上記従来の粉粒体積込装置では、輸送車両の貯蔵タンク4への積み込みを行
なう位置の上方に、空気輸送される粉粒体2を一旦貯留するためのタンク3を設けなけれ
ばならず、したがって、該タンク3の設置位置の下方でしか粉粒体2の積み込み作業を行
うことができないというのが実状である。又、上記タンク3には、脱気装置等を付設しな
ければならないという問題もある。
そのために、空気輸送される粉粒体2を、上記タンク3へ一旦貯留することなく輸送車
両の貯蔵タンク4へ直接積み込むことができるようにして、上記タンク3を省略できるよ
うにすることが望まれていた。
このように、上記タンク3を省略できるようにするための手法としては、たとえば、図
2に示したと同様の伸縮シュート6を、輸送車両への積み込みを行なう位置の上方に、上
端部を図示しない固定部側に固定した状態で設置すると共に、該伸縮シュート6の内筒9
の上端部に、粉粒体2の空気輸送ライン1を直接接続するようにすることが考えられる。
しかし、この場合には、上記空気輸送ライン1から粉粒体2とともに搬送用の空気が伸
縮シュート6の内筒9内側の粉粒体通路10を経て輸送車両の貯蔵タンク4内へ一旦導か
れることになり、貯蔵タンク4内へ導かれた搬送用の空気は、投入される粉粒体2と置換
される貯蔵タンク4内の空気8と一緒に、内外筒間の空気抜出流路12を経て空気抜出ラ
イン22や集塵機21へ送られるようになる。そのため、上記粉粒体2の搬送用空気をも
通すようにするために、粉粒体通路10の断面積及び空気抜出流路12の断面積を大きく
する必要が生じ、この結果、伸縮シュート6の内筒9及び外筒11の径をそれぞれ太く設
定する必要が生じて伸縮シュート6が大型化するという問題がある。
そこで、本発明は、伸縮シュートを大型化させることなく空気輸送した粉粒体を直接輸
送車両の貯蔵タンクの如き貯蔵タンクへ積み込むことができる空気輸送粉粒体の積込装置
を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、粉粒体を通過させて貯蔵タンクへ投入させるよ
うにする粉粒体通路と、該通路の外側に貯蔵タンク内から排出される空気を通過させる空
気抜出流路とを有する伸縮シュートの上端部に、サイクロンの下端の粉粒体出口を接続す
るように設置し、且つ該サイクロンに空気輸送ラインを接続して、粉粒体を搬送用空気よ
り分離して伸縮シュート内を落下させるようにした構成とする。
又、サイクロンに設けた空気排出管を排気ライン上の集塵機に接続し、貯蔵タンク内よ
り搬出される空気とともに搬送用空気を集塵処理するようにした構成とする。
本発明の空気輸送粉粒体積込装置によれば、以下の如き優れた効果を発揮する。
(1)粉粒体を通過させて貯蔵タンクへ投入させるようにする粉粒体通路と、該通路の外
側に貯蔵タンク内から排出される空気を通過させる空気抜出流路とを有する伸縮シュート
の上端部に、サイクロンの下端の粉粒体出口を接続するように設置し、且つ該サイクロン
に空気輸送ラインを接続して、粉粒体を搬送用空気より分離して伸縮シュート内を落下さ
せるようにした構成としてあるので、空気輸送ラインを通して空気輸送される粉粒体は、
サイクロン内にて搬送用空気と分離後に該サイクロンの下端より伸縮シュートの粉粒体通
路へ導かれ、該粉粒体通路を経て上記伸縮シュートの下端側に接続してある貯蔵タンクへ
落下投入させることができる。この際、伸縮シュート内に吹き込まれる空気量は低減され
るため、発塵を防止することができる。
(2)上記(1)により、貯蔵タンクへの粉粒体積み込み位置の上方に、空気輸送される
粉粒体を一旦貯留するためのタンクを設ける必要をなくすことができる。
(3)伸縮シュート内を通して貯蔵タンク内へ吹き込まれる空気量の低減に伴い、粉粒体
の空気輸送に供した搬送用空気を流通させることを考慮しなくてよいため、粉粒体通路を
、それぞれ下方の貯蔵タンクへの積み込みを行なう粉粒体量に見合う断面積とし、且つ空
気抜出流路を、上記粉粒体通路を通して貯蔵タンクへ投入される粉粒体と置換される空気
量に見合う断面積とすることができて、伸縮シュートを大型化させる必要をなくすことが
できる。
(4)サイクロンに設けた空気排出管を排気ライン上の集塵機に接続し、貯蔵タンク内よ
り搬出される空気とともに搬送用空気を集塵処理するようにした構成とすることにより、
貯蔵タンクへ投入される粉粒体と置換される該貯蔵タンク内の空気を、サイクロンまでの
粉粒体の空気輸送に供した搬送用空気と一緒に集塵処理することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の空気輸送粉粒体積込装置の実施の一形態を示すもので、図2に示したと
同様の構成としてある伸縮シュート6の内筒9の上端部に、粉粒体分離用のサイクロン2
5の下端の粉粒体出口26を連通接続して、該サイクロン25の上端部に空気輸送ライン
1を接続し、上記空気輸送ライン1を通して空気輸送される粉粒体2を、上記サイクロン
25内にて搬送用空気27と分離させた後、該サイクロン25の粉粒体出口26より伸縮
シュート6の内筒9内に形成してある粉粒体通路10を経て貯蔵タンク4内へ導入させる
ようにする。
詳述すると、上記サイクロン25は、上端部の周壁に接線方向に接続した空気輸送ライ
ン1より送られて来る粉粒体2と搬送用空気27とを分離室28で分離させ、該分離室2
8で分離された空気27を頂部に貫通させて設けた空気出口としての空気排出管29より
上方へ排出させるようにし、又、上記分離室28で分離された粉粒体2を、下端に設けた
粉粒体出口26に向けて徐々に縮径する円錐部30内を落下させるようにしてある。
又、上記サイクロン25の空気排出管29の上端部は、集塵機31に排気ライン32を
介し接続して、サイクロン25より排出された空気27を集塵機31に導くようにする。
上記集塵機31は、下流側の排気ライン32を介して集塵ファン33に接続してあり、該
集塵ファン33を運転することにより、空気輸送ライン1を通して粉粒体2を搬送させる
搬送用空気27を誘引通風できるようにしてあり、上記サイクロン25にて粉粒体2を分
離した後の搬送用空気27を、上記排気ライン32を経て集塵機31へ導いて集塵処理し
た後、クリーンな空気として外部へ排気できるようにする。
更に、伸縮シュート6の外筒11の上端部に一端側を接続させた空気抜出ライン22の
他端側を、上記空気排出管29と集塵機31とを接続する排気ライン32の途中位置に接
続し、輸送車両の貯蔵タンク4内で粉粒体2と置換されて上記伸縮シュート6の空気抜出
流路12へ抜き出される空気8を、空気抜出ライン22を通して上記排気ライン32内に
導き、該排気ライン32を流通する搬送用空気27と一緒に集塵機31に導いて集塵処理
できるようにする。
その他の構成は図2に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある
上記構成としてある本発明の空気輸送粉粒体積込装置を用いて輸送車両の貯蔵タンク4
へ粉粒体2の積み込み作業を行なう場合は、先ず、ウインチ19にてワイヤ20を巻き取
ることにより全長を収縮させた状態の伸縮シュート6の下方位置に、輸送車両の貯蔵タン
ク4の投入口4aを配置させた後、ウインチ19によるワイヤ20の巻き出しを行わせて
伸縮シュート6を伸長させて、該伸縮シュート6の下端部に設けてある外筒部材16を、
上記輸送車両の貯蔵タンク4の投入口4aに嵌合させる。この状態において、集塵ファン
33を運転すると、該集塵ファン33により誘引通風される搬送用空気27の流れにより
空気輸送ライン1を通して粉粒体2の搬送が行われる。その後、上記空気輸送ライン1内
を搬送用空気27にて搬送される粉粒体2がサイクロン25に導かれると、該サイクロン
25の分離室28内にて遠心力により搬送用空気27と粉粒体2は分離され、粉粒体2は
該分離室28の外周部へ集められて、自重により円錐部30に沿い落下させられて、粉粒
体出口26より落下排出される。該サイクロン25の粉粒体出口26より排出される粉粒
体2は、その後、伸縮シュート6の内筒9内に形成してある粉粒体通路10を通して輸送
車両の貯蔵タンク4まで導かれ、投入口4aより該貯蔵タンク4内へ投入され、これによ
り該貯蔵タンク4への粉粒体2の積み込みが行なわれる。
一方、上記サイクロン25にて粉粒体2と分離された搬送用空気27は、空気排出管2
9より排気ライン32へ排出され、集塵機31へ導かれて集塵処理されてクリーンな空気
とされた後、外部へ排出される。
上記において、上記輸送車両の貯蔵タンク4への粉粒体2の投入時に、投入される粉粒
体2と置換される上記貯蔵タンク4の空気8は、伸縮シュート6の空気抜出流路12、空
気抜出ライン22を経て排気ライン32へ導かれ、該排気ライン32を流通して集塵機3
1へ導かれる搬送用空気27に混入されて、該搬送用空気27と一緒に集塵機31にて集
塵処理されてクリーンな空気とされてから外部へ排出される。
このように、本発明の空気輸送粉粒体積込装置によれば、空気輸送ライン1を通して搬
送用空気27により空気輸送される粉粒体2を、サイクロン25にて搬送用空気27と分
離してから伸縮シュート6に直接導くことができ、従来の粉粒体積込装置に要していた如
き粉粒体2を一旦貯留するためのタンク3を不要にできる。このため、粉粒体2の貯蔵部
より遠隔個所であっても、本発明の空気輸送粉体積込装置を設置することにより輸送車両
の貯蔵タンク4への粉粒体2の積み込みを容易に実施することが可能となる。
しかも、上記サイクロン25にて搬送用空気27と分離させた後の粉粒体2を伸縮シュ
ート6へ導くようにしてあるため、該伸縮シュート6の粉粒体通路10や空気抜出流路1
2に対し、上記粉粒体2の空気輸送に供した搬送用空気27を流通させることを考慮する
必要をなくすことができ、このため上記粉粒体通路10は、輸送車両の貯蔵タンク4へ積
み込みを行なう粉粒体2の量を通過させるのに見合う断面積とし、又、上記空気抜出流路
12は、粉粒体2の投入に伴い、投入される粉粒体2と置換される輸送車両の貯蔵タンク
4内の空気8の流量に見合う断面積を確保すればよいため、伸縮シュート6を従来の粉粒
体積込装置で用いていた伸縮シュート6と同様のサイズとすることができて、大型化する
ことを防止できる。
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、空気輸送すると共に、
輸送車両の貯蔵タンク4への積み込みを望む粉粒体2であれば、セメント以外の粉粒体2
の積込作業に適用してもよい。伸縮シュート6を介して粉粒体2を積み込むようにすると
共に、この積み込まれる粉粒体2と置換される空気8の抜き出しを行う必要がある貯蔵タ
ンクであれば、輸送車両の貯蔵タンク4以外の貯蔵タンクへの粉粒体2の積み込み作業に
適用してもよい。伸縮シュート6は、内側に粉粒体通路10を形成した伸縮自在な内筒9
と、該内筒9との間にて空気抜出流路12を形成でき且つ上記内筒9の伸縮に追従して伸
縮できるようにした外筒11とからなる二重筒構造としてあれば、ワイヤ15に吊られた
コーン型の円筒体13同士の間隔を変化させることで全長を伸縮できるようにした形式の
内筒9に代えて、図3に示したように、順次径の異なる多数の円筒24を、内外方向に隣
接する円筒24同士を順次軸心方向へスライドさせることにより全長を伸縮できるように
したテレスコピック形式の内筒9a等を採用するようにしてもよく、又、外筒11もテレ
スコピック形式とする等、ベローズ以外の形式の外筒を採用してもよい。伸縮シュート6
の内筒9及び外筒11の断面形状は、楕円、矩形、多角形等、円形以外の形状としてもよ
いこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。
本発明の空気輸送粉粒体積込装置の実施の一形態を示す概略切断側面図である。 従来用いられている粉粒体積込装置の一例を示す概略切断側面図である。 従来用いられている他の形式の伸縮シュートを示す概略切断側面図である。
符号の説明
1 空気輸送ライン
2 粉粒体
6 伸縮シュート
9,9a 内筒
10 粉粒体通路
11 外筒
12 空気抜出流路
22 空気抜出ライン
25 サイクロン
26 粉粒体出口
27 搬送用空気
29 空気排出管
31 集塵機
32 排気ライン

Claims (2)

  1. 粉粒体を通過させて貯蔵タンクへ投入させるようにする粉粒体通路と、該通路の外側に
    貯蔵タンク内から排出される空気を通過させる空気抜出流路とを有する伸縮シュートの上
    端部に、サイクロンの下端の粉粒体出口を接続するように設置し、且つ該サイクロンに空
    気輸送ラインを接続して、粉粒体を搬送用空気より分離して伸縮シュート内を落下させる
    ようにしたことを特徴とする空気輸送粉粒体積込装置。
  2. サイクロンに設けた空気排出管を排気ライン上の集塵機に接続し、貯蔵タンク内より搬
    出される空気とともに搬送用空気を集塵処理するようにした請求項1記載の空気輸送粉粒
    体積込装置。
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