JP2012116611A - 粉体供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】粉体を貯留するホッパ部1と、このホッパ部1内の粉体が落ち入る上室部2と、この上室部2内の粉体が落ち入る下室部3と、この下室部3内の粉体を切り出す切出し手段4と、が備えられた粉体供給装置であって、上室部2は、横長状で、かつ長手方向中央部に粉体排出口2Bが形成されており、この粉体排出口2Bを挟んだ一方側及び他方側に、上室部2内の粉体を粉体排出口2Bまで移動する粉体移動手段が、それぞれ設けられている。
【選択図】図3
Description
まず、ホッパ部や上室部の容積を増やすために当該ホッパ部や上室部の高さを高くすると粉体供給装置全体の高さも高くなるため、ホッパ部内に粉体を投入するために使用するサイロの高さも高くする必要が生じる。しかるに、サイロが所定の高さ(例えば、8m。)を超えると、別途、行政上の届け出等が必要になり、施工期間等に影響が生じる可能性がある。
〔請求項1記載の発明〕
粉体を貯留するホッパ部と、このホッパ部内の粉体が落ち入る上室部と、この上室部内の粉体が落ち入る下室部と、この下室部内の粉体を切り出す切出し手段と、が備えられた粉体供給装置であって、
前記上室部は、横長状で、かつ長手方向中央部に粉体排出口が形成されており、
この粉体排出口を挟んだ一方側及び他方側に、前記上室部内の粉体を前記粉体排出口まで移動する粉体移動手段が、それぞれ設けられている、
ことを特徴とする粉体供給装置。
上室部を横長状とすることによって、高さを高くすることなく容積を増やすことができ、供給能力を向上させることができる。また、長手方向中央部に粉体排出口を形成し、この粉体排出口を挟んだ一方側及び他方側に、上室部内の粉体を当該粉体排出口まで移動する粉体移動手段をそれぞれ設けることによって、粉体のブリッジや固着等が生じ易くなるのを防止することができる。
前記上室部が横長円筒状とされ、
前記移動手段が前記上室部の軸心回りに回転する掻き寄せ羽根で構成され、
前記上室部の長手方向中央部に上方へ突出する筒状体が設けられ、この筒状体が前記上室部の粉体供給口を構成し、
前記筒状体内に前記ホッパ部と前記上室部とを仕切る上側弁装置が、前記下室部内に前記上室部と前記下室部とを仕切る下側弁装置が、それぞれ設けられている、
請求項1記載の粉体供給装置。
上室部を横長円筒状とし、移動手段を上室部の軸心回りに回転する掻き寄せ羽根で構成すると、極めて簡易な構成でありながら上室部内の粉体を粉体排出口まで確実に移動することができる。また、上室部の長手方向中央部に上方へ突出する筒状体を設け、この筒状体が上室部の粉体供給口を構成するものとし、当該筒状部内にホッパ部と上室部とを仕切る上側弁装置を設け、下室部内に上室部と下室部とを仕切る下側弁装置を設けると、粉体排出口上にまで掻き寄せ羽根を位置させることができるようになる。結果、粉体を粉体排出口まで確実に移動することができるようになり、粉体の排出が確実に行われるようになる。
前記上側弁装置は、前記上室部の粉体供給口を閉じる上側皿部材と、この上側皿部材の下方に設けられ、かつ前記粉体供給口を横切る方向に延在する回動軸と、を有し、前記回動軸の回動に伴って前記上側皿部材が当該回動軸回りに回動して前記上室部の粉体供給口が開く構成とされ、
前記回動軸は、前記上側皿部材が前記上室部の粉体供給口を閉じた状態において、軸方向中央部が上方に偏在している、
請求項2記載の粉体供給装置。
ホッパ部と上室部とを仕切る上側弁装置がバタフライ弁によって構成されていると、上室部内が加圧されている状態において停電等が発生した際に、当該バタフライ弁が開いてしまう可能性がある。しかるに、上側弁装置が上室部の粉体供給口を閉じる上側皿部材と、この上側皿部材の下方に設けられた回動軸とで構成されていると、上側皿部材にかかる圧力が回動軸を中心とする回動力に変換される可能性がないため、上室部内が加圧されている状態において停電等が発生しても上側皿部材が開いてしまう可能性がない。なお、バタフライ弁は、通常、エアで制御されており、停電、故障等の際にエアが抜けると、弁の制御圧が低下して弁が開いてしまう。
一方、回動軸が粉体供給口を横切る方向に延在すると、上側皿部材が上室部の粉体供給口を開いた際に、当該回動軸上に粉体が積ってしまうため、粉体のブリッジや固着等が生じる可能性がある。しかるに、上側皿部材が上室部の粉体供給口を閉じた状態において、回動軸の軸方向中央部が上方に偏在していると、上側皿部材が上室部の粉体供給口を開いた状態においては、当該軸方向中央部が横方向に偏在した状態となる。したがって、回動軸上に粉体が積らなくなり、粉体のブリッジや固着等が生じるのが防止される。
前記下側弁装置は、前記下室部の粉体供給口を閉じる下側皿部材と、上下方向に伸縮し、かつ軸回りに回動する伸縮回動軸と、を有し、前記伸縮回動軸の伸張に伴って前記下側皿部材が下方に移動して前記下室部の粉体供給口を開き、前記伸縮回動軸の回動に伴って前記下側皿部材が当該伸縮回動軸回りに回動して前記下室部の粉体供給口の直下から外れる構成とされている、
請求項2又は請求項3記載の粉体供給装置。
伸縮回動軸の伸張に伴って下側皿部材が下方に移動して下室部の粉体供給口が開く構成とされていると、上室部内が加圧されていない状態においては、粉体供給口を閉じる下側皿部材に対して下方から上方へ大きな圧力がかかることになり、伸縮回動軸の伸張が行われ難くなる。したがって、上室部内が加圧されていない状態における意図しない弁の開放が防止される。また、伸縮回動軸の回動に伴って下側皿部材が当該伸縮回動軸回りに回動して下室部の粉体供給口の直下から外れる構成とされていると、下側皿部材上に粉体が積もらないため、粉体のブリッジや固着等が生じ難くなる。
前記筒状体の周壁に、前記上室部内の空気を排出する排気口が設けられている、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の粉体供給装置。
筒状体の周壁に上室部内の空気を排出する排気口が設けられていると、仮に上室部内に粉体が残っていたとしても、当該粉体が排気に伴って排出され難くなる。したがって、排気口に連結されるバグフィルタ等の除塵装置の負荷が軽減される。また、筒状体は上側弁装置の収納に利用されるものであり、排気口を設けるにあたって別途設けるものではないため、装置構成が簡易化される。
本形態の粉体供給装置は、図1〜3に示すように、サイロ等の貯留槽から投入口1Aを通してベントナイト等の粉体が投入(供給)されるホッパ部1と、このホッパ部1の下方に設けられた上室部2と、この上室部2の下方に設けられた下室部3と、この下室部3の下方に設けられた切出し手段たるテーブルフィーダ4と、ホッパ部1や上室部2、下室部3等を支持する支持フレーム5と、から主になる。
まず、粉体供給装置の始動時には、バタフライ弁7、上側弁装置8及び下側弁装置9を閉じた状態で、サイロ等から投入口1Aを通してホッパ部1内に粉体を投入する。この投入に際しては、上部ロードセル6Aによって粉体の投入量を計測し、粉体の投入量が所定量に達したら粉体の投入が自動的に停止するようにすると好適である。
Claims (5)
- 粉体を貯留するホッパ部と、このホッパ部内の粉体が落ち入る上室部と、この上室部内の粉体が落ち入る下室部と、この下室部内の粉体を切り出す切出し手段と、が備えられた粉体供給装置であって、
前記上室部は、横長状で、かつ長手方向中央部に粉体排出口が形成されており、
この粉体排出口を挟んだ一方側及び他方側に、前記上室部内の粉体を前記粉体排出口まで移動する粉体移動手段が、それぞれ設けられている、
ことを特徴とする粉体供給装置。 - 前記上室部が横長円筒状とされ、
前記移動手段が前記上室部の軸心回りに回転する掻き寄せ羽根で構成され、
前記上室部の長手方向中央部に上方へ突出する筒状体が設けられ、この筒状体が前記上室部の粉体供給口を構成し、
前記筒状体内に前記ホッパ部と前記上室部とを仕切る上側弁装置が、前記下室部内に前記上室部と前記下室部とを仕切る下側弁装置が、それぞれ設けられている、
請求項1記載の粉体供給装置。 - 前記上側弁装置は、前記上室部の粉体供給口を閉じる上側皿部材と、この上側皿部材の下方に設けられ、かつ前記粉体供給口を横切る方向に延在する回動軸と、を有し、前記回動軸の回動に伴って前記上側皿部材が当該回動軸回りに回動して前記上室部の粉体供給口が開く構成とされ、
前記回動軸は、前記上側皿部材が前記上室部の粉体供給口を閉じた状態において、軸方向中央部が上方に偏在している、
請求項2記載の粉体供給装置。 - 前記下側弁装置は、前記下室部の粉体供給口を閉じる下側皿部材と、上下方向に伸縮し、かつ軸回りに回動する伸縮回動軸と、を有し、前記伸縮回動軸の伸張に伴って前記下側皿部材が下方に移動して前記下室部の粉体供給口を開き、前記伸縮回動軸の回動に伴って前記下側皿部材が当該伸縮回動軸回りに回動して前記下室部の粉体供給口の直下から外れる構成とされている、
請求項2又は請求項3記載の粉体供給装置。 - 前記筒状体の周壁に、前記上室部内の空気を排出する排気口が設けられている、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の粉体供給装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2010-11-30 JP JP2010267729A patent/JP5769955B2/ja active Active
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