JP2005104486A - バッグインボックス装着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッグインボックス11を簡単に装着できるバッグインボックス装着装置23を提供する。
【解決手段】バッグインボックス11は飲料を封入したバッグ12を外箱13に収納しており、バッグ12の飲料を注出する接続口14の位置に対応して外箱13に開封部16を開封可能に設ける。バッグインボックス11の接続口14および開封部16を下方へ向けて載置部50に配置し、装着方向Fから装着位置へ移動させる。バッグインボックス11の移動により、外箱13の開封部16が載置部50の開封爪56に係合し、開封部16を開封する。開封部16を開封して下方に露出する接続口14が載置部50の接続口キャッチャ62に係合する。バッグインボックス11を載置部50の装着位置まで移動させた状態で、ノズル74を接続口14に接続して飲料を注出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、バッグインボックスを飲料ディスペンサなどに装着するバッグインボックス装着装置に関する。
従来、例えば、飲料ディスペンサなどでは、ミネラルウォータやジュースなどの飲料を供給するのに、飲料を封入するとともにこの封入した飲料を注出する接続口が設けられた可撓性を有するポリ袋などのバッグを、その接続口の位置に対応して開封可能とする開封部を有するダンボール製の外箱に収納したバッグインボックス(BIB)が用いることが知られている。
このバッグインボックスを飲料ディスペンサに装着する場合には、外箱の開封部を開封しやすいように上方に向けた状態で、外箱の開封部を剥ぎ取って開口させ、この開口部分から接続口を引っ張り出し、バッグインボックスを飲料ディスペンサ内の所定の装着位置に置き、飲料ディスペンサ側のノズルを接続口に接続している。
飲料ディスペンサのノズルを接続口に接続する方法としては、ノズルを接続口に螺合させて接続する方法、針状のノズルを接続口に突き刺して接続する方法などがある(例えば、特許文献1参照。)。また、外箱から突出する接続口を下方へ向けた状態で、バッグインボックスを飲料ディスペンサの所定の装着位置に載置することにより、バッグ内の飲料の重さで接続口を装着位置に固定配置されているノズルに接続する方法がある(例えば、特許文献2参照。)。
実開平6−27696号公報(第1頁、図5) 特開平9−240788号公報(第3頁、図1−3)
上述のように、外箱内にバッグおよび接続口を収納した構造のバッグインボックスを装着する場合には、外箱の開封部を開封しやすいように上方に向けた状態で、バッグの接続口を露出させるために外箱の開封部を剥ぎ取って開口させ、その開口部分から接続口を引っ張り出す作業をしてから、バッグインボックスを飲料ディスペンサの装着位置に置いて飲料ディスペンサ側のノズルを接続口に接続する必要があり、バッグインボックスの装着に煩雑な作業を要する問題がある。
また、飲料ディスペンサのノズルを接続口に接続する工程では、外箱から突出する接続口を下方へ向けた状態で、バッグインボックスを飲料ディスペンサの所定の装着位置に載置することにより、バッグ内の飲料の重さで接続口を装着位置に固定配置されているノズルに接続させ、作業者の手が接続口やノズルに触れないで済むようにした構成もあるが、外箱内にバッグおよび接続口を収納した構造のバッグインボックスを使用する場合には、外箱の開封部を剥ぎ取って開口させた開口部分から接続口を引っ張り出すときに、接続口に作業者の手が触れるので、作業者の手の十分な洗浄や殺菌を予め必要とし、この点でもバッグインボックスの装着が煩雑になっていた。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、バッグインボックスを飲料ディスペンサなどに簡単に装着できるバッグインボックス装着装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のバッグインボックス装着装置は、飲料を封入するとともに封入した飲料を注出する接続口が設けられた可撓性を有するバッグをその接続口の位置に対応して開封可能とする開封部を有する外箱に収納したバッグインボックスが、その接続口および開封部を下方へ向けて配置した状態で、所定の装着方向から装着位置に移動させて載置される載置部と、この載置部に設けられ、前記バッグインボックスの外箱を載置部上で所定の装着方向から装着位置に移動させるときに外箱の開封部に係合してその開封部を開封させる開封爪と、前記バッグインボックスの外箱を載置部の装着位置まで移動させた状態で、前記開封爪で開封部が開封されて下方に露出する接続口に接続されて飲料を注出する注出手段とを具備しているものである。
そして、この構成では、バッグインボックスの外箱を載置部上で所定の装着方向から装着位置に移動させるだけで、載置部に設けた開封爪が外箱の開封部に係合してその開封部が自動的に開封されるとともに、この開封部の開封で下方に露出する接続口に注出手段が接続され、バッグインボックスが簡単に装着される。
請求項2記載のバッグインボックス装着装置は、請求項1記載のバッグインボックス装着装置において、バッグインボックスを載置部上で所定の装着方向から装着位置に移動させるときに、開封爪で開封部が開封されて下方に露出する接続口が係合してその接続口を保持する接続口キャッチャを具備しているものである。
そして、この構成では、バッグインボックスを載置部上で所定の装着方向から装着位置に移動させるときに、開封爪で開封部が開封されて下方に露出する接続口が接続口キャッチャに係合し、その接続口キャッチャで接続口を保持するため、接続口に注出手段が確実に接続される。
請求項3記載のバッグインボックス装着装置は、請求項1または2記載のバッグインボックス装着装置において、注出手段は、接続口に接続されてバッグ内の飲料を注出するノズル、このノズルを接続口に接続する上昇位置と接続口から下方へ離反する下降位置との間で上下方向に移動させるノズル上下動機構、およびこのノズル上下動機構を操作してノズルを上下方向に移動させるとともにノズルの上昇位置で係止可能とする操作部を有しているものである。
そして、この構成では、注出手段の操作部により、ノズル上下動機構を介して、ノズルを接続口に接続する上昇位置と接続口から下方へ離反する下降位置とに移動され、ノズルの上昇位置では操作部を係止することによってノズルが接続口に接続した状態に保持される。
請求項4記載のバッグインボックス装着装置は、請求項3記載のバッグインボックス装着装置において、下降位置のノズルの上側を覆う覆い位置とノズルの上下方向の移動を許容する退避位置との間で揺動可能に設けられた蓋体、載置部上で所定の装着方向から装着位置に移動されるバッグインボックスで押動される押動部、この押動部が押動されたときに前記蓋体を覆い位置から退避位置へ揺動させるリンク機構、および蓋体を覆い位置へ向けて付勢する付勢手段を有するノズル覆い手段を具備しているものである。
そして、この構成では、載置部上で所定の装着方向から装着位置に移動するバッグインボックスで押動部を押動することにより、リンク機構を介して、蓋体を下降位置のノズルの上側を覆う覆い位置からノズルの上下方向の移動を許容する退避位置に揺動させ、また、バッグインボックスを装着方向に対し反対方向に移動させて押動部の押動を解除することにより、付勢手段の付勢によって、蓋体を許容位置から覆い位置に揺動させるため、バッグインボックスを外しているときには蓋体でノズルが確実に覆われ、しかも、蓋体の揺動構造およびリンク機構により、押動部の少しの移動量で蓋体が覆い位置と退避位置との間を揺動するように設定することが可能となるため、バッグインボックスが装着位置に達する直前位置で押動部を押動しても蓋体が退避位置に移動するとともにバッグインボックスが装着位置から少し移動すれば押動部の押動が解除されて蓋体が覆い位置に移動し、バッグインボックスの移動中のノズルの露出が少なくなる。
請求項1記載のバッグインボックス装着装置によれば、バッグインボックスの外箱を載置部上で所定の装着方向から装着位置に移動させるだけで、載置部に設けた開封爪が外箱の開封部に係合してその開封部を自動的に開封させることができるとともに、この開封部の開封で下方に露出する接続口に注出手段を接続することができ、バッグインボックスを簡単に装着できる。
請求項2記載のバッグインボックス装着装置によれば、請求項1記載のバッグインボックス装着装置の効果に加えて、バッグインボックスを載置部上で所定の装着方向から装着位置に移動させるときに、開封爪で開封部が開封されて下方に露出する接続口が接続口キャッチャに係合し、その接続口キャッチャで接続口を保持するため、接続口に注出手段を確実に接続できる。
請求項3記載のバッグインボックス装着装置によれば、請求項1または2記載のバッグインボックス装着装置の効果に加えて、注出手段の操作部により、ノズル上下動機構を介して、ノズルを接続口に接続する上昇位置と接続口から下方へ離反する下降位置とに移動させることができ、ノズルの上昇位置では操作部を係止することによってノズルを接続口に接続した状態に保持できる。
請求項4記載のバッグインボックス装着装置によれば、請求項3記載のバッグインボックス装着装置の効果に加えて、載置部上で所定の装着方向から装着位置に移動するバッグインボックスで押動部を押動することにより、リンク機構を介して、蓋体を下降位置のノズルの上側を覆う覆い位置からノズルの上下方向の移動を許容する退避位置に揺動させ、また、バッグインボックスを装着方向に対し反対方向に移動させて押動部の押動を解除することにより、付勢手段の付勢によって、蓋体を許容位置から覆い位置に揺動させるため、バッグインボックスを外しているときには蓋体でノズルを確実に覆うことができ、しかも、蓋体の揺動構造およびリンク機構により、押動部の少しの移動量で蓋体が覆い位置と退避位置との間を揺動するように設定することが可能となるため、バッグインボックスが装着位置に達する直前位置で押動部を押動しても蓋体を退避位置に移動できるとともにバッグインボックスが装着位置から少し移動すれば押動部の押動を解除して蓋体を覆い位置に移動でき、バッグインボックスの移動中のノズルの露出を少なくできる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図9には、バッグインボックス(BIB)11を示し、このバッグインボックス11は、飲料としてミネラルウォータなどの飲料水が封入されるポリ袋などの可撓性を有するバッグ12が、段ボール製の外箱13に収納されて構成されている。バッグ12には封入された飲料を注出するための接続口14が設けられ、外箱13には接続口14の位置に対応して例えばミシン目などの切取線15を介して開封可能とする開封部16が形成されている。図1に示すように、外箱13内には接続口14に対応する面側に段ボール製の中敷17が配置され、この中敷17に接続口14が挿通される挿通孔17aが形成されている。接続口14は、筒状に形成され、バッグ12側の基端部に中敷17に係合するフランジ14aが形成され、中敷17の挿通孔17aを挿通した先端部にフランジ14bが形成され、接続口14内の基端側には開封可能とする封止部14cが形成されている。
図8には、例えば給茶機などの飲料提供装置21の前面扉を外した状態を示し、この飲料提供装置21は、縦長の箱形で前面を開口した機体22を有し、この機体22の前面を開閉する図示しない前面扉が開閉可能に取り付けられている。この飲料提供装置21では、バッグインボックス11を用い、このバッグインボックス11から供給される飲料水で飲料を調合する。
機体22の内部は上部側と下部側とに区画され、機体22の下部側には、バッグインボックス11を装着するバッグインボックス装着装置23が配設され、このバッグインボックス装着装置23の下側に予備のバッグインボックス11を収納する予備収納部24が形成されている。
機体22の上部側には、バッグインボックス装着装置23に装着されたバッグインボックス11から供給される飲料水を所定温度に沸き上げて貯湯するとともに貯湯した湯を供給する湯タンク25、バッグインボックス11から供給される飲料水を冷却して冷水を供給する冷水機ユニット26、湯タンク25または冷水機ユニット26からの湯または冷水などの湯水(以下、湯または冷水などを湯水という)と飲料原料とを混合して飲料を調合する飲料混合装置27、カップが載置されこのカップ内に飲料混合装置27で調合された飲料を注出する注出部28が配設されている。注出部28は、機体22の前面左右方向の3箇所にカップの載置位置があり、右側が飲料混合装置27で調合された飲料が注出され、中央および左側が湯タンク25および冷水機ユニット26からの湯および冷水がそれぞれ注出される。
バッグインボックス装着装置23に装着されたバッグインボックス11の飲料水を湯タンク25または冷水機ユニット26に供給する供給手段は、図示していないが、バッグインボックス装着装置23に装着されたバッグインボックス11から湯タンク25または冷水機ユニット26へ飲料水を送るための供給配管、この供給配管を通じてバッグインボックス11のバッグ12内の飲料水を吸引して湯タンク25または冷水機ユニット26へ送るポンプ、および供給配管を流れる飲料水の流量を測定する流量計などを有している。
飲料混合装置27は、機体22側に取り付けられた本体部(ロートレール)29を有し、この本体部29の上部には飲料原料を供給する原料供給ユニット30が配設され、本体部29の原料供給ユニット30の下側には飲料原料と湯水とを混合して注出するためのミキシングユニット31が配設され、本体部29のミキシングユニット31の側部位置にミキシングユニット31に湯を供給したときの湯気を排気して原料供給ユニット30などに付着するのを防止する排気装置32が配設されている。
次に、バッグインボックス装着装置23は、機体22の棚板41上に設けられており、この棚板41上に前後方向に移動可能に配置される台車42を有し、この台車42上にバッグインボックス11が装着されている。
図1および図4に示すように、台車42の下面左右両側には支持板45が取り付けられ、この支持板45に前後方向に移動させるための複数の車輪46が回転可能に取り付けられている。棚板41の上面左右両側には車輪46が前後方向に移動可能に配置されるガイドレール47が取り付けられ、これらガイドレール47の前端には台車42の前方への引出位置を規制する前ストッパ48が形成され、ガイドレール47の後端には台車42の後方への押込位置を規制するものであって台車42を所定の台車装着位置に位置決め規制する後ストッパ49が形成されている。したがって、台車42は、ガイドレール47の前ストッパ48と後ストッパ49とで規制される範囲内で前後方向に移動可能としている。
図1、図2および図4に示すように、台車42には、バッグインボックス11を載置する載置部50が形成され、この載置部50の左右両側から立ち上げられてバッグインボックス11の左右両側面を位置決めガイドするガイド部51が形成され、載置部50の後側から立ち上げられてバッグインボックス11の後面を載置部50上の所定の装着位置で位置決め規制する規制部52が形成され、載置部50の前側に台車42を引出操作する取手部53aを有する前面部53が形成されている。載置部50には、接続口14および開封部16を下方へ向けて載置部50の手前側に配置したバッグインボックス11が、装着方向Fである後方へ移動させることによって載置部50上の装着位置に載置される。
図1および図2に示すように、載置部50には、バッグインボックス11の外箱13を載置部50上で装着方向Fから載置部50上の装着位置に移動させるときに、外箱13の開封部16に係合してその開封部16を開封させる開封爪56が取り付けられている。この開封爪56は、載置部50に形成された孔部57の下面後側にねじ止めによって取り付けられる取付部58、および孔部57の左右両側から載置部50上に突出して外箱13の開封部16を開封する断面略L字形の両側の爪部59を有している。これら両側の爪部59の間隔は、バッグインボックス11の接続口14が通過できるように接続口14の直径より少し広く形成され、また、孔部57の左右の横幅は、外箱13の開封部16が挿通可能に開封部16の幅より少し広く形成されている。開封爪56には、爪部59の下部側に連続して載置部50の下方に突出するとともに下側が前方へ向けて湾曲されたガイド部60が形成されている。
載置部50には、開封爪56の後方位置に、バッグインボックス11を載置部50上で装着方向Fから載置部50上の装着位置に移動させるときに、開封爪56で開封部16が開封されて下方に露出する接続口14が係合してその接続口14を保持する接続口キャッチャ62が取り付けられている。この接続口キャッチャ62は、載置部50に形成された孔部63に下方から挿通されて取り付けられており、図3に示すように、孔部63の下面周縁にねじ止めによって取り付けられるフランジ部64、および孔部63に係合する筒部65を有し、筒部65の後部側の略半分に載置部50より上方に突出される立上部66が形成されている。この立上部66の上部には接続口14の先端側のフランジ14b上に係止する係止部67が形成され、この係止部67には接続口14の外周面に係合する係合溝68が形成されている。この接続口キャッチャ62のフランジ部64、筒部65および立上部66の後部側には切欠部69が形成されて開口され、また、図1および図2に示すように、載置部50の孔部63の後部側において載置部50から規制部52にかけて切欠部70が形成されて開口されている。
また、図1、図4および図6に示すように、棚板41上には、台車42の載置部50より下側域に、バッグインボックス11の外箱13をバッグインボックス装着装置23における正規の装着位置(台車42が台車装着位置にありかつバッグインボックス11が台車42の載置部50上の装着位置にある位置)つまりバッグインボックス11から飲料水を注出する注出位置まで移動させた状態で、開封爪59で開封部16が開封されて下方に露出する接続口14に接続されて飲料を注出する注出手段73が配設されている。この注出手段73は、接続口14に接続されてバッグ12内の飲料を注出するノズル74を有し、このノズル74は、棚板41に上下動可能に配置されたロッド75の上端に取り付けられており、接続口14の内側に挿入される筒状の口部76、この口部76の周囲から突設されて接続口14の先端に当接する当接部77、口部76の中心から上方に突出して接続口14の封止部14cを突き破って開封する突部78、封止部14cを開封することでバッグ12内から口部76と突部78との間に流出する飲料水を上述した供給手段の供給配管に送る配管接続部79が形成され、口部76の周囲には接続口14内に挿入された状態で接続口14との間を封止するパッキング80が取り付けられている。
ノズル74は、ノズル上下動機構81によって、接続口14に接続される上昇位置(接続位置)と接続口14から下方へ離反する下降位置(非接続位置)との間で上下方向に移動される。このノズル上下動機構81は、ノズル74の上下動に連動して揺動する揺動レバー82、およびこの揺動レバー82を揺動操作する操作レバー83を有している。揺動レバー82の中央部が棚板41に取り付けられた取付部材84の支軸85で揺動可能に支持され、この揺動レバー82の一端がロッド75に連結され、揺動レバー82の他端が操作レバー83の後端に回動可能に連結されている。操作レバー83の中央部が棚板41に取り付けられた取付部材86の支軸87で揺動可能に支持され、この操作レバー83の前端に操作部88が設けられている。この操作部88を下方から上方へ引き上げることによりノズル74が上昇位置に移動し、操作部88を上方から下方に押し下げることによりノズル74が下方位置に移動する。
操作部88は、棚板41上の前端近傍に配置され、台車42が前方の引出位置に移動しているときには台車42の下側に隠れ、図5に示すように、台車42が後方の台車装着位置に移動したときに台車42の前面部53に上下方向に形成されたスリット89を通じて前方へ突出され、そのスリット89内で上下方向に移動可能としている。スリット89の上端の側部には上方へ引き上げた操作部88を係合可能とする保持溝90が形成され、この保持溝90の下部側には保持溝90内に操作部88を係合した状態に保持する突起部91が突出形成されている。
また、図6に示すように、棚板41上には、台車42の載置部50より下側域に、下降位置のノズル74の上側を開閉可能に覆うノズル覆い手段94が配設されている。このノズル覆い手段94は、一端にノズル74の上側を覆う覆い部95が形成された蓋体96を有し、この蓋体96の他端が棚板41上に支軸97によって揺動可能に取り付けられ、すなわち蓋体96がノズル74の上側を覆う覆い位置(図6に2点鎖線で示す位置)とノズル74の上下方向の移動を許容する退避位置(図6に実線で示す位置)との間で揺動可能としている。
蓋体96の近傍には押動レバー98が支軸99によって揺動可能に軸支され、この押動レバー98の一端に台車42の載置部50上で装着方向Fから注出位置に移動されるバッグインボックス11で押動される押動部100が立設されている。図2および図4に示すように、台車42には、押動部100が載置部50上に突出してバッグインボックス11との接触を許容する切欠部101が形成されている。
図6において、蓋体96の他端と押動レバー98の他端とがリンク102によって連結されており、バッグインボックス11によって図6に2点鎖線位置から実線位置に押動部100が押動されたときに蓋体96を覆い位置から退避位置へ揺動させるリンク機構103が構成されている。蓋体96と棚板41との間には、蓋体96を覆い位置へ向けて付勢する付勢手段としてのスプリング104が張設されている。
そして、蓋体96の揺動構造およびリンク機構103により、押動部100の少しの移動量で蓋体96が覆い位置と退避位置との間を揺動するように設定されている。すなわち、バッグインボックス11が装着位置に達する直前位置で押動部100を押動して蓋体96が退避位置に移動し、バッグインボックス11が装着位置から少し移動すれば押動部100の押動を解除して蓋体96が覆い位置に移動し、バッグインボックス11の移動中のノズル74の露出が少なくなるように設定されている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
バッグインボックス11を台車42上に装着していない状態では、ノズル74が下降位置にあるとともに、スプリング104の付勢によって蓋体96が下降位置のノズル74の上側を覆う覆い位置(図6の2点鎖線位置)にあり、ノズル74に塵埃が付着するのを防止している。
そして、バッグインボックス11を装着するには、棚板41上の台車42を機体11内から引出位置に引き出し、この台車42の載置部50上でかつ開封爪56より前側位置に、接続口14および開封部16を下方へ向けたバッグインボックス11を載置する。
バッグインボックス11を後方の装着方向Fへ向けて移動させることにより、まず、台車42が棚板41上を移動し、台車42が後ストッパ49に当接して台車42の台車装着位置に位置決め停止される。台車42を台車装着位置に移動させることにより、注出手段73の操作部88が台車42の前面部53のスリット89を通じて前方へ突出する。
なお、台車42を引出位置に引き出すことによって飲料水の入ったバッグインボックス11を台車42の載置部50に容易に載置できるが、台車42を引き出さずにバッグインボックス11を台車42の載置部50に載置することもできる。
図7(a)に示すように、台車42が後ストッパ49で停止した後も継続してバッグインボックス11を後方の装着方向Fへ移動させることにより、バッグインボックス11の外箱13が台車42の載置部50上を摺動する。
図7(b)に示すように、台車42の載置部50上を後方の装着方向Fへ移動するバッグインボックス11の外箱13の開封部16が開封爪56の爪部59に引っ掛かり、この開封爪56の爪部59により切取線15に沿って開封部16が下方へ剥ぎ取られて開封されていく。剥ぎ取った開封部16の先端は、開封爪56のガイド部60で台車42の載置部50の孔部57から台車42の下側に導き、さらにこのガイド部60の下部側で前方へ導き、ガイド部60の後方に位置するノズル74に対して遮断する状態に保つ。
開封部16を開封することによって開口する外箱13の開口部13aには、中敷17の挿通孔17aを挿通している接続口14が露出し、この接続口14が接続口キャッチャ62に係合可能とする位置に位置する。
図7(c)に示すように、台車42の載置部50上を後方の装着方向Fへ移動するバッグインボックス11の接続口14が接続口キャッチャ62に係合し、この接続口14の先端側のフランジ14b上に接続口キャッチャ62の係止部67が係合し、接続口14が接続口キャッチャ62に保持される。そして、バッグインボックス11の外箱13が台車42の規制部52に当接する位置まで押し込むことにより、バッグインボックス11を載置部50上の装着位置に装着でき、この状態でバッグインボックス11をバッグインボックス装着装置23における正規の装着位置であってバッグインボックス11から飲料水を注出する注出位置に装着できる。
バッグインボックス11が注出位置に達する直前に、外箱13が台車42の切欠部101を通じて載置部50上に突出しているノズル覆い手段94の押動部100に当接し、この押動部100をスプリング104の付勢に抗して後方へ押すため、リンク機構103を介して蓋体96が覆い位置(図6の2点鎖線位置)から退避位置(図6の実線位置)に移動し、ノズル74の上側を開放して露出させる。露出したノズル74は、接続口14に真下の接続可能とする位置に位置する。
そして、台車42の前面部53のスリット89から前方へ突出している操作部88を上方へ引き上げることにより、操作レバー83および揺動レバー82の揺動を経て、図7(d)に示すように、ノズル74が上方へ移動し、このノズル74が接続口キャッチャ62で保持されている接続口14に接続される。すなわち、ノズル74の口部76が接続口14の内側に侵入し、口部76の中心から上方に突出する突部78が接続口14の封止部14cを突き破って接続口14を開封し、接続口14を開封することでバッグ12内から流出する飲料水が口部76内から配管接続部79に流れ、この配管接続部79に接続された供給手段の供給配管に送られ、供給手段による給水が可能となる。
上方へ引き上げた操作部88を保持溝90に係合して突起部91に引掛けることにより、ノズル74を接続口14に接続した状態を保持し、バッグインボックス11の装着完了となる。
そして、供給手段のポンプを作動させることにより、バッグインボックス11の飲料水を湯タンク25または冷水機ユニット26に供給する。
また、台車42上のバッグインボックス11の飲料水を使い切った後、バッグインボックス11を交換するために、空のバッグインボックス11を取り出すには、まず、台車42の前面部53のスリット89から前方へ突出している操作部88を保持溝90から外してスリット89内で下方へ移動させることにより、操作レバー83および揺動レバー82の揺動を経てノズル74が下降し、このノズル74が接続口14から外れて下方の下降位置に移動する。
台車42を前方の引出位置へ引き出す。これにより、外箱13による押動部100の後方への押動が解除されるので、スプリング104の付勢によって蓋体96が下降位置に移動したノズル74の上側を覆う。
台車42を引出位置に引き出した後、空のバッグインボックス11を台車42から前方へ取り出す。このとき、接続口14が接続口キャッチャ62から外れ、台車42の載置部50の孔部57内に導かれていた開封部16が引き出されて外箱13と一緒に取り出される。
このように、バッグインボックス装着装置23によれば、バッグインボックス11の外箱13を台車42の載置部50上で装着方向Fから装着位置に移動させるだけで、載置部50に設けた開封爪56が外箱13の開封部16に係合してその開封部16を自動的に開封させ、この開封部16の開封で手を触れることなく接続口14を下方へ露出させるため、この下方に露出する接続口14に注出手段73のノズル74を接続することができ、バッグインボックス11を簡単に装着できる。
しかも、バッグインボックス11を台車42の載置部50上で装着方向Fから装着位置に移動させるときに、この開封爪56で開封部16が開封されて下方に露出する接続口14が接続口キャッチャ62に係合し、その接続口キャッチャ62で接続口14を保持するため、接続口14に注出手段23のノズル74を確実に着脱できる。
また、注出手段23のノズル74は、操作部88の操作により、ノズル上下動機構81を介して、ノズル74を接続口14に接続する上昇位置と接続口14から下方へ離反する下降位置とに移動させることができ、ノズル74に手が触れずに接続口14に着脱できる。しかも、ノズル74の上昇位置では操作部88を係止することによってノズル74を接続口14に接続した状態に保持できる。
また、載置部50上で所定の装着方向Fから装着位置に移動するバッグインボックス11で押動部100を押動することにより、リンク機構103を介して、蓋体96を下降位置のノズル74の上側を覆う覆い位置からノズル74の上下方向の移動を許容する退避位置に揺動させ、また、バッグインボックス11を装着方向Fに対し反対方向に移動させて押動部100の押動を解除することにより、スプリング104の付勢によって、蓋体96を許容位置から覆い位置に揺動させるため、バッグインボックス11を外しているときには蓋体96でノズル74を確実に覆うことができる。しかも、蓋体96の揺動構造およびリンク機構103により、押動部100の少しの移動量で蓋体96が覆い位置と退避位置との間を揺動するように設定することができるため、バッグインボックス11が装着位置に達する直前位置で押動部100を押動しても蓋体96を退避位置に移動できるとともにバッグインボックス11が装着位置から少し移動すれば押動部100の押動を解除して蓋体96を覆い位置に移動でき、バッグインボックス11の移動中のノズル74の露出を少なくできる。
本発明の一実施の形態を示すバッグインボックス装着装置の装着状態の断面図である。 同上バッグインボックス装着装置の台車の斜視図である。 同上バッグインボックス装着装置の接続口キャッチャを示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 同上バッグインボックス装着装置の注出手段の斜視図である。 同上バッグインボックス装着装置の注出手段の操作部の斜視図である。 同上バッグインボックス装着装置のノズル覆い手段を示す斜視図である。 同上バッグインボックス装着装置によるバッグインボックスの装着動作を(a)〜(d)の順に説明する斜視図である。 同上バッグインボックス装着装置を適用した飲料提供装置の前面扉を外した状態の斜視図である。 同上バッグインボックス装着装置に用いるバッグインボックスの斜視図である。
符号の説明
11 バッグインボックス
12 バッグ
13 外箱
14 接続口
16 開封部
23 バッグインボックス装着装置
50 載置部
56 開封爪
62 接続口キャッチャ
73 注出手段
74 ノズル
81 ノズル上下動機構
88 操作部
94 ノズル覆い手段
96 蓋体
100 押動部
103 リンク機構
104 付勢手段としてのスプリング

Claims (4)

  1. 飲料を封入するとともに封入した飲料を注出する接続口が設けられた可撓性を有するバッグをその接続口の位置に対応して開封可能とする開封部を有する外箱に収納したバッグインボックスが、その接続口および開封部を下方へ向けて配置した状態で、所定の装着方向から装着位置に移動させて載置される載置部と、
    この載置部に設けられ、前記バッグインボックスの外箱を載置部上で所定の装着方向から装着位置に移動させるときに外箱の開封部に係合してその開封部を開封させる開封爪と、
    前記バッグインボックスの外箱を載置部の装着位置まで移動させた状態で、前記開封爪で開封部が開封されて下方に露出する接続口に接続されて飲料を注出する注出手段と
    を具備していることを特徴とするバッグインボックス装着装置。
  2. バッグインボックスを載置部上で所定の装着方向から装着位置に移動させるときに、開封爪で開封部が開封されて下方に露出する接続口が係合してその接続口を保持する接続口キャッチャを具備している
    ことを特徴とする請求項1記載のバッグインボックス装着装置。
  3. 注出手段は、接続口に接続されてバッグ内の飲料を注出するノズル、このノズルを接続口に接続する上昇位置と接続口から下方へ離反する下降位置との間で上下方向に移動させるノズル上下動機構、およびこのノズル上下動機構を操作してノズルを上下方向に移動させるとともにノズルの上昇位置で係止可能とする操作部を有している
    ことを特徴とする請求項1または2記載のバッグインボックス装着装置。
  4. 下降位置のノズルの上側を覆う覆い位置とノズルの上下方向の移動を許容する退避位置との間で揺動可能に設けられた蓋体、載置部上で所定の装着方向から装着位置に移動されるバッグインボックスで押動される押動部、この押動部が押動されたときに前記蓋体を覆い位置から退避位置へ揺動させるリンク機構、および蓋体を覆い位置へ向けて付勢する付勢手段を有するノズル覆い手段を具備している
    ことを特徴とする請求項3記載のバッグインボックス装着装置。
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