JP2007236685A - 給水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器31の口部を封止しているキャップを外さずに容器31内の飲料水を取り出して給水し、衛生的でかつ手間がかからず容易に給水できる給水装置41を提供する。
【解決手段】キャップによって口部が封止された飲料水入りの容器31を、そのキャップ側を下方へ向けて装着部51に装着する。操作部55のハンドル部67の操作により、装着部51に装着した容器31の口部を保持部56で保持し、容器31のキャップを給水パイプ52およびエアパイプ53が下方から突き破る。給水パイプ52を通じて容器31内の飲料水を流出させて給水する。エアパイプ53を通じて容器31内に空気を入れ、飲料水と空気とを置換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、キャップによって口部が封止された飲料水入りの容器内から飲料水を取り出して給水する給水装置に関する。
従来、飲料機器においては、機体内に飲料水を貯留する水タンクが配置され、この水タンクから湯を提供する湯タンクや冷水を提供する冷水ユニットに給水し、あるいは水タンク自体を冷却して所定温度の飲料水を提供している。
機体内に配置された水タンクに給水するには、別の容器に入れた飲料水を水タンクに給水する方法がある。その容器の一例として、一般に市販されているミネラルウォータ入りのペットボトルを使用する場合がある。このペットボトルを使用する場合には、ペットボトルの口部からキャップを外して開封し、その口部に専用キャップを取り付け、口部側を下方へ向けて飲料機器の機体の上面に設けられている給水部にペットボトルの専用キャップを嵌め込んで装着することにより、専用キャップが開き、ペットボトル内のミネラルウォータが流出して水タンクに給水している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−263961号公報(第3−5頁、図1)
しかしながら、ペットボトルから給水する場合には、キャップを外して開封するため、口部などに手が直接触れてしまうおそれがあり、衛生面のうえで好ましくない。
また、ペットボトルの口部を封止していたキャップを外して、専用キャップを取り付ける必要があり、手間がかかる問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、容器の口部を封止しているキャップを外さずに容器内の飲料水を取り出して給水することができ、衛生的でかつ手間がかからず容易に給水できる給水装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の給水装置は、飲料水入りの容器が着脱可能に装着される装着部と、この装着部に装着された容器を突き破って容器内の飲料水を流出させる給水パイプと、この給水パイプを装着部に装着された容器に対して移動可能に支持するパイプ支持部と、このパイプ支持部を介して前記給水パイプを容器へ向けて移動させる給水操作および給水パイプを容器から退避させる退避操作をする操作部とを具備しているものである。
請求項2記載の給水装置は、請求項1記載の給水装置において、パイプ支持部に支持され、装着部に装着された容器を突き破って容器内の飲料水と置換する空気を供給するエアパイプを具備しているものである。
請求項3記載の給水装置は、キャップによって口部が封止された飲料水入りの容器がそのキャップ側を下方へ向けて着脱可能に装着される装着部と、この装着部に装着された容器のキャップを下方から突き破って容器内の飲料水を流出させる給水パイプと、この給水パイプを装着部に装着された容器のキャップに対して移動可能に支持するパイプ支持部と、このパイプ支持部を介して前記給水パイプを容器のキャップへ向けて移動させる給水操作および給水パイプを容器のキャップから退避させる退避操作をする操作部とを具備しているものである。
請求項4記載の給水装置は、請求項3記載の給水装置において、パイプ支持部に支持され、装着部に装着された容器のキャップを下方から突き破って容器内の飲料水と置換する空気を供給するエアパイプを具備しているものである。
請求項5記載の給水装置は、請求項1または3記載の給水装置において、パイプ支持部は、装着部側に支持される支軸を支点として揺動可能とする揺動部を有し、給水パイプは、揺動部に支持され、先端部の揺動中心側が揺動外側より突出するように先端部が斜めに形成されているものである。
請求項6記載の給水装置は、請求項2または4記載の給水装置において、パイプ支持部は、装着部側に支持される支軸を支点として揺動可能とする揺動部を有し、給水パイプおよびエアパイプは、揺動部に支持され、先端部の揺動中心側が揺動外側より突出するように先端部が斜めに形成されているものである。
請求項7記載の給水装置は、請求項3または4記載の給水装置において、操作部の給水操作に連動して装着部に装着された容器の口部を保持し、操作部の退避操作に連動して容器の口部の保持を解除する保持部を具備しているものである。
請求項8記載の給水装置は、請求項1ないし7いずれか記載の給水装置において、操作部は、装着部側に支持される支点部、この支点部を中心として揺動しパイプ支持部を移動させる動作部、および支点部を中心として揺動するハンドル部を有し、支点部からのハンドル部の長さが支点部からの動作部の長さより長く設けられているものである。
請求項9記載の給水装置は、請求項1ないし8いずれか記載の給水装置において、装着部を収納位置と引出位置との間で移動可能に支持するレール部と、装着部が引出位置に移動することで装着部の引出方向と交差する側面域から上方に立ち上がり、装着部が収納位置に移動することで装着部の側面域に倒れ込む容器ガイドとを具備し、操作部の給水操作した位置は装着部の引出方向の前面域から上方に立ち上がった位置とし、退避操作した位置は装着部の引出方向の前面域に下降した位置としているものである。
請求項1記載の給水装置によれば、操作部の給水操作により、装着部に装着された容器を給水パイプが突き破って容器内の飲料水を流出させるため、例えば容器の口部を封止しているキャップを外さずに容器内の飲料水を取り出して給水することができ、衛生的でかつ手間がかからず容易に給水できる。
請求項2記載の給水装置によれば、請求項1記載の給水装置の効果に加えて、装着部に装着された容器をエアパイプが突き破って容器内の飲料水と置換する空気を供給するため、給水速度を速くできる。
請求項3記載の給水装置によれば、操作部の給水操作により、装着部に装着された容器のキャップを給水パイプが下方から突き破って容器内の飲料水を流出させるため、容器の口部を封止しているキャップを外さずに容器内の飲料水を取り出して給水することができ、衛生的でかつ手間がかからず容易に給水できる。
請求項4記載の給水装置によれば、請求項3記載の給水装置の効果に加えて、装着部に装着された容器のキャップをエアパイプが下方から突き破って容器内の飲料水と置換する空気を供給するため、給水速度を速くできる。
請求項5記載の給水装置によれば、請求項1または3記載の給水装置の効果に加えて、揺動可能に支持された給水パイプは、先端部の揺動中心側が揺動外側より突出するように先端部を斜めに形成しているため、給水パイプで容器を確実かつ容易に突き破ることができる。
請求項6記載の給水装置によれば、請求項2または4記載の給水装置の効果に加えて、揺動可能に支持された給水パイプおよびエアパイプは、先端部の揺動中心側が揺動外側より突出するように先端部を斜めに形成しているため、給水パイプおよびエアパイプで容器を確実かつ容易に突き破ることができる。
請求項7記載の給水装置によれば、請求項3または4記載の給水装置の効果に加えて、操作部の給水操作に連動して装着部に装着された容器の口部を保持部で保持し、操作部の退避操作に連動して保持部による容器の口部の保持を解除するため、給水パイプでキャップを突き破る際に容器が持ち上がったり位置ずれするのを防止でき、給水パイプでキャップを確実に突き破ることができる。
請求項8記載の給水装置によれば、請求項1ないし7いずれか記載の給水装置の効果に加えて、操作部を支点部によって揺動可能とし、操作力を加えるハンドル部の支点部からの長さを、パイプ支持部を介して給水パイプを移動させる動作部の支点部からの長さより長くしたため、容器を突き破る際のハンドル部に加える操作力を低減でき、操作を容易にできる。
請求項9記載の給水装置によれば、請求項1ないし8いずれか記載の給水装置の効果に加えて、装着部を引出位置に移動させることで装着部の引出方向と交差する側面域から容器ガイドが上方に立ち上がり、操作部を給水操作することで装着部の引出方向の前面域から操作部が上方に立ち上がるため、これら容器ガイドと操作部との2方向から装着部に装着された容器を支持し、容器が倒れるのを防止できる。また、操作部を退避操作することで装着部の引出方向の前面域に下降し、装着部を収納位置に移動させることで装着部の側面域に容器ガイドが倒れ込むため、特別なガイド解除操作の必要もなく、給水動作に連動して容器ガイドと操作部によるガイドを機能させることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図7に、給水装置を適用する飲料機器としての給茶機11を示し、この給茶機11は、飲料機器本体としての給茶機本体12およびこの給茶機本体12を載置する置き台13を有している。この給茶機11では、原料として粉末原料と湯または冷水とを混合してお茶などの飲料を提供する。
給茶機本体12は、前面に開口部14を有する本体15と、この本体15の前面の開口部14を開閉する扉体16とで機体17が構成されている。本体15内には、飲料の種類別の粉末原料を収容して供給する複数の原料供給部としてのキャニスタ18、湯を供給する図示しない湯タンクを有する湯供給装置、冷水を供給する図示しない冷水供給装置などが配設されている。さらに、各キャニスタ18から吐出される粉末原料を受け入れて下方に導くシュート19、このシュート19で導かれる粉末原料と湯または冷水とを混合して飲料を調合するミキシングボール20、このミキシングボール20から流出する飲料をカップに注出するカップステーション21などが配置されている。
置き台13は、前面に開口部22を有する本体23と、この本体23の前面の開口部22を開閉する扉体24とで機体25が構成されている。本体23内には、飲料水を貯留して湯供給装置や冷水供給装置に給水する水タンク26、カップステーション21などからの排水を受け入れる排水タンク27が着脱可能に配置されている。
また、図5および図6に示すように、水タンク26への給水には、飲料水入りの容器31を用いることができる。この容器31は、例えば一般に市販されているミネラルウォータの2リットル入りのペットボトルが使用され、図3に示すように、飲料水を入れる容器本体32、この容器本体32に設けられ飲料水を注出する口部33、この口部33に螺合して封止しているキャップ34を有している。
そして、この容器31を用いて水タンク26に給水するために、置き台13の本体23の上面板23aの下面であって、水タンク26より上側位置でかつ前面の開口部22に臨む前面側の位置に、給水装置41が配設されている。
給水装置41は、置き台13の本体23の上面板23aに取り付けられるレール部42と、このレール部42によって置き台13内の収納位置と置き台13の開口部22より前方に引き出した引出位置との間で前後方向に移動可能に支持された給水部43とを備え、給水部43の引出位置で容器31から飲料水を受け入れて水タンク26に給水するように構成されている。
図1および図2に示すように、レール部42は、レール天板45を有し、このレール天板45の両側にガイドレール46が取り付けられ、レールユニットとしてユニット化されている。両側のガイドレール46の相対する内面には給水部43の前後方向への移動をガイドするレール溝47が前後方向に沿って形成されている。ガイドレール46には給水部43の引出位置で引き出しを規制する図示しないストッパが配設されている。
次に、給水部43は、レール部42に対して前後方向にスライド可能に支持されるテーブル50、容器31がキャップ34側を下方へ向けて着脱可能に装着される装着部51、この装着部51に装着された容器31のキャップ34を下方から突き破る給水パイプ52およびエアパイプ53を支持したパイプ支持部54、このパイプ支持部54を操作する操作部55、この操作部55の操作に連動して装着部51に装着された容器31の口部33を保持する保持部56、給水部43の引出位置で装着部51の側面に立ち上がる容器ガイド57などが取り付けられ、給水ユニットとしてユニット化されている。
テーブル50は、上面部および両側面部を有する断面略コ字形に形成され、前後方向の端部および前後方向の中間部に横枠部材59がそれぞれ取り付けられている。テーブル50の両側面の後部寄り位置には、レール部42の両側のガイドレール46のレール溝47に転動可能に係合する前後方向2個のガイドローラ60が回転可能に取り付けられ、テーブル50がレール部42に対して前後方向に円滑に移動するように構成されている。
また、装着部51は、レール部42から引き出されるテーブル50の前部側で構成されており、テーブル50の上面部には容器31のキャップ34側を上方から挿入する図示しない装着口が形成され、この装着口の下方に容器31のキャップ34の端面を位置決めして支える図示しない支え部が設けられている。この支え部には、給水パイプ52およびエアパイプ53が貫通可能な溝部などが設けられている。
また、パイプ支持部54は、装着部51の下方に配置された揺動部61を有し、この揺動部61の前後方向に対して交差する一側が支軸62によって上方の給水位置と下方の退避位置との間で揺動可能に支持されている。支軸62は、軸方向を前後方向(引出方向)とし、その軸方向両端部が前側と中間の横枠部材59によって支持されている。図3に示すように、支軸62の位置は、装着部51に装着された容器31のキャップ34の側方に対向する位置であって、キャップ34の側面に対して垂直方向の位置としている。
揺動部61の上面には、給水パイプ52およびエアパイプ53の上端側の先端部が垂直に突設されているとともに、これら給水パイプ52およびエアパイプ53の周囲を囲むリング状の囲み部63が突設されている。また、揺動部61の下面には、給水パイプ52およびエアパイプ53の下端側が突設されているとともに、操作部55が係合する断面略コ字形の係合部64が揺動部61の下面との間に間隙をあけて取り付けられている。
給水パイプ52およびエアパイプ53の上端側の先端部は、図3に示すように、先端部の揺動中心側(支軸62側)が揺動外側(支軸62側に対して反対側)より軸方向に突出するように斜めにカットされた形状に形成されている。そして、給水パイプ52およびエアパイプ53の上端側の先端部は、装着部51に装着された容器31のキャップ34の側方に対向する位置であってキャップ34の側面に対して垂直方向の位置に配置された支軸62を支点とする軌跡52a,53aを描いて、キャップ34を突き破るように構成されている。給水パイプ52の下端部は、略L字形に折曲され、水タンク26に連通する給水管経路を構成する図示しない給水チューブが接続されている。エアパイプ53の下端部は、略L字形に折曲され、例えば水タンク26の上部の空気層に連通する図示しないエアチューブが接続されている。なお、給水管経路の途中などには、キャップ34を突き破った際に生じる破片などを捕獲するフィルタを配置してもよい。
また、操作部55は、例えば金属製の棒材を折り曲げて形成されており、支点部65、この支点部65の後端側から略直角に折曲された動作部66、支持部65の前端側から略直角に折曲されたハンドル部67を有している。支点部65からのハンドル部67の長さは、支点部65からの動作部66の長さより長く設けられている。
支点部65は、パイプ支持部54の揺動部61の支軸62と同様に装着部51の一側で軸方向を前後方向としてテーブル50の前側の横枠部材59に下方から嵌め込まれるとともにテーブル50の下面に取り付けられる取付部材68との間に挟み込まれて回動可能に支持されている。
動作部66は、パイプ支持部54の揺動部61と係合部64との間に差し込まれて係合されており、支点部65の回動に連動して揺動部61を強制的に揺動させる。
ハンドル部67は、支点部65を中心として前後方向と交差する方向であって上下方向に揺動可能とし、給水パイプ52およびエアパイプ53で容器31のキャップ34を突き破る上方へ向けた給水操作と、給水パイプ52およびエアパイプ53を容器31のキャップ34から下方へ退避させる下方へ向けた退避操作とを可能としている。ハンドル部67の給水操作した位置は装着部51の引出方向の前面域から上方に立ち上がった位置であり、退避操作した位置は装着部51の引出方向の前面域に下降した位置である。
また、保持部56は、図4に示すように、一対の保持板69を有し、これら保持板69の相対する縁部に容器31の口部33の周囲に突出するフランジ部33aと容器本体32との間に係合する半円状の保持溝70が形成されている。
テーブル50の前側の横枠部材59と中間の横枠部材59とにわたって前後方向に複数のシャフト71が架設され、これらシャフト71によって一対の保持板69が前後方向に移動可能に支持されている。一対の保持板69は、互いに閉じる方向に図示しないスプリングなどの付勢手段によって付勢されている。
パイプ支持部54の揺動部61の上面には一対の保持板69間に介在する保持ガイド72が突設されている。この保持ガイド72の上部側には幅広部72aが、下部側には幅狭部72bが形成されている。パイプ支持部54の揺動部61が下方の退避位置に揺動しているときには保持ガイド72の上部側の幅広部72aで一対の保持板69の間隔を付勢に抗して強制的に開き、パイプ支持部54の揺動部61が上方の給水位置に揺動するときには保持ガイド72の幅狭部72bが一対の保持板69間に移動して一対の保持板69が付勢によって閉じるのを許容する。
また、容器ガイド57は、略長方形の平板状で、テーブル50の他側の側面域に支軸73によって回動可能に軸支され、図示しないばねなどの付勢手段によってテーブル50の側面域から上方に立ち上がる方向に付勢され、立ち上がった位置では図示しないストッパで停止される。
容器ガイド57は、給水部43が引出位置に移動するときに、付勢によってテーブル50の側面域から上方に立ち上がり、また、給水部43が収納位置に移動するときに、レール部42側のガイド当て部74と当接し、付勢に抗してテーブル50の側面域に倒れ込むように構成されている。
また、置き台13には、レール部42の後方位置に、給水部43を収納位置に移動させたときに給水部43の後部側の横枠部材59を磁気吸着して給水部43を収納位置に保持する収納保持手段としてのマグネット75が配設されている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
給茶機11の使用時には、図2および図6に示すように、給水装置41の給水部43がレール部42内つまり置き台13内に収納された収納位置にあり、置き台13の扉体24が閉じられている。
そして、水タンク26に給水する場合には、置き台13の扉体24を開き、操作部55のハンドル部67を持ち、図1および図5に示すように、マグネット75の吸引力に抗して給水部43を置き台13の前方に引き出す。給水部43は図示しないストッパで所定の引出位置に停止する。給水部43を引き出すときに容器ガイド57が自動的に立ち上がる。
容器31のキャップ34側を下方へ向けて装着部51の装着口に上方から挿入して装着する。装着口の下方に配設された図示しない支え部で容器31のキャップ34の端面を位置決めして支える。装着した容器31は容器ガイド57や給茶機本体12の前面に寄りかからせることにより、容器31から手を離しても容器31が倒れることがない。
操作部55のハンドル部67を持って上方の給水位置へ向けて揺動させるように操作する。操作部55の操作で動作部66により押し上げられるパイプ支持部54が上方へ揺動を開始し、まず、一対の保持板69間に対して保持ガイド72の幅広部72aから幅狭部72bが移動し、一対の保持板69が付勢によって閉じる。一対の保持板69の相対する縁部に設けられた半円状の保持溝70が容器31の口部33の周囲に突出するフランジ部33aと容器本体32との間に係合し、容器31の口部33を保持し、特に容器31が上方へ移動するのを規制する。一対の保持板69は付勢によって閉じるため、口部33の径寸法が容器31の種類によって異なっていても確実に保持することができる。
一対の保持板69で容器31の口部33を保持した後のタイミングで、給水パイプ52およびエアパイプ53の先端部がキャップ34の端面に突き当たり、これら給水パイプ52およびエアパイプ53の先端部がキャップ34の端面を突き破って容器31の口部33内に差し込まれる。このとき、図3に示すように、給水パイプ52およびエアパイプ53の先端部は、先端部の揺動中心側(支軸62側)が揺動外側(支軸62側に対して反対側)より軸方向に突出するように斜めにカットされた形状に形成されているため、給水パイプ52およびエアパイプ53の先端部がキャップ34の端面を容易かつ確実に突き破ることができる。さらに、給水パイプ52およびエアパイプ53の先端部は、装着部51に装着された容器31のキャップ34の側方に対向する位置であってキャップ34の側面に対して垂直方向の位置に配置された支軸62を支点とする軌跡52a,53aを描くため、突き破りの始めと終わりとでのキャップ34に対する位置ずれを少なくでき、給水パイプ52およびエアパイプ53の先端部が貫通する孔が必要以上に広がらず、水漏れを防止できる。
操作部55のハンドル部67を上方の給水位置まで移動させると、ハンドル部67が装着部51に装着されている容器31の前面域に立ち上がるため、ハンドル部67で容器31の前面側を支えることが可能となり、容器31が前方へ倒れるのを防止できる。
そして、容器31内の飲料水は、給水パイプ52を通じて流出し、給水パイプ52に接続されている給水管経路を通じて水タンク26に給水する。同時に、エアパイプ53を通じて水タンク26の上部の空気が容器31内に導かれ、容器31内で流出する飲料水と空気とが置換され、飲料水の流出速度を速く保つことができる。
また、容器31内の飲料水が無くなり、給水が完了すれば、操作部55のハンドル部67を下方の退避位置へ向けて揺動するように操作する。操作部55の操作で動作部66により引き下げられるパイプ支持部54が下方へ揺動を開始し、まず、給水パイプ52およびエアパイプ53の先端部がキャップ34から抜け外れ、その後、一対の保持板69間に対して保持ガイド72の幅狭部72bから幅広部72aが移動し、一対の保持板69が付勢に抗して開き、容器31の口部33の保持を解除する。
空となった容器31を装着部51から上方に抜き外す。続けて、飲料水入りの容器31から給水する場合には、上述の操作を繰り返す。
水タンク26への給水を完了したら、給水部43を収納位置へ向けて押し込み、給水部43をマグネット75に吸着させて、給水部43を収納位置に保持させる。給水部43が収納位置へ移動する際、容器ガイド57がレール部42側のガイド当て部74と当接し、付勢に抗してテーブル50の側面域に倒れ込む。
置き台13の扉体24を閉じ、給水動作を完了する。
このように、給水装置41によれば、置き台13の機体25に取り付けられるレール部42によって、給水部43を置き台13内の収納位置と置き台13の前方に引き出した引出位置との間で移動可能に支持し、給水部43の引出位置で容器31から飲料水を受け入れて水タンク26に給水できるため、給水装置41を給茶機11の上面よりも低い位置に設置することが可能となり、容器31を用いて給水する場合でも容易に給水でき、また、給水部43を使用しないときには置き台13内に収納できる。
給水装置41は、置き台13内の水タンク26より上側位置でかつ置き台13の扉体24によって開閉される開口部22に臨んでその開口部22から引出可能に配置したため、給水部43を容易に操作することができ、水タンク26に容易に給水できる。
また、操作部55の給水操作により、装着部51に装着された容器31のキャップ34を給水パイプ52が下方から突き破って容器31内の飲料水を流出させるため、容器31の口部33を封止しているキャップ34を外さずに容器31内の飲料水を取り出して給水することができ、衛生的でかつ手間がかからず容易に給水できる。この給水パイプ52は、先端部の揺動中心側が揺動外側より突出するように先端部を斜めに形成しているため、給水パイプ52でキャップ34を確実かつ容易に突き破ることができる。
また、装着部51に装着された容器31のキャップ34をエアパイプ53が下方から突き破って容器31内の飲料水と置換する空気を供給するため、給水速度を速くできる。このエアパイプ53は、先端部の揺動中心側が揺動外側より突出するように先端部を斜めに形成しているため、エアパイプ53でキャップ34を確実かつ容易に突き破ることができる。
また、操作部55の給水操作に連動して装着部51に装着された容器31の口部33を保持部56で保持し、操作部55の退避操作に連動して保持部56による容器31の口部33の保持を解除するため、給水パイプ52およびエアパイプ53でキャップ34を突き破る際に容器31が持ち上がったり位置ずれするのを防止でき、給水パイプ52およびエアパイプ53でキャップ34を確実に突き破ることができる。
また、操作部55を支点部65によって揺動可能とし、操作力を加えるハンドル部67の支点部65からの長さを、パイプ支持部54を介して給水パイプ52およびエアパイプ53を移動させる動作部66の支点部65からの長さより長くしたため、キャップ34を突き破る際のハンドル部67に加える操作力を低減でき、操作を容易にできる。操作部55のハンドル部67は、給水部43の引き出し操作用と、給水パイプ52およびエアパイプ53の突き破り操作用とに兼用でき、構造を簡単にできる。
また、給水部43を引出位置に移動させることで装着部51の引出方向と交差する側面域から容器ガイド57が上方に立ち上がり、操作部55のハンドル部67を給水操作することで装着部51の引出方向の前面域から操作部55のハンドル部67が上方に立ち上がるため、これら容器ガイド57と操作部55のハンドル部67との2方向から装着部51に装着された容器31を支持し、容器31が倒れるのを防止できる。また、操作部55のハンドル部67を退避操作することで装着部51の引出方向の前面域に下降し、給水部43を収納位置に移動させることで装着部51の側面域に容器ガイド57が倒れ込むため、特別なガイド解除操作の必要もなく、給水動作に連動して容器ガイド57と操作部55のハンドル部67によるガイドを機能させることができる。
なお、前記実施の形態の給水装置41では、給水パイプ52およびエアパイプ53で容器31のキャップ34を突き破るようにしたが、容器本体32の口部33の周辺部でもよく、あるいはキャップ34を上方へ向けて容器31を装着部51に装着して容器31の底面を給水パイプ52およびエアパイプ53で突き破るようにしても、キャップ34を側方へ向けて装着部51に装着して容器31の側面を給水パイプ52およびエアパイプ53で突き破るようにしてもよい。
また、パイプ支持部54は、操作部55のハンドル部67の操作で、支軸62を中心に揺動して給水パイプ52およびエアパイプ53を移動させる構成に限らず、上下方向に平行移動するように構成してもよい。
また、給水部43に給水するには、容器31を用いる場合に限らず、別の給水用のタンクを用いて給水部43に注入するようにしてもよい。この場合、キャップ34を突き破る機構などが不要となり、給水部43の構成を簡素化でき、また、給水部43を引き出せるので容易に給水できる。
また、飲料機器としては、給茶機11に限らず、飲料水を冷却して提供する冷水機などにも適用できる。給水装置41は、レール部42と給水部43とでユニット化しているため、各種の飲料機器に対して取り付けることができ、汎用性が得られる。
本発明の一実施の形態を示す給水装置の給水状態の斜視図である。 同上給水装置の収納状態の斜視図である。 同上給水装置の給水パイプおよびエアパイプの動きを示す正面図である。 同上給水装置の保持部の平面図である。 同上給水装置を用いた給茶機の給水状態の一部の斜視図である。 同上給水装置を用いた給茶機の収納状態の一部の斜視図である。 同上給茶機の扉体を開いた状態の斜視図である。
符号の説明
31 容器
33 口部
34 キャップ
41 給水装置
42 レール部
51 装着部
52 給水パイプ
53 エアパイプ
54 パイプ支持部
55 操作部
56 保持部
57 容器ガイド
61 揺動部
62 支軸
65 支点部
66 動作部
67 ハンドル部

Claims (9)

  1. 飲料水入りの容器が着脱可能に装着される装着部と、
    この装着部に装着された容器を突き破って容器内の飲料水を流出させる給水パイプと、
    この給水パイプを装着部に装着された容器に対して移動可能に支持するパイプ支持部と、
    このパイプ支持部を介して前記給水パイプを容器へ向けて移動させる給水操作および給水パイプを容器から退避させる退避操作をする操作部と
    を具備していることを特徴とする給水装置。
  2. パイプ支持部に支持され、装着部に装着された容器を突き破って容器内の飲料水と置換する空気を供給するエアパイプを具備している
    ことを特徴とする請求項1記載の給水装置。
  3. キャップによって口部が封止された飲料水入りの容器がそのキャップ側を下方へ向けて着脱可能に装着される装着部と、
    この装着部に装着された容器のキャップを下方から突き破って容器内の飲料水を流出させる給水パイプと、
    この給水パイプを装着部に装着された容器のキャップに対して移動可能に支持するパイプ支持部と、
    このパイプ支持部を介して前記給水パイプを容器のキャップへ向けて移動させる給水操作および給水パイプを容器のキャップから退避させる退避操作をする操作部と
    を具備していることを特徴とする給水装置。
  4. パイプ支持部に支持され、装着部に装着された容器のキャップを下方から突き破って容器内の飲料水と置換する空気を供給するエアパイプを具備している
    ことを特徴とする請求項3記載の給水装置。
  5. パイプ支持部は、装着部側に支持される支軸を支点として揺動可能とする揺動部を有し、
    給水パイプは、揺動部に支持され、先端部の揺動中心側が揺動外側より突出するように先端部が斜めに形成されている
    ことを特徴とする請求項1または3記載の給水装置。
  6. パイプ支持部は、装着部側に支持される支軸を支点として揺動可能とする揺動部を有し、
    給水パイプおよびエアパイプは、揺動部に支持され、先端部の揺動中心側が揺動外側より突出するように先端部が斜めに形成されている
    ことを特徴とする請求項2または4記載の給水装置。
  7. 操作部の給水操作に連動して装着部に装着された容器の口部を保持し、操作部の退避操作に連動して容器の口部の保持を解除する保持部を具備している
    ことを特徴とする請求項3または4記載の給水装置。
  8. 操作部は、装着部側に支持される支点部、この支点部を中心として揺動しパイプ支持部を移動させる動作部、および支点部を中心として揺動するハンドル部を有し、支点部からのハンドル部の長さが支点部からの動作部の長さより長く設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし7いずれか記載の給水装置。
  9. 装着部を収納位置と引出位置との間で移動可能に支持するレール部と、
    装着部が引出位置に移動することで装着部の引出方向と交差する側面域から上方に立ち上がり、装着部が収納位置に移動することで装着部の側面域に倒れ込む容器ガイドとを具備し、
    操作部の給水操作した位置は装着部の引出方向の前面域から上方に立ち上がった位置とし、退避操作した位置は装着部の引出方向の前面域に下降した位置としている
    ことを特徴とする請求項1ないし8いずれか記載の給水装置。
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