JP2005104405A - 表示装置の車内取付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車側には加工を施す必要なく、車内に容易に取付けることができ、かつ後部座席に座る人が座る位置に係わらず、幼児でも容易に表示画面を見ることができ、さらに安全性を向上させた表示装置の車内取付け装置を提供する。
【解決手段】弾性を持つ保持体1に前後に貫通するかあるいは背面を凹ませて表示装置3の収容部2を設ける。収容部2に表示装置3を収容してウォークスルータイプの乗用車の運転席の背もたれ4と助手席の背もたれ5との間に保持体1を弾発的に挟持する。これにより、自動車内に表示装置3が後部座席に向けて取付けられる。保持体1が背もたれ4、5間に弾発的に挟んで取付けられるので、車内に何ら加工を施すことなく容易に表示装置3を保持体1と共に着脱できる。保持体1は事故時のクッションの役目を果たす。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビ受像機、ゲーム機、画像再生機、ナビゲーションシステム、テレビカメラのモニター画面等の表示装置を、自動車の後部座席に座る人が見ることができるように取付ける装置に関する。
テレビ受像機等の表示装置の車内取付け装置として、従来より種々の構造のものが提案されている。例えば特許文献1には、運転席と助手席との間に、可動アームによりテレビ受像機の支持装置を取付けたものが開示されている。特許文献2には、車内の天井に梁部を設けてその梁部に表示装置を取付けたものが開示されている。特許文献3には、座席の背面にビデオカメラと表示装置を収容するケースを、表示装置を目視可能に取付けたものが開示されている。
実開平6−75914公報 特開平5−294189公報 実開平5−18320公報
上述の従来の表示装置の車内取付け装置は、いずれも特別の表示装置取付け用の装置が必要になり、自動車に加工が必要になる。また、特許文献1のように、アーム等の金具により表示装置を取付ける場合には、老人や子供がこれらの金具に衝突するおそれがあり、危険であるという問題点がある。
また、特許文献2に記載のように、天井部に表示装置を取付ける場合には、視線を上向きとする必要があり、幼児には見にくいという問題点がある。また、座席の背面に表示装置を取付ける場合には、反対側に座る座席(左右いずれかの座席)の人が見にくいという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、自動車側には加工を施す必要なく、車内に容易に取付けることができ、かつ後部座席に座る人が座る位置に係わらず、幼児でも容易に表示画面を見ることができ、さらに安全性を向上させた表示装置の車内取付け装置を提供することを目的とする。
(1)本発明の表示装置の車内取付け装置は、弾性を持つ保持体に、前後に貫通した穴あるいは背面を凹ませた凹部により表示装置の収容部を設け、
前記収容部に表示装置を収容して、自動車の運転席の背もたれと助手席の背もたれとの間に前記保持体を弾発的に挟持することにより、自動車内に表示装置を後部座席に向けて取付ける構造としたことを特徴とする。
(2)また、本発明の表示装置の車内取付け装置は、前記(1)において、
前記保持体は、表皮材内に弾性を有する充填材を充填して構成したことを特徴とする。
(3)また、本発明の表示装置の車内取付け装置は、前記(1)または(2)において、
前記保持体は、下部の前後幅を上部より大きく形成したことを特徴とする。
(4)また、本発明の表示装置の車内取付け装置は、前記(1)から(3)までのいずれかにおいて、
前記保持体の表示装置の収容部に、表示装置を、保持体の前後の面から表示装置が突出することなく収容したことを特徴とする。
本発明の装置は、運転席と助手席の背もたれ間に、表示装置を保持する保持体を弾発的に挟持させて表示装置を取付けるようにしたので、車内に何ら加工を施したり、車内に別部材を取付けることを要することなく、容易に表示装置を保持体と共に着脱できる。また、本発明の装置は、表示装置が運転席と助手席との間に取付けられるので、後部座席の中央、左右のいずれもが目視可能である。また、天井に表示装置を取付ける場合に比較し、幼児でも容易に表示装置の画面を見ることができる。また、保持体が弾性を持つため、衝突しても弾性により衝撃が吸収されるので、安全性が向上する。
図1は本発明による表示装置の車内取付け装置の一実施の形態を示す斜視図であり、車内にこの装置を取付けた状態を示す。1はほぼ中央部に前後に貫通する表示装置収容部2を設けた保持体であり、3は前記収容部2に収容した表示装置である。前記保持体1は弾性を有するものであり、該保持体1は運転席の背もたれ4と助手席の背もたれ5との間に弾発的に挟持されて取付けられる。
図2は保持体1の正面図(後部座席側から見た図)、図3は平面図、図4は底面図、図5は左側面図、図6、図7はそれぞれ図2のE−E断面図、F−F断面図である。なお、背面図は正面図と同一となり、右側面図は左側面図と同一に表わされる。この保持体1は、図6、図7に示すように、丈夫な布あるいは表面を滑り止め処理した樹脂シート等からなる表皮材6の中に、綿や発砲材の小片等のように充填により保持体1に弾性を持たせることができる充填材7を充填してなるものである。表皮材6による中空の保持体1の形成は、縫合や接着、熱圧着などの手法を用いることができる。
保持体1はその下部1aの方が上部1bより広幅に形成されている。また、図8に示すように、下部1aの幅は背もたれ4、5の前後幅より狭くてもよいが、広幅に形成することが好ましい。
前記収容部2の内周には、前記表示装置3を収容し固定するためのマジックテープ8が縫合あるいは接着等により固着されている。一方、図9に示すように、表示装置3の周囲にもマジックテープ9が両面粘着テープや接着により固着されている。
図10に示すように、表示装置3を保持体1の収容部2にマジックテープ8、9どうしの係合により固定して収容する。
このような保持体1を用いれば、運転席の背もたれ4と助手席の背もたれ5との間に間隔を有する車、好ましくはウォークスルータイプ(運転席と助手席との間に通過できる間隔が空けられたタイプの車で、現在多用されつつあるタイプである。)における運転席の背もたれ4と助手席の背もたれ5間に表示装置3を収容した保持体1を挟めば表示装置3の取付けができる。なおこのとき、保持体1の下端が左右のアームレストの上に乗るようにして下方へのずれが防止されるようにすることが好ましい。
本発明の保持体1は、車内に特殊な加工や車内への取付け部材の取付けを要することなく表示装置3の取付けが可能となり、取付けが容易となる。また、表示装置3が運転席と助手席との間に取付けられるので、後部座席の中央、左右のいずれの座席からでも目視が可能である。また、天井に表示装置を取付ける場合に比較し、幼児でも容易に表示装置3の画面を見ることができる。
また、保持体1が弾性をもつため、衝突しても弾性により衝撃が吸収されるので、安全性が向上する。また、不慮の車両衝突が起こった場合、後部座席中央に座る人が背もたれ4、5の間を通って前方に飛び込む時、保持体1が緩衝作用の働きをなし、この点でも安全性向上に寄与する。
前記表示装置3としては液晶パネル等の薄型表示パネルが用いられ、テレビ受像機や、ゲーム機、CD、DVDあるいはビデオ再生機等の画像再生機、ナビゲーションシステム、テレビカメラのモニター画面等の表示装置を用いることができる。これらの表示装置の画像信号発生装置は、ダッシュボードや助手席の下等に設けてそこから引線する構成が一般的であるが、小型ディスクもしくはメモリーカードを用い、かつ電池を電源に用いた表示装置で装置全体を収容部2に収容する構成も採用できる。テレビカメラのモニター画面として用いる場合には、自動車の外の景色をカメラで撮した映像を表示したり、前席に居る母親の画面を表示して後部座席にいる幼児を安心させる等の役目を果たすことができる。
前記保持体1としては、発泡材を一体に成形したものを用いることができる。しかし、本実施の形態のように、表皮材内に弾性を有する充填材を充填した構成とすれば、比較的大がかりな装置を用いることなく製造できるという利点がある。
また、本実施の形態においては、保持体1は、下部1aの前後幅を上部より大きく形成したので、図8に示すように、運転席と助手席の一方が席を後方にずらしても、保持体1は背もたれ4、5の双方に圧接された状態を保つことができるので、座席の前後位置がずれても保持体1が強く挟持された状態を保つことができる。また、保持体1の上部1bの前後幅は、ほぼ背もたれ4、5の前後幅に等しい程度に設定されているので、通常の使用状態では運転席や助手席に座る人の肩が保持体1に当たるという不具合を避けることができる。
また、本実施の形態においては、図10に示すように、前記保持体1の表示装置の収容部2に、表示装置3を、保持体1の前後の面から突出することなく収容したので、万一強い衝撃を受けて保持体1が背もたれ4、5から外れても、表示装置3が保持体1に保持されているので、表示装置3が何かに衝突して破損する事態の発生を防止することができる。
また、収容部2は自動車から見て前面側が閉塞された凹状に形成してもよいが、本実施の形態で示したように、前後に貫通する構造や、前面側にネットを張った構造にすれば、表示装置3で発生する熱を有効に放散させることができる。
また、図11に示すように、保持体1の下部に、凹状の物入れ10を設ける構造や、図12に示すように、保持体1の下部に、袋状あるいはネット状の物入れ11を設ける構造にしてもよい。
本発明による表示装置の車内取付け装置の一実施の形態を取付け状態で示す斜視図である。 本実施の形態の保持体の正面図である。 本実施の形態の保持体の平面図である。 本実施の形態の保持体の底面図である。 本実施の形態の保持体の左側面図である。 図2のE−E断面図である。 図2のF−F断面図である。 本実施の形態において、運転席と助手席の一方を後方にずらした時の保持体の背もたれに対する状態を示す平面図である。 本実施の形態の表示装置の正面図である。 本実施の形態において、保持体に表示装置を収容した状態を示す側面断面図である。 本発明による表示装置の車内取付け装置の他の実施の形態を取付け状態で示す斜視図である。 本発明による表示装置の車内取付け装置の他の実施の形態を取付け状態で示す斜視図である。
符号の説明
1:保持体、2:収容部、3:表示装置、4、5:背もたれ、6:表皮材、7:充填材、8、9:マジックテープ、10、11:物入れ

Claims (4)

  1. 弾性を持つ保持体に、前後に貫通した穴あるいは背面を凹ませた凹部により表示装置の収容部を設け、
    前記収容部に表示装置を収容して、自動車の運転席の背もたれと助手席の背もたれとの間に前記保持体を弾発的に挟持することにより、自動車内に表示装置を後部座席に向けて取付ける構造としたことを特徴とする表示装置の車内取付け装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置の車内取付け装置において、
    前記保持体は、表皮材内に弾性を有する充填材を充填して構成したことを特徴とする表示装置の車内取付け装置。
  3. 請求項1または2に記載の表示装置の車内取付け装置において、
    前記保持体は、下部の前後幅を上部より大きく形成したことを特徴とする表示装置の車内取付け装置。
  4. 請求項1から3までのいずれかに記載の表示装置の車内取付け装置において、
    前記保持体の表示装置の収容部に、表示装置を、保持体の前後の面から表示装置が突出することなく収容したことを特徴とする表示装置の車内取付け装置。
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JP2020142080A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 デンソー インターナショナル アメリカ インコーポレーテッド 乳幼児快適性監視システムおよび乳幼児快適性監視方法

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