JP2005103451A - 重量選別装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】重量選別装置で一時的に偏ったランクに被計量物が排出された場合、後段の作業者の作業負担を軽減し、後段の作業者の作業停滞による生産ラインの停止を回避する。
【構成】重量選別装置1は、重量の測定部4と選別部5を有し、被計量物2の個数を重量のランク毎に計数し、一つのランクの被計量物2の個数が所定期間に対して所定個数を越えたことを検出した場合に切換信号を発生し、選別部5の振り分け手段8はこの切換信号によって当該ランクに該当する排出先Aとは異なる予備の排出先Bへ前記所定個数を超えた当該ランクの被計量物2を導く。
【選択図】図2

Description

本発明は、送り込まれてくる被計量物の重量を計量し、その計量値に応じて該被計量物のランクを判別し、該当するランクに関連付けられた排出先に該被計量物を振り分ける機能を備えた重量選別装置に係り、特に特定の排出先に多数の被計量物が一時に集中することを回避し、振り分けられた被計量物の処理を行なう作業者の負担を軽減することができる重量選別装置に関する。
下記特許文献1に開示された重量選別装置は、供給された被計量物の計量値によって当該被計量物を対応するランクに排出処理する構成とされており、各ランク毎に排出された被計量物の各ランク毎の総重量又は総個数が一定の値になるように制御することができる。なお、この重量選別装置の後段では、一般に、各ランク毎に排出された被計量物の箱詰め等の処理を作業者が手作業によって行なっている。
特開2001−309095号公報
野菜や魚などは、その収穫時によっては偏ったランクに集中することが多々あるが、前記重量選別装置では特定のランクに被計量物が集中するのを回避し得るような制御を行なうことができず、後段において排出された被計量物の箱詰め等の処理を行なう作業者は、その偏った特定のランクに排出された被計量物の処理に追われ、作業が重量選別装置の排出スピードに追従できない場合には生産ライン自体を一時的に停止しなければならなくなる。
かかる不都合を回避する手法として、同一ランクの被計量物を分散して排出するようにすることが考えられるが、そのためには予めどのランクの被計量物が多くなるか予想する必要があり、かかる予想を適切に行なうのは、特に被計量物が野菜や魚等である場合には収穫時期によっては困難である。
そこで、本発明は、重量選別装置においてランダムに一時的に偏ったランクに被計量物が排出された場合に、後段の作業者の作業負担を軽減するとともに、後段の作業者の作業停滞による生産ラインの停止といった不都合を回避することができる重量選別装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載された重量選別装置1は、被計量物2の重量を計量する秤量手段7と、複数ランクの重量範囲を規定するリミット値が設定され、前記秤量手段7から出力された被計量物2の計量値に応じて該被計量物2のランクを判別して対応するランク指定信号を出力するランク信号出力手段10と、前記ランク信号出力手段10から出力されるランク指定信号に基づいて前記被計量物2を該当するランクに関連付けられた排出先に振り分ける振り分け手段8とを備えた重量選別装置において、
被計量物2の個数をランク毎に計数し、一つのランクの被計量物2の個数が所定期間に対して所定個数を越えたことを検出して切換信号を発生する信号発生手段11を備え、前記振り分け手段8は前記信号発生手段11の切換信号によって当該排出先とは異なる予備の排出先へ前記所定個数を超えた当該ランクの被計量物2を導くように構成されたことを特徴としている。
請求項2に記載された重量選別装置は、請求項1記載の重量選別装置1において、前記信号発生手段11が切換信号を発生した後に、当該ランクの被計量物2の個数が所定期間に対して所定個数を下回った場合に、前記振り分け手段8は前記ランク信号出力手段10から出力されるランク指定信号に基づいて前記被計量物2を当該ランクに関連付けられた排出先に振り分けるように構成されたことを特徴としている。
請求項3に記載された重量選別装置は、請求項1記載の重量選別装置1において、前記信号発生手段11が発生した切換信号を保持して前記振り分け手段8に継続して与えるホールド手段12と、該ホールド手段12の機能を解除する解除手段13とを備え、前記信号発生手段11が切換信号を発生した後に、前記解除手段13を操作することによって前記振り分け手段8が前記ランク信号出力手段10から出力されるランク指定信号に基づいて前記被計量物2を当該ランクに関連付けられた排出先に振り分けるように構成されたことを特徴としている。
請求項4に記載された重量選別装置は、請求項1記載の重量選別装置1において、前記信号発生手段11の切換信号によって当該排出先とは異なる予備の排出先へ導かれた被計量物2のランクを表示する表示手段14を備えたことを特徴としている。
請求項5に記載された重量選別装置1は、被計量物2の重量を計量する秤量手段7と、複数ランクの重量範囲を規定するリミット値が設定され、前記秤量手段7から出力された被計量物2の計量値に応じて該被計量物2のランクを判別して対応するランク指定信号を出力するランク信号出力手段10と、前記ランク信号出力手段10から出力されるランク指定信号に基づいて前記被計量物2を該当するランクに関連付けられた排出先に振り分ける振り分け手段8とを備えた重量選別装置において、
被計量物2の個数をランク毎に計数し、一つのランクについて所定個数の被計量物2が搬送される期間が所定の期間を下回ったことを検出して切換信号を発生する信号発生手段11を備え、前記振り分け手段8は前記信号発生手段11の切換信号によって当該排出先とは異なる予備の排出先へ前記所定個数を超えた当該ランクの被計量物2を導くように構成されたことを特徴としている。
請求項1に記載された重量選別装置によれば、あるランクに属する被計量物の所定期間内の個数が、後段の当該ランクに属する作業者の処理能力を超えた数である場合に、その処理能力を超えた分の被計量物については、当該ランクに振り分けることなく、予備の排出先へ導くことができるので、後段の作業者の作業負担が軽減され、後段の作業者の作業停滞による生産ラインの停止といった不都合を回避することができる。
請求項2に記載された重量選別装置によれば、請求項1記載の重量選別装置の効果に加え、その後に当該ランクに属する被計量物の個数が減って作業者の処理能力を下回った場合には、当該ランクの被計量物を予備の排出先へ導く制御を自動的に停止して計量に基づく通常の振り分け制御を再開することができるので、生産ラインの停滞を招くことなく計量による振り分け制御を最適な状態で続行することができる。
請求項3に記載された重量選別装置によれば、請求項1記載の重量選別装置の効果に加え、作業者の処理能力を超えた当該ランクの被計量物を予備の排出先へ導く制御を続行することができ、作業者は自らの処理状況等を考慮しつつ、解除手段を操作することによって、自らかかる制御から計量に基づく通常の振り分け制御へ戻ることができるので、生産ラインの停滞を招くことなく作業者の判断で計量による振り分け制御を最適な状態で続行することができる。
請求項4に記載された重量選別装置によれば、請求項1記載の重量選別装置による効果に加え、後段の作業者の処理能力を超えた場合に、本来の排出先とは異なる予備の排出先へ被計量物を導く制御が行なわれた場合、その予備の排出先に排出された被計量物のランクを表示手段に表示することができる。予備の排出先に排出される被計量物のランクは当該ラインについて1種類であれば、予備の排出先に排出された被計量物は、すべて表示手段に表示されたランクに属することとなり、再度計量しなくても当該ランクに属するものとして処理することができる。
請求項5に記載された重量選別装置によれば、あるランクに属する所定個数の被計量物が搬送される期間が所定の期間を下回った場合に、後段の当該ランクに属する作業者の処理能力を超えていると判断し、その処理能力を超えた分の被計量物については、当該ランクに振り分けることなく、予備の排出先へ導くことができるので、後段の作業者の作業負担が軽減され、後段の作業者の作業停滞による生産ラインの停止といった不都合を回避することができる。
以下、本発明を実施するために特許出願人が出願時点で最良と思う本発明の実施の形態を図1〜図3を参照して説明する。
図1は本実施の形態の重量選別装置による通常の選別作業時を示す模式的な平面図であり、図2は本発明の実施の形態の重量選別装置による選別作業時に特定ランクの被計量物(ワーク)が集中した場合を示す模式的な平面図であり、図3は本発明の実施の形態の重量選別装置の機能ブロック図であり、図4は本発明の実施の形態における変形例を示す模式的な平面図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態の重量選別装置1は、被計量物2を搬送して計量に供する導入部3と、前記導入部3から搬送された被計量物2を搬送しながら計量する測定部4と、前記測定部4で測定された被計量物2を計量結果に応じて選別する選別部5と、重量選別装置1の各被制御部分を統括的に制御するために各種信号・データ等を処理して制御信号等を発生する処理手段としての処理部6とを有している。
導入部3は被計量物2を搬送するための搬送手段である搬送コンベアを有しており、被計量物2は図示しない作業者の手作業又は図示しない供給装置によって搬送コンベアに適当な間隔で投入されて次段の測定部4に搬送される。
測定部4は、前記導入部3の搬送コンベアによって搬送されてきた被計量物2を受け取ってさらに先へと搬送する搬送コンベアと、この搬送コンベアに設けられて搬送中の被計量物2の重量を計量する秤量手段7とを有している。なお、図示はしないが、測定部4の搬送コンベアを、被計量物2の状態が安定するのを待ちつつ搬送する前段の第1の搬送コンベアと、秤量手段7が設けられた後段の第2の搬送コンベアからなる構成としてもよい。
選別部5は、測定部4で計量された被計量物2を受け取ってさらに先に搬送する搬送コンベアと、この搬送コンベアの一方の側縁の近傍に搬送コンベアの搬送方向に沿って所定間隔で複数台が設けられた振り分け手段としての振り分けアーム8とを有している。
振り分けアーム8は、搬送コンベアが搬送してきた被計量物2をそのまま通過させる搬送コンベアと平行な基本位置と、搬送コンベアと交差して搬送コンベアが搬送してきた被計量物2を阻止する動作位置との間でアクチュエータの駆動力により揺動可能であり、所定のタイミングで揺動して、動作位置において被計量物2を受け止めた後に基本位置に戻ることにより、当該被計量物2を搬送コンベアから基本位置の外に設定された特定の重量ランクに相当する選別位置(図1及び図2では「選別位置A」を例示する)に振り分けることができる。振り分けられた被計量物2は当該選別位置に配置された作業者Mによって箱詰め等の処理がなされる。
ただし、本発明は振り分けアームにより被計量物2を振り分けているが、これに限らず、例えば振り分け手段としてエアーを直接被計量物に当てたり、開口部が開いて被計量物が下方へ落ちるようにして被計量物の振り分けを行なっても良い。
図3に示すように、処理部6は、複数ランクの重量範囲を規定するリミット値が設定され、前記秤量手段7から出力された被計量物2の計量値に応じて該被計量物2のランクを判別して対応するランク指定信号を前記選別部5に出力して前記振り分けアーム8 (振り分け手段)を作動させるランク信号出力手段10を有している。従って、前記振り分けアーム8は、前記ランク信号出力手段10から出力されるランク指定信号に基づいて前記被計量物2を該当するランクに関連付けられた排出先に振り分けることができる。
また、処理部6は、前記秤量手段7から出力された被計量物2の計量値に応じて被計量物2の個数をランク毎に計数し、ある一つのランクに属する被計量物2の個数が所定期間に対して所定個数を越えたことを検出して切換信号を発生し、該切換信号を前記選別部5に出力して前記振り分けアーム8 (振り分け手段)を作動させる信号発生手段11を備えている。従って、前記振り分けアーム8は、前記信号発生手段11の切換信号によって当該排出先とは異なる予備の排出先B(バイパス排出先B)へ前記所定個数を超えた当該ランクの被計量物2を導くべく作動するように構成されている。本発明の実施の形態では、図1に示すように、複数ランクの排出先A等は選別部5の搬送コンベアの一側縁に沿って並んでいるが、予備の排出先Bはこの搬送コンベアの搬送方向の先方の隣部に設定されている。
また、処理部6において、前記信号発生手段11と前記振り分けアーム8の間には、前記信号発生手段11が発生した切換信号を保持して前記振り分けアーム8に継続して与え続けるためのホールド手段12が設けられている。従って、前記信号発生手段11が一旦切換信号を発生すれば、振り分けアーム8には前記信号発生手段11からの切換信号が継続して与えられるので、振り分けアーム8は該当するランクの被計量物2を予備の排出先Bへ導く作動を継続することとなる。
もちろん、本重量選別装置が上記ホールド状態にあっても、バイパス排出先Bに排出すべき被計量物以外の他のランクに属する被計量物は、該当する選別位置に設けられた振り分けアーム8によって、該当するランクに関連付けられた選別位置(排出先)に振り分けることができる。従って、一時的に被計量物が集中したランクの作業者については作業負担を軽減しつつ、他のランクについては通常通り遅滞なく作業を進めることができる。
前記ホールド手段12には、ホールド手段12の機能を解除する解除手段としてのスイッチ13が設けられており、該スイッチ13は、複数ランクの各排出先毎にそれぞれ配置されて各作業者Mがそれぞれ操作できるようになっている。前記信号発生手段11が切換信号を発生した後、該当するランクの被計量物2は予備の排出先Bへ導かれるので、該当するランクの排出先にはこれ以上の被計量物2が流れ込まなくなり、作業者Mが被計量物2を箱詰めする作業には余裕が生まれる。そして、滞貨した被計量物2の処理がある程度進んだら、その作業者Mは自分の位置にあるスイッチ13を操作して振り分けアーム8が被計量物2を予備の排出先Bへ導く動作を停止させ、振り分けアーム8がランク信号出力手段10から出力されるランク指定信号に基づいて被計量物2を当該ランクに関連付けられた排出先に振り分ける通常の動作が再開されるようにする。
図3に示すように、処理部6には表示手段14が設けられている。通常の制御時には、ランク信号出力手段10から出力されたランク指定信号に基づいて前記被計量物2の排出先であるその被計量物2のランクが表示手段14に表示される。また、ある特定のランクに属する被計量物2が特定の期間内に集中した場合、即ちある一つのランクに属する被計量物2の個数が所定期間に対して所定個数を越えた場合には、前記信号発生手段11の切換信号によって予備の排出先Bへ導かれた被計量物2の本来のランクが表示手段14に表示される。
一般的に、ある特定のランクに属する被計量物2が特定の期間内に集中するような場合、その特定のランクは通常ある1つのランクであって、2以上のランクについてこのような集中が同時期に生じる蓋然性は低い。よって、予備の排出先Bに導かれた被計量物2は通常ある特定の1つのランクに属しているので、これらの被計量物2は再計量する必要がなく、そのままそのランクの排出先に運べば作業者Mによって処理することができる。従って、本発明の実施の形態によれば、前記表示手段14の表示を見ることで特定ランクの被計量物2の集中による予備の排出先への排出がなされた場合でも、その予備の排出先に排出された被計量物2のランクを容易に認識して本来振り分けるべきランクの排出先に搬入することができる。
また、表示手段14に表示される表示内容は記憶手段等にストックされているので、作業終了後等に表示内容を表示手段14に再度表示させて確認し、予備の排出先に排出された被計量物2を処理する際に役立てることができる。
なお、2以上のランクに属する被計量物2が共通の期間内に集中した場合には、予備の排出先Bに導かれた被計量物2はその2以上のランクに属することとなるので、予備の排出先Bに排出された被計量物2はそのままでは作業者Mの処理に委ねることはできず、再度計量・振り分けを行なわなければならない。
以上説明した例では、ホールド手段12とホールド手段12の機能を解除するスイッチ13とを設け、ある特定のランクに属する被計量物2が特定の期間内に集中した場合に当該ランクに属する被計量物2を予備の排出先Bに送る制御を開始するとともにかかる制御を続行し、作業者の手動によるスイッチ13の操作によって始めて通常の制御にもどるように構成した。
しかし、このような手動による制御の切換ではなく、前記秤量手段7から出力された被計量物2の計量値に応じて被計量物2の個数をランク毎に計数し、ある一つのランクに属する被計量物2の個数が所定期間に対して所定個数を下回った場合に切換信号を発生し、該切換信号を前記選別部5に出力して前記振り分けアーム8 (振り分け手段)による通常の振り分け操作が自動的に再開されるように構成してもよい。
以上説明した例では、予備の排出先B (バイパス排出先)は搬送コンベアの搬送方向の先方の隣部に1ヶ所設けられていた。しかし、予備の排出先Bは1ヶ所に限る必要はなく、複数箇所でもよいし、またその位置も任意であって、予備の排出先Bの設置箇所数と設置位置等は実際の重量選別装置1における被計量物2の搬送ラインの形態・構成等に合わせて適宜に定めることができる。
例えば、図4に示す本発明の実施の形態の変形例のように、本発明の実施の形態の選別部5の搬送方向の隣に、バイパス排出専用の振り分け手段50を連続して直列に設け、この振り分け手段50が有する複数の振り分けアーム8によって複数の予備の排出先B1〜B3 (バイパス排出先)に被計量物2を排出できるようにしてもよい。
また、図4において、バイパス排出専用の振り分け手段50を設ける代わりに、同図中破線で示すように選別部5の長手方向(搬送方向)に沿って各振り分けアーム8毎に各ランクの排出先と反対側に予備の排出先B4〜B6 (バイパス排出先)を設けてもよい。このようにすれば、各ランク毎に処理しきれない被計量物2を各ランク毎にバイパス排出できるので、バイパス排出した被計量物2は再計量する必要がなく、そのまま当該ランクの作業者Mの処理に委ねることができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、重量選別装置1において作業者Mによる後段での作業能力を超える個数の被計量物2が集中した場合には、その越えた分については正規のランクに振り分けることなく、別の位置にバイパスして排出することができるので、重量選別後の被計量物2の作業者Mによる後段での作業負荷が一定以上になることがなく、一時的な作業負荷過多による生産ライン全体の停止を防止することができる。
図1は、本実施の形態の重量選別装置による通常の選別作業時を示す模式的な平面図である。 図2は、本発明の実施の形態の重量選別装置による選別作業時に特定ランクの被計量物2(ワーク)が集中した場合を示す模式的な平面図である。 図3は、本発明の実施の形態の重量選別装置の機能ブロック図である。 図4は、本発明の実施の形態における変形例を示す模式的な平面図である。
符号の説明
1…重量選別装置、2…被計量物(ワーク)、7…秤量部、8…振り分け手段としての振り分けアーム、10…ランク信号出力手段、11…信号発生手段、12…ホールド手段、13…解除手段としてのスイッチ、14…表示手段。

Claims (5)

  1. 被計量物(2)の重量を計量する秤量手段(7)と、複数ランクの重量範囲を規定するリミット値が設定され、前記秤量手段から出力された被計量物の計量値に応じて該被計量物のランクを判別して対応するランク指定信号を出力するランク信号出力手段(10)と、前記ランク信号出力手段から出力されるランク指定信号に基づいて前記被計量物を該当するランクに関連付けられた排出先に振り分ける振り分け手段(8)とを備えた重量選別装置(1)において、
    被計量物の個数をランク毎に計数し、一つのランクの被計量物の個数が所定期間に対して所定個数を越えたことを検出して切換信号を発生する信号発生手段(11)を備え、前記振り分け手段は前記信号発生手段の切換信号によって当該排出先とは異なる予備の排出先へ前記所定個数を超えた当該ランクの被計量物を導くように構成されたことを特徴とする重量選別装置。
  2. 前記信号発生手段(11)が切換信号を発生した後に、当該ランクの被計量物(2)の個数が所定期間に対して所定個数を下回った場合に、前記振り分け手段(8)は前記ランク信号出力手段(10)から出力されるランク指定信号に基づいて前記被計量物を当該ランクに関連付けられた排出先に振り分けるように構成されたことを特徴とする請求項1記載の重量選別装置(1)。
  3. 前記信号発生手段(11)が発生した切換信号を保持して前記振り分け手段(8)に継続して与えるホールド手段(12)と、該ホールド手段の機能を解除する解除手段(13)とを備え、前記信号発生手段が切換信号を発生した後に、前記解除手段を操作することによって前記振り分け手段が前記ランク信号出力手段(10)から出力されるランク指定信号に基づいて前記被計量物(2)を当該ランクに関連付けられた排出先に振り分けるように構成されたことを特徴とする請求項1記載の重量選別装置(1)。
  4. 前記信号発生手段(11)の切換信号によって当該排出先とは異なる予備の排出先へ導かれた被計量物(2)のランクを表示する表示手段(14)を備えたことを特徴とする請求項1記載の重量選別装置(1)。
  5. 被計量物(2)の重量を計量する秤量手段(7)と、複数ランクの重量範囲を規定するリミット値が設定され、前記秤量手段から出力された被計量物の計量値に応じて該被計量物のランクを判別して対応するランク指定信号を出力するランク信号出力手段(10)と、前記ランク信号出力手段から出力されるランク指定信号に基づいて前記被計量物を該当するランクに関連付けられた排出先に振り分ける振り分け手段(8)とを備えた重量選別装置(1)において、
    被計量物の個数をランク毎に計数し、一つのランクについて所定個数の被計量物が搬送される期間が所定の期間を下回ったことを検出して切換信号を発生する信号発生手段(11)を備え、前記振り分け手段は前記信号発生手段の切換信号によって当該排出先とは異なる予備の排出先へ前記所定個数を超えた当該ランクの被計量物を導くように構成されたことを特徴とする重量選別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101391182B1 (ko) 2012-08-17 2014-05-02 삼정샘물 주식회사 액체용기 박스 선별장치
JP2014089147A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Yamato Scale Co Ltd 重量選別機

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