JP2005103050A - 消防用設備の開閉弁装置及びその制御弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一次側配管20と二次側配管30とを接続する弁本体1と、この弁本体の連通口を開閉する弁主体5と、この弁主体と一次流路2を介して対向するピストン室10と、このピストン室内に配設され、前記弁主体に連結されているピストン11と、該ピストン室に設けられ、調整流路41の連結筒52に連通する加圧室13と、前記連結部52に連通する前記調整流路の弁室53aに連続するピストン筒53に挿着された弁ピストン50と、該ピストン筒に挿着され、可変オイル室55を介して前記弁ピストン50に対向する連動ピストン51と、前記可変オイル室とオリヒス56を介して連通するリザーバ室57と、該連動ピストンの受圧部51aa当接し、前記ピストン室のピストンと連動するリフト7と、前記一次側配管に連通し、前記弁ピストンと対向し前記弁室に臨む弁座部46を有する調整流路の給水筒48と、を備えている。
【選択図】 図1
Description
一次側配管と二次側配管とを接続する弁本体と、この弁本体の連通口を開閉する弁主体と、この弁主体と流路を介して対向するピストン室と、このピストン室内に配設され、前記弁主体より受圧面積の大きい制御ピストンと、この制御ピストンと前記弁主体とを連結するステムと、前記制御ピストンに隣接し加圧されることによって前記ステムを介して前記弁主体を開弁方向に動かす前記ピストン室の加圧室と、この加圧室と前記一次側配管とを連通せしめる導圧管と、前記二次側配管の充水を検知する充水検知手段とを有する開閉弁装置において、前記二次側配管に充水される過程で前記ステムの動きに連動して前記加圧室への給水を減少制御し前記弁主体を半開維持状態にする半開維持手段と、前記充水検知手段の充水検知によって前記制御ピストンが前記弁主体の全開方向へ移動すべく前記加圧室の給排水を制御する再開弁手段とを設けたことを特徴とする開閉弁装置。
開閉弁本体1は、一次側配管20と二次側配管30との間に接続されている。この開閉弁本体1のケーシング40は、この一次側配管20が連通する一次流路2と、二次側配管30が連通する二次流路3と、前記一次流路2に隣接するピストン室10と、を備えている。
該弁ピストン50の外端部には、前記弁座部46に対向する弁部50aが設けられ、又、連動ピストン51の外先端部は、ガイド傾斜面51aとなっている。このガイド傾斜面51aは、ピストン筒53から突出し、リフト7の先端7aに対向当接し、リフト7により押圧される受圧部をなしている。なお、リフト7はこの受圧部を押圧する加圧部である。
このオイル室55には、オイルOが収納されているが、オイルの代わりに、他の非圧縮性液体、例えば、水、を用いてもよい。
通常状態では、図1に示すように、弁主体5は着座し、一次側配管20、一次流路2は充水され、二次側配管30、二次流路3は空(空気A)である。又、起動弁44は閉じており、又、調圧パイロット弁22は、開いている。当初可変オイル室55内のオイルOの量は、リザーバ室57のそれよりも多くしているが、いずれでも良い。
すると、前記起動時と同様に、連動ピストン51は可変オイル室55側に摺動し、オイルOを介して該オイル室55を押圧する。オイル室55の更なる短縮変形は急激にはなされず、弁ピストン50は給水筒48に向かって摺動するが、既に可変オイル室55(両ピストン50,51の間隔)は十分に短く、弁部50aが弁座部46から十分に離れている場合は、ピストン11はそのまま上昇し続ける。弁部50aが弁座部46から十分に離れていない場合は、ピストン11は、弁部50aの弁座部46における開度とピストン11の上昇速度が比例的に動いて、オイル室55の短縮変形も相まって、ピストン11は多少遅くなりながらも上昇し続ける。そして更に、ピストン11が上昇すると、リフト7は該ピストン51の先端51bを通り越して上昇するので、該先端51bは、リフト7の内側面7bに圧接する。この状態では、弁主体5は、全開可能な状態となる。
次に、開閉弁本体1の閉弁時の作動について説明する。
消火が済んで図示しない中央制御盤から起動弁44が閉弁信号を受信すると、モータMが回動し起動弁44が閉弁する。そうすると、一次側配管20の消火用水Wの調整流路41への供給が絶たれるので、今まで一次側配管20の一次圧により圧迫されてリザーバ室57に移動させられていたオイルOが、スプリング59によりピストン板58を介して押され、リザーバ室57から可動オイル室55に戻される。
すると、オイル室55は変形し両ピストン50,51の間隔が拡げられる。それと同時に、加圧室13に一次圧にて加圧供給されていた消火用水Wも絶たれて、加圧室13は減圧するので、ばね11aの力が加圧室13内の圧力に抗してピストン11を閉弁方向に移動させる。この時、加圧室13内の消火用水Wは、第1パイプ21、二次室23、ステム孔26a、フラム室26及び第2パイプ27を介して二次側配管30に排水される。
こうして開閉弁本体1が全閉し、リフト7が下がり、二次側配管30内の二次圧が無くなると、フラム室26が無圧になり弁体34が全開して全て復旧する。
なお、ピストン51のガイド傾斜面51aがリフト7の先端7aに当接してある必要はなく、ピストン51が外方へ突出しピストン51がピストン筒53から抜け落ちない位置でリフト7の先端7aがガイド傾斜面51aに当接するようになっていればよい。
この実施の形態と前記実施の形態との相違点は、次の通りである。
即ち、可変オイル室55は、通口61を介してリザーバ室57に連通している。このリザーバ室57は、下ピストン63によりばね室65と仕切られており、又、該ばね室65は、上ピストン67により接続口68aを介して二次側配管30に連通する流体室68と仕切られている。
なお、前記弁体70にオリヒスを形成すると、復旧時オイルOの可変オイル室55への移動の途中で弁体70が閉止してしまった場合でも、オイルOはこのオリヒスを通り移動完了できるので望ましい。
なお、上記の実施の形態において、主弁体の半開状態を維持する概略の所定時間の調整については、たとえば実施の形態1においてオリヒス56の代わりに可変オイル室55とリザーバ室57の間にニードル弁を介した管路を接続すれば、このニードル弁の調整で概略の所定時間が調整可能となる。
また、たとえば実施の形態1または2においては、弁部50aと弁座部46との間隔やガイド傾斜面51aとリフト7の先端7aとの間隔を調整することにより、あるいはガイド傾斜面の傾斜角度を変えることにより概略の所定時間が調整可能となる。こうすることにより、ウォータハンマの軽減程度や放水の早急程度を調整できる。
更に、この主弁体の半開状態の所定時間を調整することにより、二次側配管の予告放水開始の際にウォータハンマによるノズルからの突然の瞬間的な噴出現象を軽減することができる。ノズルが自動車の走行するトンネル内に設けられた水噴霧ノズルである場合、このような突然の噴出放水を避けることにより、ドライバーを惑わすことがなくなる。したがって、この発明の制御弁により、放水開始が小さな散水で始まりドライバーに本格放水を予告するような形が可能となり、その後は、調圧パイロット弁により所定圧での本格放水がなされる。
2 一次流路
3 二次流路
4 連通口
5 弁主体
6 弁座
7 リフト
11 ピストン
13 加圧室
20 一次側配管
30 二次側配管
41 調整流路
44 起動弁
Claims (4)
- 弁座部を有する給水筒と、該弁座部が臨む弁室と、該弁室に連通する連結部と、該弁室に連続するピストン筒とを備えた調整流路と、
該ピストン筒に挿着され、前記弁座部と対向する弁ピストンと、
前記ピストン筒に可変オイル室を介して挿着された連動ピストンと、
該連動ピストンの受圧部を押圧する加圧部材と、
前記可変オイル室とオリヒスを介して連通するリザーバ室と、
を備えていることを特徴とする消防用設備の制御弁。 - 弁座部を有する給水筒と、該弁座部が臨む弁室と、該弁室に連通する連結部と、該弁室に連続するピストン筒とを備えた調整流路と、
該ピストン筒に挿着され、前記弁座部と対向する弁ピストンと、
前記ピストン筒に可変オイル室を介して挿着された連動ピストンと、
該連動ピストンの受圧部を押圧する加圧部材と、
前記可変オイル室と通口を介して連通するリザーバ室と、
該リザーバ室に設けた下ピストンにより仕切られたばね室と、
該ばね室に設けた上ピストンにより仕切られた、接続口を有する流体室と、
前記上ピストンにステムを介して連結され、前記通口を開閉する弁体と、
を備えていることを特徴とする消防用設備の制御弁。 - 一次側配管と二次側配管とを接続する弁本体と、
この弁本体の連通口を開閉する弁主体と、
この弁主体と流路を介して対向するピストン室と、
このピストン室内に配設され、前記弁主体に連結されているピストンと、
該ピストン室に設けられ、調整流路の連結部に連通する加圧室と、
前記連結部に連通する調整流路の弁室に連続するピストン筒に挿着された弁ピストンと、
該ピストン筒に挿着され、可変オイル室を介して前記弁ピストンに対向する連動ピストンと、
前記可変オイル室とオリヒスを介して連通するリザーバ室と、
該連動ピストンの受圧部に当接し、前記ピストン室のピストンと連動するリフトと、
前記一次側配管に連通し、前記弁ピストンと対向し前記弁室に臨む弁座部を有する調整流路の給水筒と、
を備えていることを特徴とする消防用設備の開閉弁装置。 - 一次側配管と二次側配管とを接続する弁本体と、
この弁本体の連通口を開閉する弁主体と、
この弁主体と流路を介して対向するピストン室と、
このピストン室内に配設され、前記弁主体に連結されているピストンと、
該ピストン室に設けられ、調整流路の連結部に連通する加圧室と、
前記連結部に連通する調整流路の弁室にピストン筒に挿着された弁ピストンと、
該ピストン筒に挿着され、可変オイル室を介して前記弁ピストンに対向する連動ピストンと、
前記可変オイル室と通口を介して連通するリザーバ室と、
該リザーバ室に設けた下ピストンにより仕切られたばね室と、
該ばね室に設けた上ピストンにより仕切られ、二次側配管に連通する流体室と、
前記上ピストンにステムを介して連結され、前記通口を開閉する弁体と、
前記連動ピストンの受圧部に当接し、前記ピストン室のピストンと連動するリフトと、
前記一次側配管に連通し、前記弁ピストンと対向し前記弁室に臨む弁座部を有する調整流路の給水筒と、
を備えていることを特徴とする消防用設備の開閉弁装置。
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JP2003341779A JP4315279B2 (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 消防用設備の開閉弁装置及びその制御弁 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010179015A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Nohmi Bosai Ltd | 予作動式消火設備 |
JP2012213464A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Nohmi Bosai Ltd | スプリンクラ消火設備 |
WO2022085680A1 (ja) | 2020-10-22 | 2022-04-28 | 京都府公立大学法人 | ヒト角膜内皮細胞及び/又はヒト角膜内皮前駆細胞の保存方法 |
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- 2003-09-30 JP JP2003341779A patent/JP4315279B2/ja not_active Expired - Fee Related
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