JP2005101037A - 洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送系の装置トラブル等によりウェーハの洗浄液への浸漬時間が所定時間を超えた場合でも、配線膜の膜減りを防止できる機能を備えた洗浄装置を提供する。
【解決手段】 本発明の洗浄装置1は、洗浄が正常に実施されたかどうかを監視するために、ウェーハ2の浸漬時間を監視する監視部11と、監視部11から出力される異常検知信号に応じて制御信号を出力する制御部12と、制御部12の制御信号に応じて、洗浄槽4から洗浄液5を排出する排出バルブ13と、洗浄槽4内に過酸化水素水と純水を供給するための過酸化水素水槽14、過酸化水素水供給バルブ15、純水槽16、純水供給バルブ17を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体ウェーハの洗浄装置に関するものであり、特に、半導体ウェーハに生成したエッチング反応生成物やレジスト残渣等からなる堆積物を、配線膜を損傷させることなく完全に除去できる機能を有した洗浄装置に関する。
半導体製造工程では、半導体素子の生産歩留りを向上させるために、半導体ウェーハ(以下、ウェーハと言う)の表面を十分清浄に保つ必要がある。そのため、ウェーハを洗浄液の収容された洗浄槽内に浸漬し、加熱して異物を洗浄除去する洗浄装置がある。このような洗浄装置は、例えば、特開平10−214813号公報に開示されている。
図3は、従来の洗浄装置41の要部断面図である。図3において、42はウェーハ、43はウェーハキャリア、44は内槽と外槽とで構成される洗浄槽であり、45は洗浄槽44内に収容される洗浄液である。また、46は洗浄液45を循環する循環ポンプ、47はフィルタ、48はインラインヒータであり、洗浄槽44内の洗浄液45を循環しフィルタ47でパーティクルを濾過する。49は超音波振動子、50は超音波振動子49に信号を供給する超音波発振器である。
また、図4(a)〜(d)は、洗浄前のウェーハ42に形成される半導体素子51の製造工程を示す要部断面図である。先ず、図4(a)に示すように、能動素子を形成した半導体基板52上に、熱酸化法により酸化シリコン膜53を形成した後、CVD法によりポリシリコン膜54とWSi膜(タングステンシリサイド)55からなる配線膜を積層形成する。次に、図4(b)に示すように、WSi膜55の上にフォトレジストを塗布し、露光現像してレジストパターン56を形成する。次に、図4(c)に示すように、レジストパターン56をマスクとして、WSi膜55とポリシリコン膜54をRIE法によりドライエッチングする。最後に、図4(d)に示すように、不要になったレジストパターン56を、酸素を含むガスのプラズマ処理により除去する。このとき、シリコン酸化膜53、ポリシリコン膜54及びWSi膜55上に、エッチング反応生成物やレジスト残渣等の堆積物57が付着する。この堆積物57は有機成分からなり、後工程における汚染や膜剥離の原因となって素子特性に悪影響を及ぼすので、図3に示す洗浄装置41を使用して、洗浄除去を行なう。
次に、洗浄装置41によるウェーハ42の洗浄方法を説明する。先ず、所定の洗浄液45として、例えば、水酸化アンモニウム(29%)と過酸化水素(31%)と純水との容量比が1:1:8のアンモニア過水を洗浄槽44に収容する。そして、循環ポンプ46とインラインヒータ48を動作させ、洗浄液45を循環し、所定の温度、例えば50〜70℃に安定させる。その後、ウェーハ42を洗浄槽44に入れ、超音波発振器50を動作させて超音波振動子49より超音波をウェーハ42に照射し、ウェーハ42を洗浄して、エッチング反応生成物やレジスト残渣等の堆積物57を除去する。このとき、洗浄液45をフィルタ47を通して循環するので、ウェーハ42を洗浄する毎に洗浄槽44内に導入される異物は、このフィルタ47で除去される。また、洗浄液45は洗浄中に蒸発したり、ウェーハ42取り出しの際に減少するため、定期的に追加供給する。
特開平10−214813号公報(第2頁、0002段落〜0005段落、図4)
しかし、従来の洗浄装置41には、以下のような問題があった。洗浄装置41の洗浄管理は、半導体素子51に形成された堆積物57を完全に除去できる時間を予め調べておき、これを所定の浸漬時間として管理している。所定の浸漬時間に達したら、ウェーハ42を洗浄液45から引き上げ、次のリンス工程に搬送している。しかし、搬送系の装置トラブル等の発生により、所定の浸漬時間を過ぎてもウェーハ42が洗浄槽44内に残されたままの状態になると、堆積物57が除去された後に露出した下地がエッチングされ始め、多数の半導体素子51が不良になる。これを防止するために、浸漬時間が所定時間を超えると、直ちに洗浄液45を洗浄槽44から排出し、その後、純水を洗浄槽44内に供給して洗浄をストップさせる保護機能が設けられている。
しかし、洗浄液45を洗浄槽44から排出した状態でも、ウェーハ42、ウェーハキャリア43、洗浄槽44の内壁、循環ポンプ46、フィルタ47及び各配管内には洗浄液45が残存している。そのため、洗浄槽44内を完全に純水に置換するには時間がかかり、その間に残存する洗浄液45により下地へのエッチングが進行する。具体的には、図5に示すように、半導体素子51の配線膜であるWSi膜55がエッチングされて膜減りを起こす。これは、洗浄液45の成分であるアンモニアに対するWSi膜55のエッチングレートが、酸化シリコン膜53やポリシリコン膜54よりも高いためである。WSi膜55が膜減りすると、配線寸法や抵抗値の規格外れ等の問題が発生し、ロットアウトになって多大な損失を与える。
本発明は、上記問題点を解決するために考えられたもので、搬送系の装置トラブル等によりウェーハの洗浄液への浸漬時間が所定時間を超えた場合でも、配線膜の膜減りを防止できる機能を備えた洗浄装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の洗浄装置は、アンモニア過水からなる洗浄液を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽への半導体ウェーハの浸漬時間を監視する監視部と、前記監視部の出力に応じてバルブの開閉操作を行なう制御部と、前記制御部の出力に応じて過酸化水素水と純水を前記洗浄槽内に供給する過酸化水素水槽と純水槽を備え、前記監視部の異常検知信号を受けて出力される制御部の制御信号により、直ちに前記洗浄槽から洗浄液を排出した後、前記過酸化水素水と純水を前記洗浄槽内に供給することを特徴とする。この構成によれば、搬送系の装置トラブル等が発生した際、洗浄液排出後の洗浄槽に過酸化水素水と純水を供給するので、配線膜表面に薄い自然酸化被膜を形成できる。この薄い自然酸化被膜が配線膜の保護膜として作用するので、残存する洗浄液による配線膜の膜減りを防止でき、配線膜の寸法精度や抵抗値が安定化する。
また、請求項2記載の洗浄装置は、請求項1記載の洗浄装置であって、前記洗浄槽の上部に、多数の噴射孔を設けた噴射ノズルを備え、前記監視部の異常検知信号を受けて出力される制御部の制御信号により、直ちに前記洗浄槽から洗浄液を排出した後、前記過酸化水素水と純水を前記洗浄槽の上部から噴霧状にして吐出することを特徴とする。この構成によれば、搬送系の装置トラブル等が発生した際、洗浄液排出後の洗浄槽の上部から半導体ウェーハに向けて過酸化水素水と純水を噴霧状にして吐出するので、少量の過酸化水素水で、効率よく配線膜表面に薄い自然酸化被膜を形成できる。これにより、過酸化水素水と純水の使用量が少なくてすみ、製造コストを低減できる。また、本構成は、多数枚の大型ウェーハ洗浄する大容量の洗浄槽を有する洗浄装置に好適する。
以上説明したように、本発明の洗浄装置によれば、搬送系の装置トラブル等が発生した際、洗浄液排出後に純水置換していたものを、洗浄液排出後に過酸化水素水と純水により置換するようにしたので、配線膜表面に薄い自然酸化被膜を形成できる。この薄い自然酸化膜が配線膜の保護膜として作用するので、洗浄装置内に残存する洗浄液による配線膜の膜減りを防止できる。これにより、配線膜の寸法や抵抗値の規格外れを防止でき、高歩留り、高信頼性の半導体素子が得られる。
また、過酸化水素水と純水を、洗浄槽の上部からウェーハに向けて噴霧状に吐出するようにしたので、少量の過酸化水素水で効率よく配線膜表面に薄い自然酸化被膜を形成できる。これにより、過酸化水素水と純水の使用量が少なくてすみ、製造コストを低減できる。また、本構成は、多数枚の大型ウェーハ洗浄する大容量の洗浄槽を有する洗浄装置に好適する。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して説明する。図1(a)は本発明の洗浄装置1の要部断面図、図1(b)は本発明の洗浄装置1により洗浄した半導体素子21の要部断面図である。
図1(a)に示す本発明の洗浄装置1において、2はウェーハ、3はウェーハキャリア、4は内槽と外槽とで構成される洗浄槽であり、5は洗浄槽4内に収容されるアンモニア過水からなる洗浄液である。また、6は洗浄液5を循環する循環ポンプ、7はフィルタ、8はインラインヒータであり、洗浄槽3内の洗浄液5を循環し、フィルタ7で異物を濾過する。10は超音波振動子、11は超音波振動子10に信号を供給する超音波発振器である。
さらに、本発明の洗浄装置1では、洗浄が正常に実施されたかどうかを監視するために、ウェーハ2の浸漬時間を監視する監視部11と、監視部11から出力される異常検知信号に応じて制御信号を出力する制御部12と、制御部12の制御信号に応じて、洗浄槽4から洗浄液5を排出する排出バルブ13と、洗浄槽4に過酸化水素水と純水を供給するための過酸化水素水槽14、過酸化水素水供給バルブ15、純水槽16、純水供給バルブ17を備えている。
次に、本発明の洗浄装置1によるウェーハ2の洗浄方法を説明する。先ず、所定の洗浄液5、例えば、水酸化アンモニウム(29%)と過酸化水素(31%)と純水との容量比が1:1:8のアンモニア過水を洗浄槽4に収容する。そして、循環ポンプ6とインラインヒータ8を動作させ、洗浄液5を循環し、所定の温度、例えば50〜70℃に安定させる。その後、ウェーハ2を洗浄槽3に入れ、超音波発振器10を動作させて超音波振動子9より超音波をウェーハ2に照射し、ウェーハ2を洗浄して、エッチング反応生成物やレジスト残渣等の堆積物を除去する。この時、フィルタ7を通して洗浄液5を循環するため、ウェーハ2を処理する毎に洗浄槽4内に導入される異物は、このフィルタ7で除去される。
また、ウェーハ2の洗浄液5への浸漬時間は、絶えず監視部11で監視されている。そして、ウェーハ2の洗浄中に、搬送系の装置トラブル等によりウェーハ2が洗浄槽3内に残されたままの状態になると、監視部11が実時間を所定の浸漬時間と比較し、所定の浸漬時間よりも長いと判断した場合は、直ちに異常検知信号を制御部12に出力する。制御部12では、監視部11からの異常検知信号を受け、各バルブ13、15、17を操作する制御信号を出力する。
次に、各バルブ13、15、17の操作を説明する。先ず、制御部12が異常検知信号を受けると、直ちに排出バルブ13を開にして洗浄槽4から洗浄液5を排出した後、再び排出バルブ13を閉に戻す。続いて、過酸化水素水供給バルブ15を開にして、過酸化水素水槽14から過酸化水素水を、循環ポンプ6とフィルタ7を介して洗浄槽4へ供給する。
図1(b)は、過酸化水素水を供給した後の状態を示す半導体素子21の要部断面図である。同図において、22は半導体基板、23は酸化シリコン膜、24はポリシリコン膜、25はWSi膜、26はポリシリコン膜24とWSi膜25の表面に形成された薄い自然酸化被膜である。同図に示すように、供給された過酸化水素水の酸化作用により、ポリシリコン膜24とWSi膜25の表面に薄い自然酸化膜26が形成され、この薄い自然酸化被膜26がWSi膜25の保護膜として作用するので、ウェーハ2、ウェーハキャリア3、洗浄槽4の内壁、循環ポンプ6、フィルタ7及び各配管内に洗浄液5が残存していても、WSi膜25がエッチングされることがなくなる。
そして、WSi膜25の表面に薄い自然酸化被膜26を形成させた後は、排出バルブ13を開にして過酸化水素水を排出した後、再び排出バルブ13を閉にする。続いて、純水供給バルブ17を開いて、純水槽16から純水を洗浄槽4へ供給し、過酸化水素水を純水に置換する。この後、オペレータがウェーハ2を洗浄槽4から取り出す。
このように、本発明の洗浄装置1では、洗浄槽4の外部に過酸化水素水槽14と純水槽16を設け、洗浄液5を洗浄槽4から排出した後、過酸化水素水と純水を洗浄槽4内に供給するようにした。これにより、WSi膜25と過酸化水素水が反応してWSi膜25の表面に薄い自然酸化被膜26が形成され、この薄い自然酸化被膜26が保護膜として作用するので、搬送系の装置トラブル等により所定の浸漬時間を超えて、ウェーハ2が洗浄槽4内に残された場合でも、WSi膜25を洗浄液5から保護することができる。その結果、WSi膜25が過度にエッチングされて膜減りを起こすことがなくなり、配線膜の寸法や抵抗値の規格外れの発生を防止でき、製品歩留りの向上に寄与する。加えて、共通の循環ポンプ6、フィルタ7を使用するので、配管系統が簡略化できる。また、この薄い自然酸化被膜26は、フッ化水素等を使用した湿式または乾式洗浄により容易に除去できる。
次に、他の好ましい実施の形態を、図面を参照して説明する。図2は本発明の第2実施例の洗浄装置の要部断面図である。本実施例において前述した第1実施例と相違するところは、洗浄槽の上部に過酸化水素水と純水の噴射ノズルを設け、
ウェーハに向けて噴霧状にして吐出するようにしたことである。その他の構成は、第1実施例と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
図2に示すように、本実施例の洗浄装置31は、過酸化水素水と純水を洗浄槽4の上部へ供給するための第1切換えバルブ32、第2切換えバルブ33と、過酸化水素水と純水をウェーハ2に噴霧状にして吐出するための多数の噴射孔34を設けた噴射ノズル35を備えている。
本実施例の洗浄装置31では、ウェーハ2の洗浄中に、搬送系の装置トラブル等によりウェーハ2が洗浄槽3内に残されたままの状態になると、監視部11が実時間を所定の浸漬時間と比較し、所定の浸漬時間よりも長いと判断した場合は、直ちに異常検知信号を制御部12に出力する。制御部12では、監視部11からの異常検知信号を受け、各バルブ13、15、17、32、33を操作する制御信号を出力する。
次に、各バルブ13、15、17、32、33の操作を説明する。制御部12が異常検知信号を受けると、直ちに排出バルブ13を開にして洗浄槽4から洗浄液5を排出する。続いて、第1切換えバルブ32を開から閉に、第2切換えバルブを閉から開にした後、過酸化水素水供給バルブ15を開にして、過酸化水素水槽14から過酸化水素水を、循環ポンプ6、フィルタ7、噴射ノズル35を介して洗浄槽4へ供給する。このとき、噴射ノズル35に設けた多数の噴射孔34から、過酸化水素水がウェーハ2に向け、噴霧状に吐出される。
そして、WSi膜25の表面に薄い自然酸化被膜26を形成させた後は、純水供給バルブ17を開き、純水槽16の純水を、噴射ノズル35からウェーハ2に向けて噴霧状に吐出させる。その後、オペレータがウェーハ2を洗浄槽4から取り出す。
本実施例によれば、洗浄液5を排出した後、洗浄槽4の上部からウェーハ2に向けて過酸化水素水を噴霧状にして吐出するので、ウェーハ2全体に均一に過酸化水素水を供給でき、少量の過酸化水素水で効率よくWSi膜25表面に薄い自然酸化被膜26を形成できる。これにより、過酸化水素水と純水の使用量を低減でき、コスト面で有利となる。
なお、上述した各実施例では、配線膜としてWSi膜を使用して説明したが、MoSi膜(モリブデンシリサイド)、TiSi膜(チタンシリサイド)でも、同様の効果を得ることができる。
搬送系の装置トラブル等が発生した際、洗浄液排出後に純水置換していたものを、洗浄液排出後に過酸化水素水と純水により置換することによって、配線膜表面に薄い自然酸化被膜を形成でき、この薄い自然酸化膜が配線膜の保護膜として作用するので、洗浄装置内に残存する洗浄液による配線膜の膜減りを防止できる。これにより、配線膜の寸法や抵抗値の規格外れを防止でき、高歩留り、高信頼性の半導体素子が得られる。
本発明の第1実施例の洗浄装置の要部断面図及び過酸化水素水供給後の半導体素子の要部断面図 本発明の第2実施例の洗浄装置の要部断面図 従来の洗浄装置の要部断面図 洗浄前の半導体素子の製造工程を説明する要部断面図 従来の洗浄装置の問題点を説明する半導体素子の要部断面図
符号の説明
1 本発明の第1実施例の洗浄装置
2 ウェーハ
3 ウェーハキャリア
4 洗浄槽
5 洗浄液
6 循環ポンプ
7 フィルタ
8 インラインヒータ
9 超音波振動子
10 超音波発振器
11 監視部
12 制御部
13 排出バルブ
14 過酸化水素水槽
15 過酸化水素水供給バルブ
16 純水槽
17 純水供給バルブ
21 半導体素子
22 半導体基板
23 酸化シリコン膜
24 ポリシリコン膜
25 WSi膜
26 薄い酸化シリコン被膜
31 本発明の第2実施例の洗浄装置
32 第1切換えバルブ
33 第2切換えバルブ
34 噴射ノズル
35 噴射孔
41 従来の洗浄装置
42 ウェーハ
43 ウェーハキャリア
44 洗浄槽
45 洗浄液
46 循環ポンプ
47 フィルタ
48 インラインヒータ
49 超音波振動子
50 超音波発振器
51 半導体素子
52 半導体基板
53 酸化シリコン膜
54 ポリシリコン膜
55 WSi膜
56 レジストパターン
57 堆積物

Claims (2)

  1. アンモニア過水からなる洗浄液を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽への半導体ウェーハの浸漬時間を監視する監視部と、前記監視部の出力に応じてバルブの開閉操作を行なう制御部と、前記制御部の出力に応じて過酸化水素水と純水を前記洗浄槽内に供給する過酸化水素水槽と純水槽を備え、前記監視部の異常検知信号を受けて出力される制御部の制御信号により、直ちに前記洗浄槽から洗浄液を排出した後、前記過酸化水素水と純水を前記洗浄槽内に供給することを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記洗浄槽の上部に、多数の噴射孔を設けた噴射ノズルを備え、前記監視部の異常検知信号を受けて出力される制御部の制御信号により、直ちに前記洗浄槽から洗浄液を排出した後、前記過酸化水素水と純水を前記洗浄槽の上部から噴霧状にして吐出することを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
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