JP5153305B2 - レジスト膜の剥離装置及び剥離方法 - Google Patents

レジスト膜の剥離装置及び剥離方法 Download PDF

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Description

この発明はガラス基板や半導体ウエハなどの基板に付着残留するレジスト膜を剥離して除去するレジスト膜の剥離装置及び剥離方法に関する。
たとえば、フォトリソグラフィのプロセスにおいては、処理すべき基板の表面にフォトレジスト膜の被膜である、レジスト膜を形成し、露光・現像・エッチング等のプロセス処理を施して所望のパターニングを行う。その後、基板上に残っているレジスト膜を剥離・除去するということが行なわれる。
レジスト膜を剥離除去する場合、まず基板に剥離液を所定の圧力で供給してレジスト膜を膨潤させる。ついで、剥離液をレジスト膜を膨潤させるときよりも高い圧力で上記基板に供給する。それによって、前工程で膨潤させたレジスト膜を剥離する。レジスト膜を剥離したならば、基板をリンス液でリンスして剥離されたレジスト膜を除去し、ついで基板を純水で洗浄する。
ところで、基板に付着残留するレジスト膜を膨潤させるために剥離液を基板に単に供給するだけでは、剥離液をレジスト膜に短時間で十分に浸透させて膨潤させることができない。そのため、レジスト膜を膨潤させるのに時間が掛かり、生産性の低下を招いたり、レジスト膜の膨潤が十分でないためにそのレジスト膜の除去を確実に行なえないということがある。そこで、特許文献1では上記発生槽に収容された剥離液を熱源によって加熱して蒸気にし、蒸気の状態にある剥離液を処理槽に支持された基板に供給する。それによって、レジスト膜は蒸気の剥離液によって膨潤され、さらに剥離されて除去されるということが示されている。
特開2002−169304号公報
特許文献1に示されたように、剥離液を蒸気化させて基板に供給すれば、液体の状態で供給する場合に比べて浸透性が向上するから、基板に残留する剥離液を効率よく膨潤させることができる。
しかしながら、剥離液を蒸気化すると、剥離液は温度が100℃以上の高温度に上昇することになる。そのため、蒸気化された高温度の剥離液を処理槽内に保持された基板に供給すると、その基板が急激に温度上昇することになるから、基板も急激に熱変形して歪むが発生する虞があり、好ましくないということがある。
この発明は、基板を急激に温度上昇させることなく、レジスト膜を効率よく確実に膨潤させて剥離することができるようにしたレジスト膜の剥離装置及び剥離方法を提供することにある。
この発明は、基板の板面に付着するレジスト膜を除去するレジスト膜の剥離装置であって、
第1の剥離液が収容される第1の貯液タンクと、
この第1の貯液タンクに収容される第1の剥離液にナノバブルを混合させる第1のナノバブル発生器と、
ナノバブルが混合された第1の剥離液を上記第1の貯液タンクから上記基板の板面に供給する第1の給液手段と
第2の剥離液が収容される第2の貯液タンクと、
この第2の貯液タンクに収容された第2の剥離液を上記基板の板面の上記第1の供給手段によって第1の剥離液が供給された部位にこの第1の剥離液に混合されたナノバブルを圧壊させる圧力で供給する第2の給液手段と
を具備したことを特徴とするレジスト膜の剥離装置にある。
上記第1の貯液タンクに収容された第1の剥離液を加熱する第1の加熱手段と、上記第2の貯液タンクに収容された第2の剥離液を上記第1の貯液タンクに収容された第1の剥離液よりも高い温度に加熱する第2の加熱手段と
を具備したことが好ましい。
上記第2の給液手段によって第2の剥離液が供給された基板を純水によって洗浄する前に、基板の板面から剥離されたレジスト膜を除去する剥離液成分を含むリンス液を供給する第3の給液手段を備えていることが好ましい。
上記第3の給液手段によって基板に供給される上記リンス液に、第2のナノバブル発生器によってナノバブルを混合させることが好ましい。
この発明は、基板の板面に付着するレジスト膜を除去するレジスト膜の剥離方法であって、
基板の板面にナノバブルが混合された第1の剥離液を供給して上記レジスト膜を膨潤させる工程と、
ナノバブルが混合された第1の剥離液によって膨潤させられたレジスト膜に第2の剥離液を第1の剥離液に混合されたナノバブルを圧壊させる圧力で供給して上記レジスト膜を剥離する工程と
を具備したことを特徴とするレジスト膜の剥離方法にある。
基板からレジスト膜を剥離した後に、上記基板に剥離液成分を含むとともにナノバブルが混合されたリンス液を供給する工程を備えていることが好ましい。
この発明によれば、レジスト膜を膨潤させるための剥離液にナノバブルを混合させるようにした。微小なナノバブルが混合された剥離液は表面張力非常に小さくできるため、高い浸透性を発揮するから、基板を急激に温度上昇させることなく、レジスト膜に迅速かつ確実に浸透してレジスト膜を膨潤させることができ、レジスト膜の剥離作業の効率向上を図ることが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は基板Wの板面に付着残留するレジスト膜を剥離除去する剥離装置を示し、この剥離装置は処理槽1を備えている。上記基板Wは処理槽1の内部と外部にわたって設けられた搬送手段としてのローラコンベア2によって矢印で示す方向に水平搬送される。上記処理槽1の一端面にはローラコンベア2によって搬送される基板Wを搬入する搬入口3が形成され、他端面には搬出口4は形成されている。
上記処理槽1の内部は複数の仕切り壁6によって上記基板Wに付着残留するレジスト膜を膨潤させる膨潤部7、膨潤部7で膨潤されたレジスト膜を剥離する剥離部8、レジスト膜が剥離された基板Wをリンス処理するリンス部9及びリンス処理された基板を純水で洗浄処理する洗浄部10に区画されている。
上記膨潤部7には図2に示す第1の貯液タンク11に収容された第1の剥離液L1が供給される。この第1の貯液タンク11に収容された第1の剥離液L1は、第1の給液ポンプ12によって第1のナノバブル発生器13に供給される。第1のナノバブル発生器13には図示しない給気源から不活性ガスなどの気体を供給する第1の給気ポンプ14が接続されている。
第1の給液ポンプ12によって第1のナノバブル発生器13に供給された第1の剥離液L1と、第1の給気ポンプ14によって第1のナノバブル発生器13に供給された気体はともに旋回流となって上記第1のナノバブル発生器13内を流れる。第1の剥離液L1と気体は旋回速度に差が付くよう異なる圧力で加圧される。
それによって、気体の旋回流が第1の剥離液L1の旋回流によって剪断されてナノバブルが発生し、そのナノバブルが第1の剥離液L1に混合されることになる。上記第1のナノバブル発生器13でナノバブルが混合された第1の剥離液L1は戻り管15によって上記第1の貯液タンク11に戻されて貯留される。
ナノバブルは直径が1μm以下の微細な気泡であって、その気泡がイオンの核に守られて液中に存在するもので、液体の表面張力非常に小さくさせ、浸透力くするという性質を持つ。それによって、基板Wに付着残留するレジスト膜に対して高い浸透力を呈するから、そのレジスト膜を短時間で確実に膨潤させることが可能となる。
しかも、ナノバブルが混合された液体を後述するようにリンス液として利用した場合、基板Wから除去した物質にマイナス電位を帯電させる。それによって、基板Wから除去された物質は基板Wに対して反発力を発生するから、基板Wに再付着するのが防止される。
上記第1の貯液タンク11には給液管17が接続されている。この給液管17の中途部には第1の低圧ポンプ18が設けられ、先端には上記処理槽1の膨潤部7に位置する複数の膨潤用ノズル19(図2には1つだけ示す)が設けられている。
上記第1の貯液タンク11に貯留されたナノバブルを含む第1の剥離液L1は、上記第1の低圧ポンプ18によって上記膨潤用ノズル19から基板Wに向かって噴射される。上記第1の低圧ポンプ18は第1の剥離液L1を、その第1の剥離液L1に含まれるナノバブルが圧壊することのない圧力で加圧して上記膨潤用ノズル19から噴射させるようになっている。上記第1の低圧ポンプ18と上記膨潤用ノズル19は第1の供給手段を構成している。
第1の剥離液L1に含まれるナノバブルが圧壊しない状態で基板Wに供給されることで、第1の剥離液L1は基板Wに付着残留するレジスト膜に対する高い浸透性が維持される。それによって、基板Wに付着残留するレジストは、ナノバブルが混合された第1の剥離液L1によって迅速かつ確実に膨潤される。
なお、第1の貯液タンク11の外底部には、このタンク11内の第1の剥離液L1を40〜60℃程度の低温度、つまり基板Wを急激に加熱することのない温度に加熱するための第1のヒータ21が設けられている。
上記剥離部8は図3に示すように第2の貯液タンク23に貯えられた第2の剥離液L2が供給される。この第2の貯液タンク23に貯えられた第2の剥離液L2は外底部に設けられた第2のヒータ24によって上記第1のヒータ21によって加熱される第1の剥離液L1よりも高い温度、たとえば80℃に加熱されるようになっている。
なお、第1の貯液タンク11に収容される第1の剥離液L1と、第2の貯液タンク23に収容される第2の剥離液L2とは同じ種類或いは異なる種類のいずれであってもよい。剥離液L1としてはMEA(Monoethanolamine)、DMSO(Dimethylsulfoxide)、NMP(N-methylpyrrolidone)などが用いられる。
上記第2の貯液タンク23には給液管25が接続されている。この給液管25の中途部には第1の高圧ポンプ26が設けられ、先端には上記第1の高圧ポンプ26とで第2の液手段を構成する複数の剥離用ノズル27(図3には1つだけ示す)が設けられている。
第1の高圧ポンプ26は第2の貯液タンク23内の第2の剥離液L2を上記膨潤部7の第1の低圧ポンプ18に比べて十分に高い圧力で加圧して吐出する。この第1の高圧ポンプ26による第2の剥離液L2の加圧力は、第1の剥離液L1にナノバブルが含まれていればそのナノバブルを圧壊させることができる圧力である。
したがって、第2の剥離液L2が上記剥離用ノズル27から上記膨潤部7でレジスト膜が膨潤された基板Wに供給されると、膨潤されたレジスト膜が高圧に加圧され、かつ高い温度に加熱された第2の剥離液L2によって基板Wの板面から剥離除去される。
その際、レジスト膜を膨潤させた第1の剥離液L1に含まれるナノバブルは、剥離用ノズル27からの高圧の第2の剥離液L2によって圧壊されるから、圧壊時の圧力によっても基板Wからのレジスト膜の剥離除去が促進されることになる。
上記剥離用ノズル27から基板Wに噴射される第2の剥離液L2は80℃の高い温度に加熱されている。しかしながら、基板Wは膨潤部7での第1の剥離液L1によって予め40〜60℃に加熱されて剥離部8に搬送される。そのため、基板Wは剥離部8で急激に温度上昇するということがないから、急激に熱変形して歪みが発生するということもない。
このようにしてレジスト膜が剥離された基板Wは、上記洗浄部10で純水によって洗浄処理される前に、上記リンス部9でリンス処理される。このリンス部9は図4に示すように第3の貯液タンク31に貯えられたリンス液L3が供給される。この第3の貯液タンク31には、たとえば上記DMSOなどの剥離液成分を含んだ上記リンス液L3が収容されていて、このリンス液L3は第2の給液ポンプ32によって第2のナノバブル発生器33に供給される。
上記第2のナノバブル発生器33には、上記第1のナノバブル発生器13と同様、図示しない給気源から不活性ガスなどの気体を供給する第2の給気ポンプ34が接続されている。
上記第2のナノバブル発生器33にリンス液L3と気体とが上記第2の給液ポンプ32と第2の給気ポンプ34とで圧送されることで、ナノバブルが混合されたリンス液L3が生成される。ナノバブルが混合されたリンス液L3は戻り管35によって上記第3の貯液タンク31に戻される。
第3の貯液タンク31には給液管39が接続されている。この給液管39の中途部には第2の低圧ポンプ36が設けられ、先端には複数のリンス用ノズル37(図4では1つのみ図示)が設けられている。それによって、リンス用ノズル37から噴射されるリンス液L3によって、剥離部8でレジスト膜が剥離された基板Wの板面がリンス処理されるようになっている。
なお、リンス液L3は第3の貯液タンク31の外底部に設けられた第3のヒータ30によってナノバブルが分解しない温度、たとえば40〜60℃に加熱されるようになっている。
リンス液L3にはナノバブルが混合されている。ナノバブルはイオンの核に覆われているため、前工程で剥離除去されたレジスト膜が基板Wの上面に残留していると、その残留物にマイナス電位を帯電させる。そのため、残留物は基板Wとの間に反発力を持つから、基板Wに再付着することなく、リンス液L3によって良好に除去される。
リンス部9によってリンス処理された基板Wは、図1に示すように上記洗浄部10に設けられた複数の洗浄ノズル38から噴射される純水によって洗浄処理される。第2の剥離液L2によってレジスト膜が剥離された基板Wを純水によって洗浄する前に、リンス液L3でリンスするようにしたことで、剥離部8で剥離処理された基板Wの板面に残留する第2の剥離液L2がリンス液L3によって希釈されてから、純水によって洗浄されることになる。
第2の剥離液L2に純水が混合すると、その混合液は強アルカリ性となって基板Wの板面を損傷する虞がある。しかしながら、純水で基板Wを洗浄する前に、リンス液L3でリンス処理するようにしたことで、第2の剥離液L2に純水が混合して強アルカリ性の混合液が生成されるのを防止できるから、純水での洗浄処理時に基板Wを損傷させるのを防止できる。
このようにして純水で洗浄処理された基板Wは、処理槽1の搬出口4から搬出された後、図示しない乾燥処理部で乾燥処理されて次工程に受け渡される。なお、乾燥処理部は処理槽1内の洗浄部10の後に区画形成するようにしてもよい。
上記構成の剥離装置によれば、上述したようにレジスト膜を膨潤させる第1の剥離液L1に、ナノバブルを混合させるようにした。そのため、ナノバブルが混合された第1の剥離液L1はレジスト膜に対する浸透性が向上するから、上記レジスト膜を迅速かつ確実に膨潤させることができる。
レジスト膜を膨潤させる第1の剥離液L1を、レジスト膜を剥離除去する第2の剥離液L2よりも低い温度に加熱しておくようにした。そのため、レジスト膜の剥離作用を高めるために、剥離部8の第2の剥離液L2を80℃程度の高温度に加熱して供給しても、基板Wは膨潤部7で供給される低温度の第1の剥離液L1によって予め40〜60℃に予熱されてから、80℃に加熱される。
したがって、基板Wは剥離部8で急激に加熱されて温度上昇するということがないから、急激な熱変形を起こしてひずみが発生するということもない。
剥離部8で基板Wに供給される第2の剥離液L2は、ナノバブルを圧壊させることができる高い圧力に加圧されている。そのため、剥離部8で第2の剥離液L2を基板Wに供給したとき、基板Wにナノバブルを含む第1の剥離液L1が残っていると、そのナノバブルが剥離部8で供給される第2の剥離液L2の圧力によって圧壊されるから、ナノバブルが圧壊されるときの圧力によってもレジスト膜の剥離除去が行なわれる。つまり、第2の剥離液L2によるレジスト膜の剥離除去を効果的に行なうことができる。
基板Wをリンス処理するリンス液L3にナノバブルを混合させるようにした。そのため、基板Wにリンス処理時に剥離部8で剥離されたレジスト膜が残留していると、その残留物はナノバブルによってマイナス電位化されて基板Wとの間に反発力が生じる。その結果、リンス処理によって基板Wから残留物を確実の除去することが可能となる。
レジスト膜が剥離除去された基板Wを純水で洗浄処理する前に、剥離液成分を含むリンス液L3でリンス処理するようにした。そのため、純水での洗浄処理時に、純水と濃度の高い第2の剥離液L2とが混合して強アルカリ性の溶液が生成されることがないから、基板Wを強アルカリ性の溶液によって損傷させるのを防止できる。
この発明の一実施の形態を示す剥離装置の概略的構成図。 剥離装置に設けられた膨潤部の構成図。 剥離装置に設けられた剥離部の構成図。 剥離装置に設けられたリンス部の構成図。
符号の説明
1…処理槽、7…膨潤部、8…剥離部、9…リンス部、10…洗浄部、11…第1の貯液タンク、12…第1の給液ポンプ、13…第1のナノバブル発生器、18…第1の低圧ポンプ(第1の給液手段)、19…膨潤用ノズル(第1の給液手段)、21…第1のヒータ、23…第2の貯液タンク、24…第2のヒータ、26…第1の高圧ポンプ(第2の給液手段)、27…剥離用ノズル(第2の給液手段)、31…第3の貯液タンク、33…第2のナノバブル発生器、36…第2の低圧ポンプ(第3の給液手段)、37…リンス用ノズル、38…洗浄ノズル。

Claims (6)

  1. 基板の板面に付着するレジスト膜を除去するレジスト膜の剥離装置であって、
    第1の剥離液が収容される第1の貯液タンクと、
    この第1の貯液タンクに収容される第1の剥離液にナノバブルを混合させる第1のナノバブル発生器と、
    ナノバブルが混合された第1の剥離液を上記第1の貯液タンクから上記基板の板面に供給する第1の給液手段と
    第2の剥離液が収容される第2の貯液タンクと、
    この第2の貯液タンクに収容された第2の剥離液を上記基板の板面の上記第1の供給手段によって第1の剥離液が供給された部位にこの第1の剥離液に混合されたナノバブルを圧壊させる圧力で供給する第2の給液手段と
    を具備したことを特徴とするレジスト膜の剥離装置。
  2. 上記第1の貯液タンクに収容された第1の剥離液を加熱する第1の加熱手段と、上記第2の貯液タンクに収容された第2の剥離液を上記第1の貯液タンクに収容された第1の剥離液よりも高い温度に加熱する第2の加熱手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1記載のレジスト膜の剥離装置。
  3. 上記第2の給液手段によって第2の剥離液が供給された基板を純水によって洗浄する前に、基板の板面から剥離されたレジスト膜を除去する剥離液成分を含むリンス液を供給する第3の給液手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のレジスト膜の剥離装置。
  4. 上記第3の給液手段によって基板に供給される上記リンス液に、第2のナノバブル発生器によってナノバブルを混合させることを特徴とする請求項3記載のレジスト膜の剥離装置。
  5. 基板の板面に付着するレジスト膜を除去するレジスト膜の剥離方法であって、
    基板の板面にナノバブルが混合された第1の剥離液を供給して上記レジスト膜を膨潤させる工程と、
    ナノバブルが混合された第1の剥離液によって膨潤させられたレジスト膜に第2の剥離液を第1の剥離液に混合されたナノバブルを圧壊させる圧力で供給して上記レジスト膜を剥離する工程と
    を具備したことを特徴とするレジスト膜の剥離方法。
  6. 基板からレジスト膜を剥離した後に、上記基板に剥離液成分を含むとともにナノバブルが混合されたリンス液を供給する工程を備えていることを特徴とする請求項5記載のレジスト膜の剥離方法。
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