JP2005100573A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型化を招くことなく、光ディスクに対する記録及び再生を安定して行う
【解決手段】第1の光電変換信号Sc1は第1の信号調整回路c2により第1のゲインで調整され、第2の光電変換信号Sc10は第2の信号調整回路c11により第2のゲインで調整される。そして、ゲイン決定回路により、第1の信号調整回路の出力信号の振幅及び平均レベルの一方に基づいて第1のゲインが決定され、第2の信号調整回路の出力信号の振幅及び平均レベルの一方に基づいて第2のゲインが決定される。この場合に、各光電変換信号の信号特性に応じて、各信号調整回路の出力信号の振幅及び平均レベルの一方を選択して各ゲインを決定することにより、差信号生成回路c18の出力信号Swbに含まれるノイズ成分を効率的に減少させることが可能となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、プッシュプル信号生成回路及び光ディスク装置に係り、さらに詳しくは、光ディスクの記録面からの反射光に基づいてプッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成回路及び該プッシュプル信号生成回路を備える光ディスク装置に関する。
近年、デジタル技術の進歩及びデータ圧縮技術の向上に伴い、音楽、映画、写真及びコンピュータソフトなどのユーザデータを記録するための媒体として、CD(compact disc)や、CDの約7倍相当のデータをCDと同じ直径のディスクに記録可能としたDVD(digital versatile disc)などの光ディスクが注目されるようになり、その低価格化とともに、光ディスクをデータ記録の対象媒体とする光ディスク装置が普及するようになった。
光ディスクでは、互いに反射率の異なるマーク領域及びスペース領域のそれぞれの長さとそれらの組み合わせとによって情報が記録される。そこで、光ディスクに情報を記録する際には所定位置にマーク領域及びスペース領域がそれぞれ形成されるように光源から出射されるレーザ光のパワー(以下「発光パワー」ともいう)が制御される。
記録面に有機色素を含むCD−R(CD−recordable)、DVD−R(DVD−recordable)及びDVD+R(DVD+recordable)などの追記型の光ディスクでは、マーク領域を形成するときには発光パワーを大きくして色素を加熱及び溶解し、そこに接しているディスク基板部分を変質・変形させている。一方、スペース領域を形成するときにはディスク基板が変質・変形しないように発光パワーを再生時と同程度に小さくしている。これにより、マーク領域ではスペース領域よりも反射率が低くなる。このような発光パワーの制御方式は、単パルス記録方式とも呼ばれている。なお、マーク領域を形成するときの発光パワーはライトパワー、スペース領域を形成するときの発光パワーはボトムパワーとも呼ばれている。
また、記録面に特殊合金を含むCD−RW(CD−rewritable)、DVD−RW(DVD−rewritable)、及びDVD+RW(DVD+rewritable)などの書き換え可能な光ディスクでは、マーク領域を形成する時には、特殊合金を第1の温度に加熱したのち急冷し、アモルファス(非晶質)状態にしている。一方、スペース領域を形成する時には、特殊合金を第2の温度(<第1の温度)に加熱したのち徐冷し、結晶状態にしている。これにより、マーク領域ではスペース領域よりも反射率が低くなる。この場合には、蓄熱の影響を除去するために、マーク領域を形成するときの発光パワーを複数のパルスに分割(マルチパルス化)することが行なわれている。このような発光パワーの制御方式はマルチパルス記録方式とも呼ばれている。マルチパルス化された発光パワーの最大値はピークパワー、最小値はボトムパワーとも呼ばれている。また、スペース領域を形成するときの発光パワーはイレーズパワー(ピークパワー>イレーズパワー>ボトムパワー)とも呼ばれている。なお、記録速度の高速化に伴い、色素型ディスクであっても、例えばDVD系の光ディスク(DVD−R、DVD+Rなど)では、マルチパルス記録方式が提案されている。
上記追記型の光ディスクや書き換え可能な光ディスクでは、あらかじめ製造時にトラックを蛇行(ウォブリング)させ、その蛇行形状を変調することにより情報を付加している。例えばDVD+R及びDVD+RW(以下、便宜上「DVD+系」ともいう)では位相変調方式が用いられている。
そこで、例えばDVD+系に対応した光ディスク装置では、光ディスクへのアクセスの際に、光源から出射されトラックで反射した戻り光束から蛇行形状に対応したウォブル信号を検出し、該ウォブル信号から基準クロック信号を生成する(例えば、特許文献1参照)とともに、該基準クロック信号に同期してウォブル信号を位相復調し、前記情報を取得している。DVD+系では、トラックに付加されている前記情報として特に重要なものはアドレス情報に対応する情報である。光ディスク装置では、ユーザデータを記録する際に、アドレス情報及び基準クロック信号に基づいて記録位置の制御を行なっている。
そこで、アドレス情報が正しく検出できないと、所定の領域にユーザデータを記録することができなくなり、記録エラーを生じる場合がある。特に、追記型であるDVD+Rにおいては、記録エラーを発生させるとその光ディスクは再使用が不可となってしまう。従って、ウォブル信号を精度良く検出することは非常に重要である。
ウォブル信号は、トラックからの反射光に基づいて検出されるが、光ディスクに記録されている記録データやレーザ光出力の変動などにより、反射光にはウォブル信号に対してノイズとなる成分が複雑に含まれている。そこで、例えばトラックからの反射光をトラックの接線方向に対応する方向の分割線で2分割された受光素子(2分割受光素子)で受光し、各受光素子の出力信号(光電変換信号)に対して、それぞれ所定のレベル調整を行った後、それらの信号の差信号、すなわちプッシュプル信号を生成し、ウォブル信号を検出する装置が提案されている(例えば、特許文献2〜特許文献6参照)。
ところで、受光素子から出力される信号の信号特性は、トラックからの反射光にRF信号成分が含まれている場合とRF信号成分が含まれていない場合とで大きく異なっている。そこで、記録時及び再生時のいずれにおいてもノイズレベルの低いプッシュプル信号を生成するためには、トラックからの反射光にRF信号成分が含まれている場合にプッシュプル信号を生成する回路と、トラックからの反射光にRF信号成分が含まれていない場合にプッシュプル信号を生成する回路とが必要であり、光ディスク装置の小型化に対する障害の一つとなっていた。
特開2001−35090号公報 特開2001−266486号公報 特開2002−117536号公報 特開2003−59056号公報 特開2003−77130号公報 特開平8−194969号公報
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、生成されるプッシュプル信号に含まれるノイズを低レベルに維持しつつ、小型化を可能とするプッシュプル信号生成回路を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、大型化を招くことなく、光ディスクに対する記録及び再生を安定して行うことができる光ディスク装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、スパイラル状又は同心円状のトラックが形成された光ディスクの記録面からの反射光を、少なくとも前記トラックの接線方向に対応する方向の分割線によって2分割された第1の受光領域と第2の受光領域とで受光する光検出器を有する光ディスク装置で用いられ、前記第1の受光領域からの第1の光電変換信号と前記第2の受光領域からの第2の光電変換信号とのプッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成回路であって、前記第1の光電変換信号を第1のゲインで調整する第1の信号調整回路と;前記第2の光電変換信号を第2のゲインで調整する第2の信号調整回路と;前記第1の信号調整回路の出力信号の振幅及び平均レベルの一方を第1の判定値として選択するとともに、前記第2の信号調整回路の出力信号の振幅及び平均レベルのうちの前記第1の判定値に対応する一方を第2の判定値として選択し、前記第1の判定値及び前記第2の判定値に基づいて、前記第1の信号調整回路の出力信号及び前記第2の信号調整回路の出力信号にそれぞれ含まれる所定のノイズ成分のレベルが互いにほぼ等しくなるように、前記第1のゲイン及び前記第2のゲインの少なくとも一方を決定するゲイン決定回路と;前記第1の信号調整回路の出力信号と前記第2の信号調整回路の出力信号との差信号を生成する差信号生成回路と;を備えるプッシュプル信号生成回路である。
これによれば、第1の受光領域からの第1の光電変換信号は、第1の信号調整回路により第1のゲインで調整される。一方、第2の受光領域からの第2の光電変換信号は、第2の信号調整回路により第2のゲインで調整される。そして、ゲイン決定回路により、第1の信号調整回路の出力信号の振幅及び平均レベルの一方が第1の判定値として選択され、かつ第2の信号調整回路の出力信号の振幅及び平均レベルのうちの第1の判定値に対応する一方が第2の判定値として選択され、第1の判定値及び第2の判定値に基づいて第1のゲイン及び第2のゲインの少なくとも一方が決定される。この場合に、例えば各光電変換信号の信号特性に応じて、第1の判定値及び第2の判定値をそれぞれ選択することにより、第1の信号調整回路の出力信号及び第2の信号調整回路の出力信号にそれぞれ含まれる所定のノイズ成分のレベルが互いにほぼ等しくなるように第1のゲイン及び第2のゲインの少なくとも一方を精度良く決定することが可能となる。すなわち、従来よりも簡単な回路構成でノイズレベルの低いプッシュプル信号を生成することができる。従って、生成されるプッシュプル信号に含まれるノイズを低レベルに維持しつつ、小型化が可能となる。
この場合において、請求項2に記載のプッシュプル信号生成回路の如く、前記第1の信号調整回路及び前記第2の信号調整回路の少なくとも一方は、ゲインコントロールアンプ回路を含むこととすることができる。
上記請求項1及び2に記載の各プッシュプル信号生成回路において、請求項3に記載のプッシュプル信号生成回路の如く、前記ゲイン決定回路は、前記第1の判定値が予め設定されている目標値とほぼ一致するように、前記第1のゲインを決定することとすることができる。
上記請求項1〜3に記載の各プッシュプル信号生成回路において、請求項4に記載のプッシュプル信号生成回路の如く、前記ゲイン決定回路は、前記第2の判定値が予め設定されている目標値とほぼ一致するように、前記第2のゲインを決定することとすることができる。
上記請求項1及び2に記載の各プッシュプル信号生成回路において、請求項5に記載のプッシュプル信号生成回路の如く、前記ゲイン決定回路は、前記第1の判定値と前記第2の判定値とが互いにほぼ等しくなるように、前記第1のゲイン及び前記第2のゲインの少なくとも一方を決定することとすることができる。
請求項6に記載の発明は、スパイラル状又は同心円状のトラックが形成された光ディスクの記録面に光を照射し、情報の記録及び再生を行なう光ディスク装置であって、前記記録面からの反射光を少なくとも前記トラックの接線方向に対応する方向の分割線によって2分割された第1の受光領域と第2の受光領域とで受光し、前記第1の受光領域から第1の光電変換信号を出力し、前記第2の受光領域から第2の光電変換信号を出力する光検出器と;前記第1の光電変換信号と第2の光電変換信号とのプッシュプル信号を生成する請求項1〜5のいずれか一項に記載のプッシュプル信号生成回路と;前記プッシュプル信号生成回路にて生成されたプッシュプル信号を用いて、情報の記録及び再生を行なう処理装置と;を備える光ディスク装置である。
これによれば、スパイラル状又は同心円状のトラックが形成された光ディスクの記録面からの反射光は、その受光面が少なくともトラックの接線方向に対応する方向の分割線によって第1の受光領域と第2の受光領域とに2分割されている光検出器で受光される。そして、第1の受光領域から第1の光電変換信号が出力され、第2の受光領域から第2の光電変換信号が出力され、この第1の光電変換信号と第2の光電変換信号とのプッシュプル信号が、請求項1〜5のいずれか一項に記載のプッシュプル信号生成回路により生成される。このプッシュプル信号に含まれるノイズ成分は低レベルであるため、このプッシュプル信号に基づいて、例えば記録面に形成される光スポットの位置を精度良く制御することが可能となる。従って、結果として大型化を招くことなく、光ディスクに対する記録及び再生を安定して行うことができる。
この場合において、請求項7に記載の光ディスク装置の如く、前記ゲイン決定回路は、前記光ディスクの種類に応じて、前記第1の信号調整回路の出力信号の振幅及び平均レベルの一方を前記第1の判定値として選択し、かつ前記第2の信号調整回路の出力信号の振幅及び平均レベルのうちの前記第1の判定値に対応する一方を前記第2の判定値として選択することとすることができる。
この場合において、請求項8に記載の光ディスク装置の如く、前記光ディスクは書き換え可能な光ディスクであり、前記ゲイン決定回路は、前記第1の信号調整回路の出力信号の振幅を前記第1の判定値として選択し、かつ前記第2の信号調整回路の出力信号の振幅を前記第2の判定値として選択することとすることができる。
この場合において、請求項9に記載の光ディスク装置の如く、前記光ディスクはDVD+RWの規格に準拠する光ディスクであることとすることができる。
上記請求項6に記載の光ディスク装置において、請求項10に記載の光ディスク装置の如く、前記光ディスクからデータを再生する場合に、前記ゲイン決定回路は、前記第1の信号調整回路の出力信号の振幅を前記第1の判定値として選択し、かつ前記第2の信号調整回路の出力信号の振幅を前記第2の判定値として選択することとすることができる。
上記請求項6及び10に記載の各光ディスク装置において、請求項11に記載の光ディスク装置の如く、前記光ディスクにデータを記録する場合に、前記ゲイン決定回路は、前記第1の信号調整回路の出力信号の平均レベルを前記第1の判定値として選択し、かつ前記第2の信号調整回路の出力信号の平均レベルを前記第2の判定値として選択することとすることができる。
上記請求項10及び11に記載の各光ディスク装置において、請求項12に記載の光ディスク装置の如く、前記光ディスクは追記型の光ディスクであることとすることができる。
この場合において、請求項13に記載の光ディスク装置の如く、前記光ディスクはDVD+Rの規格に準拠する光ディスクであることとすることができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図9に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る光ディスク装置20の概略構成が示されている。
この図1に示される光ディスク装置20は、本発明の一実施形態に係る光ディスク15を回転駆動するためのスピンドルモータ22、光ピックアップ装置23、レーザコントロール回路24、エンコーダ25、モータドライバ27、再生信号処理回路28、サーボコントローラ33、バッファRAM34、バッファマネージャ37、インターフェース38、フラッシュメモリ39、CPU40及びRAM41などを備えている。なお、図1における接続線は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。なお、本実施形態では、一例としてDVD+Rの規格に準拠した情報記録媒体が光ディスク15に用いられるものとする。
前記光ピックアップ装置23は、光ディスク15のスパイラル状又は同心円状のトラックが形成された記録面にレーザ光を照射するとともに、記録面からの反射光を受光するための装置である。この光ピックアップ装置23は、一例として図2に示されるように、光源ユニット51、コリメートレンズ52、ビームスプリッタ54、対物レンズ60、検出レンズ58、光検出器としての受光器PD、及び駆動系(フォーカシングアクチュエータ、トラッキングアクチュエータ及びシークモータ(いずれも図示省略))などを備えている。
前記光源ユニット51は、波長が660nmのレーザ光を発光する光源としての半導体レーザLDを含んで構成されている。なお、本実施形態では、光源ユニット51から出射されるレーザ光の光束の最大強度出射方向を+X方向とする。
前記コリメートレンズ52は、光源ユニット51の+X側に配置され、光源ユニット51から出射された光束を略平行光とする。
前記ビームスプリッタ54は、コリメートレンズ52の+X側に配置され、コリメートレンズ52で略平行光とされた光束をそのまま透過させる。また、ビームスプリッタ54は、光ディスク15の記録面で反射され、前記対物レンズ60を介して入射する光束(戻り光束)を−Z方向に分岐する。
前記対物レンズ60は、ビームスプリッタ54の+X側に配置され、ビームスプリッタ54を透過した光束を光ディスク15の記録面に集光する。
前記検出レンズ58は、ビームスプリッタ54の−Z側に配置され、ビームスプリッタ54で−Z方向に分岐された戻り光束RBを前記受光器PDの受光面に集光する。
受光器PDの受光面は、図3に示されるように、トラック(点線で図示されている)の接線方向に対応する方向Dtan(図3における紙面上下方向)の分割線DL1によって2分割され、さらにトラックの接線方向に直交する方向に対応する方向Drad(図3における紙面左右方向)の分割線DL2によって2分割されている。すなわち、受光器PDの受光面は、4つの受光領域(PDa、PDb、PDc、PDd)に分割されている。前記受光領域PDaは分割線DL1の図3における紙面左側で、かつ分割線DL2の図3における紙面上側に位置している。前記受光領域PDbは前記受光領域PDaの図3における紙面右側に位置している。前記受光領域PDcは前記受光領域PDbの図3における紙面下側に位置している。前記受光領域PDdは前記受光領域PDaの図3における紙面下側に位置している。そして、各受光領域からは、それぞれ受光量に応じた信号が再生信号処理回路28に出力される。なお、受光器PDはその受光面のほぼ中央で戻り光束RBを受光するように配置されている。
前記フォーカシングアクチュエータ(図示省略)は、対物レンズ60の光軸方向であるフォーカス方向(ここではX軸方向)に対物レンズ60を微少駆動するためのアクチュエータである。
前記トラッキングアクチュエータ(図示省略)は、トラックの接線方向に直交する方向であるトラッキング方向(ここではZ軸方向)に対物レンズ60を微少駆動するためのアクチュエータである。
前記シークモータ(図示省略)は、スレッジ方向(ここではZ軸方向)に光ピックアップ装置自体を駆動するためのモータである。
図1に戻り、前記フラッシュメモリ39はプログラム領域とデータ領域とを備えており、プログラム領域には、CPU40にて解読可能なコードで記述されたプログラムが格納されている。また、データ領域には、半導体レーザLDの発光特性に関する情報、光ピックアップ装置23のシーク動作に関する情報(以下「シーク情報」ともいう)、及び記録条件などが格納されている。
前記バッファRAM34は、光ディスク15に記録するデータ(記録用データ)、及び光ディスク15から再生したデータ(再生データ)などが一時的に格納されるバッファ領域と、各種プログラム変数などが格納される変数領域とを有している。
前記バッファマネージャ37は、バッファRAM34へのデータの入出力を管理する。そして、バッファ領域に蓄積されたデータ量が所定量になるとCPU40に通知する。
前記エンコーダ25は、CPU40の指示に基づいて、バッファRAM34に蓄積されている記録用データをバッファマネージャ37を介して取り出し、データ変調及びエラー訂正コードの付加などを行ない、光ディスク15への書き込み信号を生成する。ここで生成された書き込み信号はレーザコントロール回路24に出力される。
前記レーザコントロール回路24は、半導体レーザLDの発光特性、及びエンコーダ25からの書き込み信号などに基づいて半導体レーザLDの駆動信号を生成する。すなわち、光ディスク15に照射されるレーザ光のパワーを制御する。
前記インターフェース38は、ホストとの双方向の通信インターフェースであり、一例としてATAPI(AT Attachment Packet Interface)の規格に準拠している。
前記再生信号処理回路28は、図4に示されるように、I/Vアンプ28a、サーボ信号検出回路28b、ウォブル信号検出回路28c、RF信号検出回路28d、及びデコーダ28eなどから構成されている。
上記I/Vアンプ28aは、受光器59の出力信号である電流信号を電圧信号に変換するとともに、所定のゲインで増幅する。ここで変換された電圧信号は、上記サーボ信号検出回路28b、ウォブル信号検出回路28c、及びRF信号検出回路28dに出力される。
前記サーボ信号検出回路28bは、I/Vアンプ28aの出力信号に基づいてサーボ信号(フォーカスエラー信号及びトラックエラー信号など)を検出する。ここで検出されたサーボ信号はサーボコントローラ33に出力される。
前記ウォブル信号検出回路28cは、I/Vアンプ28aの出力信号に基づいてウォブル信号Swbを検出する。このウォブル信号検出回路28cは、一例として図5に示されるように、2つの加算回路(c1、c10)、2つのゲインコントロールアンプ回路(GCA回路:c2(第1の信号調整回路)、c11(第2の信号調整回路))、2つの振幅検出回路(c3、c12)、2つの平均レベル検出回路(c4、c13)、2つの切替スイッチ(c5、c14)、2つの比較回路(c6、c15)、2つのチャージポンプ(c7、c16)、D/A変換器c8、2つのコンデンサ(c9、c17)、及び減算回路c18(差信号生成回路)などを有している。
上記加算回路c1は、I/Vアンプ28aの出力信号SbとScをそれぞれ加算した信号Sc1を生成する。ここで、信号Sbは受光領域PDbの出力信号に対応するI/Vアンプ28aの出力信号であり、信号Scは受光領域PDcの出力信号に対応するI/Vアンプ28aの出力信号である。すなわち、加算回路c1からは第1の光電変換信号に対応する信号Sc1が出力される。加算回路c1からの信号Sc1はゲインコントロールアンプ回路c2に出力される。
前記ゲインコントロールアンプ回路c2は、第1のゲインで加算回路c1の出力信号Sc1を調整する。調整後の信号Sc2は、減算回路c18、振幅検出回路c3及び平均レベル検出回路c4に出力される。なお、第1のゲインは第1のゲインコントロール電圧Vg1によって所定の範囲(例えば−6dB〜+6dB)内で変更可能である。ここでは、第1のゲインコントロール電圧Vg1が大きくなると第1のゲインは大きくなり、第1のゲインコントロール電圧Vg1が小さくなると第1のゲインは小さくなるように設定されている。
前記振幅検出回路c3は、ゲインコントロールアンプ回路c2の出力信号Sc2の振幅を検出する。ここでの検出結果は切替スイッチc5に出力される。なお、振幅検出回路c3は、例えばピークレベル検出回路及びボトムレベル検出回路などを含んで構成することができる。
前記平均レベル検出回路c4は、ゲインコントロールアンプ回路c2の出力信号Sc2の平均レベルを検出する。ここでの検出結果は切替スイッチc5に出力される。なお、平均レベル検出回路c4は、例えばローパスフィルタなどを含んで構成することができる。
前記切替スイッチc5は、CPU40からの選択信号Sselに基づいて、振幅検出回路c3の出力信号及び平均レベル検出回路c4の出力信号の一方を選択する。ここでは一例として、選択信号Sselが0(ローレベル)のときに振幅検出回路c3の出力信号が選択され、選択信号Sselが1(ハイレベル)のときに平均レベル検出回路c4の出力信号が選択されるように設定されている。切替スイッチc5の出力信号は第1の判定値として比較回路c6の一方の入力となる。
前記D/A変換器c8は、CPU40からの目標電圧信号Stgtをアナログ信号に変換する。このD/A変換器c8で変換された信号は目標値として、比較回路c6及び比較回路c15に出力される。
前記比較回路c6は、切替スイッチc5の出力信号とD/A変換器c8の出力信号とを比較する。その比較結果は、チャージポンプc7に出力される。
前記チャージポンプc7は、比較回路c6での比較結果に応じてコンデンサc9の充電あるいは放電を行なう。ここでは、切替スイッチc5の出力信号がD/A変換器c8の出力信号よりも小さい場合にコンデンサc9を充電し、切替スイッチc5の出力信号がD/A変換器c8の出力信号よりも大きい場合にコンデンサc9を放電するように設定されている。そして、コンデンサc9が充電されると前記第1のゲインコントロール電圧Vg1が大きくなり、コンデンサc9が放電されると前記第1のゲインコントロール電圧Vg1が小さくなるように設定されている。すなわち、ゲインコントロールアンプ回路c2の出力信号Sc2は、その振幅あるいは平均レベルが目標値とほぼ一致するように制御されることとなる。
前記加算回路c10は、I/Vアンプ28aの出力信号SaとSdを加算した信号を生成する。ここで、信号Saは受光領域PDaの出力信号に対応するI/Vアンプ28aの出力信号であり、信号Sdは受光領域PDdの出力信号に対応するI/Vアンプ28aの出力信号である。すなわち、加算回路c10からは第2の光電変換信号に対応する信号Sc10が出力される。加算回路c10からの信号Sc10はゲインコントロールアンプ回路c11に出力される。
前記ゲインコントロールアンプ回路c11は、第2のゲインで加算回路c10の出力信号Sc10を調整する。調整後の信号Sc11は、減算回路c18、振幅検出回路c12及び平均レベル検出回路c13に出力される。なお、第2のゲインは第2のゲインコントロール電圧Vg2によって所定の範囲(例えば−6dB〜+6dB)内で変更可能である。ここでは、第2のゲインコントロール電圧Vg2が大きくなると第2のゲインは大きくなり、第2のゲインコントロール電圧Vg2が小さくなると第2のゲインは小さくなるように設定されている。
前記振幅検出回路c12は、ゲインコントロールアンプ回路c11の出力信号Sc11の振幅を検出する。ここでの検出結果は切替スイッチc14に出力される。なお、振幅検出回路c12は、例えばピークレベル検出回路及びボトムレベル検出回路などを含んで構成することができる。
前記平均レベル検出回路c13は、ゲインコントロールアンプ回路c11の出力信号Sc11の平均レベルを検出する。ここでの検出結果は切替スイッチc14に出力される。なお、平均レベル検出回路c13は、例えばローパスフィルタなどを含んで構成することができる。
前記切替スイッチc14は、CPU40からの選択信号Sselに基づいて、振幅検出回路c12の出力信号及び平均レベル検出回路c13の出力信号の一方を選択する。ここでは一例として、選択信号Sselが0(ローレベル)のときに振幅検出回路c12の出力信号が選択され、選択信号Sselが1(ハイレベル)のときに平均レベル検出回路c13の出力信号が選択されるように設定されている。切替スイッチc14の出力信号は第2の判定値として比較回路c15の一方の入力信号となる。
前記比較回路c15は、切替スイッチc14の出力信号とD/A変換器c8の出力信号とを比較する。その比較結果は、チャージポンプc16に出力される。
前記チャージポンプc17は、比較回路c15での比較結果に応じてコンデンサc17の充電あるいは放電を行なう。ここでは、切替スイッチc14の出力信号がD/A変換器c8の出力信号よりも小さい場合にコンデンサc17を充電し、切替スイッチc14の出力信号がD/A変換器c8の出力信号よりも大きい場合にコンデンサc17を放電するように設定されている。そして、コンデンサc17が充電されると前記第2のゲインコントロール電圧Vg2が大きくなり、コンデンサc17が放電されると前記第2のゲインコントロール電圧Vg2が小さくなるように設定されている。すなわち、ゲインコントロールアンプ回路c11の出力信号Sc11は、その振幅あるいは平均レベルが目標値とほぼ一致するように制御されることとなる。
前記減算回路c18は、ゲインコントロールアンプ回路c2の出力信号Sc2からゲインコントロールアンプ回路c11の出力信号Sc11を減算し、減算信号(プッシュプル信号)を生成する。ここで生成された減算信号は、ウォブル信号Swbとして、デコーダ28eに出力される。
前記RF信号検出回路28dは、I/Vアンプ28aの出力信号に基づいてRF信号を検出する。
前記デコーダ28eは、ウォブル信号検出回路28cで検出されたウォブル信号Swbを復調し、アドレス情報などを取得する。ここで取得されたアドレス情報はCPU40に出力される。また、デコーダ28eは、RF信号検出回路28dで検出されたRF信号に対して復号処理及び誤り検出処理などを行い、誤りが検出されたときには誤り訂正処理を行った後、再生データとしてバッファマネージャ37を介してバッファRAM34に格納する。なお、RF信号にはアドレス情報が含まれており、RF信号から抽出されたアドレス情報はCPU40に出力される。
図1に戻り、前記サーボコントローラ33は、サーボ信号検出回路28bからのフォーカスエラー信号に基づいてフォーカスずれを補正するためのフォーカス制御信号を生成するとともに、トラックエラー信号に基づいてトラックずれを補正するためのトラッキング制御信号を生成する。ここで生成された各制御信号は、サーボオンのときにモータドライバ27に出力され、サーボオフのときには出力されない。サーボオン及びサーボオフはCPU40によって設定される。
前記モータドライバ27は、上記フォーカス制御信号に基づいて前記フォーカシングアクチュエータの駆動信号を光ピックアップ装置23に出力し、上記トラッキング制御信号に基づいて前記トラッキングアクチュエータの駆動信号を光ピックアップ装置23に出力する。すなわち、サーボ信号検出回路28b、サーボコントローラ33及びモータドライバ27によってトラッキング制御及びフォーカス制御が行われる。また、モータドライバ27は、CPU40からの制御信号に基づいてスピンドルモータ22及び前記シークモータの駆動信号をそれぞれ出力する。
前記CPU40は、フラッシュメモリ39のプログラム領域に格納されているプログラムに従って上記各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータなどをバッファRAM34の変数領域及びRAM41に保存する。
《再生処理》
次に、ホストから再生要求コマンドを受信したときの光ディスク装置20における処理(再生処理)について図6を用いて説明する。この図6のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応し、ホストから再生要求コマンドを受信すると、図6のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがCPU40のプログラムカウンタにセットされ、再生処理がスタートする。なお、ここでは、一例として第1のゲイン及び第2のゲインは初期値としてそれぞれ増幅率がほぼ1(0dB)となるように設定されているものとする。
最初のステップ401では、再生速度に基づいてスピンドルモータ22の回転を制御するための制御信号をモータドライバ27に出力するとともに、ホストから再生要求コマンドを受信した旨を再生信号処理回路28に通知する。
次のステップ403では、選択信号Sselに0を設定する。これにより、ウォブル信号検出回路28cの切替スイッチc5では振幅検出回路c3の出力信号が選択される。また、切替スイッチc14では振幅検出回路c12の出力信号が選択される。
次のステップ405では、目標電圧信号Stgtに振幅の目標電圧(Vaとする)に対応する値を設定する。これにより、例えば、加算回路c1の出力信号Sc1の振幅が目標電圧Vaの約2/3の場合(図7のSc1参照)には、第1のゲインが約1.5倍となり、ゲインコントロールアンプ回路c2の出力信号Sc2の振幅が目標電圧Vaとほぼ一致する(図7のSc2参照)ようになる。また、例えば、加算回路c10の出力信号Sc10の振幅が目標電圧Vaの約1.5倍の場合(図7のSc10参照)には、第2のゲインが約2/3となり、ゲインコントロールアンプ回路c11の出力信号Sc11の振幅が目標電圧Vaとほぼ一致する(図7のSc11参照)ようになる。そして、減算回路c18の出力信号、すなわちウォブル信号Swbは、目標電圧Vaのほぼ2倍の振幅を有する信号となる(図7のSwb参照)。
次のステップ407では、光ディスク15の回転が所定の線速度に達していることを確認すると、サーボコントローラ33に対してサーボオンを設定する。これにより、前述の如くトラッキング制御及びフォーカス制御が行われる。なお、トラッキング制御及びフォーカス制御は再生処理が終了するまで随時行われる。
次のステップ409では、デコーダ28eからのアドレス情報に基づいて現在のアドレスを取得する。
次のステップ411では、現在のアドレスと再生要求コマンドから抽出した目標アドレスとの差分(アドレス差)を算出する。
次のステップ413では、アドレス差に基づいてシークが必要であるか否かを判断する。ここでは、前記シーク情報の一つとしてフラッシュメモリ39に格納されている閾値を参照し、アドレス差が閾値を越えていれば、ここでの判断は肯定され、ステップ415に移行する。
このステップ415では、アドレス差に応じたシークモータの制御信号をモータドライバ27に出力する。そして、前記ステップ409に戻る。
一方、前記ステップ413において、シークが必要でなければ、ここでの判断は否定され、ステップ417に移行する。
このステップ417では、現在のアドレスが目標アドレスと一致しているか否かを判断する。現在のアドレスが目標アドレスと一致していなければ、ここでの判断は否定され、ステップ419に移行する。
このステップ419では、デコーダ28eからのアドレス情報に基づいて現在のアドレスを取得する。そして、前記ステップ417に戻る。
以下、前記ステップ417での判断が肯定されるまで、ステップ417→419の処理を繰り返し行う。
現在のアドレスが目標アドレスと一致すれば、前記ステップ417での判断は肯定され、ステップ421に移行する。
このステップ421では、再生信号処理回路28に読み取りを指示する。これにより、再生信号処理回路28にて再生データが取得され、バッファRAM34に格納される。この再生データはセクタ単位でバッファマネージャ37及びインターフェース38を介してホストに転送される。そして、ホストから指定されたデータの再生がすべて終了すると、所定の終了処理を行った後、再生処理を終了する。
《記録処理》
さらに、ホストからの記録要求コマンドを受信したときの光ディスク装置20における処理(記録処理)について図8を用いて簡単に説明する。この図8のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応し、ホストから記録要求コマンドを受信すると、図8のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがCPU40のプログラムカウンタにセットされ、記録処理がスタートする。なお、ここでは、一例として第1のゲイン及び第2のゲインは初期値としてそれぞれ増幅率がほぼ1(0dB)となるように設定されているものとする。
最初のステップ501では、記録速度に基づいてスピンドルモータ22の回転を制御するための制御信号をモータドライバ27に出力するとともに、ホストから記録要求コマンドを受信した旨を再生信号処理回路28に通知する。また、ホストから受信したデータ(記録用データ)のバッファRAM34への蓄積をバッファマネージャ37に指示する。
次のステップ503では、選択信号Sselに1を設定する。これにより、ウォブル信号検出回路28cの切替スイッチc5では平均レベル検出回路c4の出力信号が選択される。また、切替スイッチc14では平均レベル検出回路c13の出力信号が選択される。ここでは、各ゲインコントロールアンプ回路の出力信号は、一例として図9に示されるように、ライトパルスに対応してピーク値が大きいインパルス状の信号波形(信号特性)となるため、この信号の振幅を精度良く検出するのは困難である。そこで、この場合には平均レベルを検出することとした。
次のステップ505では、目標電圧信号Stgtに平均レベルの目標電圧(Vbとする)に対応する値を設定する。これにより、例えば、加算回路c1の出力信号Sc1の平均レベル(Vav1とする)が目標電圧Vbの約1.5倍の場合(図9のSc1参照)には、第1のゲインが約2/3となり、ゲインコントロールアンプ回路c2の出力信号Sc2の平均レベル(Vav12とする)が目標電圧Vbとほぼ一致する(図9のSc2参照)ようになる。また、例えば、加算回路c10の出力信号Sc10の平均レベル(Vav10とする)が目標電圧Vbの約2/3の場合(図9のSc10参照)には、第2のゲインが約1.5倍となり、ゲインコントロールアンプ回路c11の出力信号Sc11の平均レベル(Vav11とする)が目標電圧Vbとほぼ一致する(図9のSc11参照)ようになる。そして、減算回路c18の出力信号、すなわちウォブル信号Swbは、平均レベルがほぼ0の信号となる(図9のSwb参照)。
次のステップ507では、光ディスク15の回転が所定の線速度に達していることを確認すると、サーボコントローラ33に対してサーボオンを設定する。これにより、前述の如くトラッキング制御及びフォーカス制御が行われる。なお、トラッキング制御及びフォーカス制御は記録処理が終了するまで随時行われる。
次のステップ509では、記録速度に基づいてOPC(Optimum Power Control)を行い、最適な記録パワーを取得する。すなわち、記録パワーを段階的に変化させつつ、前記PCA領域に所定のデータを試し書きした後、それらのデータを順次再生し、例えばRF信号から検出されたアシンメトリの値が予め実験等で求めた目標値とほぼ一致する場合を最も高い記録品質であると判断し、そのときの記録パワーを最適な記録パワーとする。
次のステップ511では、デコーダ28eからのアドレス情報に基づいて現在のアドレスを取得する。
次のステップ513では、現在のアドレスと目標アドレスとの差分(アドレス差)を算出する。
次のステップ515では、アドレス差に基づいてシークが必要であるか否かを判断する。ここでは前記シーク情報の一つとしてフラッシュメモリ39に格納されている閾値を参照し、アドレス差が閾値を越えていれば、ここでの判断は肯定され、ステップ517に移行する。
このステップ517では、アドレス差に応じたシークモータの制御信号をモータドライバ27に出力する。これにより、シークモータが駆動し、シーク動作が行なわれる。そして、前記ステップ511に戻る。
なお、前記ステップ515において、アドレス差が閾値を越えていなければ、ここでの判断は否定され、ステップ519に移行する。
このステップ519では、現在のアドレスが目標アドレスと一致しているか否かを判断する。現在のアドレスが目標アドレスと一致していなければ、ここでの判断は否定され、ステップ521に移行する。
このステップ521では、デコーダ28eからのアドレス情報に基づいて現在のアドレスを取得する。そして、前記ステップ519に戻る。
以下、前記ステップ519での判断が肯定されるまで、ステップ519→521の処理を繰り返し行う。
現在のアドレスが目標アドレスと一致すれば、前記ステップ519での判断は肯定され、ステップ523に移行する。
このステップ523では、エンコーダ25に書き込みを許可する。これにより、記録用データは、エンコーダ25、レーザコントロール回路24及び光ピックアップ装置23を介して光ディスク15に書き込まれる。記録用データがすべて書き込まれると、所定の終了処理を行った後、記録処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る光ディスク装置20では、前記ウォブル信号検出回路28cによって、プッシュプル信号生成回路が実現されている。そして、2つの振幅検出回路(c3、c12)、2つの平均レベル検出回路(c4、c13)、2つの切替スイッチ(c5、c14)、2つの比較回路(c6、c15)、2つのチャージポンプ(c7、c16)、及び2つのコンデンサ(c9、c17)によってゲイン決定回路が実現されている。
また、本実施形態に係る光ディスク装置20では、光ピックアップ装置23、CPU40及び該CPU40によって実行されるプログラムとによって、処理装置が実現されている。しかしながら、本発明がこれに限定されるものではないことは勿論である。すなわち、上記実施形態は一例に過ぎず、上記のCPU40によるプログラムに従う処理によって実現した処理装置の少なくとも一部をハードウェアによって構成することとしても良いし、あるいは全てをハードウェアによって構成することとしても良い。
以上説明したように、本実施形態に係る光ディスク装置20によると、前記ウォブル信号検出回路28cでは、受光器PDの受光領域PDb(第1の受光領域の一部)からの光電変換信号と受光領域PDc(第1の受光領域の一部)からの光電変換信号は加算回路c1で加算される。そして、加算回路c1の出力信号(第1の光電変換信号)は、ゲインコントロールアンプ回路c2(第1の信号調整回路)により第1のゲインで調整される。一方、受光器PDの受光領域PDa(第2の受光領域の一部)からの光電変換信号と受光領域PDd(第2の受光領域の一部)からの光電変換信号は加算回路c10で加算される。この加算回路c10の出力信号(第2の光電変換信号)は、ゲインコントロールアンプ回路c11(第2の信号調整回路)により第2のゲインで調整される。
この場合に、例えば各光電変換信号の信号特性に応じて、ゲインコントロールアンプ回路c2の出力信号の振幅及び平均レベルの一方を選択して第1のゲインを決定し、かつゲインコントロールアンプ回路c11の出力信号の振幅及び平均レベルの一方を選択して第2のゲインを決定することにより、減算回路c18(差信号生成回路)の出力信号(プッシュプル信号)に含まれるノイズ成分を効率的に減少させることが可能となる。すなわち、従来よりも簡単な回路構成でノイズレベルの低いウォブル信号を生成することができる。従って、検出されるウォブル信号に含まれるノイズを低レベルに維持しつつ、ウォブル信号検出回路の小型化が可能となる。
また、本実施形態に係る光ディスク装置20によると、スパイラル状又は同心円状のトラックが形成された光ディスクの記録面からの反射光は、その受光面が4つの受光領域(PDa、PDb、PDc、PDd)に分割されている受光器PDで受光される。そして、ウォブル信号検出回路28cにより、受光領域PDb(第1の受光領域の一部)からの光電変換信号と受光領域PDc(第1の受光領域の一部)からの光電変換信号とが加算された信号(第1の光電変換信号)と、受光領域PDa(第2の受光領域の一部)からの光電変換信号と受光領域PDd(第2の受光領域の一部)からの光電変換信号とが加算された信号(第2の光電変換信号)との差信号(プッシュプル信号)が生成される。これにより、光ディスク15の偏芯やピックアップ装置23の組み付け誤差などがあっても、ウォブル信号検出回路28cから出力されるウォブル信号に含まれるノイズ成分を効率的に減少させることができる。従って、記録面に形成される光スポットの位置を精度良く制御することが可能となり、結果として大型化を招くことなく、光ディスク15に対する記録及び再生を安定して行うことができる。
また、ウォブル信号検出回路28cでは、再生の際には、ゲインコントロールアンプ回路c2の出力信号の振幅が振幅の目標値とほぼ一致するように第1のゲインが決定され、かつゲインコントロールアンプ回路c11の出力信号の振幅が振幅の目標値とほぼ一致するように第2のゲインが決定される。また、記録の際には、ゲインコントロールアンプ回路c2の出力信号の平均レベルが平均レベルの目標値とほぼ一致するように第1のゲインが決定され、かつゲインコントロールアンプ回路c11の出力信号の平均レベルが平均レベルの目標値とほぼ一致するように第2のゲインが決定される。これにより、受光器PDからの光電変換信号の信号特性が記録時と再生時とで大きく異なる場合であっても、精度の良いウォブル信号を安定して取得することが可能となる。
なお、上記実施形態では、前記光ディスク15がDVD+Rの規格に準拠する場合について説明したが、本発明がこれに限定されるものではなく、トラックが蛇行している光ディスクであれば良い。例えば、書き換え可能な光ディスクであるDVD+RWであっても良い。なお、この場合には、記録処理においても再生処理と同様に、前記選択信号Sselに0を設定し、前記目標電圧信号Stgtに振幅の目標電圧に対応する値を設定するほうが良好な結果を得ている。
また、上記実施形態では、第1の信号調整回路としてゲインコントロールアンプ回路が用いられる場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、第2の信号調整回路としてゲインコントロールアンプ回路が用いられる場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、前記CPU40から選択信号Sselと目標電圧信号Stgtとを前記ウォブル信号検出回路28cに出力する場合について説明したが、これに限らず、例えば図10に示されるように、ウォブル信号検出回路28cに、選択信号Sselに応じて振幅の目標値及び平均レベルの目標値の一方を選択して各比較回路に出力する目標値選択回路c19を備えても良い。この場合には、前記目標電圧信号Stgtは不要となる。
また、上記実施形態では、前記コンデンサの充放電を利用して前記各ゲインコントロールアンプ回路のゲインを調整する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えばレジスタの設定値によってゲインが決定されるゲインコントロールアンプ回路が用いられる場合には、前記各比較回路での比較結果に応じてレジスタの設定値を変更する回路を設けても良い。この場合には、前記各チャージポンプ及び前記各コンデンサは不要となる。
また、上記実施形態では、前記切替スイッチの後段に前記比較回路が配置される場合について説明したが、これに限らず、例えば前記振幅検出回路の後段に検出された振幅と振幅の目標値とを比較する比較回路を配置し、かつ前記平均レベル検出回路の後段に検出された平均レベルと平均レベルの目標値とを比較する比較回路を配置し、切替スイッチによって各比較回路の出力信号の一方を選択するようにしても良い。
また、上記実施形態において、前記各切替スイッチの出力信号がほぼ等しくなるように前記第1のゲイン及び前記第2のゲインの少なくとも一方を決定しても良い。図11には、一例として前記第2のゲインのみが決定される場合のウォブル信号検出回路が示されている。この場合には、前記切替スイッチc5の出力信号と前記切替スイッチc14の出力信号が前記比較回路c15の入力信号となる。前記比較回路c15は、切替スイッチc5の出力信号と切替スイッチc14の出力信号とを比較し、その比較結果を前記チャージポンプc16に出力する。そして、前記チャージポンプc16は、上記実施形態と同様に比較回路c15での比較結果に応じて前記コンデンサc17の充電あるいは放電を行なう。これにより、前記ゲインコントロールアンプ回路c11の出力信号Sc11は、その振幅あるいは平均レベルが前記ゲインコントロールアンプ回路c2の出力信号Sc2における振幅あるいは平均レベルとほぼ一致するように制御されることとなる。これにより、上記実施形態における比較回路c6、チャージポンプc7、及びコンデンサc9が不要となり、更なる小型化及び低コスト化を図ることが可能となる。
また、上記実施形態では、前記光ピックアップ装置23が1つの半導体レーザを備える場合について説明したが、これに限らず、例えば互いに異なる波長の光束を発光する複数の半導体レーザを備えていても良い。この場合に、例えば波長が約405nmの光束を発光する半導体レーザ、波長が約660nmの光束を発光する半導体レーザ及び波長が約780nmの光束を発光する半導体レーザの少なくとも1つを含んでいても良い。すなわち、光ディスク装置が互いに異なる規格に準拠した複数種類の光ディスクに対応する光ディスク装置であっても良い。
また、上記実施形態では、前記インターフェース38がATAPIの規格に準拠する場合について説明したが、これに限らず、例えばATA(AT Attachment)、SCSI(Small Computer System Interface)、USB(Universal Serial Bus)1.0、USB2.0、IEEE1394、IEEE802.3、シリアルATA及びシリアルATAPIのうちのいずれかの規格に準拠しても良い。
本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 図1における光ピックアップ装置の構成を説明するための図である。 図2の受光器を説明するための図である。 図1における再生信号処理回路の構成を説明するためのブロック図である。 図4のウォブル信号検出回路の構成を説明するためのブロック図である。 ホストからの再生要求コマンドに応じて行なわれる光ディスク装置における再生処理を説明するためのフローチャートである。 再生処理における図4のウォブル信号検出回路の作用を説明するための波形図である。 ホストからの記録要求コマンドに応じて行なわれる光ディスク装置における記録処理を説明するためのフローチャートである。 記録処理における図4のウォブル信号検出回路の作用を説明するための波形図である。 図4のウォブル信号検出回路の別の構成例(その1)を説明するためのブロック図である。 図4のウォブル信号検出回路の別の構成例(その2)を説明するためのブロック図である。
符号の説明
15…光ディスク、20…光ディスク装置、23…光ピックアップ装置(処理装置の一部)、28c…ウォブル信号検出回路(プッシュプル信号生成回路)、40…CPU(処理装置の一部)、c2…ゲインコントロールアンプ回路(第1の信号調整回路)、c3,c12…振幅検出回路(ゲイン決定回路の一部)、c4,c13…平均レベル検出回路(ゲイン決定回路の一部)、c5,c14…切替スイッチ(ゲイン決定回路の一部)、c6,c15…比較回路(ゲイン決定回路の一部)、c7,c16…チャージポンプ(ゲイン決定回路の一部)、c9,c17…コンデンサ(ゲイン決定回路の一部)、c11…ゲインコントロールアンプ回路(第2の信号調整回路)、c18…減算回路(差信号生成回路)、PD…受光器(光検出器)。

Claims (13)

  1. スパイラル状又は同心円状のトラックが形成された光ディスクの記録面からの反射光を、少なくとも前記トラックの接線方向に対応する方向の分割線によって2分割された第1の受光領域と第2の受光領域とで受光する光検出器を有する光ディスク装置で用いられ、前記第1の受光領域からの第1の光電変換信号と前記第2の受光領域からの第2の光電変換信号とのプッシュプル信号を生成するプッシュプル信号生成回路であって、
    前記第1の光電変換信号を第1のゲインで調整する第1の信号調整回路と;
    前記第2の光電変換信号を第2のゲインで調整する第2の信号調整回路と;
    前記第1の信号調整回路の出力信号の振幅及び平均レベルの一方を第1の判定値として選択するとともに、前記第2の信号調整回路の出力信号の振幅及び平均レベルのうちの前記第1の判定値に対応する一方を第2の判定値として選択し、前記第1の判定値及び前記第2の判定値に基づいて前記第1の信号調整回路の出力信号及び前記第2の信号調整回路の出力信号にそれぞれ含まれる所定のノイズ成分のレベルが互いにほぼ等しくなるように前記第1のゲイン及び前記第2のゲインの少なくとも一方を決定するゲイン決定回路と;
    前記第1の信号調整回路の出力信号と前記第2の信号調整回路の出力信号との差信号を生成する差信号生成回路と;を備えるプッシュプル信号生成回路。
  2. 前記第1の信号調整回路及び前記第2の信号調整回路の少なくとも一方は、ゲインコントロールアンプ回路を含むことを特徴とする請求項1に記載のプッシュプル信号生成回路。
  3. 前記ゲイン決定回路は、前記第1の判定値が予め設定されている目標値とほぼ一致するように、前記第1のゲインを決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のプッシュプル信号生成回路。
  4. 前記ゲイン決定回路は、前記第2の判定値が予め設定されている目標値とほぼ一致するように、前記第2のゲインを決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプッシュプル信号生成回路。
  5. 前記ゲイン決定回路は、前記第1の判定値と前記第2の判定値とが互いにほぼ等しくなるように、前記第1のゲイン及び前記第2のゲインの少なくとも一方を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のプッシュプル信号生成回路。
  6. スパイラル状又は同心円状のトラックが形成された光ディスクの記録面に光を照射し、情報の記録及び再生を行なう光ディスク装置であって、
    前記記録面からの反射光を少なくとも前記トラックの接線方向に対応する方向の分割線によって2分割された第1の受光領域と第2の受光領域とで受光し、前記第1の受光領域から第1の光電変換信号を出力し、前記第2の受光領域から第2の光電変換信号を出力する光検出器と;
    前記第1の光電変換信号と第2の光電変換信号とのプッシュプル信号を生成する請求項1〜5のいずれか一項に記載のプッシュプル信号生成回路と;
    前記プッシュプル信号生成回路にて生成されたプッシュプル信号を用いて、情報の記録及び再生を行なう処理装置と;を備える光ディスク装置。
  7. 前記ゲイン決定回路は、前記光ディスクの種類に応じて、前記第1の信号調整回路の出力信号の振幅及び平均レベルの一方を前記第1の判定値として選択し、かつ前記第2の信号調整回路の出力信号の振幅及び平均レベルのうちの前記第1の判定値に対応する一方を前記第2の判定値として選択することを特徴とする請求項6に記載の光ディスク装置。
  8. 前記光ディスクは書き換え可能な光ディスクであり、
    前記ゲイン決定回路は、前記第1の信号調整回路の出力信号の振幅を前記第1の判定値として選択し、かつ前記第2の信号調整回路の出力信号の振幅を前記第2の判定値として選択することを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
  9. 前記光ディスクはDVD+RWの規格に準拠する光ディスクであることを特徴とする請求項8に記載の光ディスク装置。
  10. 前記光ディスクからデータを再生する場合に、前記ゲイン決定回路は、前記第1の信号調整回路の出力信号の振幅を前記第1の判定値として選択し、かつ前記第2の信号調整回路の出力信号の振幅を前記第2の判定値として選択することを特徴とする請求項6に記載の光ディスク装置。
  11. 前記光ディスクにデータを記録する場合に、前記ゲイン決定回路は、前記第1の信号調整回路の出力信号の平均レベルを前記第1の判定値として選択し、かつ前記第2の信号調整回路の出力信号の平均レベルを前記第2の判定値として選択することを特徴とする請求項6又は10に記載の光ディスク装置。
  12. 前記光ディスクは追記型の光ディスクであることを特徴とする請求項10又は11に記載の光ディスク装置。
  13. 前記光ディスクはDVD+Rの規格に準拠する光ディスクであることを特徴とする請求項12に記載の光ディスク装置。
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