JP2005100120A - 合成画像作成方法及び合成画像作成装置並びに合成画像作成プログラム - Google Patents

合成画像作成方法及び合成画像作成装置並びに合成画像作成プログラム Download PDF

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崇 日向
Toshinori Nagahashi
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Abstract

【課題】 複数の素材画像を組み合わせてなる合成画像を誰でも容易に作成できる新規な合成画像作成方法及び合成画像作成装置並びに合成画像作成プログラムの提供。
【解決手段】サンプル画像Sにモザイク処理を施して複数のブロックからなるモザイク画像Mを形成すると共に、複数の素材画像P毎に代表色を決定し、モザイク画像Mの各ブロック上にそれらの色と近似する色の素材画像Pを選択して順次貼り付けて合成画像Gを形成する。これによって、完成後の合成画像G全体のバランス等を特に考慮しなくとも、近似する色を元に各ブロックに素材画像Pを貼り付けていくだけで、サンプル画像Sの配色やイメージを損なうことなく、優れた合成画像Gを容易に作成することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の素材画像を用いて一つの合成画像を作成するようにした合成画像作成方法及び合成画像作成装置並びに合成画像作成プログラムに関するものである。
最近、雑誌の広告や、映画、新商品の販売促進用のポスター、パンフレット等のなかには、サムネイルのような小さなカラー写真やイラスト等の画像(以下、これを「素材画像」という)を多数組み合わせて作ったモザイク画像のような一枚の大きなカラー画像(以下、これを「合成画像」という)がしばしば見受けられる。
これは、素材となる小さな画像が有する代表色を経験的に決定し、その代表色を一つのドットとして扱い、このドットとなる素材画像を多数組み合わせることで意味のある一枚の大きなカラー合成画像を作成するようにしたものである。
そして、このような合成画像は、一般にそれを作成するデザイナや作成者等が自己の有するデザインスキルやセンスを駆使してその素材画像やサンプル画像を選択し、それら画像から手作業あるいは汎用のDTP(Desk Top Publishing)等を利用することで作成されるようになっている。
尚、以下の特許文献1には画像データや、文字データといった掲載データを割り付ける割付エリアのレイアウト変更を容易に行うことが可能なレイアウト処理装置が開示されている。
特開平8−167040号公報
ところで、このように複数の素材画像を組み合わせた合成画像を作成するには、各素材画像が醸し出す色や模様等に応じて各素材画像のサイズを適宜拡大・縮小したりして完成後の合成画像全体のバランス等を考慮しながら作成する必要があるため、その作業には非常に多くの時間と労力がかかるといった問題点がある。
また、バランスの良い美しい合成画像にするためには、ある程度の訓練やデザインセンス等が必要であり、初心者が直ぐに高度な合成画像を作成することは困難である。
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その目的は、複数の素材画像を組み合わせてなる高度な合成画像を誰でも容易に作成することができる新規な合成画像作成方法及び合成画像作成装置並びに合成画像作成プログラムを提供するものである。
〔発明1〕
上記課題を解決するために発明1の合成画像作成方法は、
複数の素材画像を組み合わせて一つの合成画像を作成するようにした合成画像作成方法であって、前記合成画像の元となるサンプル画像に対して任意のブロック数のモザイク処理を施して複数のブロックからなるモザイク画像を形成すると共に、前記複数の素材画像毎に代表色を決定し、その後、前記モザイク画像の各ブロック上にそれら各ブロックの色と近似する代表色の前記素材画像を選択して順次貼り付けて前記合成画像を形成するようにしたことを特徴とするものである。
このように、合成画像の元となるサンプル画像をモザイク処理してモザイク画像を形成し、このモザイク画像の各ブロックに対してその各ブロックの色と近似する代表色の素材画像を選択して順次貼り付けるようにすれば、作成前や作成中等において、完成後の合成画像全体のバランス等を特に考慮しなくとも、サンプル画像の配色やイメージを損なわない優れた合成画像を誰でも容易に作成することが可能となる。
また、そのモザイク画像の各ブロックの大きさと各素材画像の大きさを予め合わせておけば、貼り付け作業中等に各素材画像のサイズをその都度拡大・縮小する等といった作業が不要となるため、バランスに優れた高度な合成画像をより簡単に作成することが可能となる。
〔発明2〕
発明2の合成画像作成方法は、
複数の素材画像を組み合わせて一つの合成画像を作成するようにした合成画像作成方法であって、前記合成画像の元となるサンプル画像に対して任意のブロック数のモザイク処理を施して複数のブロックからなるモザイク画像を形成した後、そのモザイク画像内を近似色によって複数の領域に分離したテンプレートを形成し、他方、前記複数の素材画像毎に代表色を決定すると共に、その代表色に基づいてそれら複数の素材画像を前記分離領域数と同数のクラスに分け、その後、これら各クラスと前記テンプレート内の各分離領域とを対応付けた後、前記各クラスの素材画像をそれぞれ対応付けられた前記各分離領域に貼り付けて前記合成画像を形成するようにしたことを特徴とするものである。
これによって、複数の素材画像をそれが所属するクラスに対応したテンプレート内の所定の分離領域内にそれぞれ順に貼り付けていくだけで、バランスの良い高度な合成画像を誰でも容易に作成することができる。
〔発明3〕
発明3の合成画像作成方法は、
発明2に記載の合成画像作成方法において、前記各クラスと各分離領域との対応付けは、前記各分離領域毎の代表色と、前記各クラスの代表色とに基づいて行われるようになっていることを特徴とするものである。
このように各分離領域毎の代表色と前記各クラスの代表色とに基づいて両者を対応付ければ、サンプル画像が有する本来の色を活かしたバランスの良い高度な合成画像を誰でも容易に作成することができる。
〔発明4〕
発明4の合成画像作成方法は、
発明2に記載の合成画像作成方法において、前記各クラスと各分離領域との対応付けは、前記各分離領域毎の面積と、前記各クラスの素材画像の数とに基づいて行われるようになっていることを特徴とするものである。
すなわち、本発明は前記発明3が各クラスと各分離領域の対応付けを代表色によって行ったのに対し、その分離領域毎の面積と各クラスの素材画像の数によって対応付けしたものである。
これによって、サンプル画像本来の形状やイメージを残しつつ、違ったイメージの斬新な合成画像を誰でも容易に作成することができる。また、素材画像の数と分離領域の面積とに応じて両者を対応付けているため、素材画像が大きく過不足することがなくなり、全ての素材画像を効率的に活用することができる。
〔発明5〕
発明5の合成画像作成方法は、
発明2〜4のいずれかに記載の合成画像作成方法において、前記素材画像を貼り付ける前に、または貼り付けた後に、その素材画像を前記分離領域の大きさに応じて適宜拡大・縮小するようにしたことを特徴とするものである。
これによって、発明4と同様に、素材画像が大きく過不足することなく、全ての素材画像を効率的に活用することができる。例えば、各素材画像が対応する分離領域に対して不足している場合には、それらの素材画像を予め拡大してから貼り付ければ、存在する素材画像によって不足する画像を補うことができ、反対に、各素材画像が対応する分離領域に対して余っている場合には、それらの素材画像を予め縮小してから貼り付ければ、全てのあるいは殆どの素材画像を有効活用することができる。
また、各素材画像は、遠目から見るとそれぞれが一つのドットの如き作用を発揮することから、例えば、部分的に縮小した素材画像を多数利用することでより細かい表現を行うことも可能となる。
〔発明6〕
発明6の合成画像作成方法は、
発明2〜5のいずれかに記載の合成画像作成方法において、前記各分離領域毎に対応付けられたクラスの素材画像が足りないときは、そのクラス内のいずれかの素材画像を重複して使用するようにしたことを特徴とするものである。
すなわち、前記発明2〜5のように、各クラスと各分離領域とを対応させた場合には、必ずしも各クラスの素材画像の数が各分離領域の面積に対して一致するとは限らない。特に代表色に基づいてクラス分けした場合には、その不都合が顕著に現れる。
従って、本発明のように各分離領域毎に対応付けられたクラスの素材画像が足りないときは、そのクラス内のいずれかの素材画像を重複して使用すれば、不足する素材画像を迅速に補って高度な合成画像を容易に作成することができる。
〔発明7〕
発明7の合成画像作成方法は、
発明6に記載の合成画像作成方法において、前記素材画像を重複して使用するときは、重複して使用される素材画像が連続しないようにランダムに貼り付けるようにしたことを特徴とするものである。
すなわち、発明6のように素材画像を重複して使用した場合に、重複して使用される素材画像が連続すると、それがスジのように目立って合成画像の美観を損なう場合が考えられる。従って、発明6のように素材画像を重複して使用する場合には、本発明のように重複して使用される素材画像が連続しないようにランダムに貼り付けるようにすれば、そのような不都合を未然に回避することができる。
〔発明8〕
発明8の合成画像作成方法は、
発明1〜7のいずれかに記載の合成画像作成方法において、前記素材画像を前記分離領域に貼り付けた後、又は貼り付ける前にその分離領域の代表色に合わせて前記各素材画像の色補正処理を行うようにしたことを特徴とするものである。
このように分離領域の代表色に合わせて各素材画像の色補正処理を行うようにすれば、仮に素材画像が本来有する代表色が作成者が意図する色イメージと異なっていても、その代表色を作成者がイメージする色に近似又は一致させることができるため、作成者が意図する配色の合成画像を容易に作成することができる。
〔発明9〕
発明9の合成画像作成方法は、
発明1〜8のいずれかに記載の合成画像作成方法において、前記各素材画像を、前記サンプル画像の有するテーマに合わせて選択するようにしたことを特徴とするものである。
これによって、例えば、一つのテーマに沿ったメッセージ色の強いポスター等といった高度な合成画像を容易に作成することができる。
〔発明10〕
発明10の合成画像作成装置は、
複数の素材画像を組み合わせて一つの合成画像を作成するようにした合成画像作成装置であって、前記合成画像の元となるサンプル画像に対して任意のブロック数のモザイク処理を施して複数のブロックからなるモザイク画像を形成するモザイク画像作成手段と、そのモザイク画像を近似色によって複数の領域に分離したテンプレートを作成するテンプレート作成手段と、前記複数の素材画像毎に代表色を決定すると共に、その代表色に基づいてそれら複数の素材画像を前記分離領域数と同数のクラスに分けるクラスタリング手段と、前記クラスと前記テンプレート内の各分離領域とを対応付ける対応付け手段と、前記各クラスの素材画像をそれぞれ対応付けられた前記各分離領域に貼り付けて合成する画像合成手段と、を備えたことを特徴とするものである。
これによって、合成画像の作成者は、基本的にテンプレートの元となるサンプル画像と、複数の素材画像を選択するだけで、前記発明2等と同様にバランスの良い高度な合成画像を自動的に作成することができる。
〔発明11〕
発明11の合成画像作成装置は、
発明10に記載の合成画像作成装置において、前記対応付け手段は、前記各分離領域毎の代表色と、前記各クラスの代表色とに基づいて対応付けるようになっていることを特徴とするものである。
これによって、発明3と同様に、サンプル画像が有する本来の色を活かしたバランスの良い高度な合成画像を自動的に作成することができる。
〔発明12〕
発明12の合成画像作成装置は、
発明10に記載の合成画像作成装置において、前記対応付け手段は、前記各分離領域毎の面積と、前記各クラスの素材の数とに基づいて対応付けるようになっていることを特徴とするものである。
これによって発明4と同様に、サンプル画像本来の形状やイメージを残しつつ、違ったイメージの斬新な合成画像を自動的に作成することができる。また、素材画像の数と分離領域の面積とに応じて両者を対応付けているため、素材画像が大きく過不足することがなくなり、全ての素材画像を効率的に活用することができる。
〔発明13〕
発明13の合成画像作成装置は、
発明10〜12のいずれかに記載の合成画像作成装置において、前記画像合成手段は、前記素材画像を貼り付ける前、または貼り付けた後に、その素材画像を前記分離領域の大きさに応じて適宜拡大・縮小するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、発明4と同様に、素材画像が大きく過不足することなく、全ての素材画像を効率的に活用することができる。
〔発明14〕
発明14の合成画像作成プログラムは、
複数の素材画像を組み合わせて一つの合成画像を作成するようにした合成画像作成プログラムであって、前記合成画像の元となるサンプル画像に対して任意のブロック数のモザイク処理を施して複数のブロックからなるモザイク画像を形成するモザイク画像作成手段と、そのモザイク画像を近似色によって複数の領域に分離してテンプレートを作成するテンプレート作成手段と、前記複数の素材画像毎に代表色を決定すると共に、その代表色に基づいてそれら複数の素材画像を前記分離領域数と同数のクラスに分けるクラスタリング手段と、前記クラスと前記テンプレート内の各分離領域とを対応付ける対応付け手段と、前記各クラスの素材画像をそれぞれ対応付けられた前記各分離領域に貼り付けて合成する画像合成手段とをコンピュータに機能させることを特徴とするものである。
これによって、発明10と同様に、合成画像の作成者がテンプレートの元となるサンプル画像と複数の素材画像を選択するだけでバランスの良い高度な合成画像を自動的に作成することができることは勿論、汎用のパソコン等のコンピュータシステムを利用してそれらの機能を発揮することができるため、専用の装置を新たに作成して実施する場合に比べてより経済的に実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明に係る合成画像作成装置100の実施の一形態を示すブロック図、図2は同じく本発明に係る合成画像作成方法の実施の一形態を示す概念図である。
図示するように、この合成画像作成装置100は、複数の素材画像Pとサンプル画像Sとを組み合わせて一つの合成画像Gを作成するための装置であって、モザイク画像作成手段10と、テンプレート作成手段20と、クラスタリング手段30と、対応付け手段40と、画像合成手段50と、画像入力手段60と、画像保存手段70と、画像出力手段80とから主に構成されている。
先ず、このモザイク画像作成手段10は、合成画像Gの元となるサンプル画像Sに対してモザイク処理を施して複数のブロックからなるモザイク画像Mを作成する機能を提供するようになっている。
このモザイク処理とは、例えば、利用するサンプル画像Sが図6に示すような、二つのハートと二つのリングが重なり合ったようなカラー画像であったとすると、そのカラー画像が有する形態を損なうことのない程度にこれを図7に示すような縦m×横nのブロックに分割し、各ブロック内の画素の色情報R(Red)、G(Green)、B(Blue)の平均値(r、g、b)を求めてその平均値を各ブロックの代表色として表示するようにしたものである。尚、このモザイク処理とは一般に不可逆的な画像処理であり、モザイク画像のみから原画像であるサンプル画像Sを得ることはできない。
テンプレート作成手段20は、このようにモザイク処理を施されたモザイク画像Mに対してそのモザイク画像M内を近似色によるラベリング処理によって複数の領域に分離したテンプレートTを作成する機能を提供するようになっている。
例えば、図6に示すようなサンプル画像Sを図7に示すようなm×nのブロックでモザイク処理したモザイク画像M内を近似色によるラベリング処理を施すと、そのサンプル画像S内の隣接する近似色のブロック同士が結合して複数のおおまかな領域、つまり図8の例では5つの領域(1,2,3,4,5)に領域分離されることになる。
このときの各ブロック結合の判定方法としては、隣接するブロックの色のRGB色空間における色差を用いるものとする。平均値(r、g、b)を持つブロックと隣接するブロックの平均値(r、g、b)の色差は、以下の数式で表すことができる。
Figure 2005100120
この色差が一定の閾値内に収まるものを一つのラベル領域として扱い、閾値内に収まらない場合は新たなラベル領域とする。尚、このようなラベリング手法は公知の技術であり、その内容については、例えば、「画像工学」(南敏・中村納共著、コロナ社、P115)等に詳しい。
次に、クラスタリング手段30は、前記複数の素材画像Sに対してその素材画像S毎に代表色を決定すると共に、その代表色に基づいてそれら複数の素材画像Sを前記テンプレート作成手段20で作成されたテンプレートTの分離領域の数と同数のクラスに分ける機能を提供するようになっている。尚、その具体例については後述する。
対応付け手段40は、クラスタリング手段30で分けられた各クラスと前記テンプレートT内の各分離領域とをそれぞれ対応付ける機能を提供するようになっており、その具体例についてはクラスタリング手段30と同様に後述する。
画像合成手段50は、各クラスの素材画像をそれぞれ対応付けられた各分離領域に貼り付けて合成する機能を提供するものであり、これによって具体的な処理の殆どが終了して所望の合成画像Gが得られるようになっている。尚、この画像合成手段50には、その素材画像Sの貼り付けに際してその素材画像Sを分離領域の大きさ等に応じて適宜拡大・縮小する機能も有するようになっている。
画像入力手段60は、ユーザ等が指定する前記サンプル画像S、及び素材画像Pを取り込む機能を提供するものであり、取り込んだ各画像S、Pを画像保存手段70に保存したり、サンプル画像Sを前記モザイク画像作成手段10に、及び素材画像Pをクラスタリング手段30にそれぞれ送付するようになっている。尚、この画像入力手段60は、新たな画像S、Pを入力するだけでなく、ユーザ等の指定に応じて画像保存手段70に保存された任意の画像S、Pを読み出して前記モザイク画像作成手段10及びクラスタリング手段30に対して提供する機能も発揮するようになっている。
ここで、この画像入力手段60とは特に限定するものではないが、具体的には、スキャナやデジタルカメラ、デジタルビデオ等の画像を直接電磁的に入力する装置の他に、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM、DVD−ROM等の画像記憶媒体を読み込むFDD、CD−ROMドライブ、あるいはインターネットや形態電話網等のネットワークを介して入力する通信手段等が含まれる。また、画像保存手段70は、画像を電磁的に記憶するものであれば特に限定されるものでなく、例えば、ハードディスクドライブ装置(HDD)や半導体メモリの他、CD−R、−RW、DVD−RAM、−RW等の適宜書き込み自在な記憶媒体等を利用することができる。
画像出力手段80は、画像合成手段50で作成された合成画像Gをユーザ等に対して視覚的に認識できるように出力表示する機能を提供するものであり、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(液晶ディスプレイ)等の各種ソフトコピー装置の他、レーザープリンタやインクジェットプリンタ等の各種ハードコピー装置等からなっている。
尚、前記モザイク画像作成手段10、テンプレート作成手段20、クラスタリング手段30、対応付け手段40、画像合成手段50等は、中央処理装置(CPU)と主記憶装置、及び入出力装置等からなるコンピュータシステム(ハードウェア)と、このコンピュータシステムを稼働する各種専用のコンピュータプログラム(ソフトウェア)とによってそれぞれの機能が実現されるようになっている。
次に、このような構成をした画像作成装置100を用いた画像作成方法の一例を図3〜図5のフローチャート図等を主に参照しながら説明する。
本発明方法の基本的な流れは、図2に示すように合成画像Gを作成するユーザ等が任意に指定したサンプル画像Sをモザイク処理して所定のブロック数からなるモザイク画像Mを作成した後、そのモザイク画像Mを近似色によって複数の領域に分離したテンプレートTを作成し、このテンプレートTの各分離領域と、この分離領域数と同数に予めクラスに分けした素材画像Sとを対応付け、その後、前記各クラスの素材画像Sをそれぞれ対応付けられた前記各分離領域に貼り付けて合成画像Gを形成するようにしたものである。
図3は、このサンプル画像SからテンプレートTの作成・格納までの処理の流れを示したものである。
先ず、本発明装置100は、最初のステップS101においてその画像入力手段S101によってサンプル画像Sを読み込んでそのサンプル画像Sをそのままモザイク画像作成手段10に送ると共に、ユーザの指定に応じてそのサンプル画像Sをコピーして画像保存手段70内に保存しておく。
このようにサンプル画像Sの読み込みと同時にその保存を行うことにより、次回に同じサンプル画像Sを利用する際には、同様な入力操作を行うことなく、保存されたサンプル画像Sを読み出すだけで容易に再利用することができる。すなわち、ユーザが指定したサンプル画像Sが既に画像保存手段70に保存されている場合には、その都度スキャナ等の撮像装置を利用してわざわざその都度、外部からサンプル画像Sを取り込むといった手間が不要となる。
次に、このようにして所定のサンプル画像Sを読み込んだなら、次のステップS103に移行してモザイク画像作成手段10によってそのサンプル画像Sをモザイク処理してブロック数m×nのモザイク画像Mを作成する。ここで、このモザイク処理時のブロック数(m×n)は特に限定されるものではないが、元の画像を形態を十分に認識できる程度で、かつ利用する素材画像Sと同数程度であることが好ましい。
その後、このようなモザイク化が行われたならば、次のステップS105に移行してテンプレート作成手段20がそのモザイク画像Mをラベリング処理して近似色による領域分離を行ったテンプレートTを作成してから、ステップS107に移行してそのラベリング処理についてラベル番号とラベル付けされた領域の面積(ブロック数)を画像保存手段70等に格納しておく。
すなわち、このように近似色による領域分離が行われたテンプレートTが例えば図8に示すように5つの領域からなっているとすると、それら各領域に対してそれぞれラベル番号1〜5を付与すると共に、図10に示すようにそれぞれのラベル番号1〜5に対応する領域の面積をそのモザイクのブロック数で対応付けておく。図8及び図10の例では、ラベル番号400の「1」の領域の面積500は、ブロック数「178」であって最も広く、ラベル番号「2」の領域がこれに続き、ラベル番号「5」の領域の面積500は、ブロック数「32」と、各領域の中で最も狭いことを表している。
次に、図4は、このテンプレートTに合成される複数の素材画像Pの入力からクラスタリング結果の格納までの処理の流れを示したものである。
先ず、最初のステップS201において画像入力手段60によって多数の素材画像Pを取り込んで、これを画像保存手段70に順次蓄積しておく。尚、この素材画像Pの取り込みは、合成画像Gを作成するときのみならず、定期的にあるいは素材画像Pが発生したときに随時、画像保存手段70に取り込んでおけば、ユーザの好みに応じた素材画像Pを必要な時に十分な数だけ用意することができる。また、ここで「十分な数」とは、図3のステップS103でモザイク化した際のブロック数m×nよりも多い数をいい、例えば、m×nが20×22で440ブロックであったとすると、素材画像Pの十分数は、少なくとも440枚以上ということになる。
次に、このようにして十分な数の素材画像Pが蓄積されたならば、ステップS203に移行して蓄積された素材画像Pを一枚ずつ読み込んでその代表色の決定処理を開始する。
この決定処理としては、先ず、次のステップS205において、その素材画像Pのサイズを一つのブロックのサイズと同じ大きさ(例えば120×160pixel)になるように適宜拡大・縮小といった変倍処理を行う。尚、この変倍処理時の変倍率は、特に限定されるものではなく、例えば一つのブロックに対して2つの素材画像Pを貼り付ける場合はその半分のサイズに、また、二つブロックに対して1つの素材画像Pを貼り付ける場合はその倍のサイズに変倍処理することになる。
次に、このような変倍処理が終了したならば、次のステップS207に移行してクラスタリング手段30が変倍処理後の各素材画像Pの色情報を分析して、その素材画像P内の全画素R(Red)、G(Green)、B(Blue)の平均値(r、g、b)を求めてその平均値をその素材画像Pの代表色とする。
その後、このようにしてその素材画像Pの代表色が得られたならば、次のステップS209に移行して対応付け手段40がその素材画像Pとその代表色のそれぞれについて共通の識別符号IDを付けて1対1の対応付けを可能にしておく。
そして、このような代表色の決定処理を順に他の素材画像Pに対しても行い、それぞれ素材画像Pの処理が終了する毎に、全ての素材画像Pについて処理が終了したか否かを判断(ステップS211)し、終了していないとき(No)は、ステップS213に移行して次の素材画像Pを読み込んで同様な処理を行うことになるが、全て素材画像Pについて処理が終了したと判断したとき(Yes)は、このループから抜け出して次のステップS215に移行する。
ステップS215では、このようにして得られた各素材画像Pの代表色(r、g、bの平均値)を特徴量として素材画像Pのクラスタリングを行う。このクラスタリングアルゴリズムとしては、例えばK平均アルゴリズム等の公知の手法を使用することができる。その後、このようにして各素材画像Pについてクラスタリングが終了したならば、ステップS217に移行して各クラスのクラスタ番号とそのクラス内に含まれる素材画像Pの枚数を計測してその結果を格納しておく。
例えば、図9に示すように、全ての素材画像Pをその代表色(r、g、bの平均値)を特徴量として5つのクラス(A〜E)に分けた場合は、それらのクラスに対してそれぞれクラスタ番号(1〜5)を付与すると共に、そのクラスタ番号によって分類された各クラスの代表値と、そのクラスに属する素材画像Pの枚数を図11のように対応付けておく。図11の例では、素材画像Pの数が最も多いクラスAに対してクラスタ番号600の「1」を付与し、次に素材画像Pの数が多いクラスBに対してクラスタ番号の「2」を付与し、次のクラスCにクラスタ番号の「3」を、クラスDにクラスタ番号の「4」を、クラスEにクラスタ番号の「5」を順に付与すると共に、各クラスタの代表値700としてそれぞれ(r、g、b)、(r、g、b)、(r、g、b)、(r、g、b)、(r、g、b)と、画像枚数「180」、「110」、「80」、「60」、「40」とを対応付けしてその結果を格納しておく。
次に、図5はこのようにしてクラスタリングされた素材画像Pと前記テンプレートTを画像合成手段50によって合成して一枚の合成画像を作成するに至るまでの処理の流れを示したものである。
この画像合成手段50は先ず、最初のステップS301において、クラスタリングされた素材画像PをテンプレートT上に貼り付けるための位置決定のルールとして、i.色情報を優先するものと、ii.領域情報を優先するものとの2つのルールからいずれか一つをユーザの指示によって決定する。
そして、先ず、i.色情報を優先するものが選ばれた場合には、ステップS303側に移行して色情報による貼り込み位置の決定処理が行われる。
この位置決定方法としては、テンプレートT上を左上から右下への走査していきながら、各ブロックの持つ代表色と各素材画像Pの代表色の距離が最も近い値の素材画像Pを割り当てていく。尚、この時、素材画像Pが不足している場合は、いずれかの素材画像Pが重複して選択されることになるが、十分ある場合にはそれが重複して選択されることがないように一度貼り込まれた素材画像Pについては距離の算出に用いないものとする。また、素材画像Pが重複して選択される場合でも同じ素材画像Pが連続して配置されないように適当な乱数を発生させて配置を散らせるようにすることが望ましい。
一方、ii.領域情報を優先するものが選択された場合には、ステップS305側に移行して領域情報による貼り込み位置の決定処理が行われる。
この位置決定方法としては、図3のステップS107で格納しておいた図10に示す領域面積500とラベル番号400とを対応させたものと、図4のステップS217で格納しておいた図11に示す画像枚数800とクラスタ番号600とを対応させたものを用い、そのラベル番号400とクラスタ番号600とを対応させる。つまり、ラベル番号1が付与された領域にはクラスタ番号1に分類された素材画像Pを割り当て、ラベル番号2にはクラスタ番号2を、ラベル番号3にはクラスタ番号3を、ラベル番号4にはクラスタ番号4を、ラベル番号5にはクラスタ番号5をそれぞれ割り当てる。このため、各クラスに分類された各素材画像Pの数は、各領域の面積(ブロック数)とほぼ同じ数となる。尚、この時、領域の面積に対して各クラスの素材画像Pの数が不足している場合には、そのクラス内の素材画像Pのいずれかを重複して割り当てることになるが、その際には、前記方法と同様に同じ素材画像Pが連続して配置されないように適当な乱数を発生させて配置をランダムに散らせるようにすることが望ましい。
そして、このようにして各素材画像の割り当て位置が決定したならば、次のステップS307に移行して各素材画像PをテンプレートT上のそれぞれ割り当て位置に貼り付けて全ての画像を合成して合成画像Gを作成した後、次のステップS309に移行する。
ステップS309では、この合成画像Gを配色が自然であるか否かをチェックする。つまり、モザイク画像Mと素材画像Pとの色差が一定の閾値内である場合(Yes)は、そのまま処理を終了することになるが、閾値外である場合(No)は、ステップS311に移行してその不自然な素材画像Pに対して色補正を行う。
すなわち、素材画像Pの枚数が不足して重複して使用した場合等は各ブロックの持つ代表色と素材画像の代表色の距離があまりにもかけ離れていることがある。そのため、このステップ311では両者の距離縮めるように素材画像Pの色情報(R、G、B)について色補正処理を行うようにしたものである。尚、この色補正は、画像合成処理前の素材画像Pの割り当て処理時に行っても良い。
このように本発明は、サンプル画像Sにモザイク処理を施して複数のブロックからなるモザイク画像Mを形成すると共に、複数の素材画像P毎に代表色を決定し、モザイク画像Mの各ブロック上にそれらの色と近似する色の素材画像Pを選択して順次貼り付けて合成画像Gを形成するようにしたため、完成後の合成画像G全体のバランス等を特に考慮しなくとも、近似する色を元に各ブロックに素材画像Pを貼り付けていくだけで、サンプル画像Sの配色やイメージを損なうことなく、優れた合成画像Gを誰でも容易に作成することが可能となる。
尚、上記実施の形態では各クラスと各分離領域の対応付けを代表色によって行ったが、その分離領域毎の面積と各クラスの素材画像の数によって対応付けすれば、サンプル画像S本来の形状やイメージを残しつつ、違ったイメージの斬新な合成画像Gを容易に作成することができる。また、素材画像の数と分離領域の面積とに応じて両者を対応付けているため、素材画像が大きく過不足することがなくなり、全ての素材画像を効率的に活用できるといった利点も発揮することができる。
また、各素材画像Pを貼り付ける前のみならず、貼り付けた後にも適宜その素材画像Pを前記分離領域の大きさに応じて適宜拡大・縮小するようにすれば、素材画像Pが大きく過不足することなく、全ての素材画像を効率的に活用することができるだけでなく、縮小した素材画像Pを多数利用することでより細かい表現を行うことも可能となる。
各素材画像Pを選択するにあたっては、前記サンプル画像Sの有するテーマに合わせて選択するようすれば、一つのテーマに沿ったメッセージ色の強い合成画像や統一感に優れた高度な合成画像Gを作成することができる。例えば、あるアニメ映画のタイトルをサンプル画像Sとして選択した場合には、その素材画像Pとしてそのアニメ映画に登場するキャラクタの画像を選択したり、戦場や兵士の写真等からなる素材画像Pを選択して平和を訴える合成画像Gを作成する等である。
本発明に係る合成画像作成装置の実施の一形態を示すブロック図である。 本発明に係る合成画像作成方法の実施の一形態を示す概念図である。 サンプル画像からテンプレートの格納までの処理を示す流れ図である。 素材画像入力からクラスタリング結果格納までの処理を示す流れ図である。 合成画像の作成に至るまでの処理を示す流れ図である。 サンプル画像の一例を示す図である。 モザイク化するブロックの大きさの一例を示す概念図である。 テンプレートの一例を示す図である。 クラスタリングの一例を示す図である。 分離領域のラベル番号とその領域面積との対応の一例を示す図である クラスタ番号とその代表値とその素材画像枚数との対応を示す図である。
符号の説明
10…モザイク画像作成手段、20…テンプレート作成手段、30…クラスタリング手段、40…対応付け手段、50…画像合成手段、60…画像入力手段、70…画像保存手段、80…画像出力手段、100…合成画像作成装置、P…素材画像、S…サンプル画像、M…モザイク画像、T…テンプレート、G…合成画像。

Claims (14)

  1. 複数の素材画像を組み合わせて一つの合成画像を作成するようにした合成画像作成方法であって、
    前記合成画像の元となるサンプル画像に対して任意のブロック数のモザイク処理を施して複数のブロックからなるモザイク画像を形成すると共に、前記複数の素材画像毎に代表色を決定し、その後、前記モザイク画像の各ブロック上にそれら各ブロックの色と近似する代表色の前記素材画像を選択して順次貼り付けて前記合成画像を形成するようにしたことを特徴とする合成画像作成方法。
  2. 複数の素材画像を組み合わせて一つの合成画像を作成するようにした合成画像作成方法であって、
    前記合成画像の元となるサンプル画像に対して任意のブロック数のモザイク処理を施して複数のブロックからなるモザイク画像を形成した後、そのモザイク画像を近似色によって複数の領域に分離したテンプレートを形成し、他方、前記複数の素材画像毎に代表色を決定すると共に、その代表色に基づいてそれら複数の素材画像を前記分離領域数と同数のクラスに分け、その後、これら各クラスと前記テンプレート内の各分離領域とを対応付けた後、前記各クラスの素材画像をそれぞれ対応付けられた前記各分離領域に貼り付けて前記合成画像を形成するようにしたことを特徴とする合成画像作成方法。
  3. 請求項2に記載の合成画像作成方法において、
    前記各クラスと各分離領域との対応付けは、前記各分離領域毎の代表色と、前記各クラスの代表色とに基づいて行われるようになっていることを特徴とする合成画像作成方法。
  4. 請求項2に記載の合成画像作成方法において、
    前記各クラスと各分離領域との対応付けは、前記各分離領域毎の面積と、前記各クラスの素材画像の数とに基づいて行われるようになっていることを特徴とする合成画像作成方法。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載の合成画像作成方法において、
    前記素材画像を貼り付ける前に、または貼り付けた後に、その素材画像を前記分離領域の大きさに応じて適宜拡大・縮小するようにしたことを特徴とする合成画像作成方法。
  6. 請求項2〜5のいずれかに記載の合成画像作成方法において、
    前記各分離領域毎に対応付けられたクラスの素材画像が足りないときは、そのクラス内のいずれかの素材画像を重複して使用するようにしたことを特徴とする合成画像作成方法。
  7. 請求項6に記載の合成画像作成方法において、
    前記素材画像を重複して使用するときは、重複して使用される素材画像が連続しないようにランダムに貼り付けるようにしたことを特徴とする合成画像作成方法。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の合成画像作成方法において、
    前記素材画像を前記分離領域に貼り付けた後、又は貼り付ける前にその分離領域の代表色に合わせて前記各素材画像の色補正処理を行うようにしたことを特徴とする合成画像作成方法。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の合成画像作成方法において、
    前記各素材画像を、前記サンプル画像の有するテーマに合わせて選択するようにしたことを特徴とする合成画像作成方法。
  10. 複数の素材画像を組み合わせて一つの合成画像を作成するようにした合成画像作成装置であって、
    前記合成画像の元となるサンプル画像に対して任意のブロック数のモザイク処理を施して複数のブロックからなるモザイク画像を形成するモザイク画像作成手段と、
    そのモザイク画像内を近似色によって複数の領域に分離したテンプレートを作成するテンプレート作成手段と、
    前記複数の素材画像毎に代表色を決定すると共に、その代表色に基づいてそれら複数の素材画像を前記分離領域数と同数のクラスに分けるクラスタリング手段と、
    前記クラスと前記テンプレート内の各分離領域とを対応付ける対応付け手段と、
    前記各クラスの素材画像をそれぞれ対応付けられた前記各分離領域に貼り付けて合成する画像合成手段と、を備えたことを特徴とする合成画像作成装置。
  11. 請求項10に記載の合成画像作成装置において、
    前記対応付け手段は、前記各分離領域毎の代表色と、前記各クラスの代表色とに基づいて対応付けるようになっていることを特徴とする合成画像作成装置。
  12. 請求項10に記載の合成画像作成装置でおいて、
    前記対応付け手段は、前記各分離領域毎の面積と、前記各クラスの素材の数とに基づいて対応付けるようになっていることを特徴とする合成画像作成装置。
  13. 請求項10〜12のいずれかに記載の合成画像作成装置において、
    前記画像合成手段は、前記素材画像を貼り付ける前、または貼り付けた後に、その素材画像を前記分離領域の大きさに応じて適宜拡大・縮小するようになっていることを特徴とする合成画像作成装置。
  14. 複数の素材画像を組み合わせて一つの合成画像を作成するようにした合成画像作成プログラムであって、
    前記合成画像の元となるサンプル画像に対して任意のブロック数のモザイク処理を施して複数のブロックからなるモザイク画像を形成するモザイク画像作成手段と、そのモザイク画像を近似色によって複数の領域に分離したテンプレートを作成するテンプレート作成手段と、前記複数の素材画像毎に代表色を決定すると共に、その代表色に基づいてそれら複数の素材画像を前記分離領域数と同数のクラスに分けるクラスタリング手段と、前記クラスと前記テンプレート内の各分離領域とを対応付ける対応付け手段と、前記各クラスの素材画像をそれぞれ対応付けられた前記各分離領域に貼り付けて合成する画像合成手段とをコンピュータに機能させることを特徴とする合成画像作成プログラム。
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