JP2005099869A - 投写型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 投写型表示装置1において、照明光学系80からの出射光は、液晶ライトバルブ100Rに形成されたマイクロレンズ101によって拡散される。このマイクロレンズ101によって拡散された液晶ライトバルブ100Rからの出射光は、照明光学系80のFナンバーより小さく設定された投写光学系60に効率良く呑み込まれる。この結果、マイクロレンズ101による光の拡散に起因した光の利用効率の低下を防ぐことができる。よって、マイクロレンズ付き液晶ライトバルブが組み込まれた投写型表示装置において、明るい投写画像を得ることが可能となる。
【選択図】 図2
Description
FP≦[tan{tan−1(2×FM)+tan−1(2×FL)−90°}]/2を満足する関係にすれば良い。
A.装置の構成
図1には、本例の投写型表示装置1に組み込まれている光学系の概略構成を示してある。本例の投写型表示装置1の光学系には、光源81を備えた照明光学系80と、照明光学系80から出射される光束Wを赤色光束R、緑色光束G、青色光束Bに分離する色分離光学系924と、各色光束R、G、Bを変調する3枚の液晶ライトバルブ100R、100G、100Bと、変調された後の色光束を合成する色合成光学系としてのダイクロイックプリズム10と、合成された光束をスクリーン900の表面に拡大投写する投写光学系60と、各色光束R、G、Bのうち、青色光束Bに対応する液晶ライトバルブ100Bに導く導光系927を有している。
θM=90°−tan−1(2×FM) …(2)
投写光学系60に導かれる光束は、照明光学系60からの光束の拡散に対してマイクロレンズ101による拡散が付加されたものである。このため、投写光学系60に導かれる光束の角度θPは、照明光学系80の光線角度θLとマイクロレンズ101による光線角度θMの和であり、下記の式(3)から求められる。
=180°−tan−1(2×FL)−tan−1(2×FM) …(3)
本例では、この角度θPの光束のすべてが投写光学系60に呑み込まれるように、投写光学系60の入射瞳を大きくして、投写光学系60のFナンバーが式(4)を満たすように構成されている。
すなわち、式(3)、(4)より、本例の投写型表示装置では、投写光学系のFナンバーFP、照明光学系のFナンバーFL、マイクロレンズのFナンバーFLが、式(5)を満たすように構成されている。
FP≦[tan{tan−1(2×FM)+tan−1(2×FL)−90°}]/2 …(5)
従って、例えば、照明光学系80のFナンバーFLが2.5、マイクロレンズ101のFナンバーFMが3.5である場合には、投写光学系60のFナンバーFPは、約1.4未満に設定される。また、照明光学系80のFナンバーFLが5.0、マイクロレンズ101のFナンバーFMが3.5である場合には、投写光学系60のFナンバーFPは、約2.0未満に設定される。
B:照明光学系の変形例
先に説明した照明光学系80は、図4(a)、図4(b)、図5(a)、図5(b)に示したような照明光学系80A〜80Dに置き換えることが可能である。図4(a)〜図5(b)において、照明光学系80と同様の構成部分には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
C.その他の実施の形態
上述した投写型表示装置1は、投写面を観察する側から投写を行う前面投写型表示装置であるが、本発明は、投写面を観察する側とは反対の方向から投写を行う背面投写型表示装置にも適用可能である。
Claims (7)
- 照明光学系と、前記照明光学系から出射された光束を変調するライトバルブと、当該ライトバルブによって変調された光束を拡大投写する投写光学系とを有し、前記ライトバルブは、マトリクス状に配置された複数の画素と、入射光を前記画素に集光させる複数のマイクロレンズを有するマイクロレンズアレイとを備えてなる投写型表示装置において、
前記投写光学系のFナンバーを前記照明光学系のFナンバーよりも小さくしており、
前記照明光学系のFナンバーは、前記照明光学系に含まれる複数のレンズ体のうち、光路最下流側に配置されるレンズ体のFナンバーであることを特徴とする投写型表示装置。 - 請求項1において、前記照明光学系は、光源と、当該光源から出射された光束を複数の部分光束に分割して、それぞれに部分光束を前記ライトバルブ上に重畳させる均一照明光学系と、を備えていることを特徴とする投写型表示装置。
- 請求項1において、前記照明光学系は、光源と、前記光源からの出射光を複数の中間光束に分割する複数の矩形レンズを備えた第1のレンズ板と、前記第1のレンズ板によって分割された前記複数の中間光束を前記ライトバルブ上に重畳させる複数の矩形レンズを備えた第2のレンズ板と、を備えており、
前記照明光学系のFハンバーをFL、前記第2のレンズ板から前記ライトバルブまでの距離をlL、前記第2のレンズ板の径の最大値をdLとしたとき、FL=lL/dLであることを特徴とする投写型表示装置。 - 請求項3において、前記第2のレンズ板を構成する複数の矩形レンズは偏心レンズであることを特徴とする投写型表示装置。
- 請求項1において、前記照明光学系は、光源と、前記光源からの出射光を複数の中間光束に分割する複数の矩形レンズを備えた第1、第2のレンズ板と、前記第1、第2のレンズ板によって分割された前記複数の中間光束を前記ライトバルブ上に重畳させる重畳レンズと、を備えており、
前記照明光学系のFナンバーは、前記重畳レンズのFナンバーであることを特徴とする投写型表示装置。 - 請求項1において、前記照明光学系は、光源と、前記光源からの出射光を集光する集光レンズと、を備えており、
前記照明光学系のFナンバーは、前記集光レンズのFナンバーであることを特徴とする投写型表示装置。 - 請求項1〜6のいずれかにおいて、前記照明光学系から出射された光束を複数色の光束に分離する色分離光学系と、当該色分離光学系によって分離された各色の光束を変調する複数の前記ライトバルブと、当該ライトバルブのそれぞれによって変調された各色の光束を合成する色合成光学系と、当該色合成光学系によって合成された光束を拡大投写する前記投写光学系とを有することを特徴とする投写型表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004360880A JP2005099869A (ja) | 1997-10-09 | 2004-12-14 | 投写型表示装置 |
Applications Claiming Priority (2)
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JP2004360880A JP2005099869A (ja) | 1997-10-09 | 2004-12-14 | 投写型表示装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1999521498 Division | 1998-10-09 |
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JP2005099869A true JP2005099869A (ja) | 2005-04-14 |
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JP2004360880A Pending JP2005099869A (ja) | 1997-10-09 | 2004-12-14 | 投写型表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005099869A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005062626A (ja) * | 2003-08-18 | 2005-03-10 | Seiko Epson Corp | 投射型表示装置 |
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2004
- 2004-12-14 JP JP2004360880A patent/JP2005099869A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005062626A (ja) * | 2003-08-18 | 2005-03-10 | Seiko Epson Corp | 投射型表示装置 |
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