JP2005099365A - レンズ付きフイルムユニット構成部品の製造方法及びレンズ付きフイルムユニット - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット構成部品の製造方法及びレンズ付きフイルムユニット Download PDF

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Abstract

【課題】 寸法の異なる電池をそれぞれレンズ付きフイルムユニットに収納可能とし、且つ構成部品をローコストに提供する。
【解決手段】 レンズ付きフイルムユニットを構成する構成部品である第1の本体基部29は、電池を保持する保持突起部35,36が一体に形成されている。レンズ付きフイルムユニットに軸長の長い電池を収納するときには、保持突起部35を削除して、その代わりの保持突起片61を固着して第2の本体基部59を形成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、異なる2種類の電池をそれぞれ収納するレンズ付きフイルムユニット構成部品の製造方法、及びこの製造方法により製造された構成部品を使用するレンズ付きフイルムユニットに関するものである。
予め写真フイルムが装填された1回使用型の簡易型カメラとして、レンズ付きフイルムユニットが知られている。従来、レンズ付きフイルムユニットには、単3、単4型規格の乾電池が内蔵されることが一般的である。この単3,4型規格の乾電池は主に、レンズ付きフイルムユニットに組み込まれたストロボ装置の電源として用いられる。また、近年では、環境負荷の低減を図るために、ストロボ回路の省電力設計も進み、容量の大きい単3型から、より小さい単4型電池又はさらに小型の電池への切り替えが考えられており、このような小型の電池を使用することで、CO2 排出量の低減を図ることが望まれている。
上述したようにレンズ付きフイルムユニットに内蔵される乾電池は、レンズ付きフイルムユニットを構成する他の部品群と比較しても、寸法、重量ともに大きく、レンズ付きフイルムユニットの小型化を図るためには、乾電池の配置に様々な工夫を施すことが必要だった。
そこで、特許文献1では、レンズ付きフイルムユニットのユニット本体の構成が、撮影レンズなどを保持する鏡胴部、パトローネを収納するパトローネ室、及びフイルムを巻き取っておくスクロール室とからなり、鏡胴部とパトローネ室との間隙に乾電池を配置するとともに、この乾電池の反対側、すなわち鏡胴部とスクロール室との間隙に、ストロボ用のメインコンデンサを配置することによって部品配置の効率を向上し、レンズ付きフイルムユニットの小型化を図ろうとしている。
特開平10−254033号公報
そこで、上述したようなレンズ付きフイルムユニットのさらなる小型化を図るための工夫として、単3型よりも小さい単4型電池、又は従来規格とは異なる寸法の小型乾電池をレンズ付きフイルムユニット用の電池として使用することが考えられている。すなわち、このような小型の電池を使用することで、レンズ付きフイルムユニット内部の部品配置の効率を向上して小型化を可能とする。また、小型の電池を使用することで環境負荷の低減を図ることもできる。
しかしながら、レンズ付きフイルムユニットには、さまざまな種類があり、機種によっては、従来通り、単3型電池を使用したいという要望もあるが、小型の電池に合わせてレンズ付きフイルムユニットの構成部品を形成すると、単3型などの大型の電池では、収納することができない。電池のサイズの異なる機種ごとに構成部品を形成すると、コストが大幅に増加し、レンズ付きフイルムユニットのローコスト化を妨げることになる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、寸法の異なる2種類の電池に合わせたレンズ付きフイルムユニットの構成部品で、それぞれの電池を収納可能であり、且つのその構成部品をローコストに製造することが可能なレンズ付きフイルムユニット構成部品の製造方法、及びレンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明のレンズ付きフイルムユニット構成部品の製造方法では、パトローネ室と、フイルムロール室と、前記パトローネ室と前記フイルムロール室との間に位置するアパーチャと、前記パトローネ室と前記フイルムロール室との間で且つ前記アパーチャの下部に位置する保持突起部とからなる第1の本体基部を一体成形するとともに、レンズ付きフイルムユニットに第1の電池を内蔵するときには、前記第1の本体基部の前記保持突起部と前記パトローネ室との間、又は前記保持突起部と前記フイルムロール室との間に前記第1の電池を保持し、レンズ付きフイルムユニットに前記第1の電池よりも軸長の長い第2の電池を内蔵するときには、前記第1の本体基部から前記保持突起部の全て又は一部を削除し、前記保持突起部の代わりの保持突起片を前記第1の本体基部に固着して第2の本体基部を形成し、前記保持突起片と前記パトローネ室との間、又は前記保持突起片と前記フイルムロール室との間に前記第2の電池を保持することを特徴とする。
また、本発明のレンズ付きフイルムユニットでは、前記第2の本体基部と、前記第2の電池と、発光回路、この発光回路に給電するための給電回路、及び前記発光回路により発光される発光部を回路基板に実装して一体に設けたストロボユニットと、前記第2の電池と前記保持突起片との間に挟持され、且つ前記給電回路と前記第2の電池とを電気的に接続する電極接片とからなることを特徴とする。なお、前記電極接片と前記給電回路とは、リード線を介して電気的に接続されていることが好ましい。
本発明のレンズ付きフイルムユニット構成部品の製造方法は、第1の本体基部を一体成形するとともに、この第1の本体基部から保持突起部の全て又は一部を削除し、保持突起部の代わりの保持突起片を第1の本体基部に固着して第2の本体基部を形成し、保持突起片とパトローネ室との間、又は保持突起片とフイルムロール室との間に軸長の長い第2の電池を保持するようにしたので、構成部品をローコストに製造し、部品の多くを共用化しつつ、寸法の異なる2種類の電池をレンズ付きフイルムユニットにそれぞれ収納することができる。
また、本発明のレンズ付きフイルムユニットでは、前記第2の本体基部と、第2の電池と、発光回路、この発光回路に給電するための給電回路、及び発光回路により発光される発光部を回路基板に実装して一体に設けたストロボユニットと、第2の電池と保持突起片との間に挟持され、且つ給電回路と第2の電池とを電気的に接続する電極接片とから構成されているので、軸長の長い第2の電池を収納可能としつつ、ローコスト化を図ることができる。
図1は、本実施形態に係るレンズ付きフイルムユニットを示す外観斜視図であり、図2は、その分解斜視図である。本実施形態では、寸法の異なる2種類の電池に合わせた2種類のレンズ付きフイルムユニット11,12を組み立てることが可能である。以下では、説明の都合上、小型の電池を電源として使用する第1のレンズ付きフイルムユニット11から先に説明する。
このレンズ付きフイルムユニット11は、各種撮影機構が組み込まれたユニット本体15と、このユニット本体15を部分的に覆う外装用のラベルシート16とから構成されている。ユニット本体15の前面には、撮影レンズ17、対物側ファインダ窓18、ストロボ発光部19、ストロボ充電切替スイッチ20等が設けられている。また、ユニット本体15の上面には、レリーズボタン21、残り撮影可能コマ数を表示するカウンタ窓22、ストロボ充電表示用のライトガイド23が形成されている。さらに、ユニット本体15の背面側には、巻上げノブ24、接眼側ファインダ窓などが露呈される。
図2に示すように、ユニット本体15は、露光ユニット26、第1のストロボユニット27、カウンタ機構等が組み込まれる第1の本体基部29と,その第1の本体基部29の前後を覆うように取り付けられる前カバー30、及び後カバー31とから構成されている。前カバー30には、撮影レンズ17、対物側ファインダ窓18、ストロボ発光部19、ストロボ充電切替スイッチ20等を露呈するための開口が形成されている。
第1の本体基部29には、左右にパトローネ室32とフイルムロール室33と、それらの間に位置するアパーチャ34(図3参照)と、後述する保持突起部35,36とが一体成形されており、アパーチャ34の前方に露光ユニット26が設けられている。保持突起部35は、パトローネ室32とフイルムロール室33との間で、且つアパーチャ34の下部に位置し、前方に向かって突出している。また、保持突起部36は、フイルムロール室33に隣接する位置で且つアパーチャ34の下部に位置している。
また、露光ユニット26とフイルムロール室33との間には、第1のストロボユニット27が爪結合により取り付けられる。また、パトローネ室32及びフイルムロール室33には、フイルムカートリッジ37と写真フイルム38をロール状にしたフイルムロール38aとがそれぞれ装填される。このパトローネ室32の上部には巻上げノブ24が回動自在に配置され、その下部に一体に設けられた軸部材がパトローネ室32に収納されたフイルムカートリッジ37のスプール37aに係合される。この巻上げノブ24を図中反時計方向に回動させることにより、撮影済の写真フイルム38がフイルムカートリッジ37内に巻き上げられる。
後カバー31は、第1の本体基部29の背面を覆うように取り付けられ、第1の本体基部29との間に,フイルムロール室33からアパーチャ34の背後を通ってパトローネ室32に至るまでのフイルム給送路を形成する。このフイルム給送路を通って写真フイルム38がフイルムロール室33からパトローネ室32の内部に装填されたフイルムカートリッジ37に収納される。また、後カバー31には、その底部に底蓋31a,31bが形成されており、これらの底蓋31a,31bによってパトローネ室32とフイルムロール室33の底部が光密に閉じられる。そして、この後カバー31が第1の本体基部29の背後を光密に塞ぐことによって、その内部に遮光空間39が形成されている。
第1のストロボユニット27は、詳しくは図3に示すように、回路基板40にストロボ発光部19、メインコンデンサ41、シンクロスイッチ42等を組み付けてユニット化したものである。さらに、回路基板40には、詳しくは図示しないが、ストロボ発光部19を発光させる発光回路、及びこの発光回路に給電するための給電回路が実装されている。また、この回路基板40には、本体基部29に形成された係合爪29aと係合する係合穴40aが形成されている。
この第1のストロボユニット27は、ストロボ充電切替スイッチ20が上方に向けてスライド操作されると、回路基板40の前面に設けられた金属接点43がONとなって給電回路がON状態となり、メインコンデンサ41への充電が開始される。さらに、この第1のストロボユニット27は、シャッタ機構を作動させたときに回動するシャッタ羽根(図示せず)によりシンクロスイッチ42が短絡して発光回路がON状態となり、ストロボ光を発光させるようになっている。
回路基板40の一端には、正極接片48と負極接片49とが取り付けられている。この正極接片48、及び負極接片49は全体が金属板で折り曲げ形成され、回路基板40に係合及びハンダ付けによって固定されており、専用電池(以下、単に電池と称する。)50の正極端子52及び負極端子53に各々接触する。この正極接片48及び負極接片49に電池50を装着すると、電池50と給電回路とが電気的に接続される。
本実施形態において第1のレンズ付きフイルムユニット11に使用される第1の電池50は、レンズ付きフイルムユニット11専用の電池であり、従来の規格、例えば単3,単4型の電池とは異なる寸法のものである。
また、正極接片48及び負極接片49の寸法は、電池50の寸法に合わせて形成されており、正極端子52と接触する正極接片48の接触部48aと、負極端子53と接触する負極接片49の接触部49aの間隔LD1は、電池50の軸長L1 に合わせて形成されている。
レンズ付きフイルムユニット11の内部における電池50の周囲は、詳しくは図4に示すような構成となっている。すなわち、電池50は、正極接片48及び負極接片49の弾性力によって両端から挟み込まれて第1のストロボユニット27とともに第1の本体基部29に固定される。さらに、保持突起部35,36は、正極接片48及び負極接片49とそれぞれ当接している。これによって、電池50は、保持突起部35,36の間に保持されて、パトローネ室32とフイルムロール室33との間で、且つアパーチャ34の下部の位置に固定される。
なお、上述した保持突起部35のうち、正極端子52側に位置する保持突起部35は、その内部が中空構造となった中空突起部となっている。この保持突起部35の中空部35aは、遮光空間39と連続する空間となっている。
次に、上述した第1のレンズ付きフイルムユニット11と部品を共用し、且つ電池50よりも大型の電池を電源として使用する第2のレンズ付きフイルムユニット12の構成について説明する。なお、以下で説明する図5、図6及び図7において、上述の第1のレンズ付きフイルムユニット11と同じ部品及び部材を使用するものについては、同符号を付して説明を省略する。
第2のレンズ付きフイルムユニット12は、第1のレンズ付きフイルムユニット11を構成する第1の本体基部29に変更を加えて形成した第2の本体基部59を構成部品として使用している。図5に第2の本体基部59を形成するときのプロセスを図示する。
図5(A)は、変更を加える前の状態である第1の本体基部29を示す。そして先ず、図5(B)に示すように、保持突起部35を、その根元から切削加工などにより削除して、第1の本体基部29から取り除く。この図5(B)に示す状態のとき、保持突起部35を削除された跡に開口部60が形成されている。
そして、図5(C)に示すように、保持突起部35の代わりに、保持突起片61で開口部60を塞ぎ、さらにこの保持突起片61を固着して第2の本体基部59が形成される。
第2の本体基部59の構成は、詳しくは図6及び図7に示すようになっている。第2の本体基部59を構成する保持突起片61は、略L字状に成形されており、前方に突出する前方突出部61aと、この前方突出部61aの後端から連続し、前方突出部61aに対して垂直に位置する平面部61bとからなる。さらに前方突出部61aの一方の側面、及び平面部61bの背面には、位置決め突起部61c,61dが一体に形成されている。この保持突起片61を固着するときには、位置決め突起部61c,61dを開口部60の周縁に当接させることにより位置決めして開口部60を塞いだ後、接着または溶着などを施して固着する。これによって、遮光空間39の遮光状態を第1のレンズ付きフイルムユニット11と同様に保っている。
さらに、保持突起片61の前方突出部61aは、第1の本体基部29において保持突起部35が形成されていた位置よりも、パトローネ室32の方に近接した位置に形成されている。これによって、保持突起部36との間の距離が広くなり、第1の電池50よりも軸長の長い電池が収納可能となる。
第2のレンズ付きフイルムユニット12のユニット本体62は、図6に示すように、第2の本体基部59に、露光ユニット26と、後述する第2のストロボユニット63等が組み込まれて、さらに、この第2の本体基部59の前後を覆うように前カバー30、及び後カバー31が取り付けられて構成されている。
第2のストロボユニット63は、回路基板40の一端に、負極接片49が取り付けられているとともに、リード線64を介して正極接片65が接続されている。すなわち、リード線64の一端部は正極接片65に、他端部は回路基板40にそれぞれハンダ付けされている。正極接片65は、略矩形の板状に、金属板で折り曲げ形成されている。この正極接片65は、保持突起片61の前方突出部61aに固着される。正極接片65の保持突起片61への固着は、例えば接着により行われる。なお、負極接片49は、第1の本体基部29に組み込まれたときと同様に、保持突起部36に当接する。
このストロボユニット63の正極接片65、 及び負極接片49は、電池66の正極端子67と負極端子68に各々接触する。この正極接片65及び負極接片49に電池66を装着すると、電池66と給電回路とが電気的に接続される。
なお、正極接片65としては、上述した第1のストロボユニット27で使用した正極接片48の接点周辺部分だけを切り取って使用してもよい。また、回路基板40と正極接片65とは、リード線64を介しての接続となっているが、これに限らず、正極接片48よりも寸法の長い電極接片を形成して、回路基板40と直接接続するようにしてもよい。
本実施形態において、第2のレンズ付きフイルムユニット12に使用される第2の電池66は、その軸長L2 が、第1の電池50の軸長L1 よりも長いものが使用されており、例えば単3型規格の電池が使用されている。上述したように、保持突起片61の前方突出部61aがパトローネ室32の方に近接した位置に形成されているので、軸長L2 が長い電池66でも収納可能となっている。そして、電池66の正極端子67と接触する正極接片65の接触部65aと、負極端子68と接触する負極接片49の接触部49aの間隔LD2は、電池66の軸長L2 に合わせて形成されている。
この電池66は、第2の本体基部59にストロボユニット63が組み込まれた後に、正極接片65及び負極接片49の間に挟み込まれて第2の本体基部59に固定される。すなわち、正極接片65は、電池66の正極端子67と保持突起片61との間に挟持され、負極接片49は、負極端子68と当接する。これによって、電池66は保持突起片61及び保持突起部36の間に保持されて、パトローネ室32とフイルムロール室33との間で、且つアパーチャ34の下部の位置に固定される。
上記構成の作用について、以下に説明する。第1のレンズ付きフイルムユニット11が組み立てられるとき、樹脂成形により一体成形された第1の本体基部29が使用される。第1の本体基部29には、露光ユニット26、カウンタ機構などが組み込まれ、さらに、ストロボユニット27とともに、第1の電池50が本体基部26に組み込まれて保持突起部35,36の間に電池50が保持される。そして、前カバー30、及び後カバー31が取り付けられてユニット本体15となり、このユニット本体15の中央部を帯状に一周するようにしてラベルシート16が巻かれて貼着され、第1のレンズ付きフイルムユニット11が完成する。
一方、第2のレンズ付きフイルムユニット12が組み立てられるときには、上述したように第1の本体基部29から保持突起部35を削除し、保持突起部35の代わりの保持突起片61を固着して形成した第2の本体基部59を使用する。第2の本体基部29に露光ユニット26、カウンタ機構などとともにストロボユニット63が組み込まれた後、第2の電池66が保持突起片61及び保持突起部36の間に保持されて、本体基部59に固定される。そして、前カバー30、及び後カバー31が取り付けられてユニット本体62となり、さらにラベルシート16が貼着され、レンズ付きフイルムユニット12が完成する。
このように、軸長の異なる電池50,66をそれぞれ収納するレンズ付きフイルムユニット11,12を、多くの部品を共用して組み立てることが可能であり、さらに、第1の本体基部29から若干の変更のみで第2の本体基部59に形成することができるので、ローコスト化、及び工程の容易化を図ることができる。
なお、上記実施形態においては、第1の本体基部29の一方の保持突起部35のみを削除し、その代わりの保持突起片61を固着して第2の本体基部59を形成しているが、これに限るものではなく、保持突起片35,36をともに削除し、その代わりの保持突起片を両方に固着して第2の本体基部を形成するようにしてもよい。この場合、電池を収納するスペースをさらに広げることができるので、第2の電池として、第1の電池との軸長の差が大きいものを使用するときに有効である。また、第1の本体基部から保持突起部を削除するときには、その全てを削除してもよいし、電池の収納スペースが広がるように一部分のみを削除するようにしてもよい。
第1のレンズ付きフイルムユニットの外観斜視図である。 第1のレンズ付きフイルムユニットの分解斜視図である。 第1のストロボユニット及び第1の本体基部周辺の構成を示す斜視図である。 第1のレンズ付きフイルムユニットの要部断面図である。 第1の本体基部から第2の本体基部を形成するときの工程を示す説明図である。 第2のストロボユニット及び第2の本体基部周辺の構成を示す斜視図である。 第2のレンズ付きフイルムユニットの要部断面図である。
符号の説明
11,12 レンズ付きフイルムユニット
27,63 ストロボユニット
29,59 本体基部
32 パトローネ室
33 フイルムロール室
34 アパーチャ
35,36 保持突起部
40 回路基板
48,65 正極接片
49 負極接片
50,66 電池
61 保持突起片

Claims (3)

  1. パトローネ室と、フイルムロール室と、前記パトローネ室と前記フイルムロール室との間に位置するアパーチャと、前記パトローネ室と前記フイルムロール室との間で且つ前記アパーチャの下部に位置し、レンズ付きフイルムユニットに第1の電池を内蔵するときに前記パトローネ室との間、又は前記フイルムロール室との間に前記第1の電池を保持する保持突起部とを一体に形成した第1の本体基部を使用し、レンズ付きフイルムユニットに前記第1の電池よりも軸長の長い第2の電池を内蔵するときに前記第1の本体基部から前記保持突起部の全て又は一部を削除し、前記パトローネ室との間、又は前記フイルムロール室との間に前記第2の電池を保持する保持突起片を前記保持突起部の代わりに固着して第2の本体基部を形成するレンズ付きフイルムユニット構成部品の製造方法。
  2. 請求項1記載の製造方法により製造された前記第2の本体基部と、前記第2の電池と、発光回路、この発光回路に給電するための給電回路、及び前記発光回路により発光される発光部を回路基板に実装して一体に設けたストロボユニットと、前記第2の電池と前記保持突起片との間に挟持され、且つ前記給電回路と前記第2の電池とを電気的に接続する電極接片とからなることを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  3. 前記電極接片と前記給電回路とは、リード線を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項2記載のレンズ付きフイルムユニット。
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