JP2000066276A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents
レンズ付きフイルムユニットInfo
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- JP2000066276A JP2000066276A JP10235955A JP23595598A JP2000066276A JP 2000066276 A JP2000066276 A JP 2000066276A JP 10235955 A JP10235955 A JP 10235955A JP 23595598 A JP23595598 A JP 23595598A JP 2000066276 A JP2000066276 A JP 2000066276A
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- JP
- Japan
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- film
- reflector
- lens
- unit
- strobe
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- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ストロボ性能を低下させずにストロボ発光部
とレンズ付きフイルムユニットとを小型化する。 【解決手段】 ストロボ発光部9を構成するリフレクタ
46の上部をレフケース45で覆い、リフレクタ46の
下部をプロテクタ48で覆い、レフケース45の上面4
5bで前カバー17の上面を部分的に構成する。これに
より、ストロボ発光部9の上下方向の寸法を小さくする
ことができ、従来のレンズ付きフイルムユニット50よ
りも大幅に高さ寸法を小さくすることができる。
とレンズ付きフイルムユニットとを小型化する。 【解決手段】 ストロボ発光部9を構成するリフレクタ
46の上部をレフケース45で覆い、リフレクタ46の
下部をプロテクタ48で覆い、レフケース45の上面4
5bで前カバー17の上面を部分的に構成する。これに
より、ストロボ発光部9の上下方向の寸法を小さくする
ことができ、従来のレンズ付きフイルムユニット50よ
りも大幅に高さ寸法を小さくすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ付きフイル
ムユニットに関し、更に詳しくは、ストロボユニットを
備えたレンズ付きフイルムユニットの小型化に関するも
のである。
ムユニットに関し、更に詳しくは、ストロボユニットを
備えたレンズ付きフイルムユニットの小型化に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】予め写真フイルムが装填された状態で販
売されるレンズ付きフイルムユニットには、ストロボユ
ニットを備えたものがある。レンズ付きフイルムユニッ
トに用いられているストロボユニットは、レンズ付きフ
イルムユニットへの組み込み,取り外しが簡単に行える
ようにユニット化されており、リサイクルしやすい形態
とされている。
売されるレンズ付きフイルムユニットには、ストロボユ
ニットを備えたものがある。レンズ付きフイルムユニッ
トに用いられているストロボユニットは、レンズ付きフ
イルムユニットへの組み込み,取り外しが簡単に行える
ようにユニット化されており、リサイクルしやすい形態
とされている。
【0003】ストロボユニットは、各種電気部品が取り
付けられてストロボ回路が形成されたプリント基板と、
このプリント基板に固定されてストロボ回路に接続され
るストロボ発光部とからなる。ストロボ発光部は、放電
管と、放電管から放射された光を被写体に向けて反射す
るリフレクタと、これら放電管とリフレクタとを保持し
た状態でプリント基板に固定されるレフケースと、レフ
ケースの前面に取り付けられて放電管とリフレクタとを
保護するとともに、放電管から放射された光を拡散する
プロテクタとから構成されている。ストロボ発光部は、
レンズ付きフイルムユニットを正面から見て右上部分に
配置されており、この場所は、パトローネあるいはカー
トリッジから引き出されてロール状に巻かれた写真フイ
ルムが収納されるフイルム室の上部となる。
付けられてストロボ回路が形成されたプリント基板と、
このプリント基板に固定されてストロボ回路に接続され
るストロボ発光部とからなる。ストロボ発光部は、放電
管と、放電管から放射された光を被写体に向けて反射す
るリフレクタと、これら放電管とリフレクタとを保持し
た状態でプリント基板に固定されるレフケースと、レフ
ケースの前面に取り付けられて放電管とリフレクタとを
保護するとともに、放電管から放射された光を拡散する
プロテクタとから構成されている。ストロボ発光部は、
レンズ付きフイルムユニットを正面から見て右上部分に
配置されており、この場所は、パトローネあるいはカー
トリッジから引き出されてロール状に巻かれた写真フイ
ルムが収納されるフイルム室の上部となる。
【0004】レンズ付きフイルムユニットは、携帯性や
操作性の向上のために小型化が望まれいる。レンズ付き
フイルムユニットを小型化するためには、規格によって
サイズが定義されているパトローネや写真フイルム以外
の部品の配置の適正化、あるいは部品自体の小型化を行
わなければならない。例えば、レンズ付きフイルムユニ
ットの幅方向の寸法を小型化するには、パトローネある
いはカートリッジが装填されるカートリッジ室と、写真
フイルムが収納されるフイルム室と、写真フイルムに露
光を行う暗箱部とを小型化することはできないため、こ
れら各部の間の隙間をできる限り小さくすることにな
る。また、レンズ付きフイルムユニットの縦方向の寸法
を小型化するには、やはり、カートリッジ室とフイルム
室と暗箱部とを小型化することはできないため、フイル
ム室の上部に配置されるストロボ発光部を小型化する必
要がある。
操作性の向上のために小型化が望まれいる。レンズ付き
フイルムユニットを小型化するためには、規格によって
サイズが定義されているパトローネや写真フイルム以外
の部品の配置の適正化、あるいは部品自体の小型化を行
わなければならない。例えば、レンズ付きフイルムユニ
ットの幅方向の寸法を小型化するには、パトローネある
いはカートリッジが装填されるカートリッジ室と、写真
フイルムが収納されるフイルム室と、写真フイルムに露
光を行う暗箱部とを小型化することはできないため、こ
れら各部の間の隙間をできる限り小さくすることにな
る。また、レンズ付きフイルムユニットの縦方向の寸法
を小型化するには、やはり、カートリッジ室とフイルム
室と暗箱部とを小型化することはできないため、フイル
ム室の上部に配置されるストロボ発光部を小型化する必
要がある。
【0005】ストロボユニットの照射性能は、リフレク
タの大きさによって決定されるため、ストロボ発光部の
小型化のためにリフレクタを小さくすることはできな
い。そのため、リフレクタの大きさを変えずにストロボ
発光部を小型化する発明として、特開平10−1426
69号公報に記載されている発明がある。この発明で
は、フイルム室の上部に開口を形成し、この開口を塞ぐ
ようにレフケースを開口に嵌め込むようにしたもの、フ
イルム室はそのままでレフケースに切欠を設け、この切
欠をフイルム室の外形部に嵌め込むようにしたものが提
案されている。また、特開平10−133333号公報
に記載されてい発明では、フイルム室とレフケースとを
そのままの形状とし、プロテクタで前カバーの一部を構
成することにより、レンズ付きフイルムユニットを小型
化している。
タの大きさによって決定されるため、ストロボ発光部の
小型化のためにリフレクタを小さくすることはできな
い。そのため、リフレクタの大きさを変えずにストロボ
発光部を小型化する発明として、特開平10−1426
69号公報に記載されている発明がある。この発明で
は、フイルム室の上部に開口を形成し、この開口を塞ぐ
ようにレフケースを開口に嵌め込むようにしたもの、フ
イルム室はそのままでレフケースに切欠を設け、この切
欠をフイルム室の外形部に嵌め込むようにしたものが提
案されている。また、特開平10−133333号公報
に記載されてい発明では、フイルム室とレフケースとを
そのままの形状とし、プロテクタで前カバーの一部を構
成することにより、レンズ付きフイルムユニットを小型
化している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平10−142669号公報記載の発明によれ
ば、フイルム室に開口を形成するのは写真フイルムの遮
光に問題が発生する可能性があり、好ましくない。ま
た、レフケースに切欠を形成する場合はレフケースの強
度が低下してしまい、ストロボユニットのリサイクル適
正が低下してしまうという問題がある。更に、現在製造
されているレンズ付きフイルムユニットでは、従来のよ
うにフイルム室の上方の一部にストロボ発光部が載置さ
れるものではなく、フイルム室の上方全体にストロボ発
光部が載置されているため、わずかな開口や切欠では小
型化の効果が少ない。
た特開平10−142669号公報記載の発明によれ
ば、フイルム室に開口を形成するのは写真フイルムの遮
光に問題が発生する可能性があり、好ましくない。ま
た、レフケースに切欠を形成する場合はレフケースの強
度が低下してしまい、ストロボユニットのリサイクル適
正が低下してしまうという問題がある。更に、現在製造
されているレンズ付きフイルムユニットでは、従来のよ
うにフイルム室の上方の一部にストロボ発光部が載置さ
れるものではなく、フイルム室の上方全体にストロボ発
光部が載置されているため、わずかな開口や切欠では小
型化の効果が少ない。
【0007】更に、特開平10−133333号公報記
載の発明では、プロテクタに傷や汚れが生じやすく、ス
トロボユニットのリサイクル適正に悪影響を与えるとい
う問題がある。
載の発明では、プロテクタに傷や汚れが生じやすく、ス
トロボユニットのリサイクル適正に悪影響を与えるとい
う問題がある。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、ストロボユニットの性能とリサイクル適正とを低
下させずにストロボ発光部を小型化したレンズ付きフイ
ルムユニットを提供することを目的とする。
ので、ストロボユニットの性能とリサイクル適正とを低
下させずにストロボ発光部を小型化したレンズ付きフイ
ルムユニットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、リフレ
クタの上部をレフケースのみで覆うとともにレフケース
の上面で前カバーの一部を構成し、リフレクタの下部を
プロテクタで覆うとともに、レフケースの下面をプロテ
クタとリフレクタとの間に形成される隙間内に収めたも
のである。
めに、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、リフレ
クタの上部をレフケースのみで覆うとともにレフケース
の上面で前カバーの一部を構成し、リフレクタの下部を
プロテクタで覆うとともに、レフケースの下面をプロテ
クタとリフレクタとの間に形成される隙間内に収めたも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】図2に示すように、レンズ付きフ
イルムユニット2は、予め写真フイルムが装填され各種
撮影機構が組み込まれたユニット本体3と、このユニッ
ト本体3を部分的に覆うラベル4とから構成されてい
る。ユニット本体3の上面には、シャッタボタン5,カ
ウンタ窓6が、前面にはファインダ7,撮影レンズ8,
ストロボ発光部9,ストロボスイッチ10等が設けられ
ている。また、背面側からは1コマの撮影毎に回動操作
される巻上げノブ11が露呈されている。
イルムユニット2は、予め写真フイルムが装填され各種
撮影機構が組み込まれたユニット本体3と、このユニッ
ト本体3を部分的に覆うラベル4とから構成されてい
る。ユニット本体3の上面には、シャッタボタン5,カ
ウンタ窓6が、前面にはファインダ7,撮影レンズ8,
ストロボ発光部9,ストロボスイッチ10等が設けられ
ている。また、背面側からは1コマの撮影毎に回動操作
される巻上げノブ11が露呈されている。
【0011】ラベル4は、裏面に接着剤が塗布された帯
状の紙片であり、ユニット本体3の中央部分に巻かれる
ように貼付される。ラベル4には、撮影レンズ8やファ
インダ7,カウンタ窓6等を外部に露呈させる開口が形
成されており、レンズ付きフイルムユニット2の使用方
法や使用上の注意事項等が印刷されている。
状の紙片であり、ユニット本体3の中央部分に巻かれる
ように貼付される。ラベル4には、撮影レンズ8やファ
インダ7,カウンタ窓6等を外部に露呈させる開口が形
成されており、レンズ付きフイルムユニット2の使用方
法や使用上の注意事項等が印刷されている。
【0012】図3に示すように、ユニット本体3は、フ
イルムカートリッジ13が装填される本体部14と、こ
の本体部14の前面に組み付けられる露光ユニット15
及びストロボユニット16と、本体部14を挟み込むよ
うに前面側及び背面側に組み付けられる前カバー17及
び後カバー18とから構成されている。
イルムカートリッジ13が装填される本体部14と、こ
の本体部14の前面に組み付けられる露光ユニット15
及びストロボユニット16と、本体部14を挟み込むよ
うに前面側及び背面側に組み付けられる前カバー17及
び後カバー18とから構成されている。
【0013】フイルムカートリッジ13は、プラスチッ
ク製のカートリッジ本体20と、このカートリッジ本体
20内に収納される写真フイルム21とから構成されて
いる。このフイルムカートリッジ13は、アドバンスド
・フォト・システムと呼ばれる規格に適合したものであ
り、不使用時には写真フイルム21は全てカートリッジ
本体20収納されており、カートリッジ本体20内で写
真フイルム21が巻き付けられたスプール22をフイル
ム送り出し方向に回転させることで、カートリッジ本体
20から写真フイルム21を送りだせるようになってい
る。
ク製のカートリッジ本体20と、このカートリッジ本体
20内に収納される写真フイルム21とから構成されて
いる。このフイルムカートリッジ13は、アドバンスド
・フォト・システムと呼ばれる規格に適合したものであ
り、不使用時には写真フイルム21は全てカートリッジ
本体20収納されており、カートリッジ本体20内で写
真フイルム21が巻き付けられたスプール22をフイル
ム送り出し方向に回転させることで、カートリッジ本体
20から写真フイルム21を送りだせるようになってい
る。
【0014】本体部14の中央部には、撮影レンズ8か
ら写真フイルム21までの間の撮影光路を遮光する遮光
筒24が設けられている。この遮光筒24の前面側に
は、撮影レンズ8を透過した被写体光を写真フイルム2
1まで導く開口25が形成されており、背面側には、写
真フイルム21への露光範囲を規定するアパーチャーが
形成されている。
ら写真フイルム21までの間の撮影光路を遮光する遮光
筒24が設けられている。この遮光筒24の前面側に
は、撮影レンズ8を透過した被写体光を写真フイルム2
1まで導く開口25が形成されており、背面側には、写
真フイルム21への露光範囲を規定するアパーチャーが
形成されている。
【0015】遮光筒24を挟む両側には、製造段階でカ
ートリッジ本体20と、ロール状に巻かれた写真フイル
ム21とがそれぞれ収納される、カートリッジ室27と
フイルム室28とが一体に形成されている。後カバー1
8の下部には、カートリッジ室27の底面を覆う底蓋2
9と、フイルム室27の底面を覆う底蓋30とが一体に
形成されている。底蓋29は、使用後のレンズ付きフイ
ルムユニット2からフイルムカートリッジ12を取り出
す際に開放される。
ートリッジ本体20と、ロール状に巻かれた写真フイル
ム21とがそれぞれ収納される、カートリッジ室27と
フイルム室28とが一体に形成されている。後カバー1
8の下部には、カートリッジ室27の底面を覆う底蓋2
9と、フイルム室27の底面を覆う底蓋30とが一体に
形成されている。底蓋29は、使用後のレンズ付きフイ
ルムユニット2からフイルムカートリッジ12を取り出
す際に開放される。
【0016】カートリッジ室27の上部には、巻上げノ
ブ11が回転自在に組み付けられている。この巻上げノ
ブ11は、下面に形成された駆動軸がカートリッジ本体
20のスプール22に係合される。そして、1コマの撮
影ごとに図中反時計方向に回転操作されることにより、
スプール22で写真フイルム21を巻き上げる。また、
図示しないが、カートリッジ室27の上面及び側面に
は、カートリッジ室27からフイルムカートリッジ13
を取り出す際に、底蓋29の開放に連動して、カートリ
ッジ本体20のフイルム出入り口に組み込まれた遮光蓋
を閉じる遮光蓋閉鎖機構が組み込まれている。
ブ11が回転自在に組み付けられている。この巻上げノ
ブ11は、下面に形成された駆動軸がカートリッジ本体
20のスプール22に係合される。そして、1コマの撮
影ごとに図中反時計方向に回転操作されることにより、
スプール22で写真フイルム21を巻き上げる。また、
図示しないが、カートリッジ室27の上面及び側面に
は、カートリッジ室27からフイルムカートリッジ13
を取り出す際に、底蓋29の開放に連動して、カートリ
ッジ本体20のフイルム出入り口に組み込まれた遮光蓋
を閉じる遮光蓋閉鎖機構が組み込まれている。
【0017】露光ユニット15は、撮影レンズ8及びフ
ァインダ7を構成するファイダレンズ32とともに、シ
ャッタチャージ機構,シャッタレリーズ機構,フイルム
巻止め機構,フイルムカウント機構等が一体に組み込ま
れている。そして、本体部14の遮光筒24の前面に爪
係合によって着脱自在に組み付けられる。
ァインダ7を構成するファイダレンズ32とともに、シ
ャッタチャージ機構,シャッタレリーズ機構,フイルム
巻止め機構,フイルムカウント機構等が一体に組み込ま
れている。そして、本体部14の遮光筒24の前面に爪
係合によって着脱自在に組み付けられる。
【0018】ストロボユニット16は、ストロボ発光部
9と、このストロボ発光部9を保持するとともに、スト
ロボ発光部9を発光させるストロボ回路が形成されたプ
リント基板34と、このプリント基板34と前カバー1
7のストロボスイッチ10との間に配置されるスイッチ
接片35と、ストロボ回路の電源となる電池36とから
構成されている。
9と、このストロボ発光部9を保持するとともに、スト
ロボ発光部9を発光させるストロボ回路が形成されたプ
リント基板34と、このプリント基板34と前カバー1
7のストロボスイッチ10との間に配置されるスイッチ
接片35と、ストロボ回路の電源となる電池36とから
構成されている。
【0019】後カバー18は、本体部14の背後に着脱
自在に取り付けられて、本体部14のカートリッジ室2
7及びフイルム室28の内部を遮光する。後カバー18
の内壁中央には、アパーチャーの背後で写真フイルム2
1の背面を支持するフイルム支持面18aが形成されて
いる。
自在に取り付けられて、本体部14のカートリッジ室2
7及びフイルム室28の内部を遮光する。後カバー18
の内壁中央には、アパーチャーの背後で写真フイルム2
1の背面を支持するフイルム支持面18aが形成されて
いる。
【0020】前カバー17は、シャッタボタン5やスト
ロボスイッチ10が一体に形成されており、本体部14
の前面側に着脱自在に組み付けられる。また、前カバー
17の前面の右上部には、ストロボユニット16のスト
ロボ発光部9を外部に露呈させるための切欠38が形成
されている。
ロボスイッチ10が一体に形成されており、本体部14
の前面側に着脱自在に組み付けられる。また、前カバー
17の前面の右上部には、ストロボユニット16のスト
ロボ発光部9を外部に露呈させるための切欠38が形成
されている。
【0021】上記ストロボユニット16のプリント基板
34には、ストロボ発光部9の背後に配置されるメイン
コンデンサ40等の各種電気部品が取り付けられてスト
ロボ回路が形成されている。プリント基板34には、電
池36を保持するとともにストロボ回路に電池36を接
続する金属接片41a,41bや、露光ユニット15の
シャッタ機構に連動してオンすることによりストロボ発
光を行わせるシンクロスイッチ42等が取り付けられて
いる。また、プリント基板34の前面には、ストロボ充
電スイッチを構成する一対の導通面43が設けられてい
る。前述のスイッチ接片35は、この導通面43に対面
して配置されており、ストロボスイッチ10が押圧され
るとスイッチ接片35が導通面43に接触する。導通面
43が金属接片35によって接続されると、ストロボ回
路はストロボ充電を開始する。
34には、ストロボ発光部9の背後に配置されるメイン
コンデンサ40等の各種電気部品が取り付けられてスト
ロボ回路が形成されている。プリント基板34には、電
池36を保持するとともにストロボ回路に電池36を接
続する金属接片41a,41bや、露光ユニット15の
シャッタ機構に連動してオンすることによりストロボ発
光を行わせるシンクロスイッチ42等が取り付けられて
いる。また、プリント基板34の前面には、ストロボ充
電スイッチを構成する一対の導通面43が設けられてい
る。前述のスイッチ接片35は、この導通面43に対面
して配置されており、ストロボスイッチ10が押圧され
るとスイッチ接片35が導通面43に接触する。導通面
43が金属接片35によって接続されると、ストロボ回
路はストロボ充電を開始する。
【0022】図1及び図4に示すように、ストロボ発光
部9は、略箱形状のレフケース45と、このレフケース
45内に収められるリフレクタ46及び放電管47と、
レフケース45の前面に取り付けられるプロテクタ48
とから構成されている。なお、図面の煩雑化を防止する
ために図示しないが、放電管47にストロボ発光をさせ
るためのトリガ電極が、プリント基板34に取り付けら
れた状態でリフレクタ46の背後に収められる。
部9は、略箱形状のレフケース45と、このレフケース
45内に収められるリフレクタ46及び放電管47と、
レフケース45の前面に取り付けられるプロテクタ48
とから構成されている。なお、図面の煩雑化を防止する
ために図示しないが、放電管47にストロボ発光をさせ
るためのトリガ電極が、プリント基板34に取り付けら
れた状態でリフレクタ46の背後に収められる。
【0023】レフケース45は、前カバー17と同じプ
ラスチックを用いて前方が開放された箱形状に形成され
ている。レフケース45には、前方からリフレクタ46
が挿入され、側方に形成された穴45aから放電管47
が挿入される。レフケース45の上面部45bは、前カ
バー17の上面に形成された切欠38内に嵌め込まれる
ことで、前カバー17の上面を部分的に構成するように
形成されている。また、レフケース45の背面側上部に
は、後カバー18の上面に形成された穴18bに係合す
る爪45c が形成されている。
ラスチックを用いて前方が開放された箱形状に形成され
ている。レフケース45には、前方からリフレクタ46
が挿入され、側方に形成された穴45aから放電管47
が挿入される。レフケース45の上面部45bは、前カ
バー17の上面に形成された切欠38内に嵌め込まれる
ことで、前カバー17の上面を部分的に構成するように
形成されている。また、レフケース45の背面側上部に
は、後カバー18の上面に形成された穴18bに係合す
る爪45c が形成されている。
【0024】プロテクタ48は、透明なプラスチックで
断面が略L字形状となるように形成されている。プロテ
クタ48の垂直面48aの内面側には、ストロボ光を拡
散する拡散面が形成されており、レフケース45に収め
られたリフレクタ46と放電管47とを傷や汚れから保
護するとともに、ストロボ光の拡散を行う。プロテクタ
48は、垂直面48aがレフケース45の上面部に形成
された溝45dに挿入され、底面48bに形成された被
係合部48cにレフケース45の下面に形成された係合
爪45eが係合することによりレフケース45に係止さ
れる。
断面が略L字形状となるように形成されている。プロテ
クタ48の垂直面48aの内面側には、ストロボ光を拡
散する拡散面が形成されており、レフケース45に収め
られたリフレクタ46と放電管47とを傷や汚れから保
護するとともに、ストロボ光の拡散を行う。プロテクタ
48は、垂直面48aがレフケース45の上面部に形成
された溝45dに挿入され、底面48bに形成された被
係合部48cにレフケース45の下面に形成された係合
爪45eが係合することによりレフケース45に係止さ
れる。
【0025】また、プロテクタ48の底面48bは、リ
フレクタ46の下方側を支持するようになっており、レ
フケース45の底面45fは、前方への突出量が小さく
されてプロテクタ48とリフレクタ46との間の隙間に
収められるようになっている。従来のストロボ発光部で
は、リフレクタをレフケースとプロテクタと前カバーと
で覆っていたが、本実施形態のレンズ付きフイルムユニ
ット2では、リフレクタ46の上方はレフケース45の
みで覆い、下方はプロテクタ48のみで覆い、レフケー
ス45をプロテクタ48の内側に収めてフイルム室28
側に突出しないようにしたので、従来のストロボ発光部
よりも上下方向の寸法を小型化することができ、同様に
図中2点鎖線で示す従来のレンズ付きフイルムユニット
50よりも高さ寸法を大幅に小さくすることができる。
また、プロテクタ48は前カバーとレフケース45とで
保護することができるので、ストロボユニット16のリ
サイクル適正を悪化させることもない。
フレクタ46の下方側を支持するようになっており、レ
フケース45の底面45fは、前方への突出量が小さく
されてプロテクタ48とリフレクタ46との間の隙間に
収められるようになっている。従来のストロボ発光部で
は、リフレクタをレフケースとプロテクタと前カバーと
で覆っていたが、本実施形態のレンズ付きフイルムユニ
ット2では、リフレクタ46の上方はレフケース45の
みで覆い、下方はプロテクタ48のみで覆い、レフケー
ス45をプロテクタ48の内側に収めてフイルム室28
側に突出しないようにしたので、従来のストロボ発光部
よりも上下方向の寸法を小型化することができ、同様に
図中2点鎖線で示す従来のレンズ付きフイルムユニット
50よりも高さ寸法を大幅に小さくすることができる。
また、プロテクタ48は前カバーとレフケース45とで
保護することができるので、ストロボユニット16のリ
サイクル適正を悪化させることもない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレンズ付
きフイルムユニットは、ストロボユニットのストロボ光
の照射性能やフイルム室内の遮光性等を低下させずにス
トロボ発光部を小型化することができ、これに伴いレン
ズ付きフイルムユニット自体をも小型化することができ
る。
きフイルムユニットは、ストロボユニットのストロボ光
の照射性能やフイルム室内の遮光性等を低下させずにス
トロボ発光部を小型化することができ、これに伴いレン
ズ付きフイルムユニット自体をも小型化することができ
る。
【図1】本発明のレンズ付きフイルムユニットの要部断
面図である。
面図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの構成を示す外観
斜視図である。
斜視図である。
【図3】ユニット本体の構成を示す分解斜視図である。
【図4】ストロボ発光部の分解斜視図である。
2 レンズ付きフイルムユニット 3 ユニット本体 9 ストロボ発光部 14 本体部 16 ストロボユニット 17 前カバー 45 レフケース 46 リフレクタ 47 放電管 48 プロテクタ
Claims (1)
- 【請求項1】 放電管と、この放電管から放射された光
を被写体に向けて反射するリフレクタと、このリフレク
タと放電管とを保持するレフケースと、このレフケース
に取り付けられてリフレクタと放電管とを保護し、放電
管から放射された光を拡散するプロテクタとからなるス
トロボ発光部と、ロール状に巻かれた写真フイルムを収
納するフイルム室が設けられた本体部と、この本体部の
前面を覆う前カバーとを備えたレンズ付きフイルムユニ
ットにおいて、 前記リフレクタの上部をレフケースのみで覆うとともに
レフケースの上面で前カバーの一部を構成し、該リフレ
クタの下部をプロテクタで覆うとともに、レフケースの
下面をプロテクタとリフレクタとの間に形成される隙間
内に収めたことを特徴とするレンズ付きフイルムユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235955A JP2000066276A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | レンズ付きフイルムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235955A JP2000066276A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | レンズ付きフイルムユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000066276A true JP2000066276A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=16993697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10235955A Pending JP2000066276A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | レンズ付きフイルムユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000066276A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003043557A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-13 | West Electric Co Ltd | ストロボ装置 |
JP2007140114A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP10235955A patent/JP2000066276A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003043557A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-13 | West Electric Co Ltd | ストロボ装置 |
JP2007140114A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
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