JP2005098992A - 酸化分解セル - Google Patents

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Abstract

【課題】 試料液を加熱するとともに試料液に紫外線を照射する酸化分解セルであって、紫外線ランプを増設して光量を増やすことができ、また構造が簡単で組立、分解洗浄などに熟練を要しない上、ヒータによる試料液の加温効率が良く、しかも安全面で優れた酸化分解セルを提供する。
【解決手段】 内管部4と外管部6とが一体化され、内管部と外管部との間に試料液流路5が形成されているとともに、内管部の内側に凹部16が形成された試料液流通管2と、試料液流通管の凹部に配置されたヒータ20と、試料液流通管の外側に配置された紫外線ランプ24とを有する酸化分解セルとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、試料液を加熱するとともに試料液に紫外線を照射して試料液中の成分を酸化分解する酸化分解セルに関する。本発明の酸化分解セルは、例えば、試料液中に含まれる窒素化合物およびりん化合物の測定を行う全窒素・全りん測定装置に使用することができる。
試料液中に含まれる窒素化合物およびりん化合物の測定を行う全窒素・全りん測定装置の酸化分解セルとして、従来、中心から同心円状に紫外線ランプ、合成石英管、ガラス管、ヒータを順次配置するとともに、これらを上下の蓋で固定して構造体を構成し、さらにこの構造体を断熱材で包んで全体を金属製の外筒に収納したものが使用されている(例えば、特許文献1にその一部が開示されている)。
前記酸化分解セルの一例を図3に示す。図3の酸化分解セルは、紫外線ランプ(低圧水銀ランプ)52の周囲に合成石英管54を配置し、この合成石英管52の周囲にガラス管56を配置して、合成石英管54とガラス管56との間を試料液流路58として構成してある。この場合、紫外線ランプ52、合成石英管54およびガラス管56は上蓋60、下蓋62によって固定してある。また、ガラス管56の周囲にヒータ64を設置し、その周囲を断熱材66で覆い、全体をステンレス鋼製の外筒68に収納してある。
図3の酸化分解セルを用いて試料液中の成分を分解する場合、試料液を試料液流路に上向流あるいは下向流で流し(図面では下向流を示す。また、試料液入口および試料液出口は図示せず。)、一度流れを止めて試料液流路に試料液を満たし、試料液を加熱した状態で、紫外線ランプから照射される紫外線により試料液中の成分を酸化分解するものである。
特開2003−14724号公報
しかし、図3に示した酸化分解セルは、下記の欠点を有するものであった。
(1)紫外線ランプをスペースの大きさが決まった合成石英管内に挿入しているので、紫外線ランプを増設して光量を増やすことができず、そのため試料液によっては紫外線酸化に時間がかかることがあった。
(2)構造が複雑であるため、組立、分解洗浄などに熟練を要する。すなわち、2つのガラス部品(合成石英管およびガラス管)を上下の蓋で固定する際に、均等な圧力で蓋を締めつけないとこれらガラス部品が破損する危険があり、そのため組立、分解洗浄に熟練を要していた。
(3)ガラス管の外側にヒータを配置したので、ヒータの熱が外部に逃げやすく、ヒータによる試料液の加温効率が悪いため、断熱材を用いて保温を行っても、試料液によっては紫外線酸化に時間がかかることがあった。
(4)セルの外側部分にヒータがあるため、火傷防止などの安全面の対策として断熱材を使用しなくてはならず、製造コストが高くなるとともに、構造が複雑になっていた。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたもので、紫外線ランプを増設して光量を増やすことができ、また構造が簡単で組立、分解洗浄などに熟練を要しない上、ヒータによる試料液の加温効率が良く、しかも安全面で優れた酸化分解セルを提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、内管部と外管部とが一体化され、内管部と外管部との間に試料液流路が形成されているとともに、内管部の内側に凹部が形成された試料液流通管と、前記凹部に配置されたヒータと、前記試料液流通管の外側に配置された紫外線ランプとを具備することを特徴とする酸化分解セルを提供する。
本発明の酸化分解セルは、紫外線ランプをスペースが大きい試料液流通管の外側に配置したので、紫外線ランプを増設することができ、そのため試料液に十分な光量の紫外線を照射して酸化分解時間を短縮することができる。また、内管部と外管部とを一体化して、ガラス部品を一体化したので、ガラス部品が破損しにくくなり、そのため組立、分解洗浄などが容易になって、これらの作業に熟練を要さなくなる。さらに、内管部の内側の凹部にヒータを配置したので、ヒータの熱が外部に逃げにくく、ヒータによる試料液の加温効率が良いため、酸化分解時間を短縮することができる。また、内管部の内側の凹部内にヒータを配置したので、ヒータの外側には試料液流通管の試料液流路が存在し、その試料液流路の空気や試料液が断熱効果を持つため、外管部に大きな温度上昇をもたらさず、火傷防止などの安全面で優れている。
本発明の酸化分解セルにおいて、試料液流通管の構造は適宜設定することができるが、好適な例としては、後述するように、試料液を下端から流入させて、下端より流出させる二重管構造のもので、内部に紫外線による酸化が十分行われる程度の隙間を有するものが挙げられる。このような構造の試料液流通管として、例えば、内管部および外管部の一端側において、内管部の一端側が内管閉塞部により閉塞されているとともに、前記内管閉塞部の外方において外管部の一端側部分が試料液入出管として構成され、かつ、内管部および外管部の他端側において、内管部の他端と外管部の他端との間がリング状の内管・外管閉塞部によって閉塞され、これにより内管部と外管部との間に試料液流路が形成されているとともに、内管部の他端開口と前記内管閉塞部との間に凹部が形成されているものが挙げられる。
本発明の酸化分解セルは、紫外線ランプを増設して光量を増やすことができ、また構造が簡単で組立、分解洗浄などに熟練を要しない上、ヒータによる試料液の加温効率が良く、しかも安全面で優れているものである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態の一例を示す。図1は本発明に係る酸化分解セルの一例を示す概略断面図である。
本例の酸化分解セルにおいて、2は合成石英により一体に形成された試料液流通管を示す。この試料液流通管2は、内管部4および外管部6を有し、両管部4、6の下端側において、内管部4の下端側が内管閉塞部8により閉塞されているとともに、内管閉塞部8の下方において外管部6が細くなっており、この細くなった外管部6の下端部分が試料液入出管10として構成されている。また、両管部4、6の上端側において、内管部4の上端と外管部6の上端との間がリング状の内管・外管閉塞部12によって閉塞され、これにより内管部4と外管部6との間に試料液流路5が形成されているとともに、内管部4の上端開口14と前記内管閉塞部8との間に深井戸形状の凹部16が形成されている。さらに、外管部6の上端部には、試料液流路5と連通し、外側方に延びる大気開放管18が連結されている。
前記凹部16内には、円柱形のヒータ20が挿入されているとともに、凹部16の壁面とヒータ20との間には熱伝導物質22が充填されている。また、熱伝導物質22内には温度センサ23が埋設されている。ここで、熱伝導物質22としては、例えば酸化アルミニウム粉末、酸化マグネシウム粉末、シリコングリース等を用いることができる。
外管部6の外側には、外管部6に近接して3本の直管型の紫外線ランプ24が等間隔で配置されている(図示は1本のみ)。また、試料液流通管2、ヒータ20、紫外線ランプ24は、内面25が鏡面研磨され、この内面25が紫外線を反射するステンレス鋼製の円筒形ケース26内に収容され、これら試料液流通管2、ヒータ20、紫外線ランプ24、ケース26は上蓋28、下蓋30によって固定されている。なお、紫外線ランプはU字状、螺旋状等の他の形状のものでもよい。
本例の酸化分解セルを用いて試料液中の成分を分解する場合、所定量の試料液を試料液入出管10から試料液流通管2内に導入し、試料液流路5に所定量の試料液を入れた状態で、ヒータ20および紫外線ランプ24をオンにする。これにより、一定時間試料液がヒータ20により加熱されるとともに、紫外線ランプ24から照射される紫外線により試料液中の成分が酸化分解される。酸化分解処理後の試料液は、試料液入出管10から流出させる。
図1に示した酸化分解セルによれば、下記a〜fの利点が得られる。
a.紫外線ランプを試料液流通管の外側に配置したので、必要に応じて紫外線ランプを容易に増設することができる。そのため、試料液に十分な光量の紫外線を照射して酸化分解時間を短縮することができる。
b.内管部と外管部とを一体化し、ガラス部品を一体化したので、試料液流通管を構成するガラス部品の組立工程が不要になり、ガラス部品が破損しにくい。そのため、組立、分解洗浄が容易になり、これらの作業に熟練を要さなくなる。
c.内管部の内側の凹部内にヒータを配置したので、ヒータの熱が外部に逃げにくい。そのため、試料液の加温効率が良く、酸化分解時間を短縮することができる。
d.内管部の内側の凹部内にヒータを配置したので、ヒータの外方には試料液流通管の試料液流路が存在することになる。この試料液流路には空気または試料液が満たされ、その空気または試料液が断熱効果を持つため、外管部に作業が危険になるほどの温度上昇をもたらさず、安全面で優れている。
e.凹部の壁面とヒータとの間に熱伝導物質を充填したので、ヒータの熱が試料液流路の試料液に直接的に伝わり、そのため試料液の加温効率が良く、酸化分解時間を短縮することができる。
f.紫外線ランプの外側のケースの内面が紫外線を反射するので、試料液への紫外線の照射効率が良くなり、酸化分解時間を短縮することができる。
図2は本発明に係る酸化分解セルに用いる試料液流通管の他の例を示す断面図である。本例の試料液流通管32は、合成石英により一体に形成されたもので、内管部34および外管部36を有し、両管部34、36の下端側において、内管部34の下端側が内管閉塞部38により閉塞されているとともに、内管閉塞部38の下方において外管部36が細くなっており、この細くなった外管部36の下端部分が試料液入出管40として構成されている。また、上記試料液入出管40の内径の一部41は、他の部分43より細くなっている。なお、図1の試料液流通管2では、試料液入出管10は外管部6の下端中央部に形成されているが、本例の試料液流通管32では、試料液入出管40は外管部36の下端周縁部に形成されている。
また、本例の試料液流通管32は、両管部34、36の上端側において、内管部34の上端と外管部36の上端との間がリング状の内管・外管閉塞部42によって閉塞され、これにより内管部34と外管部36との間に試料液流路35が形成されているとともに、内管部34の上端開口44と前記内管閉塞部38との間に深井戸形状の凹部46が形成されている。さらに、外管部36の上端部には、試料液流路35と連通し、斜め上方に延びる大気開放管48が連結されている。この大気開放管48の内径は、試料液の蒸気が液化して生じた水分により内部が閉塞されない太さに形成されている。
図2に示した試料液流通管32は、例えば図1に示した試料液流通管2と同様に、凹部46内にヒータを挿入し、凹部46の壁面とヒータとの間に熱伝導物質を充填し、外管部36の外側に紫外線ランプを配置するとともに、これら試料液流通管32、ヒータ、紫外線ランプをケース内に収容し、試料液流通管32、ヒータ、紫外線ランプ、ケースを上蓋、下蓋で固定することにより、本発明に係る酸化分解セルを作製することができる。
図2に示した試料液流通管を用いた酸化分解セルによれば、前述したa〜fの利点に加え、下記g、hの利点が得られる。
g.本発明酸化分解セルでは、試料液を試料液流通管内に導入する際に、全ての試料液が試料液流路内に流入するように、最後に試料液を空気によって試料液流路内に送り込むことがある。このような場合、試料液入出管の内径が大きいと、試料液の加熱中に試料液が徐々に試料液入出管にまで戻ってくるため、試料液入出管に戻ってきた試料液に対し加熱および紫外線照射を行うことができなくなり、試料液中の成分の酸化分解効率が悪くなる。これに対し、図2の試料液流通管では、試料液入出管の内径の一部を他の部分より細くしたので、上記細くなった部分が空気によって塞がれ、その結果、試料液の加熱中に試料液が試料液入出管に戻ることが防止される。上記試料液入出管の内径が細い部分の内径および長さは、その部分に空気が滞留して試料液が戻ることを防止できる内径および長さであればよく、試料液流路の容量等に応じて適宜設定することができるが、通常は内径を0.5〜1.5mm、特に約1mm、長さを10〜30mm、特に約20mmとすることが適当である。なお、試料液入出管の内径の全てを細くすると、酸化分解処理後の試料液を試料液入出管から流出させる際に試料液が落ちにくくなるため、試料液入出管の下部の内径は太い方がよい。
h.外管部の上端部に、試料液流路と連通し、斜め上方に延びる大気開放管を連結するとともに、この大気開放管の内径を、試料液の蒸気が液化して生じた水分により内部が閉塞されない太さに形成したので、試料液流通管内に導入した試料液が加熱により多少突沸した場合でも、試料液流通管内に試料液が戻り、試料液の減少を防ぐことができるとともに、試料液の加熱中に水分が蒸発した場合でも、大気開放管内で蒸気が冷却され、試料液流通管内に試料液が戻る。そのため、試料液中の成分濃度が変化することを防止することができる。上記大気開放管の水平線に対する角度は、30〜45°とすることが適当である。また、大気開放管の内径は、試料液の蒸気が液化して生じた水分により内部が閉塞されない太さであればよく、試料液流路の容量等に応じて適宜設定することができるが、通常は4〜8mm、特に約6mmとすることが適当である。
なお、本発明の酸化分解セルは、上述した例のように断熱材なしでも使用できるが、断熱材を適宜箇所に使用することにより、さらに効果的に高い温度を保つことができる。
図2に示した試料液流通管の凹部内に円柱形のヒータを挿入し、凹部の壁面とヒータとの間に熱伝導物質を充填し、外管部の外側に2本の直管型の紫外線ランプを配置するとともに、これら試料液流通管、ヒータ、紫外線ランプを紫外線が反射するようにアルミホイルを用いて包み込み、さらにその周囲を断熱材で覆うことにより、本発明に係る酸化分解セルを作製した。
次に、上記酸化分解セルを用いて下記手順により実験を行った。
1.標準試料液7.5mLを計量した。標準試料液としては、下記表1に示す成分、りん濃度を有する校正液、りん化合物標準試料液、縮合りん酸標準試料液、りん化合物+縮合りん酸標準試料液を用いた。
2.分解液(硫酸溶液)2.4mLを1の標準試料液に加えて攪拌した。
3.酸化分解セルの試料液流通管に2の試料液を導入し、98℃で35分間加熱するとともに紫外線照射を行って試料液中の成分を酸化分解した。
4.酸化分解処理後の試料液7.5mLを計量し、これに発色剤(モリブデン酸アンモニウム/タルトラトアンチモン酸カリウム/硫酸混合溶液)0.5mLおよび還元液(L−アスコルビン酸溶液)0.5mLを加えた。
5.吸光度測定により試料液中のりん濃度を求めた。
上記実験を行い、標準試料液のりん濃度(mgP/L)を100とした場合の5で求めたりん濃度(mgP/L)の割合を回収率(%)として算出した。これを各試料4回ずつ行った。結果を下記表1に示す。
表1より、本発明の酸化分解セルは前述した回収率が高く、したがって試料液中の成分の酸化分解効率が高いことが確認された。
本発明に係る酸化分解セルの一例を示す概略断面図である。 本発明に係る酸化分解セルに用いる試料液流通管の他の例を示す断面図である。 従来の酸化分解セルの一例を示す概略断面図である。
符号の説明
2 試料液流通管
4 内管部
5 試料液流路
6 外管部
8 内管閉塞部
10 試料液入出管
12 内管・外管閉塞部
14 内管部の上端開口
16 凹部
18 大気開放管
20 ヒータ
22 熱伝導物質
24 紫外線ランプ
26 ケース
32 試料液流通管
34 内管部
35 試料液流路
36 外管部
38 内管閉塞部
40 試料液入出管
42 内管・外管閉塞部
44 内管部の上端開口
46 凹部
48 大気開放管

Claims (6)

  1. 内管部と外管部とが一体化され、内管部と外管部との間に試料液流路が形成されているとともに、内管部の内側に凹部が形成された試料液流通管と、前記凹部に配置されたヒータと、前記試料液流通管の外側に配置された紫外線ランプとを具備することを特徴とする酸化分解セル。
  2. 前記試料液流通管は、内管部および外管部の一端側において、内管部の一端側が内管閉塞部により閉塞されているとともに、前記内管閉塞部の外方において外管部の一端側部分が試料液入出管として構成され、かつ、内管部および外管部の他端側において、内管部の他端と外管部の他端との間がリング状の内管・外管閉塞部によって閉塞され、これにより内管部と外管部との間に試料液流路が形成されているとともに、内管部の他端開口と前記内管閉塞部との間に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の酸化分解セル。
  3. 前記試料液入出管の内径の一部を他の部分より細くしたことを特徴とする請求項1または2に記載の酸化分解セル。
  4. 前記試料液流路と連通し斜め上方に延びる大気開放管を前記試料液流通管の上部に連結するとともに、この大気開放管の内径を、試料液の蒸気が液化して生じた水分により内部が閉塞されない太さとしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の酸化分解セル。
  5. 前記凹部の壁面と前記ヒータとの間に熱伝導物質を充填したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の酸化分解セル。
  6. 前記試料液流通管、ヒータおよび紫外線ランプはケース内に収容され、該ケースの内面は紫外線を反射することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の酸化分解セル。
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