JP2005098906A - 雰囲気置換機能を備えたx線分析装置 - Google Patents

雰囲気置換機能を備えたx線分析装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 低コストで、He雰囲気における試料出し入れ時の再現性を向上できる雰囲気置換機能を備えたX線分析装置を提供する。
【解決手段】 予備排気室C4から主室C1への試料Sの搬入前だけでなく、主室C1から予備排気室C4への試料Sの搬出前にも予備排気室C4内を予めHe雰囲気に置換しておくので、従来のように、予備排気室C4内の気密性が高くなくとも試料Sの主室C1から予備排気室C4への搬出時に主室C1内に空気が混入しないことから、予備排気室C4の厳密な気密性が不要なので構造が複雑とならず低コスト化が可能となる。また装置の運転中常時、予備排気室C4にHeガスを流入させるのでないことから、He消費量が増大せず低コスト化が可能となる。
【選択図】 図1



Description

本発明は、He(ヘリウム)雰囲気に置換した主室内において液体や粉体等の試料にX線照射して分析するもので、試料交換を効率的に行うための予備排気室を有するX線分析装置に関するものである。
一般に、液体試料等を蛍光X線分析する場合、予め試料室および分光室からなる主室内が常時Heガスで置換されたHe雰囲気下で行われる。予備排気室は、主室内で測定中のHe濃度を安定に保ち、試料交換を効率的に行うために設けられている(例えば、特許文献1)。
この場合、外部より予備排気室に試料を搬入した時のみにHe雰囲気に置換するのでは、予備排気室内に徐々に侵入した空気が、試料を搬出する時に、主室側へ混入する場合があり、He雰囲気下の試料のX線測定強度すなわち分析値における試料出し入れ時の再現性に悪影響を及ぼす。このため、(a)装置の運転中常時、予備排気室をHe置換しておく方法、(b)試料を予備排気室から主室へ搬入する前に、予備排気室内を予めHe雰囲気に置換しておき、予備排気室の気密性を高くすることにより、測定終了後の主室から予備排気室への試料の搬出時にも予備排気室内のHe濃度を維持する方法がある。
特開2002−148223号公報
しかし、従来方法によって試料出し入れ時の再現性を向上できるものの、(a)の方法では、装置運転中も常時予備排気室にHeガスを流入させ続けるため、He消費量が増大し、高コストになる。その一方、(b)の方法では、例えば予備排気室の上部の開閉カップを上方から押圧して密閉する機構(ゲートバルブ)などを設けて、予備排気室の気密性を高くする方法が知られているが、構造が複雑となってやはり高コストとなる問題がある。
本発明は、前記の問題点を解決して、低コストで、He雰囲気における試料出し入れ時の再現性を向上できる雰囲気置換機能を備えたX線分析装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の一構成に係る雰囲気置換機能を備えたX線分析装置は、試料を分析する主室と、主室に隣接して試料を外部から搬入し外部へ搬出する予備排気室とを有し、試料を予備排気室を経て主室内の測定位置に搬入および搬出し、He雰囲気下の主室内の試料にX線を照射して試料の分析を行うものであって、試料を予備排気室から主室へ搬入する前に、予備排気室内を予めHe雰囲気に置換しておくとともに、試料を主室から予備排気室へ搬出する前にも予備排気室内を予めHe雰囲気に置換しておくものである。
この構成によれば、予備排気室から主室への試料の搬入前だけでなく、主室から予備排気室への試料の搬出前にも予備排気室内を予めHe雰囲気に置換しておくので、従来のように、予備排気室内の気密性が高くなくとも試料の主室から予備排気室への搬出時に主室内に空気が混入しないことから、予備排気室の厳密な気密性が不要なので構造が複雑とならず低コスト化が可能となる。また装置の運転中常時、予備排気室にHeガスを流入させるのでないことから、He消費量が増大せず低コスト化が可能となる。
本発明の他の構成に係る雰囲気置換機能を備えたX線分析装置は、試料を分析する主室と、主室に隣接して試料を外部から搬入し外部へ搬出する予備排気室とを有し、試料を予備排気室を経て主室内の測定位置に搬入および搬出し、He雰囲気下の主室内の試料にX線を照射して試料の分析を行うものであって、試料を予備排気室から主室へ搬入する前に、予備排気室内をHe雰囲気に置換しておくとともに、試料を予備排気室から主室へ搬入した後も、予備排気室と主室間を連通させた状態のままとし、主室内のHe雰囲気置換により、予備排気室内を同時にHe雰囲気に置換しておくものである。
この構成によれば、予備排気室から主室への試料の搬入前だけでなく、予備排気室から主室への試料の搬入後にも予備排気室と主室間を連通させた状態での主室内のHe置換により、予備排気室内を予めHe雰囲気に置換しておくので、上記と同様に、He消費量が増大せず低コスト化が可能となり、また予備排気室の厳密な気密性が不要なので構造が複雑とならず低コスト化が可能となる。さらに主室から予備排気室への試料の搬出前に予備排気室内を別途He置換しないので、操作が容易になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る雰囲気置換機能を備えた蛍光X線分析装置を示す概略構成図である。本装置は、主室C1の試料室C2内で試料Sに1次X線を照射し、主室C1の分光室C3内で試料Sから発生する蛍光X線を検出し、この検出結果から試料Sの分析を行うものである。試料Sは例えば液体や粉体などの試料であり、試料ホルダ4で保持される。試料Sの分析は、装置の運転中常時、He雰囲気に置換された主室C1内で行われる。HeガスはHe源14から供給され、主室C1ではHe供給口15からHeガスが充填されてHe排出口17から排出される。
本装置には、測定中のHe濃度を安定に保ち、試料交換を効率的に行うために、主室C1(試料室C2)に隣接して予備排気室C4が設けられており、試料ホルダ4は例えば試料交換機34により外部から予備排気室C4へ搬入され、外部へ搬出される。そして、この予備排気室C4を経て試料室C2内の測定位置P1に試料ホルダ4の搬入および搬出が行われる。
本装置は、主室C1に隣接した予備排気室C4を有する場合に、試料ホルダ4を予備排気室C4から主室C1(試料室C2)へ搬入する前に、予備排気室C4内を予めHe雰囲気に置換しておくとともに、試料ホルダ4を主室C1(試料室C2)から予備排気室C4へ搬出する前にも予備排気室C4内を予めHe雰囲気に置換しておくものである。
以下、本装置の各部について詳細に説明する。予備排気室C4は、例えば略円筒部を有する壁7と、その上部を覆う開閉自在の蓋部(カップ)6と、底部の内方に突出する底仕切部12とからなる。外部との気密性を所定程度に確保するためにカップ6の閉止部分はシール11で封止(シール)される。この予備排気室C4は、単にシール11のみで封止されるもので、気密性は十分でないものの、構造が簡単となり低コスト化が可能となる。予備排気室C4と試料室C2間は連通しており、試料測定時には、後述する昇降機構(リフト)20が上昇し、これに支持された試料ホルダ4のホルダ受け8の先端8aと、前記底仕切部12の底面12aとの間のシール13により、および他の図示しないシールによって、予備排気室C4と試料室C2間が封止される。
主室C1は、試料室C2が前記壁7と略円筒状の壁9aとからなり、分光室C3が略円筒状の壁9bからなる。試料室C2内には、試料室C2の壁9aの下壁に取り付けられて、測定位置P1の試料Sの表面に1次X線B1を照射するX線管1と、昇降機構(リフト)20および図示しない回転機構(ターレット)とが設けられている。試料室C2に開口部をもつ隔壁19を介して隣接する分光室C3内には、例えば試料Sから発生する2次X線B2を平行ビームにするソーラスリット5と、2次X線B2を分光する分光器2と、分光された蛍光X線B3ごとにその強度を検出する検出器3とが設けられている。
予備排気室C4と試料室C2間には、試料ホルダ4を上下に昇降させる昇降機構(リフト)20が設けられている。このリフト20は図示しない駆動機構により駆動される。リフト20の先端には小径台24および大径台25が設けられている。小径台24は試料ホルダ4の下面を支持し、大径台25は試料ホルダ4を受けるホルダ受け8の下面を支持する。また大径台25には図示しない圧縮バネが取り付けられて、ホルダ受け8の先端8aが予備排気室Cの底仕切部12の底面12aに接触して封止したとき、動きが規制されてバネが縮み、試料ホルダ4を支持した小径台24が上方に移動して、試料ホルダ4は予備排気室C4の底部の待機位置P3に位置することになる。
試料室C2の下部には、図示しない回転機構(ターレット)が設けられており、このターレットは、試料ホルダ4およびホルダ受け8と、試料ホルダ4が存在しない空のホルダ受け8とを、測定位置P1と非測定位置P2とにそれぞれ回転させる。試料Sの測定時には、試料ホルダ4およびホルダ受け8を測定位置P1に、空のホルダ受け8を非測定位置P2に位置させる。ターレットが回転している間、リフト20は退避位置P4に位置し、試料測定中は、リフト20は上昇して空のホルダ受け8の先端8aを予備排気室Cの底仕切部12の底面12aに接触させて、予備排気室C4と試料室C2間をシール13で封止する。これにより、試料測定中に、予備排気室C4内にシール11からたとえ空気Aが侵入しても、試料室C2内には混入しない。
予備排気室C4のHe雰囲気の置換は、例えばリフト20のシャフト21内にHeガスを通す貫通孔22が設けられており、例えばカップ6の側面に設けられたHe供給口16から予備排気室C4内にHeガスが充填され、シャフト21内の貫通孔22を介して、He排出口18から排出されることにより行われる。なお、この実施形態では、Heガスを上方のHe供給口16から供給して下方のHe排出口18へ排出しているが、下方のHe排出口18から供給して上方のHe供給口16へ排出するようにしてもよい。
本装置は、試料室C2内が常時He雰囲気に置換されているものであって、試料Sを予備排気室C4から試料室C2へ搬入する前に、予備排気室C4内を予めHe雰囲気に置換しておくものである。つまり、試料ホルダ4を予備排気室C4内に投入してカップ6を閉めた後に、He置換を開始し、試料ホルダ4を予備排気室C4から試料室C2にリフト20を下降させて搬入する時までHe置換を行う。これとともに、本装置は、試料Sを試料室C2から予備排気室C4へ搬出する前にも予備排気室C4内を予めHe雰囲気に置換しておくものである。つまり、試料Sの測定中はリフト20を上昇させて試料室C2と予備排気室C4間を空のホルダ受け8の先端8aと底仕切部12の底面12a間のシール13で封止しておく。そして、試料Sの測定終了前から予備排気室C4内のHe置換を開始し、測定終了後の試料ホルダ4を一旦下降させたリフト20を上昇させて試料室C2から予備排気室C4内へ搬出して、試料室C2と予備排気室C4間を試料ホルダ4のホルダ受け8の先端8aと底仕切部12の底面12a間のシール13で封止するまでHe置換を行う。分光室C3内は、試料室C2内と同時にHe雰囲気に置換される場合と、隔壁19の開口部を高分子フィルム等で仕切り、試料室C2内とは異なって真空にされる場合とがある。
つぎに、前記構成の装置における雰囲気置換動作について説明する。まず、装置の運転中、主室C1内はHe源14から常時Heガスが充填されてHe置換されている。そして、試料搬入時には、リフト20が上昇して、測定済みの試料ホルダ4が待機位置P3に位置し、予備排気室C4と試料室C2とがリフト20に支持されたホルダ受け8でシールされた状態にある。この状態で、カップ6が開けられて、試料交換機34で測定済みの試料ホルダ4が外部へ搬出され、新たな試料ホルダ4が予備排気室C4内に投入される。カップ6を閉められた後に、He源14から予備排気室C4内にHeガスの充填が開始され、リフト20を下降させて試料ホルダ4を予備排気室C4から試料室C2へ搬入する時までHe置換を行って、予備排気室C4から試料室C2への試料Sの搬入前に予め予備排気室C4内をHe雰囲気に置換しておく。新たな試料ホルダ4が試料室C2へ搬入されると、ターレットが回転されて、ターレット上の測定位置P1に位置され、試料Sの測定が開始される。空のホルダ受け8はターレット上の非測定位置P2に位置される。
試料Sの測定中は、リフト20を上昇させて試料室C2と予備排気室C4間が空のホルダ受け8の先端8aと底仕切部12の底面12a間のシール13で封止される。この試料Sの測定中、予備排気室C4の気密性が厳密でないので、予備排気室C4内にシール11から空気Aが侵入することがある。
予備排気室C4では、試料Sの測定終了前から、空気Aを含む予備排気室C4内のHe置換が開始される。そして、測定終了後に、空のホルダ受け8を支持するリフト20が下降され、ターレットが回転されて、測定済みの試料ホルダ4が非測定位置P2に位置され、リフト20が上昇されて試料ホルダ4が試料室C2から予備排気室C4内へ搬出され、その後、試料室C2と予備排気室C4間が試料ホルダ4のホルダ受け8の先端8aと底仕切部12の底面12a間のシール13で封止されるまで、予備排気室C4のHe置換が行われる。これにより、試料室C2から予備排気室C4への試料ホルダ4の搬出前にも予備排気室C4内が予めHe雰囲気に置換された状態になる。
図2に、He置換における繰り返し試料出し入れ再現性の測定結果を示す。横軸は測定回数、縦軸は強度比を示す。図示α、βともに、予備排気室C4から主室C1(試料室C2)への試料Sの搬入前には予備排気室C4内を予めHe雰囲気に置換しているが、図示αは本発明における主室C1から予備排気室C4への試料Sの搬出前に予備排気室C4内を予めHe雰囲気に置換しておいた場合、図示βは従来における主室C1から予備排気室C4への試料の搬出前に予備排気室C4内を予めHe雰囲気に置換していない場合を示す。図2から明らかなように、試料Sの搬出前にも予備排気室C4内をHe雰囲気に置換したことにより、試料出し入れ再現性が向上した。
これにより、予備排気室C4から主室C1への試料Sの搬入前だけでなく、主室C1から予備排気室C4への試料Sの搬出前にも予備排気室C4内を予めHe雰囲気に置換しておくので、従来のように、予備排気室C4内の気密性を高くしなくとも試料Sを主室C1から予備排気室C4への搬出時に主室C1内に空気Aが混入しないことから、厳密な気密性が不要なので構造が複雑とならず低コスト化が可能となる。また装置の運転中常時、予備排気室C4にHeガスを流入させ続けないことから、He消費量が増大せず低コスト化が可能となる。
つぎに、第2実施形態に係る雰囲気置換機能を備えた蛍光X線分析装置について説明する。この第2実施形態は、第1実施形態と異なり、予備排気室C4から主室C1への試料Sの搬入後において、予備排気室C4と主室C1(試料室C2)間を連通させた状態のままとして主室C1内の常時He置換を行うことにより、予備排気室C4内を同時にHe雰囲気に置換しておくものである。その他の構成は第1実施形態と同様である。第2実施形態は、試料測定中に、予備排気室C4内にたとえ空気Aが侵入しても、主室C1内のHe置換のみで予備排気室C4のHe置換が十分に行われる場合に使用される。
第2実施形態は、第1実施形態と同様に、試料ホルダ4を予備排気室C4内に投入してカップ6を閉めた後に、He置換を開始し、試料ホルダ4を予備排気室C4から試料室C2にリフト20を下降させて搬入するまでHe置換を行う。しかし、第2実施形態では、試料Sの試料室C2から予備排気室C4への搬出前に、予備排気室C4内のHe置換を別途行わずに、予備排気室C4から試料室C2への試料Sの搬入後に専ら主室C1内のHe置換のみにより予備排気室C4内のHe置換を行う。すなわち、予備排気室C4から試料室C2への試料Sの搬入後に、空の試料ホルダ4を支持したリフト20を上昇させることなく予備排気室C4と試料室C2間を封止しない状態(連通状態)にしておき、測定終了後の試料ホルダ4をリフト20を上昇させて試料室C2から予備排気室C4内へ搬出して、試料室C2と予備排気室C4間を試料ホルダ4のホルダ受け8の先端8aと底仕切部12の底面12a間のシール13で封止するまで、専ら主室C1内のみでHe置換が行われる。
これにより、予備排気室C4から主室C1への試料Sの搬入前だけでなく、予備排気室C4から主室C1への試料Sの搬入後にも予備排気室C4と主室C1間を連通させた状態での主室C1内のHe置換により、予備排気室C4内を予めHe雰囲気に置換しておくので、第1実施形態と同様に、He消費量が増大せず低コスト化が可能となり、また予備排気室C4の厳密な気密性が不要なので構造が複雑とならず低コスト化が可能となる。さらに主室C1から予備排気室C4への試料Sの搬出前に予備排気室C4内を別途He置換しないので、操作が容易になる。
本発明の一実施形態に係る雰囲気置換機能を備えた蛍光X線分析装置を示す概略構成図である。 図1の蛍光X線分析装置の動作を示す特性図である。
符号の説明
1:X線管
2:分光器
3:検出器
14:He源
20:昇降機構(リフト)
C1:主室
C2:試料室
C3:分光室
C4:予備排気室
P1:測定位置
P2:非測定位置
P3:待機位置
P4:退避位置
S:試料

Claims (2)

  1. 試料を分析する主室と、主室に隣接して試料を外部から搬入し外部へ搬出する予備排気室とを有し、試料を予備排気室を経て主室内の測定位置に搬入および搬出し、He雰囲気下の主室内の試料にX線を照射して試料の分析を行うX線分析装置であって、
    試料を予備排気室から主室へ搬入する前に、予備排気室内を予めHe雰囲気に置換しておくとともに、試料を主室から予備排気室へ搬出する前にも予備排気室内を予めHe雰囲気に置換しておく雰囲気置換機能を備えたX線分析装置。
  2. 試料を分析する主室と、主室に隣接して試料を外部から搬入し外部へ搬出する予備排気室とを有し、試料を予備排気室を経て主室内の測定位置に搬入および搬出し、He雰囲気下の主室内の試料にX線を照射して試料の分析を行うX線分析装置であって、
    試料を予備排気室から主室へ搬入する前に、予備排気室内を予めHe雰囲気に置換しておくとともに、試料を予備排気室から主室へ搬入した後も、予備排気室と主室間を連通させた状態のままとし、主室内のHe雰囲気置換により、予備排気室内を同時にHe雰囲気に置換しておく雰囲気置換機能を備えたX線分析装置。










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