JP7380884B2 - 蛍光x線分析装置 - Google Patents

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Description

この発明は、蛍光X線分析装置に関するものである。
エネルギー分散型の蛍光X線分析装置は、X線を試料へ照射して試料の表面から発生する蛍光X線を検出することで、試料を構成する元素の種類および濃度を分析できる装置である。固体および液体などをはじめとする幅広い形態の試料を非破壊かつ簡便に分析できる。蛍光X線分析装置において測定雰囲気の影響を受けやすい軽元素を検出するには試料室および測定室を真空にして測定することが必要である。これに対して、ガスの発生する試料、または液体の試料を測定するには、試料室および測定室内をヘリウムガスで置換することが有効である。
しかしながら、空気で満たされている試料室および測定室をヘリウムガスで置換した場合に、試料室および測定室をヘリウムガス雰囲気としてもわずかに空気が測定室に残存することで測定に影響を与えるという問題があった。
かかる問題を解決するために、ヘリウムガスへの置換率を向上させるための蛍光X線分析装置は、たとえば、国際公開第2014/192173号(特許文献1)に開示されている。この文献ではヘリウムガスを導入するための第1導入管および第2導入管を設け、導入口や検出口に溜まったヘリウムガスを確実に大気で置換できることが開示されている。
国際公開第2014/192173号
しかしながら、特許文献1の装置で、雰囲気ガスであるヘリウムガスを検出口に供給しながら測定を行うとすると、ヘリウムガスの消費量が多くなるという問題があった。
そこで、この発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、測定雰囲気を構成するガスの消費量を少なくすることが可能な蛍光X線分析装置を提供することを目的とするものである。
本発明の第1の態様は、試料が載置される試料室と、試料室の試料に隣接して配置される測定室と、試料にX線を照射するX線管と、試料で反射したX線を検出する検出器とを備え、検出器には、測定室内に位置して反射したX線が通過する通路と、通路と検出器外部とを接続する孔とが設けられている。
この発明に従った蛍光X線分析装置は、試料が載置される試料室と、試料室の試料に隣接して配置される測定室と、試料にX線を照射するX線管と、試料で反射したX線を検出する検出器とを備え、検出器には、測定室内に位置して反射したX線が通過する通路と、通路と検出器外部とを接続する孔とが設けられているため、検出器には、通路と検出器外部とを接続する孔とが設けられているため、通路にガスが溜まった場合であっても、このガスを孔を通じて排出することができる。その結果、雰囲気を構成するガスを測定中に供給しなくても、検出器内のガスの残存を防止でき、雰囲気を構成するガスの消費量を少なくすることができる。
孔は、通路から検出器外部に向けて鉛直方向下向き成分を有するように延びていてもよい。この場合にはヘリウムガスなどの軽い雰囲気ガス内において、重い空気が鉛直下向き成分を有するように延びる孔内を流れるので、空気をスムーズに通路から排出できる。
孔は通路から検出器外部に向けてX線管から遠ざかるようにその出口において延びていてもよい。この場合、出口付近において孔はX線管から遠ざかるように延びるため、X線管周辺から発生する散乱X線が孔の出口から検出器内に入ることを防止できる。
孔はL字状に延びていてもよい。この場合、検出器にそって、L字状の孔を形成することで、容易にX線の侵入を防止できる孔を形成することができる。
実施形態に従った蛍光X線分析装置1の断面図である。 検出器30の先端部分を示す図である。 空気溜まり39を説明するために示す比較例の検出器の断面図である。 他の実施形態に従った検出器30の先端部分の断面図である。 さらに別の実施形態に従った検出器30の先端部分の断面図である。
(実施形態)
(全体構成)
図1は、実施形態に従った蛍光X線分析装置1の断面図である。図1で示すように、蛍光X線分析装置1は、試料室11および測定室12を規定する遮蔽壁10と、遮蔽壁10に取り付けられたX線管20と、X線管20の反対側において遮蔽壁10に取り付けられた検出器30とを有する。
遮蔽壁10はX線管20から発生して測定室12および試料室11内に放射されるX線が外部に漏れないようにX線を遮蔽する働きがある。遮蔽壁10によって試料室11および測定室12が取り囲まれる。試料室11および測定室12は隔壁13によって互いに隔てられている。隔壁13には通気路14が複数設けられている。通気路14は試料室11と測定室12を連通しているため、試料室11と測定室12とは同じ圧力である。
試料室11には試料41を含んだケース40が配置される。試料41は固体または液体のいずれであってもよい。ケース40の底面には図示しない薄い膜が設けられている。この膜上に試料41が載置されている。試料41が固体の場合、大きな塊であっても良く、粉体であってもよい。
測定室12は、試料室11の下部に設けられる。試料41にX線23を照射するためのX線管20が遮蔽壁10の外側に取り付けられるX線管20のX線発生点22で発生したX線23は図示しないバンドパスフィルタおよび一次コリメータを通過した後に試料41の下面42に照射される。
ロータリーポンプ110およびバルブ120により試料室11および測定室12内の圧力を調整することが可能である。具体的には、バルブ120を開いてロータリーポンプ110を駆動させるとロータリーポンプ110の作用により試料室11および測定室12を真空にすることができる。
ヘリウムボンベ130およびバルブ140により試料室11および測定室12内のヘリウムの圧力を調整することが可能である。具体的には、バルブ140を開いてヘリウムボンベ130からヘリウムガスを供給することで試料室11および測定室12をヘリウムガス雰囲気とすることができる。
検出器30はケース31を有する。ケース31の先端は測定室12に挿入されており、他の部分は測定室12に挿入されていない。
図2は、検出器30の先端部分を示す図である。図2で示すように、検出器30のケース31は筒状である。ケース31の先端部には検出器キャップである二次コリメータ32が設けられている。二次コリメータ32には試料41で反射したX線を透過するための通路36が設けられている。
図1で示すように、X線23は原則として試料41で反射するが、試料41以外の部分においても反射する。試料以外で反射したX線は、反射した物質の物性を反映しているため、これを検出器30内に入れると試料41の正しい物性を特定することができない。
これを防止するために軸方向に延びる通路36を有する二次コリメータ32をケース31の先端に設ける。これにより試料41の下面42で反射したX線23のみが通路36を通過できるように通路36の内径および長さが調整される。
ケース31の先端には、たとえばベリリウムからなる窓部材34が設けられている。窓部材34は、X線を減衰させることなく透過し、かつ、ケース31内部と測定室12とを区切る働きを有する。
ケース31の内側には、たとえば半導体からなる受光素子35が設けられている。受光素子35が半導体である場合にはX線が受光素子35内を通過するときに電子と正孔のペアが発生し、これによる電流および電圧を測定することでX線に基づく試料の物性を特定することができる。
二次コリメータ32には、通路36と検出器30外部とを接続するための孔33が設けられている。孔33は、たとえばドリルで二次コリメータ32を切削加工することで形成される。孔33は、たとえばパイプにより構成されていてもよい。
(作用効果)
空気雰囲気の試料室11および測定室12を、空気よりも軽いヘリウムガスを導入する場合にはバルブ140を開けてヘリウムボンベ130から試料室11および測定室12にヘリウムガスを供給する。この場合には、上部に存在する試料室11から除去にヘリウムガスが導入されて次に測定室12にヘリウムガスが充填される。本来であればヘリウムガスの層が二次コリメータ32の高さまで下がったときに通路36からヘリウムガスが二次コリメータ32内に侵入するはずである。
図3は空気溜まり39を説明するために示す比較例の検出器の断面図である。空気はヘリウムガスよりも重いため二次コリメータ32と窓部材34との間に空気が溜まったまま通路からは空気が抜けない。つまり、図3でしめす空気溜まり39が発生する。このままでは窓部材34の直前に空気の層が存在することとなる。エネルギーの弱いX線は、この空気溜まり39で減衰する。F-Kα線(667eV)の光路長1mmの空気(20℃、1気圧)の層の透過率は29%である。これに対してF-Kα線(667eV)の光路長1mmのヘリウムガス(20℃、1気圧)の層の透過率は99.6%である。そのため、ヘリウムガス雰囲気で蛍光X線分析を行う際には、この空気溜まり39を作らないようにする必要がある。
二次コリメータ32内部に空気溜まりを作らない第一の方法として、事前に試料室11および測定室12を減圧して空気を抜き、この後にヘリウムガスを導入するとすべに空気を抜いてあるので、二次コリメータ32内部に空気は溜まらない。しかしこの方法では排気ポンプが必要になる。液体試料などの真空雰囲気を嫌う試料のためにヘリウムガス雰囲気で分析をするのであるから事前に真空雰囲気にすることはできない。また、コストの面でも排気系をつけることは難しい。
第二の方法として二次コリメータ32のノズルを設けてヘリウムガスのラインにつなぎ、二次コリメータ32内部に直接ヘリウムガスを勢いよく流すことで二次コリメータ32内部に溜まった空気を拡散させることができる。しかしながら検出器30の先端は様々な機構が集中する場所であり、この部分にノズルを設けることは装置の組み立て、メンテナンスが困難となるという問題がある。さらに空気溜まり39を拡散させるにはヘリウムのある程度の流速および流量が必要であるから本来よりも多いヘリウムガスを消費することとなり、ランニングコストがかかる。
上記の問題を生じさせずに空気溜まり39を拡散させるために、図2で示したような、空気を抜く用の孔33を設けている。孔33は通路36から検出器30の外部に向かって、矢印180で示す鉛直方向下向き成分を有するように配置される。ヘリウムガスを測定室12に充填してヘリウムガスの層が二次コリメータ32まで達したとき、この孔33から空気が抜ける。これにより、窓部材34の直前に空気が存在しなくなり、X線の減衰の問題を解決できる。
(他の実施形態(その1))
図4は、他の実施形態に従った検出器30の先端部分の断面図である。図4で示すように、この実施形態では、検出器30の孔33は、ケース31の長手方向と直交するように延びる第一部分33aと、第一部分33aに接続されてケース31の長手方向に延びる第二部分33bとを有する。
孔33はL字状に設けられる。孔33の第一部分33aおよび第二部分33bは、通路36から検出器30外部へ向かう空気の流れをスムーズにするようにこの方向に沿って鉛直下向き成分を有するように形成される。そして孔33の出口を構成する第二部分33bは上記の空気の流れ方向において、X線管20から遠ざかるように延びている。
このように構成された孔33では、第二部分33bがX線管20から離れるように延びているため、X線管20からの散乱X線が入りにくい形状とされている。その結果、散乱X線が検出器30で検出されることを防止して測定の精度を向上させることが可能となる。
(他の実施形態(その1))
図4は、他の実施形態に従った検出器30の先端部分の断面図である。図4で示すように、この実施形態では、検出器30の孔33は、ケース31の長手方向と直交するように延びる第一部分33aと、第一部分33aに接続されてケース31の長手方向に延びる第二部分33bとを有する。
孔33はL字状に設けられる。孔33の第一部分33aおよび第二部分33bは、通路36から検出器30外部へ向かう空気の流れをスムーズにするようにこの方向に沿って鉛直下向き成分を有するように形成される。そして孔33の出口を構成する第二部分33bは上記の空気の流れ方向において、X線管20から遠ざかるように延びている。第二部分33bの長さは、孔33全体のコンダクタンスが悪化しない限り長くすることが可能である。また、孔33はL字状だけで無く、曲がった形状とされていてもよい。
このように構成された孔33では、第二部分33bがX線管20から離れるように延びているため、X線管20からの散乱X線が入りにくい形状とされている。その結果、散乱X線が検出器30で検出されることを防止して測定の精度を向上させることが可能となる。孔33のアスペクト比(孔33の長さ/内径)が大きいほど散乱X線が入りにくいので、できるだけアスペクト比を大きくすることがよい。
(他の実施形態(その2))
図5は、さらに別の実施形態に従った検出器30の先端部分の断面図である。図5でしめすように、この実施形態では、二次コリメータ32の先端の下側に孔33が設けられているだけではなく、上側にも孔133が設けられている点において、図2で示す二次コリメータ32と異なる。
孔133を設けることで、二次コリメータ32内のヘリウムガスを排出しやすくなる。具体的には、ヘリウムガス雰囲気で測定を終えた後、大気雰囲気にする場合に、ヘリウムガスは軽いので窓部材34の上部で二次コリメータ32の内部に残存するヘリウムは抜けにくい。このヘリウムが測定において何らかの影響を与える可能性がある。孔133が存在することで窓部材34の上部かつ二次コリメータ32内部からヘリウムガスを容易に抜くことができる。なお、この例では2つの孔33,133を設けたが、必ずしも2つの孔33,133を設ける必要は無く、孔133のみを設けてもよい。
以上、実施形態について説明したが、ここで示した実施形態は様々に変形することが可能である。例えば、図1では、試料41はX線管20および検出器30の上側に配置されていたが、試料41はX線管20および検出器30の下側に設けられていてもよい。この場合にはX線管20から放射されたX線が試料41の上面で反射し、その反射したX線を検出器30で検出する。
上述した複数の例示的な実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者に理解される。
(第1項)一態様に係る蛍光X線分析装置は、試料が載置される試料室と、前記試料室の試料に隣接して配置される測定室と、前記試料にX線を照射するX線管と、前記試料で反射したX線を検出する検出器とを備え、前記検出器には、前記測定室内に位置して反射したX線が通過する通路と、前記通路と前記検出器外部とを接続する孔とが設けられている。
第1項に記載の蛍光X線分析装置では、検出器には、通路と検出器外部とを接続する孔とが設けられているため、通路にガスが溜まった場合であっても、このガスを孔を通じて排出することができる。その結果、雰囲気を構成するガスを測定中に供給し続ける必要が無く、ガスの消費を少なくすることが可能である。
(第2項)第1項に記載の蛍光X線分析装置において、前記孔は前記通路から前記検出器外部に向けて鉛直方向下向き成分を有するように延びていてもよい。
第2項に記載の蛍光X線分析装置によれば、ヘリウムガス雰囲気において鉛直下向き成分を有するように延びる孔内を重い空気が流れるので、空気をスムーズに通路から排出できる。
(第3項)第1項または第2項に記載の蛍光X線分析装置において、前記孔は前記通路から前記検出器外部に向けて図4で示すように前記X線管から遠ざかるようにその出口において延びる第二部分を有していてもよい。
第3項に記載の蛍光X線分析装置によれば、出口付近において孔はX線管から遠ざかるように延びるため、X線管周辺から発生する散乱X線が孔の出口から入ることを防止できる。
(第4項)第3項に記載の蛍光X線分析装置において、孔はL字状に延びていてもよい。
第4項に記載の蛍光X線分析装置によれば、検出器にそって、L字状の孔を形成することで、X線の侵入を防止できる孔を容易に形成することができる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 X線分析装置、10 遮蔽壁、11 試料室、12 測定室、13 隔壁、14 通気路、20 X線管、22 X線発生点、23 X線、30 検出器、31,40 ケース、32 二次コリメータ、33,133 孔、33a 第一部分、33b 第二部分、34 窓部材、35 受光素子、36 通路、41 試料、42 下面、110 ロータリーポンプ、120,140 バルブ、130 ヘリウムボンベ、180 矢印。

Claims (4)

  1. 試料が載置される試料室と、
    前記試料室の試料に隣接して配置される測定室と、
    前記試料にX線を照射するX線管と、
    前記試料で反射したX線を検出する検出器とを備え、
    前記検出器はケースを有し、軸方向に延びる通路を有する二次コリメータが前記ケースの先端に設けられ、前記試料の下面で反射したX線のみが前記通路を通過できるように前記通路の内径および長さが調整され、前記ケースの先端には、窓部材が設けられており、前記窓部材は、X線を減衰させることなく透過し、かつ、前記ケース内部と前記測定室とを区切る働きを有し、前記二次コリメータには、前記通路と前記検出器外部とを接続するための孔が設けられている、蛍光X線分析装置。
  2. 前記孔は前記通路から前記検出器外部に向けて鉛直方向下向き成分を有するように延びている、請求項1に記載の蛍光X線分析装置。
  3. 前記孔は前記通路から前記検出器外部に向けて前記X線管から遠ざかるようにその出口において延びている、請求項1に記載の蛍光X線分析装置。
  4. 前記孔はL字状に延びている、請求項3に記載の蛍光X線分析装置。
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