JP2005098403A - トロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法 - Google Patents

トロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】加工治具の種類を増やすことなく、トラニオンを高精度、且つ安価に製造することができるトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法を提供する。
【解決手段】トラニオン30の斜平面37又は底面を加工基準とし、且つ、傾転軸31の端面又は傾転端面40のいずれかを軸方向の位置決め基準として、トラニオンを保持し、トラニオンの保持を維持しながら、トラニオンの内平面38とピボット孔40とを転削加工することを特徴とするトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、トロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法に関する。
従来、自動車等の車両に用いられる無段変速機として、図12に示されるようなトロイダル型無段変速機10が知られている。トロイダル型無段変速機10では、図12の表裏方向に配置された図示しない入力ディスクと出力ディスクが、各トロイダル曲面を対向配置させた状態で入力軸11の周囲に配置されている。また、入力ディスクと出力ディスクの各トロイダル面間には、パワーローラ12が押圧・挟持されている。この状態で、パワーローラ12の傾転角を連続的に変化させ、入力ディスクと出力ディスクとの接触半径を変化させることで、変速比を無段階に変更しながら駆動力が入力軸11から図示しない出力軸へと伝達される。
また、トロイダル型無段変速機10は、スラスト玉軸受13及びニードルローラ軸受14を介してパワーローラ12を支持すると共に、一対の支持板15に揺動及び軸方向変位自在に支持される一対の傾転軸31,32を中心として揺動するトラニオン30を備える。トラニオン30の中心部には、パワーローラ12を回転自在に支持する変位軸16がニードルローラ軸受17を介して設けられている。また、各トラニオン30の一方の傾転軸31には、中間部に駆動ピストン18が固設された駆動ロッド19が結合されている。駆動ピストン18は、駆動シリンダ20に内挿されており、一対の駆動ピストン18を互いに逆方向に変位して、一対のトラニオン30を互いに逆方向に揺動させることで、パワーローラ12の傾転角を変化させている。
図13に示されるように、トラニオン30は、両端部に設けられた一対の傾転軸31,32を構成するオフセット部33,34と、一対のオフセット部33,34を連結するボデー35とからなる。
ボデー35の外側面は、フラットな底面36と、トラニオン30の幅方向(図13(c)のX−X方向)において底面36から上方に傾斜した一対の斜平面37とを備えており、一対の斜平面37は一対の傾転軸31,32の中心軸Oに対して高さrに設定されている。一方、ボデー35の内側面は、一対の傾転軸31,32の中心軸Oからオフセット量sだけ平行に離れた円弧形状の内平面38を備える。また、ボデー35の軸方向(図13(b)のZ−Z方向)両端面は、一対の傾転軸31,32が突出するオフセット部33,34側の傾転端面39と面一に形成される。
さらに、ボデー35の中間部には、底面36と内平面38との間を貫通し、ニードルローラ軸受17を介して変位軸16の基端部を支持するピボット孔40が形成されている。なお、内平面38の孔中心Oとピボット孔40の孔中心Oは、一対の傾転軸31,32の中心軸O上に位置する。
一対のオフセット部33,34の内周面間には、パワーローラ12を囲むパワーローラポケット部41が構成されており、パワーローラポケット部41は、内平面38の軸方向両側に、ニードルローラ軸受14の側方を囲む円弧形状の一対の段差部42を備えている。傾転軸31側の段差部42には、ニードルローラ軸受14の保持器(図示せず)の揺動を制限する揺動ストッパー43がトラニオン30の幅方向両端に設けられている。
また、トラニオン30には、駆動シリンダ20内の作動油を潤滑油として供給するための潤滑孔44が設けられている。潤滑孔44は、一対の傾転軸31,32の中心軸Oに対して平行で、且つピボット孔40を貫通する第1の潤滑孔45と、傾転軸31の中心部において駆動ピストン18を嵌挿するピストン挿入孔46を横切り、第1の潤滑孔45に連通する斜めの第2の潤滑孔47と、第1の潤滑孔45から内平面38に開口する2つの直交潤滑孔48,49とを備える。一対の直交潤滑孔48,49の孔中心は、一対の傾転軸31,32の中心軸O上に位置する。
傾転軸32の先端部には、傾転軸32と支持板15間に配置されたニードルローラ軸受21の軸方向位置を規制するためのスナップリング(図示せず)が取付けられるスナップリング溝50が設けられている。また、傾転端面39の内方に位置するオフセット部34の内側面には、トラニオン30の最大傾転量を規制する傾転ストッパー51が設けられている。
一方、傾転軸31側では、傾転端面39の内方に位置するオフセット部33に、対向する一対のトラニオン30の傾転角を同期させるエンドレスワイヤ(図示せず)が巻回されるワイヤ溝52と、ワイヤ溝52間に設けられ、エンドレスワイヤに配設された円弧状の大径部を嵌め合わせるワイヤ逃がし部53と、エンドレスワイヤを固定してエンドレスワイヤの周方向の滑りを防止するワイヤーストッパー54とが設けられている。
従来、上述のようなトラニオン30を加工する方法として、次のようなものが知られている。
まず、トラニオン30のオフセット部33,34とボデー35を成形する際、トラニオン30の耐久性を向上するため、素材を鍛造加工する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、トラニオン30の斜平面37を冷間成形にて加工し、この加工面をトラニオン加工の加工基準面として利用することが知られている(例えば、特許文献2参照。)。さらに、トラニオンのオフセット部33にワイヤーストッパー54を加工する手法が知られている(例えば、特許文献3参照。)。また、作業能率を向上するため、トラニオン30の内平面38とピボット孔40とパワーローラポケット部41を旋削加工することが知られている(例えば、特許文献4参照。)。
また、従来のトラニオンの加工方法として、図14〜16に示すような手法が知られている。
まず、トラニオン素材は、鍛造加工により適当な加工代を付与した概形状に成形される。そして、図14に示された工程では、鍛造された斜平面37を加工基準としてトラニオン30を支持台60上に載置し、内平面38をクランプ部61により締め付けることで、鍛造されたトラニオン素材が旋盤主軸62に保持される。この状態で、一方の傾転軸31と傾転端面39が切削バイト63により旋削加工される。
次に、他方の傾転軸32を旋削加工する工程では、図15に示されるように、他方の傾転軸32が外方に位置した状態で、再度、内平面38をクランプ部61により締め付けて、鍛造されたトラニオン素材を旋盤主軸62に保持する。これにより、同じく鍛造された斜平面37を加工基準として、他方の傾転軸32と傾転端面39が切削バイト63により旋削加工される。
その後、図16に示された工程では、旋削加工された一対の傾転軸31,32が、マシニングセンターテーブル64に設けられたV受け65等の治具に固定され、傾転軸31,32を加工基準として、内平面38とピボット孔40と直交潤滑孔48,49を、加工工具66,67により転削加工する。
特開2000−230615号公報(第3〜4頁、第2図) 特開2002−336928号公報(第3頁、第1図) 特開2000−55155号公報(第4頁、第4図) 特開2000−329209号公報(第4頁、第2図)
しかしながら、図14〜16に示された加工方法では、鍛造素材面を加工基準として一方の傾転軸31を加工した後トラニオン30をアンクランプし、再度、鍛造素材面を加工基準として他方の傾転軸32を加工している。このため、鍛造素材面の幾何形状精度が低い部分を加工基準として使用するので、トラニオン30の位置決め精度が悪くなり、加工した一対の傾転軸31,32の同軸精度が悪くなる。
また、内平面38とピボット孔40と直交潤滑孔48,49を加工する工程においては、V受け65を用いて傾転軸31,32を加工基準としてトラニオン30を保持するが、傾転軸31,32の外径寸法はある程度の加工誤差を含んでいる。このため、両方の傾転軸31,32の外径寸法に差があると、軸直角方向に傾転軸芯が傾いて取付けられることになり、その状態で加工された内平面38と傾転軸芯とのオフセット量sの精度や平行度が悪化してしまう。
さらに、同様な理由で、トラニオン30の他の機能部位を加工する際の加工基準として、傾転軸31,32を利用した場合にも、位置関係の精度が悪化してしまう。
また、特許文献2では、冷間加工された斜平面を加工基準として利用することが説明されているが、どの部位を加工するのかについての記載がない。さらに、特許文献3でのワイヤーストッパーの加工方法では、どの部分を加工基準として加工するのかについて記載がなく、また、特許文献4のトラニオンの加工方法でも、加工の際の加工基準について具体的な記載がない。
本発明は、上記の問題点を鑑みて、加工治具の種類を増やすことなく、トラニオンを高精度、且つ安価に製造することができるトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、以下の構成によって達成される。
(1) トラニオンの斜平面又は底面を加工基準とし、且つ、傾転軸の端面又は傾転端面のいずれかを軸方向の位置決め基準として、前記トラニオンを保持し、
前記トラニオンの保持を維持しながら、前記トラニオンの内平面とピボット孔と直交潤滑孔とを転削加工することを特徴とするトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法。
(2) 前記トラニオンの保持を維持しながら、前記内平面と前記ピボット孔と前記直交潤滑孔に加え、パワーローラポケット部を転削加工することを特徴とする(1)に記載のトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法。
(3) 加工された前記内平面と前記ピボット孔を加工基準として、前記トラニオンの一対の傾転軸を旋削加工することを特徴とする(1)又は(2)に記載のトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法。
(4) 前記内平面と接触する基準座金が加工機主軸と直交する軸まわりに180度反転可能な機構を備えたチャック装置を使用して、前記トラニオンを保持し、
前記内平面と前記基準座金との接触を維持したまま、前記一対の傾転軸を旋削加工することを特徴とする(3)に記載のトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法。
(5) 加工された前記内平面と前記ピボット孔を加工基準とし、且つ、加工された前記傾転軸を前記ピボット孔まわりの位相基準として、前記トラニオンを保持し、
前記トラニオンの潤滑孔とシャフト挿入孔とワイヤーストッパーと傾転ストッパーの少なくとも一つを加工することを特徴とする(1)〜(4)に記載のトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法。
(6) 加工された前記内平面と前記ピボット孔を加工基準とし、且つ、加工された前記傾転軸を前記ピボット孔まわりの位相基準として、前記トラニオンを保持し、
前記トラニオンの保持を維持しながら、前記トラニオンの前記潤滑孔と前記シャフト挿入孔と前記ワイヤーストッパーと前記傾転ストッパーを加工することを特徴とする(5)に記載のトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法。
(7) (1)〜(6)のいずれかの加工方法を用いて製造されたことを特徴とするトロイダル型無段変速機のトラニオン。
本発明によれば、加工治具の種類を増やすことなく、トラニオンを高精度、且つ安価に製造することができるトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態に係るトラニオンの加工方法について詳細に説明する。なお、各実施形態において加工されるトラニオンは、背景技術において説明されたトラニオン30と同一或いは同等の構成を有しており、同等部分については同一の符号を付して、重複する説明は省略若しくは簡略する。
図1は、トラニオン30の内平面38とピボット孔40と直交潤滑孔48,49とパワーローラポケット部41が加工される第1の工程を示す。
図1に示されるように、トラニオン用加工治具80は、トラニオン30を載置するため、トラニオン30の斜平面37と同一の傾斜角度を有する加工基準面を備えたV受け81と、トラニオン30の軸方向の位置決めを行う軸方向ストッパー82と、V受け81に配置されたトラニオン30を固定するため、オフセット部33,34と接する一対のクランプ部83とを備えており、加工の際にマシニングセンターのテーブル面70上に設置される。
まず、熱間鍛造により概形状に成形されたトラニオン素材は、斜平面37がV受け81の加工基準面と接するようにして、V受け81に載置される。また、傾転軸31,32の一方(本実施形態では、傾転軸31)の傾転端面39を軸方向ストッパー82に突き当てることで、トラニオン30の軸方向の位置決めを行う。その後、クランプ部83をオフセット部33,34の内側面に当接させることで、トラニオン30が保持される。
そして、トラニオン30を保持した加工治具80がマシニングセンターのテーブル面70上に設置されている状態で、内平面38とピボット孔40と直交潤滑孔48,49とパワーローラポケット部41とを、加工工具85,86を用いて、途中トラニオン30の保持を解くことなくワンチャックにて転削加工する。
なお、トラニオン30の軸方向の位置決めは、軸方向ストッパー82を傾転端面39の代わりに、一対の傾転軸31,32のいずれか一方の端面55,56に突き当てるようにして構成してもよい。また、クランプ部83の駆動は、手動や空圧や油圧等のいずれであってもよい。
次に、図2は、一対の傾転軸31,32のいずれか一方である傾転軸32が加工される第2の工程を示す。
加工機であるNC旋盤の主軸90に取付けられたチャック装置91は、基準座金92が取付けられたチャックボデー93と、基準座金92に向けて所定のストロークで移動可能なクランプ部94とが設けられている。基準座金92上には、トラニオン30のピボット孔40と係合するピボット孔ガイド用ボス95が配置されている。また、クランプ部94の先端には、トラニオン30の斜平面37と当接可能なクランク爪96が設けられている。
第2の工程では、まず、ピボット孔40をピボット穴ガイド用ボス95に嵌め込んだ状態で、内平面38を基準座金92上の平面と接触するようにして、トラニオン30が載置される。そして、クランプ爪96が斜平面37と当接するようにして、クランプ部94をトラニオン30に向けて移動し、トラニオン30が保持される。この状態で、旋盤の主軸90は回転駆動され、切削バイト97を用いて一方の傾転軸32が旋削加工される。
従って、第2の工程では、第1の工程で高精度に加工された内平面38とピボット孔40を加工基準として、NC旋盤の主軸90にトラニオン30を保持した状態で、一方の傾転軸32が旋削加工される。
次に、図3は、一対の傾転軸31,32の他方である傾転軸31が加工される第3の工程を示す。
この工程に使用されるチャック装置91は、図2と同様、ピボット孔ガイド用ボス95が配置された基準座金92が取付けられるチャックボデー93と、基準座金92に向けて所定のストロークで移動可能なクランプ部94を備えているが、クランプ部94の先端は、トラニオン30の底面36と当接するクランク爪98を有する。また、チャックボデー93は、傾転軸を挟持してトラニオン30のピボット孔まわりの位相決めを行うピボット孔まわり位相決め機構99を備える。
第3の工程では、他方の傾転軸31を主軸90の外方に位置させた状態で、ピボット孔40をピボット穴ガイド用ボス95に嵌め込み、内平面38を基準座金92上の平面と接触するようにして、トラニオン30を載置する。また、加工された一方の傾転軸32をピボット孔まわり位相決め機構99内に挟持させた後、クランプ爪98をトラニオン30の底面36に向けて移動させることで、トラニオン30を保持する。この状態で、旋盤の主軸90は回転駆動され、切削バイト97を用いて他方の傾転軸31が旋削加工される。
従って、第3の工程では、第1の工程で高精度に加工された内平面38とピボット孔40を加工基準として、更に、第2の工程で加工された一方の傾転軸32をピボット孔まわりの位相決め基準として、NC旋盤の主軸90にトラニオン30を保持した状態で、他方の傾転軸31が旋削加工される。
なお、この工程において、ピストン挿入孔46の加工を合わせて行う場合もある。
次に、図4は、トラニオン30の潤滑孔44の一部とシャフト挿入孔46が転削加工される第4の工程を示す。
図4に示された加工治具100は、ピボット孔ガイド用ボス101が配置された基準座金102と、基準座金102に対してトラニオン30を把持する方向に移動可能なクランプ部103とが設けられた基台104を有する。また、基台104は、傾転軸の一方(本実施形態では、傾転軸32)を挟持する位相決め機構105が取付けられている。基台104は、加工の際にマシニングセンターのテーブル面70上に載置される。
第4の工程では、トラニオン30のピボット孔40をピボット孔ガイド用ボス101に嵌め込むと共に、内平面38を基準座金102の平面と接触するようにし、更に、一方の傾転軸32が位相決め機構105によって支持されるようにして、トラニオン30が載置される。この状態で、クランプ部103を基準座金102に向けて移動させることで、トラニオン30が保持される。
そして、トラニオン30を保持した加工工具100が、トラニオン30を立てた状態でマシニングセンターのテーブル面70上に設置された状態で、穴明けやフライス加工が施される。特に、この工程では、加工用ドリル106を用いて、他方の傾転軸31側の潤滑孔44、即ち、第1の潤滑孔45の一部やシャフト挿入孔46が転削加工される。
従って、第4の工程では、内平面38とピボット孔40を加工基準とし、更に一方の傾転軸32をピボット孔まわりの位相決め基準として、トラニオン30を保持した加工治具100をマシニングセンターのテーブル面70上に載置し、潤滑孔44とシャフト挿入孔46とを転削加工する。
次に、図5は、トラニオンの反対側の潤滑孔44と傾転ストッパー51を転削加工する第5の工程を示す。
第5の工程では、第4の工程で使用された加工治具100が使用され、トラニオン30を180度反転した状態で保持し、一方の傾転軸32側の潤滑孔44、即ち、第1の潤滑孔45の残り部分と傾転ストッパー51が、加工用ドリル106、107を用いて転削加工される。
従って、第5の工程では、内平面38とピボット孔40を加工基準とし、更に他方の傾転軸31をピボット孔まわりの位相決め基準として、トラニオン30を保持した加工治具100をマシニングセンターのテーブル面70上に載置し、反対側の潤滑孔44と傾転ストッパー51とを転削加工する。
次に、図6は、トラニオンのワイヤーストッパー54を転削加工する第6の工程を示す。
図6に示された加工治具110は、図4や図5に示されたピボット孔ガイド用ボス101、基準座金102、クランプ部103、位相出し機構105が、マシニングセンターのテーブル面70に対して傾斜可能な基台111上に載置されている。
第6の工程では、第5の工程と同様な加工基準として、トラニオン30が加工治具110に保持される。そして、ワイヤーストッパー54の角度と同じだけ加工治具110をマシニングセンターのテーブル面70に対して傾けて取り付け、加工用ドリル112を用いてワイヤーストッパー54が転削加工される。
なお、前記第1〜第6の各工程において、加工基準となるトラニオン30の部位を支持する各治具の構成は同一のものを用いることができ、即ち、トラニオン30と接する、基準座金92,102やピボット孔ガイド用ボス95,101や位相決め機構99,105は全て共通化することができる。
本実施形態によれば、第1の工程において、内平面38とピボット孔40と直交潤滑孔48,49とパワーローラポケット部41とを、トラニオン30の保持を維持しながら、即ち、途中トラニオンの保持を解くことなく、ワンチャックにて転削加工を行うことにより、内平面38とピボット孔40との直角度精度は理論上「0」とでき、且つ相互間の位置関係が高精度となる加工が可能となる。なお、本発明によれば、トラニオン30の保持を維持しながら、少なくとも内平面38とピボット孔と少なくとも一つの直交潤滑孔48,49が転削加工されることで、本発明の効果を達成することができる。
また、トラニオン30の斜平面37を加工基準に使用しているので、加工された内平面38との距離を一定にできる。なお、加工基準は、トラニオン30の斜平面37の代わりに、底面36であってもよい。また、加工基準となる斜平面37は、この工程以前の工程において、特許文献2に示された冷間成形や切削加工を施して平面精度を向上させておくことができる。
また、本実施形態の第2及び第3の工程では、第1の工程において同一の加工基準を基に高精度に加工された内平面38とピボット孔40とを加工基準として、一対の傾転軸31,32を旋削加工している。従って、鍛造面を加工基準として加工治具に取付ける場合よりも、トラニオン取付け時の再現性が向上するので、二つの傾転軸の軸芯は、加工基準である内平面38に対する平行度を向上することができる。
さらに、本実施形態の第4〜第6の工程では、内平面38とピボット孔40を加工基準として、更に第2及び第3の工程で加工した傾転軸31,32をピボット孔まわりの位相基準として、トラニオン30を保持する加工治具100,110を使用して、第1及び第2の潤滑孔45,46のような潤滑孔44、シャフト挿入孔45、ワイヤーストッパー54、傾転ストッパー51等の、トラニオン30のその他の機能部位を転削加工している。
従って、これらの機能部位は同じ基準で転削加工されるので、相互の位置関係精度を高めることができる。また、これらの機能部位を加工するための加工治具は、同じ基準を使用してトラニオンを保持するので、同じものを利用することができる。そのため、加工治具の製作費用を抑制することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るトラニオンの加工方法について説明する。なお、第1実施形態と同等の部分については同一の符号を付して、重複する説明は省略若しくは簡略する。
本実施形態では、第1実施形態の第2及び第3の工程で使用されるチャック装置91を改良したものである。
図7(a)に示されるように、主軸90に設けられるチャック装置120には、旋盤の主軸90に対して直交し、且つ内平面38とも直交する軸Lを中心として、基準座金121を180度反転可能な180度反転機構122がクランプ部94及びチャックボデー123に設けられている。180度反転機構122は、180度毎に正確に割り出した位置で固定できる構成を有する。
180度反転機構122は、基準座金121と一体形成されて基準座金121から下方に延びる回転軸124を、軸受125を介して、チャックボデー123に形成された凹部126に回転可能に支持する。更に、180度反転機構122は、トラニオンの斜面37と当接可能なクランプ爪127が回転軸124と同期して回転するように、クランプ爪127を軸受128を介して、クランプ部94に形成された凹部129に回転可能に支持する。
基準座金121上には、ピボット孔ガイド用ボス95が設けられており、第1実施形態の第2及び第3の工程同様、トラニオン30の内平面38とピボット孔40を加工基準として、トラニオン30を保持可能である。
第2実施形態による第2及び第3の工程では、一方の傾転軸32を旋削加工した後、トラニオン30の保持を維持したまま、180度反転機構122によりトラニオン30を180度インデックス回転する。そして、180度反転機構122により割り出した位置で、続けて、他方の傾転軸31が旋削加工される。
従って、内平面38とピボット孔40を加工基準として、トラニオン30の保持を維持したまま、一対の傾転軸31,32をワンチャクで加工することができ、一対の傾転軸の同軸精度を向上することができる。
その他の構成及び作用については、上記第1実施形態と同様である。
次に、本発明の第3実施形態に係るトラニオンの加工方法について説明する。なお、第1実施形態と同等の部分については同一の符号を付して、重複する説明は省略若しくは簡略する。
第1実施形態の第4〜第6の工程で使用される加工治具100,110は、図8に示された複合加工機140,150,160や図9に示される5軸制御マシニングセンター170,180,190,200,210の各テーブル面に取付けられることで、トラニオン30の姿勢を変更することができる。これにより、内平面38とピボット孔40と直交潤滑孔48,49とパワーローラポケット部41と傾転軸31,32以外のトラニオン30のその他の機能部位、即ち、第1の潤滑孔45、第2の潤滑孔46、傾転ストッパー51、ワイヤーストッパー54等が、トラニオン30の保持を維持したまま、ワンチャックで加工できる。
図10は、図9(a)に示された5軸マシニングセンター170の傾斜軸Aと回転軸Cを備えたテーブル171上に加工治具100が設置された例を示す。
図10(b)に示されるようにテーブル171は、回転軸Cの回転中心Ocまわりに360度回転可能であると共に、図10(c)に示されるように、傾斜軸Aの旋回中心Oaまわりに90度以上旋回可能である。一方、5軸マシニングセンター170は、X,Y,Zの直交3軸方向への駆動機構172,173,174(図9(a)参照。)を備えており、転削工具176を回転可能に保持する主軸175は、図11に示されるように、加工治具100に保持されたトラニオン30に対して、X,Y,Zの直交3軸で相対運動可能に配置されている。
即ち、テーブル171を回転軸Cまわりに360度旋回することで、5軸マシニングセンター170は、一方の傾転軸32の端面方向、背面方向、他方の傾転軸31の端面方向を主軸175に対して対峙させることができる。また、テーブル171を傾斜軸Aまわりに90度以上旋回することで、マシニングセンター170はトラニオン30を任意の角度で位置決めすることができる。
従って、回転軸Cと傾転軸Aを組合わせて位置決めすることで、加工治具100により転削工具176が進入できない部位を除いて、全ての方向からトラニオン30を加工することができる。
なお、テーブル171が回転軸Cと傾転軸Aを備え、主軸175がテーブル171に対してX,Y,Z方向へ相対運動可能である5軸マシニングセンター170に加工治具100が設置された例を示したが、図9に示されるように、X,Y,Z方向の各移動軸と回転軸C及び傾転軸Aとがテーブル171と主軸175のいずれかに設けられた他の5軸マシニングセンター180,190,200,210,220であっても同様の効果を有する。また、図8に示された複合加工機140,150,160に加工治具100を設けた場合も同様の効果を有する。
従って、本実施形態によれば、同一加工基準である一種類の治具を、複合加工機や5軸制御マシニングセンターに設置し、ワンチャック加工とすることで、トラニオン30の脱着に伴う、異物の混入等が防止され、より加工部位相互の位置精度を高めることができる。また、その場合、加工工程数が削減できるので、トラニオンの脱着回数が削減でき、工程間の搬送費用も不要となり、加工コストの低減ができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。
本発明の第1実施形態に係る加工方法の第1の工程を説明するための図であり、(a)はその平面図であり、(b)はその側面図である。 本発明の第1実施形態に係る加工方法の第2の工程を説明するための図であり、(a)はその平面図であり、(b)はその側面図である。 本発明の第1実施形態に係る加工方法の第3の工程を説明するための図であり、(a)はその平面図であり、(b)はその側面図である。 本発明の第1実施形態に係る加工方法の第4の工程を説明するための図であり、(a)はその平面図であり、(b)はその側面図である。 本発明の第1実施形態に係る加工方法の第5の工程を説明するための図であり、(a)はその平面図であり、(b)はその側面図であり、(c)はトラニオンの上面図である。 本発明の第1実施形態に係る加工方法の第6の工程を説明するための図であり、(a)はその平面図であり、(b)はその側面図である。 本発明の第2実施形態に係る加工方法を説明するための図であり、(a)は第2の工程を説明する図であり、(b)は第3の工程を説明する図である。 本発明の第3実施形態に係る複合加工機を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る5軸マシニングセンターを示す図である。 本発明の第3実施形態に係る5軸マシニングセンターの加工治具が取付けられたテーブルを示す図であり、(a)はその上面図であり、(b)はその正面図であり、(c)はその側面図である。 本発明の第3実施形態に係る5軸マシニングセンターの主軸を示す図である。 一般的なトロイダル型無段変速機の構成を示す断面図である。 図12のトラニオンを示す図であり、(a)はその上面図であり、(b)はその断面図であり、(c)はその左側面図であり、(d)はその右側面図である。 従来のトラニオンの一方の傾転軸の旋削加工を説明する図であり、(a)はその断面図で、(b)はその側面図である。 従来のトラニオンの他方の傾転軸の旋削加工を説明する図であり、(a)はその断面図で、(b)はその側面図である。 従来のトラニオンの内平面とピボット孔の転削加工を説明する図であり、(a)はその断面図であり、(b)はその側面図である。
符号の説明
10 トロイダル型無段変速機
30 トラニオン
31,32 傾転軸
35 ボデー
36 底面
37 斜平面
38 内平面
39 傾転端面
40 ピボット孔
41 パワーローラポケット部
44 潤滑孔
46 シャフト挿入孔
48,49 直交潤滑孔
51 傾転ストッパー
54 ワイヤーストッパー
81 V受け
82 軸方向ストッパー
92,102,121 基準座金
95,101 ピボット孔ガイド用ボス
99,105 位相決め機構
122 180度反転機構
140,150,160 複合加工機
170,180,190,200,210,220 5軸マシニングセンター

Claims (7)

  1. トラニオンの斜平面又は底面を加工基準とし、且つ、傾転軸の端面又は傾転端面のいずれかを軸方向の位置決め基準として、前記トラニオンを保持し、
    前記トラニオンの保持を維持しながら、前記トラニオンの内平面とピボット孔と直交潤滑孔とを転削加工することを特徴とするトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法。
  2. 前記トラニオンの保持を維持しながら、前記内平面と前記ピボット孔と前記直交潤滑孔に加え、パワーローラポケット部とを転削加工することを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法。
  3. 加工された前記内平面と前記ピボット孔を加工基準として、前記トラニオンの一対の傾転軸を旋削加工することを特徴とする請求項1又は2に記載のトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法。
  4. 前記内平面と接触する基準座金が加工機主軸と直交する軸まわりに180度反転可能な機構を備えたチャック装置を使用して、前記トラニオンを保持し、
    前記トラニオンの保持を維持したまま、前記一対の傾転軸を旋削加工することを特徴とする請求項3記載のトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法。
  5. 加工された前記内平面と前記ピボット孔を加工基準とし、且つ、加工された前記傾転軸を前記ピボット孔まわりの位相基準として、前記トラニオンを保持し、
    前記トラニオンの潤滑孔とシャフト挿入孔とワイヤーストッパーと傾転ストッパーの少なくとも一つを加工することを特徴とする請求項1〜4に記載のトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法。
  6. 加工された前記内平面と前記ピボット孔を加工基準とし、且つ、加工された前記傾転軸を前記ピボット孔まわりの位相基準として、前記トラニオンを保持し、
    前記トラニオンの保持を維持しながら、前記トラニオンの前記潤滑孔と前記シャフト挿入孔と前記ワイヤーストッパーと前記傾転ストッパーをワンチャックで加工することを特徴とする請求項5に記載のトロイダル型無段変速機のトラニオンの加工方法。
  7. 請求項1〜6のいずれかの加工方法を用いて製造されたことを特徴とするトロイダル型無段変速機のトラニオン。
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