JP4750253B2 - 切削加工法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被加工物に軸方向に互いに間隔をあけて設けられた複数の穴面を、特に、クランク軸の及び/又はカム軸の複数の支持穴を切削加工する請求項1に記載の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、シリンダーブロックのような被加工物に形成された複数の穴の、特に、クランク軸の及び/又はカム軸用の複数の支持穴の、その複数の表面を加工する際には、加工されるべき複数の穴に挿入される1本の長い中ぐり棒が用いられている。中ぐり棒を、被加工物に対して互いに非常に正確に位置決めされており、かつ中ぐり棒の前進方向に見て最初の穴面の手前及び最後の穴面の後方に設けられている複数の支持ブッシュ(Fuehrungsbuchsen)によって、支持する。2つの最も外側の穴面の間の領域に設けられた他の支持ブッシュをも、しばしば用いる。中ぐり棒のこのような支持によって、複数の穴が互いに一直線に並んでおり、従って、互いに正確に半径方向に整列されていること、を保証すべきである。このことは、特にクランク軸やカム軸のための複数の支持穴の場合に、モーターの性能にとって非常に決定的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、複数の穴面を加工する従来の方法の場合に、穴の中心の中心位置が、あらゆる場合に複数の要求に応じる訳ではないことが、明らかになった。
【0004】
従って、本発明の課題は、複数の穴の高いアラインメント精度を保証することができて、軸方向に互いに間隔をあけて設けられた複数の穴面を加工する方法である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、請求項1の複数の特徴を有する方法が提案される。この方法は、複数の他の穴面を加工するための支持面を形成すべく、まず、2つの最も外側の穴のうちの少なくとも1つ穴を加工すること、によって特徴付けられている。最後に、中ぐり棒を、複数の加工された最も外側の穴のうちの1つの穴を通して、複数の最も外側の穴面の間にある複数の穴のうちの少なくとも1つの穴の中に、挿入する。複数の穴面を加工するために、少なくとも1つの切削装置を有する中ぐり棒を回転させ、軸方向に移動させる。中ぐり棒を、2つの最も外側の穴面のうちの、既に仕上げされていることができる少なくとも1つの穴面に、支持することによって、複数の穴の高いアラインメント精度を保証することができる。
【0006】
方法の特に好ましい実施の形態では、2つの最も外側の穴面を加工することが規定されている。中ぐり棒を、すべての穴の中に、従って、中ぐり棒の支持のために既に加工された2つの外側の複数の穴の中にのみならず、2つの最も外側の穴面の間に設けられた複数の穴の中にも挿入することは好ましい。このことによって、中ぐり棒の、支持面詳しくは支持箇所として用いられる2つの最も外側の穴面を、心出しする。続いて、複数の残りの穴を、中ぐり棒の回転運動及び並進運動によって、少なくとも1つの切削装置を用いて、加工する。中ぐり棒の心出しによって、穴の中心の非常に正確な中心位置を実現することができる。換言すれば、複数の穴の非常に高いアラインメント精度を保証することができる。
【0007】
好ましい実施の形態では、まず、複数の最も外側の穴面のうちの1つを加工すること、及び、次に、これらの穴面を有する工作物、例えばクランク軸用ハウジングを、軸を中心として180°回動して第2の加工位置に、すなわち、他の最も外側の穴面を加工することができる加工位置にもたらすこと、が規定されている。このような処理方法に基づいて、同じツールを用いて、2つの最も外側の穴面を加工することができて、ツールを加工のために他の作業位置に移動する必要はない。回動軸が垂直方向に従って複数の穴の長手方向中心軸線に対し半径方向に延びていることは好ましい。
【0008】
本発明の或る改善によれば、中ぐり棒を、複数の加工された穴のうちの1の中に挿入し、カウンターツールを、反対側にある最も外側の穴の中に挿入し、両者を互いに連結することが、規定されている。第1の変更の実施の形態では、カウンターツールの外径を、最も外側の加工された穴に適合させて、カウンターツールの、穴を通しての非常に正確な心出し及び支持を行なうことが、規定されている。第2の変更の実施の形態では、カウンターツールの外径が最も外側の加工された穴の直径よりも小さいこと、及び、カウンターツールが、カウンターツールの周囲に亘って互いに或る間隔をあけて配設された複数の支持片を有する支持装置を含むこと、が規定されている。複数の支持片はカウンターツールに引っ込み可能及び繰出し可能に形成されている。カウンターツールを穴に挿入する前又はその後に、複数の支持片を、引っ込めた位置から繰出した位置へ、すなわち、これらの支持片が穴面に身を支える位置へ移動させて、カウンターツールを穴内で支持しかつ心出しする。これらの2つの変更の実施の形態では、中ぐり棒を、反対側にある最も外側の加工された穴の中で、適切な手段を用いて、心出ししかつ支持する。
【0009】
中ぐり棒とカウンターツールとを回転不能に連結することができるので、中ぐり棒に駆動トルク又は制動トルクを加える際に、カウンターツールを連行し、あるいは、カウンターツールにトルクを加える際に、中ぐり棒を回転連行する。それ故に、カウンターツール従ってまた中ぐり棒は同様に回転する。従って、中ぐり棒が自らの長手方向軸線の方向に移動する際にカウンターツールをも往復動することができるように、連結を行なうことができる。当然ながら、中ぐり棒とカウンターツールとの間の結合を、2つの部分同士の心出しのみを行ない、中ぐり棒が回転し、場合によっては軸方向に移動する際に、カウンターツールを連行しないように、形成することができる。この場合に、カウンターツールは複数の穴面の加工中に停止している。
【0010】
方法の他の実施の形態は、中ぐり棒を複数の穴の中に挿入した後に、中ぐり棒の挿入方向に見て前方の、中ぐり棒の端部と、連結される支持ブッシュを、カウンターツールとして用いることによって、傑出している。この連結を、最も外側の穴に設けられた支持ブッシュに中ぐり棒の前端を押し込むように、あるいは、支持ブッシュを中ぐり棒の前端に押し被せるように、行なうのは好ましい。中ぐり棒の前端は支持ブッシュ内で軸方向にかつ周方向に自由に移動可能である。支持ブッシュは、支持ブッシュが、組み込まれた状態では、最も外側の加工された穴に係合するか、あるいはこの穴を完全に貫通するように、形成されている。
【0011】
更に、方法の他の実施の形態では、中ぐり棒を偏心的に複数の穴に挿入することが規定されている。この目的のために、例えば、中ぐり棒を、例えば2mm乃至3mm降下するか、持ち上げる。他方、加工されるべき複数の穴面を有する部材、例えば、シリンダーブロック又はカム軸用ハウジングは、固定位置に動かないように設けられている。中ぐり棒を複数の穴に挿入した後で、中ぐり棒を、複数の穴面の加工のために、再度持ち上げるか、降下して、回転させて、軸方向に移動させる。この実施の形態では、少なくとも1つの切削工具が動かないように中ぐり棒に取着されていることができる。しかし、切削装置の少なくとも1つの刃が中ぐり棒に引っ込み可能に及び中ぐり棒から繰出し可能に形成されていることも、あり得る。半径方向に移動可能な複数の刃を有する中ぐり棒を用いる場合、場合によっては、中ぐり棒を複数の穴に偏心的に挿入することを省略することができる。すなわち、加工されるべき複数の穴面よりも狭い直径を有する中ぐり棒を、中ぐり棒が2つの最も外側の加工された複数の穴と一直線に並ぶときの位置に、もたらし、続いて、複数の穴に挿入するのである。方法の他の実施の形態では、中ぐり棒を複数の穴の中に偏心的に挿入するために、複数の穴を有する工作物を相応に持ち上げるか降下すること、及び、中ぐり棒を複数の穴に通した後にはじめて、工作物を、以下のようになるまで、すなわち、中ぐり棒の複数の長手方向中心(回転)軸線が複数の穴の長手方向中心軸線と一直線に並ぶまで、持ち上げるか、降下するこが規定されている。中ぐり棒は、ここでは、少なくとも、複数の穴への挿入の最中に、固定位置にある。
【0012】
複数の最も外側の穴の間に設けられた残余の複数の穴面の加工を同時に行なう方法の、実施の形態も好ましい。中ぐり棒は最も外側の複数の穴面の間に設けられた複数の穴面のために、夫々1つの切削装置を有する。それ故に、中ぐり棒を自らの長手方向軸線を中心として回転させ、かつ長手方向軸線の方向に移動させる際に、2つの最も外側の加工された穴面の間に設けられたすべての穴面を同時に加工する。このことによって、中ぐり棒の加工時間を短縮することができる。すべての穴を同時に加工することによって、及び、場合によっては、複数の切削装置を中ぐり棒の周方向に見てずらして設けることによって、力の釣合いを達成することができる。
【0013】
中ぐり棒の他の実施の形態では、中ぐり棒は加工されるべきすべての穴面用の1つの切削装置のみを有する。この中ぐり棒を用いて、一列に設けられた複数の穴を順次加工する。
【0014】
最後に、中ぐり棒の、長手方向軸線の方向での往復動によって穴の複数の開口部に第1及び第2の面取りを形成することで抜群である、方法の或る実施の形態は、好ましい。穴の複数の開口部の面取りを、穴面の加工の前又は加工後に、行なうことができる。この目的のためには、中ぐり棒は、各々の穴面に関連して設けられておりかつ半径方向に穴面を越えて移動可能である少なくとも1つ、好ましくは複数の刃を有する。穴面の加工のために及び穴の複数の開口部の面取りのために同一の切削装置を用いることは好ましい。
【0015】
方法の複数の他の好都合な実施の形態は残りの副請求項から明らかである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の複数の実施の形態を詳述する。ここに記載されたタイプの複数の中ぐり棒は、一般的に、軸方向に或る間隔をあけて相対して被加工物に予め設けられている複数の穴面を加工するために適切である。以下、単なる例として、中ぐり棒を用いてクランク軸やカム軸を挿入するためにシリンダーブロックに形成された複数の支持穴面を同心的になるようにを加工しようすることを、前提とする。
【0017】
図1はシリンダ状に形成されており実質的に円形の横断面を有する基体3を有する中ぐり棒1の第1の実施例の縦断面を示している。基体3の長手方向に亘って、ここには、複数の切削装置5が分布されている。これらの切削装置5は中ぐり棒1の軸方向に予め定められた間隔を有する。この間隔は支持穴7同士が有する間隔に対応する。図1では複数の切削装置5が2つの位置で示されており、各々の切削装置5の左側の描写は、支持穴7の加工の後の切削装置の位置を示している。
【0018】
基体3は、第1の長手方向区域9の領域で、中ぐり棒1による複数の支持穴7の加工前のこれらの支持穴7の直径よりも少し小さい外径を有する。基体3の後端11は、中ぐり棒1が工作機械の図示しない駆動装置に連結可能であり、この後端11は第2の長手方向区域13を有する。この長手方向区域の領域では、基体3の外径は第1の長手方向区域9の領域の外径よりも大きい。駆動装置に割り当てられた交点は、ここでは、中ぐり棒1と連結された中空軸カップリングによって形成されている。他方、図2に示された実施の形態では、交点は締付用錐体を形成している。
【0019】
従って、中ぐり棒1は、第2の長手方向区域13の領域で、支持装置15を有する。この支持装置(Fuehrungseinrichtung)15は基体3の周囲に亘って分布して互いに或る間隔をあけて設けられた複数の支持片(Fuehrungsleisten)17を有する。支持装置15は、中ぐり棒1、従ってまた基体3を、最も外側の他の支持穴19の中で長手方向可動かつ回転運動可能に支持(fuehren)するために、用いられる。最も外側の支持穴19は、中ぐり棒1が複数の支持穴に挿入される前に、加工され、中ぐり棒1用の第1の支持箇所として用いられる。
【0020】
中ぐり棒1の長手方向中心軸線21に対し平行に延びている複数の支持片17の長さは、外側の支持穴19の幅と、複数の支持穴7の加工のために中ぐり棒1がこの中ぐり棒の長手方向中心軸線21の方向に移動される区域との合計よりも大きい。このことによって、中ぐり棒1の、外側の支持穴19の領域で傾動しない、確実な支持が、複数の支持穴17の加工中に、保証される。
【0021】
中ぐり棒1の、駆動装置の側と反対側にある前端23は、ここでは中空軸カップリング(HSK)によって形成されている連結装置25によって、取外し可能にカウンターツール(Gegenwerkzeug)27に連結されている。カウンターツール27は基体28を有する。複数の支持片29を有する支持装置31は基体28に統合されており、支持装置31の構造は支持装置15の構造に対応していることができる。中ぐり棒1の長手方向中心軸線21に平行に延びている複数の支持片29は基体28の外面から突出している。カウンターツール27は、支持装置31によって、回転運動可能にかつ長手方向可動に他方の最も外側の支持穴19内で支持されている。複数の支持片29の長さは、複数の支持穴33の幅と、以下の距離、すなわち、最も外側の支持穴19と33との間に設けられた複数の支持穴7を複数の切削装置5によって加工するために、中ぐり棒1がこの中ぐり棒の長手方向中心軸線21の方向に移動される距離と、の合計よりも長い。カウンターツール27が支持穴33に挿入される前に、この支持穴33を、予め、支持面を製造すべく加工する。
【0022】
第1の変更の実施の形態では、複数の支持装置31、15の複数の支持片29及び17が半径方向移動可能に形成されていることが、規定されている。他の変更の実施の形態では、支持片29及び/又は支持片17はカウンターツール27及び/又は基体3に動かないように取着されているか、あるいは弾性をもって取り付けられている。すなわち、支持片17,29はばね要素によって半径方向外側に中ぐり棒の方向に所定の力で押されるか、あるいは、可動不能に中ぐり棒に取着されている。類似のことが、複数の切削装置5に、及び、これらの切削装置の常に少なくとも1つの刃に、しかも半径方向に移動可能であり又は動かないように基体3に取着されていることができる刃に、当て嵌まる。
【0023】
以下、上記構成の中ぐり棒を使用して切削加工方法を詳述する。まず、基体3の支持装置15と、カウンターツール27の支持装置31とのための各々の支持面を形成するために、2つの最も外側の支持穴19及び33を加工する。支持穴19,33を、既に、これらの支持穴の所望の目標直径及び場合によっては表面の所望の質に、加工するのは好ましい。中ぐり棒1が複数の支持穴19,7に挿入される前に、中ぐり棒1を、中ぐり棒の長手方向中心軸線21がこれらの支持穴の中心軸線の下方に位置するように、僅かに降下させる(図1で矢印35に直交する方向にシフトさせて偏心させる)。次に、この状態で、中ぐり棒1の基体3を、中ぐり棒1の駆動側に設けられた最も外側の支持穴19の中を通して、2つの最も外側の支持穴19と33との間に設けられた複数の支持穴7へ挿入する。最後に、中ぐり棒1の長手方向中心軸線が支持穴19の中心と一直線に並ぶように、中ぐり棒1を再度持ち上げて、加工された支持穴19へ、以下のようになるまで、すなわち、中ぐり棒1の、支持装置15を有する第2の長手方向区域13が、既に加工された最も外側の支持穴19の中で支持されかつ心出しされるまで、挿入する。カウンターツール27を、支持穴19と反対側にある最も外側の支持穴33に挿入する。最も外側の支持穴33と、これに隣接して間隔をあけて設けられた支持穴7との間の自由空間で、カウンターツール27及び中ぐり棒1を連結装置25によって互いに連結偏心する。
【0024】
カウンターツール27を中ぐり棒1と連結することによって、中ぐり棒1の心出しを行なう。今、中ぐり棒の両端が支持されている。このことによって、一列に設けられた複数の支持穴の非常に高いアラインメント精度(Fluchtgenauigkeit)を実現することができる。
【0025】
工作物を所定の程度降下して、中ぐり棒を穴に通した後に、工作物を再度持ち上げることによって、穴への中ぐり棒1の偏心的な挿入を、実現することができる。
【0026】
以下、単なる例として、複数の支持穴7の加工のために中ぐり棒1を矢印35の方向に従って図1で左側に前進させること、前提とする。この場合、複数の支持穴7の加工前では、中ぐり棒1の配置は、複数の切削装置5が、複数の支持穴7の手前で、図1では、これらの支持穴の右側に設けられているように、選択されている。複数の支持穴7を切削加工するために、中ぐり棒1に駆動トルクを加えて、中ぐり棒を、自らの長手方向中心軸線21の方向に、図1では左側に移動する。このことによって、支持穴33内で支持されかつ中ぐり棒1によって回転駆動されるカウンターツール27を、長手方向に移動する。中ぐり棒1の移動路は、支持穴7の幅と、又は、最も幅の広い支持穴7の幅と、少なくとも同じ長さである。
【0027】
図2は中ぐり棒1の他の実施の形態の縦断面図を示している。図1と同一の複数の部品には同一の参照符号が付されているので、その点では、図1に対する記述を参照するように指示することができる。以下、相違のみを詳述する。カウンターツール27′は、ここでは、第1の小径の長手方向区域39と、第2の大径の長手方向区域41とを有する支持ブッシュ37によって形成されている。第1の長手方向区域39の領域では、支持ブッシュ37は、最も外側の加工された支持穴33の直径と実質的に同じ大きさである外径を有する。第2の長手方向区域41の外径が第1の長手方向区域39の外径よりも大きいことによって、ストッパー42が形成されている。このことによって、支持ブッシュ37は限定的に支持穴33に挿入可能である。支持ブッシュ37の貫通孔の直径は、複数の支持穴7を中ぐり棒1によって加工する前には、複数の支持穴7の直径よりも小さい。
【0028】
中ぐり棒1の、駆動側と反対側にある前端23は、支持ブッシュ37の貫通孔に押し込み可能である長手方向区域43を有する。長手方向区域43の領域には支持装置31が設けられている。この支持装置31によって、中ぐり棒1が支持ブッシュ37内で支持されかつ心出しされる。長手方向区域43の外径は、複数の支持穴7を中ぐり棒1によって加工する前には、複数の支持穴7の直径よりも小さい。長手方向区域43は回転運動可能かつ長手方向移動可能に支持ブッシュ37内で支持されている。中ぐり棒1の移動の際に、支持ブッシュ37の連行はなされず、この支持ブッシュ37は支持穴33に差し込まれた固定位置に留まっている。
【0029】
複数の支持穴7を切削加工するためには、図2を参照して説明された中ぐり棒1を使用する場合でも、まず、各支持面を形成するために、2つの最も外側の支持穴33及び19を加工し、例えば、中刳りし、場合によっては研ぐ。次に、中ぐり棒1を、駆動側に設けられた最も外側の支持穴19に通して、偏心的に複数の支持穴7に挿入する。長手方向区域43を有する中ぐり棒1の前端を、他方の、最も外側の、加工された支持穴33に嵌め込まれた支持ブッシュ37の貫通孔に挿入する前に、中ぐり棒1を、支持穴33の中心と一直線に並んでいる位置に移動する。
【0030】
他の変更の実施の形態では、複数の切削装置5の複数の刃が基体3に対し半径方向に移動可能であるので、複数の支持穴に挿入するために中ぐり棒1を場合によっては持ち上げたり降下する必要がないことが規定されている。この目的のために、中ぐり棒は、自らの長手方向中心軸線21が支持穴33の中心と一直線に並ぶときの位置へ、もたらされる。挿入の際に、複数の切削装置の複数の刃は戻った位置にあるので、加工されるべき複数の支持穴7との衝突が避けられる。複数の刃の、及び/又は複数の支持装置15,31の複数の支持片の移動を、例えば、中ぐり棒1用の冷媒(Kuehlmittel)によって行なうことができる。
【0031】
複数の支持穴を加工する方法の好都合な実施の形態では、中ぐり棒1の、自らの長手方向中心軸線21の方向での往復動によって複数の支持穴7の複数の開口部を面取りすることが、規定されている。この目的のために、複数の切削装置5の複数の刃は半径方向に移動可能に形成されており、支持穴の表面の加工の前後に複数の支持穴の目標値を越えて移動されている。
【0032】
複数の支持穴の短い加工時間を達成するために、中ぐり棒1用の複数の支持面を形成すべく2つの最も外側の支持穴19,31を加工する間に、同時に、複数の内側の支持穴7を加工、例えば粗削りすることができる。
【0033】
図3は中ぐり棒1の他の実施例の切欠き図を示している。この実施例では、ここでは支持片47によって形成されている少なくとも1つの支持要素45を有する他の支持装置43が設けられている。支持片47は保持装置49に設けられており、この保持装置は、ここでは複数のねじ51によって形成された固定手段によって、中ぐり棒1の基体3に取外し可能に結合されている。支持片47は、ここでは、実質的に、中ぐり棒1の、切削装置5と反対側にある側に、設けられており、複数の支持穴7の加工中の中ぐり棒1の振動減衰に役立つ。中ぐり棒1の外面53から突き出ている支持片47は、動かないように、すなわち、中ぐり棒1の基体3に対して動かないように設けられていることができる。支持片47が弾性をもって取り付けられているので、ばね力に抗して保持装置49の収容部55に押し込み可能であることは可能でもある。当然ながら、支持装置43は、中ぐり棒1の周囲領域に亘って配設されている複数の支持片47をも有することができ、複数の支持片47は固定式又は弾性をもって形成されていることができる。図3に基づいて記載された支持装置43は、図1及び2に基づいて記載された中ぐり棒1との協働で、容易に使用可能である。
【0034】
中ぐり棒1の好都合な実施例では、1つの支持片又は複数の支持片を有することができる支持装置43は、最も外側の支持穴19と33との間に設けられた複数の支持穴7のうちの少なくとも1つに関連して設けられている。当然ながら、支持穴7の複数が各々の支持装置43に関連して設けられていることも可能である。各支持装置43がすべての支持穴7に関連して設けられていることも、考えられ得る。
【0035】
中ぐり棒の他の好都合な実施例では、支持装置43は、少なくとも1つの弾性をもって取り付けられかつ繰出し可能に設けられた支持片と、少なくとも1つの固定式に設けられた支持片とを有する。この関連で、「繰出し可能」とは、支持片が、例えば液圧式作動装置によって、中ぐり棒1の基体3に一定程度引っ込み可能かつ繰出し可能であること、である。
【0036】
要約すれば、2つの最も外側の加工された支持穴19,33を中ぐり棒1用の複数の支持面として用いることによって、中ぐり棒1の非常に正確な心出しが可能であること、を書き留めなければならない。このことによって、複数の支持穴7,19,33の穴の中心の非常に正確な中心位置を保証することができる。複数の支持穴を切削加工する上記方法によって、複数の支持穴を加工する従来の方法の場合よりも高い、複数の支持穴のアラインメント精度が、実現可能であることが明らかであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切削加工法に使用される中ぐり棒の第1の実施例の縦断面図である。
【図2】中ぐり棒の第2の実施例の縦断面図である。
【図3】中ぐり棒の他の実施例の切欠き図である。
【符号の説明】
1 中ぐり棒
3 基体
5 切削装置
7 支持穴
9 長手方向区域
11 後端
13 長手方向区域
15 支持装置
17 支持片
19 支持穴
23 前端
27 カウンターツール
29 支持片
31 支持装置
33 支持穴
Claims (12)
- 軸方向に互いに間隔をあけて設けられた複数の穴面を、特に、クランク軸の及び/又はカム軸用の複数の支持穴を被加工物に、切削加工する方法であって、
複数の他の穴面を切削加工するために、複数の支持面を被加工物に形成するように2つの最も外側の穴面を切削加工する工程と、
前記2つの最も外側の穴面の間にある複数の穴のうちの少なくとも1つの中に切削加工された前記2つの最も外側の穴の1つを介して中ぐり棒を挿入する工程と、
切削加工され前記2つの最も外側の穴の支持面に前記中ぐり棒を支持させる工程と、
前記最も外側の穴面間にある穴のうちの少なくとも1つを切削加工する工程とを具備する方法。 - 最初に、前記2つの最も外側の穴面のうちの一方を切削加工し、次に、これらの穴面を有する被加工物を、180°回動し、そして、前記最も外側の穴面の他方を切削加工すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記中ぐり棒を、前記複数の切削加工された穴のうちの1の中に挿入し、カウンターツールを、反対側にある最も外側の穴の中に挿入し、両者を互いに連結すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記中ぐり棒を複数の穴の中に挿入した後に、前記中ぐり棒の挿入方向で見て前方の、前記中ぐり棒の端部と、連結される支持ブッシュを、カウンターツールとして用いること、を特徴とする請求項3に記載の方法。
- 前記中ぐり棒の第1の部分のみを、前記複数の切削加工された穴のうちの1つを介して、複数の他の穴の少なくとも1つに挿入すること、及び、前記カウンターツールを、他方の切削加工された穴に挿入して、前記第1の部分と連結させること、を特徴とする請求項3に記載の方法。
- 前記支持ブッシュを前記最も外側の切削加工された穴に係合するか、あるいはこの穴を貫通すること、を特徴とする請求項4に記載の方法。
- 前記中ぐり棒を偏心的に前記複数の穴に挿入すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記最も外側の穴の間に設けられた残余の複数の穴面の切削加工を同時に行なうこと、を特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記2つの最も外側の穴面の切削加工の際に、これらの穴面の間に設けられた前記複数の穴面を予備切削加工し、特に粗削りすること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記中ぐり棒は、半径方向に穴面を越えて移動可能である刃を有し。中ぐり棒の軸方向の往復動によって、前記刃により、穴の複数の開口部に第1及び第2の面取りを形成すること、を特徴する請求項1に記載の方法。
- 前記中ぐり棒を前記複数の穴に挿入した後に、前記複数の最も外側の切削加工された穴の領域で、少なくとも1つの支持要素、特に支持片を、半径方向に前記中ぐり棒から繰り出すこと、を特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記複数の中間の穴のうちの少なくとも1つの穴の領域で、少なくとも1つの他の支持要素、特に、支持片を、切削加工されるべき穴面と接触させること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
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