JP2005097085A - フェライト材料及びインダクタ素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高いQ値を有するとともに、−40〜160℃という広範囲な温度域においてαμirの絶対値が小さいフェライト材料を提供する。
【解決手段】 Fe23:45.5〜48mol%、CuO:5〜10mol%、ZnO:26〜30mol%、残部実質的にNiOの主成分に対して副成分として酸化コバルトをCoO換算でCoO:0.005〜0.045wt%の範囲で含有するフェライト材料を提供する。
本発明のフェライト材料によれば、αμir-4020の絶対値及びαμir20160の絶対値がともに3ppm/℃以下、100kHzにおけるQ値が170以上という特性を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、高い品質係数(以下、Q値)を有し、かつ広い温度範囲で透磁率の変化が少ない、つまり温度係数の絶対値が小さいフェライト材料に関するものである。
これまで、Q値が高くかつ低温度係数を示すフェライト材料として特許文献1に開示されたものが知られている。このフェライト材料は、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化ニッケルおよび酸化銅を主成分とする磁性フェライト材料であって、酸化鉄の含有量がFe23換算で40〜46モル%の範囲、酸化亜鉛の含有量がZnO換算で25.1〜30モル%の範囲、酸化ニッケルの含有量がNiO換算で10〜25モル%の範囲、および、残部酸化銅を含有し、主成分に対して副成分として酸化ビスマスをBi23換算で2重量%未満の範囲、酸化コバルトをCo34換算で0.1重量%以下の範囲で含有することを特徴としている。
特開2001−348226号公報
特許文献1のフェライト材料は、上記の組成を採用することにより、初透磁率の相対温度係数(以下、αμir)の絶対値が5ppm/℃以下、周波数1MHzにおけるQ値が100以上という特性を得ることを可能にしている。ところが、特許文献1のαμirは、20〜60℃における値であり、より広範囲な温度域、例えば−40〜160℃において絶対値で3ppm/℃以下という低αμirを示し、かつ高いQ値を得ることはできなかった。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、高いQ値を有するとともに、−40〜160℃という広範囲な温度域においてαμirの絶対値が小さいフェライト材料の提供を課題とする。
かかる目的のもと、本発明はFe23:45.5〜48mol%、CuO:5〜10mol%、ZnO:26〜30mol%、残部実質的にNiOの主成分に対して副成分として酸化コバルトをCoO換算で0.005〜0.045wt%の範囲で含有するフェライト材料により前記課題を解決した。
本発明のフェライト材料は、αμir-4020の絶対値及びαμir20160の絶対値がともに3ppm/℃以下、100kHzにおけるQ値が170以上という特性を得ることができる。なお、αμir-4020及びαμir20160は、以下に従って求められるものとする。
αμir-4020=[(μi20−μi-40)/μi-40 2]×[1/(T20−T-40)]
αμir20160=[(μi160−μi20)/μi20 2]×[1/(T160−T20)]
μi-40:−40℃における初透磁率
μi20:20℃における初透磁率
μi160:160℃における初透磁率
また、本発明のフェライト材料は、曲げ強度が20kgf/mm2以上、抗応力特性の絶対値が5%以下という特性を得ることができる。ただし、曲げ強度はJIS R1601により測定される値、抗応力特性は以下に従って求められる値とする。
抗応力特性=(L1−L0)/L0×100(%)
1:一軸圧縮力(1ton/cm2)印加時のインダクタンス値
0:一軸圧縮力(1ton/cm2)印加なしのインダクタンス値
本発明によるフェライト材料は抗応力特性が優れることから、Fe23:45.5〜48mol%、CuO:5〜10mol%、ZnO:26〜30mol%、残部実質的にNiOの主成分に対して副成分として酸化コバルトをCoO換算で0.005〜0.045wt%の範囲で含有するフェライト材料と、フェライト材料を被覆する樹脂モールドとを備えるインダクタ素子を提供することができる。
本発明によれば、高いQ値を有するとともに、−40〜160℃という広範囲な温度域においてαμirの絶対値が小さいフェライト材料が提供される。
以下、本発明によるフェライト材料の組成限定理由について説明する。
本発明のフェライト材料の主成分を構成するFe23の含有量が45.5mol%未満だとQ値が低く、キュリー点(以下、Tc)も低くなる。一方、Fe23の含有量が48mol%を超えるとαμirが大きくなる。したがって、本発明ではFe23の含有量を45.5〜48mol%とする。望ましいFe23の含有量は46〜47.8mol%、さらに望ましいFe23の含有量は46.5〜47.5mol%である。
本発明のフェライト材料の主成分を構成するCuOの含有量が5mol%未満だとQ値が低くなるとともに、抗応力特性が大きくなる。一方、CuOの含有量が10mol%を超えるとαμirが大きくなる。したがって、本発明ではCuOの含有量を5〜10mol%とする。望ましいCuOの含有量は5.5〜10mol%、さらに望ましいCuOの含有量は6〜9.5mol%である。
本発明のフェライト材料の主成分を構成するZnOの含有量が26mol%未満だとαμirが大きくなる。一方、ZnOの含有量が30mol%を超えるとTcが低くなる。したがって、本発明ではZnOの含有量を26〜30mol%とする。望ましいZnOの含有量は26.5〜29.5mol%、さらに望ましいZnOの含有量は27〜29mol%である。
本発明のフェライト材料の主成分の残部が実質的にNiOである。
本発明のフェライト材料は、上記の主成分に対して酸化コバルトをCoO換算で0.005〜0.045wt%含有する。CoOは高いQ値及び低いαμirを得るために重要な成分であり、0.005wt%未満だとQ値が低くなり、0.045wt%を超えるとαμirが大きくなる。望ましいCoOの含有量は0.01〜0.03wt%、さらに望ましいCoOの含有量は0.015〜0.025wt%である。
以上の組成を有するフェライト材料は、100kHzにおけるQ値が170以上を示すとともに、αμir-4020及びαμir20160が絶対値で3ppm/℃以下という低い値を示す。
ところで、αμirは一般に以下の通り定義される。
αμir=[(μi2−μi1)/μi1 2]×[1/(T2−T1)]
μi1:温度T1のときの初透磁率
μi2:温度T2のときの初透磁率
本発明は、−40〜160℃の温度範囲において低いαμirを得ることを目的としているが、本発明のフェライト材料は室温近傍でμi(初透磁率)にピークが存在している。そのため、μi1を−40℃の初透磁率、μi2を160℃の初透磁率としてαμirを求めると、当該ピーク位置において初透磁率の温度係数が大きくなったとしても、それが反映されないおそれがある。そこで本発明では、−40〜20℃、20℃〜160℃の2つの温度範囲に分けてαμirを求め、その両者が3ppm/℃以下であることを要件としている。
また、本発明のフェライト材料は、以上の組成を採用することにより、Tcを160℃以上とすることができる。高温度環境下における使用を確保する上でTcが高いことが要求され、本発明では180℃以上、さらには200℃以上のTcを得ることができる。
さらに、本発明のフェライト材料は、機械的強度も優れている。具体的には、20kgf/mm2以上の3点曲げ強度を有している。なお、3点曲げ強度は角型サンプルを用いてJIS R1601に従って測定される値である。
さらに、本発明のフェライト材料は抗応力特性の絶対値を5%以下にすることができる。ここで、抗応力特性とは、圧縮応力に対するフェライト材料のインダクタンス値の変化の程度を言う。樹脂モールドタイプのインダクタ素子ではフェライト材料を樹脂モールドするが、樹脂硬化時にフェライト材料に圧縮応力が加わる。フェライト材料は圧縮応力の大きさに応じてインダクタンス値が変化するため、樹脂モールドタイプのインダクタンス素子では圧縮応力に対してインダクタンスの変化の少ない、抗応力に優れたフェライト材料であることが望まれる。絶対値で5%以下の抗応力特性を有している本発明のフェライト材料は、この要請に応え樹脂モールドタイプのインダクタ素子用フェライト材料として用いることができる。本発明のフェライト材料は、抗応力特性の絶対値を4%以下、さらには3%以下とすることができる。抗応力特性の具体的な算出方法は以下の通りである。
角型サンプルにワイヤを20回巻線した後、これに一定速度で一軸圧縮力を印加し、このときのインダクタンス値を連続的に測定し、得られた測定値からインダクタンス変化率を算出する。このときの一軸圧縮応力は1ton/cm2とし、インダクタンス変化率は以下の式により求める。
(L1−L0)/L0×100(%)
1:一軸圧縮力印加時のインダクタンス値
0:一軸圧縮力印加なしのインダクタンス値
次に、本発明によるフェライト材料の好適な製造方法を工程順に説明する。
主成分をなす原料粉末として、例えば、Fe23粉末、CuO粉末、ZnO粉末およびNiO粉末を用意する。これらの主成分をなす粉末に加えて、副成分をなすCoO粉末を用意する。
用意する各原料粉末の粒径は0.1〜10μmの範囲で適宜選択すればよい。また、用意された原料粉末は例えばボールミルを用いて湿式混合する。混合は、ボールミルの運転条件にも左右されるが、20時間程度行なえば均一な混合状態を得ることができる。なお、副成分であるCoOの添加は湿式混合時に限らず、後述する仮焼き粉の粉砕時であっても同様の効果を得ることができる。
なお、本発明では、上述の主成分の原料に限らず、2種以上の金属を含む複合酸化物の粉末を主成分の原料としてもよい。例えば、塩化鉄、塩化Niを含有する水溶液を酸化培焼することによりFe、Niを含む複合酸化物の粉末が得られる。この粉末とZnO粉末を混合して主成分原料としてもよい。このような場合には、後述する仮焼きは不要である。
原料粉末を混合した後、仮焼きを行なう。仮焼きは、保持温度を700〜950℃の範囲とし、また、雰囲気を大気とすればよい。仮焼き後に、仮焼き粉は例えば平均粒径0.5〜2.0μm程度まで粉砕される。
主成分および副成分からなる粉砕粉末は、後の成形工程を円滑に実行するために顆粒に造粒することが望ましい。粉砕粉末に適当な結合材、例えばポリビニルアルコール(PVA)を少量添加し、これをスプレードライヤで噴霧、乾燥することにより顆粒を得ることができる。得られる顆粒の粒径は60〜200μm程度とすることが望ましい。
得られた顆粒は、例えば所定形状の金型を有するプレスを用いて所望の形状に成形され、この成形体は焼成工程に供される。焼成における保持温度は、900〜1150℃、望ましくは950〜1100℃の範囲とすればよい。また、焼成は大気中で行えばよい。
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。
主成分組成としてFe23粉末、ZnO粉末、NiO粉末およびCuO粉末を表1に示される最終組成(mol%)となるように秤量し、この主成分組成に対してCoOを表1に示す量(wt%)だけ加えた。
次に、これらの原料を鋼鉄製のボールミルを用いて湿式混合し、得られた混合粉末を900℃で2時間仮焼きし、この仮焼き粉を鋼鉄製のボールミルにて混合粉砕した。得られた粉砕粉末は、平均粒径が0.5μmであった。
次いで、得られた各仮焼き粉に、バインダとしてポリビニルアルコール水溶液を添加して造粒した。こうして得られた平均粒径70μmの顆粒を用いて、電磁気特性評価用のトロイダル形状試料(外径20mm、内径10mm、高さ5mm)、および、機械的強度評価用の角柱試料(幅5mm、厚さ4mm、長さ50mm)をプレス成形により得た。なお、成形密度が3.20Mg/m3となるように成形した。成形体を大気中、1020℃で2時間焼成し、表1に示す試料No.1〜21を得た。
得られたトロイダル形状の試料にワイヤを20回巻線した後、インピーダンスアナライザ(横河ヒューレットパッカード社製4192A)にて100kHzにおける透磁率を測定した。この測定結果に基づくμi、αμir-4020及びαμir20160を表1に示してある。なお、図1は、試料No.3のμiの温度特性(−40〜160℃)を示すグラフである。図1より室温近傍でμiがピークをも持つことがわかる。ちなみに、−40℃と160℃の初透磁率(μi)から求めた相対温度係数(αμir)は−0.2ppm/℃である。
また、得られたトロイダル形状の試料にワイヤを20回巻線した後、上述のインピーダンスアナライザにて100kHzにおけるR値を測定し、式:R/2πfL=1/QよりQ値を求めた。その結果を表1に示す。
さらに、得られたトロイダル形状の試料についてTcを測定した。Tcの測定には、熱分析装置(真空理工社製TA7000)を用いた。その結果を表1に示す。
次に、得られた角柱試料を用いて3点曲げ強度及び抗応力特性を測定した。その結果も表1に示した。
Figure 2005097085
表1に示すように、Fe23:45.5〜48.0mol%、CuO:5.0〜9.0mol%、ZnO:26.0〜30.0mol%、残部実質的にNiOの主成分に対して副成分としてCoO:0.005〜0.045wt%の範囲で含有する試料(No.2〜4、6〜9、11〜13、16〜18)は、−40〜20℃及び20〜160℃におけるαμirが3ppm/℃以下、Q値が170以上、Tcが160℃以上の特性を有している。加えて、これら試料は、20kgf/mm2以上の曲げ強度及び5%以下の抗応力特性を有している。
以上を前提にして試料No.1〜5を参照すると、Fe23が45.4mol%と少ないと品質係数(Q値)が170未満となることがわかる。また逆にFe23が48.1mol%と多くなると、αμir-4020が3ppm/℃を超えてしまう。
また、試料No.6〜11を参照すると、ZnOが25.5mol%と少ないとαμir-4020が3ppm/℃を超えてしまう。逆に、ZnOが30.5mol%Tcが160℃未満と低くなることがわかる。
さらに、試料No.12〜16を参照すると、CuOが4.9mol%と少ないとQ値が170未満と低い値を示すとともに、抗応力特性が−5.1%と低下することがわかる。また逆にCuOが11.0mol%と多くなると、αμir-4020が3ppm/℃を超えるとともにQ値が170未満となることがわかる。
さらにまた、試料No.17〜21を参照すると、CoOを添加しないとQ値が170未満の低い値を示す。しかし、CoOの添加量が0.05wt%と多くなるとαμir-4020が3ppm/℃を超えることがわかる。
以上の通りであるが、本発明は主成分及び副成分の組成範囲を適切に設定することにより高いQ値及び−40〜160℃という広い温度範囲で温度係数の絶対値を小さくすることを可能としている。
表1の試料No.3について求めた初透磁率(μi)の温度特性を示すグラフである。

Claims (4)

  1. Fe23:45.5〜48mol%、CuO:5〜10mol%、ZnO:26〜30mol%、残部実質的にNiOの主成分に対して副成分として酸化コバルトをCoO換算で0.005〜0.045wt%の範囲で含有することを特徴とするフェライト材料。
  2. αμir-4020の絶対値及びαμir20160の絶対値が3ppm/℃以下、100kHzにおける品質係数(Q値)が170以上であることを特徴とする請求項1に記載のフェライト材料。
    ただし、
    αμir-4020=[(μi20−μi-40)/μi-40 2]×[1/(T20−T-40)]
    αμir20160=[(μi160−μi20)/μi20 2]×[1/(T160−T20)]
    μi-40:−40℃における初透磁率
    μi20:20℃における初透磁率
    μi160:160℃における初透磁率
  3. 曲げ強度が20kgf/mm2以上、抗応力特性の絶対値が5%以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のフェライト材料。
    ただし、曲げ強度はJIS R1601により測定される値、
    抗応力特性=(L1−L0)/L0×100(%)
    1:一軸圧縮力(1ton/cm2)印加時のインダクタンス値
    0:一軸圧縮力(1ton/cm2)印加なしのインダクタンス値
  4. Fe23:45.5〜48mol%、CuO:5〜10mol%、ZnO:26〜30mol%、残部実質的にNiOの主成分に対して副成分として酸化コバルトをCoO換算で0.005〜0.045wt%の範囲で含有するフェライト材料と、
    前記フェライト材料を被覆する樹脂モールドと、
    を備えることを特徴とするインダクタ素子。
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