JP2005096816A - スニフト装置の試験装置 - Google Patents

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博幸 成田
Ryuji Matsunami
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Abstract

【課題】スニフト装置を簡単に試験するための試験装置を提供する。
【解決手段】液体が充填された容器内のガス圧を開放するスニフト装置を試験する試験装置200は、スニフト装置50に固定される本体250と、スニフト装置50の入口54に連通される第1流路210と、第1流路210内の圧力を計測する圧力計220と、スニフト装置50の出口60に連通される第2流路260とを備える。
【選択図】図3

Description

液体を充填する充填装置に組み込まれ液体が充填された後の容器内の圧力を開放するためのスニフト装置を試験する試験装置に関する。
ビール瓶等の容器にビール等の液体を充填する充填装置がある。図1は、ビール瓶にビールを充填するための充填装置の構成を模式的に示す図である。充填装置は、フィラーボウル20の下部に充填ヘッド22を備えている。フィラーボウル20内には、ビール瓶10に充填すべきビールが貯留され、そのビールの液面上に炭酸ガスが満たされる。充填ヘッド22には、ビール瓶10の口部が当接されるシール部材24が設けられている。充填ヘッド22の開口部には、流路30が連通しており、流路30は、流路切替器32を介して、流路34、36、40のいずれかに接続され、又は、閉塞(流路34、36、40のいずれにも接続されない状態)され、又は、大気開放される。ここで、流路34は真空ライン(例えば、真空装置46)に接続され、流路36は入味調整用の圧力ラインに接続され、流路40はスニフト装置50を介して真空装置46に接続されている。
以下、ビールの充填工程を概略的に説明する。まず、流路切替器32により流路30を流路34すなわち真空ライン(減圧ライン)に接続し、ビール瓶10内のガス(空気)を矢印Cに示すように真空ラインに排出(真空引き)する。次いで、真空引きを続けながら、フィラーボウル20内のビールの上方空間を満たしている炭酸ガスをベントチューブ26を通してビール瓶10内に供給する。これにより、ビール瓶10内の空気が炭酸ガスによって置換される。
次いで、ビール瓶10内への炭酸ガスの供給を停止して、ビール瓶10内の炭酸ガスを流路34を通して完全に排出する。次いで、流路切替器32により流路30を閉塞し、この状態で、フィラーボウル20内のビールの上方空間を満たしている炭酸ガスをベントチューブ26を通してビール瓶10内に供給し、フィラーボウル20内の圧力とビール瓶10内と圧力とを等しくする。
フィラーボウル20内の圧力とビール瓶10内と圧力とが等しくなると、リキッドバルブ28が開き(上方に移動し)、矢印Aに示すようにフィラーボウル20内のビールがビール瓶10に充填されるとともに、ビール瓶10内の炭酸ガスがベントチューブ26を通して上方(矢印Bの反対方向)に押し出され、フィラーボウル20に戻される。
ビール瓶10内のビールの液面が上昇し、ベントチューブ26に到達すると炭酸ガスの逃げ道がなくなるため、圧力バランスがとれた時点でビールの充填が終了する。
次いで、流路切替器32により流路30を流路36すなわち圧力ライン36に接続すると、わずかに加圧された圧力ライン36の圧力によりビール瓶10内上部のビール及びベントチューブ26内のビールをフィラーボウル20に押し戻し、入味が調整される。
次いで、流路切替器32により流路30を流路40すなわちスニフト装置50に接続すると、ビール瓶10内の圧力(スニフト装置50の流路59の入口54側の圧力)と真空装置46の圧力(スニフト装置50の流路59の出口60側の圧力)との差により弁56が開いて、ビール瓶10内のガスが充填装置20の減圧ライン44を介して真空装置46に排出され、これによりビール瓶10内の圧力が開放される。
次いで、流路切替器32により流路30を大気開放し、ビール瓶10内の圧力を大気圧と等しくする。
スニフト装置50は、ビール瓶10内の圧力を徐々に開放するための装置であり、入口54側の圧力(すなわち、ビール瓶10内の圧力)と出口60側の圧力との差が規定値(開圧力)以下になるまで入口54側のガスを出口60側に排出するように構成されている。この規定値(開圧力)は、スプリング58の特性によって決まる。スニフト装置50は、入口59、出口60がOリング等のシール部材52、62を介して、ボルト48により充填装置の支持部42に固定されうる。
スニフト装置50において使用されるスプリング58には、設定すべき開圧力に応じた種々のものが存在する。これらのスプリングは、例えば、長さが微妙に異なるだけであり、目視による判別は非常に困難である。したがって、例えば、注文したスプリングと異なるスプリングが納品され、それをそのままスニフト装置50に組み込んでしまった場合に、所望のスニフト機能が得られないことが想定されうる。また、納品されたスプリングが仕様を満たさないものである場合にも同様の問題が起こることが想定されうる。
そこで、スニフト装置50のスニフト機能、より具体的には、開圧力を簡単に試験するための試験装置が望まれていた。
本発明は、上記の背景に鑑みてなされたものであり、例えば、スニフト装置を簡単に試験するための試験装置を提供することを目的とする。
本発明の試験装置は、液体を充填する充填装置に組み込まれ液体が充填された後の容器内の圧力を開放するためのスニフト装置を試験することができるように構成されている。試験対象のスニフト装置は、容器内のガスを前記充填装置に設けられた減圧ラインに逃がす流路と、前記流路の入口と出口との間に設けられスプリングの力により前記流路を閉じる弁とを備え、前記入口側と前記出口側との圧力差が前記スプリングの力を越えたときに開くように構成されている。本発明の試験装置は、前記スニフト装置の前記入口に連通される第1流路と、前記第1流路内の圧力を計測する圧力計と、前記スニフト装置の前記出口に連通される第2流路とを備えることを特徴とする。
本発明の好適な実施形態によれば、本発明の試験装置は、前記第1流路の圧力を調整するための圧力調整機構を更に備えることが好ましい。
本発明の好適な実施形態によれば、前記第2流路は、その先端を水槽に浸漬することができるように構成されていることが好ましい。
本発明の試験装置によれば、例えば、スニフト装置を簡単に試験することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。
本発明の好適な実施形態の試験装置は、液体を充填する充填装置(フィラー)に組み込まれたスニフト装置を試験するために使用されうる。ここで、スニフト装置とは、充填装置に組み込まれ、ビールや発泡酒等の液体が充填された後のビール瓶等の容器内の圧力を該容器から充填ヘッドを引き離す前に緩やかに開放するために使用される。容器から充填ヘッドを引き離す前にスニフト装置によって容器内の圧力を緩やかに開放することにより、容器から充填ヘッドを引き離した際にビール等が泡立って容器から溢れ出ることを防止することができる。
以下、本発明の好適な実施形態として、図1に示すスニフト装置50を試験する試験装置を説明する。
図2は、本発明の好適な実施形態の試験装置200の概略構成を示す図である。図3は、図2に示す試験装置200を充填装置から取り外されたスニフト装置50に取り付けた状態を概略的に示す図である。本発明の好適な実施形態の試験装置200は、スニフト装置50の試験時にスニフト装置50に固定される本体250を備えている。本体250は、スニフト装置50に設けられた1又は複数の固定用孔49にボルト291を通し、これらのボルト291にナット293をネジ込むことによりスニフト装置50に固定されうる。
試験装置200は、本体250に設けられた第1中継流路253を介してスニフト装置50内の流路59の入口54に連通される第1流路210と、本体250に設けられた第2中継流路254を介してスニフト装置50内の流路59の出口60に連通される第2流路260と、第1流路210の圧力、すなわちスニフト装置50の入口側の圧力を計測するための圧力計220とを備えている。
第1流路210には、第1流路210内の圧力を調整するための圧力調整機構としての圧力調整減用減圧弁230が接続されていることが好ましい。圧力調整用減圧弁230は、中継流路212、ストップ弁240及び中継流路214を介して、圧力源としての圧縮空気源に接続される。
第2流路260は、圧力計に接続されてもよいが、水310がはられた水槽300に浸漬可能に構成されることが好ましい。これは、第2流路260の先端部分を水槽300内に浸漬することができるように、第2流路260の全部又は一部を柔軟性を有するチューブ等で構成することにより容易に実現することができる。スニフト装置50の弁56が開くことによるスニフト装置50の出口60側の圧力変化は僅かであるので、第2流路260を水槽300内に浸漬する方法が最も精度が良く、しかも、このような方法は極めて安価に実施することができる。
以下、図2に示す試験装置200を用いたスニフト装置50の試験方法を説明する。
まず、試験装置200の本体250の固定用孔255及びスニフト装置50の固定用孔49にボルト293を通し、ボルト293にナット291を取り付けることにより、本体250をスニフト装置50に固定する。
次いで、第1流路210に圧力調整用減圧弁230、中継流路212及びストップ弁240を介して接続されている中継流路214に不図示の圧縮空気源等の圧力源を接続する。また、第2流路260の先端を水310がはられた水槽300の所定深さに浸漬する。
次いで、ストップ弁240を開放し、圧力調整用減圧弁230を操作してスニフト装置50の流路49の入口54内の圧力すなわち弁58に加わる圧力を徐々に増加させる。この圧力を徐々に増加させてゆくと弁56が圧縮スプリング58の力に逆らって開く。このとき、スニフト装置50の流路49の入口54側のガスが出口60側に流れ込み、これにより第2流路260内のガスが水槽300内の水310中に押し出され、弁58が開いたことを確認することができる。したがって、第2流路260から水310中に気泡が出た瞬間における圧力値を圧力計220で読み取ることにより、スニフト装置50が動作する圧力(開圧力)を試験することができる。
第1〜第4タイプのスプリング58を取り付けたスニフト装置50を試験装置200を用いて試験したところ、以下の結果が得られた。
<第1タイプ>・・・開圧力=0.136MPa
<第2タイプ>・・・開圧力=0.056MPa
<第3タイプ>・・・開圧力=0.106MPa
<第4タイプ>・・・開圧力=0.036MPa
以上の結果より、第1〜第4タイプの全てのタイプのスプリング58を判別可能であることが分かった。なお、開圧力は、第2流路260から気泡が出た瞬間における圧力計220による読み取り値である。
ビール瓶にビールを充填するための充填装置の構成を模式的に示す図である。 本発明の好適な実施形態の試験装置の概略構成を示す図である。 図2に示す試験装置をスニフト装置に取り付けた状態を概略的に示す図である。
符号の説明
10 ビール瓶
20 フィラーボウル
22 充填ヘッド
24 シール部材
26 ベントチューブ
28 リキッドバルブ
30 流路
32 流路切替器
34 流路(真空ライン)
36 流路(圧力ライン)
40 流路(スニフトライン)
42 支持部
44 減圧ライン
46 真空装置
48 ボルト
49 固定用孔
50 スニフト装置
52 シール部材
54 入口
56 弁
58 スプリング
59 流路
60 出口
62 シール部材
200 試験装置
210 第1流路
212 中継流路
214 中継流路
220 圧力計
230 圧力調整用減圧弁(圧力調整機構)
240 ストップ弁
250 試験装置本体
251、252 継手
253 第1中継流路
254 第2中継流路
255 固定用孔
260 第2流路
300 水槽
310 水

Claims (3)

  1. 液体を充填する充填装置に組み込まれ液体が充填された後の容器内の圧力を開放するためのスニフト装置を試験する試験装置であって、
    前記スニフト装置は、前記容器内のガスを前記充填装置に設けられた減圧ラインに逃がす流路と、前記流路の入口と出口との間に設けられスプリングの力により前記流路を閉じる弁とを備え、前記入口側と前記出口側との圧力差が前記スプリングの力を越えたときに開くように構成されており、
    前記試験装置は、
    前記スニフト装置の前記入口に連通される第1流路と、
    前記第1流路内の圧力を計測する圧力計と、
    前記スニフト装置の前記出口に連通される第2流路と、
    を備えることを特徴とする試験装置。
  2. 前記第1流路の圧力を調整するための圧力調整機構を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記第2流路は、その先端を水槽に浸漬することができるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の試験装置。
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