JP2005096647A - 車載表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両周辺監視システムの導入に対し、低コストで対応することができる車載表示装置を提供する。
【解決手段】この車載表示装置は、車室内の前面パネルに設置されるドットマトリクス表示型の表示装置本体1と、制御部3とを備える。制御部3は、エアコンの操作情報等を表示装置本体1に表示させるための第1のモードと、車載カメラ33の撮像画像を表示装置本体1に表示させるための第2のモードとを切り替え可能に有している。
【選択図】図1
【解決手段】この車載表示装置は、車室内の前面パネルに設置されるドットマトリクス表示型の表示装置本体1と、制御部3とを備える。制御部3は、エアコンの操作情報等を表示装置本体1に表示させるための第1のモードと、車載カメラ33の撮像画像を表示装置本体1に表示させるための第2のモードとを切り替え可能に有している。
【選択図】図1
Description
本発明は、車載カメラが撮像した車両周辺の画像を表示できる車載表示装置に関する。
近年、車両に搭載した車載カメラにより車両周辺を撮像し、その撮像画像を車室内の表示装置で表示して車両周辺を監視する車両周辺監視システムが市場に提供されている。
この車両周辺監視システムに用いられる表示装置としては、カーナビゲーション装置に備えられる大型の表示装置が周辺画像表示用として兼用されるものが一般的であり、車両の周辺画像を表示する専用の表示装置が設けられることはない。
このため、カーナビゲーション装置が搭載されない車両では、画像表示が可能な表示装置が車両に搭載されないため、車両周辺監視システムを導入できず、導入するためにはカーナビゲーション装置と同時に導入する必要があり、システム導入のコストが高くなっている。
そこで、本発明が解決すべき課題は、車両周辺監視システムの導入に対し、低コストで対応することができる車載表示装置を提供することである。
前記課題を解決するための手段は、車両の車室内における前部パネルに設置される車載表示装置であって、前記前部パネルに設置されるドットマトリクス表示型の表示装置本体と、エアコンの操作に関する情報、車両管理のための情報、及び時計情報のうちの少なくともいずれか1つの情報を切り替えて前記表示装置に表示させる制御部と、を備える。
好ましくは、前記制御部は、前記少なくともいずれか1つの情報を切り替えて前記表示装置本体に表示させるための第1のモードと、車両周辺を撮像する車載カメラから入力させる画像信号に基づき、その画像信号に対応する画像を前記表示装置本体に表示させるための第2のモードとを切り替え可能に備えるのがよい。
また、好ましくは、前記車載カメラは、車両周辺における運転席から死角となる死角領域を撮像するように車両に設置されており、前記表示装置本体の前記前部パネルへの設置位置は、運転者が前記表示装置本体を視認する際の第1の視認方向が、仮に運転者が前記車載カメラによって撮像される前記死角領域を運転席から直接的に又はミラーを介して間接的に視認しようとした場合の第2の視認方向にほぼ対応するように設定されるのがよい。
さらに、好ましくは、前記制御部は、車両周辺を撮像する複数の車載カメラが接続可能であり、その複数の車載カメラの画像を選択して前記表示装置本体に表示させるための操作を受け付ける操作部を備えるのがよい。
また、好ましくは、前記制御部は、車両周辺を撮像する車載カメラが接続可能であるとともに、入力される車両情報に基づいて車両が通過する軌跡を予測し、その予測した軌跡を表す図形画像を合成し、前記車載カメラから入力される撮像画像上の対応する位置に前記図形画像を重ね合わせて前記表示装置本体に表示させるのがよい。
請求項1ないし5に記載の発明によれば、エアコンの操作情報等の表示のために設けられている表示器を、ドットマトリクス表示型の表示装置にかえることにより、カメラの撮像画像の表示に加え、従来は固定パターンしか表示できなかったエアコン操作用の表示を、高精細で、しかも種々の情報表示内容に対応できるものに発展させることができる。
また、カメラ表示を行うために、専用の表示デバイスを設けたり、その表示デバイスの設置スペースを設ける必要もない。
請求項2に記載の発明に係る車載表示装置に備えられる制御部は、エアコンの操作情報等を表示装置本体に表示させるための第1のモードと、車載カメラの撮像画像を表示装置本体に表示させるための第2のモードとを切り替え可能に有しているため、制御部の構成を変更することなく、車載カメラ等を追加するだけで車載周辺監視システムを導入することができる。
請求項3に記載の発明によれば、表示装置本体の前部パネルへの設置位置を、運転者が表示装置本体を視認する際の第1の視認方向が、仮に運転者が車載カメラによって撮像される死角領域を運転席から直接的に又はミラーを介して間接的に視認しようとした場合の第2の視認方向にほぼ対応するように設定するため、撮像画像に基づいて運転者が車両周辺の監視を行う際、表示装置本体に表示される撮像画像を見やすくすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、複数の車載カメラによって撮像された車両周辺の複数の撮像領域の画像を選択して表示装置本体に表示させることができ、車両周辺の複数箇所の死角領域等を監視することができる。
請求項5に記載の発明によれば、車両周辺の撮像画像に車両が通過する予測軌跡を表す図形画像が重ね合わされて表示装置本体に表示されるため、その表示画像によりバック走行時や駐車時、あるいは助手席側(左側)の死角領域の視認などの運転支援を行うことができる。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る車載表示装置のブロック図である。この車載表示装置は、図1に示すように、ドットマトリクス表示型の表示装置本体1と、制御部3とを備えて構成される。
図1は、本発明の第1実施形態に係る車載表示装置のブロック図である。この車載表示装置は、図1に示すように、ドットマトリクス表示型の表示装置本体1と、制御部3とを備えて構成される。
表示装置本体1は、有機EL表示装置やTFT型等の液晶表示装置などによって構成され、図2に示すように、車両の車室内における前部パネル(例えば、センタクラスタパネル、ヒータコントロールパネル等)5に嵌め込まれて設置される。表示装置本体1の前部パネル5への設置位置としては、例えば左右方向の中央部等が考えられる。そして、この表示装置本体1は、前部パネル5に設置される少なくとも1つの他のパネル設置機器(例えば、オーディオ機器等)7等とともにパネル設置ユニット9としてユニット化されてる。パネル設置ユニット9には、制御部3との電気的な接続のための接続部11a,11bが設けられている。
制御部3は、構造的には図示しない基板上に制御に必要な各種回路等が設置されて構成されている。制御部3の機能的な構成要素としては、画像処理部21と、メモリ23と、マイコン25と、操作部27と、時計回路29とが備えられている。
また、この制御部3には、コネクタ等からなる複数の接続部31a〜31eが設けられている。例えば、接続部31aと接続部11aとを接続することにより表示装置本体1と画像処理部21とが電気的に接続され、接続部31bと接続部11bとを接続することによりパネル設置機器7とマイコン25とが電気的に接続される。また、接続部31c,31dを介して複数(例えば、2つ)の車載カメラ33が画像処理部21に電気的に接続される。接続部31eは、図示しない他の車載機器(例えば、エアコン)をマイコン25等に接続するためのLAN等が接続される。
画像処理部21は、表示装置本体1の表示画像を制御するものであり、マイコン25の制御により動作する。この画像処理部21の具体的な機能としては、表示装置本体1のインタフェースとしての機能、表示装置本体1の表示画像に対する各種画像処理機能等がある。画像処理機能としては、例えば、回転処理機能(横方向が縦方向になるように90度回転する処理する機能)、撮像画像の一部を切り出して拡大等して表示する機能、各車載カメラ33の撮像領域を表す図形画像を合成して表示する機能などがある。メモリ23は、画像処理部21による画像処理等に用いられる。時計回路29は、マイコン25等に時刻等を示す時計情報を与える。操作部27は、図示しないエアコンや各種車載機器等を操作するための操作入力を受け付けるためのものであり、複数の操作スイッチ27aを有し、前面パネル5の表示装置本体1の周辺部、及び、ステアリング又はその周辺に設置される。
マイコン25は、この車載表示装置の制御等を統括するものであり、入力される各種信号に基づき、画像処理部21を介して表示装置本体1の表示内容の制御等を行う。このマイコン25は、表示装置本体1の表示内容を制御するための動作モードとして、第1および第2のモードを切り替え可能に有している。第1及び第2のモード間の切り替えは、操作部27(ステアリングに設置された操作スイッチ27a(図示せず))を介した操作入力に基づいて行われる。また、複数の車載カメラ33のうちのいずれの車載カメラ33の画像を表示装置本体1に表示させるかを選択するための操作入力も、ステアリングに設けられた操作スイッチ27a(図示せず)によって受け付けられる。
第1のモードでは、エアコンの操作に関する情報、車両管理のための情報、時計情報、及びパネル設置機器7の操作に関する情報が切り替えられて表示装置本体1に表示される。これらの情報のうちの表示装置本体1に表示させるべき情報の選択は、操作部27を介した操作入力等に基づいて行われる。エアコンの操作に関する情報及び車両管理のための情報は、例えば接続部31eを介してマイコン25に与えられる。車両管理のための情報としては、ガソリン残量に関する情報、燃費に関する情報、走行距離に関する情報、オイル交換時期に関する情報、点検時期に関する情報、及び、車両自己診断装置から与えられる診断結果等に関する情報などが考えられる。
第2のモードでは、各車載カメラ33から接続部31c,31dを介して入力される画像信号に基づき、その画像信号に対応する画像が表示装置本体1に表示される。このとき、例えば、ステアリングに設置された操作スイッチ27aを操作することにより、複数の車載カメラ33のうちのいずれの車載カメラ33の撮像画像を表示装置本体1に表示させるかを切り替えることができる。
各車載カメラ33は、任意的な車載機器であり、この車載カメラ33を車両に設置することにより、本実施形態に係る車載表示装置と伴って車両周辺監視システムが構成される。すなわち、各車載カメラ33は、車両周辺における運転席から死角となる死角領域を撮像するように車両に設置される。そして、その車載カメラ33の撮像画像を制御部3の制御により表示装置本体1に表示することにより、その表示画像により運転者等が車両周辺の監視を容易に行えるようになっている。
ここで、表示装置本体1の前面パネル5への設置位置は、車載カメラ33が撮像する車両周辺の死角領域と運転席との位置関係に関連付けられている。すなわち、表示装置本体1の前部パネル5への設置位置は、運転者が表示装置本体1を視認する際の第1の視認方向が、仮に運転者が車載カメラ33によって撮像される前記死角領域を運転席から直接的に又はミラーを介して間接的に視認しようとした場合の第2の視認方向にほぼ対応するように設定される。具体例として、図3に示すように、車載カメラ33により右ハンドル車の左側方周辺の領域A1を撮像する場合について説明する。この場合、車載カメラ1は、車両の前方左側のコーナ部(すなわち、仮にフェンダー補助ミラーを設置するとすれば、その設置位置周辺)に、そのコーナ部からやや後ろ向きに領域A1を撮像するように設置される。これに対応して、表示装置本体1は、前部パネル5の左右方向の中央部(ヒータコントロールパネル部)に設置される。これによって、運転者が表示装置本体1を視認する際の視認方向(運転席から左斜め前方)B1が、運転者が車両の左側領域をフェンダ補助ミラー又はフェンダミラーを介して視認する際の視認方向B2とほぼ一致し、周辺監視の際に運転者が表示装置本体1の表示画像を視認しやすくなっている。なお、図3に示す車載カメラ33の設置形態では、車載カメラ33の画角(例えば、水平方向の画角)は例えば30度以上に設定される。
以上のように、本実施形態によれば、エアコンの操作情報等の表示のために、車両の車室内における前部パネル5に標準的に設置される車載表示装置(表示装置本体1)にドットマトリクス表示型の表示装置が採用されるため、カーナビゲーション装置が搭載されない車両についても、その表示装置を用いて車両周辺監視システムを構成し、車載カメラ33の撮像画像を表示することができる。このため、車両周辺監視システムの導入に対し、低コストで対応することができる。
また、本実施形態に係る車載表示装置に備えられる制御部3は、エアコンの操作情報等を表示装置本体1に表示させるための第1のモードと、車載カメラ33の撮像画像を表示装置本体1に表示させるための第2のモードとを切り替え可能に有しているため、制御部3の構成を変更することなく、車載カメラ33等を追加するだけで車載周辺監視システムを導入することができる。
さらに、表示装置本体1の前部パネル5への設置位置が車載カメラ33により撮像される車両周辺の死角領域と運転席との位置関係に関連付けられているため、撮像画像に基づいて運転者が車両周辺の監視を行う際、表示装置本体1に表示される撮像画像を見やすくすることができる。
また、複数の車載カメラ33によって撮像された車両周辺の複数の撮像領域の画像を選択して表示装置本体1に表示させることができ、車両周辺の複数箇所の死角領域等を監視することができる。
<第2実施形態>
図4は本発明の第2実施形態に係る車載表示装置のブロック図であり、図5はその車載表示装置における表示装置本体等の設置形態を示す図である。この車載表示装置は、図4に示すように、ドットマトリクス表示型の表示装置本体1と、制御部3とを備えて構成される。なお、本実施形態に係る車載表示装置において、前述の第1実施形態に係る車載表示装置と対応する部分については同一の参照符号を用いる。
図4は本発明の第2実施形態に係る車載表示装置のブロック図であり、図5はその車載表示装置における表示装置本体等の設置形態を示す図である。この車載表示装置は、図4に示すように、ドットマトリクス表示型の表示装置本体1と、制御部3とを備えて構成される。なお、本実施形態に係る車載表示装置において、前述の第1実施形態に係る車載表示装置と対応する部分については同一の参照符号を用いる。
表示装置本体1は、有機EL表示装置やTFT型等の液晶表示装置などによって構成され、図5に示すように、車両の車室内における前部パネルの左右方向に略中央部に設けられるヒータコントロールパネル部5に嵌め込まれて設置される。図5に示す構成例では、表示装置本体1の左右には、この車載表示装置及びエアコン41等の操作を行うための複数の操作スイッチSが設けられている。また、表示装置本体1の上側には、エアコン41の吹出し口43,45が設けられ、さらにその上側には、オーディオ機器47が設置されている。また、本実施形態では、表示装置本体1は、TFT型の液晶表示パネル部51とバックライト53とを備えて構成されている。
表示装置本体1には、制御部3との電気的な接続のための接続部55a,55bが設けられている。
制御部3は、構造的には図示しない基板上に制御に必要な各種回路等が設置されて構成されている。制御部3の機能的な構成要素としては、画像処理部21と、メモリ23と、マイコン25と、操作部27と、時計回路29と、通信処理部57と、電源部59とが備えられている。
また、この制御部3には、コネクタ等からなる複数の接続部61a〜61dが設けられている。例えば、接続部61aと接続部55aとを接続することにより表示パネル部51と画像処理部21及び電源部59とが電気的に接続され、接続部61bと接続部55bとを接続することによりバックライト53と電源部59とが電気的に接続される。また、接続部61cを介して車載カメラ33が画像処理部21に電気的に接続される。接続部61dは、エアコン41等の他の車載機器を制御部3に接続するためのLAN等が接続される。
画像処理部21は、表示装置本体1の表示画像を制御するものであり、マイコン25の制御により動作する。この画像処理部21の具体的な機能としては、表示装置本体1のインタフェースとしての機能、表示装置本体1の表示画像に対する各種画像処理機能等がある。画像処理機能としては、例えば、回転処理機能(横方向が縦方向になるように90度回転する処理する機能)、撮像画像の一部を切り出して拡大等して表示する機能、車載カメラ33の撮像領域を表す図形画像を合成して表示する機能などがある。
メモリ23は、画像処理部21による画像処理等に用いられる。時計回路29は、マイコン25等に時刻等を示す時計情報を与える。通信処理部57は、LAN等を介してこの制御部3に接続されるエアコン41等の車載機器とマイコン25との間の情報通信を行う。電源部59は、図示しないバッテリから供給される電力に基づいて、制御部3、表示装置本体1の表示パネル部51及びバックライト53等に電源を供給する。
操作部27には、この車載表示装置及びエアコン41を操作するための上述の複数の操作スイッチSが備えられている。各操作スイッチSについて簡単に説明すると、図6に示すように、スイッチS1,S2は、エアコン41の左右の温度設定を変更するためのスイッチであり、操作スイッチS3は、エアコン41の吹出しモードを、足下、全体、上方の間で切り替えるためのスイッチであり、操作スイッチS4は、後述する図7ないし図12に示す情報表示画面I1〜I6を表示装置本体1に表示させるためのものである。
また、操作部27に設けられる操作スイッチSの一部(図示せず)は、ステアリング又はその周辺に設置され、この車載表示装置の動作モード(エアコン41の操作情報を表示させるか、車載カメラ33の撮像画像を表示させるか等)を切り替えるために用いられる。
マイコン25は、この車載表示装置及びエアコン41等の制御を統括するものであり、入力される各種信号に基づき、画像処理部21を介して表示装置本体1の表示内容の制御等を行うとともに、エアコン41等の制御を行う。このマイコン25は、表示装置本体1の表示内容を制御するための動作モードとして、第1および第2のモードを切り替え可能に有している。第1及び第2のモード間の切り替えは、ステアリングに設けらえた操作スイッチS(図示せず)を介した操作入力に基づいて行われる。
第1のモードでは、エアコン41の操作に関する情報、車両管理のための情報、及び時計情報が切り替えられて、例えば図6に示すように表示装置本体1に表示される。これらの情報のうちの表示装置本体1に表示させるべき情報の選択は、操作部27を介した操作入力等に基づいて行われる。エアコンの操作に関する情報及び車両管理のための情報は、例えば接続部31eを介してマイコン25に与えられる。車両管理のための情報としては、ガソリン残量に関する情報、燃費に関する情報、走行距離に関する情報、オイル交換時期に関する情報、点検時期に関する情報、及び、車両自己診断装置から与えられる診断結果等に関する情報などが考えられる。
ここで、図6に示す表示装置本体1の表示画像63には、時刻を表示する画像63a、外気取入口の開閉状態を示す画像63b、エアの各吹出し口の開閉状態を示す画像63c、エアコン風量を示す画像63d、及び運転席及び助手席のエアコン設定温度を示す画像63e,63fが含まれている。
この図6に示す表示状態において、例えば、操作スイッチS4が押圧操作されると、表示装置本体1の表示画面が図6の状態から、図7ないし図12に示す情報表示画面I1〜I6に切り替えられる。本実施形態では、表示装置本体1の表示画面上に操作部27の一部としてタッチスイッチが設けられており、情報表示画像I1〜I6の切り替えは、このタッチスイッチを用いて設定された各画面I1〜I6上のスイッチキーB1,B2を操作することにより循環的に行われる。例えば、画面I1のスイッチキーB2を操作すると、画面I1から画面I2に切り替わり、画面I1のスイッチキーB2を操作すると、画面I2から画面I3に切り替わり、その後同様にして、画面I6のスイッチキーB2を操作すると、画面I6から画面I1に切り替わる。また、各画面I1〜I6のスイッチキーB1を操作するとこれの逆回りで画面I1〜I6が切り替わる。
ここで、図7の情報表示画面I1はオイル、ブレーキの状態に関する情報を表示するためのものであり、スイッチキーB3を操作することによりオイル、ブレーキのいずれの情報を表示させるかを選択できる。図8の情報表示画面I2は冷却水、ウォッシャー液の状態に関する情報を表示するためのものであり、スイッチキーB4を操作することにより冷却水、ウォッシャー液のいずれの情報を表示させるかを選択できる。図9の情報表示画面I3は、航続可能距離を表示するためのものであり、スイッチキーB5を操作することによりその内容をリセットできる。図10の情報表示画面I4は、その時点の瞬間燃費を表示するためのものである。図11の情報表示画面I5は、平均車速を表示するためのものであり、スイッチキーB6を操作することによりその内容をリセットできる。図12の情報表示画面I6は、その時点の車両の進行方向(方位)を表示するためのものである。
第2のモードでは、車載カメラ33から接続部61cを介して入力される画像信号に基づき、その画像信号に対応する画像65が表示装置本体1に表示される(例えば、後述の図14参照)。
車載カメラ33は、任意的な車載機器であり、この車載カメラ33を車両に設置することにより、本実施形態に係る車載表示装置と伴って車両周辺監視システムが構成される。すなわち、車載カメラ33は、車両周辺における運転席から死角となる死角領域を撮像するように車両に設置される。そして、その車載カメラ33の撮像画像を制御部3の制御により表示装置本体1に表示することにより、その表示画像65により運転者等が車両周辺の監視を容易に行えるようになっている。
本実施形態では、車載カメラ33が、図13に示すように、車両の前方左側コーナ部に設置され、車両の左側方の領域A2を撮像するようになっている。そして、車載カメラ33が撮像した画像65が、例えば図14に示すように表示装置本体1に表示できるようになっている。なお、図14に示す撮像画像65は、駐車場の駐車スペースに車両を駐車する際の車載カメラ33の画像を示している。
このため、車載カメラ33が設けられている場合には、操作部27の操作スイッチSを操作して車載表示装置の動作モードを切り替えることにより、表示装置本体1の表示状態を、図6に示すエアコン41の操作情報を表示する状態と、図14に示す車載カメラ33の撮像画像65を表示する状態等の間で切り替えることができるようになっている。
以上のように、本実施形態においても、カーナビゲーション装置が搭載されない車両についても、その実施形態に係る車載表示装置を用いて車両周辺監視システムを構成し、車載カメラ33の撮像画像65を表示することができるため、車両周辺監視システムの導入に対し、低コストで対応することができる等の上述の第1実施形態とほぼ同様な効果が得られる。
<第3実施形態>
図15は、本発明の第3実施形態に係る車載表示装置の表示装置本体等の設置形態を示す図である。本実施形態に係る車載表示装置が上述の第2実施形態に係る車載表示装置と実質的に異なる点は、表示装置本体1及び操作部27の構成、及びそれに関連する部分のみであり、互いに対応する部分には同一の参照符号を付して説明を省略する。
図15は、本発明の第3実施形態に係る車載表示装置の表示装置本体等の設置形態を示す図である。本実施形態に係る車載表示装置が上述の第2実施形態に係る車載表示装置と実質的に異なる点は、表示装置本体1及び操作部27の構成、及びそれに関連する部分のみであり、互いに対応する部分には同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る車載表示装置では、図15に示すように、表示装置本体1が、上述の第1実施形態に係る表示装置本体1に比して横長形状の表示パネル部51を用いて構成されている。
また、図15に示す構成例では、表示装置本体1の左右両側及び下側には、この車載表示装置及びエアコン41等の操作を行うための複数の操作スイッチSが設けられている。これらの操作スイッチSは上述の操作部27に備えられる。
例えば、この車載表示装置の動作モードがエアコン41の操作情報等を表示する上述の第1のモードにあるときには、例えば図16に示すように、エアコン41の操作情報を表示するための画像71が表示装置本体1により表示される。ここで、画像71には、時刻を表示する画像71a、運転席等のエアコン設定温度を示す画像71b、エアの各吹出し口の開閉状態を示す画像71c、エアコン風量を示す画像71d、及び外気取入口の開閉状態を示す画像71eが含まれている。なお、この動作モードにおいて、操作スイッチSを操作することにより、図17に示すように、時刻画像71aに代えて、助手席のエアコン設定温度を示す画像71fを表示させることができる。
また、この車載表示装置の動作モードが車載カメラ33の撮像画像73等を表示する第2のモードにあるときには、例えば図18に示すように、車載カメラ33の撮像画像73等が表示装置本体1により表示される。この図18の表示例では、表示装置本体1の画面が左右に2分割され、その右側領域に撮像画像73が表示され、左側領域に撮像画像73に関連する各種の案内情報を表示するための画像75が表示されている。その画像75には、撮像カメラ33の撮像領域A2と車両との位置関係を容易に運転者等に認識させるため、車両を示す図形75aと撮像領域A2を示す図形75bとが含まれている。また、画像73には、運転者等に対して各種の警告を行うための画像(ここでは、警告メッセージ)75cが含まれている。
以上のように、本実施形態においても上述の第2実施形態とほぼ同様な効果が得られる。
<変形例>
上述の各実施形態に係る車載カメラ33の車両への設置形態の変形例としては、図19ないし図22等に示す形態が考えられる。
上述の各実施形態に係る車載カメラ33の車両への設置形態の変形例としては、図19ないし図22等に示す形態が考えられる。
第1の変形例では、図19に示すように、車載カメラ33が、車両左側(助手席側)のドアミラー81に設置され、車両左側方の領域A3を撮像するようになっている。この場合、例えば、車載カメラ33は、その撮像方向がほぼ左斜め下方向を向くようにして設置され、その画角(例えば、車両の前後方向の画角)が例えば90度以上に設定される。
第2の変形例では、図20に示すように、車載カメラ33が、車両左側のドアミラー81に設置され、その設置位置から車両の前方左側コーナ部周辺を含む車両前方側の領域A4を撮像するようになっている。この場合、例えば、車載カメラ33は、その撮像方向が車両のほぼ前方側を向くようにして設置され、その画角(例えば、水平方向の画角)が例えば120度以上に設定される。
第3の変形例では、図21に示すように、車載カメラ33が、車両の後端部等に設置され、車両後方側の領域A5を撮像するようになっている。そして、制御部3(マイコン25及び画像処理部21)が、図示しない車載センサから入力される車両情報(ステアリングの操舵角に関する情報等)に基づいてバック走行時に車両が通過する軌跡を予測し、その予測した軌跡を表す図形画像81を合成し、図22に示すように、車載カメラ33から入力される撮像画像83上の対応する画像位置に図形画像81を重ね合わせて表示装置本体1に表示させるようになっている。図22の図示例では、車両の左右の後部車輪の予想軌跡を表す2本のライン状の図形画像81が表示されている。なお、図22中の符号85は駐車場の各駐車スペースの仕切ラインの画像を示し、符号87は車両後端部が映り込んだ画像を示す。
また、画像83上の距離感を容易に認識できるように、マイコン25及び画像処理部21が、画像83上における車両後端部から所定距離の位置に対応する画像位置にライン状の図形画像89a,89bを合成して重ね合わせ表示するようになっている。図22の図示例では、2つの距離位置に対応する2つの図形画像89a,89bが表示されている。
この第3の変形例によれば、車両後方の撮像画像83に車両が通過する予測軌跡を表す図形画像81等が重ね合わされて表示装置本体1に表示されるため、その表示画像83によりバック走行時や駐車時の運転支援を行うことができる。
1 表示装置本体
3 制御部
27 操作部
33 車載カメラ
S,S1〜S3,S4 操作スイッチ
3 制御部
27 操作部
33 車載カメラ
S,S1〜S3,S4 操作スイッチ
Claims (5)
- 車両の車室内における前部パネルに設置される車載表示装置であって、
前記前部パネルに設置されるドットマトリクス表示型の表示装置本体と、
エアコンの操作に関する情報、車両管理のための情報、及び時計情報のうちの少なくともいずれか1つの情報を切り替えて前記表示装置に表示させる制御部と、
を備える、車載表示装置。 - 請求項1に記載の車載表示装置において、
前記制御部は、前記少なくともいずれか1つの情報を切り替えて前記表示装置本体に表示させるための第1のモードと、車両周辺を撮像する車載カメラから入力させる画像信号に基づき、その画像信号に対応する画像を前記表示装置本体に表示させるための第2のモードとを切り替え可能に備える、車載表示装置。 - 請求項1又は2に記載の車載表示装置において、
前記車載カメラは、車両周辺における運転席から死角となる死角領域を撮像するように車両に設置されており、
前記表示装置本体の前記前部パネルへの設置位置は、
運転者が前記表示装置本体を視認する際の第1の視認方向が、仮に運転者が前記車載カメラによって撮像される前記死角領域を運転席から直接的に又はミラーを介して間接的に視認しようとした場合の第2の視認方向にほぼ対応するように設定される、車載表示装置。 - 請求項1に記載の車載表示装置において、
前記制御部は、車両周辺を撮像する複数の車載カメラが接続可能であり、その複数の車載カメラの画像を選択して前記表示装置本体に表示させるための操作を受け付ける操作部を備える、車載表示装置。 - 請求項1に記載の車載表示装置において、
前記制御部は、
車両周辺を撮像する車載カメラが接続可能であるとともに、入力される車両情報に基づいて車両が通過する軌跡を予測し、その予測した軌跡を表す図形画像を合成し、前記車載カメラから入力される撮像画像上の対応する位置に前記図形画像を重ね合わせて前記表示装置本体に表示させる、車載表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003334027A JP2005096647A (ja) | 2003-09-25 | 2003-09-25 | 車載表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003334027A JP2005096647A (ja) | 2003-09-25 | 2003-09-25 | 車載表示装置 |
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005096647A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010214971A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-30 | Denso Corp | 車両用表示装置 |
CN105398388A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-03-16 | 小米科技有限责任公司 | 车辆安全系统、车载屏幕显示方法及装置 |
CN116092039A (zh) * | 2023-04-10 | 2023-05-09 | 智道网联科技(北京)有限公司 | 自动驾驶仿真系统的显示控制方法及装置 |
-
2003
- 2003-09-25 JP JP2003334027A patent/JP2005096647A/ja active Pending
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