JP2005095466A - マルチ化粧具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 一本軸のペンシルタイプのマルチ化粧具でも、三機能の化粧具を同時に備えたものはなく、このため三機能を達成するのには別部品で用意するしかなかった。
【解決手段】 化粧軸1の一端に棒状化粧品の収納部を挿入してなるペンシル部材3と、他端に付属の化粧具の保持部を備えてなるマルチ化粧具において、上記他端の化粧具が互いに反対方向に設けられた化粧具8、9の二機能部材7を有し、これら二機能部材7が一体的に構成されかつ化粧軸1に着脱自在に設けられてなる。
【選択図】図1
【解決手段】 化粧軸1の一端に棒状化粧品の収納部を挿入してなるペンシル部材3と、他端に付属の化粧具の保持部を備えてなるマルチ化粧具において、上記他端の化粧具が互いに反対方向に設けられた化粧具8、9の二機能部材7を有し、これら二機能部材7が一体的に構成されかつ化粧軸1に着脱自在に設けられてなる。
【選択図】図1
Description
この発明は、一本の化粧軸において棒状化粧品を繰り出すペンシルタイプの化粧具の後方に着脱自在に設けられた複数の化粧具を備えたマルチ化粧具に関する。
従来のマルチ化粧具は、例えば化粧軸の一端に棒状化粧品を備えたペンシルタイプの化粧具と他端にブラシ等の化粧具とを備え、化粧具全体として二機能のものが種々提案されていた。
この発明が解決しようとする問題は、一本の化粧軸によって三機能を備えた化粧具を実現するマルチ化粧具を提供することを目的とする。
この発明によれば、化粧軸の一端に棒状化粧品を繰り出すペンシル部材からなる化粧具を備え、他端に付属の化粧具を備えたるマルチ化粧具において、上記他端の化粧具が互いに反対方向に設けられた複数の化粧具からなる二機能部材からなり、これら二機能部材が一体的に構成されかつ化粧軸に着脱自在に設けられてなるマルチ化粧具が得られる。
当該化粧軸の後部内周にめねじが形成され、他方これに対応して二機能部材の中間部外周におねじが形成されてなるマルチ化粧具が得られる。
当該二機能部材が化粧軸に着脱自在に嵌合されてなるマルチ化粧具が得られる。
さらにまた、二機能部材の中間部外周にはOリングが取り付けられており、このOリングと離間した外壁に嵌合突起が形成されてなり、この嵌合突起に対応して化粧軸の内周には環状溝が形成されてなり、二機能部材が化粧軸に着脱自在に嵌合してなるマルチ化粧具が得られる。
さらにまた、化粧軸の両端から等距離の内周に同一の環状溝をそれぞれ形成すると共に、これらの環状溝のいずれかにペンシル部材を構成する先軸の嵌合突起と二機能部材の嵌合突起とをそれぞれ回転自在に嵌合してなるマルチ化粧具が得られる。
この発明によれば、ペンシル部材がアイブローを備え、かつ二機能部材が化粧軸内に収納されるシャープナーと、スクリュードライバーとを備えてなるマルチ化粧具が得られる。
この発明によれば、ペンシル部材がアイライナーを備え、かつ二機能部材が化粧軸内に収納されるシャープナーと、アイライナーチップとを備えてなるマルチ化粧具が得られる。
この発明によれば、ペンシル部材がリップライナーを備え、かつ二機能部材が化粧軸内に収納されるシャープナーと、リップブラシとを備えてなるマルチ化粧具が得られる。
この発明の効果として、マルチ化粧具が一本の化粧軸に設けられることによって三つの機能を具備しながらコンパクトにできる。なお、比較的使用頻度の低い化粧具であるシャープナーは通常化粧軸に内蔵されており、通常使用される化粧具はキャップを取り外すとただちに使用可能となる。
さらに、二機能部材をワンタッチで化粧軸に嵌合するだけの構造を採れば、ペンシル部材と同様に二機能部材も化粧軸のそれぞれの環状溝に回転自在に嵌合せしめることにより簡単に取り付けることができ、この組み立ての際に化粧軸の前後の方向性を問題にしないで組み立てられる利点がある。
化粧軸の一端に棒状化粧品を繰り出すことができるペンシル部材と、他端に付属の化粧具を備えたマルチ化粧具において、上記他端の化粧具が互いに反対方向に設けられた化粧具からなる二機能部材を有し、この二機能部材が一体的に構成されかつ化粧軸に着脱自在に設けられてなる。
この発明の実施例1を、図1〜図8を用いて説明する。図において、マルチ化粧具の本体を形成する筒状の化粧軸1は、前後両端にそれぞれ開口を有しており、前端開口からは棒状化粧品であるリップライナー2が回転操作により繰り出される。即ち、化粧軸1の前端にはペンシル部材3を構成する先細の先軸4が、化粧軸1に関して回転自在に設けられている。
この先軸4は、図3に示すように先細の筒状体からなり、前部内側に長手方向のガイドリブ41を有し、中間部外側に嵌合突起42を備え、この嵌合突起42の近傍には嵌合凹部43が形成されている。さらに、後端近傍には係止孔44が形成されている。
そして、化粧軸1の前部内部にはペンシル部材3を構成する内部繰り出し機構が設けられている。この繰り出し機構は、上述した先軸4と、この先軸4の内側に設けられかつ内周に螺旋手段51が形成されると共に後部に先軸4の係止孔44に係止される係止突起52とを備えた中軸5(図4)と、この中軸5の螺旋手段51と係合する係合部61とを有しかつ先端にリップライナー2の棒状物が装着可能な受け部62を備えたスライダ6(図5)とから構成されている。なお、スライダ6の受け部62は、上記先軸4のガイドリブ41に係合して回り止め機能を付与するガイド溝63が形成されている。
他方、化粧軸1の後端内周にはめねじ11が形成されており、この化粧軸1にはこのめねじ11と螺合するおねじ71を有する二機能部材7が着脱自在に取り付けられている。より詳しく述べると、図6においてこの二機能部材7は接続部72の前部には、通常化粧軸1に内蔵されている比較的使用頻度の低いシャープナー8を有し、その後部にはキャップ10を外すと常時露出される比較的使用頻度の高いブラシ9を有している。即ち、二機能部材7は接続部72を介して前後にシャープナー8とブラシ9とが一体的に構成されている。
なお、シャープナー8は、プラスチック製で、側壁の長手方向に削りかす排出用のスリット81を有し、かつ図7に示すように奥方向に漸次径が小さくなる円錐形状の空隙部82を有し、かつ最深部には図7に示すような小室83を有することによって、ペンシル部材3の先軸4の開口から繰り出されたリップライナー2の先端を削る機能を付与する。なお、図中符号10、10は、ペンシル部材4と二機能部材7とにそれぞれ着脱自在に被嵌されたキャップである。
以下、実施例1によるマルチ化粧具の動作について説明する。まず前部のリップライナー2を繰り出して使用する場合は、キャップ10がある場合はこのキャップ10を外し、化粧軸1を持って先軸4を一方向に回動するとリップライナー2を繰り出すことができる。
即ち、先軸4を化粧軸1に関して回転すると、先軸4と一体的に組み込まれている中軸5がともに回転され、この中軸5の回転に伴って中軸5の螺旋溝51に係合しているスライダ6の係合片61によってスライダ6と共に回転しようとするが、スライダ6のガイド溝63が先軸4内のガイドリブ41に係合しているのでスライダ6の回転が阻止される。その結果、スライダ6が先軸4内を前進してリップライナー2が直進的に繰り出され、先軸4の先端開口から突出して使用可能となる。
次に、後部の二機能部材7のうちリップブラシ9を使用する場合はキャップ10を外して、そのままそれを使用すれば良い。さらに、二機能部材7のシャープナー8を使用する場合には、この二機能部材7を回して螺合を解除し、これを一体として取り外し前端の繰り出されたアイライナー2の先端にシャープナー8を押し当てその空隙部82内に挿入して、従来の鉛筆削りのように回転させながら先細に削るために使用することができる。
なお、図9および図10は、上記実施例1の二機能部材7の変形例を示し、図9の二機能部材7は前部の化粧軸1内に収納されたシャープナー8と、後部の軟性チップ20とから構成されてなり、この場合ペンシル部材3にはアイライナーが取り付けられる。図10の二機能部材7は前部のシャープナー8と後部のスクリュードライバー30とから構成されてなり、この場合ペンシル部材3にはアイブローが取り付けられる。
次に、この発明の実施例2を、図11〜図13を用いて説明する。上記実施例1では、二機能部材7は化粧軸1に対して螺合により着脱自在とされていたが、この実施例2では嵌合により着脱自在とされている。なお、前部のペンシル部材3および二機能部材7のシャープナー8とは実施例1のものと同様であるので説明を省略する。
即ち、この発明の実施例2では、図13に示すように、二機能部材7の中間部外周には溝を設け、その外周に弾性Oリング73が取り付けられており、このOリング73に離間した外壁に2つの嵌合突起74がそれぞれ形成されている。これらの嵌合突起74に対応して、化粧軸1の内周には環状溝12が形成され、嵌合突起74が化粧軸1内に挿入されると環状溝12内に回転自在に嵌合している。尚、弾性Oリング73は化粧軸に対しては若干の溝を設けても良いし、設けなくても良い。
ところで、二機能部材7にOリング73を取り付けることによって、環状溝12を利用した回転可能な嵌合構造にもかかわらず、化粧軸1に対して二機能部材7がぐらつかず、ぬめり感がえられて高級品とされる。また、このような嵌合方式を採用する場合に、図10に示すように、化粧軸1の両端から等距離の内周に同一の嵌合溝12をそれぞれ形成する。すると、これらの嵌合溝12にペンシル部材3である先軸4の嵌合突起42(図3参照)と二機能部材7の嵌合突起74とをそれぞれ回転自在に嵌合することが出来る。従って、化粧軸1の前後に関係なく、ペンシル部材4と二機能部材7とを組み込むことができる利点がある。
即ち、図12は一本の化粧軸1の両端から等距離の位置に幅及び深さの等しい環状溝12がそれぞれ形成され、これらの環状溝12にはペンシル部材3を構成する先軸4の突起42と二機能部材7の嵌合突起74とがそれぞれ回転自在に嵌合することが出来る。
なお、この嵌合についてキャップが被嵌されている場合を念のため述べると、ペンシル部材3の先軸4の嵌合突起42及び二機能部材7の嵌合突起74と、化粧軸1との嵌合強度は、それぞれキャップ10、10の化粧軸1との嵌合強度と比較していわゆる逆嵌合にならないように大きくしておけば、キャップ10の取り外しによりペンシル部材3と二機能部材7とが化粧軸1から取り外されない。
さらに、図14および図15は、上記実施例1の二機能部材7の変形例を示し、図14の二機能部材7は前部の化粧軸1内に収納されたシャープナー8と、後部の軟性チップ20とから構成されてなり、この場合ペンシル部材3にはアイライナーが取り付けられる。図15の二機能部材7は前部のシャープナー8と後部のスクリュードライバー30とから構成されてなり、この場合ペンシル部材3にはアイブローが取り付けられる。
また、本発明のマルチ化粧具では、ペンシル部材3のスライダ6にアイブロー、アイライナー、アイシャドー、リップライナー等の棒状固形物を取り付け、二機能部材7の一方にはシャープナー、他方にはスクリュードライバー(化粧ブラシ)、アイライナーチップ、アイシャドーチップ、ブラシ(刷毛)等も用いることが可能である。
1:化粧軸
11:めねじ
12:環状溝
13:係合片
2:リップライナー
3:ペンシル部材(先軸、中軸、スライダ)
4:先軸
41:ガイドリブ
42:嵌合突起
43:嵌合凹部
44:係止孔
5:中軸
51:螺旋溝
52:係合片
6:スライダ
61:係止孔
62:受け部
63:ガイド溝
7:二機能部材
71:おねじ
72:接続部
73:Oリング
74:嵌合突起
8:シャープナー
81:スリット
82:空隙部
83:小室
9:ブラシ
10、10:キャップ
20:軟性チップ
30:スクリュードライバー
11:めねじ
12:環状溝
13:係合片
2:リップライナー
3:ペンシル部材(先軸、中軸、スライダ)
4:先軸
41:ガイドリブ
42:嵌合突起
43:嵌合凹部
44:係止孔
5:中軸
51:螺旋溝
52:係合片
6:スライダ
61:係止孔
62:受け部
63:ガイド溝
7:二機能部材
71:おねじ
72:接続部
73:Oリング
74:嵌合突起
8:シャープナー
81:スリット
82:空隙部
83:小室
9:ブラシ
10、10:キャップ
20:軟性チップ
30:スクリュードライバー
Claims (8)
- 化粧軸の一端に棒状化粧品を繰り出すペンシル部材を備え、他端に付属の化粧具を備えたマルチ化粧具において、上記他端の化粧具が互いに反対方向に設けられた化粧具からなる二機能部材からなり、これら二機能部材が一体的に構成されかつ化粧軸に着脱自在に設けられてなることを特徴とするマルチ化粧具。
- 前記化粧軸の後部内周にめねじが形成され、他方二機能部材の中間部外周におねじが形成されてなり、二機能部材と化粧軸とが螺合されてなる請求項1記載のマルチ化粧具。
- 前記二機能部材が化粧軸に着脱自在に嵌合されてなる請求項1記載のマルチ化粧具。
- 前記化粧軸が両端から等距離の内周に同一の環状溝をそれぞれ形成してなり、これらの環状溝にペンシル部材を構成する先軸の嵌合突起と二機能部材の嵌合突起とをそれぞれ回転自在に嵌合してなる請求項3記載のマルチ化粧具。
- 二機能部材の中間外周にはOリングが取り付けられており、このOリングに離間した外壁に嵌合突起が形成されてなり、この嵌合突起に対応する化粧軸の内周には環状溝が形成され、上記嵌合突起が化粧軸内に挿入されると環状溝内に嵌合してなる請求項3記載のマルチ化粧具。
- 前記ペンシル部材がアイブローを備え、かつ二機能部材が化粧軸内に収納されるシャープナーと、スクリュードライバーとを備えてなる請求項2または3記載のマルチ化粧具。
- 前記ペンシル部材がアイライナーを備え、かつ二機能部材が化粧軸内に収納されるシャープナーとアイライナーチップとを備えてなる請求項2または3記載のマルチ化粧具。
- 前記ペンシル部材がリップライナーを備え、かつ二機能部材が化粧軸内に収納されるシャープナーとリップブラシとを備えてなる請求項2または3記載のマルチ化粧具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003334731A JP2005095466A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | マルチ化粧具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003334731A JP2005095466A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | マルチ化粧具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005095466A true JP2005095466A (ja) | 2005-04-14 |
Family
ID=34462322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003334731A Pending JP2005095466A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | マルチ化粧具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005095466A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009059478A1 (fr) * | 2007-11-05 | 2009-05-14 | A & T Packaging Company Limited | Conteneur de cosmétique multifonction |
-
2003
- 2003-09-26 JP JP2003334731A patent/JP2005095466A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009059478A1 (fr) * | 2007-11-05 | 2009-05-14 | A & T Packaging Company Limited | Conteneur de cosmétique multifonction |
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