JP2005094278A - 送受信データモニタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3データをフレーム毎に同期させることによって該データを対比しながらモニタする送受信データモニタ装置を提供すること。
【解決手段】基地局とレイヤ1、レイヤ2、レイヤ3データの送受信を行なうデジタル移動通信無線装置1と、上記データの表示を行なうPC7とを備え、無線装置1は、レイヤ2、レイヤ3データをフレーム同期によってレイヤ1データに含め、更にレイヤ2、レイヤ3データを含んだレイヤ1データをPC7に出力する処理装置3を有し、PC7は、処理装置3から送られるレイヤ1データからレイヤ2データを生成するレイヤ2データ生成部9及びレイヤ3データを生成するレイヤ3データ生成部10と、レイヤ1、レイヤ2及びレイヤ3データを同時に表示するデータ表示部11とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】基地局とレイヤ1、レイヤ2、レイヤ3データの送受信を行なうデジタル移動通信無線装置1と、上記データの表示を行なうPC7とを備え、無線装置1は、レイヤ2、レイヤ3データをフレーム同期によってレイヤ1データに含め、更にレイヤ2、レイヤ3データを含んだレイヤ1データをPC7に出力する処理装置3を有し、PC7は、処理装置3から送られるレイヤ1データからレイヤ2データを生成するレイヤ2データ生成部9及びレイヤ3データを生成するレイヤ3データ生成部10と、レイヤ1、レイヤ2及びレイヤ3データを同時に表示するデータ表示部11とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、基地局と移動局からなるデジタル移動通信システムの、無線区間の送受信データをモニタする装置に関する。
デジタル移動通信システムの基地局および移動局の開発時や保守時おいて、基地局無線装置と移動局無線装置の無線区間の送受信データをモニタすることは、動作確認の重要な手法の一つである。
例えば、電波産業会(以下、ARIBと略す)によって規格化された狭帯域デジタル移動通信システム(非特許文献1参照)における送受信データの信号構造は、国際標準のOSI(Open Systems Interconnection)モデルに準拠した階層構造になっており、物理層、データリンク層、ネットワーク層をそれぞれレイヤ1、レイヤ2、レイヤ3と呼んでいる。
送受信データは、フレーム毎のタイミング単位で処理されるデータ(レイヤ1)と、メッセージの送受信といったイベント単位で処理されるデータ(レイヤ2とレイヤ3)とがある。非特許文献1で示される信号構造を図7に示す。レイヤ2には、アドレス(機体番号)および再送制御(コントロール)があり、レイヤ3には、無線管理(RT)、移動管理(MM)および呼制御(CC)とこれらを纏めたレイヤ3相乗り機構がある。また、その信号フォーマットの概要を図8に示す。レイヤ2、3の信号の分解・組み立てにより、レイヤ2、3がレイヤ1フレーム中に挿入される。
これらのデータを扱うのに、通常、タイミング単位での処理にDSP(Digital Signal Processor)やFPGA(Field Programmable Gate Array)といった高速動作するプロセッサが用いられ、イベント単位での処理にはCPU(central Processing Unit)が用いられている。
従来の無線区間の送受信データモニタ機能について図9を用いて説明する。デジタル移動無線装置1は、イベント処理を行なうCPU2、タイミング処理を行なうDSP/FPGA3、無線でデータの送受信を行なう無線部4、並びにDSP/FPGA3と無線部4との間でデジタル/アナログ変換するD/A変換器5およびアナログ/デジタル変換するA/D変換器6から構成されている。
DSP/FPGA3は、レイヤ1のデータをシリアルポートから出力し、シリアルインタフェースであるRS−232Cを介して接続されたパーソナルコンピュータ(以下、PCと略す)7で受信データの内容がモニタされる。また、CPU2は、レイヤ2、3のデータを出力し、別のPC7でそのデータの内容がモニタされる。
従来の送受信データモニタのレイヤ1のデータ表示の例を図10に示す。例えば、一番上の行では、Rx(受信)において、順に00がフレーム番号、04及び1が制御CH、2が同期ワードが先頭、3が同期確立、1FFが受信スクランブルコード、1〜7がRICH情報、E7がCRCエラーなし、00が同期エラー0bit、−32dBmが受信電界値、0Cがカラーコード一致、4〜0がパーシャルエコー等の情報を表している。
また、レイヤ2、3のデータ表示を図11に示す。基地局から移動局への報知情報や移動局から基地局への発信無線状態報告が示される。このように、レイヤ1データがフレーム毎に出力されるのに対し、レイヤ2データとレイヤ3データはイベント毎に出力され、レイヤ1データとレイヤ2、3データの間で同期を取ることは行なわれていなかった。
社団法人電波産業会制定の標準規格「狭帯域デジタル通信方式(SCPC/FDMA)」(規格番号:ARIB STD−T61)1.1版(平成14年9月26日)
前述の従来技術での無線区間の送受信データモニタ機能では、フレーム毎のタイミング単位で出力されるレイヤ1データと、イベント単位で処理されるレイヤ2、3データとを同期させ、対比しながらにモニタすることができなかった。
本発明の目的は、これらの問題点を解決し、レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3データをフレーム毎に同期させることによって該データを対比しながらモニタする送受信データモニタ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の送受信データモニタ装置は、基地局とレイヤ1、レイヤ2、レイヤ3データの送受信を行なうデジタル移動通信無線装置と、上記レイヤ1データ、レイヤ2、レイヤ3データの表示を行なうパーソナルコンピュータとを備え、上記無線装置は、レイヤ2、レイヤ3データをフレーム同期によってレイヤ1データに含め、更にレイヤ2、レイヤ3データを含んだレイヤ1データを上記パーソナルコンピュータに出力する処理装置を有し、上記パーソナルコンピュータは、上記処理装置から送られるレイヤ1データからレイヤ2データを生成するレイヤ2データ生成部及びレイヤ3データを生成するレイヤ3データ生成部と、上記処理装置から送られるレイヤ1データ、レイヤ2データ生成部が出力するレイヤ2データ及びレイヤ3データ生成部が出力するレイヤ3データを入力してレイヤ1、レイヤ2及びレイヤ3データを同時に表示するデータ表示部とを有していることを特徴とする。
本発明によれば、デジタル移動通信システムにおいて、基地局無線装置および移動局無線装置の無線区間の送受信データであるレイヤ1、レイヤ2、レイヤ3データを同時にモニタすることができ、基地局無線装置および移動局無線装置の開発時および運用後の保守点検時において、動作確認の作業効率を向上させることができる。
以下、本発明に係る送受信データモニタ装置を図面に示した実施形態を参照して更に詳細に説明する。図1に本発明の実施形態の構成を示す。本実施形態は、レイヤ1データにレイヤ2及びレイヤ3のデータをフレーム同期によって含めて出力するデジタル移動無線装置1と、デジタル移動無線装置1から送られたレイヤ1データから、レイヤ1、レイヤ2及びレイヤ3の各データを取り出して表示する無線データモニタアプリケーション8を有するPC7とで構成される。
デジタル移動無線装置1は、イベント処理を行なう処理部であるCPU2、タイミング処理を行なう処理部であるDSP/FPGA3、無線部4、並びにDSP/FPGA3と無線部4との間でデジタル/アナログ変換を行なうD/A変換器5及びアナログ/デジタル変換を行なうA/D変換器6から構成される。DSP/FPGA3は、レイヤ2、3データを含むレイヤ1のデータを調歩同期によってシリアルポートから出力し、シリアルインタフェースのRS−232Cを介して送受信データモニタアプリケーション8に供給する。
送受信データモニタアプリケーション8は、RS−232Cを介して入力されたレイヤ1データからレイヤ2データを生成するレイヤ2データ生成部9、レイヤ3データを生成するレイヤ3データ生成部10、レイヤ1、2、3データを表示するデータ表示部11から構成される。
DSP/FPGA3から調歩同期で出力されるレイヤ1データの一例を図2に示す。図10に対して追加されている表示(図2の右側や中央下)がレイヤ2、3データである。また、DSP/FPGA3からは種々のレイヤ1データが出力されているが、RS−232Cの通信速度制限によりタイミング単位で出力できる文字数に制限があるため、必要最小限の情報のみが出力される。
なお、図2ではコードのみが表示されるので、システムを習熟した専門家でないと解読が難しい。この表示を一般の関係者に理解できるようにした、送受信データモニタアプリケーション8の表示例を図3、図4に示す。図4は、図3の右奥で隠れている部分をスクロールで見えるようにしたものである。図3、図4における表示は、左からレイヤ1情報前半、レイヤ3情報、レイヤ2情報、レイヤ1情報後半となっている。
図2及び図3、4に示すように、本発明により、レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3データが同時に表示されるようになり、保守点検時において、動作確認の作業効率を向上させることができる。
ここで、送受信データモニタアプリケーション8の処理フローチャートを図5に示す。「調歩入力開始」ボタンが押下されると(S1)、通信ポートが開かれ(S2)、「調歩入力停止」ボタンが押下されたか否かがチェックされ(S3)、否であればレイヤ2データ生成部9がレイヤ1データからレイヤ2データを生成し(S4)、続いてレイヤ3データ生成部10がレイヤ1データからレイヤ3データを生成し(S5)、データ表示部11がレイヤ1、レイヤ2及びレイヤ3データを同時に表示する(S6)。S3で「調歩入力停止」ボタンが押下されていたら、通信ポートが閉じられる(S7)。
なお、ユーザによっては、レイヤ2、3データを含むレイヤ1のデータを一旦ファイル(図示せず)に格納し、格納したデータを別途読み出して表示することが望まれる場合がある。そのような場合の送受信データモニタアプリケーション8の処理フローチャートを図6に示す。「ファイルの読込」ボタンが押下されると(S8)、ファイルが開かれ(S9)、ファイルに読込データが有るか否かがチェックされ(S10)、有であればレイヤ2データ生成部9がレイヤ1データからレイヤ2データを生成し(S11)、続いてレイヤ3データ生成部10がレイヤ1データからレイヤ3データを生成し(S12)、データ表示部11がレイヤ1、レイヤ2及びレイヤ3データを同時に表示する(S13)。S10でファイルに読込データが無い場合、ファイルは閉じられる(S14)。
以上のように表示に2種類を備えることにより、ユーザの操作性、アプリケーションの汎用性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、DSP/FPGA3は、レイヤ2、3データを含むレイヤ1のデータを調歩同期によってシリアルで出力しているが、これに限らず、パラレル、USB(Universal Serial Bus)又はLAN(Local Area Network)等の他の信号形式で出力することが可能である。
1…デジタル移動無線装置、2…CPU、3…DSP/FPGA、4…無線部、5…D/A変換器、6…A/D変換器、7…PC、8…送受信データモニタアプリケーション、9…レイヤ2データ生成部、10…レイヤ3データ生成部、11…データ表示部。
Claims (1)
- 基地局とレイヤ1データ、レイヤ2データ及びレイヤ3データの送受信を行なうデジタル移動通信無線装置と、上記レイヤ1データ、レイヤ2データ及びレイヤ3データの表示を行なうパーソナルコンピュータとを備え、
上記無線装置は、レイヤ2データ及びレイヤ3データをフレーム同期によってレイヤ1データに含め、更にレイヤ2データ及びレイヤ3データを含んだレイヤ1データを上記パーソナルコンピュータに出力する処理装置を有し、
上記パーソナルコンピュータは、上記処理装置から送られるレイヤ1データからレイヤ2データを生成するレイヤ2データ生成部及び該レイヤ1データからレイヤ3データを生成するレイヤ3データ生成部と、上記処理装置から送られるレイヤ1データ、レイヤ2データ生成部が出力するレイヤ2データ及びレイヤ3データ生成部が出力するレイヤ3データを入力してレイヤ1データ、レイヤ2データ及びレイヤ3データを同時に表示するデータ表示部とを有していることを特徴とする送受信データモニタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003323924A JP2005094278A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 送受信データモニタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100713405B1 (ko) | 2005-11-21 | 2007-05-04 | 삼성전자주식회사 | 이동 단말기와 외부 장치 간의 상호 제어를 위한 연동 방법 |
JP2015527786A (ja) * | 2012-07-02 | 2015-09-17 | トムソン ライセンシングThomson Licensing | 加入者宅内設備装置のWi−Fiノードの無線リンクを監視する方法およびその方法を利用する加入者宅内設備装置 |
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- 2003-09-17 JP JP2003323924A patent/JP2005094278A/ja active Pending
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JP2015527786A (ja) * | 2012-07-02 | 2015-09-17 | トムソン ライセンシングThomson Licensing | 加入者宅内設備装置のWi−Fiノードの無線リンクを監視する方法およびその方法を利用する加入者宅内設備装置 |
US10075859B2 (en) | 2012-07-02 | 2018-09-11 | Thomson Licensing | Method for monitoring a wireless link of a Wi-Fi node of a customer premises equipment device, and customer premises equipment device utilizing the method |
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