JP2005094109A - ステータス通知機能付き画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワークに繋がらない独立した画像形成装置にも有効であり、且つユーザの待機状態に応じたステータス情報の通知が可能なステータス通知機能付き画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置1は、画像読取部6、画像形成部3、制御部32、記憶部33、操作パネル34、送信部35、電話回線インターフェース36及びスピーカ37により構成されている。記憶部33には装置の状態別に複数の音声及び文字メッセージが格納されている。送信部35は、制御部32により選択された音声メッセージを電話回線を通じて送信するか、若しくはスピーカ37より音声で外部に伝える音声送信部41と、制御部32により選択された文字メッセージを電子メールにより送信するメール送信部42から構成される。ユーザはこれら3つの送信手段のうち、いずれを用いて送信するか、又は送信しないかを操作パネル34により予め設定し、設定された送信手段により装置のステータス情報がユーザに通知される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プリンタやファクシミリ、複写機などの画像形成装置に関し、特に、画像形成装置の状態を通知する機能を有するものに関する。
プリンタや複写機などの画像形成装置は、トナー切れや用紙切れ等の何らかのトラブルが生じると、自動的に処理を中断する。このような場合、ユーザはトラブル復帰の処理を適切に行うためその場に待機する必要がある。しかし、一度に大量の印刷又は複写を行うような場合、印刷又は複写を開始してから終了するまで装置の前で待機するとなると待ち時間が無駄となる。また、ユーザが装置から離れている時は、特にトラブルが生じない場合でも、処理が終了したか否かを確認するため時々状況を見に行く必要があった。
また、ファクシミリ機能を有する画像形成装置においても、送信時に原稿のジャムが発生したり、受信時に用紙切れが生じたりして送受信が不可能となった場合、ユーザが装置から離れていると適切な対応が行えず、再度ファクシミリを送信したり電話をかけるまでに時間を要するという問題点があった。
そこで、画像形成装置のステータス情報を装置から離れているユーザに通知する方法が提案されており、特許文献1には、画像形成装置に近距離無線通信手段を設け、機器に障害が発生した場合は通信圏内にある全ての通信可能な機器に障害の発生及び内容を通知することで、いずれかの機器のユーザが画像形成装置の障害の復旧を行うことのできる報知機能付き画像形成装置が開示されている。また、特許文献2には、ユーザの持つ近距離無線通信の可能な携帯端末と通信可能なネットワーク上の機器を検出し、検出された機器の近距離無線通信手段を経て、処理を実行する機器のステータス情報をユーザの携帯端末に受信させるステータス通知システムが開示されている。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の方法では、ネットワーク上に複数の近距離無線通信の可能な機器が存在する必要があり、ユーザは通信可能ないずれかの機器の傍にいるか、若しくは近距離無線通信の可能な携帯端末を持つ必要がある。また、例えばBluetooth(注:商標)のような近距離無線通信技術ではデータ通信を主としているため音声による通知ができず、機器のステータス情報を容易に判断しにくい。
また、ステータス情報を送信する送信手段が1つしか設けられていないため、ユーザの待機状態や待機場所によっては確実にステータス情報を通知することができない場合も考えられ、さらに、例えば待ち時間が短時間であり、ユーザが装置の傍に待機するためステータスの通知が不必要な場合にも一律にステータス情報が通知されてしまう。
特開2003−110784号公報 特開2002−278715号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、ネットワークに繋がらない独立した画像形成装置にも有効であり、且つステータスの送信手段や通知を行うか否かを選択可能なステータス通知機能付き画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、複数のメッセージを記憶する記憶手段と、処理の終了や装置の異常を検知する検知手段と、該検知手段の検知結果に応じて前記記憶手段に記憶されたメッセージを選択する第1の選択手段と、該第1の選択手段により選択されたメッセージをユーザに送信する複数の送信手段と、前記第1の選択手段により選択されたメッセージを前記複数の送信手段のいずれを用いて送信するかを選択する第2の選択手段と、を設けたステータス通知機能付き画像形成装置であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成のステータス通知機能付き画像形成装置において、前記第2の選択手段は、メッセージの送信を行わない選択が可能であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成のステータス通知機能付き画像形成装置において、前記送信手段は、音声メッセージをアナウンスするアナウンス手段、音声メッセージを電話で送信する電話送信手段、文字メッセージを電子メールで送信する電子メール送信手段のうち少なくとも2つから成ることを特徴としている。
また本発明は、上記構成のステータス通知機能付き画像形成装置において、前記記憶手段は複数の音声メッセージ及び文字メッセージを記憶しており、前記送信手段は、前記第1の選択手段により選択された音声メッセージをアナウンスするアナウンス手段と、電話回線を通じて送信する電話送信手段と、前記第1の選択手段により選択された文字メッセージを電子メールで送信する電子メール送信手段とから成ることを特徴としている。
また本発明は、上記構成のステータス通知機能付き画像形成装置において、前記第2の選択手段により前記電話送信手段を用いた送信を選択した場合は、発呼回数を制限することを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、ステータスを通知する複数の方法のうち最適な方法をユーザ自身が選択できるので、ジョブの終了や装置の異常等のステータス情報を的確にユーザに通知することが可能となる。
また、本発明の第2の構成によれば、ユーザが装置の傍に待機するなどでステータスの通知が不要な場合、ステータスを通知しないことを選択できる。
また、本発明の第3の構成によれば、ステータスをスピーカにより音声で伝える方法、電話により音声で伝える方法、電子メールにより文字で伝える方法のいずれかによりステータス情報をユーザに通知する。
また、本発明の第4の構成によれば、ユーザが装置の近傍にいるときはステータスを音声でスピーカにより伝え、装置から離れる時はステータスを携帯電話に発信し、パソコンで作業を行う場合はLAN回線や電話回線などを通じステータスを電子メールにより送信するなど、ユーザの待機状態に応じたステータス通知手段を適宜選択することが可能となる。
また、本発明の第5の構成によれば、電話送信手段を選択した場合は、発呼回数を制限することにより、ユーザが電話に出られない場合でも不必要な呼び出しを繰り返すことがなく、ユーザは着信履歴からステータスが通知されたことが判断できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。図1において、1は画像形成装置であり、ここでは一例としてデジタル複合機を示している。画像形成装置1では、コピー動作を行う場合、複合機本体2内の画像形成部3において、帯電ユニット4により図中のA方向に回転する小径の感光体ドラム5が一様に帯電され、画像読取部6で読み取られた原稿画像データに基づく露光ユニット(レーザ走査ユニット等)7からのレーザビームにより感光体ドラム5上に静電潜像が形成され、現像ユニット8により静電潜像に現像剤(以下、トナーという)が付着されてトナー像が形成される。この現像ユニット8へのトナーの供給はトナーコンテナ9から行われる。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム5に向けて、用紙が給紙機構10から用紙搬送路11及びレジストローラ対12を経由して画像形成部3に搬送され、この画像形成部3において転写ローラ13(画像転写部)により感光体ドラム5の表面におけるトナー像が用紙に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム5から分離され、定着ローラ対14aを有する定着部14に搬送されてトナー像が定着される。定着部14を通過した用紙は、複数方向に分岐した用紙搬送路15に送られて、用紙搬送路15の分岐点に設けられた複数の経路切換ガイドを有する経路切換機構21、22、23によって搬送方向が振り分けられ、そのまま(或いは、用紙搬送路16に送られて両面コピーされた後に)、第1排出トレイ17a、第2排出トレイ17b又は第3排出トレイ17cの用紙排出部に排出される。
また、図示しないが、感光体ドラム5の表面の残留電荷を除去する除電装置がクリーニング装置18の下流側に設けられている。さらに、給紙機構10は、複合機本体2に着脱自在に取り付けられ、用紙を収納する複数の給紙カセット10a、10bと、その上方に設けられるスタックバイパス(手差しトレイ)10cとを備えてなり、これらは用紙搬送路11によって感光体ドラム5及び現像ユニット8等からなる画像形成部3に繋がっている。
用紙搬送路15は、具体的には、定着ローラ対14aの下流側において、まず左右二股に分岐し、一方の経路(図1では右方向に分岐する経路)は第1排出トレイ17aに連通するように構成されている。そして、他方の経路(図1では左方向に分岐する経路)は搬送ローラ対19を経由して、上下二股に分岐し、一方の経路(図1では上方向に分岐する経路)は第2排出トレイ17bに連通するように構成されている。これに対し、他方の経路(図1では下方向に分岐する経路)は、上記分岐点の直下において二股に分岐し、一方の経路は排出ローラ対20を経由して第3排出トレイ17cに用紙を排出するように構成されている一方、他方の経路は用紙搬送路16に連通するように構成されている。
次に、図2を参照して、本実施形態の画像形成装置の動作について説明する。図2は本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。画像形成装置1は、画像読取部6、画像形成部3、制御部32、記憶部33、操作パネル34、電送信部35、電話回線インターフェース36及びスピーカ37により構成されている。
画像読取部6は、複写時に原稿の画像データを読み取り画像信号に変換するスキャナ等から構成される。画像読取部6で読み取られた画像信号は制御部32に送出され、階調処理等の画像処理を適宜行い、画像信号を画像データに変換する。画像形成部3は、制御部32において変換された画像データをもとに感光体上に潜像を形成し、現像した後に用紙上にトナー画像を転写する。
制御部32は、設定されたプログラムに従って画像読取部6、画像形成部3や後述する送信部35、電話回線インターフェース36を全般的に制御する。また、実行される処理の終了や、装置の異常等を検知する機能を備えており、これらの状態を検知したときは後述する記憶部33に格納されているメッセージを検知結果に応じて選択する。
記憶部33は、画像形成装置1の状態別に複数の音声メッセージ及び文字メッセージを格納するメッセージ格納テーブル38と、ユーザにより登録されたファクシミリ番号が格納されるファクシミリ番号格納テーブル39を備えており、メッセージ格納テーブル38から制御部32により選択されたメッセージを送信部35に読み出す。図3に、メッセージ格納テーブル38の構成例を示す。図3に示すように、メッセージ格納テーブル38には装置の状態を示すコードナンバーと、それぞれのコードナンバーに応じた種々の音声メッセージ及び文字メッセージがデータ化されて格納されている。また、記憶部33には、制御部32の制御に用いられる基本プログラムを格納するプログラム記憶メモリ40が設けられている。
尚、このメッセージ格納テーブル38は、例えば、ROM(リードオンリーメモリ)により構成されているが、書き換え可能なPROM(例えば、データの消去を紫外線で行うEPROMや、データの消去を電気的に行うEEPROM)を用いてユーザによるメッセージの変更が可能な構成としても良い。
操作パネル34は、ユーザが印刷条件やファクシミリ送信先の設定を行う他、記憶部35にファクシミリ送信先を登録したり、登録された送信先の読み出しを行う等の種々の設定にも使用され、複数の操作キーから成る操作部と、設定条件や装置の状態等を表示する表示部(いずれも図示せず)とから構成される。また、制御部32が実行される処理の終了や装置の異常等を検知した時に、送信部35のいずれの送信手段を用いて検知結果に基づくステータス情報を送信するかをジョブの開始時に操作パネル34により設定する。
このとき、ステータス情報を送信しない設定も可能とすることにより、ステータス情報の通知が不要の場合に無駄な通知を行うことがないためより好ましい。なお、画像形成装置のステータス情報は、送信手段により送信を行うか否かに係わらず、常に操作パネル34の表示部に表示される。即ち、ユーザがジョブの終了まで装置の傍で待機するためステータス情報を送信しない設定とした場合には、操作パネル34の表示部にのみステータス情報が表示される。
送信部35は、制御部32により選択された音声メッセージを電話回線インターフェース36を通じて送信するか、若しくはスピーカ37より音声で外部に伝えるかを制御する音声送信部41と、制御部32により選択された文字メッセージを電子メールにより電話回線インターフェース36を通じて送信するメール送信部42から構成される。ジョブの開始時にユーザが操作パネル34によりステータス通知要求及びその送信手段を入力すると、これら3つの送信手段のうち予め設定された送信手段により装置のステータス情報がユーザに通知される。
例えば複写中に制御部32において紙詰まりを検知した場合は、予め電子メールによる送信が設定されていると、図3に示すメッセージ格納テーブル38から紙詰まりを示すコード1に対応する文字メッセージデータを選択してメール送信部42に読み出され、電話回線インターフェース36を通じて「紙詰まりが発生しました」という文字メッセージが電子メールにより特定のユーザに送信される。また、音声メッセージを電話回線を通じて送信する設定では、メッセージ格納テーブル38から紙詰まりを示すコード1に対応する音声メッセージデータを選択して音声送信部41に読み出され、電話回線インターフェース36を通じて「紙詰まりが発生しました」という音声メッセージが特定のユーザに送信される。
音声メッセージを電話回線を通じて送信する場合、予め発呼回数を制限しておくことにより、制限回数内にユーザが電話に出た場合は音声により装置のステータス情報を知ることができ、ユーザが電話に出ることのできない場合は不必要な呼び出しを繰り返すことがなくなる。さらに、ユーザは携帯電話機に画像形成装置の発信番号を登録しておくことにより、後に着信履歴を見るだけで通話料を支払うことなく画像形成装置に戻らなければならないことを判断できるのでより好ましい。
なお、送信先の電子メールアドレスや電話番号は、予め記憶部33に登録しておくこともできるし、ジョブ開始時に操作パネル34より入力しても良い。また、個人IDカード等に送信先情報を記憶させておき、ユーザが画像形成装置を使用する際に装置に設けられたカードリーダにより読み取らせることも可能である。
電話回線インターフェース36は制御部32の制御を受けて電話回線と画像形成装置側への通話路を形成するNCU(Network Control Unit)43と、制御部32の制御を受けてNCUを通じて入力されるアナログ信号をデジタル信号に復調し、制御部32から提供されるデジタル信号をアナログ信号に変調するモデム44から構成される。この電話回線インターフェース36を介してファクシミリ通信の他、前述したようなユーザに対する音声メッセージや電子メールの送信が行われる。
図4は本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。本実施形態においては、第1の実施形態の構成に加えて、画像形成装置をLANネットワークに接続するLANインターフェース45が設けられている。本実施形態の他の部分の構成については第1の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
このような構成とすることにより、メール送信部42から送信される文字メッセージはLANインターフェース45を用いてLANネットワーク上のパソコンに送信することができる。通常、ユーザの多くは画像形成装置が設置されているオフィス内に専用のパソコンを所有しているため、各ユーザのパソコンと画像形成装置をLANネットワークで繋ぐことにより、電子メールによるステータスの通知を一層迅速且つ確実に行うことができ、しかも通信料も不要となる。
上記の各実施形態においては、メッセージ送信手段としてスピーカ37より音声で外部に伝える手段、電話回線インターフェース36を通じて音声を送信する手段、電話回線インターフェース36を通じて電子メールを送信する手段の3つを備えた画像形成装置について説明したが、これらの送信手段のうちいずれか2つを備えた画像形成装置とすることも可能である。
例えば、第2の実施形態の画像形成装置において、電話回線インターフェース36が設けられておらずファクシミリ通信機能をもたない場合は、ステータス通知手段としてスピーカ37より音声で外部に伝える手段と、LANインターフェース45を用いてLANネットワーク上のパソコンに電子メールを送信する手段を備えておくこともできる。同様に、スピーカ37より音声で外部に伝える手段と電話回線より音声を送信する手段、或いは電話回線より音声を送信する手段と電子メールを送信する手段を組み合わせても良い。また、ここに例示した以外の送信手段、例えば近距離無線通信を用いた送信やFM電波による送信を組み合わせることもできる。
次に、本実施形態の画像形成装置のステータス通知機能について図3、図5を参照して説明する。図5は、画像形成装置のステータス通知手順を示すフローチャートである。この通知手順では、まず、ユーザにより画像形成装置1の操作パネル34が操作されジョブが開始されると、制御部32において処理中に何らかの障害が発生したか否かを判断する(ステップS1)。障害が検出された場合は、その検出結果に応じたメッセージが記憶部33から選択され(ステップS2)、選択したメッセージを送信部35よりユーザに送信する(ステップS3)。さらに、障害が復旧したか否かを判断し(ステップS4)、障害が復旧されていない時はステップS3に戻りメッセージの送信を繰り返す。障害が復旧された時、或いは障害が発生しなかった時は次のステップに進む。
次に、制御部32においてジョブが終了したか否かを判断し(ステップS5)、まだ実行中である場合はステップS3に戻り上記処理を同様に繰り返す(ステップS1〜S4)。ジョブが終了した場合は終了を伝えるメッセージが記憶部33から選択され(ステップS6)、選択したメッセージを送信部35よりユーザに送信する(ステップS7)。その後、原稿が残っていないかをチェックし(ステップS8)、原稿が残存している場合は再度終了を伝えるメッセージをユーザに送信する(ステップS9)。原稿が残っていなければ、ステータス通知を終了する。
図5において、送信部35によるメッセージの送信は、ユーザがジョブの開始時に操作パネル34を操作することによりいずれの送信手段により送信するか、或いは送信しないかを入力し、その入力情報に基づいて制御部32により送信手段が選択される。この送信手段の選択手順を図6のフローチャートを用いて説明する。
この選択手順では、まず、ユーザがステータスの通知要求を行ったか否かを判断する(ステップS1)。ユーザが装置の傍に待機するなどで通知要求がない場合はメッセージの送信は行わず、ジョブの終了時や装置に異常が発生した時に操作パネル34の表示部にのみステータスを表示する(ステップS4)。ステータスの通知要求があった場合は音声メッセージによる通知要求か否かを判断する(ステップS2)。音声による通知要求でない場合は、記憶部33のメッセージ格納テーブル38からステータスに応じた文字メッセージを読み出し、メール送信部42から電話回線又はLANネットワークを通じて電子メールを送信する。また、操作パネル34の表示部にステータスを表示する(ステップS7)。
音声による通知要求の場合は、さらにスピーカによる通知要求であるか否かを判断する(ステップS3)。記憶部33のメッセージ格納テーブル38からステータスに応じた音声メッセージを読み出し、スピーカによる通知であれば音声送信部41からスピーカ37を通じて音声メッセージを出力するとともに操作パネル34の表示部にステータスを表示し(ステップS5)、スピーカによる通知でなければ音声送信部41から電話回線を通じて音声メッセージを送信するとともに操作パネル34の表示部にステータスを表示する(ステップS6)。
本発明においては、画像形成装置のステータス情報を通知する手段をユーザにより選択可能とした点に特徴を有するものである。例えば、ユーザが画像形成装置の傍で待機していないが、装置の設置されている部屋にいる場合は、音声メッセージをスピーカから伝達することにより、携帯端末等の受信手段を使用することなく容易にステータスを通知することができる。また、ユーザが画像形成装置から遠く離れている場合であって、自席でパソコンを用いて作業を行っているときは電子メールによる通知を選択することにより確実にステータスを通知でき、ユーザが不特定の場所を移動するような場合は携帯電話への音声メッセージの通知を選択することができる。
さらに、ジョブの終了まで画像形成装置の傍から離れない場合にはメッセージを送信しない旨の選択も可能とする。このように、ジョブの実行中、或いは終了時にユーザのいる場所に応じて適宜ステータス通知手段を選択できるため、ジョブの終了や装置の異常をユーザに迅速且つ確実に通知することができ、また出力されたコピーや原稿の取り忘れも防止することができる。
本発明は、複数のメッセージを記憶する記憶手段と、処理の終了や装置の異常を検知する検知手段と、該検知手段の検知結果に応じて記憶手段に記憶されたメッセージを選択する第1の選択手段と、該第1の選択手段により選択されたメッセージをユーザに送信する複数の送信手段と、第1の選択手段により選択されたメッセージを複数の送信手段のいずれを用いて送信するかを選択する第2の選択手段とを設けたステータス通知機能付き画像形成装置を提供する。
これにより、ステータスを通知する方法をユーザ自身が選択できるので、ジョブの終了や装置の異常を必要に応じてユーザに迅速且つ確実に通知することができる。また、ステータスの通知を行わない選択を可能とすることにより、ユーザが装置の傍に待機する場合には操作パネルにのみステータス表示を行い、不要なステータス送信を行わない。さらに、送信手段は、音声メッセージをアナウンスするアナウンス手段、音声メッセージを電話で送信する電話送信手段、文字メッセージを電子メールで送信する電子メール送信手段のうちのいずれかであることとしたので、ユーザの待機場所に応じた最適なステータス通知手段を選択することができる。
また、記憶手段は複数の音声メッセージ及び文字メッセージを記憶しており、送信手段は、第1の選択手段により選択された音声メッセージをアナウンスするアナウンス手段と、電話回線を通じて送信する電話送信手段と、第1の選択手段により選択された文字メッセージを電子メールで送信する電子メール送信手段とから成ることとしたので、ユーザの待機場所や待機状態に係わらず最適なステータス通知手段を選択することができ、ジョブの終了や装置の異常をより一層迅速且つ確実に通知することが可能となる。
また、送信手段として電話送信手段を選択した場合は、発呼回数を制限することによりユーザが電話に出られない場合に不必要な発呼を繰り返すことがなくなる。また、ユーザが電話に出なかった場合でも、着信履歴により装置に戻らなければならないことを知ることができ、通話料も不要となる。
は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 は、記憶部のメッセージ格納テーブルの一例を示す構成図である。 は、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるステータス通知手順を示すフローチャートである。 は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるステータス送信手段の選択手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 本体
3 画像形成部
4 帯電ユニット
5 感光体ドラム
6 画像読取部
7 露光ユニット
8 現像ユニット
9 トナーコンテナ
10 給紙機構
11、15、16 用紙搬送路
12 レジストローラ対
13 転写ローラ
14 定着部
14a 定着ローラ対
17a、17b、17c 排出トレイ
18 クリーニング装置
19 搬送ローラ対
20 排出ローラ対
21、22、23 経路切換機構
32 制御部
33 記憶部
34 操作パネル
35 送信部
36 電話回線インターフェース
37 スピーカ
38 メッセージ格納テーブル
39 ファクシミリ番号格納テーブル
40 プログラム記憶メモリ
41 音声送信部
42 メール送信部
43 NCU
44 モデム
45 LANインターフェース

Claims (5)

  1. 複数のメッセージを記憶する記憶手段と、
    処理の終了や装置の異常を検知する検知手段と、
    該検知手段の検知結果に応じて前記記憶手段に記憶されたメッセージを選択する第1の選択手段と、
    該第1の選択手段により選択されたメッセージをユーザに送信する複数の送信手段と、
    前記第1の選択手段により選択されたメッセージを前記複数の送信手段のいずれを用いて送信するかを選択する第2の選択手段と、を設けたことを特徴とするステータス通知機能付き画像形成装置。
  2. 前記第2の選択手段は、メッセージの送信を行わない選択が可能であることを特徴とする請求項1に記載のステータス通知機能付き画像形成装置。
  3. 前記送信手段は、音声メッセージをアナウンスするアナウンス手段、音声メッセージを電話で送信する電話送信手段、文字メッセージを電子メールで送信する電子メール送信手段のうち少なくとも2つから成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のステータス通知機能付き画像形成装置。
  4. 前記記憶手段は複数の音声メッセージ及び文字メッセージを記憶しており、前記送信手段は、前記第1の選択手段により選択された音声メッセージをアナウンスするアナウンス手段と、電話回線を通じて送信する電話送信手段と、前記第1の選択手段により選択された文字メッセージを電子メールで送信する電子メール送信手段とから成ることを特徴とする請求項3に記載のステータス通知機能付き画像形成装置。
  5. 前記第2の選択手段により前記電話送信手段を用いた送信を選択した場合は、発呼回数を制限することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のステータス通知機能付き画像形成装置。
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