JP2005094080A - 監視カメラの照明装置及び監視カメラ、監視カメラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 監視カメラの照明装置が任意の照射配光特性を得ることができる構造とし、また、ズームレンズのズーム特性や電動雲台の可動に合わせて照明装置の照射配光特性を変化させることのできる監視カメラの照明装置及び監視カメラ、監視カメラシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】 監視カメラの撮像に際して照明を行う照明装置において、前記監視カメラの焦点距離、または撮影範囲、または焦点距離と撮影範囲に応じて、前記照明装置の照明配光特性を制御することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 監視カメラの撮像に際して照明を行う照明装置において、前記監視カメラの焦点距離、または撮影範囲、または焦点距離と撮影範囲に応じて、前記照明装置の照明配光特性を制御することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、監視カメラが撮像する際の照明に関し、特に、照明装置の照明範囲を適宜可変にすることのできる監視カメラの照明装置及び監視カメラ、監視カメラシステムに関するものである。
従来の監視カメラにおいて、夜間の監視などに使用する照明装置は、監視カメラと独立しており、その照明配光は固定されていた。
そのため、監視カメラに電動雲台やズームレンズなど用いてカメラの撮像範囲が変化するような監視を行う場合であっても、照明装置は固定された照射範囲の配光であった。
さらに、照明装置に配光特性を広角側、または、拡大側とする可変機構が設置されていても、予め照射配光特性を広角側か拡大側かに絞って固定的にしておく必要があった。
このことは、例えば、ズームレンズや雲台のパン、チルトの可動による撮像範囲に合せて、なるべく遠く広い範囲を照射範囲とする拡大側か、若しくは、ほぼ可動しないような監視場所の場合には広角側とする照射範囲を設定しているものである。
そのため、監視カメラに電動雲台やズームレンズなど用いてカメラの撮像範囲が変化するような監視を行う場合であっても、照明装置は固定された照射範囲の配光であった。
さらに、照明装置に配光特性を広角側、または、拡大側とする可変機構が設置されていても、予め照射配光特性を広角側か拡大側かに絞って固定的にしておく必要があった。
このことは、例えば、ズームレンズや雲台のパン、チルトの可動による撮像範囲に合せて、なるべく遠く広い範囲を照射範囲とする拡大側か、若しくは、ほぼ可動しないような監視場所の場合には広角側とする照射範囲を設定しているものである。
監視カメラの照明に関する従来技術として、例えば特許文献1や特許文献2がある。
前述した従来技術においては、ズームレンズのズーム特性や電動雲台の可動に合わせて照明装置の照射配光特性が変化しないため、広角側に合わせて選択すると拡大側での光量不足となることがあり、逆に拡大側に合わせると視野範囲不足となってしまうことがあるという問題点があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、監視カメラの照明装置が任意の照射配光特性を得ることができる構造とし、また、ズームレンズのズーム特性や電動雲台の可動に合わせて照明装置の照射配光特性を変化させることのできる監視カメラの照明装置及び監視カメラ、監視カメラシステムを提供することを目的とする。
上記従来技術の課題を解決するため本発明は、監視カメラの撮像に際して照明を行う照明装置において、前記監視カメラの焦点距離、または撮影範囲、または焦点距離と撮影範囲に応じて、前記照明装置の照明配光特性を制御することを特徴とする。
上記従来技術の課題を解決するため本発明は、監視カメラの撮像に際して照明を行う照明装置において、前記照明装置は少なくとも発光部と該発光部を可動させる可動部と、発光部の発光を増強するレンズ、または反射板、またはこれら両方の組合せより構成され、前記発光部を可動させることにより、前記レンズ、または、反射板、またはこれら両方の組合せとの距離を変化させ、これにより当該照明装置の照射配光特性を変化させることを特徴とする。
上記従来技術の課題を解決するため本発明は、照明装置を備えた監視カメラにおいて、前記照明装置は少なくとも発光部と該発光部を可動させる可動部と、発光部の発光を増強するレンズ、または反射板、またはこれら両方の組合せより構成され、前記照明装置の照明配光特性は、前記監視カメラの撮影方向に関連付けられた前記焦点距離、または撮影範囲、または焦点距離と撮影範囲に応じて演算され、該演算の結果に基づいて前記発光部を前記可動部により可動させ、前記発光部と、前記レンズ、または、反射板、またはこれら両方の組合せとの距離を変化させることにより前記照明配光特性を制御することを特徴とする。
上記従来技術の課題を解決するため本発明は、前記の監視カメラを少なくとも1つ設置し、該少なくとも1つの監視カメラと管理事務所より構成される監視カメラシステムにおいて、予め任意に設定した時間帯に前記照明装置の照明を行うようにスケジュールを設定し、前記管理事務所の記憶手段に前記スケジュールを記憶したことを特徴とする。
本発明によれば、任意の照射配光特性を得ることができる構造とした監視カメラの照明装置とすることができる。
また、本発明によれば、監視カメラのズームレンズのズーム特性や電動雲台の可動に合わせて照明装置の照射配光特性を変化させることのできる監視カメラとすることができる。
また、本発明によれば、照明装置を備えた監視カメラを少なくとも1つ設置し、監視カメラを管理、制御することのできる監視カメラシステムとすることができる。
また、本発明によれば、監視カメラのズームレンズのズーム特性や電動雲台の可動に合わせて照明装置の照射配光特性を変化させることのできる監視カメラとすることができる。
また、本発明によれば、照明装置を備えた監視カメラを少なくとも1つ設置し、監視カメラを管理、制御することのできる監視カメラシステムとすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態である監視カメラの構成図である。
この図においては、大きく3つの部分である、カメラ部と、照明部と、雲台部とより構成される。
カメラ部は、カメラ本体11と、カメラレンズ13と、電源ラインや制御信号ライン等のケーブル16より構成され、照明部は、照明装置12と、照明反射板4と、照明レンズ3と、照明部をカメラ本体11に取り付ける支持台17より構成され、雲台部は、設置台14と、パン・チルト部15より構成される。
図1は、本発明の実施の形態である監視カメラの構成図である。
この図においては、大きく3つの部分である、カメラ部と、照明部と、雲台部とより構成される。
カメラ部は、カメラ本体11と、カメラレンズ13と、電源ラインや制御信号ライン等のケーブル16より構成され、照明部は、照明装置12と、照明反射板4と、照明レンズ3と、照明部をカメラ本体11に取り付ける支持台17より構成され、雲台部は、設置台14と、パン・チルト部15より構成される。
カメラレンズ13は、撮像する撮像範囲やその焦点により可動するズーム機構が備えられ、また、パン・チルト部15は、撮像する方向により上下方向や水平方向に方位角度を可変する機構である。
また、照明部は、パン・チルト部15によりカメラ部と一体となって方位角度が可変し、さらに、撮像する撮像範囲やその焦点に連動して照明範囲や照明の焦点が可変される。
また、照明部は、パン・チルト部15によりカメラ部と一体となって方位角度が可変し、さらに、撮像する撮像範囲やその焦点に連動して照明範囲や照明の焦点が可変される。
図2は、本発明の実施の形態である照明部の詳細構成図である。
前述した図1における照明部は、発光部1と、可動ユニット2と、照明レンズ3と、照明反射板4と、支持台17(図示せず)より構成される。
そして、照明反射板4に対して発光部1が電動式の可動ユニット2により前後に移動し、それによって、照明レンズ3、照明反射板4との距離が変わり、照明の照射配光特性を変化させることができる。
これは、発光部1が照明レンズ3側に移動した場合の配光は、近い位置を照射し、照射面(すなわち照明範囲)は広くなり、逆に照明レンズ3から離れる側に移動した場合の配光は、遠方までその配光される照射となる。
そして、照射を広角とする配光とする場合、照射面(すなわち照明範囲)は狭くなるが、その照度(明るさ)は拡大した場合における照射面とほぼ同一の照度となる。
前述した図1における照明部は、発光部1と、可動ユニット2と、照明レンズ3と、照明反射板4と、支持台17(図示せず)より構成される。
そして、照明反射板4に対して発光部1が電動式の可動ユニット2により前後に移動し、それによって、照明レンズ3、照明反射板4との距離が変わり、照明の照射配光特性を変化させることができる。
これは、発光部1が照明レンズ3側に移動した場合の配光は、近い位置を照射し、照射面(すなわち照明範囲)は広くなり、逆に照明レンズ3から離れる側に移動した場合の配光は、遠方までその配光される照射となる。
そして、照射を広角とする配光とする場合、照射面(すなわち照明範囲)は狭くなるが、その照度(明るさ)は拡大した場合における照射面とほぼ同一の照度となる。
すなわち、カメラ本体11とそれに組み合わされたカメラレンズ13のズーム機構により、撮像範囲が広角側の場合には広角側の照射配光特性になり、撮像範囲が拡大側の場合には拡大側の照射配光特性となる。
また、最大の広角側と拡大側の間の位置を撮像範囲とする場合には、レンズのズーム率に応じて照明の照射配光特性も連続的に変化させて、撮像範囲及びその焦点と照射範囲及びその焦点を連動させることができる照明部とすることができる。
また、最大の広角側と拡大側の間の位置を撮像範囲とする場合には、レンズのズーム率に応じて照明の照射配光特性も連続的に変化させて、撮像範囲及びその焦点と照射範囲及びその焦点を連動させることができる照明部とすることができる。
図3は、本発明の実施の形態である監視カメラのブロック図である。
この図は、前述した図1及び図2の主要な各機能をブロック図で示しており、カメラ本体11、照明装置12、パン・チルト可動部35、及び光量検出部39、より構成される。
この図は、前述した図1及び図2の主要な各機能をブロック図で示しており、カメラ本体11、照明装置12、パン・チルト可動部35、及び光量検出部39、より構成される。
カメラ本体11は、カメラ制御部38と、カメラメモリ37と、方向演算部36と、撮像範囲演算部31と、焦点演算部32と、撮像部34と、レンズ可動部33と、より構成される。ここで、方向演算部36、撮像範囲演算部31、焦点演算部32は、カメラ制御部38が行う機能の一部であり、また、カメラ制御部38は各種の制御信号のやり取りを行うCPU等である。
照明装置12は、発光部1と、可動ユニット2より構成され、カメラ制御部38の制御に基づいて発光部1が照射し、また、その照射範囲及び焦点は可動ユニット2の可動によりなされる。
光量検出部39は、明るさを検知するセンサであり、任意に設定した光量に達していない場合には、発光部1を点灯させて、可動ユニット2を必要に応じて可動させるように、照明装置12の電源がオン状態とする。
また、検知した明るさをカメラ制御部38に送信し、発光部1を点灯させる場合の可動ユニット2の可動状態を制御することとなる。
なお、光量検出部39を備えていない場合には、カメラ制御部38からの時間帯等に基づくスケジュール機能によって照明装置12がオン/オフされる。その場合の詳細は後述する。
また、検知した明るさをカメラ制御部38に送信し、発光部1を点灯させる場合の可動ユニット2の可動状態を制御することとなる。
なお、光量検出部39を備えていない場合には、カメラ制御部38からの時間帯等に基づくスケジュール機能によって照明装置12がオン/オフされる。その場合の詳細は後述する。
パン・チルト可動部35は、方向演算部36の撮像する方向の制御に基づいて、上下方向や水平方向に方位角度を可変し、これによりカメラ本体11及び照明装置12が連動して同一の方位角度に可変される。
ここで、カメラ本体11及び照明装置12の方向は、予めプリセット位置により基本となる方向が任意に定められており、現状の方向がどの方向に向いているのか、等の方向をカメラ制御部38へ送信する。これにより、方向の微調整や方向そのものの障害(例えば、衝撃などによりズレ等の誤方向プリセット位置)等を修正する場合に用いることができる。
ここで、カメラ本体11及び照明装置12の方向は、予めプリセット位置により基本となる方向が任意に定められており、現状の方向がどの方向に向いているのか、等の方向をカメラ制御部38へ送信する。これにより、方向の微調整や方向そのものの障害(例えば、衝撃などによりズレ等の誤方向プリセット位置)等を修正する場合に用いることができる。
カメラメモリ37は、撮像した画像情報や撮像時間などの通常監視カメラが記憶する情報の他に、パン・チルト可動部のプリセット位置を記憶し、また、現状パンとチルトがどの方向であるかを記憶し、また、現状、照明装置12がオン/オフの何れの状態であるかを記憶し、さらにオン状態の場合に可動ユニット2がどの状態(可動した位置)であるかを記憶する。
図4は、本発明の実施の形態である監視カメラのシステム図である。
本システムにおいて、監視カメラ40は、前述した図3による監視カメラが複数設置され、ネットワークを介して管理事務所に接続される。
管理事務所は、制御装置41、制御メモリ44、モニタ43、操作部42より構成され、各監視カメラ40が撮像した画像情報をモニタ43に表示し、または、操作部42より各監視カメラ40を操作したりするなど、各監視カメラ40を集中して制御し、管理するものである。
なお、制御装置41はネットワークと接続するインタフェースを含み、また、制御装置41と制御メモリ44はサーバ装置に含まれる機能であっても良い。
また、この図4においては、監視カメラを複数設置しているが、1台の監視カメラとその監視カメラを制御、管理する管理事務所であっても良い。
本システムにおいて、監視カメラ40は、前述した図3による監視カメラが複数設置され、ネットワークを介して管理事務所に接続される。
管理事務所は、制御装置41、制御メモリ44、モニタ43、操作部42より構成され、各監視カメラ40が撮像した画像情報をモニタ43に表示し、または、操作部42より各監視カメラ40を操作したりするなど、各監視カメラ40を集中して制御し、管理するものである。
なお、制御装置41はネットワークと接続するインタフェースを含み、また、制御装置41と制御メモリ44はサーバ装置に含まれる機能であっても良い。
また、この図4においては、監視カメラを複数設置しているが、1台の監視カメラとその監視カメラを制御、管理する管理事務所であっても良い。
図5は、本発明の実施の形態である管理事務所の制御メモリが記憶するメモリテーブル図である。
このメモリテーブル図は、各監視カメラの固有のコードを記憶する「監視カメラコードM51」と、各監視カメラが設置される場所を記憶する「設置場所M52」と、監視カメラが光量検出部39を備えているか否かを記憶する「光量検出有無M53」と、照明装置12をオン、オフする時間帯を予めスケジューリングしておく「照明時間帯M54」と、現状、照明装置12がオンであるかオフであるかを記憶する「照明状態M55」より構成される。
このメモリテーブル図は、各監視カメラの固有のコードを記憶する「監視カメラコードM51」と、各監視カメラが設置される場所を記憶する「設置場所M52」と、監視カメラが光量検出部39を備えているか否かを記憶する「光量検出有無M53」と、照明装置12をオン、オフする時間帯を予めスケジューリングしておく「照明時間帯M54」と、現状、照明装置12がオンであるかオフであるかを記憶する「照明状態M55」より構成される。
例えば、「監視カメラコードM51:01」の監視カメラ40は、「設置場所M52:ゲート前」に設置されており、光量検出部39は備えておらず(「光量検出有無M53:無」)、照明装置12は「照明時間帯M54:17時〜6時」にオンするようにスケジュールされている。
そして、例えば、現在の時刻が17時45分であった場合には、「照明時間帯M54:17時〜6時」に該当するため照明装置12はオン状態となり、このオン状態となっていることを示す信号をネットワークを介して「監視カメラコードM51:01」より受信し、「照明状態M55:ON」に記憶される。
そして、例えば、現在の時刻が17時45分であった場合には、「照明時間帯M54:17時〜6時」に該当するため照明装置12はオン状態となり、このオン状態となっていることを示す信号をネットワークを介して「監視カメラコードM51:01」より受信し、「照明状態M55:ON」に記憶される。
また例えば、「監視カメラコードM51:02」の監視カメラ40は、「設置場所M52:倉庫入り口」に設置されており、光量検出部39を備えており(「光量検出有無M53:有」)、照明装置12はこの光量検出部39が任意に設定した明るさに達していない場合にオンするように設定されており、現在の時刻が17時45分であった場合に、当該光量検出部39は任意に設定した明るさを検知しているので照明装置12はオフ状態(「照明状態M55:OFF」)であり、これを記憶している。
同様に、「監視カメラコードM51:03」、「監視カメラコードM51:04」、・・・、「監視カメラコードM51:××」についても、各種の設定が記憶され、現在の照明状態についてネットワークを介して受信し、「照明状態M55」に記憶する。
同様に、「監視カメラコードM51:03」、「監視カメラコードM51:04」、・・・、「監視カメラコードM51:××」についても、各種の設定が記憶され、現在の照明状態についてネットワークを介して受信し、「照明状態M55」に記憶する。
なお、現在の時刻については、管理事務所に備えるタイマ(図示せず)や、ネットワークから取得する時刻情報などを利用する。
また、常に明るい状態の監視カメラの設置場所であり、照明装置そのものが必要ではなく、照明装置12を備えていない監視カメラが含まれる場合もあるが、その場合は、M54、M55は設定されないこととなる。
また、常に明るい状態の監視カメラの設置場所であり、照明装置そのものが必要ではなく、照明装置12を備えていない監視カメラが含まれる場合もあるが、その場合は、M54、M55は設定されないこととなる。
このように、本実施の形態による監視カメラシステムにおいては、監視カメラ40の設置場所に応じて光量検出部39を設置し光量検出に応じて照明装置12を動作させ、また、光量検出部39を設置しない場所では照明時間帯を予めスケジューリングしておき、照明装置12をスケジュールに従って動作させる。
そして、照明装置12を動作させる場合には、パン・チルト可動部35による監視カメラ40が撮像する方向及び、その方向により撮像する範囲とその焦点と、照明装置12の照明する範囲とその焦点を可動ユニット2によりに連動させ、従って、撮像範囲とその焦点、及び、照明範囲とその焦点とをほぼ合致させるように制御することができる。
そして、照明装置12を動作させる場合には、パン・チルト可動部35による監視カメラ40が撮像する方向及び、その方向により撮像する範囲とその焦点と、照明装置12の照明する範囲とその焦点を可動ユニット2によりに連動させ、従って、撮像範囲とその焦点、及び、照明範囲とその焦点とをほぼ合致させるように制御することができる。
また、光量検出部39により検知した明るさは、カメラ制御部38よりネットワークを介して管理事務所に送信されるので、任意に設定する明るさの値を変更したり、スケジュールされている照明させる時間帯以外の時間帯の場合にも操作部42の操作入力により照明装置12を動作させたりすることができる。
また、管理事務所のモニタ43には、各監視カメラ40が撮像した画像情報を個別、または複数表示し(例えば、4画面表示とした場合は、4つの監視カメラ40の撮像画面は4分割した表示として表示される)、また、現在の照明装置の動作状態を当該監視カメラの撮像画面表示に重畳して表示させることにより、監視カメラの照明装置が照明しているか否かを把握することができる。
さらに、操作部42の操作入力により、任意の監視カメラのパン・チルト部を可動させることにより撮像する方向を変更し、その変更に基づく監視カメラの撮像範囲やその焦点の変更が為され、それに連動して、照明装置の照明範囲やその焦点の変更が為される。
さらに、操作部42の操作入力により、任意の監視カメラのパン・チルト部を可動させることにより撮像する方向を変更し、その変更に基づく監視カメラの撮像範囲やその焦点の変更が為され、それに連動して、照明装置の照明範囲やその焦点の変更が為される。
以上、本発明によれば、監視カメラの焦点距離及び撮影範囲に応じて、前記照明装置の照明配光特性を任意に変化させる制御をする監視カメラの照明装置及び監視カメラ、監視カメラシステムであって、照明装置の発光部を可動させてレンズや反射板との距離を変化させることで、照射配光特性を変化できるようにし、それにより照射配光特性を、照らしたい視野や距離に合わせて最適に制御することができるものである。
また、本発明によれば、照明装置の発光部を電動等の可動式とし、レンズや反射板との組合せにより、照射配光特性を変化できるようにしたものである。
そして、監視カメラの電動式等のズームレンズと、前記照明装置の発光部の可動させる機構部分との組合せにおいて、照明装置の照射配光特性をレンズのズーム率に対して、最適に制御することが可能になる。
また、同じ消費電力の発光部でも光軸を絞ることにより強い光が得られ、また、照射面の大きさにより照明の明るさを調整することができるため、省電力の照明装置及びそれを備えた監視カメラ、監視カメラシステムとすることができる。
そして、監視カメラの電動式等のズームレンズと、前記照明装置の発光部の可動させる機構部分との組合せにおいて、照明装置の照射配光特性をレンズのズーム率に対して、最適に制御することが可能になる。
また、同じ消費電力の発光部でも光軸を絞ることにより強い光が得られ、また、照射面の大きさにより照明の明るさを調整することができるため、省電力の照明装置及びそれを備えた監視カメラ、監視カメラシステムとすることができる。
1:発光部、2:可動ユニット、3:照明レンズ、4:照明反射板、
11:カメラ本体、12:照明装置、13:カメラレンズ、14:設置台、15:パン・チルト部、16:ケーブル、17:支持台、
31:撮像範囲演算部、32:焦点演算部、33:レンズ可動部、34:撮像部、15:パン・チルト可動部、36:方向演算部、37:カメラメモリ、38:カメラ制御部(CPU)、光量検出部39、
40:監視カメラ、41:制御装置、42:操作部、43:モニタ、44:制御メモリ。
11:カメラ本体、12:照明装置、13:カメラレンズ、14:設置台、15:パン・チルト部、16:ケーブル、17:支持台、
31:撮像範囲演算部、32:焦点演算部、33:レンズ可動部、34:撮像部、15:パン・チルト可動部、36:方向演算部、37:カメラメモリ、38:カメラ制御部(CPU)、光量検出部39、
40:監視カメラ、41:制御装置、42:操作部、43:モニタ、44:制御メモリ。
Claims (4)
- 監視カメラの撮像に際して照明を行う照明装置において、
前記監視カメラの焦点距離、または撮影範囲、または焦点距離と撮影範囲に応じて、前記照明装置の照明配光特性を制御することを特徴とする監視カメラの照明装置。 - 監視カメラの撮像に際して照明を行う照明装置において、
前記照明装置は少なくとも発光部と該発光部を可動させる可動部と、発光部の発光を増強するレンズ、または反射板、またはこれら両方の組合せより構成され、
前記発光部を可動させることにより、前記レンズ、または、反射板、またはこれら両方の組合せとの距離を変化させ、
これにより当該照明装置の照射配光特性を変化させることを特徴とする監視カメラの照明装置。 - 照明装置を備えた監視カメラにおいて、
前記照明装置は少なくとも発光部と該発光部を可動させる可動部と、発光部の発光を増強するレンズ、または反射板、またはこれら両方の組合せより構成され、
前記照明装置の照明配光特性は、前記監視カメラの撮影方向に関連付けられた前記焦点距離、または撮影範囲、または焦点距離と撮影範囲に応じて演算され、
該演算の結果に基づいて前記発光部を前記可動部により可動させ、
前記発光部と、前記レンズ、または、反射板、またはこれら両方の組合せとの距離を変化させることにより前記照明配光特性を制御することを特徴とする監視カメラ。 - 前記請求項3記載の監視カメラを少なくとも1つ設置し、該少なくとも1つの監視カメラと管理事務所より構成される監視カメラシステムにおいて、
予め任意に設定した時間帯に前記照明装置の照明を行うようにスケジュールを設定し、
前記管理事務所の記憶手段に前記スケジュールを記憶したことを特徴とする監視カメラシステム。
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