JP2005093466A - リーケージインダクタンス調節機能を具有する変圧器 - Google Patents

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君毅 張
Tzu-To Chui
子鐸 屈
Kyosho Go
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YOSHO DENSHI KOFUN YUGENKOSHI
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YOSHO DENSHI KOFUN YUGENKOSHI
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Abstract

【課題】製造コストを抑えつつ、リーケージインダクタンス変異量を調整する機能を附加するべく、リーケージインダクタンス調節機能を具有する変圧器を提供する。
【解決手段】主にボビン2と鉄心部3(31、32)と励磁部5とより構成するが、該ボビンには空洞部21及び側面に第一コイル巻き付け部221と第二コイル巻き付け部222をそれぞれ設け、磁気回路を形成するべく該鉄心3部を該ボビン空洞部21内に定位し、更にリーケージインダクタンスの分布を調整するべくコイルとの間に相対して自由に移動する距離を設けて該励磁部5を設置する。
【選択図】 図2

Description

本発明はリーケージインダクタンス調節機能を具有する変圧器に係り、特にインバータモジュール中に応用され、リーケージインダクタンス調整機能を具有する変圧器に関わる。
モニタ製造技術が発展する中で、小型化と軽量化が進んでいる。特に液晶モニタはその厚さがますます薄くなる傾向にあり、スペースをとらないことや、従来のCRTと呼ばれる陰極線管によるモニタよりも高画質であることで、現在のモニタ市場の主流となっている。
従来の一般的な液晶モニタにはバックライトモジュールが用いられており、内部には高圧駆動ランプが設けられており、この類のランプは通常インバータモジュールによって駆動するものである。該インバータモジュール内には駆動回路以外に、メインとなる電力変換用の変圧器が設けられている。
また公知の変圧器においては、図1に示すように、ボビン10側面にスペース11,12が突起して設けられており、一次コイル及び二次コイルがそれぞれ該ボビン10のスペース11区域と複数が一組となったスペース12区内に形成されている励磁コイル15と感応コイル16となって巻き付けられている。該ボビン10には空洞部を具有し、対応するE字型鉄心13,14が該空洞部の両側より挿入される個所を提供している。更に該ボビン10両側にはリード端子17が設けられており、該励磁コイル15と該感応コイル16が該リード端子17によって外部の回路と接続される。
しかし上述のような変圧器の励磁コイル15と感応コイル16が励磁されて相通する際、完全にカップリングされないで変圧器に磁束の漏れが生じることを免れられない、或いはコイルの構造のわずかな変化によって変圧器のリーケージインダクタンス値に影響を来たすなどの問題がある。
引き続き図1に示すように、リーケージインダクタンスを増加させるべく、ボビン上の励磁コイル15と感応コイル16の間に空のボビン18を形成する方法もあるが、大量生産では変圧器のリーケージインダクタンス変異量を制御するのが容易でなく、品質チェックの際に一旦規定に合わないと測定されてしまった場合には、完全な製品にするべく巻き直しをするか或いは廃棄処分となってしまい、コストを大幅に上げる要因となってしまう。
そこで製造コストを抑えつつ、リーケージインダクタンス変異量を調整する機能を附加するべく、本発明のリーケージインダクタンス調節機能を具有する変圧器を提供する。
主にボビンと鉄心部と励磁部とより構成するが、該ボビンには空洞部及び側面に第一コイル巻き付け部と第二コイル巻き付け部をそれぞれ設け、磁気回路を形成するべく該鉄心部を該ボビン空洞部内に定位し、更にリーケージインダクタンスの分布を調整するべくコイルとの間に相対して自由に移動する距離を設けて該励磁部を設置する。
本発明によると、リーケージインダクタンスを再調整する機能を設けたことで、リーケージインダクタンス変異量を修正する目的が達成された。
図2,3に示すように、本発明のリーケージインダクタンス調節機能を具有する変圧器は、主にボビン2、鉄心部3、励磁部5より構成されており、該励磁部5と該ボビン2間には励磁調整部4が設けられている。
該ボビン2内部には空洞部21が、また該ボビン2上にはスペース22を具有し、第一コイル巻き付け部221と第二コイル巻き付け部222に隔てられている。また該ボビン2両側に形成された側壁23は、該励磁調整部4が設置される個所を提供し、該側壁23至端には外部の回路と連結するべくリード端子24が設けられている。本実施例中では該一次コイルが励磁コイル25、二次コイルが感応コイル26と定義づけられる。
該鉄心部3は、第一鉄心31と第二鉄心32とより構成され、該第二鉄心32は該ボビン2中の空洞部21内に延伸して収容されており、該第一鉄心31と第二鉄心32を相互に結合させて磁気回路を形成している。
該励磁調整部4は、可動パイロット腔41が設けられており、両側にはそれぞれ該ボビン2の側壁23に対応した連結架42が設けられており、該連結架42を該側壁23に合わせて定位することで、該励磁調整部4を該ボビン2上に定位し、該可動パイロット腔41内に該励磁部5が可動な状態で設置され、こうして磁束の漏れを調整する。
図4に示すように、増設された該励磁部5は該ボビン空洞部21の軸心方向に沿って移動するが、該励磁コイル25と該感応コイル26に対して移動する距離d1が大きいほど、該励磁部5は該励磁コイル25から離れるのであり、つまり該感応コイル26の部分の磁束漏れを減少しても反対方向は相対して増加するため、リーケージインダクタンスを調整する目的が達成されるのである。
また図5に示すように、該励磁部5は上記と異なる方向にボビンを結合させてもよく、そうした場合には該励磁部5とボビン間に、軸心に対して垂直に移動する移動距離d2が生じる。本実施例中では該励磁部5の移動距離d2が励磁コイル25と感応コイル26に接近した際、一部の磁束漏れを増加させるが、逆に該励磁コイル25と感応コイル26を離れると一部の磁束漏れが減少し、こうすることで必要に応じてリーケージインダクタンス値が調整され、該変圧器のリーケージインダクタンスの分布に調整機能を与える。
公知における変圧器の立体分解図である。 本考案における第一実施例の立体分解図である。 本考案における第二実施例組み立て後の側面図である。 本考案の変圧器において、リーケージインダクタンスがd1方向で調整される様子を示す図である。 本考案の変圧器において、リーケージインダクタンスがd2方向で調整される様子を示す図である。
符号の説明
10 ボビン
11,12 スペース
13,14 鉄心
15 励磁コイル
16 感応コイル
17 リード端子
18 空のコイル
2 ボビン
21 空洞部
22 スペース
221 第一コイル巻き付け部
222 第二コイル巻き付け部
23 側壁
24 リード端子
25 励磁コイル
26 感応コイル
3 鉄心部
31 第一鉄心
32 第二鉄心
4 励磁調整部
41 可動パイロット腔
42 連結架
5 励磁部

Claims (3)

  1. ボビンと鉄心部と励磁部とより構成される変圧器において、
    空洞部を具有し、側面が第一コイル巻き付け部と第二コイル巻き付け部とに区分されている該ボビンと、
    該ボビン空洞部内に定位されて磁気回路を形成する該鉄心部と、
    コイルとの間に自由に移動する距離を具有し、リーケージインダクタンスを調整する該励磁部と、
    より構成されることを特徴とするリーケージインダクタンス調節機能を具有する変圧器。
  2. 該鉄心部には、延伸して該ボビン空洞部に進入する延伸部が一つ以上設けられていることを特徴とする請求項1記載のリーケージインダクタンス調節機能を具有する変圧器。
  3. 該ボビン或いは鉄心部上には更に励磁調整部が設けられており、該励磁部が該励磁調整部内にて移動することを特徴とする請求項1記載のリーケージインダクタンス調節機能を具有する変圧器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008034662A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Sumida Corporation 多出力トランス
JP2008124130A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Sumida Corporation インバータトランス
JP2010003855A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Taiyo Yuden Co Ltd インバータトランス

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