JP2005092807A - ラダー図編集装置、ラダー図編集方法、ラダー図編集プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ラダー図編集装置、ラダー図編集方法、ラダー図編集プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】セルの表示幅を任意に変更可能なラダー図編集装置等を実現する。
【解決手段】ラダー図編集装置は、プログラマブルコントロール装置のプログラム開発用のラダー図を編集する。このラダー図編集装置は、ラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域と、前記ラダー図表示領域を構成する任意のセルにつき表示の縦または横の少なくともいずれかの幅を変更するセル幅変更部19と、前記ラダー図表示領域を構成する任意のセルにつき構成要素に関する情報を入力するための入力部18と、前記入力部及び/又はセル幅変更部での指定に対応して、ラダー図を再描画するための描画部20とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、プログラマブルコントロール装置等に使用されるラダー図を作成、編集するためのラダー図編集装置、ラダー図編集方法、ラダー図編集プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体に関する。
プログラマブルコントローラ、プログラマブルロジックコントローラ、PLC、シーケンサ等と呼ばれるプログラマブルコントロール装置(以下、PLCという)による制御シーケンスを定めるプログラムには、ラダー図(ラダーダイヤグラム)形式やニモニック形式で記述される。ラダー図には、回路図がはしご状に描かれており、両端の垂直な二つの母線が動力をシンボリックに表わし、その間で水平に結ぶ平行な線上にリレー接点回路の動力の流れが示される。このようなラダー図を作成、編集するには、専用のラダー図編集装置やラダー図編集プログラムが使用される。
これらのラダー図編集装置等では、画面上のラダー図表示領域にラダー図を構成する母線と共に、碁盤目状に補助線を表示し、ユーザは所望の位置に所望の各命令語、オペランド、コメントなどを入力してラダー図を作成していく。ラダー図は図1に示すように、補助線で囲まれたマス目状のセルで構成され、セル毎に所望の構成要素を配置するようにして作成される。セル毎に構成要素の命令語やオペランド、コメントを記入する欄が設けられている。このようにして作画されるラダー図は、PLCで制御対象機器をモニタする際の画面の描画速度を保つため、1枚のデバイスコンテキストに直接ラダー図を描画して表示している。
しかしながら、従来のラダー図編集装置やラダー図編集プログラムでは、ラダー図表示領域を構成する各セルの表示幅が一定値に固定されており、またこれに対応して命令語やオペランド、コメント等の記入欄もそれぞれ一定値に固定されていた。このため、ユーザは一定以上の文字列を入力することができなかった。ラダー図の使用態様や仕様などによっては、入力、表示すべき各命令語、オペランド、コメント等の情報量が増えることがある。例えば、32Bit値やインデックスデバイス付のデバイスなど場合は、オペランド文字列が長くなる。このような場合にセルの幅が固定されてしまうと、すべての情報を表示することが困難となる。例えば制限以上の文字列を記入しても表示されない、あるいは切り捨てられてしまうこととなり、1セルに表示したい情報量が増えても入力を省略するしかなく、ユーザ側に不便となっていた。
この理由の一つは、各セルの縦横の幅を任意に変更できるようにすると技術的に制御が面倒になることであった。図2に示すように、各セルの幅を自由に設定可能とすると、セル毎に幅情報、高さ情報を持たせる必要があり、情報量が増えて処理も重くなる。特に行および列単位での描画制御が必要となって描画処理がより複雑になる。一方、セルの幅および高さを固定することで、図3に示すように、セルを画面に表示させる際に繰り返し描画を行うことでセルを表現でき、表示画面の描画の制御が容易であるという理由もあった。
一方、予めセルの幅を広くとることで多くの表示幅および入力欄を確保し、長い文字列でも入力、表示できるようにしたラダー図編集装置等が存在する。しかしながら、この構成では各セルの表示幅が大きくなる分、ラダー図の表示効率が悪くなるという問題があった。図4に示すように、セルが大きくなるとその分だけラダー図の表示可能な領域が狭くなる。ラダー図の特定の狭い範囲しか表示できないため、ラダー図の他の部分を確認するためには、画面をスクロールするか、ラダー図を縮小して表示しなければならない。いずれも多くのキー操作が必要となって表示変更に手間がかかる。特に固定幅でセルを表示するラダー図は、回路として表示する必要性の低いラダー回路部分も表示しているため、1画面で表示可能な情報量が少なくなってしまい、効率が悪くなる。また縮小表示では表示される文字の大きさが小さくなるため、多くの文字列を記入しても読みづらくなるという問題もある。
特開2003−84813号公報
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものである。本発明の主な目的は、セルの幅を任意に変更可能なラダー図編集装置、ラダー図編集方法、ラダー図編集プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1のラダー図編集装置は、プログラマブルコントロール装置のプログラム開発用のラダー図を編集するためのラダー図編集装置であって、ラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域と、前記ラダー図表示領域を構成する任意のセルにつき表示の縦または横の少なくともいずれかの幅を変更するセル幅変更部と、前記ラダー図表示領域を構成する任意のセルにつき構成要素に関する情報を入力するための入力部と、前記入力部及び/又はセル幅変更部での指定に対応して、ラダー図を再描画するための描画部とを備える。
また、本発明の請求項2のラダー図編集装置は、請求項1に記載のラダー図編集装置であって、前記描画部が、前記ラダー図表示領域を構成するセルの内、構成要素に関する情報が入力されたセルにつき、入力された情報の全体が表示されるようにセルの表示幅を調整することを特徴とする。
さらに、本発明の請求項3のラダー図編集装置は、請求項1または2に記載のラダー図編集装置であって、前記描画部が、前記ラダー図表示領域を構成するセルの内、構成要素に関する情報が入力されていないセルにつき、表示幅を狭く調整することを特徴とする。
さらにまた、本発明の請求項4のラダー図編集装置は、請求項1から3のいずれかに記載のラダー図編集装置であって、前記描画部が、前記ラダー図表示領域を構成するセルの内、構成要素に関する情報が入力されたセルにつき、入力された情報の全体が表示されるように表示される文字または図形の大きさを調整することを特徴とする。
さらにまた、本発明の請求項5のラダー図編集装置は、請求項1から4のいずれかに記載のラダー図編集装置であって、前記描画部が、構成要素に関する情報に変更があったセルのみを再描画して、ラダー図を表示することを特徴とする。
さらにまた、本発明の請求項6のラダー図編集装置は、請求項1から5のいずれかに記載のラダー図編集装置であって、前記セル幅変更部がグリッドコントロールを使用して前記ラダー図表示領域を構成する任意のセルにつき表示の縦または横の少なくともいずれかの幅を変更することを特徴とする。
また、本発明の請求項7のラダー図編集方法は、プログラマブルコントロール装置のプログラム開発用のラダー図を編集するためのラダー図編集方法であって、ラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域の内、任意のセルにラダー図の構成要素に関する情報が入力、変更されると、該セルにて入力された情報の略全体が表示されるようにセルの縦または横の少なくともいずれかの表示幅を変更するステップを備える。
さらに、本発明の請求項8のラダー図編集方法は、プログラマブルコントロール装置のプログラム開発用のラダー図を編集するためのラダー図編集方法であって、ラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域の内、任意のセルにラダー図の構成要素に関する情報が入力、変更されると、該セルにて入力された情報の略全体が表示されるように、表示対象の文字または図形の大きさを調整するステップを備える。
さらにまた、本発明の請求項9のラダー図編集方法は、請求項7または8に記載のラダー図編集方法であって、さらにラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域の内、ラダー図の構成要素に関する情報が入力されていないセルにつき、該セルの縦または横の少なくともいずれかの表示幅を狭く調整するステップを備えることを特徴とする。
さらにまた、本発明の請求項10のラダー図編集方法は、請求項7から9のいずれかに記載のラダー図編集方法であって、さらに構成要素に関する情報に変更があったセルのみを再描画して、ラダー図を表示するステップを備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項11のラダー図編集プログラムは、プログラマブルコントロール装置のプログラム開発用のラダー図を編集するためのラダー図編集プログラムであって、コンピュータに、ラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域の内、任意のセルにラダー図の構成要素に関する情報が入力、変更されると、該セルにて入力された情報の略全体が表示されるようにセルの縦または横の少なくともいずれかの表示幅を変更する機能を実現させることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項12のラダー図編集プログラムは、プログラマブルコントロール装置のプログラム開発用のラダー図を編集するためのラダー図編集プログラムであって、コンピュータに、ラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域の内、任意のセルにラダー図の構成要素に関する情報が入力、変更されると、該セルにて入力された情報の略全体が表示されるように、表示対象の文字または図形の大きさを調整する機能を実現させることを特徴とする。
さらにまた、本発明の請求項13のラダー図編集プログラムは、請求項11または12に記載のラダー図編集プログラムであって、さらにラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域の内、ラダー図の構成要素に関する情報が入力されていないセルにつき、該セルの縦または横の少なくともいずれかの表示幅を狭く調整する機能を実現させることを特徴とする。
さらにまた、本発明の請求項14のラダー図編集プログラムは、請求項11から13のいずれかに記載のラダー図編集装置であって、さらに構成要素に関する情報に変更があったセルのみを再描画して、ラダー図を表示する機能を実現させることを特徴とする。
また、本発明の請求項15に記載されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、請求項11から14のいずれかに記載されるラダー図編集プログラムを格納したものである。記録媒体には、CD−ROM、CD−R、CD−RWやフレキシブルディスク、磁気テープ、MO、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RW、blu−layディスク、AOD等の磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリその他のプログラムを格納可能な媒体が含まれる。また上記のプログラムは、ネットワークを介してダウンロード可能な形態も含まれる。
本発明のラダー図編集装置、ラダー図編集方法、ラダー図編集プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体によれば、ラダー図を構成するセル毎に縦や横の表示幅を変更できるため、ラダー図を効率よく表示することができる。特に限られたラダー図の表示スペースにおいては、ユーザが所望する情報を広く表示するとともに、不要な情報は狭く表示することで、限られた表示スペースを有効利用できる。一画面で必要な情報を表示することにより、スクロールなどの手間を省くことができ、プログラム編集作業等の能率が良くなる。また、グリッドコントロールを使用することで、ラダー図の描画処理も簡素化できる。さらに、ラダー図を再描画する際に、更新された部分のみを再描画することで、不要な描画処理を排除して描画速度を向上させることもできる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するためのラダー図編集装置、ラダー図編集方法、ラダー図編集プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体を例示するものであって、本発明はラダー図編集装置、ラダー図編集方法、ラダー図編集プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体を以下のものに特定しない。
また、本明細書は特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。
本明細書においてラダー図編集装置、ラダー図編集方法、ラダー図編集プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ラダー図の作成や編集、検索を行うシステムそのもの、ならびにラダー図の編集や検索に関連する入出力、表示、演算、通信その他の処理をハードウェア的に行う装置や方法に限定するものではない。ソフトウェア的に処理を実現する装置や方法も本発明の範囲内に包含する。例えば汎用の回路やコンピュータにソフトウェアやプログラム、プラグイン、オブジェクト、ライブラリ、アプレット、コンパイラ、モジュール、特定のプログラム上で動作するマクロ等を組み込んでラダー図の編集や検索そのものあるいはこれに関連する処理を可能とした汎用あるいは専用のコンピュータ、ワークステーション、端末、携帯型電子機器、PDCやCDMA、W−CDMA、FOMA(登録商標)、GSM、IMT2000や第4世代等の携帯電話、PHS、PDA、ページャ、スマートフォンその他の電子デバイスも、本発明のラダー図編集装置、ラダー図編集方法、ラダー図編集プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体の少なくともいずれかに含まれる。また本明細書においては、プログラム自体もラダー図編集装置に含むものとする。また本プログラムは単体で使用するものに限られず、特定のコンピュータプログラムやソフトウェア、サービス等の一部として機能する態様や、必要時に呼び出されて機能する態様、OS等の環境においてサービスとして提供される態様、環境に常駐して動作する態様、バックグラウンドで動作する態様やその他の支援プログラムという位置付けで使用することもできる。
本発明の実施の形態において使用されるラダー図編集装置とこれに接続される操作、制御、表示、その他の処理等のためのコンピュータ、プリンタ、外部記憶装置その他の周辺機器との接続は、例えばIEEE1394、RS−232xやRS−422、USB等のシリアル接続、パラレル接続、あるいは10BASE−T、100BASE−TX、1000BASE−T等のネットワークを介して電気的、あるいは磁気的、光学的に接続して通信を行う。接続は有線を使った物理的な接続に限られず、IEEE802.1x、OFDM方式等の無線LANやBluetooth等の電波、赤外線、光通信等を利用した無線接続等でもよい。さらにデータの交換や設定の保存等を行うための記録媒体には、メモリカードや磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等が利用できる。なお本明細書においてラダー図編集装置とは、ラダー図編集装置本体のみならず、これにコンピュータ、外部記憶装置等の周辺機器を組み合わせた制御システムも含む意味で使用する。
図5に、ラダー図編集装置を接続した制御システムの一例を示す。この図に示す制御システムは、ラダー図編集装置を構成するラダー図編集プログラムを備えるコンピュータ1と、PLC2と、表示器3を備える。
PLC2は制御対象機器である入出力機器4を接続し、これらを制御する装置である。PLC2は、内蔵するCPU部によって制御機能プログラムに従い、ラダー図編集プログラムで作成されたラダープログラムで定められた手順で、入出力機器4の動作を制御する。
表示器3は、PLC2に接続され、PLC2やPLC2で制御される入出力機器4の動作状態を設定し表示する。また表示器3には、制御対象機器を接続するための入出力ユニットなどを搭載することによってPLCの制御機能を備えたプログラマブル表示器を使用しても良い。あるいはソフトウェアで動作するいわゆるオープンコントローラ(ソフトウェアPLC)とすることもできる。
ラダー図編集プログラムを備えるコンピュータ1は、汎用的なコンピュータであり、CPU5、メモリ部6、表示部7、入力デバイス8、外部記憶部9、インターフェース部10を備えている。CPU5は、コンピュータ1にインストールされているOS(オペレーティングシステム)上でラダー図編集プログラムを含む各種のアプリケーションプログラムを動作させる際の各部の制御や演算処理を行う。メモリ部6は、RAM、ROMなどのメモリを備えており、データの格納、一時的なデータ記憶、CPUの演算処理時における作業エリアの提供といった役割を果たしている。
表示部7は、CRT、LCD、あるいは液晶パネルやELパネルのような平板型表示素子によって構成されている。入力デバイス8は、キーボード、マウスなどの入力操作を行うための装置であり、特に、GUI環境下で動作するラダー図編集プログラムでの入力作業にはマウスなどのポインティングデバイスが好適である。外部記憶部9は、ハードディスク装置などの磁気ディスクドライブ、CD−ROMドライブなどの光ディスクドライブといった装置であり、少なくとも、記録媒体11に記録されたラダー図編集プログラムなどの情報を読み出すことができる装置を含んでいる。インターフェース部10は、表示器3やPLC2との間でデータ通信を行う入出力部である。ラダー図編集プログラムで作成されたラダープログラムは、このインターフェース部10を介してPLC2に転送され、PLC2内のメモリにダウンロードされる。
上記のコンピュータ1にインストールされて実行されるラダー図編集プログラム12は、ラダー図の構成要素に関する情報を入力するための入力部18と、後述するラダー図表示領域を構成する任意のセルにつき表示の縦横の幅を変更するセル幅変更部19と、入力部18やセル幅変更部19での指定に対応して、ラダー図を再描画するための描画部20とを備える。これらの部材や機能は、コンピュータ1内にソフトウェア的に実現され、実質的にはコンピュータ1のCPU5で実行される。
[ユーザインターフェース]
図6〜図8に、ラダー図編集プログラムの一インターフェース画面を示す。図6に示す画面は、ツリー表示部15と、ラダー図表示部16と、検索結果文字列表示部17を備える。なお、これらの画面において各入力欄や各ボタン等の配置、形状、表示の仕方、サイズ、配色、模様等は適宜変更できることはいうまでもない。デザインの変更によってより見やすく、評価や判断が容易な表示としたり操作しやすいレイアウトとすることもできる。例えば検索条件をウィザード形式で入力させるようにして、ユーザは質問に答えていくだけで必要な設定ができるようにしても良い。また、本明細書の説明では検索結果を別ウィンドウで表示させている場合や同一ウィンドウ内に表示している場合があるが、いずれか一方に変更したり両者を併用させても利用できることはいうまでもない。
これらのプログラムのユーザインターフェース画面において、仮想的に設けられたボタン類や入力欄に対するON/OFF操作、数値や命令入力等の指定は、ラダー図編集プログラムをインストールされたコンピュータ1に設けられた入力デバイスで行う。本明細書において「押下する」とは、ボタン類に物理的に触れて操作する他、入力デバイスによりクリックあるいは選択して擬似的に押下することを含む。入出力デバイスはコンピュータ1と有線もしくは無線で接続され、あるいはコンピュータ1に固定されている。一般的な入力デバイスとしては、例えばマウスやキーボード、スライドパッド、トラックポイント、タブレット、ジョイスティック、コンソール、ジョグダイヤル、デジタイザ、ライトペン、テンキー、タッチパッド、アキュポイント等の各種ポインティングデバイスが挙げられる。また、インターフェース画面を表示する表示部自体にタッチスクリーンやタッチパネルを利用して、画面上をユーザが手で直接触れることにより入力や操作を可能としたり、または音声入力その他の既存の入力手段を利用、あるいはこれらを併用することもできる。
なお、ラダー図編集プログラムをインストールされたコンピュータ1に接続された入出力デバイスから設定を行う態様の他、ラダー図編集プログラムやハードウェアをPLCに組み込み、PLC側で設定を行えるようにしても良い。この場合、入出力デバイスはPLCに設けられあるいは接続され、必要に応じて表示器やモニタ等が接続される。
[ツリー表示部15]
ツリー表示部15は、編集対象のユニットの設定や各モジュールを表示する。ここから、メインの作業領域であるラダー図表示部16で表示、編集等の作業を行いたい項目を選択する。選択された項目はハイライト表示されるとともに、選択された項目に応じてラダー図表示部16での表示内容が切り替えられる。
[ラダー図表示部16]
ラダー図表示部16は、編集対象のラダー図を表示する。ラダー図は、ラダー図表示領域に構成され、ラダー図表示領域の一部もしくは全体がラダー図表示部16で表示される。ラダー図表示領域の全体がラダー図表示部16の表示領域に収まらないときは、ラダー図表示領域の一部をラダー図表示部16で表示し、画面をスクロールして他の部分を表示する。また表示倍率を変更してラダー図表示領域の全体を表示したり、一部を拡大することもできる。
ラダー図表示領域は、図2〜図3、図6〜図8に示すように、水平方向および垂直方向にそれぞれ所定間隔で複数の補助線が描かれており、2本の母線が左右端部に配置される。図2、図3においては、母線を実線で示し、補助線を破線で示しているが、この例に限られるものでなく、例えば母線を太線、補助線を細線や色付き線など出表示することもできる。ラダー図表示領域はスプレッドシート状で、補助線はグリッドのように縦横の幅を自由に変更できる。これらの直交する補助線で囲まれた矩形状のセルが、基本単位となる。このようにラダー図表示領域は複数のセルで構成され、ユーザは所望の位置にあるセルを選択して、ラダー図を構成する構成要素に関する情報を入力する。
構成要素に関する情報には、各命令語、オペランドや、ユーザが任意に記入できるコメント等がある。これらは主に文字列で入力され、必要に応じて文字や図形などで表示される。
補助線で囲まれたセルは、初期状態では図7のように縦横を一定幅で表示している。この状態からデバイスなどの構成要素をセルに入力していく。セルの表示幅は、図8に示すように自由に調節できる。例えば、入力された文字列や表示されるシンボルの大きさに応じて、自動的にセルの高さや幅を調節し、入力内容が表示されるようにする。あるいは、ユーザが手動でセルの表示幅を所望の大きさに調整することもできる。例えば、補助線をダブルクリックすることで入力内容が表示できる表示幅に自動的に調整するように設定しても良い。また一方で、表示しなくてもよいラダー回路部分についてはセルの幅や高さを小さくする。これによって、ラダー図表示部16の1画面により多くの情報を表示させることができ、必要な箇所を大きく、不要な箇所を小さく表示して効率よく表示領域を利用できる。
あるいはまた、表示内容をすべて表示させる必要はなく、例えば表示幅を所定の大きさに設定することもできる。例えば入力内容を所定の文字数まで表示し、表示しきれない文字は非表示とする。この場合でも、保持される入力内容とセルの表示幅とは一致させる必要はない。言い換えると、表示幅に応じて入力された内容を切り捨てる必要はない。たとえ表示幅を一時的に小さくしても、入力された文字列はそのまま保持されるため、表示幅を大きくすれば文字列の全体を表示できる。
また、セルの表示幅を変更するのみならず、入力内容を拡大、縮小することもできる。例えばセルの表示幅に応じて、文字や図形を縮小して全体を表示できる大きさに変更したり、行や列で折り返して全体を表示させる。あるいは、文字のフォントの大きさを変更したり、表示に適したフォントに変更しても良い。さらに、上述した手法を適宜組み合わせても良いことはいうまでもない。
[デバイスコンテキスト]
一方で、ラダー図表示領域で構成されたラダー図をモニタ上で表示したりプリンタで印刷する等、ウィンドウズ(登録商標)における描画には、デバイスコンテキストが利用される。デバイスコンテキストは、ディスプレイやプリンタなどのデバイスの描画属性に関する情報を収容したウィンドウズ(登録商標)のデータ構造体である。ディスプレイデバイスやプリンタデバイスなどの表示デバイスを仮想化することで、ウィンドウズ(登録商標)アプリケーションは、特定のデバイスを意識することなく一枚のデバイスコンテキストに対して描画を行なう。すべての描画は、デバイスコンテキストオブジェクトを使って呼び出される。デバイスコンテキストオブジェクトは、線、図形、テキストを描画するウィンドウズ(登録商標)APIをカプセル化したものである。ウィンドウズ(登録商標)では、デバイスコンテキストを使って、デバイスに依存しない描画を行うことができる。デバイスコンテキストはスクリーン、プリンタ、メタファイルへの描画に使用される。
一般には、ラダー図の描画ルーチンが直接デバイスコンテキストを制御しており、各セルの例えば右上の描画開始位置を描画ルーチンが制御していた。ただデバイスコンテキストでラダー図を直接描画すると、セルの幅を変更しようとすれば制御が複雑になる。例えば各セル毎に高さや幅の情報を付加する必要があり、扱うべき情報量が多くなり処理の負担も重くなる。
[グリッドコントロール]
そこで本実施の形態では、直接デバイスコンテキストでラダー図を描画するのではなく、セルのグリッドを制御するコントロールを介在させることにより、グリッドがセル毎にデバイスコンテキストへの描画開始位置を制御している。この方法であれば、描画ルーチンはセル内の相対的な位置で描画を行えば良く、柔軟な制御が可能となる。グリッドコントロールを介してセルの幅を変更することで描画の制御は軽減される。グリッドコントロールは、データをグリッドと呼ばれる格子状に表示したり編集する手法である。格子を使って配列状に表示されるデータを扱う際には、配列を構成する特定の行や列について、入力内容の編集、削除、再配置、幅の調整などが可能となる。特に、グリッドコントロールで複数セルを制御する方法では、指定した数の横/縦のセルを生成し、かつ高さや幅を自由に変更できる。またセル毎の表示/非表示を容易に変更でき、さらにセルに対して値を設定、取得でき、加えてセル毎に個別に描画が行える。グリッドコントロールを利用することで、ラダー図表示領域におけるラダー図を表示するためのアルゴリズムを簡素化することができる。すなわち、グリッドごとに縦横の幅を変更できるようにすることで、必要なセルは表示幅を大きくし、重要でないセルについて表示幅を狭くする、あるいは0として、所望のセルを効率よく表示させることが可能となる。これによって、ラダー図表示部16で一画面で表示できる情報量を多くし、スクロールやジャンプなどの操作を少なくしプログラミング作業をしやすい環境を実現できる。
なお、本明細書において非表示とは、実質的な表示を行わない意味であり、例えば表示欄を省略する他、表示幅を狭くしたり圧縮、トリミングする等して文字や図形が判別できない状態とすることも含む。
またグリッドコントロールを使用することで、画面表示のアルゴリズムも簡素化される。すなわち、所望のセルについて表示幅を変更するためのアルゴリズムを作成してラダー図自体を加工しなくとも、グリッドコントロールによればラダー図をそのまま表示させつつ、各セルの縦横の幅を変更することで結果的に任意のラダー図の表示形態を実現できる。このため、ラダー図の表示においてもプログラム作成工数を減らして簡易なプログラムとすることができる。グリッドコントロールによる描画ルーチンの一例としては、グリッドコントロールが所定の描画開始位置を指定し、この位置を基準としてセル毎に繰り返し描画を行い、相対的に複数のセルを構成していく。グリッドコントロールは様々な規格、仕様のものが利用されており、マイクロソフトウィンドウズ(登録商標)においてはMS-FlexGrid(アクティブXコントロール)等がある。
一方、グリッドコントロールを介してラダー図の描画を行うと、一般に描画速度が遅くなる。ラダー図においては描画速度が速いことが求められる。例えば、PLCに接続された制御対象機器であるデバイスのON/OFFをモニタする際、ラダープログラムがPLCと通信し、デバイスの状態を数秒間隔などでモニタし、その結果をリアルタイムに表示する必要がある。このような際には、短時間で表示を更新する必要があり、ラダー図の描画速度が要求される。
そこで本実施の形態においては、変更されたセルについてのみグリッドの再描画を行い、変更のないセルはグリッドを維持することで、ラダー図の描画速度を上げている。まず、グリッドコントロールが各セルの位置と該セルに含まれるデバイス値の情報を、これらを対にした配列で記憶しておく。デバイスのモニタ中においては、PLCに対してデバイスの現在値を問い合わせる。そしてデバイス値に変更があったセルについてのみ、当該セル位置で再描画を行い、変更のないセルについては再描画の処理を行わない。例えばPLCに接続していないセルについては、再描画する必要がない。また横線はデバイス情報がないので、同じく再描画の必要はない。このように再描画が不要な部分については処理を省略し、必要箇所のみを再描画することによってラダー図全体の再描画を行う必要がなく、処理を大幅に低減して全体の描画速度を速くすることができる。
[検索結果文字列表示部17]
ラダー図編集プログラムは検索機能を備えており、検索結果文字列表示部17は、検索機能実行時に検索対象の文字列を含む行を一覧で表示するための領域である。検索は、文字列の検索であるため、プログラムをシンボルで表示するラダー図よりも文字列で表示するニモニック形式で行うのが好ましい。文字列の検索には既存のテキストエディタなどで利用される既知の手法や将来開発される文字列検索の手法が適宜利用できる。例えば大文字小文字、全角半角、長音記号の有無などの表記ゆれを考慮した曖昧検索、複数の検索キーワードによるAND検索やOR検索、NOT検索やGREP検索などが適宜利用できる。検索したい文字列としては、例えば命令語、デバイス名やPLCのアドレス、定数等のオペランド、コメント文等が挙げられる。また検索条件の指定には、範囲指定やワイルドカードの利用なども適宜採用できる。検索結果文字列表示部17は、図6に示すように画面の下部に一体的に表示する方式の他、別ウィンドウで表示させることもできるし、図7や図8のように非表示とすることもできる。
本発明のラダー図編集装置、ラダー図編集方法、ラダー図編集プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体によれば、ラダー図の内で必要な部分を広く表示し、あるいは不要な部位を狭く表示できるので、限られた表示スペースでラダー図を効率良く表示できる。このため、ラダー図の編集やデバッグ作業において、画面のスクロールや倍率変更などの操作を少なくでき、作業効率を改善できる。特にラダー図は入力と出力が中心で、左右の母線近傍に構成要素が配置されることが多く、逆に中間部分は空白であるなど、不要な領域も多くなる。そこで情報量の多い部分を中心に表示し、重要性の低い部分の表示を詰めることで、効率的な表示が可能となる。また、グリッドコントロールを利用してラダー図の構成要素に関する情報を表示することで、描画処理を簡素化できる。
また、ラダープログラムをPLCで実行し通信する際、制御対象機器のデバイスのON/OFFを所定周期でモニタしている。このとき、デバイスコンテキストで一回でラダー図を描画できるのであれば問題はないが、制御対象機器のデバイス毎に部分的に再描画を繰り返すと、再描画回数が増えるほど表示が遅くなり、パフォーマンスが悪くなる。このため、本実施の形態ではラダー図の描画速度を上げるために、モニタ中はグリッドの位置とデバイス値を対にした配列で記憶している。そしてPLCに対してデバイスの現在値を問い合わせ、値に変更があったセルのみ再描画することとし、変更のないセルは表示を維持させることで、描画処理を低減することで高速な描画を実現している。
以上、PLCのラダー回路をプログラミングする装置を説明したが、本発明はPLCを接続した用途に限定されるものでなく、ラダープログラムの作成、編集を行うあらゆるアプリケーションに適用できる。
また、本発明においてラダー図編集装置、ラダー図編集方法、ラダー図編集プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体とは、単にラダー図の編集のみを行う装置や方法、プログラム等に限定されるものでなく、作成、編集等したラダー図をPLCなどの外部接続機器に転送したり、PLCなどと通信して制御対象機器のモニタやデータ収集、結果表示などの処理を行う装置なども含む意味で使用する。
本発明のラダー図編集装置、ラダー図編集方法、ラダー図編集プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、作成したラダープログラムをPLCに転送して制御プログラムを実行させることができる。
ラダー図の一例を示すイメージ図である。 ラダー図のセルの縦横の幅を変更する状態を示す概略図である。 ラダー図のセルの縦横の幅を固定する状態を示す概略図である。 ラダー図のセルの縦幅を広く固定した状態を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るラダー図編集装置を接続した制御システムの一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るラダー図編集プログラムの一インターフェース画面を示すイメージ図である。 本発明の他の実施の形態に係るラダー図編集プログラムの一インターフェース画面を示すイメージ図である。 図7の画面でセルの表示幅を変更した状態を示すイメージ図である。
符号の説明
1…コンピュータ
2…PLC
3…表示器
4…入出力機器
5…CPU
6…メモリ部
7…表示部
8…入力デバイス
9…外部記憶部
10…インターフェース部
11…記録媒体
12…ラダー図編集プログラム
15…ツリー表示部
16…ラダー図表示部
17…検索結果文字列表示部
18…入力部
19…セル幅変更部
20…描画部

Claims (15)

  1. プログラマブルコントロール装置のプログラム開発用のラダー図を編集するためのラダー図編集装置であって、
    ラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域と、
    前記ラダー図表示領域を構成する任意のセルにつき表示の縦または横の少なくともいずれかの幅を変更するセル幅変更部と、
    前記ラダー図表示領域を構成する任意のセルにつき構成要素に関する情報を入力するための入力部と、
    前記入力部及び/又はセル幅変更部での指定に対応して、ラダー図を再描画するための描画部と、
    を備えることを特徴とするラダー図編集装置。
  2. 請求項1に記載のラダー図編集装置であって、
    前記描画部が、前記ラダー図表示領域を構成するセルの内、構成要素に関する情報が入力されたセルにつき、入力された情報の全体が表示されるようにセルの表示幅を調整することを特徴とするラダー図編集装置。
  3. 請求項1または2に記載のラダー図編集装置であって、
    前記描画部が、前記ラダー図表示領域を構成するセルの内、構成要素に関する情報が入力されていないセルにつき、表示幅を狭く調整することを特徴とするラダー図編集装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のラダー図編集装置であって、
    前記描画部が、前記ラダー図表示領域を構成するセルの内、構成要素に関する情報が入力されたセルにつき、入力された情報の全体が表示されるように表示される文字または図形の大きさを調整することを特徴とするラダー図編集装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のラダー図編集装置であって、
    前記描画部が、構成要素に関する情報に変更があったセルのみを再描画して、ラダー図を表示することを特徴とするラダー図編集装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のラダー図編集装置であって、
    前記セル幅変更部がグリッドコントロールを使用して前記ラダー図表示領域を構成する任意のセルにつき表示の縦または横の少なくともいずれかの幅を変更することを特徴とするラダー図編集装置。
  7. プログラマブルコントロール装置のプログラム開発用のラダー図を編集するためのラダー図編集方法であって、
    ラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域の内、任意のセルにラダー図の構成要素に関する情報が入力、変更されると、該セルにて入力された情報の略全体が表示されるようにセルの縦または横の少なくともいずれかの表示幅を変更するステップと、
    を備えることを特徴とするラダー図編集方法。
  8. プログラマブルコントロール装置のプログラム開発用のラダー図を編集するためのラダー図編集方法であって、
    ラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域の内、任意のセルにラダー図の構成要素に関する情報が入力、変更されると、該セルにて入力された情報の略全体が表示されるように、表示対象の文字または図形の大きさを調整するステップと、
    を備えることを特徴とするラダー図編集方法。
  9. 請求項7または8に記載のラダー図編集方法であって、さらに
    ラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域の内、ラダー図の構成要素に関する情報が入力されていないセルにつき、該セルの縦または横の少なくともいずれかの表示幅を狭く調整するステップを備えることを特徴とするラダー図編集方法。
  10. 請求項7から9のいずれかに記載のラダー図編集方法であって、さらに
    構成要素に関する情報に変更があったセルのみを再描画して、ラダー図を表示するステップを備えることを特徴とするラダー図編集方法。
  11. プログラマブルコントロール装置のプログラム開発用のラダー図を編集するためのラダー図編集プログラムであって、コンピュータに
    ラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域の内、任意のセルにラダー図の構成要素に関する情報が入力、変更されると、該セルにて入力された情報の略全体が表示されるようにセルの縦または横の少なくともいずれかの表示幅を変更する機能を実現させることを特徴とするラダー図編集プログラム。
  12. プログラマブルコントロール装置のプログラム開発用のラダー図を編集するためのラダー図編集プログラムであって、コンピュータに
    ラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域の内、任意のセルにラダー図の構成要素に関する情報が入力、変更されると、該セルにて入力された情報の略全体が表示されるように、表示対象の文字または図形の大きさを調整する機能を実現させることを特徴とするラダー図編集プログラム。
  13. 請求項11または12に記載のラダー図編集プログラムであって、さらに
    ラダー図を編集するための領域として、補助線を碁盤目状に表示し、補助線で囲まれたセルを単位として構成要素を作画可能なラダー図表示領域の内、ラダー図の構成要素に関する情報が入力されていないセルにつき、該セルの縦または横の少なくともいずれかの表示幅を狭く調整する機能を実現させることを特徴とするラダー図編集プログラム。
  14. 請求項11から13のいずれかに記載のラダー図編集装置であって、さらに
    構成要素に関する情報に変更があったセルのみを再描画して、ラダー図を表示する機能を実現させることを特徴とするラダー図編集プログラム。
  15. 請求項11から14のいずれかに記載されるラダー図編集プログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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