JP2005092027A - 露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インデクサーによるワークのインデックス時にワークの新たな被露光部位を露光位置に正確に位置決めできる露光装置を提供する。
【解決手段】 露光位置Pに送られた帯状のワーク12の被露光部位にマスク21,22のパターンを露光転写し、その後、送り手段でワーク12を所定の送り量で下流側に搬送するようにした露光装置において、送り手段は、露光位置Pの上流側及び下流側にそれぞれ配置されてワーク12の送り方向に一体的に移動可能な第1のインデクサー17及び第2のインデクサー18を備え、各インデクサー17,18は、露光後にワーク12をクランプして所定の送り量で下流側に搬送すると共に、該搬送後、前記クランプを解除した状態で元の位置に復帰して露光位置Pに送られたワーク12をクランプする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばフィルム状のFPC材やガラスエポキシ材を極薄くしたFR材等のワークにICパッケージ用配線回路を露光転写するのに好適な露光装置に関する。
従来のこの種の露光装置としては、例えば図3に示す両面露光装置が知られている。
図3において、符号1はフープ材等のワーク2をタクト送りで巻き出すための巻出し装置、3は露光位置Pの下流側に配置されて露光後のワーク2を巻き取るための巻取り装置である。
露光位置Pの近傍にはワーク2の撓みを極力小さくするために二個の支持ロール4a,4bが露光位置Pを間に挟むように配設され、二個の支持ロール4a,4bの外側には露光位置Pにあるワーク2を固定するための固定用クランプ5a,5bが配設されている。
また、上流側の固定用クランプ5bには、露光位置Pにあるワーク2に対してバックテンションを付与するためのバックテンションロール6が設けられ、下流側の固定用クランプ5aの巻取り装置3側には露光後のワーク2をクランプした状態で巻取り装置3側に所定量送り、その後、前記クランプを解除して元の位置に戻るインデクサー7が設けられている。
このインデクサー7の送り量に応じて巻出し装置1によるワーク2の巻出しと巻取り装置3によるワーク2の巻取りが行われる。なお、符号2aは巻出し装置1側と巻取り装置3側に設けられたワーク送りのバッファ部分である。
また、露光位置Pでのワーク2の表裏面にはそれぞれ所定の転写パターンを有する表マスク8及び裏マスク9が配置されている。各マスク8,9は図示しないマスク保持フレームに真空吸着等により保持されている。そして、露光位置Pでワーク2及び各マスク8,9同士のアライメント(ずれ補正)が行われた後、各マスク8,9をワーク2の表裏面に密着させた状態で各マスク8,9の外側に配置された平行光源10a,10bから各マスク8,9に向けて露光光を照射し、これにより、各マスク8,9のパターンがワーク2の表裏面に露光転写される。
この露光転写が行われた後、上述したインデクサー7でワーク2を巻取り装置3側に所定量送り、インデックス終了後、下流側の固定用クランプ5a又は両側の固定用クランプ5a,5bで露光位置Pに送られたワーク2を固定してワーク2のずれ量を小さくし、上記同様の工程で新たな露光転写が行われる。なお、露光時(アライメント終了後)は、露光位置Pにあるワーク2はマスク(マスク保持フレーム)に保持されているため、固定用クランプ5a,5bやバックテンションロール6により付与されるワーク2へのテンションを解除してワーク2の伸びや変形を小さくすることで、製品精度を確保する。
しかしながら、上記従来の露光装置においては、インデクサー7によるワーク2のインデックス時に、ワーク2を引っ張る力が大きく働いてワーク2を伸ばすため、インデクサー7でμm単位で位置決めしてもワーク2の伸びの影響でアライメント露光位置Pでは新たな被露光部位が数十μmの大きな位置ずれを起こしていまい、アライメントのリトライが増え、タクト時間を遅くするという問題がある。
また、インデクサー7によるワーク2のインデックス時、下流側の固定用クランプ5aから上流側固定用クランプ5b(又はバックテンションロール6)までの距離が長いと、その間に支持ロール4a,4bを配置してもワーク2に自重による撓みが生じることからワーク2に対するテンション力を大きくする必要がある。
このため、ワーク2が伸びた状態でマスク8,9のパターンの露光転写が行われることになり、露光後にテンションが解除されたワーク2のパターンが縮んでしまい、マスク8,9のパターンをワーク2に正確に露光転写できなくなるという問題がある。
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、インデクサーによるワークのインデックス時にワークの新たな被露光部位を露光位置に正確に位置決めすることができると共に、マスク側のパターンをワークに正確に露光転写することができる露光装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、露光位置に送られた帯状のワークの被露光部位にマスクのパターンを露光転写し、その後、送り手段で前記ワークを所定の送り量で下流側に搬送するようにした露光装置において、
前記送り手段は前記露光位置の上流側及び下流側にそれぞれ配置されて前記ワークの送り方向に一体的に移動可能な第1のインデクサー及び第2のインデクサーを備え、各インデクサーは、露光後に前記ワークをクランプして所定の送り量で下流側に搬送すると共に、該搬送後、前記クランプを解除した状態で元の位置に復帰して前記露光位置に送られた前記ワークをクランプすることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記露光位置に送られて前記各インデクサーでクランプされる前記ワークに対してバックテンションを付与するためのバックテンション付与手段を前記第1のインデクサー側に設けたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、前記露光位置の上流側近傍に前記ワークを支持する支持ロールを配設したことを特徴とする。
本発明によれば、露光後に各インデクサーによってワークをクランプした状態で下流側に送るようにしているので、ワークの次に露光する部位においてはインデクサーの送り動作による過大な引っ張り力は作用せず、ワークの伸びを防止することができ、これにより、露光後のワークのインデックス時にワークの新たな被露光部位をアライメント露光位置に正確に位置決めすることができる。
また、露光位置の上流側近傍にワークの撓みを極力小さくする支持ロールを配置したり、バックテンション付与手段によって露光位置に送られた各インデクサー間のワークに対してバックテンションを付与することで、ワークの撓みを小さくしてワークに付与するテンションを小さくすることができるので、露光後にテンションが解除されたワークのパターンが縮むのを防止することができ、これにより、マスクのパターンをワークに正確に露光転写することができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態である両面露光装置を説明するための概略図、図2は本発明の第2の実施の形態である両面露光装置を説明するための概略図である。
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態である両面露光装置を説明すると、図において符号11はフープ材等のワーク12を水平方向にタクト送りで巻き出すための巻出し装置、13は露光位置Pの下流側に配置されて露光後のワーク12を巻き取るための巻取り装置である。
巻出し装置11と巻取り装置13との間にはワーク12の搬送方向に沿って架台14が設置されており、該架台14の長手方向の両端部には巻出し装置11側及び巻取り装置13側でそれぞれワーク12を略水平方向に支持する支持ロール15a,15bが取り付けられている。
また、架台14上にはインデクサーテーブル16がワーク12の搬送方向に沿ってスライド可能に設けられており、該インデクサーテーブル16の露光位置Pの上流側の端部には第1のインデクサー(送り手段)17がワーク12の搬送方向に移動可能に取り付けられ、同下流側の端部には第2のインデクサー(送り手段)18が取り付けられている。
第2のインデクサー18は露光位置Pの下流側近傍に配置され、第1のインデクサー17は露光位置Pの上流側にインデクサーテーブル16のストローク+αだけ離間した位置に配置されており、露光位置Pの上流側近傍にはワーク12の撓みを極力小さくするための支持ロール19が第1のインデクサー17に干渉しないように設けられている。なお、前記ストロークの大きさは被露光部位の送り方向の幅以上とされるが、材料の歩留り向上のためにはできるだけこの幅に近い大きさが好ましい。
各インデクサー17,18は、インデクサーテーブル16が図1で最も左寄りに位置するときにおける第2のインデクサー18が表マスク21及び裏マスク22を保持する図示しないマスク保持機構と干渉せず、且つインデクサーテーブル16が図1で最も右寄りに位置するときにおける第1のインデクサー17(二点鎖線で示す)が支持ロール19と干渉しないという条件を満たしつつ、できるだけ小さな間隔で互いに離間配置されており、露光後にワーク12をクランプ(例えばエアシリンダ等を用いる)し、インデクサーテーブル16を所定の送り量で下流側に送ることにより該ワーク12を同方向に搬送して新たな被露光部位を露光位置Pに配置する。
そして、該搬送後は、アライメント、マスク密着等が完了した後に各インデクサー17,18によるワーク12のクランプが解除されてインデクサーテーブル16が元の位置に復帰する。
各インデクサー17,18によるワーク12の送り量に応じて巻出し装置11によるワーク12の巻出しと巻取り装置13によるワーク12の巻取りが行われる。なお、符号12aは巻出し装置11側と巻取り装置13側に設けられたワーク送りのバッファ部分である。
また、インデクサーテーブル16の第1のインデクサー17側には、該第1のインデクサー17を上流側に押すことで、露光位置Pに送られた各インデクサー17,18間のワーク12に対してバックテンションを付与するためのシリンダー装置(バックテンション付与手段)20が設置されている。
即ち、シリンダー装置20の本体(ハウジング)はインデクサーテーブル16上に固定されており、シリンダー装置20の伸縮可能なロッドが図1で本体の左端から突出し、その先端がインデクサー17に固定されている。
ここで、ワークのクランプ及びバックテンション付与の動作について説明する。
まず、図1の実線で示すように、インデクサーテーブル16が元の位置に復帰した状態で、各インデクサー17,18のそれぞれのクランプ部により、ワーク12をクランプする。このとき、支持ロール19がインデクサー17及び18の中央付近でワーク12を下から支持していることにより、各インデクサー17,18間のワーク12の撓みは小さく抑えられる。
次に、シリンダー装置20を作動させ、インデクサー17を図1で左方へ所定の力で押圧する。これにより、各インデクサー17,18間でのワーク12の撓み量を更に小さく抑えることができる。
シリンダー装置20による押圧力は上記のようなワーク12の自重による撓みを抑制するのに必要最低限の大きさに設定されており、ワーク12に過大な力が加わらないようにしている。以上で、クランプ及びバックテンション付与が完了となる。
露光位置Pでのワーク12の被露光部位の表裏面にはそれぞれ所定の転写パターンを有する表マスク21及び裏マスク22が配置されている。各マスク21,22は図示しないマスク保持フレームに真空吸着等により保持されている。
そして、露光位置Pでワーク12及び各マスク21,22同士のアライメント(ずれ補正)が行われた後、各マスク21,22をワーク12の表裏面に密着させた状態で各マスク21,22の外側にそれぞれ配置された平行光源23a,23bから各マスク21,22に向けて露光光を照射し、これにより、各マスク21,22のパターンがワーク12の表裏面に露光転写される。なお、露光時(アライメント終了後)は、露光位置Pにあるワーク12はマスク(マスク保持フレーム)に保持されるため、各インデクサー17,18によるワーク12のクランプ及びシリンダー装置20によるワーク12へのテンション付与は解除される。
上記露光転写が行われた後においては、上述した各インデクサー17,18によってワーク12をクランプした状態でインデクサーテーブル16を所定の送り量で下流側に送って該ワーク12を同方向に搬送して新たな被露光部位を露光位置Pに配置し、該搬送後に、各インデクサー17,18によるワーク12のクランプを解除してインデクサーテーブル16を元の位置に復帰させ、その後、露光位置Pに送られたワーク12を各インデクサー17,18でクランプしてワーク12のずれ量を小さくすると共に、シリンダー装置20によってワーク12にバックテンションを付与し、上記同様の工程を経て新たな露光転写が行われる。
このようにこの実施の形態では、露光後に各インデクサー17,18によってワーク12をクランプした状態で下流側に送るようにしているので、ワーク12のインデクサー17及び18の間の部位にインデクサー17,18の送り動作による過大な引っ張り力は作用せず、ワーク12の伸びを防止することができ、これにより、露光後のワーク12のインデックス時にワーク12の新たな被露光部位をアライメント露光位置Pに正確に位置決めすることができる。
また、露光位置Pの上流側近傍にワーク12の撓みを極力小さくする支持ロール19を配置すると共に、シリンダー装置20によって露光位置Pに送られた各インデクサー17,18間のワーク12に対してバックテンションを付与しているので、ワーク12の撓みを小さくしてワーク12に付与するテンションを小さくすることができ、これにより、露光後にテンションが解除されたワーク12のパターンが縮むのを防止することができ、マスク21,22のパターンをワーク12に正確に露光転写することができる。
次に、図2を参照して、本発明の第2の実施の形態である両面露光装置を説明する。
図2において、符号31はフープ材等のワーク32を鉛直方向上方にタクト送りで巻き出すための巻出し装置、33は露光位置Pの下流側(上方)に配置されて露光後のワーク32を巻き取るための巻取り装置であり、巻出し装置31と巻取り装置33は鉛直方向に長い架台34に取り付けられている。架台34の長手方向の両端部には巻出し装置31側及び巻取り装置33側でそれぞれワーク32を略鉛直方向に支持する支持ロール35a,35bが取り付けられている。
また、架台34上にはインデクサーテーブル36がワーク32の搬送方向(鉛直方向)に沿ってスライド可能に設けられており、該インデクサーテーブル36の露光位置Pの上流側の端部には第1のインデクサー(送り手段)37がワーク32の搬送方向に移動可能に取り付けられ、同下流側の端部には第2のインデクサー(送り手段)38が取り付けられている。
第2のインデクサー38は露光位置Pの下流側近傍に配置され、第1のインデクサー37は露光位置Pの上流側にインデクサーテーブル36のストローク+αだけ離間した位置に配置されており、露光位置Pの上流側近傍にはワーク32の撓みを極力小さくするための支持ロール39が第1のインデクサー37に干渉しないように設けられている。なお、前記ストロークの大きさは被露光部位の送り方向の幅以上とされるが、材料の歩留り向上のためにはできるだけこの幅に近い大きさが好ましい。
各インデクサー37,38は、インデクサーテーブル36が図2で最も下寄りに位置するときにおける第2のインデクサー38が表マスク41及び裏マスク42を保持する図示しないマスク保持機構と干渉せず、且つインデクサーテーブル36が図2で最も上寄りに位置するときにおける第1のインデクサー37(二点鎖線で示す)が支持ロール39と干渉しないという条件を満たしつつ、できるだけ小さな間隔で互いに離間配置されており、露光後にワーク32をクランプし、インデクサーテーブル36を所定の送り量で下流側に送ることにより該ワーク32を同方向に搬送して新たな被露光部位を露光位置Pに配置する。
そして、該搬送後は、アライメント、マスク密着等が行われた後、各インデクサー37,38によるワーク32のクランプが解除されてインデクサーテーブル36が元の位置に復帰する。
各インデクサー37,38によるワーク32の送り量に応じて巻出し装置31によるワーク32の巻出しと巻取り装置33によるワーク32の巻取りが行われる。なお、符号32aは巻取り装置33側に設けられたワーク送りのバッファ部分である。
また、インデクサーテーブル36の第1のインデクサー37側には、該第1のインデクサー37を上流側に押すことで、露光位置Pに送られた各インデクサー37,38間のワーク32に対してバックテンションを付与するためのシリンダー装置(バックテンション付与手段)40が設置されている。なお、ワーク32のクランプ及びバックテンション付与の動作は上記第1の実施の形態の場合と同様に行われる。
露光位置Pでのワーク32の被露光部位の表裏面にはそれぞれ所定の転写パターンを有する表マスク41及び裏マスク42が各マスク面を鉛直方向に沿わせて配置されている。各マスク41,42は図示しないマスク保持フレームに真空吸着等により保持されている。
そして、露光位置Pでワーク32及び各マスク41,42同士のアライメント(ずれ補正)が行われた後、各マスク41,42をワーク32の表裏面に密着させた状態で各マスク41,42の外側にそれぞれ配置された平行光源43a,43bから各マスク41,42に向けて露光光を照射し、これにより、各マスク41,42のパターンがワーク32の表裏面に露光転写される。なお、露光時(アライメント終了後)は、露光位置Pにあるワーク32はマスク(マスク保持フレーム)に保持されるため、各インデクサー37,38によるワーク32のクランプ及びシリンダー装置40によるワーク32へのテンション付与は解除される。
上記露光転写が行われた後においては、上述した各インデクサー37,38によってワーク32を再度クランプし、インデクサーテーブル36を所定の送り量で下流側に送って該ワーク32を同方向に搬送して新たな被露光部位を露光位置Pに配置し、該搬送後に、アライメント、マスク密着等を行った後に、各インデクサー37,38によるワーク32のクランプを解除してインデクサーテーブル36を元の位置に復帰させ、その後、露光位置Pに送られたワーク32を各インデクサー37,38でクランプしてワーク32のずれ量を小さくすると共に、シリンダー装置40によってワーク32にバックテンションを付与し、上記同様の工程を経て新たな露光転写が行われる。
この実施の形態では、ワーク32を鉛直方向に搬送しているので、自重で撓むワークを平坦にするためにワークに対して大きなテンションを付与する必要がなくなり、ワーク32の変形を最小限に抑えることができるため、マスク41,42のパターンをより正確にワーク32の表裏面に露光転写することができる。
また、各マスク41,42のマスク面は鉛直方向に沿って配置されるので、ワークに付着した塵等が落下してマスクに付着したり、マスクが自重で変形してマスクパターンがゆがんだりするのを防止することができる。
更に、ワーク32を鉛直方向に搬送することで装置を縦型にすることができるので、装置の設置スペースを小さくすることができ、この結果、装置を据え付けるクリーンルームも小さくなり、ランニングコストを削減することができる。その他の作用効果は上記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記各実施の形態では、ワーク12(32)の表裏面にマスク21,22(41,42)を配置して両面露光を行う場合を例示したが、これに限定されず、ワーク12(32)の片面のみにマスクを配置して露光を行う片面露光に本発明を適用できるのは勿論である。
更に、上記各実施の形態では、バックテンション付与手段としてシリンダー装置を例に採ったが、これに限定されず、適宜変更可能である。
更に、上記第2の実施の形態では、ワーク32を鉛直方向上方向に搬送する場合を例に採ったが、これに代えて、ワーク32を鉛直方向下方に搬送する場合にも本発明を適用できるのは言うまでもない。
本発明の第1の実施の形態である両面露光装置を説明するための概略図である。 本発明の第2の実施の形態である両面露光装置を説明するための概略図である。 従来の両面露光装置の一例を説明するための概略斜視図である。
符号の説明
12 ワーク
17 第1のインデクサー(送り手段)
18 第2のインデクサー(送り手段)
19 支持ロール
20 シリンダー装置(バックテンション付与手段)
21 表マスク
22 裏マスク
P 露光位置

Claims (3)

  1. 露光位置に送られた帯状のワークの被露光部位にマスクのパターンを露光転写し、その後、送り手段で前記ワークを所定の送り量で下流側に搬送するようにした露光装置において、
    前記送り手段は、前記露光位置の上流側及び下流側にそれぞれ配置されて前記ワークの送り方向に一体的に移動可能な第1のインデクサー及び第2のインデクサーを備え、各インデクサーは、露光後に前記ワークをクランプして所定の送り量で下流側に搬送すると共に、該搬送後、前記クランプを解除した状態で元の位置に復帰して前記露光位置に送られた前記ワークをクランプすることを特徴とする露光装置。
  2. 前記露光位置に送られて前記各インデクサーでクランプされる前記ワークに対してバックテンションを付与するためのバックテンション付与手段を前記第1のインデクサー側に設けたことを特徴とする請求項1に記載した露光装置。
  3. 前記露光位置の上流側近傍に前記ワークを支持する支持ロールを配設したことを特徴とする請求項1又は2に記載した露光装置。
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